2021年9月11日土曜日

陰謀論ではなく、ただ、真実を知りたいだけだ。





2001年9月11日。

世界中の人々を震撼させた、あの、同時多発テロが起きました。今日は、あれからちょうど20年。僕のこれまでの人生においては、あの事件がおおよそ中間の折り返し地点の頃合いとなります。ある意味では、僕の中に「世界で何が起きているのか、この眼で直接見るべきだ」という目覚めを引き起こし、実際に僕が世界一周の旅に出ることになった、要因の一つであったと思います。


それに連なり、先日、たいへん興味深いニュースが。20周年の追悼式典の開催にあたり、遺族会が「政府が機密情報を開示しない限りは、バイデン大統領の式典への出席を拒否する」との声明を発表。それを受けてバイデンは、関連文書の機密解除を検討するよう、司法省などの連邦機関に指示した、とのこと。

このニュースを読んで、僕はてっきり式典当日(9月11日の今日)の前までに開示を実行するのかと思っておりましたが、なんだい、「今後六ヶ月のうちに」かよ。しかも、あくまで解除を“検討する”のかよ(笑)。今後の半年の間に、ギリギリ出してもよさそうな情報をチマチマとピックアップし、最終的には黒塗りだらけな状態で申し訳程度に公開する感じですかね?

事件の当時は共和党(ブッシュ)政権で、一方でバイデンは民主党ですから、関係性としては相反するわけで、ブッシュにとって都合の悪い情報でも出しやすい素地はありますけどね。おそらく、ムリでしょう。なぜならばこれは、国内のイデオロギー対立を超越した、“アメリカが世界中を敵に回す可能性のある”ヤバ過ぎる案件だからです。


僕はこのブログ記事で、「あれはアメリカの自作自演だ!」というような、陰謀論を語りたいのではありません。その一方で、“アルカイダが起こしたテロ事件”だとも、全く捉えておりません。「悪いのは◯だ!」「いや、△だ!!」・・というような単純な話ではなく、いろいろな国や組織の思惑が複雑に入り組んだ、すさまじいスケールで壮大に“作られたもの”という認識です。なんならば、「日本政府はどこまで事前認知、関与していたのか?」という目線すらある程です。


ちなみに僕は、2001年の当時は大学生で、あの日のあの時には家で独り、普通にTV(テレ東のロンブーの番組)を見ておりましたが、それがいきなり緊急ニュースに変わり、事件を知って凄まじい衝撃を受けたのを、今でも鮮明に覚えております。全局で緊急ニュースは続き、僕はそのまま寝ずに、翌日の昼過ぎまでそれを見続けました。衝撃が強過ぎて、眠れなくなったのです。なんだか急に強烈な不安感にも襲われ、ド深夜に実家に電話をかけ、アメリカの親戚の安否を確認したりもしました。あの日ばかりは両親も寝ておらず、変なテンションでしたね。

さて、事件の勃発を知り、ずっと起き続けた・・・その朝、僕としては2機の航空機の突撃よりも、衝撃を受けたニュースがありました。なんと! 崩壊した2棟のビル(WTC1号棟、2号棟)から、少し離れた場所にある47階建てのビル(WTC7号棟)が、いきなり完全崩壊したとのこと。こちらには、激しい損傷は特にはなかったというのに。

「・・・は? な、、なにそれ・・・・?」

と、しばらくの間キョトン状態になったことを、僕はこれまた鮮明に覚えております。航空機が突撃した2棟のビルの崩壊を見た時点では、僕はピュア度100%で「とんでもないことだ!悪魔の所行か!」と思ったんですよ。その後にブッシュが「アメリカはテロには屈しない」と演説した時にも、純粋に「テロは許せない!」と憤ったんですよ。それがあの、7号棟の崩壊のニュース映像を見た瞬間、「・・・これは変だ。何かがおかしい」という違和感のモヤモヤに、あっという間に脳内が支配されました。

あの2棟のビルが跡形も無く崩れ去った、およそ7時間後に、全く関係のない(隣接すらしていない)1棟の巨大ビルがいきなり崩壊したことを知っている(覚えている)者が、日本にはどれくらいいるのでしょうかね? 陰謀論がどうこうとあざけ笑う人の中には、たまに「そんなの都市伝説でしょ」的なことを言う人がいますが、そんな奴は無知&バカ過ぎて話にならない。明確な事実と、推論や意見とを、ごっちゃにしてはいけません。7号棟が崩壊したことは、紛れもなく実際に起きた出来事で、これはアメリカ政府もはっきりと認めております(というか、否定できるはずがない)。

さらには、イギリスのBBCの報道番組で起きた、“7号棟の崩壊が起きる10分以上前に「崩壊しました」との速報を流す”という、「予知能力かよ!」的なブッ飛んだ出来事も、BBC自身が認める、明確な事実なのです(生放送でしたから、否定のしようがない)。BBCは「エラーが起きたため」とかいうファジーな釈明をするだけで、真相究明の訴えからは逃げ続けておりますが。これらは分析や推論ではなく、もちろん都市伝説でもなく、紛れも無い事実なのです。ネットで検索すれば、あの日の出来事&時系列をファクトのみで正確に記すサイトは、いくらでもヒットしますよ。


7号棟の不可思議な崩壊の映像を見て、強烈な違和感を覚えた僕は、実は一時期まで、同時多発テロに関連する書籍や雑誌、テレビ番組等々、ありとあらゆる物に手を出しまくりました。とはいえ陰謀論的な方向に偏るつもりはなく、「真実を知りたい」という純粋な渇望から来る情報漁りでしたので、政府側の分析発表を裏付ける意図の発信の数々にも、ちゃんと目を通しております。その情報収集欲は日本の枠を越え、本国アメリカでのドキュメンタリー番組や告発番組すら、僕はいちいちチェック済みです。

雑誌やテレビにおける、<同時多発テロの疑惑追及?>のような特集は、2004〜2007年の頃がピークだった印象で、当時は週刊ポストや週刊新潮にも大々的に載りましたし、NHKや日テレでも特別番組を放送しておりました。それが、いつの間にか風化したというか、2010年を越えた頃には日本で話題に上がることは、ほとんどなくなりましたね。


僕のモヤモヤのきっかけはWTC7号棟のいきなりの崩壊だったとはいえ、“「あれはおかしい!」と立ち上がった、世界中の者々たち”が発信し提議され始めた疑惑の数々の情報を仕入れれば仕入れるほどに、「そうだな、これも明らかに変だ」「たしかにこれは物理的におかしい」といった認識事項が、山盛りに増えました。もちろん、反論記事を読んで「なるほどな」と納得ができたこともありますが、反論とはいえその説明は「起きてもおかしくない」「こうなった可能性は否定できない」といった内容のものがほとんどで、あらゆる疑惑に対してロジカルに完全論破ができているものは、僕はいまだに見たことがないです。

仮にとある事象が、十分の一の確率で起きるとして、その事象が一つだけ起きたのであればまだ理解の範疇ですが、十分の一の出来事が四つも五つも折り重なって、同時・同地域・同犯人グループ?の事件内で起きたわけですよ。全てが米政府(&疑惑を完全否定する者々)の主張の通りだとしたら、十分の一が累乗で掛けられて、その確率は一万分の一とか、なんならば一億分の一とかになるかもしれない。そんなの、現実的に有り得ないでしょう? 僕は疑惑の全てを是と判定しているわけではありませんが、アメリカ政府をはじめとする様々な支配組織が、何かしら(疑惑の大部分?)で何かの裏行為をやっていたというのは、どう考えても間違いない。

というわけでこの案件、僕は果てしなく語れまして(笑)、その気になればブログ10回分くらいは余裕でいけちゃうのですが、あまりやりすぎると陰謀論者っぽくなって引かれそうなので、わかりやすく

【実際に起きた出来事(事実であり、僕や誰かの意見や分析ではないので、議論の余地無し)】

【物理学者やパイロット等による、意見・分析(もちろん、相反する意見を発した学者もいる。あくまで、疑惑追求サイドの者々からの発信)】

【発信者は定まっていない(僕は把握していない)が、よく語られる説】

の三つに分け、“9.11テロの疑惑の数々”の内の、今の僕がサラッと思い出したもの(この記事を書くにあたり、ネット等で再確認をしてます)のいくつかを、以下に列挙します。僕なりの是否の判定や意見もフワッと載せますので、論戦を挑む方がいるようならば、受けて立ちますよ!「そんな情報、検索しても出て来ない。だからガセ」「一国の政府がそんなことするわけないじゃん」的な反論は、ただの単細胞なバカだと思うので放置しますが。僕が当時に見たドキュメンタリー番組等の記憶情報を含みますしね。YouTubeで探してみましたが、発見できず・・・

なお、長くなりすぎるのもなんなので、WTCの崩壊とは別(同時進行でしたが)の、ペンタゴンに航空機?が墜落した件における数々の疑惑については、ここには書きません。以下の()内は、僕の意見です。




実際に起きた出来事


① WTC7号棟が、なんの前触れも無くいきなり崩れ去る。米政府の公式見解は「その前のタワー2棟の崩壊で、瓦礫等の被害を受け棟内で火災が発生したため」。

(あのぉ・・火災が起きたのは事実かもですが、なんでそれが原因で、巨大ビルの丸ごとがたったの6秒でズドドーッと崩れ落ちるの? もっと近くにあるビル棟は、ケロリと建ち続けてたんですけど・・・。小学生レベルの理科の知識でも、おかしくない?となりそうなもんだが)


② 疑惑の追及を受けたWTC7号棟オーナーのシルバースタイン氏が「“火災の被害が大きいので、陥落させてもいいか?”と政府から申し出があり、了承した」と証言。これはあくまで彼の証言であり、米政府の発表ではない。

(その申し出が事実だとしても、了承した直後に、巨大ビルをストンと垂直に内側から壊せる技術って何? 爆破による解体だとしても、現地のあの大混乱の中、数時間で爆弾をビル中にセッティングできるわけがないやろがい)


③ そのシルバースタイン氏が、ビルのオーナーに就任したのは9.11の直前。すぐさま多額の保険金をかけていたため、彼はこの件により70億ドル(≒7500億円)を手に入れた。

(へぇ、そうですか。それはそれは、スーパーラッキーでしたねぇ)


④ 事件直前の数日の間に、株式市場ではアメリカン航空やユナイテッド航空の株に、異常に大量の売り注文が発生。それは通常の100倍にも及んでいる。アメリカの証券取引委員会は、この件については解明も発表もしていない。

(へぇ、そうですか。この2社だけ大暴落ですか。ん、WTCタワーやペンタゴンに突撃したのって、どことどこの航空会社の機体でしたっけ? こちらの空売りスキームでもって、100億以上を儲けた政治家がいるとの説もありますが、これについては事実かどうかは僕は知りません)


⑤ WTCに一機目が突入した際、ブッシュ大統領は、小学校での朗読会に向かう車の中だった。ちなみにその朗読会は、ブッシュ側からのオファーで、それも登校時間を早めるほどの謎の“朝イチ指定”。小学校の校長はブッシュの来校を待つ間に、一機目の突入を緊急ニュースで知り「当然、中止だろう」と思った。しかしブッシュは普通に来て、予定通りに朗読会を開始。二機目の突入を受けて朗読会は中止となり、ブッシュはその小学校の図書室から緊急声明を発表。

(これは、アメリカの告発番組で小学校の校長本人が訴え出ているのを見て、インパクトが強かったのでよく覚えている。一機目が突入した時点で、とんでもない緊急事態。すぐさまブッシュを保護し、シェルターにでも隔離するべきだろ。それが二機目まで、ノンキに朗読会だって? どう考えてもおかしい。ちなみに、この時のブッシュの緊急声明会見、「アメリカはテロには屈しない」では、多様な人種の小学生達を周りにズラッと並べてました。要するに、それが狙いね・・・)




【専門家による、分析と意見】


① 航空機に搭載されているジェット燃料が起こせる火災は、摂氏1000℃ほどが上昇の限界で、鉄鋼の融点である摂氏1500℃には到達するわけがない

(仮に何かの複合的要因があって起こりえたのだとしても、そのような業火で灼熱な状況下で、なぜ犯人のものとされるパスポートが焼けずにいくつも発見されるんだ? 見事な矛盾!)


② 大火災の発生は、ビル上部の一部、航空機の直撃を受けた地点のみのはず。その階層の鉄骨が融解したという可能性を仮に認めるとしても、鉄骨に損傷のないはずの下階層までもが、同等かつ均等なペースで連鎖崩壊するはずがない

※こちらをご覧あれ→<ある巨大詐欺の解剖 - 日本語字幕

(2棟の高層タワーが両方とも、引っかかることもなく傾くこともなく、ズットーンと真下に陥落。その間、わずか12秒、自由落下速度とほぼ同じである。皆さん、マジでリンク先の動画を見てみて!)


③ ジャンボジェットのベテランパイロットが、「1棟の高層タワーに、自分のコントロールのみでピンポイントに突撃するなんて、私でも無理なこと。軽く練習してみただけのエセパイロット(テロリスト?)が、なし得るレベルの技術ではない。仮に奇跡的に一機が成功したとしても、二機共に成功なんてありえない」と断言。

(「テロリストは遠隔操作でやったんだよ!」とかいうアホな反論を見たことがありますが、むしろ逆で、世界中の大都市には航空機の墜落を回避するためのバリアのような役割を持つ管制機関があり、危険を察知した際には当該機の操縦システムを強制的に奪うことができます。あれ・・この日は、その機関は何をやってたの・・? え、それはWTC7号棟の23階だったって? ん・・・・)



【よく語られている、疑惑というか説というか】


① そもそも、WTCに航空機は突撃していない。あれは、CGだったのだ!!

(現地の一般市民の多くが、目撃を証言している。なのでさすがにその説には無理があるかな、と。なお、目撃談の中には「あれは旅客機ではない。軍用機だった」というものが大量にあったそうだが、この点には僕はあまり注目していない)


② 1、2、7号棟、全てが似たような、直下型の崩壊。7号棟が爆破による解体なのであれば、全てが同様であると捉えるのが自然。実際に3棟とも、メンテナンス名目でのビル内丸ごと立ち入り禁止日が、事件の前にはちょくちょくとあった。その際に、少しずつ爆弾を仕込んだのだろう。

(「政府からの解体の提案を了承した」と、ポロッと言っちゃったシルバースタインは、超マヌケですね。これにより少なくとも、関係者の誰かは嘘をついていることが、確定したわけです。ビルオーナー自身が証言しているのですから、爆破解体の線が濃厚と見るのは、当然では?)


③ 2001年9月11日はユダヤ教における安息日で、教徒のほとんどは、その日は出勤していない。イスラム教徒のテロリストたちが、わざわざそんな日を選ぶというのはおかしい。

(う〜ん。安息日だったのは事実のようですが、ユダヤ教徒の中にも出勤して亡くなられた方がいる以上は、そのラインで疑惑追及するというのは、僕にはないです。論拠にも乏しいと思いますしね)



はい〜。・・・他にも有名・無名な疑惑の数々をつらつらと書き続けていたのですが、なんだか疲れた上に、急に「こんなもんでいいか!」となったので、この辺りで切りたいと思います〜。とりあえず、この記事で書いた疑惑の数々を完全論破し、20年に渡る僕の心中のモヤモヤをスッキリサッパリ払拭させてくれるだけのサイト等をご存知の方がいましたら、ぜひ教えていただきたいです。皮肉な意味ではなく、マジの素直な話で。

こんな戦闘力5のゴミみたいなブログに、影響力なんて全くないでしょうが、今後の僕がいきなりの不可思議な死!を遂げたら、読者の皆さんは「すわっ・・さてはあの記事のせいで暗殺されたか・・・?」と背筋が凍る思いをしてくださいです!! それこそ、陰謀論になっちゃうか(笑)!!



今回、改めていろいろと検索してみた結果に見つけた、最も的確かつ広域に疑惑のあれこれをまとめてくれているであろう、ブログサイトはこちら↓

<gooブログはじめました!>