2018年2月24日土曜日

溜まったカオスを、一挙出し!!




宿は明日から、冬休みです!! ローシーズン、長かった・・・。といっても、これまではローシーズンだから赤字の月があってもガマン・ガマンだったわけで、今後のハイシーズン期間中にまで苦しい経営が続くようならば、それこそ本当にキツいんですけどね。




さてさて。

前回の記事を読んだ友人から、「外国人ゲストが巻き起こしたトラブルの話を、具体的に書いてよねん笑」とのリクエストがありまして。今回は、その要望に応えようかと。

というか実はここしばらく、10月の末くらいからですかね、ウチの宿はけっこうなトラブル多発状態だったのです・・・(涙)。昨年6〜9月の頃には、大きなトラブルは一切なく、ずっと穏やかで楽しい毎日だったんですけどねぇ。10月から「2泊したら3泊目が無料」キャンペーンを開催したので、おそらくは、その影響が大です。これまでの同キャンペーンではそんなことはありませんでしたが、この四ヵ月間は、値段を(実質)安くした→残念なゲストが増える、の方程式が思いっきり成立してしまっておりました。



なお、僕はこのブログには「こんなヒドいゲストがいて、こんなヒドい目にあった」といった内容の記述は基本、書かないようにしております。僕が過去にそういった記事を書いたのは、迷惑なゲストにムチャクチャなことをされて、さらに僕がそれを注意した仕返しに、ブッキングサイトのレビュー等にクソミソに書かれたりヒドい採点を付けられたりしたケース、のみです。過去記事を読んでいただければ、わかると思います。

僕は、ちゃんと対価をいただいていますし、いちおうプロですからね。宿内で起きたトラブルは、僕から公に発信することはありません。相手に先に発信された場合、極端に言うとケンカを売られた場合にのみ、僕は反論に近い形でこのような記事を書くことがある、ということです。



というわけで、そろそろローシーズンも終わることですし、僕がこの四ヵ月でたまりにたまった怒りを今回、ここにブツけてしまおうと思います(笑)。これを読む方には、その強烈さをネタとして笑ってほしいのですが、特に同業者の方々には、共感とストレス発散をしてもらえればいいな、と思います。今度、業界内での集まりがありますので、それに向けてのネタ発信という思惑もあります。





【ケース①】ムチャクチャな理屈で、人のせいにされる。


一人の外国人女性ゲスト。三泊の滞在中は、特におかしなことはなく、いい人でした。「東京に友達がいるので以降はそちらに泊まる」とのことで(最初からそう言っていました)、四日目の朝、僕が出勤すると彼女はもうおらず。しかし、荷造りされた荷物だけが置き残されておりまして。

よくわからない状況でしたが、そのままその日は彼女は帰って来ず、「あぁ、チェックアウトしたのね。荷物を残して。いつ戻るのかも言わずに」「・・まぁ、またウチに泊まるということかもな」と、僕はポジティブに理解したわけです。荷物を残す場合は、みなさん僕にちゃんと報告なり了承を得るなりしますから、“何も言わずに荷物だけ残し”は、その時点でなかなか「ヤレヤレ・・」な行動だったのですが。


そしてさらに三日後、昼の13時過ぎに彼女は、フラッと帰って来まして。そしていきなり僕に「今日中に京都に行きたいから、バスを予約して!」とリクエスト。

僕:「今日中? もう昼過ぎじゃん。 ムリだよ」
ゲ:「ムリじゃない!」
僕:「新幹線なら、いくらでもあるけどさ。バスはもう夜行しかないよ、たぶん」
ゲ:「新幹線は高いからダメ! とにかく、今からでも間に合う昼行バスを探して!」

とのやりとりがあり僕は、高速バス予約サイトをいくつかチェックしてみたところ、14時10分・東京駅前発のを発見。他は、夜行しか残っておらず。

その時点で、13時20分。高砂から東京までは、電車で30〜35分程度。しかし、東京駅は超巨大で、分かりやすいバスターミナルもなく、バスの出発地点に辿り着くのは容易ではない。東京駅に14時に着けたとしても、バスの出発にはほぼ間違いなく、間に合わない。

しかし、それを彼女に説明しても、全然納得しない。「いいから、今すぐそのバスを予約して!」の一点張りで。「ムリだって!」「いいから、早くして!」の応酬があり、「間に合わなくても知らないよ」と念を押しながら、予約の手続きを超速で進めまして。

ネットの支払いは、もちろん彼女のクレジットカードで。僕が予約の完了までに費やしたのは、5分ほど。そして13時25分に、彼女は飛ぶように出て行きました。


・・・で、14時20分頃。彼女から電話があり。どうやら、泣いており。

「たった10分しか遅れなかったのに、バスはもう出発していた。バス会社に、返金を請求して!」

とのこと。僕はさすがに呆れ返り、これ以上振り回されるのはカンベンだと思い、やや怒り気味に「俺は何度もムリだと言った。返金請求なんて受理されるわけがない。全部、君の判断ミスだよ」と突き放したところ、なんと、なななんと、

「あんたが予約の手続きに時間をかけ過ぎたのが悪いんでしょ!」「 金返せ!!」

と、まさかの逆ギレ!! なんでやねん・なんでやねん・どないやねん!!!


そもそも、チェックアウトから三日も経ち、僕にコンシェルジュ的なサービスをさせている時点で、おかしいっちゅうのに!! 勝手に荷物だけ置いていなくなる時点で、ありえないっちゅうのに!!! なんで、俺が金を払うのさ!!!!

というわけで僕は、「君とは話にならんわ。やってられへん」と冷静に返し、電話を切ったのでした・・・。




【ケース②】なぜか「嘘つき」呼ばわりされ。俺はあなたのママじゃないんだが。


ケース①と、ちょっと似てます。外国人女性二人組が、チェックアウトの日、朝に僕が出勤した時には出かけておりまして(荷物は置いたままで)。僕は彼女達がその日の昼過ぎの新幹線で京都に行く旨を聞いており、二人はその通りに13時30分頃に出先から戻ってきまして。

二人「新幹線は15:00発なんだけど、高砂から東京駅までって何分くらい?」
僕 「だいたい30〜35分よ」

という、やりとりがあり。


その後、二人はベッドルームで荷造りやら何やらをしており、僕はリビングの掃除等を。そのままフワッと時が過ぎ、時間は14時15分に。

「おいおい、大丈夫やろか?」と思った僕が、ベッドルームに行くと、二人はなぜかまだノンビリ中。よって僕は「何やっとうと!? すぐに出ないと間に合わんとばい!」とアドバイス。すると二人(の内の一人)が、

「ハァ!? あんたさっき、35分で着くって言ったじゃない!」「この嘘つき! ふざけんじゃないわよ!!」

とブチギレ。

そして二人は怒りながら、別れの挨拶もなしに大慌てで出て行きました。新幹線に間に合ったのかどうかは、僕は知りません。


宿から駅までの歩く時間とか、東京駅で新幹線に乗り換える時間とか、そいうのは各々で考慮して計算&プランニングするもんじゃないんですかねぇ。というか、キレっぷりがどこかおかしかったので、二人はおそらくボケ〜ッとしていただけなのでしょう(僕のせいにしないとカッコ悪い、的な)。

出来事自体はほんの一瞬ですし、トラブルというほどでもないのですが、後できっちりバッドレビューを頂戴しましたので、ここに書きました。僕が何も言わなければ確実にアウトで、むしろ感謝されてもいいくらいのはずなんですけどねぇ。まぁ、彼女達は最初からかなりクセのあるキャラでしたので、さもありなん、です。




【ケース③】認識のズレと、ちょっとした苦言で、エモーショナルな切れ方をされる。


昨年の大晦日、宿はもちろんフルでして、僕は例年通りに年越しを近所の柴又帝釈天で迎えることをゲストに提案(無料ツアーみたいなもんです)。半分ほどのゲストが同調したが、残りの者々は都心に出るとのことで(それ自体はもちろん全然かまいません)。

一緒に帝釈天に行くゲストには、どうせなら日本の年越しの気分をより味わってもらいたいと思い、僕は彼らに蕎麦を振る舞うことに。

そこで一人の外国人女性ゲストから、同じく来日中で違う宿に泊まっている友人をそれに招きたいとの要望があり、僕としては悩みどころだったものの、了承。

で、夜になって彼女が帰ってきたので、僕が時間の予定を伝えると、「私と友達はディナーだけ参加で、それから渋谷に行くので、22時までに食べ終えたい」と言う。それに対し僕が「なんじゃそりゃ」なリアクションと共に、「それはちょっと勝手だな」「年越しを日本人と同じようなスタイルで過ごしたいゲストのために、僕は蕎麦を出すのよ」と伝えたところ、どうやら僕が彼女たちの参加を拒否したと捉えたのか、急に分かりやすく不機嫌になり。


その後、彼女はべッドルームのど真ん中の地べたにドカッと座り、物を広げまくりで化粧をしており、完全に他のゲストの通行の邪魔になっていたため、「そんな所で化粧しないで〜」と僕が言ったところ、これで完全にスイッチon。

「あんた、いろいろとうるさいわね!」「なんであんたに私の行動をコントロールされなきゃいけないのよ!!」

とブチギレられまして。彼女はそのまま怒りながら、蕎麦を食べることなく、渋谷に向かいました。

以降の彼女は、宿にいるとしてもベッドに籠り、僕との会話は一切なく挨拶すらなく。チェックアウトも、“いきなり消えている”パターンで。


まぁこれは、僕の年越し蕎麦を、彼女はディナーパーティーという認識?(勘違い)でいたことで起きた、そんな些細なきっかけによる、残念な出来事だったわけですが。しかしなんでこの程度のことで、ここまでヒートアップするかなぁ・・・。そもそも、僕は無料で食事を出すわけで、それに対して友人を呼ぶだの22時までにだのと、向こうが自分勝手だっただけのことでして。なのになんで、「不寛容で無礼なオーナー」とか、レビューに書けるのかなぁ(笑)。

彼女はウチにinした直後は、穏やかでいい感じのゲストだったんですけどね。それがこれら、たった二つの出来事だけで、いきなりキャラが豹変してしまいました。外国人はエモーショナル
な人が多いのですが、さすがにここまで極端なケースは稀です。



・・・とまぁ、こんなところですかね。
正直、セリフの部分は実際には英語ですし、その意味では上記の話は大げさめな翻訳で書いている、というのはありますが。表現が大げさなだけで、出来事そのものや言われた内容は、事実です。僕に落ち度は全くない、とまでは言いませんが(説明不足等)、基本はご覧のように、ゲストのムチャクチャな理屈と一方的なブチギレ&逆ギレです。今回はたまたまですが、上記の相手は全部、外国人女性ですね。それぞれの国籍は、ご想像にお任せしますが(笑)。アジア人はいません。


外国人、特に女性の多くは、怒りや不満の感情が沸き上がったら明らかに不機嫌な顔をしますし、全く理の通らないことでも、勢い任せでガンガン攻めて来ます。それは時に、すさまじく面倒くさく、厄介なのは間違いありませんが、ポジティブに捉えると、素直で分かりやすい性格だとも言えます。

実は他にも、上記の3件以上に強烈なカオスが2件ほど発生してもいるのですが、1件は直接予約だったのでレビューには繋がらず、もう1件では今のところバッドレビューを頂戴しておりませんので、これらについては前述のポリシーの通り、僕からは書きません。こういうごく一部の大迷惑ゲストに限って、必ずと言っていいほど酷評レビューも書いて寄こすもんなんですけどねぇ。揉めたのにリベンジを食らっていないケースは、けっこう珍しいです。



僕は、他の宿のレビューもたまに読みますので、どこも似たようなトラブルが発生しているというのは、よくわかっています。そしてどこの宿でも、たいていのバッドレビューは、“迷惑ゲスト”が書いていると読み取れます。滞在中に好き放題やって、注意されたら逆ギレして、レビューに酷評を書きなぐる。

それに対するリアクションは、宿によって様々で、「ご満足いただけずたいへん申しわけありませんでした失礼いたしました」的な穏やか対応なところもあれば(菩薩かっ!)、僕のように「いや、あなたこそ迷惑極まりないアンウェルカムな客だったんですけどね」のスタンスの所もけっこうあります。そして、そんな“反論派”の宿の反論コメントを読んでいると、その苦難が想像できるといいますか、「宿主はこのゲストの対応にすげぇ苦労したんだろうな〜」と、いつも思います。同じ立場だからこそ、というのはありますが。



ういったトラブルが定期的に発生するのは、ある程度は仕方ないことだと、あきらめていますけどね。飲食店でもなんでも、客商売をする上ではこの“迷惑客”の問題は、確実に避けられない、普遍的なものでしょう。しかし、短期間にこうも連発で来られると、マジでたまったもんじゃないです。ただでさえ長いローシーズン、経営的にも余裕はあまりないというのに、負が負を呼ぶデフレ・スパイラル状態! 「まぁ、そんな不運な時期もあるさぁ〜、なんくるないさぁ〜」と、できれば穏やかにスルーしたいんですけどね。くぅ〜・・・っっ、できない!!



ウチのここ四ヵ月間のチェックインゲスト、およそ200人の内、7人とこんな感じになってしまったというのは、普段よりも確実に多頻度です。逆に言うと、193人は素晴らしいゲストだったわけですが。僕の心の中にある193人との楽しい思い出が、7人の刺客に乱されるというのは、本当に残念です。


このブログを読む「これからゲストハウスをやりたい!」という方には、この仕事では常にこういったトラブルやストレスとも戦わなければいけないという、強い覚悟を持って挑んで来てほしいと思います(笑)!!!


みんなでリビングでまったり





2018年2月15日木曜日

民泊の未来に、“苦笑い”を見た!




ド深夜の更新! 早朝の、チャンピオンズ・リーグのビッグマッチ、レアル・マドリーvsパリSGを観るために、がんばって起き続けているのです(笑)!!



2月! ゲストが全然来ませ〜ん!!

さすがに、先週末〜の三連休期間中は毎日フルでしたけどね。それ以外は、なかなか悲しいことになっております。

この調子だと今月は、総泊数120&稼働42%程度に落ち着きそうです。よって二ヵ月連続の赤字は、ほぼ確定です。ほんと、まいっちゃう・・・。


しかしながら、3月の予約はすでにたくさんいただいておりまして。3月前半までを乗り切れば、長かったローシーズンもついに突破です。僕的には、宣言通りに2月25日〜3月8日までは冬休みをいただきますので、あと10日ほどで“さらばローシーズン!”の気分ですけどね。いろいろと溜まっておりますので、休み中は思いっきり、ノンビリ&遊びまくりますよ!!




さてさて、話は変わりまして。


先日、テレビ東京の番組「ガイアの夜明け」にて、民泊ビジネスが特集されておりました。僕は、夜10時〜は月曜「未来世紀ジパング」火曜「ガイアの夜明け」木曜「カンブリア宮殿」と、ほぼ毎晩のチョイスがテレ東です(水曜は「水曜日のダウンタウン」)。夜10時は仕事中なので、もちろん録画で、ですけどね。


今回の特集は、民泊が生むトラブルの問題についてはほんのチョロっとで、ほとんどは、これからの民泊のビジネス展開についてを伝えるものでした。

まず、最初にフォーカス(①)したのは外資系民泊サイトの“ホームアウェイ”。この会社は、今年6月の民泊新法の施行を見据え、マーケットのネクストターゲットを日本に定めているそうで。まずは伊勢志摩の別荘地に目をつけ、各家を周り「こんな豪邸をほとんど使っていないなんてもったいない! ぜひ、民泊に活用しましょう!!」と、ただ今絶賛・営業活動中とのこと。

次のフォーカス(②)は、同じく“ホームアウェイ”が仕掛ける、民泊のために用意した再生物件。閉鎖された古い民宿を買い取り、5000万円をかけて民泊用に大々的にリフォームしたとのこと。

そして最後のフォーカス(③)は、民泊予約サイト“ステイジャパン”を手がける日本の会社“百戦錬磨”さん。先日、大阪に“ボンホステル”という名の簡易宿をオープンしたそうで、そこの宿泊客に、日本全国の民泊を紹介&斡旋するのだ、とのことで。


この中で、僕が個人的に民泊ビジネスとしての将来性を感じたのは、①だけですね。伊勢志摩の別荘地に、魅力があるか無いかは僕にはわかりませんが、“そもそもは個人の別荘なので、基本的にはノーリスクである”と言えるからです。何もしなければゼロなものに、プラスを付随するorしないのケースなので、トラブルの面を除けば特に負の要素はないはずです。


一方で②のケースでは、物件の改装費に5000万円もの大金をかけております。つまりは、家主はビジネスとして本気になるべき必然性があり、少なくともこの投資額分は、元をとらなければいけません。強烈なマイナスからのスタートです。

この物件、一泊は8万8000円に設定するのだそうです。20人まで泊まれるので、すると一人あたりは4400円だとのことですが、民泊の顧客ターゲット層に、そんな大人数グループがいますかねぇ・・・。駅近なのはよさそうですが、正直、外装も内装もショボかったですし。民泊を利用するゲストの多くは、一人旅〜一家族でしょうから、仮に四人家族が泊まるとしても、一人あたり一泊2万2000円。これなら、高級ホテルに泊まれますし、ゲストはそちらを選ぶことでしょう。

しかしこのケース、年間で1500万円の売上げを想定しているそうです。1500÷8.8=170ですので、170日が埋まると読んでいるわけですね。民泊新法では年の営業可能日数は最大で180日までとされていますので、その内、170日は予約が入ると・・・って、んなこたぁ〜ない!! この物件&この価格では、この皮算用はポジティブすぎる、と言わざるを得ません。


さらには、③のケース。これには僕は、さらに凄まじい違和感を覚えました。件の大阪のホステルに泊まった一人旅の外国人バックパッカーに、スタッフが Iパッド片手に地方での民泊をプレゼン(この時点で僕はモヤモヤする)。彼がその提案に乗り、徳島の山奥の村まで移動。大阪の宿からその村まで、6時間半もかかったそうで。最寄り駅には民泊ホストの方(お婆さん)が、一人でお出迎え。駅から家までは、車で30分。大阪から、このお婆さんの家に着くまでに、なんと合計で7時間!!

そしてその家では、お婆さんが一生懸命に彼をおもてなし(一対一で!)。しかし英語は全く話せないので、民泊サイトの人からもらった指差し会話ペーパーを駆使して、彼とどうにかコミュニケーション。そして彼の出発の際には、なんと「息子と別れる気分」になってしまい、なにやらしんみり・・・。

この展開、僕は宿オーナーとしてではなくバックパッカー目線で見ましたが、いやぁ〜正直、これはキツい! 大阪で普通にホステルに泊まったらいきなりスタッフから民泊を薦められて、了承したらそこはすげぇ遠くて、やっとのことで着いたらホストは全く英語を話せず、しかしすごく積極的にもてなされる!! キツい! そして、重い!!

バックパッカー自身が、地方の村での民泊に興味があり、自分で能動的に選んでそうしたのなら素晴らしいと、僕は思うんですよ。しかし彼のこれは、受け身での行動ですからね。彼は、テレビでは「いい思い出になった」的なことを言っていましたが、僕にはどうしても、彼の笑顔は“苦笑い”に見え、心の底から楽しんでいるようには思えなかったです。


僕の個人的なバイアスの上で、ここであえてはっきり言い切りますが、バックパッカーというのは、多くは基本的に誰の干渉も受けずに、常に自由気ままでいたいものなのです。特別なおもてなしなどは求めておらず、できればなるべく放っておいてほしいのです。まともな会話が成立しないホストと、ずっと隣で一緒に過ごす空間は、すごくストレスです。ホストにはその親切心を、“世話を焼く”にではなく、“いい感じに放っておく”に使ってほしい!!


実は以前、僕も似たような状況を目の当たりにしたことがありまして。僕が近所のとあるレストランに夕食に行くと、隣のテーブルには、一人の日本人のおじさんと、一人の外国人青年が座っておりまして。

このおじさんは、英語はサッパリのようで、ひたすらに日本語で会話。というか「あ〜イエスタデイ? 仕事が忙しくて〜、電車ぁ〜トレイン?に乗り遅れそうになって〜」といった、単語だけ所々で英訳する典型的なダメダメ英会話で。相手の彼は、ひたすらキョトン。そんな、意志の全く通じ合わない、ほぼ一方通行な、とても聞き苦しいやりとりでして。

これ、その後もなんとなく勝手に耳に入ってきた内容から、このおじさんが民泊をしていて、外国人の彼はそのゲストなのだということがわかり。僕は本当に、この外国人青年が気の毒で、気の毒でしかたがなかったです。彼にとってのこの状況は、退屈極まりなかったことでしょうに・・・。


外国人バックパッカーを迎えるにあたっての、ホストの“英語は全く話せないけれど、懸命におもてなしをする”というスタンスは、かなりのギャンブルです。大きな幸せを生む可能性はありますが、ほとんどのゲストにとっては、それはストレスになります。もちろんこれはケース・バイ・ケースですが、ホストとしての最も適格なスタンスは、“英語をちゃんと話せて、その上で必要最低限(しかし抜かりのない)のサポートを心がける”です。“おもてなし”は、相手の気持ちをベースに置かないと、いとも簡単に“お節介”に変わります。


また、前述の③のケースではゲストがとても好青年だったので、ホストのお婆さんともいい感じにホッコリな関係が成立したようでしたが、それは、たまたまです。「民泊をする→ステキな外国人がたくさん来て彼らに喜んでもらって私も幸せ」は、常に繰り返されるわけではありません。もちろん、大多数は素晴らしいゲストたちですけどね。残念ながら、本当にムチャクチャで、やりたい放題のトラブルメーカーな者も、それなりの割合で来ます。

このお婆さんのケースでは、例えば「遠すぎる」といった理由で、駅で出迎えた時点ですでに不機嫌になっている者がいるかもしれません。あまりの遠さに、ノーショウ(行くのや〜めた)を選ぶ者もいるでしょうし、その場合はお婆さんは駅で待ちぼうけな上に、その他のおもてなし準備の苦労も、全てが水の泡となります。英語が話せないことで、ゲストの急な要望や予期せぬトラブルには、もちろん対処できません。ゲストがすごくいい人だったとしても、外国人の多くは非常にオシャベリですので、一方的な英語トークを延々と数時間も耐えなければいけないことだってあるでしょう。



ちなみに僕には、アメリカ人の親戚(いとこ姉妹)がおります。古い話ですが、僕の学生時代に、いとこ(姉の方)が現地のお友達ガールを連れて来日し、僕の実家に滞在したことがありまして。


その時、僕はたまたま少し風邪を引いており、それなりに咳をしていたのですが、お友達ガールは、そんな僕を見て明らかに不機嫌に。そして僕に対して、怒った感じでこう言って来たんですよ。

「私がバカンスで日本に来ている時に、風邪を引いているってどぉいうこと? 移されたくないから、私に近寄らないで」

と。これには特に、僕の母親が激怒していましたっけ(笑)。


これは、僕にとってはけっこう、外国人に対するファースト・インプレッションなんですよ。この出来事以前にも僕は何度もアメリカ訪問経験がありましたが、接していたのは親戚家族ばかりで、現地のリアル・アメリカ人と直接の関わりを持ったことは、ほぼ皆無でしたので。

それに対しては僕は、「えぇ〜っっっ!? 外国人って、ムチャクチャだ! 人ん家に来て、その家族を厄介者扱いにできるなんて、スゲェ!!」と、なんだか変な感じに受け取りました。日本と世界の、人々の性格、感覚の大きな違いを、そこで初めて感じ取りました。


もちろん僕は、そんな外国人たちの気質を批判したいわけではないです。日本人の中にだって、そういう人もいなくはないでしょうし。しかし怒りやワガママ等の諸々の発信の感覚は、日本人と外国人とでは、根本的に大きく違います。僕らは、その差異を広く理解する必要があります。


僕は若い頃から、たくさんの外国人と接し続けたことで、「そんなつまらんことで激怒すんのか〜い」「おいおい、俺に八つ当たりしてきたよ」「うわぁ、なんちゅう理不尽だよそれ」・・・な類いの“あるある”展開を、いつの間にか楽しめるようになっていた、ということです(笑)。この境地に達するには間違いなく、経験が必要です。



番組のあの、徳島の優しいお婆さんが、今後も民泊ビジネスを続け、外国人ゲストたちが起こすであろう数々のトラブルに耐え続けられるとは、僕には到底思えません。


民泊は、“小遣い稼ぎ”などといった軽い動機で始めていいものではありません。そこには、修羅の道が待っているのです(笑)。





2018年2月3日土曜日

ワールドカップを、妄想して楽しむ!!



相変わらず寒い! この冬は、例年よりもSっ気が強いですね!!



まずは、月初めのいつものやつです!


【YAWP!来泊ゲスト国籍 トップ10(2015年4月〜:計1954)】

 ①アメリカ     309
名(+4
 ②日本       260 (+5)
 ③イギリス     225 (+2)
 ④オーストラリア  195 (+5)
 カナダ      168 (+3)
 ⑥ドイツ       98 (+2)
 ⑦フランス      59 (+2)
 ⑧台湾        53
↑⑨韓国        42 (+5)
↓⑩ニュージーランド  41 
  



【新規ゲスト数(泊数:日数平均:稼働率(キャパ))月別まとめ】

2015】
4月:22( 81:3.68:22%(12))
5月:28(132:4.71:35%(12)
6月:11( 60:5.45:17%(12)
7月:65(205:3.15:59%(12)
8月:98(312:3.18:93%(12)
9月:79(278:3.52:93%(10)
10月:91(253:2.78:94%(10)
11月:74(227:3.07:84%(10)
12月:84(229:2.73:82%(10)
【2016】
1月:59(198:3.36:73%(10)
2月:55(194:3.53:78%(10)
3月:72(242:3.36:83%(10)
4月:83(275:3.31:85%(12)
5月:100(278:2.78:80%(12)
6月:26( 72:2.77:60%(10)
7月:45(139:3.09:61%(12)
8月:81(247:3.05:66%(12)
9月:64(215:3.36:90%(10)
10月:56(152:2.71:61%(10)
11月:42(112:2.67:45%(10)
12月:68(191:2.81:68%(10)
【2017
1月:50(190:3.80:79%(10)
2月:22( 81:3.68:58%(10)
3月:55(151:2.75:97%(12))
4月:75(238:3.17:79%(12)
5月:61(185:3.03:57%(12)
6月:19(126:6.63:84%(10)
7月:54(186:3.44:55%(12)
8月:66(234:3.55:75%(12)
9月:39(149:3.82:54%(12)
10月:67(230:3.43:74%(12)
11月:50(151:3.02:52%(12)
12月:52(167:3.21:56%(12)
【2018
1月:41(132:3.22:46%(12)

計:1954(6307:3.23:66%※)
※稼働率のみ、直前一年間の平均



実質総泊数は、132。 名目総泊数は164なので、32泊分が無料でして、実際(無料泊を含む)の宿泊日数平均は4.00、稼働率は57%です。 

残念ながら実質稼働は46%に留まり、昨年よりも30%以上の大幅ダウンでして(キャパを12で統一したとしても、20%のダウン)。というわけで、赤字です・・・。

・・・まぁ、しかたない。相変わらずノーショウや直前キャンセルが多発していることはどうにかしたいのですが、そもそもの予約の入りっぷりが以前よりも不調なのは、もはや、どうしようもない。この一年で都内の宿の軒数が1.7倍になり、しかし一方で全体の延べ宿泊数がほぼ横ばいなのですから、稼働が落ちるのは必然です。単純に、需要(→)と供給(↑)の問題です。あ〜ぁ。




さてさて。

書いていてへコんでくる、業界がらみの記事ばかりでは嫌なので、今回は完全に僕の趣味の話です。前々回、映画について書いたばかりですけどね。サッカーに全く興味のない方には、この記事はつまらないどころか苦痛を覚えるレベルだと思いますので、今回はパスしちゃってください(笑)。


皆さんもご存知のように、今年は、サッカー・ロシアW杯があります。開幕まであと四ヵ月強なわけですが、僕はとにかく楽しみでしかたがない。僕はサッカー観戦マニアでして、普段からプレミアリーグ(イングランド)やラ・リーガ(スペイン)を中心に、試合を観戦します。特に、バルセロナ、レアル・マドリー、マンチェスターU&C、リバプール、チェルシーの試合はよっぽど夜遅くでない限りは観ます。アーセナルも好きなチームなのですが、最近はあまり観ません。シーズン中はだいたい毎週末3試合ペースなので、年間で100試合以上は観ていると思います。

考えてみたら僕は年間で、サッカーを100試合、映画を130本、観戦&鑑賞。一本(一試合)を2時間として、計460時間もその二つの趣味に費やしているんですねぇ。独り身だからこその、贅沢な時間の使い方です(笑)。

サッカーは、僕はただ観るのではなく、勝敗の予想もします。応援チームも、ハッキリ分けるタイプです。上記のチームでは、バルサとリバプールのみは応援しますが、残りの4チームに関してはアンチなので、負けるのを観たいがために観ます(笑)。


なのでもちろん僕は、過去のW杯でも開催前に、全試合の勝敗予想と、優勝予想をしておりまして。そして、こう言っては手前味噌ですが、僕は過去の三大会で全て優勝、もしくは準優勝のチームを当てているんですよ! 証明のしようがありませんけどね(サッカー好き仲間と毎回予想を言い合っているので、彼が証人です)!!

【2006年ドイツ大会】
僕の決勝予想
◯イタリアースペイン×
結果
◯イタリアーフランス×

【2010年南アフリカ大会】
僕の決勝予想
◯アルゼンチンーオランダ×
結果
◯スペインーオランダ×

【2014年ブラジル大会】
僕の決勝予想
◯ブラジルーアルゼンチン×
結果
◯ドイツーアルゼンチン×


といってもまぁ、W杯って優勝候補は毎回せいぜい5チームほどですし、そこから2チームを抽出して片方が合っていたというだけなので、これ自体はたいしたことではないのですが・・・。

ロシアW杯の優勝候補は、僕の分析では
ドイツ・ブラジル・スペイン・フランス・ベルギー
だけですね。他はムリです。戦力or組織力の、レベルが違います。アルゼンチンも、超一流なのはオフェンス陣だけで、中盤から下は平均以下ですので、今回は全然ダメです。



というわけで、ここからは予想、というか完全に妄想の世界に入ります!!!



まずは日本が入った、グループH。ここだけ、詳細に!!

第一節
① コロンビア ◯3−0× 日本
得点:ファルカオ1、ミナ1、ハメス1
前回大会以上に攻守共に隙のない、強国コロンビアに対し日本、成す術無し。

② ポーランド ×0ー2◯ セネガル
得点:ケイタ1、ソウ1
2002年の開幕戦の衝撃、再び! スピードに難のあるポーランドDF陣が、セネガル超速3トップ相手にキリキリ舞い。

第二節
③ 日本 △1ー1△ セネガル
得点:マネ1、吉田1
セネガル攻撃陣に圧倒され一方的な展開ながらも、終盤に吉田がセットプレーから起死回生のヘッド一閃。

④ ポーランド △2ー2△ コロンビア
得点:ファルカオ1、レバンドフスキ1、ジエリンスキ1、ムリエル1
個人技のコロンビアにポーランドが組織力で対抗。一進一退の好勝負に。

第三節
⑤ 日本 ×1−3◯ ポーランド
得点:大迫1、レバンドフスキ3
共に勝ち点1同士、しかしポーランドはセネガルに完敗(日本は引き分け)、ということで世間では謎の「日本、行けるぞ!」な盛り上がりをみせ、さらに先制をしたことでそれが最高潮に達するが、終わってみればレバンドフスキの爆発で完敗。あえなく、予選リーグで敗退。

⑥ セネガル ×1ー2◯ コロンビア
得点:ハメス1、マネ1、ファルカオ1
共に勝ち点4同士、引き分けでもOKという空気の中、同点で終了かと思いきや、終了間際のファルカオの得点でコロンビアが空気を読まない勝利。しかし、セネガルも得失点差で無事に決勝トーナメント入り。

・・・で、1位コロンビア、2位セネガル!!






日本ではなぜか楽観論が多いような気がしますが(いつもそうか)、今回のグループHは3強1弱の構図(もちろん、1弱は日本)です。特に攻守共にワールドクラスを揃えたコロンビアの実力は、今やアルゼンチンよりも上。そしてセネガルは、アフリカ勢で最強。ポーランドには、恐怖のゴールマシン・レバンドフスキ。とてもじゃないけど、日本は勝ち上がれません。2010年の時のような、1強3弱の構図の方が、日本にはチャンスがあるのです。




続いて、グループリーグを一気&雑に予想・総ざらい!!


【グループA】
①ウルグアイ  7
②ロシア    5
 エジプト   4
 サウジ    0
まぁ、順等に。ロシアはホームの利を活かし、しぶとく突破。カバーニ(ウルグアイ)が、グループリーグだけで5得点の活躍。




【グループB】
①スペイン   7
②ポルトガル  6 
 イラン    2
 モロッコ   1
スペインとイランが、まさかのスコアレス引き分け。しかし他には大きな波乱なく、結果的には順当。




【グループC】
①フランス   9
②デンマーク  4
 ペルー    2
 オージー   1
最終戦でオーストラリアとペルーが引き分けたことで、デンマーク、辛くも突破(しかしここから波に乗る)。




【グループD】
①アイスランド 6
②アルゼンチン 6
 クロアチア  4
 ナイジェリア 1
初戦、アルゼンチンがアイスランドに破れる大波乱。しかし、その後はメッシの活躍による2連勝で突破。クロアチアは、初戦ナイジェリア戦の引き分けが痛かった。




【グループE】
①ブラジル   7
②セルビア   7
 スイス    3
 コスタリカ  0
ブラジルとセルビアが共に圧倒的な2連勝で、3節を待たずにグループ突破。特にセルビアの出来が素晴らしく、ブラジル戦にも勝利寸前。全グループでの最大のサプライズに。




【グループF】
①ドイツ    9
②メキシコ   4
 スウェーデン 4
 韓国     0 
ドイツの圧倒的な強さが際立つ。メキシコとスウェーデンは、最終節に激闘。韓国は、今回は完全に草刈り場に。


     

【グループG】
①イングランド 7
②ベルギー   7
 パナマ    1
 チュニジア  1
完全に2強2弱の展開で、波乱もなく、最もつまらないグループに。得失点差で、イングランドが1位。




決勝トーナメント

【ベスト16】
① フランス   3◯ー×1 アルゼンチン
② ウルグアイ  1×ー◯2 ポルトガル
③ スペイン   2◯ー×0 ロシア
④ アイスランド 0×ー◯1 デンマーク
⑤ ブラジル   3◯ー×0 メキシコ
⑥ イングランド 2◯ー×1 セネガル
⑦ ドイツ    1◯ー×0 セルビア
⑧ コロンビア  2×ー◯3 ベルギー

ベスト16って、なぜか毎回、いわゆる列強国ではない国同士の試合が一つはあるもんなので、今回はアイスランド対デンマークで(笑)。快進撃セルビアも、ドイツには敵わず。代わって、エリクセンが覚醒したデンマークが勢いに乗る。

【ベスト8】
① フランス 2◯ー×1 ポルトガル
② スペイン 0×ー◯2 デンマーク
③ ブラジル 2◯ー×2 イングランド
④ ドイツ  0×ー◯1 ベルギー

デンマーク、スペインを破るミラクル。ドイツの連覇の夢は、初戴冠に燃えるスター集団ベルギーに打ち砕かれる。イングランドは、またしてもPKに泣く。

【ベスト4】
① フランス  1◯ー×1 ブラジル
② デンマーク 1×ー◯2 ベルギー

ブラジルは2戦連続のPK、そして敗退。ベスト8で優勝候補を破った国同士の対戦は死闘となり、ベルギーに軍配。

【3位決定戦】
① ブラジル 4◯ー×0 デンマーク
前戦で力尽きたデンマークが、一方的な展開による敗戦。ジェズス(ブラジル)、ハットトリック。

【決勝】
① フランス 1×ー◯2 ベルギー
延長後半、途中出場カラスコの劇的な決勝ゴールが決まり、ベルギーの勝利。


優勝  ベルギー
MVP   デ・ブルイネ(ベルギー)
得点王 グリエーズマン(フランス)
    ジェズス(ブラジル)
得点ランキング
 6点 グリエーズマン
    ジェズス
 5点 カバーニ(ウルグアイ)
 4点 ミュラー(ドイツ)
    レバンドフスキ(ポーランド)
    エリクセン(デンマーク)
    ケイン(イングランド)
 3点 ネイマール(ブラジル)
    ファルカオ(コロンビア)
    メッシ(アルゼンチン)
    エムバペ(フランス)
    ルカク(ベルギー)
    ヴェルナー(ドイツ)

ベストイレブン
FW グリエーズマン
    ネイマール
    エムバぺ
MF デ・ブルイネ
    エリクセン 
    パウリーニョ(ブラジル)
DF アンデルワイレルド(ベルギー)
   コシエルニー(フランス)
   ムニエ(ベルギー)
   コラロフ(セルビア)
GK シュマイケル(デンマーク)


・・・と、いうわけで僕の優勝予想は、ベルギー! 準優勝は、フランス! 躍進予想は、アイスランド、セルビア、デンマーク!!



ロシアは寒く、乾いていますからねぇ。どシンプルに、寒い地方の国が有利です。よって南アメリカ勢、アフリカ勢には厳しい。過去、ロシアリーグに多くの選手を送り込んできたブラジルのみは経験が豊富で、温かい国々の中では唯一の健闘ですかね。

あと、個人的には今回は、デカい選手を揃えた国が強い気がしまして(強い根拠はありません)。出場32ヵ国の内、代表選手の平均身長が高い国を上から順に描くと、

セルビア   185.9cm
デンマーク  185.5cm
ベルギー   185.1cm
スウェーデン 185.1cm
アイスランド 185.0cm

でして、これを基準に僕は躍進国の予想をしております。スウェーデンだけグループ敗退としましたが、イブラヒモビッチが出るのなら、良い方に作用がありメキシコに勝ってグループ突破だと思います。



というわけで今回は、見事に僕のサッカー観戦オタクっぷりが丸出しになった記事となりました。グループの組み分けが決まっただけで、ここまで妄想してしまうというのは、オタクというよりもむしろ変態ですね。予想がハズれまくっていたら、ネタにしようと思うので、笑ってやってください。当たりまくったら、ドイツのタコ「パウル君」のように、国内外からの取材の申し込みが殺到したらいいなと思います。


こんな自己満足な記事(笑)に、長々とお付き合いくださり、どうもありがとうございましたですよ!