2019年5月28日火曜日

さぁさぁ〈おかえりびと〉が始まるぞ!!





暑い。暑ぅ〜い! まるで梅雨明けじゃないか!!


YAWP! backpackersでは、おそらく初めての「まだ5月なのにエアコンをon!」に踏み切りました。例年ですと、“とりあえず扇風機のみ”を短期で挟むのですが。今年は扇風機をすっ飛ばして、いきなりのクーラーです!!


さてさて。

前回の記事が、過去最高レベルでガラの悪い、毒の吐き溜めみたいな内容だったため、チョロっと反応がありました。僕がディスりたおした長○よりも、J○Nに対する「俺もそう思ってたんだよね〜笑」が多かったような気がしますが。J○N氏って、有名人なんですねぇ。


まぁ、僕は長○に対しては、過去に直接、いろいろありましてね。twitterでの発言うんぬんの以前から、僕は彼の事が心の底から嫌いなのです。今回は、彼に怒りを覚えた同業者が多かったのでその流れに便乗し、僕の積もりに積もった鬱憤を晴らさせてもらった、というわけです(笑)。

「そんな奴のtwitterなんて、見なければいいじゃん」と誰かからツッコまれちゃうかもしれませんが、実は僕は、彼の発信を能動的には見ていません。嫌いな奴の言動をわざわざチェックするほど、僕はヒマでも悪趣味でもありません。何というか表現が難しいのですが、“タレコミ的な”ものがあるのですよ(笑)。J○N氏についても、そうですよ。そもそも僕は、twitterをやっておりませんしね。


とはいえ、僕が人を嫌うというのは、実は珍しいことだったりもします。僕は、博愛のキャラでは全くありませんけどね。“嫌う”に使うエネルギーが無駄なので、そうなる前に「どうでもいいよ、興味無いわ、になる」という感じですね。また、J○N氏のような“会ったことのない人”に対しては、その人そのものを嫌う、ということは確実にないです。言動に「おいおい」と思うことはあれ、ネット上の印象と実際に会った印象が、大きく違うことはよくありますし。僕も、日本人ゲストから「ブログを読んで、怖い人かも・・と思っていましたが、会ってみたら全然違いました」と言われることが、たまにありますよ(笑)。


今回のこの記事は、簡単に言うとこれが主意で、「俺、この間は怒りまくっちゃったけどさぁ、それは特別なことだから安心してね♡」のアピールです。僕は普段は、激オコ・プンプン丸キャラじゃないですよ。


僕は、基本的にはほとんど全てのことが、「どうでもいい」なのです。最近、巷(特にネット上)で何やら怒っている人の多い、

小室圭氏の借金がらみの問題
NGT48の事件
少年革命家ゆたぼん
磯野貴理子の旦那が言った別れの理由
田口淳之介&小嶺麗奈、大麻で逮捕

・・・これらには、1マイクロミクロンも腹が立たないです。まさしく、「どうでもいい」。小室圭氏の問題には、対応がヘタだなぁ〜と笑ってしまいますが、別に眞子さまが誰と恋をして誰と結婚しようが、彼女の好きにすればいいじゃないですか。NGTのグチャグチャも、まぁ大所帯の女性グループなんだし、派閥とかあるのは当然で、双方で激しく嫌い合っているんでしょ、としか思わない。貴理子さんの離婚も、本人が納得しているのならば、それでいい。他人が口を出すようなもんじゃない。大麻? 僕はそれに惹かれる気持ちは全く理解できませんが、吸いたい人は勝手に吸えばいいと思います。もちろん自己責任で!


僕には「これだけは守りたい」という軸が一本あり、その軸を壊そうとする者のことは、絶対に許しません。今の僕のそれの大部分は、ゲストハウスやバックパッカー旅に関することなのでしょう。その一方で、それ以外の諸問題については、僕は何に対しても「当事者の好きにすればいいじゃない」「僕が口を出す問題じゃないでしょ」となるのです。

僕はそもそも、メディアを全く信用していません。Aが「あの鳥は黒色だ」と言い、鳥が「いいえ私は茶色ですよ」と返しても、Aの方が影響力があったりメディア対応が器用だったりした場合には、世間は勝手に「黒色」だと断定します。そして、黒い鳥=カラスとの先入観で、いつの間にかそれはカラスであると決めつけられてしまいます。例えその鳥が、スズメだったとしても。

そんなわけで、芸能人の誰それが何か事件を起こしたとかどうとかには、僕は何とも思いません。「あらそうですか、何か事情がお有りなんですね」で、おしまいです。極端に言うと、芸能人が恋人を殺した、といった事件が仮にあったとしても「この人、バカだなぁ〜」としか思いません(さすがに無差別殺人には他人事じゃないので憤ります)。しかし、例えば芸能人の誰かが「ゲストハウスって貧乏臭いよね」とか発信した場合には、僕は烈火のごとくブチ切れます(笑)。僕が大切にする軸を汚す連中には、僕は容赦をしません。


芸能人が大麻で捕まったことに、怒りまくるって・・・う〜ん、そんな生き方って疲れませんかね? 別に、それをニュースで見る僕らには、直接の害は全くないじゃないですか。酒に酔っぱらってウザイ感じで絡んで来る会社の上司の方が、はるかに害悪ですよ。そっちに怒るのならば、僕は理解ができるんですけどねぇ。


まぁ何にしても僕は、前回の記事で溜まっていた毒をバッチリ、デトックスできましたので、今後しばらくは聖母マリアのような慈愛に満ちたキャラで行けると思います(笑)。夏の長期休暇まで、もうすぐですし。最近は、いろいろと忙しかったしトラブルも多かったのですが、それらはようやく落ち着きましたので、僕はこの二週間をいい感じに乗り切り、以降は思いっきり休みまくります!!



ちなみに、

〈おかえりびと〉サイトのスタートは、6月1日(土)

と決定しました!!

漫画〈ねどこはつらいよ〉の初回は、「いい感じに仕上がった!」と自負しております! あ、このブログではまだ公表していませんでしたっけ。実は僕はこれから、〈おかえりびと〉のサイト上で、漫画を連載するのですよ!!

皆さま、どうぞよろしくお願いいたします!!!


仲良しの宿おじさんが、遠くからたくさん来た!




2019年5月15日水曜日

業界を偉そうに批評したがるアホどもを、クソミソに糾弾する!!





春ですねぇ〜。穏やかな気候が続いていて、気持ちがいいです。


しかし、そんな気候とはうらはらに、実は今日の僕は怒りMAX状態です。もうすぐ新サイト〈おかえりびと〉が始まり、そちらでは僕はライト・サイドを前面に出しますので、今の内にここで毒を吐きまくりデトックスしておこうと思います。「お前は二重人格か!?」とか言われちゃうかもしれませんが(笑)。



僕は先の3月に、hostelworldから脱退した旨の記事を書き、そこでは「長くなりすぎるのもなんなので、改めてディスる!」と宣言しました。・・・ですがhostelworldについてはもう、僕の中でどうでもよくなっちゃいましたので、書きません。

先日ネット上で、業界人でも何でもない一人のおじさん(下記の②)が、一丁前に「hostelworldは評判が悪いが、うまく付き合っている宿もある。悪く言うところは、宿主自身に問題があるのでは?」という主旨の発信をしていまして。内容的におそらく、このおじさんは僕のこのブログも読んでいるのでしょうが、僕は「何なのコイツ?」「面倒くせぇな・・」となり。バカ負けしたというか。しかし前述の、僕が怒っているというのは、この件ではないです。


ここで僕は、思いっきり野球の例え話で置き換えまくって、今現在ネット上にはびこる“ゲストハウス業界を批評したがり”のアホ達を、バッサリと切り捨てようと思います。



① 不快指数★

【L球団の新人選手、ネオくん。他の球団の選手のバッティング動画を引用し、「肘の位置が悪い」「踏み込むのが早過ぎるので、もっとボールを呼び込んだ方がいい」とか何とか、あーだこーだと発信している】

〈僕から一言〉
まぁ君のこれは、若さから来るものだろうが。今の君は、他者のプレーを批評しているヒマがあるのなら、自身のプレーの質の向上だけに努めた方がいいよ。君や君のチームメイトたちは、誰しもが納得するほどの完璧な選手なのかい? 君が、というよりも、君を管理する組織や監督の方が悪いと思うけどね。

YouTuberのロ○ーくんと、そのボスのユ◯キ教授、君らのことだよ!!



② 不快指数★★★

【いつかプロ野球選手になりたいと夢見る、タケシくん(すでに、けっこうな歳)。現役プロ選手のプレーを腐してばかりで、知ったように上から目線で絡み、直接ケンカを売ったりもする。「俺の投げる球を打てる奴はいない、俺は間違いなくプロでも通用する」と、自信たっぷり。しかし、なんだかんだと理由をつけては、いつまでたってもプロテストを受けない】

〈僕から一言〉
まずは、マウンドに立てよ。ゴタクはいいから、俺らの前で、一度でいいから投げてみせてくれよ。上記①や下記③と大きく違うのは、あんたはそもそも、俺らと同じフィールドにいないだろ。野球をしたこともない奴が、何を語ったところで、プロからは笑われるだけだぞ。あんたが投げる球が、実際に凄かったら、俺は素直にリスペクトすっからさ。

若作りおじさんこと、J○N、あんたのことだよ!!



③ 不快指数★★★★★★★★★★

【現役時代はロクな成績を残せず、あっさりと引退したカズシゲくん。引退後も現役選手と関わる仕事をしているが、「正しいバッティング理論」的なことばかりを積極的に発信している。「私が現役時代にパッとしなかったのは、背が低かったせい」だそうだ。そして、自身が生涯で一度も打率2割を越えられなかった事から来るやっかみか、3割を越えるスター選手たちに対しては、「ドーピングの疑いが強い」という発信までしている】

〈僕から一言〉
お前はバカか?「背が低い」を言い訳にしているが、俺の方が低いのに俺は今でも現役で、打率3割前後を収め続けているけどな。お前が引退したのは、単純にお前にセンスがないからであって、そんなお前が理論等を語ったところで、無能さがますます浮き彫りになるだけなんだよ!

そもそもお前は、ドーピングをした上で、クソみたいな成績だったじゃないか。チートな負け犬のお前の、トンチンカンで偉そうな発言が、どれだけ多くの現役選手からムカつかれているのか、気付けないお前は真性のバカだ!

長○、お前のことだよ!! 「背が低い」は、「立地が悪い」のことだ!! 俺は、お前がどれだけの嘘つきフェイク野郎か、実体験で知っているぞ! お前が現役時代にやった数々の不正行為を、リストにして公開してやろうか? ケチョンケチョンに論破してやるから、文句があるならいつでも来い!!!



以上!! これはデトックス兼、思いっきり分かりやすいマウント行為です(笑)。①②の彼らは、ついでに巻き込まれたトバッチリで(ゴメンね♡実はそんなに悪く思っていないですよ〜)、今回の記事は③のバカに対するムカつきが、僕の我慢の限界を越えたことが発端です。


一方で、最近この業界をザワつかせてくれているゲス◯ルちゃんは、僕自身や僕の知る限りでは、不快指数はゼロですね。彼女は、あくまでもファンとしての立場で、純粋な思いから来る「私、この宿が好き!」「この宿は、私には合わなかった」という発信をしておりますので。僕らは100%、好意的な目線で見ていますよ。

しかし彼女だって、例えば今後、どこかのゲストハウスで働き出したり、開業を宣言したりすれば、周囲の目線は確実に厳しくなります。そんなのは、当たり前です。業界の外側から純粋な思いを発するのと、内側から偉そうに批評をするのとでは、そのムカつかれっぷりは全く違いますよ。

ちなみに、僕はこのブログで過去に、ある特定の宿を名指しして批判したことなどは、一度もありません。柚木くんあたりとの、考え方の違いを発信した事は何度もありますけどね。○◯宿のベッドは質が悪い、とか書いたことはないでしょう? そんな発信は、愚かでしかない。



おい長○、お前、いい加減にしろよ。現役の、がんばっている宿主たちに対して、無礼にもほどがある。お前の分析が正しいのなら、おかえりびとのメンバー宿のほとんどは、サクラにレビューを依頼しているということか? ロクな実績がなく、彼女らの宿を実際に見た事すらないお前が、サービスしすぎだ何だと、よくもまぁシャアシャアと言えたもんだな。

まずは、身の程を知れ。恥を知れ。お前はただの、無能な負け犬だ。金沢のヨシオカ氏やSHEの龍崎氏などの発信を引用し、自身を優秀と装う作業に忙しいようだが、間違いなくお前は、彼らと同列のステージにはいないよ。宿業で結果を残している者々の、その絶え間ない努力や経営手腕、この仕事にかける思いは、お前のその残念なアタマでは理解ができない。永遠に、だ。


お前はもはや、存在自体が不愉快だから、身の程を知ったら、以降はずっと黙っていろっ!!!


無礼にもほどがある! 恥を知れ!!




2019年5月10日金曜日

日本の学校教育に、モノ申す!!③





15〜20℃の、一番心地よい時期はあっという間に過ぎ去り、もはや暑いっすね・・。ついこの間まで、暖房を付けていた気がしますが。あ〜ぁ、もう夏か・・・。



さてさて、今回は一回とばしていた、「教育にモノ申す!」の第三弾です。前の二回は閲覧数がイマイチ伸びていないので、そんなにキャッチーな話題ではないのでしょうけど。全然かまわない(笑)!! 実は、この記事を今日までにUPする目的が、僕なりにありましてね。



僕は20代中盤からのおよそ10年間は、個別指導塾で働いておりまして。独立する前には、二つの塾で働きましたが、そのどちらもで「生徒に必ず宿題を出す」という絶対的なルールがありました。

僕は上司の指示通りに、生徒に宿題を出していましたが、僕が担当した生徒の全員がきちんとやって来たかというと、もちろんそんなことはありません。そして、きちんとやってきた生徒でも、明らかに熱が入っておらず、“やれと言われたからテキトウにやってきました”というケースが多くありました。


僕はその後、自分の塾を立ち上げましたが、そこで僕は、そもそもシステム的にムダだと感じていた、時間割(◯◯君は水曜日の20時から授業、的な)と、“押しつけ宿題”を、完全に撤廃しました。それはどういう事かというと、授業は「16時〜21時の間に、いつ来てもいい。来たら教える!」制度にしまして。宿題も生徒の意向を聞き、本人の「ここまで家でやって来ます」の宣告に「自分で決めたからには、必ずやること」としていたということです。逆に言うと、「塾に行きたくない」という生徒に「来なさい」と言った事もないですし、「宿題をやりたくない」という生徒に「やりなさい」と言った事もないです。

すると、どうなったと思いますか? 生徒は、他の生徒と争うように積極的に塾に来るようになりましたし、争うように宿題の量を自分で増やすようになりました。もちろん全員ではないですが、少なくとも「塾に来させる」「宿題をやらせる」システムの塾と比べたら、その割合は遥かに高かったです。


英語の話でも似たような事を言いましたが、要は「やれと押し付けられるから、やる気をなくす」んですよ。押しつけを完全になくしたら、生徒は自分からやり始めます。教師や親が、子どもに押し付けるべきことは「塾に行け」「宿題しろ」ではないです。「どんな大人になりたいか、どんな仕事につきたいか、自分で考えてそのために成長しなさい」を押し付けるべきなのです。

その結果、学習を放棄してゲームばかりしている子どもには、「先生もゲームにハマった時期があった。しかしある時、それが時間のムダだと気付き、それから必死に勉強して教師になった」というような話をしましょう。「“明日から始めよう”という人は、結局それを繰り返す」「“やらなきゃなぁ〜”ではなく、“やるべきだ!”という思考回路になれ」等と、熱く訴えましょう。

そのためには、大人はカッコよくなくてはいけませんね。「勉強しても、こんなしょうもない大人にしかなれんのか・・・」と子どもたちに思わせたら、それこそが教育の失敗です。“楽にしか生きる気がない”僕はカッコ悪いので、子どもを持たない人生を選択したわけですが(笑)。それなのに、ここで偉そうに持論を述べて、すみませんです。


宿題をやれ!と押し付けられた生徒は、言われた分だけをテキトウにこなして、満足してしまいます。「ちゃんとやっているでしょ?」という、ただの免罪符になります。一方で、「ここからここまでやる!」と、生徒に自分で決めさせると、彼らは本気でやって来ます。なんならば、宣言した量を越えて、自ら率先してやり始めます。

これは学習塾講師歴10年の、僕の実体験です。宿題を強制的に課すというスタイルが、どれだけムダなことか、塾の経営陣の連中ってなんで気付けないんですかねぇ。はっきり言います。「生徒に宿題を押し付ける塾=レベルの低い塾」です! そういう塾は、ホント、わかってない!!




ところで僕は学生時代、運動はてんでダメだった一方で、勉強はすこぶるできまして(笑)。つまらない授業をする教師に対しては、バカにしまくりの、かなり性悪な生徒でした。なので一部の教師たちからは、すれ違えば睨まれるレベルで嫌われていましてね。僕は、それすらも笑っていましたよ。ほんと、クソ生意気なガキでした。

しかし、そんな僕でも絶大にリスペクトした教師が、二人います。小学生時代の担任の先生は、リスペクトというよりも「好きだった」に感覚が近いので、これは中学時代のO先生と、高校時代のM先生のことです。というわけで、ここで僕と彼らとのエピソードを。このエピソードがあったからリスペクトしている、というわけではないですが。



中学三年の冬、毎年恒例の駅伝大会がありまして。各クラス(生徒40人ほど)で、チームをA〜Dの四つに分け、一日に4回のレースが開催されるという形でした。

もちろん、A〜Dでレベルの差があり、Aチームのレースは各クラスがプライドを賭けた、最強メンバーで臨むというのが暗黙の了解でした。なので僕のクラスでも、長距離走が速い者から順に、Aチームを結成しようとしていたのですが・・・。“足の速い野郎ども”が、超絶・冷めてる系でしてね。「駅伝とかマジでかったりぃ。真面目に走るの、ダッセェし。俺たちはDチームで」となったのです。

そのせいで、チーム分け会議は、なにやらケンカのようなカオスな雰囲気に。担任のO先生も、何も言わないものの、明らかにイラついている。そこで、僕が手をあげまして。「そんじゃあ、俺がAで走りま〜す」と。僕のそれをきっかけに、他にも何人かが同調し、会議は無事に終了しまして。

僕は、実力的にはチームD、よくてもCって感じでしたけどね。どのチームであろうが、どうせ同じ距離を走るわけだし、走るからには本気で走りたいと僕は思っていましたし。で、駅伝大会の当日。ベストチームではない僕らは、もちろん遅いのですが、なぜかアンカーを任された(笑)僕はビリから二番目でタスキを受けまして。

僕はあっさりとビリのチームに抜かれ、どんどん離され、途中からは完全に独りぼっちで走りましたよ(涙)。すると終盤、学校に戻るまであと1キロほどかという地点に、なぜか担任のO先生が立っている。そして、僕と並走し始めまして。「タクーーーッ! もうちょっとだ!! がんばれ!!」と、並走しながらずっと叫びまくっている(笑)。

そのまま僕は、大きく離されてのビリでゴールしましたが。まぁ、そもそも走るのは得意じゃないし、別に誰からも責められなかったしで。もちろん悔しかったものの、僕なりに気持ちよくやりきった感がありました。


それから少し経ち、そろそろ卒業を間近に控えた頃に、放課後の教室で、たまたま偶然にO先生と僕の二人だけになったことがありました。そこで先生は、僕にこう言ったんですよ。「俺は、あのチーム分け会議で、お前が自ら手をあげて“Aチームで走る”と言ったことが、本当に嬉しかった。そして、お前は全力で走っていた。何事にも本気になれるお前のその姿勢は素晴らしいから、これからもそのままでいてほしい」と。僕は正直、感動しましたよ。そうやって、認めてもらえるのって、本当に嬉しいですよね。



時は過ぎ、今度は高校三年。なまじっか勉強ができたせいで、県内有数の進学校に通っていた僕ですが、大学受験に対しては、完全に冷めておりまして。単純に、大学で学びたいことがなかったんですよ。僕は、子どもの頃からの夢だった漫画家になりたいと、本気で思っていたのです。映画「いまを生きる」の影響が大ですね(笑)。

高校三年次って、12月くらいから授業はほとんど自習になりますよね(僕の高校だけかな?)。受験シーズンの直前ですから、クラスメイトは皆、すげぇ真面目に、黙々と勉強をしている。僕だけ勉強する気が皆無で特にやることもなく、近くの者に話しかけまくりで、浮きまくっておりまして。そしてついに、「五月蝿いあいつ(タクロウ)を、どうにかしろ!」という、クラス中の怒りにまで発展しまして。

ある日僕は、担任のM先生に呼び出されて、「たくさんクレームが入っているぞ!」と怒られたんですよ。しかし、「だから静かにしろ!」となるのかと思いきや、全然そんなことはなく。「お前は漫画家になりたいそうじゃないか。これまでもクラスメイトや教師をネタにした、パロディ漫画をたくさん描いていたそうだな。」「この学校は、受験に真剣すぎて、卒業文集みたいなのを作る習慣はないよな。なのでお前、卒業文集の代わりになる、皆に向けての特別な漫画を描いたらどうだ? 家の方が描きやすいなら、学校に来なくてもいい。それでもお前の卒業は、俺がちゃんとするから」と言われたんですよ。

その提案の通りに、以後の僕はテキトウに学校をサボりながら、M先生の指定した〆切りまでに漫画を仕上げまして。女子を入れるのは無理でしたが、クラスの男子は総出演する、けっこうな大作を。それをM先生に渡すと、「俺が責任もって製本して、卒業の日にクラス全員に配るぞ!」となり。

卒業式の後、最後のホームルームで、先生が持って来た二つの大きな紙袋に詰められた大量の僕の漫画をみて、これまた僕は感動しましたですよ。それは先生と僕だけが共有したシークレット・サプライズで、クラスの仲間達はビックリで。皆、我先にと漫画を読み始め、爆笑が巻き起こりまして。あれは、嬉しかったなぁ・・・。


結局、僕が漫画家になるという夢は叶いきらず、今ではただの、ゲストハウス・おじさんですけどね。これらは僕の心の中にある宝物のような、ステキな思い出です。O先生とM先生が僕に教えてくれたことは、ざっくり言うと「未来に向けて、好きな事をやれ! ただし、全力でな!」だったと思うのですよ。彼らから、何かを押し付けられたという記憶はないのです。彼らの教えによって、僕はいつでも、何に対しても自分の意志で動くようになりましたし、それが一番気持ちがいいと気付かせてもらったのです。

当時の二人は、今の僕とそんなに歳が変わらなかったはずです。あれから20年以上が経っていますから、もう教師業は引退している頃だと思いますが。元気にしているのかなぁ。


僕は先生たちのおかげで、こんな、全力でユルユル人生な大人になることができました(笑)!! 年頃が追いつき、今では当時の先生たちの思いや教えを、より理解できるようになりましたよ!!

ありがとうございました!!!




2019年5月1日水曜日

令和! 新プロジェクト始動!!




やっほ〜、タクロウだで!

ゴールデン・ウィー〜〜〜ク・ど真ん中!! 宿はこの時期の例年通りに、ノーショウや直前キャンセルが多発するかも・・と心配しておりましたが、今のところは予約を受けたゲストの全員にバッチリ来ていただいております。他の宿々では、この問題で恐ろしい被害になっているようなので、僕はラッキーです。



さてさて、記念すべき令和・第一発目の記事ですが。

前回に宣言した通りの【学校教育にモノ申す!】の第三弾では・・ありません! それは次回に持ち越し!!

さらには、いつも月頭にやっている営業実績報告も、今回は文末に後回しです!!



YAWP! backpackersのfacebookページを見てくれている方は、すでにご存知のことかと思いますが、私・タクロウは本日より、東京小ゲストハウス情報発信サイト【おかえりびと】のメンバーとしての、活動を開始いたします!!

本日より・・といっても、令和のスタート日に公表を合わせただけのことでして、もちろん活動の準備自体は遥か以前からしておりました。僕が少し前に、「最近クリエイティブなことをしている」と書いたのは、まさにこのことです。僕は絵描きなので、粘土の制作もやる前までは正直、余裕ブッコいていたのですが、こちらは想像以上に難儀でした!「慣れていて楽チンな、イラストにしときゃよかったぜ・・」と何度か思いましたが、結果的には悪くないクオリティの人形たちを完成できたので、我ながら満足です!!


しかし僕は実は、サイトのスタート自体を本日、5月1日にしたかったのです・・。僕の作業の遅れが主な要因で、ズルズルと先延ばしになっております(すみません)。この活動でのメンバー集結ポリシーや考えは、facebookページやサイト内に載せておりますので、ご興味のある方はそちらを参照してください!!

参加宿は現状で6軒、メンバーは7人ですが、僕らの関係に“代表”等の設定はありません。あくまで、フラットな繋がりです。そして、この7人で完全固定とするつもりもありません。すでに後の参加が決定している者もおりますし、メンバーの増減は、その時々によってのフレキシブルな感じになると思います。

しかし僕らはフラットな関係とはいえ、仮に外部との面倒ごとが発生した場合には、僕が対応&解決します。性格が悪いのは僕だけで、僕以外のメンバーは皆さん穏やかで優しい方々ですからね(笑)。「代表というような立場ではないが、万が一には俺が毒を飲む!」ということです。


【おかえりびと】は情報発信サイトですから、こうしてブログを書いている僕にとっては、今後は発信の場が二つになります。たまに同じ記事を載せることがあるかもしれませんが(笑)、僕の脳内ではきっちり区分けができておりまして、

【おかえりびと】は世間一般の方々に向けた、ライト・サイドの発信。僕の中にも僅かながら残る、“いい人”の一面を出す。毒を吐く場合には、カワいくすることを心がける。

【このブログ】は、業界関係者や開業志望者を意識した、ダーク・サイドの発信。僕の本性丸出しの、誰にも気を使わない毒を吐きまくりの記事を書き、今後も嫌われまくる。

・・という感じです(笑)。


もちろん、参加宿は特色がそれぞれ異なりますし、宿主の面々も様々なキャラクターです。facebookでの挨拶にも書きましたが、僕らは「厳選された良宿の集まり」ではありません。たまたま参加宿はすべて、予約サイトでのレビュー採点が、高評価ですけどね。そういう方向性で、アピールをするつもりは全くありません。

僕らは【おかえりびと】を通して、ゲストハウスでのリアルな日常と素直な思いを発信することにより、この宿スタイルが世間一般から「面白そう!」「泊まってみよう!」となってほしいという、それを第一の目標としております。なので、サイトを閲覧し興味を持っていただいた方々には、メンバー宿以外のゲストハウスを宿泊先に選んでいただいても、全然かまいません!! もちろん僕らは、皆さまのお越しをいつでもお待ちしておりますが。特に僕は、サイトを利用しての集客欲は全くなく、単純に発信するのが楽しいからやるだけなので、「メンバー宿のどこかに泊まってみよう」となった方には、ウチよりもぜひ、他の宿を優先的に選んでほしいと思います!!



おっと、「僕らの考えについては、facebookを参照してね♡」と先ほど書いたにもかかわらず、結局それなりに語ってしまった! まぁ、僕はこの活動に対して、それだけ熱い思いがあるということです!!


この件については、サイトの開始日が確定し次第、改めて報告いたします!!

皆さま、新プロジェクト【おかえりびと】を、今後ともどうぞよろしくお願いします!!!







最後に、月初めのいつものやつです!


【YAWP!来泊ゲスト国籍 トップ10(2015年4月〜:計2847)】

 ①アメリカ     454
名(+23)
 ②日本       433 (+9) 
 ③イギリス     261
 ④オーストラリア  230
 カナダ      222 (+5)
 ドイツ      138
 ⑦フランス     110 (+6)
 ⑧タイ        82
 ⑨韓国        74 (+3)
↑ 台湾        74 (+4)


【新規ゲスト数(泊数:日数平均:稼働率(キャパ))月別まとめ】

2015】
4月:22( 81:3.68:22%(12))
5月:28(132:4.71:35%(12)
6月:11( 60:5.45:17%(12)
7月:65(205:3.15:59%(12)
8月:98(312:3.18:93%(12)
9月:79(278:3.52:93%(10)
10月:91(253:2.78:94%(10)
11月:74(227:3.07:84%(10)
12月:84(229:2.73:82%(10)
【2016】
1月:59(198:3.36:73%(10)
2月:55(194:3.53:78%(10)
3月:72(242:3.36:83%(10)
4月:83(275:3.31:85%(12)
5月:100(278:2.78:80%(12)
6月:26( 72:2.77:60%(10)
7月:45(139:3.09:61%(12)
8月:81(247:3.05:66%(12)
9月:64(215:3.36:90%(10))
10月:56(152:2.71:61%(10)) 
11月:42(112:2.67:45%(10)
12月:68(191:2.81:68%(10)
【2017
1月:50(190:3.80:79%(10)
2月:22( 81:3.68:58%(10)
3月:55(151:2.75:97%(12))
4月:75(238:3.17:79%(12)
5月:61(185:3.03:57%(12)
6月:19(126:6.63:84%(10)
7月:54(186:3.44:55%(12)

※以降、キャパは12で完全固定とし、()内は名目稼働率に変更。

8月:66(234:3.55:75%(75%)
9月:39(149:3.82:54%(54%)
10月:67(230:3.43:74%(93%)
11月:50(151:3.02:52%(65%)
12月:52(167:3.21:57%(63%)
【2018
1月:41(132:3.22:46%(57%)
2月:42(129:3.07:45%(62%)
3月:58(143:2.47:60%(60%))
4月:73(240:3.29:80%(85%)
5月:74(270:3.65:73%(91%)
6月:39(122:3.13:73%(90%)
7月:51(189:3.71:79%(85%)
8月:78(295:3.78:95%(95%)
9月:68(206:3.03:78%(97%)
10月:63(222:3.52:69%(85%)
11月:75(200:2.67:67%(78%)
12月:56(202:3.61:77%(85%)
【2019
1月:43(204:4.74:68%(84%)
2月:48(195:4.06:71%(79%)
3月:49(241:4.92:84%(88%))
4月:76(253:3.33:92%(97%)
          
計:2847(9423:3.31:77%(88%)※)

※稼働率のみ、直前一年間の平均

名目実績(泊数:日数平均:稼働率)268:3.53:97%



オゥ! 実質稼働92%、名目稼働97%。想定以上に伸びましたよ!! そして全然気にしていませんでしたが、アメリカンなゲストだらけだったんですねぇ〜(笑)。

先月は、3月のようなノーショウ or 直前キャンセルがほとんど発生せず、ほぼ全日がフルで、メチャメチャ混んでいました。長期泊のゲストがあまりいなかったので、平均泊数は先の数ヶ月と比べるとだいぶ下がりましたが。

皆さま、どうもありがとうございます!! ゴールデンウィークが過ぎたら一気にヒマになりそうですが、今後もがんばって働きます〜!!!