2022年12月31日土曜日

8年半、どうもありがとうございました!

 






8年半もの長き間、続けて来たこのブログですが、これが最後の投稿です。



年末年始、おかげさまで宿は盛況しておりますが、直前キャンセルやノーショウがとても多く、“フルの予定だったのにそうじゃない日”が多発しております。ほとんどの日が9〜11人で、12人フルにはなかなかならず。キャンセルがあっても、二〜三日前ならばそれなりに埋まりますけどねぇ。

大人数グループの前日キャンセルや、少人数でも当日キャンセルやノーショウ、これらはマジで発狂しそうなくらいにムカつきます(笑)。以前はそういった迷惑行為はほぼ全てが外国人によるものでしたが、最近は日本人の方が多い・・・。いつからこんなにモラル崩壊したんだよ、日本。世も末だわ。

とはいえ、今月の合計泊数は159。営業16日間、ベッド総キャパ192で、稼働率は83%。先月は、一日のキャパを7にした上での稼動102%でしたので、12で83%の方がずっと儲かっております。ブログはもう辞めますよ〜のタイミングで、稼働率が5%とかだったら泣いちゃいますが、83%ならば申し分無し。これは実は、12月の実績としては過去最高。とってもポジティブなラストで、ハッピーです!!




さてさて。

YAWP!ではここ一週間ほど、ジャマイカ人(3人組)やモンゴル人、ポーランド人などの、なかなかレアな国籍のゲストが多いです。ジャマイカ人の若者グループは、最初からチェックイン時間を守らずに到着、ベッドに案内したらすぐに荷物を拡げまくってそこら中をハチャメチャに。こりゃあ、久しぶりに要注意なゲストだなぁ〜と危惧していましたが、その予感の通りに翌日、僕が昼休みに外に出ている間に勝手に大勢の友人を呼び、パーティを開催していましてね。僕が宿に戻ると、知らない者だらけの&大賑わいのカオスな状況。僕はさすがにブチ切れまして、ゲスト以外の者々を全て即座に「出て行け!!」。ある程度はすぐに従いましたが、居座ろうとした者もいたので「警察呼ぶよ?」と言ったら連中はしぶしぶ従いまして。

この状況を引き起こしたゲスト3人のことも、即座にキックアウトしようかと考えましたが思い留まり、「マジで限界ライン上。今後、一つでもトラブル起こしたらすぐに追い出す」と伝えまして。彼らはAirbnbでの予約で、実は僕はAirbnbからのゲストをキックアウトしたことが過去に一度もなかったので(他のOTAのゲストはあります)、今後の勉強のために、いちおう手順を聞いてみようと思いましてね。

Airbnbのカスタマーサポートに出来事を伝えると、3人に事実確認をし、事実と認定されると(彼らが嘘をつかなかったのは良し)きっちり、「あなたたちがした行為は、Airbnb規則違反。今後は規則と、ホストの定めるルールを必ず守りなさい」と警告してくれまして。そして3人組は、僕に謝る・・という感じでもなかった(笑)ですが、少なくとも「自分たちが間違えていた」と認め「もう、違反は絶対にしない」と宣言したので、それでリセットすることにしましてね。話を聞くと、彼らは今回が初めてのAirbnb利用で、“悪いとわかっていて悪さをした”ではなく“何が悪いことなのか知らなかった”でしたし。

彼らと僕は、今ではその事件がなかったかのように、良好な関係を築けております。以前にも僕は、Airbnbを賞賛する記事を何度か書きましたが、「相変わらず素晴らしいサポートっぷりだなぁ〜」と感心しましたよ。あの会社は、本当に信頼が出来ますね。


そんな感じのカオスも起きつつ、最近の僕は楽しい宿主ライフを送っております。改めて、将来ビジョンの逆算設計をしてみましたが、この年末のような“ハイシーズンならばだいたい埋まる”状況が今後も続くようならば、以前から目標としていた〈一年の内の半分は宿を開け、半分は閉めてノンビリしちゃう〉生活が実現できるかもしれません。〈半分は閉めちゃう〉・・ではなく〈半分はどこかへ旅に出ちゃう〉なのが、僕の真の理想なのですが(笑)。借金返済の猶予期間がいずれ終わり、これからは500万円をコツコツ返さなきゃならないので、そこまでの悠々自適はまだ先でしょうね。



そんな感じで、ラスト記事だからといって何か特別な内容にするつもりはないのですが(裏話を期待してたFちゃん、スマンです!)・・・最後に。このブログの過去の記事の閲覧数を細かく見ると、平均の閲覧数が今年の3月以降に大きく減っております。その理由はハッキリとは判りませんが、2月26日に書いたロシア・ウクライナ戦争に関する記事で、僕が心をウクライナへの一方には寄せず、「フラットであるべし」とのスタンスを取り、「どちらの意見も聞くべきだ」と訴えた・・というのが原因になっていそうです。あの記事を読んで共感ができず、なんならば失望し、離れて行った読者の方は少なくないのかもしれません。

しかし僕は、今後も一切、変わりません。先ほど話題に上がった今ウチにいるゲスト、モンゴルの彼はプーチンを強くリスペクトしており、「ウクライナの暴走、挑発がプーチンを怒らせた」という主張ですし、ポーランドの彼女は「プーチンは悪魔! 絶対に許せない!」です。

モンゴルはロシアの隣国で、ノービザで互いに行き来できる間柄。プーチンがロシアの財閥やマフィアを駆逐し、経済を飛躍的に成長させ、いかにロシアが健全になったか、、という彼の話は、すごく勉強になりました。一方で、ポーランドはウクライナの隣国。戦争が起きてウクライナからの難民が押し寄せ、母国が今、どんな悲劇的な状況かという彼女の話も、すごく勉強になりました。

人によって、一人の人間(プーチン)への評価が「英雄」だったり「悪魔」だったりする。そんないろいろな意見、世界のアレやコレやの話を、東京の東のはずれのローカルな街でノンビリしているだけの僕が、毎日のように聞くことができる。


「ゲストハウスを開いて、本当に良かった」と思えるのは、まさにこういう時です。



当ブログ、過去の
総記事数  :268
総閲覧数  :354799
総コメント数:374

みなさま七年半もの間、このような下世話なブログにお付き合いいただき、どうもありがとうございました!!!

僕は少なくとも2028年5月まではYAWP!を続けるつもりですので、それまでの5年半の間であれば、いつでもどなた(倉敷のハゲと教授と長坂を除く!)でも、高砂でウェルカムです!! とはいえ年の半分は宿を閉めていますから、事前に連絡はくださいね(笑)!!!


それでは!! 

チャオ チャオ!!!!




2022年12月22日木曜日

2022年のベストバイ、7選!!





ねぇねぇオイラ、アルゼンチン優勝、的中したよぉぉぉ〜!! ・・・ですが、予想を当てたことよりも、あんなに凄まじく熱い決勝戦を観られたことの方に喜びがあります。おめでとう、アルゼンチン!! おめでとう、メッシ!!!


さて、このブログは残り2回。おかげさまで、宿は混んでいます。年内に休みの日はもうありませんので、街へ買い物に行くこともないです。今年は僕のプライベート用には、家電もCDもDVDもゲーム類もガジェット類もディスプレイ類も一切買っておらず、増えたのは服飾類と本&雑誌だけです。そういえばフレグランス類(いちおうマニアです)も、一つも買っていないなぁ〜

・・ってなわけで、結局のところ今回も服飾類の紹介です(なんだか、マジですみません)。今年に買った、、とはいえ以前に発信した通りに、僕の購入服はビンテージ古着が主で、それを除けばアルチザン(こだわり職人)系しか興味が無いので、いわゆる「今年に流行った色や形!」とは全く縁がありません。まぁ、ユーロビンテージは、今は流行りと言えば流行りなのかな(僕はずっと以前から収集しておりましたが・・)? 洋服類しかないので、アタマの方から行きますね。・・・あ、上記は「街へ買い物に〜」の辺りから丸ごと、昨年の文のコピペです。状況が全く同じなので(笑)。漫画〈カメレオン〉ばりの手抜きコピーをしてしまい、どうもすみませんッ!!!



<YAWPタクロウの、2022年ベストバイ!!>


【帽子部門】

ポール・ハーデンの、ベージュ色のハット


これしか買っていないのでベストにしましたが、3月に買ってからの九ヵ月間で4回くらいしか被っていないので、そんなに気に入ってないのかもです(笑)。中古なので3万円くらいでしたが、新品ならば軽く10万を超えます・・・



【眼鏡部門】

Rigardsの、トップリムが古木のやつ


同じく、これしか買っておりません。銀座で購入、9万円くらい。超・気に入っていますが、木製メガネは弱いので、ぶつかったり落としたりが怖い。10月の〈俺のこだわりを聞いてくれ!vol.6〉でも書いたので、そちらをご参照ください。



【アウター部門】

90年前、モールスキン生地のハンティング


もろにスペシャル・ヴィンテージ! インスタで見て衝撃を受け「13万くらいかな?それより高ければ諦めよう」と思い13万を銀行で降ろしてお店に行ったら、実際に13万でビックリしました。僕って実は、ヴィンテージ服の価格推測の正解率が異様に高いんですよ~(笑)。これを着て古着屋に行くと、スタッフや他のお客さんから「とんでもないの着てますね・・」と、よく声をかけられます。



【ジャケット・ブルゾン部門】

80年前の、南フランスのジャケット


こちらもスペシャル・ヴィンテージ。この部門が、ベストを選ぶのに一番悩みました。激レアなのに破格だったので、飛びつくように購入。6万円くらい。見た目は超がつくほどに僕の好みで、けっこうな頻度で着ましたが、労働用ではなくドレスアップ用だった古服なので、カッチリしすぎて着心地がすこぶる悪く、肩が凝ります(笑)。



【シャツ部門】

USヴィンテージの、うっすらチェック柄


高円寺で購入、2万円。僕の古着購入は基本はユーロヴィンテージのみなのですが、USもチラホラと。特にこれは、凄く気に入っています。これぞシンデレラサイズ、といった感じで身幅も着丈もシルエットも完璧。絶妙に野暮ったい色味も完璧。



【ボトムス部門】

80年前の、ヘリンボーン生地のボロいやつ


代々木八幡で購入、セールで半額だったので3万円。ボロボロですが、手作業のリペアが丁寧で美しく、時代を渡り歩いて僕に辿り着いた感じに萌えます。こちらも見事に、シンデレラサイズ。この秋から穿きまくっており、出撃数は確実に今年最多です。



【シューズ部門】

ポール・ハーデンの黒。レザーじゃないのでガシガシ履ける


中古市場で4万円で購入。ポールのシューズはこれで、購入歴では15足、6足手放しているので現存は9足かな。しかし所有9足の内で頻繁に使用しているのは、こちらともう1足のみ。7足は“宝の持ち腐れ”状態なので(笑)、いざとなったら売ってしまおうと思います。計30万くらいにはなるでしょう。



上記7品の合計額だけで、40万(笑)! 10〜11月の本業での儲け分が、そのままこの品々と相殺された感じですね〜。もちろん他にもいろいろと買っており、その総数は34(帽子1個・眼鏡1本・アウター4着・ジャケット類6着・シャツ10着・パンツ10着・シューズ2足)。洋服類は、アウターとジャケット類を同じくくりにしてしまえば全てが10着ずつとなり、実にバランスよく買っていたことになります。さっき数を数えていて気付いたので、狙ってそうなったわけではないです。

僕は「ヴィンテージ古着、もしくはポール・ハーデンしか買わねぇ! 特にユニクロやZARAなんて死んでも買わねぇんじゃ!!」というポリシーを今年も継続(というか、今後もずっと変わらないつもり)しておりましたので、この34着のほぼ全てが万単位、平均は3万円弱。とはいえ相変わらず“売り活動”もしていますので、貯金の減りはそんなに極端ではありません。

去年より購買額が増えたのは反省点で、これは主にはインスタを始めてオシャレな若者たちとの縁が一気に広がった、その影響が大だと思います(笑)。本業を再開させたことだし、インバウンドが戻って来たことだし経済を回さなきゃだしで、許してくださいな〜



次回でこのブログはおしまいなので、「俺って実はオシャレ野郎なんだぜドヤッ!」の発信も、これがラストです。

皆さん、こんな自己満足・丸出しな記事にこれまで付き合っていただき、ありがとうございました!!

ダァーーーーーーー✊!!!!



ベスト服たちを全部着てみたしん





2022年12月15日木曜日

水際対策の緩和や梨泰院の事故、村上井上猪木についてを雑多に語る。






14日の内にUPするつもりでしたが、“今夜はふたご座流星群を見られるぞぃ”というニュースを見て、さっきまで2時間ほど宿の屋上で独り、寝転び、夜空を眺めていました〜。確認できた流星は30ほど。あ・・そうなんですよ、僕ってけっこうロマンチストなんですよ(笑)。


さて前回、「ブログ辞めます」の記事を書いてからの一週間で、三人の方からDM(+ヤシロッチからのコメント)をいただきました。このような自己満足ブログが無くなることくらい、皆さんの生活には何の影響もないと思いますが。残念がっていただき、どうもありがとうございます。



さてさて、今回は宣言通りに〈最近のアレやコレやに関する僕なりの感想のまとめ〉です。この企画の最終回です。以下はあくまで「僕は個人的にこうである」という話なので、考えが異なる方々に対して「あなた、おかしいよ」と訴えるような意図はありません。この前置きは相変わらずのコピペです(笑)。ではでは、行きますよ〜!!



① 旧統一教会被害者救済法が可決

岸田は、というか自公政権には全く期待も信頼もしていない僕ですが、この件は素直にプラスに評価したいと思います。ほとんどの与野党が協調したせいもありますが、法案が出来てから、過去に類を見ないほどのスピード可決。内容もちゃんとしていて、素晴らしい。では例の事件が起きた7月から10月までは何をやってたの?というツッコミを入れる者もいるようですが。充分に早いですよ。 

公明党がどう出るか注目していましたが、まぁ見事に存在感がなく(笑)。表立った反対はしなかったそうですが、内心は複雑でしょうねぇ。法名の“旧統一教会〜”は通称であり、創価学会などにも適用される新法律ですからね。さぁさぁ、旧統一教会のサポートを失い、創価ともビミョウな関係になった自民党が今後どうなるのか。次回の選挙(早くても三年後かよぉ〜!!つまんねぇ〜!!!)が、楽しみです。


② コロナ水際対策が大幅に緩和される

こんなにも判りやすく、変化があるとは。政府が個人での訪日観光旅行を認めた10月11日以降、明らかにインバウンドが回復し、11月のYAWPは前回に書いた通りの大盛況。今月の予約も、すでに80%くらいは埋まっています。

とはいえ僕は「ウチが魅力的な宿だから」とかいうのは全くなく、単純に「この三年で供給(宿の数)が減りまくったから、需要の急激な伸びに対応しきれていないだけ」という認識です。「全国旅行支援なんて参加すっかよ!ペッ!!」と宣言しそれで集客アピールし、大成功したというのは僕の経営センスですが(爆笑)。クーポンがどうこうといった、煩わしい作業も一切無し。言うこと無し。

①と合わせると、この三ヵ月間ほどの岸田政権はけっこうナイスかもな〜、という気がして来ました。大臣の相次ぐ不祥事があったりもしますがね。それは、自民の通常運転・・・


③ 小池都知事が、節電のためにタートルネックを推奨

もう、笑っちゃいます。余計なお世話、としか言いようがない。僕はタートルネック類は1着も持っていないので、着衣協力金をくれるなら買いに行きますよ・・・(笑)

オリンピックが終わり、コロナも都民の意識的には事実上の風化をし、このオバさん、普段は何やってんの? ヒマだからこんな、くだらないことばかり思いつくんでしょ? 


④ 全国消費者物価指数が、前年比で3.6%も上昇

40年ぶりの上げ幅だそうで。40年前って、超好景気のバブル期に入る少し前ですよ。当時とは情勢が全然違う。ヤバいって〜〜!!!

とはいえ、僕の住む街:高砂では、値上げをした定食屋とか呑み屋はあんまりありませんねぇ。焼き鳥80円、お好み焼き500円の、ユル〜く平和な世界のまま。なんで影響を受けないのか、不思議です。本当は苦しんでるけど、下町の人情で頑張ってくれているのかな? 

しかし特に、僕個人の趣味的には直撃大ダメージでして、ヨーロッパ・ヴィンテージ古着の相場の高騰がとんでもないことになっていて財布が悲鳴を上げております。円安は宿業的にはハッピーなので、僕が服を買わなきゃいいだけか・・・


⑤ 韓国:梨泰院で、群衆雪崩事故発生。150人超が犠牲に

僕は韓国には高頻度で行っており、ドラマ・梨泰院クラスが放送される前からあの街には何度か足を運んでいますし、韓国人の友人と飲んだりしたこともあります。というわけで、当然ながらこの事故の一報を聞いた時はビックリ、衝撃を受けました。

ハロウィンの喧騒ということで渋谷と比較するニュースが多かったですが、あの街の印象はどちらかというと原宿に近いです。竹下通りみたいな感じで、脇道も狭い。竹下通りに10万もの人々が押し寄せたら、そりゃあ凄まじいことになりますよね。

多くの韓国人は今後、ハロウィン自体にネガティブな記憶が残るでしょうね・・・。日本の渋谷ではその後の二日間も仮装した若者が大量に湧き、賑わっていたそうですが。別に「自粛しろよ」とは思いませんでしたが、「アホな日本人が多過ぎる・・」と呆れました。


⑥ 長野で、一人の近隣住民の苦情?により児童公園が廃止に

これは、小泉という名の長野市議が言い出したことらしいですが。苦情を言った住民が国立大名誉教授だとかで、「また上級国民の特権かよ!」といった感じでネットで大炎上。

しかしながらこれ、前提が間違いだらけですよ。事実は〈苦情を入れていたのは一人だけではない〉〈市で協議し、公園使用にいろいろと制限を設けた結果、児童が行かなくなり閑散〉〈借地なので経費削減のために廃止を決定〉とのこと。この事実を訴えた某有名Youtuberの動画に、火付け人の小泉氏が「取り上げていただきありがとうございます」とズレたコメントをして(たぶん動画の中身は見てない)、袋叩きに合いましたが、彼はブロックしまくりで逃げ去りました。

僕はこういう「さぁ〜みんな! 次に炎上させる矛先はコイツだよ🔥」な活動をする輩を、本当に軽蔑します。人として最低で、マジで関わりたくない。そしてバカな奴らって、こういった安っぽい仕掛けになんでこうも、あっさりと引っかかるの? 長野市の住民ではない、何の関係もない連中からの、件の教授への嫌がらせ行為がずっと止まないってさ。アタマも行動も愚かすぎ!


⑦ ヤクルト村上が、日本人最多の56号ホームラン&最年少三冠王

僕は、しいていうならば阪神ファンですが、東京に住んでいますからね。神宮球場には、毎年一度は行きます。巨人は嫌い(教え子の重信だけは応援してます)なので、ドームに行くことはありません。今年も9月に行きましたが、村上はヒットすら無し(涙)。去年の観戦では、ホームランを撃ってくれましたけどね。 

僕は神宮ではたいていでvs阪神戦なので、三塁側(アウェー)の席を取ります。そしてあの球場で嬉しいのは、控え投手のブルペンが、観客席の目の前なのですよ。よって、僕はいつも三塁側の内野の一階、ブルペン前の席を狙うのです。というわけで村上選手はいつも、僕の20mくらい先で守備をしています。

ん、何の話かって? 僕はサッカー好きなくせに野球もけっこう見るので、メッシもロナウジーニョもマラドーナもイチローも大谷も村上もけっこう間近で見たことがあるんだぜ、ドヤッ!・・という、ただの自慢です(笑)。アメリカの従兄弟なんて、前田健太と家族ぐるみで付き合う仲だし。あ、それは僕は関係ないか。


⑧ サッカー・カタールW杯で、日本代表が躍進!

前にも書いたと思いますが、僕はオリンピックでもW杯でも“日本だから”や“日本人だから”だけを理由に応援することはありません。よって今回も、日本vsドイツはドイツを応援しましたし、vsスペインはスペインを応援しています。このブログ、もう終わるんで別にムカつかれてもかまわんし(笑)、ここは素直に。ドイツ&スペインに順当に勝ち上がってもらって、そのどちらかがvsベルギー、次がvsブラジルという、強豪国同士の対戦を観たかったな・・。ブラジルvsクロアチアにはそんなに魅力を感じなかったので、日本vsクロアチアは日本を応援しましたよ。

日本の試合内容までクサすと、ムカつかれるどころか宿に火炎瓶でも投げ込まれそうなので、それはやめておきます(笑)。ちなみに、全試合観てますよ。そのために先月21日から休んでおりますのでね。準々決勝までのベストバウトは、アルゼンチンvsオランダかな。ラフプレーしまくりの荒いアルゼンチンと、デカい選手めがけてハイボール作戦のオランダ。いつものキャラがさらに際立っていて、とてもいい試合でした。

ここが優勝する!と書いたアルゼンチンが、決勝進出。前回のEUROのイタリア優勝も当てましたし、二連続で的中した暁には、誰か僕を褒めてくださいなっ!!


⑨ ボクシング井上尚弥がアジア人初、軽量級初の4団体制覇

僕は格闘技も好きで、中学〜高校時代はしょっちゅうプロレス観戦。大学以降は総合にハマり、首都圏で開催されたPRIDEやDynamiteはほぼ、現地で見ています。逆に、音楽ライブ等はサッパリなのですが。K-1歴はゼロですが、ボクシングは三回くらい見に行ったことがあります。

井上の試合は値がバカ高いのに、強すぎていつもすぐに終わってしまうので、ずっと「テレビorネットでいいか〜」という判断でしたが。今後は階級を上げるそうなので、これまでよりは苦戦するでしょうから、「一度くらいは観に行きたいな〜」という想いが芽生えました。「メッシもロナウジーニョもマラドーナもイチローも大谷も村上もヒクソンも桜庭もヒョードルも直で見た(クドい!)俺が、歴代最強であろう伝説の日本人ボクサーを、この眼で見ずに死ねるか!」と。いやぁ〜すごいわ。まさに日本の誇り、宝です!


⑩ アントニオ猪木氏が死去

マニアックすぎて多くの方を置いてけぼりにする話になりますが、プロレスは僕は完全に新日派で、闘魂三銃士の頃からドップリ。特に橋本真也の大ファンで、サイン会に何度か行ったことがあるほど。2005年に橋本が急死した時には、本気で泣きましたとです・・・。あ、ちなみに僕は、ターザン山本氏とは友人?です(笑)。

猪木の全盛期は知らない世代なわけですが(アーカイブで有名な試合は網羅しました)、新日から彼の影が薄くなったのはここ15年ほどであり、僕が観ていたのはまさに、良くも悪くも猪木に振り回されまくっていた時代でした。特に橋本と猪木の関係は、愛憎入り組んだ複雑なもので。あんなに憧れていた猪木から、あんなヒドい仕打ちを受けるとは(例の小川のシュート事件)。よって橋本ファンの僕としても、彼は“尊敬するけど憎い存在”でして。でも、猪木がいたからこそ、あの頃のプロレスは楽しかったんだなぁ・・・

天国で橋本に会い、積年の恨みを込めた強烈な袈裟斬りチョップをくらっていてほしいものです。心より、ご冥福をお祈りいたします。



以上で、お終い!!

これまでこの企画に付き合ってくれた皆さん、ありがとう!!

ダァーーーーー✊!!!




2022年12月6日火曜日

それなりに、重要なお知らせ。





急に寒くなりましたねぇ〜・・・


YAWPの11月の実績は、営業日数が17日(1〜20日まで。6・7・8日は休み)で、ベッドキャパは計129(MAX7設定。18・19日のみ12設定)。宿泊者数は29人、総泊数は117、稼働率は91%でした。平均泊数が4を越えており、長期泊のゲストが多かったです。

なお、上記はあくまで“実際に使われたベッド数/OTAで予約を受け付けていたベッド数”であり、実は幾人かのゲストによる“支払い済みなのにノーショウ”も発生しておりまして、その分を加えるとゲスト数32、総泊数131、稼働率102%です。これまでの最高は97%だったので、先月はYAWP史上初&過去最高の稼動。100%越え(笑)!!

「稼動が100を越えるなんて、おかしくない?」とツッコむ方がいるかもしれませんが、ウチはベッド数が15ある宿にもかかわらず、OTAでの予約受付をMAX7or12と設定しているわけでして。15人、ギッチギチに予約が埋まっている日に“支払い済みなのにノーショウ”が発生したとして、「来ないから再受付しちゃお〜っと」と判断し、その“初日に来なかったゲスト”が後日に遅れて来た場合にはオーバーブッキングになり大問題ですが、そもそもベッド余らせている(MAX7or12は僕の匙加減の問題でしかない)ウチは、そういうリスクは全くなく。つまりは、9人分の入金があるけれど滞在ゲスト数は7人、みたいな日は普通に発生しております。

というわけで、いきなりの稼動100%越えにヒャッホ〜イ!!!・・状態な今の僕です。まぁ、これはそもそものキャパMAX7設定が「余裕でもっと入るのに」だっただけであって、コロナ前のMAX12設定でずっと完遂していたならば、そこそこの稼働率に収まったと思いますが。現に、なんだか損をしている気分になり、「ベッドは一つ飛ばしにしておこう、というコロナ対策?なんて、もはやどうでもいいわ〜」ということで12に戻してみたら、あっさりと埋まりましたからね。月の最初から12にしていれば、計160泊くらいは入る一方で、稼動は80%ほどだったのでは?・・と思います。

今月はキャパMAXを完全に12に戻し、16日に再開いたしますが、24日頃からはすでに、ほとんど埋まっております。〜23日と1月3日〜はまだまだ空きがあるので、なんだか極端なアップダウンになっておりますが。11月もけっこう直前予約が多かったので、まぁ、そんなもんかな。



さてさて。今回はタイトルの通りに、このブログを読んで下さっている方々への、とあるご報告です。


当ブログはYAWP! backpackersの起業の前年、2014年7月にスタートし、以後これまでに264稿の記事を書いて来ました。この記事を含め、今年中に残り4本書きますので、合わせて268稿となります。

・・・今年いっぱいの、そのタイミングでもって、こちらのブログは、終了とさせていただこうと思います。理由はいろいろとありますが。一番は「サッカー・カタールW杯で、僕は日本と韓国を“3連敗でグループリーグ敗退!”と予想したのに、どちらも突破した」です。己の分析力のなさを自覚し反省し、自信を失い「サッカーに限らず、宿業も映画も、エラそうに講釈を垂れるほどの知識や経験は俺にはない!!」・・となりました。

・・というのは、もちろん冗談ですが(W杯の予想なんて、根拠無しで気楽にやっているだけです)。リアル・ガチな一番の理由は、やはり“コロナ禍の3年の間に、閲覧数が著しく落ちた”です。所詮は自己満足でやっておりますので、僕はその数字をたいして気にしていたわけではないのですが。

2017年頃のピーク時には毎日200人くらいの閲覧が当たり前でしたが、今では30〜40人くらい。実は半年ほど前から、「月の閲覧数が1000を下回ったら、もう辞めよう」と決めていたのです。以後は、しぶとく1000のチョイ上で粘り、いまだに999以下には一度もなっておりませんが。条件付きとはいえ、一度でも「もう辞めようかな〜」という想いが芽生えると、そっちの方向にマインドが寄って行きますよね。

では、閲覧数が落ちた一番の原因はというと。それは“新規で見てくれている方がもういない”です。このブログは長らく、GoogleやYahooで「ゲストハウス 経営」や「ゲストハウス 開業」と検索すると、必ず1ページ目でヒットしておりました。1ページ目の1番上だった時期すらあります。それがもはや、10ページ目まで掘って行っても見つからないようになりました。なぜ急に埋もれたのかは、館山ウィールズのヤシロッチが以前に彼のブログで分析していたような気がするので、そちらをご参照ください(笑)。今ではおそらく、僕のこのブログがファーストヒットするのは「星野リゾート 嫌い」で検索した時くらいです(爆笑)。おかげでその、星野をディスりまくり記事の閲覧数だけは、いつまで経っても伸び続けています(大爆笑)。

先日、とある若者が「ゲストハウスを開くのが夢です」とのことでYAWPに来たので「おっ、まだ俺のブログには新規の方のヒットがあるのかな?」と思いましたが、聞いてみると「某宿の某オーナーから“YAWPさんに行けばいろいろと教えてくれるよ〜”と言われた」とのことで。その若者は、当ブログの存在すら知らず。

別にその話がきっかけというわけではありませんが、なんというか、僕なりに「役目を終えた」感があるのです。まぁ、ここ数年は宿業に関する記事を書くことがほとんどありませんでしたからねぇ。このブログの主な閲覧者は、ゲストハウス開業志望者と、ゲストハウス業界人だという自覚があるにも関わらず、まったくそちらに向けていない記事ばかりを連発していたわけで。逆に「よく毎日30人以上もの方々が読み続けてくれているもんだなぁ・・」という想いがあるくらいです。


そういえば、その“主な閲覧者”である全国のゲストハウス・オーナーさんたちとの繋がりも、この三年で著しく希薄になりました。おかえりびとメンバーの皆々とも、相互で頻繁にDMをするのはもはや墨田長屋のユリさんだけです。ユリさんはYAWPビル1階で〈ラザニアと世界の料理 ロカンタ〉を運営しているので、関りが深いのは当然でして。もう、おかえりびとメンバーは二年近くは集まっておりませんし、Facebookで定期的に開いていたグループチャットも、一年以上沈黙しています。

コロナの前まではとても仲良くさせていただいていた、同じ東京にいる彼らとの関係ですらこうなのですから、全国にいる宿主さん達とのDMのやりとりは、もはや皆無と言ってもよいほどで。まぁ、これは僕がtwitterをほとんど開かなくなったことも、大きな要因だと思いますが(笑)。あと、おかえりびとメンバー宿はたまたま全員、今も健在ですが、これまでに縁のあった全国の宿々の多くが、この三年の間に廃業に至りました。



僕はこのブログを辞めることに関しては「月の閲覧数が1000を下回ったら」という線引きをしておりましたが、それと同時に「先行き不透明なままで、ネガティブな感じでお別れするのは、なんか嫌だな~」という想いもありました。しかし、10月末の頃から完全にインバウンド需要が回復し、11月のウチは稼動が初の100%越え!・・というわけで、ポジティブ状況な今が最も良きタイミングかな、と考えました。コロナ禍を、どうにか無事に乗り越えられたであろうYAWP! backpackersは、今後もマイペースに、僕の引退までの残り6年間を走り切ろうと思います。そして僕は再び、無期限・世界放浪の旅に出ます。


前述しましたが、今月はさらに3本の記事を書きますので、今回の記事で「いきなりお終い!」という話ではありません。14日に“最近のアレやコレやに物申す”、22日に“2022年ベストバイ”、そして30日頃に最後の挨拶をさせていただこうと思います。というわけであと少しとなりますが、飽きず呆れずにどうか、お付き合いくださいませ〜






2022年11月29日火曜日

実情を知ろうともせずに、「◯◯が可哀想」で暴走する者たち。





宿は21日から、「W杯を見るぞ〜」休み! その目的の通りに全試合を見る勢いだったのですが、ポコポコと見逃してしまいまして、グループリーグ第2節終了の今の時点では28試合(4試合見てない)です。まぁ、ベスト16が終われば二日間のブランクがあるので、その間に見逃し試合を網羅しますかね。

このブログでは前回のW杯の時と同じように、開催日の前までに“全試合完全予想”をするつもりで、コツコツと書き続けていたのですが。12日頃から怒濤の毎日フル!で、さらには調子に乗ってついにキャパ7設定を解除した(・・途端にすぐ埋まって、12ベッドフル!)ために、宿業が大忙しでして。半分くらい書いた段階で、ギブ・アップ。「4年前は、もっと混んでいたというのに、よくあの超長文を開催日までに書き上げたもんだわ〜」と過去の自分に感心しましたとです(笑)。ちなみに、今月のYAWPの稼働率は、おかげさまで90%を越えております。


とはいえ、予想自体はバッチリ、完璧にしておりましたので、ショートカット気味に一気にここに書いておきますね。もう、全試合の半分が終わったタイミングですが・・・


グループA(実力通りで無風)
①オランダ ②セネガル ③エクアドル ④カタール

グループB(アメリカの突破を、最後にイランが覆す)
①イングランド ②イラン ③アメリカ ④ウェールズ

グループC(サウジ旋風で混戦)
①アルゼンチン ②サウジアラビア ③メキシコ ④ポーランド

グループD(フランスはいまいち、デンマーク躍進)
①デンマーク ②フランス ③チュニジア ④オーストラリア

グループE(日本3連敗!)
①ドイツ ②スペイン ③コスタリカ ④日本

グループF(カナダがクロアチアを破るサプライズで大混戦)
①ベルギー ②モロッコ ③クロアチア ④カナダ

グループG(ブラジル強過ぎ)
①ブラジル ②スイス ③セルビア ④カメルーン

グループH(韓国も3連敗!)
①ポルトガル ②ガーナ ③ウルグアイ ④韓国

決勝トーナメント・ベスト16
オランダ   ◯ー× イラン
アルゼンチン ◯ー× フランス
ドイツ    ◯ー× モロッコ
ブラジル   ◯ー× ガーナ
セネガル   ×ー◯ イングランド
サウジ    ◯ー× デンマーク
スペイン   ◯ー× ベルギー
スイス    ×ー◯ ポルトガル

ベスト8
オランダ   ×ー◯ アルゼンチン
ドイツ    ×ー◯ ブラジル
イングランド ◯ー× サウジ
スペイン   ×ー◯ ポルトガル

ベスト4
アルゼンチン ◯ー× ブラジル
イングランド ×ー◯ ポルトガル

3位決定戦(ブラジルやる気無しでイングランド大勝)
ブラジル   ×ー◯ イングランド

決勝(メッシvsロナウド!!)
アルゼンチン ◯ー× ポルトガル


・・・こんなもんですかね。躍進国をイラン、サウジアラビア、モロッコあたりと予想していたのは、やはり「中東という慣れない環境」という要素からなのですが、これらのチームはどこも現時点でトーナメント進出の芽を残しており「おっ、なかなか的中してるかも!」と自画自賛しております(笑)。特にサウジアラビアは、ほとんどのメンバーが国内の同じチームに所属で、リーグ自体を早々に中断し一ヵ月の合宿を敢行したそうですから、はっきり言ってズルい!! アルゼンチンとは引き分けとの予想で、さすがにまさか、勝つとは思いませんでしたけどね。

決勝は、予想・・というか、願望!! 時代を作ったスーパーレジェンドの二人の、おそらく最後のW杯の舞台。それぞれにとって自身初の優勝をかけた、この試合を観たいのですよぉぉぉぉぉぉぉ!!!



さてさて、、ん? 全然ショートじゃないって? いや、本原稿(書き途中だったもの)は全試合の勝敗だけでなく、スコアや得点者、試合展開までをも妄想して書いておりましたので、これでも文量は30分の一くらいにカットしております。あ、ラストに得点王の予想くらいは足しておこう。得点王は・・・6点で普通にメッシ(笑)!!!

今日の記事は「いちおう今回もW杯全試合妄想をしてたんだけど時間なくてUPが間に合わなかったぜ〜」と言いたいだけなので、これで閉めてもいいのですが。最近、プライベートでいろいろあってちょっとモヤモヤしていたりするので、それにまつわる愚痴みたいなのを後半に。とはいえ直球表現ではなく、いつも通りの、嫌みな感じで(笑)。


今年6月、国会でAV出演被害防止・救済法(AV新法)が可決されましたが、先日とある著名ジャーナリストのYoutubeを見てみると、現役のAV女優さんがお二人出演されており。その新法のせいで、業界がいかに混乱しているのか、いかに仕事が減ったか無くなったか、そんな話を必死に訴えてくれておりました。新法ができる前の業界が、いかに健全で女優達の人権をどれだけちゃんと守ってくれていたか、それがこの新法のせいで崩壊し、闇社会の流入を許し、むしろ危険な現場が大量発生中とのこと。

そして、このような天下の悪法について議論するために、業界内に顔を出し実情を知ろうとした政治家は皆無で、話を聞こうと問い合わせて来た者すらいなかった・・とのこと。彼ら政治家連中が、この法律を作った熱の源は、「AV女優が虐げられている。彼女達を救わなきゃ!」だったと思うのですが、その当の本人たちから「いや別に虐げられてないし、救って欲しいとも思ってない。この仕事が好きで、楽しいからやってる。マジで余計なお世話」とバッサリいかれるというショウモなさ!!! そして思いっきり、業界の現状とはズレまくったトンチンカンな法律を制定し、当事者達を混乱させ困らせまくるという愚行!!!!


ミゼットプロレスに対して「障害者の彼らを見せ物にするなんて不謹慎だ」と騒ぎ、結果的に彼らの職を奪ったくせに知らんぷりな連中と、同じ図式。根本的に、リスペクトが足りないんですよ。安易に「◯◯が虐げられている! 可哀想!!」となる奴らに限って、先入観による表面の理解のみで暴走し、内情に深く入り込むこともなく、引っ掻き回して迷惑ばかりかけやがる。

ミゼットプロレス、実際に見てみろって。彼らは見た目は障害者でも、鍛え上げられた身体とレスリング技術の、まさに“プロレスラー”であり、プライドを持ってその仕事・その人生に邁進しているのであって、それを「虐げられている」などと捉えるのは無礼としか言いようがない。AV女優のケースも、それと同じですよ。「可哀想!」というのは、優しさからではなく、相手の考えや立場をちゃんと理解できずリスペクトすることもできない人間が落ち入りがちな“頭の悪ぅ〜い”思考だというのに、当の本人はいい事してる気分でウットリしやがるからタチが悪いッ!!!


なんだか「おや、急にどうしたの?」な話かもしれませんが、簡単に言うと、僕がAに対して「彼はプロなので、俺は口を出さない。手伝いもしない。彼もそれを望んでいる」という事案に対して、とある者Bから「なんで教えてあげないの? なんで手伝わないの? Aが可哀想」的なことを言われましてね。Bは、僕とAとの関係のことは全く知らずに、一度・短時間会っただけの表面的な理解のみでの、この「可哀想」発言。はい、久しぶりにムカつきましたとです。その短絡思考っぷりにはもちろん、Aを見てプロと認定して「タクロウとAの信頼関係は出来ているんだ」とならなかったのにも、イラッときます。

まぁ、こういった「可哀想」思考の者は、常日頃からそうであってそれが癖みたいになっているのでしょうから、僕が言ったところで何も変わらないのでしょうけど。ガキの頃から、ほぼ全てにおいて「お前ならできる」という前提で僕と接し、信頼し、実際になんでも僕に任せてくれた両親に対して、改めて感謝したいな〜、と思った次第です!!!






2022年11月12日土曜日

コロナ前の日常に、ついに戻ったァァァァ〜!!!





秋ですねぇ〜。ポカポカで気持ちのいい、小春日和ですねぇ~〜。


YAWPの10月の実績は、ゲスト数10人、宿泊数34泊でした。14日に営業を再開し、以後はブッ続けで開いておりましたが、この34泊の内の32泊は、すべて20日以降の十二日間のデータです。月間稼働率は、27%(キャパ7で)&16%(キャパ12で)。20日以降だと、38%(キャパ7)。

この期間はさらに、ノーショウや直前キャンセルで消えたのも20泊ほどありまして、受けた予約自体は50泊を越えておりました。なぜ、20日をきっかけに一気に増えたのかというと、それはやはり“全国旅行支援”の影響が大なのかな?と思います。もちろん、11日からインバウンドの訪日の条件が大幅に緩和され、それを知った外国のバックパッカー達が一気に日本に押し寄せて来た、という一面もあると思いますが。

ちなみに、11月に入って以降はさらに増えておりまして、最近のゲスト数は毎日5〜7人の間を彷徨っております。このまま20日まで営業を続けて、その後は約一ヵ月間の“ワールドカップ休み”に入りますが、休んじゃうのがマジでもったいねぇ〜・・と悶えてしまうくらいの、久しぶりの盛況!「コロナ前の、楽しかったあの日々についに戻ったァァァァーー!!」と、僕は喜びまくっております。MAXキャパも「とりあえず年内は7」としておりますが、そんな設定にする必要はなかったな・・と、ちょっと後悔しています。年末からは、12に戻しますね・・・



さてさて。今回は話題の軸のない文をつらつらと。

11月6日に、YAWPビルの1階にて【PUSS】というお店を開業いたしました。珈琲を提供し&ヴィンテージ古着を販売する、日曜日限定のカフェです。当日は早速、たくさんの方にご来店いただき、充実した一日となりました。どうもありがとうございます。夜にはオープン記念パーティを開催しましたが、10人以上の方々にご参加いただき、とても楽しい宴となりました。酔いの激しい者のいない、落ち着いた感じの語り合いでしたが。やはり、趣味や感性の合う者々との集いは、とても心地が良いです。





ただし、宿の営業を実質、休まずにカフェのオープン日に突入した(休みにする予定だったが、延泊希望者が多く結局、宿も開いていた)ために、当日は個人的にかなりハチャメチャで、やることが多過ぎてテンヤワンヤでした。こんなに忙しい一日は、いつ以来だろう・・と、なんだかしみじみしました。

その理由の一つとして。前日夜はAM2時頃までカフェ開業の準備。その後、宿の一日の〆をして、3時過ぎに眠りに入ったのですが・・僕専用のベッドの隣りに寝ていたゲストの、イビキが過去最強レベルで凄まじく。耳栓をしても全く効果無しで、「明日は7時に起きなきゃ〜なのに、こりゃヤベぇ」でして。僕は疲れ切っているのに結局、5時頃までは眠れず、起きたのは7時半。完全に寝不足の状態で、大忙しDAYに突入!!

僕は、ドミトリー部屋での他者のイビキは、全く気にならないどころかむしろ「あぁ、これぞバックパッカー旅、安宿滞在の醍醐味だ〜(笑)」という感じのマインドに浸れるので至って平気でして。その日も「不快だ」とかいったマイナス感情は全くなかったのですが。タイミングが悪過ぎで、さすがにちょっと、ツイてなかったです・・・


そしてカフェ・オープン日の昼前。2F(宿)に戻るとゲストたちが起きて来たので朝トークをしましたが、皆との話題の中心はやはり「昨晩のイビキ、強烈だったね・・・」でして。「一睡も出来なかった」というゲストはいなかったので、よかったのですが。すると、その内の一人が「あぁ、俺もイビキ癖あるよね。みんな、ゴメンね」と、なんだかションボリしてしまいましてね。彼にもイビキがあることは事実でしたが、“たまにその波が来る”という程度で、一晩中のノンストップ爆音・・ではなかったのですが。他の皆&僕で「いやいや、Youのそれは問題ないよ! 気にしないで!!」と反応しましたが、、なんだか申しわけなかったです。



なんとなく話は変わり(しかし実はちゃんと繋がっている)、僕は今年からインスタグラムを始めておりますが、外国人ゲストたちのSNS傾向も完全にインスタがメインでして。「Facebookやってる?」と聞かれる機会はもはやゼロになっており、話題にも挙がらず、ゲストとのSNS絡みのやりとりはひたすらに「インスタやってる?」からのアカウント交換会です。

僕のインスタ活用は、主に“アパレル業界とのコンタクトのため”とはいえ、別にシークレットにしているわけではありませんから、聞かれれば普通に答えますし、相互フォローします。よってこの三週間で、外国人ゲストのフォロワーが10人ほど増えました。

しかしながらその、“ゲストたちとインスタ相互フォローしまくり”には、ちょっとした問題点がありまして。日本人以上に、彼らのほとんどは、ストーリーズをガンガン投稿しまくります。まぁ、異国の地に訪ねて来ている、特別に刺激的な期間なわけで、当然のことですけどね。で、彼らがウチの宿から出かけた後に、僕がインスタをたまに開くと、彼らの“今どこにいて、何をしているか”がほとんど全て分かります。街の景色や、昼や夜に食べたもの、それらいろいろを彼らはガンガンUPしておりますのでね。すると・・・なんというか、僕は“知りすぎてしまう”のですよ。


コロナ前・・というかインスタを始める前であれば、ゲストが遊びに出かけて夜に帰って来た際に、僕が「どこに行って来たの〜?」「何を食べたんだい〜?」「楽しかったか〜い?」といった質問を積極的にすることで、夜のリビングルームの場が盛り上がるのですが。インスタのストーリーズを見てしまうと、その質問をするまでもなく、彼らが帰って来た時点で僕は全てを“知ってしまっている”。「ならば、ストーリーズを見なきゃいいじゃん」と誰かにツッコまれそうですが。フォローをし合っているのに、彼らのストーリーズを全く開かずに「今日は何していたのかい?」と聞きまくる行為は、なんだかモヤッとします(笑)。

それに・・・前述の「俺もイビキ癖あるよね」のゲストが、ウチをチェックアウトして以降の、地方の街々への旅ではずっと、個室に泊まっていたんですよ。「ゲストハウスが好き!」と言っていたのにな・・・。僕も他のゲストも全く悪気はなかったものの、もしかしたら彼を傷つけてしまったのかもな・・・と、なんだか切なくなりました。これ(彼が個室に泊まっていること)も、僕がインスタをやっていなければ知らないままでいた、、ことかと思います。


その一方でまぁ、ゲストのストーリーズを見てそれが渋谷の写真だったならば「あぁ、今は渋谷か。では少なくともこの先、一時間は戻らないね〜」と確信し、ノンビリモードを継続できたりもしますが(笑)。掃除等のスケジューリングのためには、これはとても有用! また、「京都に向かったあのゲストは、紹介先の宿に無事に辿り着けたのかな?」・・といった、“やや、心配だぜ~”なシチュエーションでも、インスタを見れば丸分かりで「あぁ、よかった」になれるので、それも大きな利点です。

ストーリーズは、誰が見たかが表示され確認できるようですが、わざわざ&いちいちそれをチェックする人は少ないでしょうから、僕は“利点だけを活用し、帰宿ゲストに対しては見ていないふり(笑)をして「今日は何してたの?」のスタンスを継続する”というのが、ベストなのかもしれません。






2022年10月25日火曜日

「俺のこだわりを聞いてくれ!」Vol.6





外国人ゲストからの予約が、明らかに増えていま〜す。


とはいえ、一日あたりのゲストは多くても5人とかですけどね。0人の日はほとんど無くなり、しばらくは1〜5人の間をさまよう感じです。それでも、超嬉しい。

そういえば先日、インスタにて「ウチは全国旅行支援に参加しません。だってワクチン三回接種済みの者に限定とか、アンフェアじゃんか」といった発信をしたところ、数分後になにやら変な警告が付きましてね。クリックしてみると「ワクチンの安全性は立証されている」的な広報サイトに直リンク。

いや・・・僕は別に「コロナワクチンは危険」だとか「打つべきじゃないとか」そんなことは一言も書いていないのですが。過剰反応にも程がある。俺みたいな小物の投稿まで、いちいちチェックしてんかよぉ・・・キモッ(笑)。



さてさて。

最近は宿業も盛り上がって来ましたし、YAWPビル1階のカフェの開業も近いしで、話題の種はいろいろとありますが。今回は、それらを全部すっ飛ばして、久しぶりの【俺のこだわりを聞いてくれ!】です。はぃ〜そうです、例の自己満足・丸だし記事です(笑)。だいぶ以前に「書く」と言っていたのにずっと放置にしっぱなしだった、〈☆俺のメガネ・コレクション☆〉の発信でドヤッです!!

保存先が方々に散っており、もはや僕がメガネを合計で何本所有しているのかは、不明なのですが(70本くらい?かと)。とりあえず身近に置いてある物々の内の10本だけを、ここで紹介します。僕は友人・知人から「会う度にメガネが違うね」と、しょっちゅう言われるほどの“大量のレギュラー眼鏡をローテーションでかけ廻す”スタイルです。着る服によって、それに合うメガネは全然違うでしょ? それに、同じメガネをずっとかけていると、寿命はせいぜい2〜3年。しかし僕のメガネ群は愛用歴20年を越えている物も多く、それが成立する理由は単純に「ちゃんと休ませているから」です。プロ野球の先発ピッチャーと同じ扱いです(笑)。


それでは、、僕のファッション系コレクションの中では歴が最も長く、品数も多く愛しまくってるメガネたちの紹介を、行きますよ〜!! 購入年、購入価格(レンズの値段は含まず)と、使用頻度も併記します。購入日が古い順です。



①【THEOのセカンドラインで、安全ピン付きの変なやつ】
2002年/3万円/使用頻度S(過去)・D(最近)


表参道にある、リュネット・ジュラという名店で購入。以前の僕は、この店の超・常連でした。今回紹介するメガネでは、一番古いです。ベルギーのTHEOというブランドが一時期だけ展開していた、特別なシリーズです。テンプルに安全ピンが突き刺さっています(笑)。僕はもはやパンクを主張する歳でもないので、クリップに代えちゃいましたが。

このシリーズ、レンズが糸で縫われていたりフレームがトゲトゲだったりの、かなり攻めたアイテムばかりで僕はコンプリートしたいほどに衝撃を受けたのですが、買ったのは結局1品のみ。極めて少ない生産&輸入数で、すぐに売り切れちゃったんですよ〜。

僕がメガネ類をコレクションし始めたのは1998年頃で、当時は毎年5本くらい買っていましたから、こちらは20本目あたりですかね。長いこと一番のレギュラーで、宿の初期にもよくかけていたので、“タクロウのメガネはこのイメージ”という友人は多いと思います。

 

②【木製でインパクト大の、レモンみたいなやつ】
2004年/12万/使用頻度A(過去)・D(最近)


同じくリュネット・ジュラで購入。当時の・・というか今現在も含めての、1品の最高額です。社会人になりたてで貧乏のくせに、メガネに10万以上を費やす自分の変態っぷりに、我ながら「ヤベェな」と思いました。

特にアパレル業界の友人たちからの評判が良く、渋谷・下北・代官山界隈のオシャ連中の間ではこのメガネ姿が僕のキャラと認識されていましたので、2004〜2006年頃は街に出かける際には必ずかけていました。親友の結婚式でもかけましたが、さすがに目立ちすぎたわい、と反省しました。



③【スウェーデンで買った、ガンダムっぽいやつ】
2008年/1万/使用頻度C


2008〜9年の世界一周の道中、ストックホルム(スウェーデン)のビンテージ眼鏡屋さんで購入。物価は日本の3倍くらいなので「この値は破格だ!」 となり、飛びつきました。

けっこう気に入っており、今でもたまにかけますが、鉄製のため、すごく重いのが玉に傷。これをかけて朝から出かけると、夕方頃には耳が痛くなっていて、つらいです・・・



④【ヨーロッパ中で探し、ウィーンで見つけた、レアなやつ】
2009年/5万/使用頻度A


同じく世界一周の道中、オーストリアのウィーンにて購入。メガネ屋ではなく、シャネルの旗艦店で、です。その四ヵ月ほど前に、滞在先のフィンランドの普通のメガネ屋で見つけ、欲しくなったのですが諦め、旅を続けまして。しかし未練タラタラで、色々な国でシャネルを見つける度に「あのメガネ、置いてないかな〜?」の入店。ウィーンでついに再発見し、値段もフィンランドより安いしで、テンションMAXで購入しました。

日本には未輸入のモデルらしく、シャネル・マニアの僕の知り合いも「見たことない」と驚いていました。僕はシャネルにゃ〜全く興味はないのですが、これだけは特別。今でも頻繁にかけます。特にフォーマル寄りのコーデをした際に、大活躍しています。



⑤【ボスニアで買った、形が独特で渋いやつ】
2009年/3千円/使用頻度D(過去)・B(最近)


これも世界一周中。ボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボでは、トラブル&極寒で足止めを食らいつつも、現地の女性とのステキな恋があったりもして♡、個人的にとても印象深い街でして。

旅立ちが決まり「オイラのこの旅で、ボスニアの物が一品もないのは寂しいなぁ」と思い、最終日はひたすらにメガネ屋探し(なぜか、全然なかった)。街外れにすごく小さなヴィンテージ眼鏡屋を見つけ、置いてある商品も素晴らしく、選びに選んでこちらを購入。少し前に戦争があったボスニアは、物価が安いので、この値でもむしろ高い方でした。

いわば“訪ボスニアの記念に買った”感じでして、帰国後もしばらくはコレクション棚に置いてあるだけだったのですが、数年前にかけてみたら「んぁ〜、カッコいいじゃんか!」となりましてね。度付きレンズを入れて、レギュラーに昇格しました。



⑥【スウェーデンで買った、昔のマーク・ジェイコブス】
2009年/7万/使用頻度D


僕の世界一周は、“飛行機を使わない!”縛りをずっと貫いていましたが、大西洋横断が船ではどうしても難しく、スペイン→アルゼンチンは飛ぶことを決断。すると、ルールを破った勢いからか「どうせなら最後にヨーロッパの行けていないところに飛びまくって行っちゃえ~」となりましてね。イタリアからスペインまでの一ヵ月間は、あっちこっちへピョンピョン撥ねました。

ローマから、まず向かったのはストックホルム。たったの半年前に滞在した街への再訪。それまでに二度行きましたが、どちらも夏だったので、冬にも行ってみたくなったのですよ(僕はそれほどに、スウェーデンが好きなのです!)。10時に日が昇って15時に日が暮れますけどね(笑)。ちなみに、このフライトのチケットは2ユーロ(爆笑)。ヨーロッパ域内のLCCは、easyJetやライアンエアーなど、衝撃的な安さです。

説明が長くなりましたが、そんなヘンテコな旅でのストックホルム再訪の際に、前述とは違う古メガネ屋さんでこちらを購入。インパクト強めで、普段使いは難しいです。でも、すごく気に入っております。



⑦【アルゼンチンで買った、トップリムがレザーの逸品】
2009年/2千円/使用頻度C


スペインから飛んだアルゼンチンは、想像以上にセンスのいい街&人々の国で、ファッション系の買い物がとても楽しかったです。首都ブエノスアイレスでは、めぼしいメガネは見つかりませんでしたが、チリの近く、西部にある街サルタで、とんでもなく素晴らしい古メガネ屋を発見。初めての訪店で3時間以上もステイしましてね。店主が「明日もおいで~」と言うので翌日に再訪すると、裏に通され、そこには倉庫から持って来たという大量の段ボールが。おそらく、計2000点は越えていたかと思います。

僕はサルタに一週間ほどいてしまいましたが、その理由は完全に“このメガネ屋に通うため”。そんな大量のメガネ群から、質と状態のいい物を10点ほど購入。総じて激安な上に、さらに値引きしまくっていただけたので、全部合わせても2万円くらいでした。

このメガネ屋さんは、僕にとっては“次の世界一周で再訪したい場所”の一つですし、「もし日本でビンテージ眼鏡屋を開くなら、俺は確実にあの店に買い付けに行くな」という妄想を、今でもたまにしてしまいます。



⑧【レスカのヴィンテージ、オレンジ色フレーム】
2017年/3万/使用頻度C


ここからの三点は、世界一周からの帰国後。ポール・ハーデンとビンテージ古着ばかりを着るようになった、5年ほど前にこちらを購入。ヤフオクでしたが、たしか未使用で出品されていたはず。

当時はレスカはそんなに知られておらず、人気ではなかったですけどね。ヴィンテージ古着界隈では最近、このブランドとギュパールというブランドの名前ばかりを耳にして、なんだかつまらんのでちょっと冷め気味です。まだまだ状態はいいし、おそらく購入額よりも高く売れるので、売ってしまおうかな・・・(笑)



⑨【新進気鋭ブランド、クボラムのサングラス】
2020年/5万/使用頻度S


大阪で購入。僕のインスタの“オシャレぶってドヤッ!”写真では、おそらく最多の登場頻度かと。

歴20年以上のメガネ・コレクターのくせにサングラスは一つも持っていなかった僕ですが、40代に突入し「歳なのにいつまでもカッコつけてんなよなオッサン〜と、世間からはどうせ思われてんだろ」という自覚があり(笑)。ならば開き直って、ますますカッコつけてやろうか〜と思い、サングラスをついにレパートリーに導入。とはいえ色は薄いし度も入っているので、僕的にはかけても違和感はなく、普通にこのまま映画とか見ちゃいます。最近のお出かけの際には、これか、下記↓の一品しか選びませんです。



⑩【トップリムが古木。情報足らずの中、探しまくってやっと発見】
2022年/9万/使用頻度S


今年の5月に購入。今年からインスタを始めて、世界中のポール・ハーデン愛好家さんたちを見ていたら、とある海外の方がかけていた超クールなメガネに衝撃を受け。ブランド名はその時点では判らず、どうにかこうにかで探し当て、国内の取り扱い店鋪をいくつか見つけるものの軒並みソールドアウト。唯一、京都にあるメガネ屋さんで1点だけ残っており、僕はそれだけのために京都まで行こうか~となりましたが、東京にも系列店があるとのことで、そちらに送っていただきましてね。そんで、実物を見て納得して購入!!

超・気に入っています。こちらも、10年・20年レベルの長期で、愛用し続けられればいいなぁ、と思います。



以上!!

・・・実は僕のメガネ購入歴には大きな波がありまして、集め始めた1998年〜2004年までは年あたり5本ほど(この7年で35本)、そこから2008年までは“旅のための貯金期”だったので購入はゼロ。2008〜9年の世界一周中に+30本、帰国後はまた“起業のための貯金期”に突入し、2015年までは購入ゼロ。以後の2015〜22年には毎年1〜2本購入しており、それらの合計で70本ほどです。この計算だと少しオーバーしますが、ブッ壊れて捨てた物が5点以上ありますのでね。


上記の紹介の内で、世界一周の道中で買った物は5品ですが、僕がその旅先で買い集めたメガネは計30本。そもそも、設定した旅の主軸ルールの一つが「世界のあらゆる街で、メガネ屋を見つけたら必ず入る」でしたからね(残りの二つは「飛行機を使わない」と「出会う人々の似顔絵を描きまくる」)。訪ねたメガネ屋は、合計で1000店を越えています。

旅先で費やした金額は、シャネル(④)とMJ(⑥)だけが飛び抜けているものの、それ以外のほぼ全ては1万円以下なため、合計で25万くらいでしょうかね? 僕は予算100万で世界一周の放浪旅に出て、その四分の一の資金をメガネの購入に費やしたのだ、ということです!! このコレクション癖さえなければ、さらに三ヵ月くらいは旅ができていたのかもな・・・(笑)


メガネ・コレクターとして、僕よりもディープで変態でとんでもない人はゴマンといると思いますが(所有70本なんて、たいしたことないし)、世界中のメガネ屋に行った経験量の多さでは、僕に勝る者はそうそういるわけがない、と自負しております!!!


このシリーズは、香水・靴・ボトムス・上着・家具・メガネと書いてきて、そろそろネタもないので、これにて終了ですかね。シャツ類やバッグ類、帽子類も、書こうと思えば書けますが・・・(笑)。ちなみに“ベストバイ”企画は、今年も年末にやります~。






2022年10月11日火曜日

今はこんな感じで、宿業やってます!!





グァッ! いきなり寒くなった〜!!

秋になったら着たいな、と思っていた服が色々とあるんだがッ! 夜はもう10度前後で、冬みたいな寒さ。季節が変わるの早過ぎ・・・と思いきや、一昨日くらいからまたヌルめの夜ですね。行ったり来たりで、よくわからん。



さて、先月のYAWP!backpackersの実績はというと、営業16日間に7人11泊で、稼働率は10%(キャパ7)or6%(キャパ12)。7〜9月で、3%→8%→10%と推移しているので、いちおう上昇傾向かな? 相変わらず絶望的な数字ですけどね・・・

ウェルカムできた7名のゲストの内、3名は外国人で、その点は特に嬉しかったです。もちろん日本人ゲストも大歓迎ですが、YAWP!は元々、ほとんどのゲストが外国人バックパッカーな宿ですからねぇ。今月以降の外国からの予約もチョロリチョロリと入り続けており、じんわ〜りとながらもポジティブな未来が見えて、僕はとてもハッピーです。来年春くらいまでにはどうにか、インバウンドが完全解禁(PCR等は全部撤廃! 2019年と同じルールに!)されて、ドドドーッと外国人が日本に押し寄せてくれればいいな〜



さてさて。今回は、たまにやっている近況報告ですが、相変わらずの映画が何本やらサッカーを何試合やらの話ではなく(いつも、すみませんね)、基本的には宿業に関しての「僕の毎日はこんな感じです」を語ろうと思います。



《全国旅行支援について》


オイラ、参加しませ〜ん! 参加しようか、検討すらしていませ〜ん!! 僕自身がワクチンを射っていないどころか、接種の案内通知の封を開けることすらせずにそのままゴミ箱に捨てたくらいの人間(反ワクチン的なイデオロギー主張はせず、“各々の好きにしましょうや”というスタンス)ですから、“ワクチン3回接種”もしくは“PCRで陰性”の証明をした者のみ、という条件がある時点で、こんな制度はハッキリ言いまして「クソ食らえ!」です(笑)。不満の要素は支給条件だけでなく、相変わらずの準備不足と、とにかくややこしい制度設計。宿側に多大な作業負担を強いていることやら、OTAを楽天やじゃらんに絞っていることやら、とにかくあらゆる面で気に食わない。「クソ食らえッ!」です(クドい)。

というわけで、僕はむしろ【ウチは参加しません! だってアンフェアじゃん、こんなクソ制度!!】と明確に宣言し、主に“ワクチンをちゃんと3回射っていない方々”の支持を得ることを営業戦略にしようと考えます(笑)。よって当然、便乗値上げ(?)などもしません。ウチは開業以来&今後も、ずっとブレずに1泊2400円で変わらないのだ~!! というか、日本の10~30代のワクチン3回接種率は現状でおよそ50%なのですから、我ら安宿業界のメイン顧客層の半数は蚊帳の外な制度なわけで、「参加しない!」「値上げもしない!」の宣言はポジティブな評価を受けると思いますよ。


《営業日について》

7月15日から、シルバーウィークが終わる9月25日までは金・土・日・祝・祝前日のみの営業を続け、以降は年末まで三ヵ月ほど休んじゃおう、というのが僕の当初のプランでした。しかし先月末に岸田総理が「外国人観光客のビザ無し訪日を解禁する」と発表したことで、なんだかやる気が出ちゃいまして(笑)、今週木曜までは休んでおりますが、10月14日〜11月20日の一ヵ月強は開くことにしました。それも、これまでと同じ金・土・日・・ではなく、ブッ続けで!!

11月21日〜は、サッカーW杯の観戦が僕の生活の最優先事項になりますので当然、営業はしません。年末は12月23日頃から二週間くらい開いて、1月第二週〜3月中旬の頃まではまた、休もうかな。海外に行きたいのです〜


《コロナ対策について》

ズバリ&素直に言いまして、もう、な〜んもやっておりません! 4月末にYAWPの再開をしてから、半年弱。5月には僕は、ゲストのチェックインの際にはマスク着用を必ずしていたのですが。あの月にウェルカムした18名のゲストの全員が、“マスク無しでも気にならないョ”という反応だったので、7月の再・再開からは、僕は着用を完全にやめました。チェックインの際に、いちおう「僕はマスク無しのスタンスですが、かまいませんかね?」的なエクスキューズは入れますけどね。この三ヵ月間の全17名のゲストさんから、「ぁいや、マスクしてよ」的な返しをされたことは一度もありません。「そういうのが気になるなら、ドミトリーに泊まるわけないですよ〜」と言われたことは、二度ありますが(笑)。

よって今後も僕は、マスクなんてしませんよ。プライベートでもしません。もちろんゲストの皆さんも、するorしないは自由です。僕が全くしないせいもあってか、ウチの宿泊ゲストのほぼ全員がチェックインの時を除き、常に素顔ですねぇ。


《日のゲスト数がほぼ、0人か1人》

先月は7人11泊、と先ほどお伝えしましたが、16日間の各日の宿泊ゲスト数を回数で書くと、[0人:6回、1人:9回、2人:1回]でした。宿泊者数が3人を越えた日は皆無で、たいていが0or1人・・・

残暑な9月中旬頃まではエアコンを付けっぱなしでしたし、ブッチャケ、日のゲスト数が1名だと利益はほぼ無いのですけどね(涙)。しかしながら、独りで泊まりに来てくれたゲストのほとんどは、以前のウチの日本人ゲストによくいた“夜に到着→ベッド直行→朝にはいない”のタイプではなく(そんな滞在スタイルのゲストさんも、もちろん歓迎しておりますよ!)。僕と1対1でリビングで飲み語り、長時間クッチャべっちゃった、というケースが多かったです。複数人ならまだしも、サシのトークで深夜〜早朝まで話し込むことは、コロナ前まではそんなに多くなかったんですけどね。もちろん僕は、そんな夜は楽しくて好きですよ! 「早く寝てぇのにオーナーが話し好き過ぎて寝させてくんねぇ」的な不満を覚えたゲストがいるかもですが・・いや、きっといないはず(笑)! 僕なりに空気は読んでますからッ!!

ちなみにゲストが1名のみの日には、チェックインで貴重品入れの説明をする際に、僕は「今日は他にゲストがおりませんので、財布等が盗まれた場合は、犯人は僕ですよ~」と必ず言うのですが、これ、今のところテッパンでウケています。


《こんな会話で盛り上がってる》

先月の滞在ゲストの内のひとりは、オランダからの留学生で、9月末からの大学が始まる前に、三週間ほど日本をブラブラしたい、ということで早めの来日。ウチには5泊してくれまして、夜はけっこう早めの帰宿のスタイルだったので、毎晩、サシで飲みながらいろんな話をしました。

ある日、「物価が安過ぎる! 日本ってヤバくない? 大丈夫なの?」という起点から、「日本の一番のポリティカルな問題は?」と聞かれたので、僕はベタに「少子高齢化」と答えましてね。それはオランダでも同様だそうで(先ほど調べたら、オランダは世界19位。1位はもちろん断トツで日本)、「なんで、そうなってしまったのか?」の議論になりまして。

僕は「団塊の世代が多過ぎて、まだしばらくは若者が老人を支えなきゃならん日本経済に、発展無し・成長無し。若者に金無し・希望無し」「娯楽が多過ぎる。日々の生活が充分に楽しいので、結婚はそれを失うリスク、と考える者が多い」といった話をしましたが、最後に付け加えた「娯楽とはちょっと違うし、主に男性側の問題だけれど、AVや風俗の隆盛も確実に原因の一つだなぁ〜」が、なにやら彼に刺さったっぽく。「わかる! その通りだーーッ!!」と、めっちゃ肯定されましたよ(笑)。未婚・少子化=ポルノ文化が一因・・的な議論は、巷のメディア等ではあまりされないですけどね。これは、間違いないッ!!


《久しぶりに、開業相談を受けた》

休みの日だったので宿泊はお断りしましたが、先日、宿を開業予定の方の来YAWPがありました。「いつか、ゲストハウスやりたいのぉ☆」なドリーマーさんではなく、すでに起業に向けて具体的に走り始めている方の相談を受けるのは、とても久しぶりでした。コロナ禍以降は一度もないので、3年ぶりくらいかな?

その方が、どの街でいつ頃にオープンする、といった詳細はここには書きませんけどね。すごく面白いコンセプトの、人気が出そうなゲストハウス・プランでしたよ。このブログもレギュラーで読んでくれており(もちろん、だからこそ相談にいらっしゃったわけですが)、僕はなんだか「長いこと、宿絡みの記事を書いていなくてすみません・・・」と申し訳ない気持ちになりましたが、その代わりと言っちゃぁ〜で、このブログには書いていない“隠し業界情報”(笑)を、いくつかお伝えしました。

無事のオープン&商売繁盛を、お祈りしておりますよ! またいつでもお越し下さい〜!!


《実はまた、店を開くのです!》

宿業には関係ないですが、まぁ、僕のビルでの僕が関わる話として。昨年春に開業した〈ラザニアと世界の料理 ロカンタ〉は、今は木・金・土曜の昼のみの営業でして、夜間や日曜はシャッターが閉まっており、「せっかく場を作ったのに、フル活用しておらずもったいない・・」状態が続いておりました。夜には僕が、ガンボ(ニューオリンズ料理)の店を不定期で開いておりましたが、それも宿を再開した5月を最後にやっておらず。

特に日曜日は昼夜共に不使用だったので「誰か、カフェでもやんないかなぁ〜」と、僕はずっと漠然と考えていたのです。そしてようやく「やりたいです!」という若者と出会いましてね。昨年春の時点で、店鋪の内装は作り上げていたので、「新たに店を開く」といっても僕が関わる準備はほぼないですけどね。今は彼女たちが、メニュー作りやオペレーション設計を、がんばってくれています。僕はいちおうオーナーという立場になると思いますが、基本的に口を出す気はないです。「若者らしくエネルギッシュに、自由に楽しくやってちょうだいな!」というスタンス。ウチに泊まるゲストさんにも、喜んでもらえるお店になったらいいな☆。

ちなみに〈ラザニアと世界の料理 ロカンタ〉も、僕はオープンから半年程は手伝っておりましたが、今は完全にノータッチです。経理にも全く触れていませんので、友人・知人からよく「儲かってる?」的なことを聞かれますが、僕は知りませんとです・・・(笑)




・・・こんなもんかな。


7月〜9月末までは飲み会が月1ペースで、プライベートがツマラネーヨだった僕ですが、この18日間の休みでは一転して、遊びまくっております。飲み会は四度が済みで、今週にもう一度あります。まぁ、この夏は本業を再開し、ゲストが全然いなくてもいちおう平日のみしか遊べずだったわけで、呑みの頻度に波があるのは仕方ないかな。


全国旅行支援とやらに「クソ制度だから参加しねぇ!」と言い切ったわけですし(笑)、コロナ対策なんてやる気ゼロですし(爆笑)、僕の本業の集客はインバウンドの完全解禁までは雀の涙状態が続くことでしょう。しかしながら、カフェの開業、サッカーW杯と、僕のこの秋冬は楽しみなことが山積みでテンション爆上がり寸前だぜ〜!・・ということです!!


迷わず行けよ、行けばわかるさ!!!


オシャレでっしゃろ? カフェやるぞぇ~




2022年9月29日木曜日

久しぶりに、宿業界に関する記事を書く!






だ~いぶ秋らしくなってきましたねぇ。昼はまだ暑めですが、夜は涼しくて過ごしやすい♡


僕は今週の火曜に、プロ野球の試合を観に神宮球場に行ってまいりました。ヤクルトの優勝マジックの減少ペースから、「優勝決定はこの日だ!」と予測した上でのチケット購入だったのですが。その1試合前に、優勝が決まっちゃいまして・・ガックリ。そして観戦した試合では、ヤクルトはレギュラーではない選手を多く起用。村上選手は出場しましたが、彼はホームランどころかヒットも無し。

あ、僕は別にヤクルトファンではないですけどね。観戦した席も、阪神サイドでしたし(笑)。まぁ、試合自体は充分に楽しめたので、よかったのですが。イチローの引退試合も1試合ズレましたし、僕の野球観戦は“特別な日”への遭遇運が低めですね。



さてさて。

今回はタイトルの通りに、ゲストハウス業界に関する話です。このブログはそもそも、閲覧者の大多数は“同業者”、もしくは“将来、宿の開業を夢見る者”なわけですが、17年頃のピーク時(一日200人超)から比べると、今はその四分の一(一日50人ほど)に落ち込んでおります。よって全国の宿主、宿スタッフの方々の多くがすでにこのブログには飽き、呆れ、失望し、“もう開くのや〜めた”となっているのだと思いますが(笑)。いまだに開き読んでくださっていて感謝です!・・な方々に向けて、書こうと思います。


日本におけるゲストハウス業界の老舗企業、といえばカオサングループやジェイホッパーズを思い浮かべる方が多いと思いますが、カオサングループが、なんと、先の8月末をもってゲストハウス(ホステル)事業から完全撤退!・・ということになりました。カオサングループは、全盛期には東京だけでも7軒の宿を経営し、そのほとんどがキャパ50を越える大箱で、まさに東京(だけでなく全国の)のゲストハウス市場レースの先頭を常に走っていらっしゃった企業さまです。長らく、この業界の繁栄のために我々、後追い開業勢を引っ張って行ってくれていた存在です。

そんな彼らの完全撤退のニュースを僕が目にした時は、、、ビックリしたのはもちろんですが、すぐになんだか呆然としました。ブッチャケ、同業の宿主達の間では、「カオサンさんが、このコロナ禍でも宿を一つも閉めずにやって行けているの、すごいよな。どういうスキームなんだろう?」という話題がよく出ていたんですよ。それが、いきなりの全宿閉業! 完全撤退!! 分散を集約し、利益率の高い宿だけ残す、というような選択ではなかったのが不思議です。なにか、事情があるのでしょうかね・・・?


実は僕は、カオサングループさんとはそれなりに縁深い関係でして。数人のゲストからは、「YAWPさんはカオサンの子会社なんでしょ?」と言われたことがあるくらいでして(もちろん違いますが!)。

YAWP! backpackersが開業したのは2015年の3月23日ですが、その前日に、僕は開業記念パーティーを開催しました。そこに、カオサンワールド浅草ホステルのスタッフである、ミズキさんという方が来てくれたのです。あの夜は40人ほどが参加した賑やかな宴で、皆でアホみたいに飲みまくりましたから、5人ほどのゲストが終電を逃しYAWPに泊まることになりまして。ミズキさんは、その内の一人。で、彼女はありがたいことに、えらくウチを気に入ってくれましてね。

僕はYAWPを、開業当初はどこのOTAにも登録せず、要するにネットでは簡単に発見することが出来ない、シークレット?な宿にしておりまして。これは、「いきなり混んでパニくりたくない」という理由による“試運転期間”という位置付け。とはいえ、そんな状況ではゲストの予約が入るわけがなく。本来であれば、OTAへの登録を済ませるまでは、“ゲストは毎日ゼロ”でもおかしくなかったわけです。


ところが、時は2015年。日本のインバウンド需要が飛躍的に伸び、その一方で供給は全く追いついておらず、都内のどこの宿も“常にフル”。まだ、飛び込み(予約なし)のゲストもそれなりにいた時代で、業界のトップランナーだったカオサングループの宿々には、“フルの日に飛び込みのゲストが来てしまう”事態が多く発生しておりまして。

ミズキさんが働いていたカオサンワールドだけでなく、ミズキさんが薦めてくれたおかげで他のカオサングループの宿々のスタッフさんからも、「ゲスト◯人、そちらに行きます〜」な連絡を、僕は毎日のようにいただいていたのです。YAWP! backpackersは、オープン当初〜Hostelworldへの掲載を決めた6月末までの三ヵ月間は、完全に、“他人(カオサンさん)のフンドシで相撲を取っていた!”のですよ!! その期間に僕がウェルカムしたゲスト61人、計273泊のほとんどは、カオサンさんからの“ほどこし”によるものだったのです!!

・・というわけで、カオサングループがこの業界からいなくなってしまった、というのは、過去に受けた恩への想いもあり、僕は本当にショックなのです。結局、恩返しはロクにできなかったなぁ・・・。ミズキさんだけでなく、カオサングループの宿々のスタッフさんとは僕は何度か飲みましたし、彼らはウチに泊まりに来てくれたりもしました。カオサン東京オリジナルのマネージャーだった大ちゃんとは特に気が合い、定期的に会い、しょっちゅう連絡を取り合う仲でした。ミズキさんも大ちゃんも、カオサンを退職し地方に移住してからは、やや疎遠になりましたが・・・(涙)。皆さん、元気にしているのかなぁ?


業界の斜陽はとっくにわかり切っていたことですが、カオサングループの撤退でそれが改めて浮き彫りになり、なんだかションボリ。バックパッカーズジャパン社経営の都内3宿(toco、nui、CITAN)はいずれも健在ですが、そちらもダメになってしまったら業界全体がさらにションボリすること請け合いなので、藤城くんには頑張って欲しいぜ(余計なお世話ですがッ)!!

・・・そんなことを考えていたら僕は、そろそろ「都内のゲストハウス&ホステルで、コロナ禍を乗り越え(?)て、今でも営業中の宿はどこなんだ!?」というのをちゃんと知りたい、という熱が湧いて来ました。この二年半、業界分析的なことは全くやらずにいたのですが。なんだか、変なスイッチが入りました。



検索したOTAは、Booking.comと、Hostelworldと、expedia。検索条件は、日が10/9(日)、11/5(土)、12/2(金)、12/29(木)。宿泊人数は1名で、期間は1泊、3泊、7泊(連泊縛りがある宿も多いと予測したため)。つまりは、OTA×3、日付け×4、期間×3で、合計で36周もしております。全てを抽出してやろう、と意気込んだこの作業に、4時間も費やしましたよ(笑)。


というわけで、以下にまとめます。宿名アタマの“ホステル”“ゲストハウス”表記をスルーした上での、あいうえお順です。



【2019年末の時点から、存在している宿】
(名称変更したが、OTAでのデータを引き継いだ宿を含む)

アッパーホテル両国
Hotel Adonis Tokyo
almond hostel & cafe Shibuya
&AND HOSTEL AKIHABARA
&AND HOSTEL KURAMAE WEST
&AND HOSTEL MINAMISENJU
UNPLAN Kagurazaka
UNPLAN Shinjuku
1泊1980円ホテル
Imano Tokyo Ginza Hostel
IMANO TOKYO HOSTEL
With B ホステル
江戸東京ホステル
オークホテル江戸
ゲストハウス 大森倉庫
obi hostel
Good Diner Inn Copain
ホステル 蔵
グリッズ 東京 浅草橋 ホテル&ホステル
グリッズ 東京 上野駅前 ホテル&ホステル
グレープハウス 高円寺
コマツヤ
GUEST HOUSE SaKURa
サクラホステル浅草
サクラホテル池袋
サクラホテル神保町
サトウサンズレスト
THE WARDROBE Hotel 下北沢
328 Hostel & Lounge
ジェイズバックパッカーズ
ゲストハウス シエ シミ
CITANホステル
ゲストハウス品川宿
墨田長屋
ゲストハウス 扇子
ターンテーブル
ホステルチャプターツー東京
hostel DEN
ゲストハウス東京麻布
東京ゲストハウス 板橋宿
Tokyo Guest House Ouji Music Lounge
東京セントラルユースホステル
TOKYO-W-INN Asakusa
東京ひかりゲストハウス
ゲストハウスtoco
TOP EDGE HOSTEL Koenji
Nui. HOSTEL & BAR LOUNGE
Nomad Hostel Classic
バックパッカーズミニハウス
bnb+ Akihabara
bnb+ Ueno Okachimachi
bnb+ Kanda Terrace Ogawamachi
bnb+ Secret Base Mejiro
bnb+ Shinbashi
bnb+ Toranomon
ヒサヨズ イン
フォーカス蔵前
BOOKANDBED TOKYO 新宿
FromScratch TOKYO
ベースイン鶯谷
ベースイン駒込東京
ベースイン田端
Hostel Bedgasm
MANGA ART HOTEL, TOKYO
YAWP! backpackers
リトルジャパン
LYURO 東京清澄 by THE SHARE HOTELS
Ryoma Ikebukuro


【2020年以後に、新規で開業した宿】
(名称変更して、OTAのデータをリセットした宿を含む)

AKARENGA House
Hostel 1010 KitaSenju
H2O STAY Ōtorii
Girls Only Share House Tama
Cocts Akihabara
Samurai Stay Sugamo
Time Sharing Stay 浅草
TOKYO E JOY INN West Shinjuku Branch
bnb plus Ueno Park
HOSTEL BEACON 吾妻橋
BEE-HIVE巣鴨
54Journey 東京赤坂ホステル
54Journey 東京大手町ホステル
plat hostel keikyu haneda home
Lodging Tokyo Tj03
Wise Owl Hostels River Tokyo
Wild Cherry Blossom-HOSTEL


以上、計85宿!!


こちらと当ブログの昔の記事〈都内100軒以上の宿の、屋号名をまとめる!〉とを見比べると、変化の度合いが分かりやすいかと思います。あちらは五年も前の情報で、墨田長屋さんやコマツヤさん等の記載がありませんが、すでに都内の有名どころの人気宿はだいたい、勢揃いしておりましたので。今回のリストは主にBooking.comからコピペしたせいで、英語表記が多く、ちょっと比べにくくなっていて申し訳ないのですが(笑)。

ちなみに、この二年半の間に、ドミトリーをやめて完全個室制に移行した宿もいくつかありまして、今回のリストではそういった宿々は除外しております。ケイズハウス東京オアシスさん、あたりがそうですね。それを含めてしまうと、ホテルや一棟貸し宿、民泊との線引きが難しくなりますので。そして僕はあくまで、「ドミトリーがある宿=ゲストハウス」というイデオロギーを貫いておりますので。個室のみの宿はもはや別業種で、ウチとは競合相手ではないイメージです。


世界中の国々でコロナ禍の収束宣言が出され、日本でも全国旅行支援が始まろうとしており、世間でもようやく「もう、旅してもいいんだね~」感が出て来ました。よってこれまで休業していたところも、さすがにもう再開を決定しているでしょうから、このリストに記載している宿々がまさに、〈今、東京にあるゲストハウス&ホステル〉です。もちろん完璧と言うつもりはなく、抜けはあると思いますが(当該宿の方がいましたら、どうもすみませんです)。


計、85宿。コロナ禍が始まる前、2019年末の時点では、東京都内には300軒強のゲストハウス&ホステルが存在していました。上記のリストからお判りのように、この二年半の間に新規で開業した宿が17軒ありますので、つまりは、コロナの前から存在し今も残っている宿は、68軒。おおよそ五分の四の240軒が、廃業、ないしは完全個室に移行した、ということです。


改めて数字で確認すると今回の、長期に渡るコロナショックの残酷さに、愕然とします。今度こそ真のウィズ・コロナを実現し、日本の観光需要が本格的に回復し、宿業ならびに関連業界の復興が叶うことを、僕は切に願います。






2022年9月19日月曜日

国葬や円安、オリンピック汚職やLGBTについてを、雑多に語る。






「次は18日にUPします!」と宣言しちゃったので、間に合うように書いてはいたのですが、どうやら日を跨ぎそうです。まぁ、18日の深夜にUPしたという扱いで、許しておくんなまし(笑)。


YAWP! backpackersでは最近、欧米人ゲストの来泊が増えてきました。増えたといっても、三人ですけどね。また、外国の方々からの来月以降の予約もチラホラと入ってきました。じんわ〜りとですが、インバウンドの復調の気配がします。超うれしい♡



さてさて。今回は三ヵ月に一度の、〈最近のアレやコレやに関する僕なりの感想のまとめ〉です。次回の12月をラストに、この企画は止めます! 書くのがけっこう疲れるわりに、友人たちから「あの記事よかったぜ」的なことを言われるのが全くないもので(笑)。不思議と、閲覧数はいつも多めなんですけどねぇ~。映画の記事なんかだと、閲覧は少ないのにDMはけっこう来る。別に、褒めてもらいたくて書いているわけではないですけどね・・・

以下はあくまで「僕は個人的にこうである」という話なので、考えが異なる方々に対して「あなた、おかしいよ」と訴えるような意図はありません。この前置きは相変わらずのコピペです(笑)。ではでは、行きますよ〜!!



① 国葬「反対」の民意が、「賛成」を大きく上回る

以前にも言いましたが、僕は安倍氏が殺害された直後から、ブレずにずっと国葬には大反対です。ひろゆき氏あたりが、「世界中の首脳を日本に集められるこのような機会は、外交において極めて有効」的な発信をしておりましたが、その感覚はキモチ悪いなぁ。どんなVIPが日本に訪れようが、連中のその弔問が表面的なもので、裏では国際政治関係の駆け引きみたいなのに明け暮れているのだとしてら、なんだかゲンナリします。

エリザベス女王が亡くなり、イギリスによる国葬が安倍氏の国葬の八日前に。それもあり、各国首脳のほとんどは日本に来ない。有名どころではカナダのトルドー首相くらいしかいませんが(それもキャンセルになったりして・・)、しかし経費はイギリスのそれを大幅に上回り、16億とか。なんじゃそりゃ。

国葬の決定は麻生の圧力だったそうですし、支持率ガタ落ちの岸田は「なにもがもがうまぐ行がないぃぃ〜」と歯軋りしまくりなことでしょう。安倍とは違って、裏のアレコレとの繋がりが浅い岸田は“敵に回すとヤバい”存在ではないので、自民党内から引きずり降ろされる時は近いと感じます。



② 今冬から原発9基の再稼動をする方針を、政府が発表

けっこう意外に思われるかもしれませんが、僕は原発に関してはそんなにネガティブな考えではないです。「どんどん推進すべし!」などとは思っていませんが、一方で「全てを廃止すべし!」でもない。むしろ、空気を汚染しまくる火力発電所の方に否定的です。原発にはもちろん、東日本大震災による、強烈な負のイメージがありますけどね。ド強毒(原発事故)を一錠飲まされるか、弱毒(空気汚染)を延々と飲まされ続けるかの違い。震災の過去を猛反省して、事故を完璧に防ぐための努力を怠らないのであれば、原発の方がマシです。

僕はゲームは基本的にやりませんが、〈シムシティ〉シリーズは大好きでしてね。街の仕組みや税制は、あれで学んだと言ってもいいくらいです。で、そのゲームでは、街づくりのスタートは必ず“発電所の建設”。街を大きくしていく過程で、プレイヤーはほぼ間違いなく、必然に近い流れで、原発の建設を選択します。現実のシムシティをプレイする政治家たちと、やることは同じです。

太陽光発電も、パネルの廃棄問題があり、結局は毒。風力発電が一番マシですが、山に建てる場合は森林破壊、海だとコストかかりすぎで費用対効果としては最悪。結局のところ、僕らが電気を極力使わない生活を受け入れることのみしか、解決策はありません。



③ 円安がガンガン進行中!!

トヨタなどの大企業は世界規模で商売をしていますから、これをチャンスと海外で売りまくっているようですが。国内でのみ商いをしている中小企業にとっては、厳しいですねぇ。僕は古着アパレル業界隈に友人が多くおりますが、輸入業ですから、彼らは仕入れ値の暴騰に頭を抱えております。

海外マーケットで大儲けな大企業の社員はウハウハでしょうが、大多数の一般ピィポーは、どこもかしこもの値上げラッシュと、むしろ下がっている給料との板挟み状態。貧富の差がますます拡がりますね。宿業は本来、円安傾向は大歓迎でラッキータームのはずなのですが・・・。インバウンド解禁は・・? ねぇ、解禁の決定はいつ・・・?



④ 東京オリンピックでのスポンサー契約に、汚職が発覚!

はい、「やっぱりね」です。予想通り過ぎて、なんだか笑っちゃいます。僕はむしろ、「けっこう早く発覚したなぁ。なかなか頑張っているじゃないか〜ちゃんと機能しているじゃないか〜日本の検察は!」と感心しております。

森嘉朗が参考人聴取されたその日に、岸田や麻生らの首脳陣による、秘密裏の“氏が逮捕されたらヤバいよヤバいよ”会議が開かれたそうで(笑)。出版関係の契約相手は講談社でほぼ決定していたのに、「講談社、憎し!」の森が、KADOKAWAへの変更をゴリ押ししたとのことですね。で、KADOKAWAのボスが逮捕されちゃった。あれまぁ・・・

僕は安倍も小泉も嫌いでしたが、それを裏で操っていたのは森、という認識で。ここ20年の日本の政治を腐らせた諸悪の根源は、間違いなくこの男です。安倍がダース・ベイダーなら、森はダーク・シディアスです。度重なる失言等によリ、世間からの評価はすでに地に堕ちている彼ですが、今度こそ、検察によるフォースの鉄槌を期待します!!!



⑤ 台湾周辺が、過去最高級にピリピリしている

8月に、アメリカのペロシ下院議長が台湾に電撃訪問してから、中国は明らかにいきり立っており。長期の、実弾による軍事演習を敢行。なんと、ミサイルは日本のEEZ内にまで着弾(宣戦布告レベルの威嚇行為ですよ!)。日本では旧統一協会絡みのニュースばかりで、あまり報じられておりませんでしたが。台湾の方々は、けっこうな緊張感だったようですね。

僕は、好き嫌いでこの両国のどちらかに肩入れするようなことはありませんが、感情論ではなく論理として、なぜ中国がここまで頑なに「台湾は中国の一部」を主張するのか、全く理解が出来ません。世界中のほとんどの国&人が、「いや、違うって!」とツッコんでいるのにもかかわらず。

台湾には独自の政府があり、大統領(総統)も首相もいる。オリンピック等の大会では、異なる国として別々に出場(中国がクレームを入れるせいで、「台湾」とは呼ばれないし国旗も使えない)。昨年の東京オリンピックでNHKのアナウンサーが「台湾です」と言い切ったことは、現地ではトップニュースになったとか。渡航ビザは数年前に廃止になったが、今でも“通行証”という謎のシステムがあり、台湾人は中国政府の許可無しでは中国に入れましぇ〜ん・・等々、ツッコミどころのオンパレード。

中国は「台湾は台湾である」と認め、さらに「特別に友好な関係を築こう!」と訴えれば、世界中からのコンセンサスとリスペクトを得られると思うんですけどねぇ。以前に戦争絡みの記事で書きましたが、「国内統治のためには、敵がいる方が都合がいい」のでしょう。やれやれ。



⑥ 静岡県の幼稚園で、通園バスに閉じ込められた園児が死亡

事件そのものはもちろん、その後の幼稚園理事長らによるユルユルな記者会見により、大・大・大炎上しておりましたね。僕は決して逆張りなどではなく「う〜ん、、ヒートアップしすぎでは?」という感想です。大衆が「こいつらなら叩いても確実に大丈夫だ!」・・なターゲットを見つけ、よってたかって袋叩きにしている印象。

幼稚園の責任はもちろん重大ですが、僕は“偶然のミスが重なって起きた悲劇”と捉えておりまして、議論すべきは「再発を防ぐにはどうするべきか?」であり、その答えを「幼稚園のスタッフがちゃんとしていれば防げた」で締めるのは安易すぎると考えます。もっと根元の部分から、法制や教育やテクノロジーを絡めつつ、生産的に語り合うべきです。

こういう事件が起きると、ネットでは「涙が止まりません」やら「かわいそうに・・辛かったよね、生きたかったよね」やらのコメントが大量に溢れ出てきて、僕は正直「うわぁ〜・・」と思います(どういう意味の「うわぁ〜」かは、ご想像にお任せします)。それはまだいいのですが、「関係者に天罰が下れ」「園長がタヒねばよかったのに」といったコメントを書き殴る連中は、マジで人として最低だと思います。

件の記者会見で、副園長が「疲れて来た」と言った、というデマを拡散しまくった(正しくは「おつかいありさん」と言っている)連中も、人として最低!!



⑦ TKO木本氏が、投資詐欺斡旋の責任を取り芸能界を事実上の引退

だいぶ前、学習塾で働いていた時代に上司から「君は株のセンスがありそう☆」という謎の才能評価をされ(笑)、個人資産の運用を任されたことで一時期、僕も株に手を出したことがあります。いちおうプラスを生んでいるタイミングで、僕は退職したので損失の経験はないです。よってセンスはあったのかもしれませんが、はっきり言いましてあんなもん、クソつまんないです。あんなもんで生まれた資産には、喜びも愛情もない。さんざん振り回されて、ストレスが溜まるだけ。

その後の僕も、それなりの頻度で、何人かの友人から投資の誘いを受けたことはありますが、全てを門前払い・・・どころか「バカかお前は?」と返しまして。そして、そんな連中は、僕が知っている限りでは皆が、“出資を募っていた大元がトンズラして、お釈迦ポンッ!”という結末です(爆笑)。

怪しい投資話なんて、そこら中にゴマンとある。こちらが事業でちょっと稼げば、ウジ虫のように湧き出て来ます。騙す奴も騙される奴も仲介する奴も、全員がすべからくアホ。仮にそれがたまたま詐欺ではなく、運用が成功して貯金が増えたとして、お前らは幸せか? 時給800円の便所掃除のバイトに毎日勤しむオッちゃん・オバちゃんたちの方が、遥かに尊いわ!!!



⑧ りゅうちぇる氏が、“本当の自分”でいるために離婚


クドいですが、僕はリベラルな人間なので「離婚したって別にいいじゃないの。どんな理由であれ、他人がとやかく言うべきことじゃない」です。離婚の理由がLGBTに絡む問題なためか(本人は自身をゲイだと明言はしていませんが)、世間では賛否が分かれているようですね。

あえて作為的に下世話な方向で例えますが、これって、〈スキニーな人と結婚してはみたものの「実は俺は巨乳好きなんだ!」という理由で離婚する〉ようなもんでしょ? そんなハレンチな理由で別れたって、いいじゃないの。本性を隠し続け、我慢し続けストレス溜めて、我慢しきれなくなって風俗に通いまくるよりも、素直に打ち明けてスッキリサッパリした方がよっぽどいいですよ。

男性を愛する男と、巨乳を愛する男、たいして変わらん。LGBTに関しては、「彼ら彼女らに理解を示す私☆」という意識高いアピールに利用しているリベラル層が散見されますが、そんな連中に対しても僕は「うわぁ〜・・」です(笑)。「私たちとは違う彼らを、理解しよう」ではなく、「LGBTの方々も僕らも、同じですよ」と、僕は訴えたい。いろんな趣味嗜好の人が、当たり前に存在し共存できる社会に、日本も早くなってほしいな。



⑨ 香川照之氏と読売ジャイアンツ坂本勇人氏に、女性絡みのスキャンダル

〈客として最悪〉と〈人として最悪〉という印象で、どちらもクソ野郎ですが、香川氏の方がだいぶマシかと。それぞれの被害者の感情を一言で勝手に推察しますと、香川氏に対した女性は“怒り”、坂本氏に対した女性は“絶望”。坂本は本当に最悪中の最悪ですね。過去にいろいろとあった芸能・スポーツ界隈の醜聞の中でも、トップクラスに幻滅しました。元々、好意的には見ておりませんでしたが。

香川氏は正式に認めて謝罪し、仕事は軒並みの降板、ワイドショーでは連日の大賑わい。その一方で、坂本についてはあらゆるメディアがダンマリ。もちろん記者会見はなく、「何かありましたか?」・・な、お澄まし顔で毎日、野球をエンジョイ。ジャニーズ界隈も同様ですが、ネットで情報が拡散しまくるこの時代に、その対応はダサ過ぎるしマイナスでしかないって! 僕の「嫌悪100%。顔を見たらチャンネル変える」のリストには、GACKTと大仁田厚のみだったのですが、今回の件で坂本も記載に。DAZNで野球観戦する際には、彼の打席はスキップしています。

どんだけ金持ちなのか、才能があるのか、モテるのか、知ったこっちゃないけどさ。この二人は、“女性”という存在へのリスペクトが、根元から足りないんだよッ!! 彼女たちの尊厳を、踏みにじるな!! 僕は貧乏で凡才で非モテな、情けない人生だが、“女性”へのリスペクトの心だけは今後も絶対に持ち続けて生きますよ!!!




以上です!!


先月末に僕は千葉マリンに行き、佐々木朗希選手の圧巻の投球にエキサイトしたので、来週は神宮でヤクルト村上選手のホームランの新記録(きっと打ってくれることでしょう!)を見て来ます!!







2022年9月7日水曜日

2021年公開映画のランキングを、大幅に作り直す!





「8月は記事を3本書く!」と宣言したのに、結局2本止まりでした・・・。うーん。僕は自堕落な人間ですが、それは“ONとOFFの差が大きい(基本的には常にOFFだけども)”という意味であり、逆に言うと“やると決めたことはきっちりやる”タイプなんですけどねぇ。ダメだな。反省。

というわけで、今月は確実に3本書きます。というか、今回以外の2本も、すでに書き始めております。UPする日も決めちゃいます~。1本は9月18日、もう1本は9月29日とします。別に誰からも圧はかかっておらず、完全にセルフメイドのセルフ圧なのですが。



さて。YAWP! backpackersは、先月は16日以降もスッカラカンで、ゲスト1名×1泊のみ。十五日間の営業で計8泊、稼働率は8%(キャパ7として)でした。従来のキャパ12設定ならば、4%・・・

いやはや、厳しいですね〜。5月の22%の時点でヘコみましたが、7月がたったの2泊で3%(営業は十日間)という壊滅的な数字だったことで、8%でも「まだマシになったな」と思ってしまっているのが、我ながら恐ろしい。計8泊ということは、月商で2万円ほどですよ(号泣)。経費を引いたら、ゼロみたいなもんですよ(大号泣)。


また、先月は7月に続き、プライベートもヒマヒマでした・・・。友人と飲んだのは、月末に一度のみ。買い物も全くせずで「二ヶ月連続でアイテム増、無し」となりそうだったのですが、月末に贔屓の古着屋がいきなり&初のセールを開催していたため、そちらで一点、ヴィンテージのボトムを買いました。半額でしたが元値がバカ高いので、それなりの散財です。二ヶ月間も節約したから、まぁいいかな。

久しぶりの買い物ついでに、というかいつものお出かけコースの通りに、映画も観て来ました。〈彼女のいない部屋〉というフランスの作品でしたが、いやぁ・・マジでつまんなかった。怒りを覚えたほどではないので、★2といったところですが。これで今年は16本目、僕の「映画館に行きたぁ~い」欲のリズムである“月に二度くらいは”の通りに、観ていることになります。

およそ一ヶ月前の記事にもチョロっと書きましたが、今年公開の映画ってマジで不作だと思います。先日、実家に帰った際に母ちゃんから最近のオススメを聞かれました(母とたまに会えば、必ずある会話です)が、僕は2本くらいしか思い浮かばず。僕の鑑賞作のリストを眺めても、★1〜3がズラッと並び。というわけで今回はまず、僕が今年に劇場で観た映画の採点を一気に書きます。


★★★★★
スティルウォーター

★★★★
ライダーズ・オブ・ジャスティス
声もなく
英雄の証明


★★★
白い牛のバラッド
(長まわし&沈黙が多過ぎて眠くなった)
林檎とポラロイド
(雰囲気はいいけど淡々とし過ぎ)
息子の面影
(ひたすらに暗い。画面も人間も暗い。救いが無さ過ぎ)
ブラック・フォン
(どこかで観たような内容。まぁ普通)
ベイビー・ブローカー
(疑似家族モノはもういいって、是枝さん!)
NOPE/ノープ
(ジョーダン・ピール監督作は好きなのだが、今作は暗喩だの、あのシーンの意味は?だのの解釈が面倒)

★★
スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
(東映まんが祭り的な、子供向けな脚本。大量のキャラの権利の問題をせっかくクリアしたのに、もったいない!)
THE BATMAN-ザ・バットマン-
(テンポが悪い上に長過ぎて、すげぇ疲れた。ダークナイトの足元にも及ばん)
わたしは最悪。
(主人公を全く好きになれず。終始イライラ)
ジュラシック・ワールド/新たなる支配者
(ワンパターン&ご都合主義。中身無し。全く期待してなかった&無料だったから別にいいけど笑)
彼女のいない部屋
(編集をいじくりまくって気取った感じにしてるだけ。もっと実直に!)


ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス
(ディズニー+を観ている前提の話かよ。俺は観てないので「知らんがな」)


・・てな感じ。★5と★4に感想的なことを書いていないのは、来年1月にまとめる映画ランキング記事で、おそらく語ることになるからです。このままの勢いだと、★5★4だけでは、マイ・ベスト10の10本が揃わないかもしれませんが。それくらい、今年は良作が少なーーーーいっ!!

ちなみに上記でおわかりでしょうが、今年の上半期に巷で大ヒットした〈トップガン マーヴェリック〉は、僕は観ておりません。1986年の前作のことが、歴代ワーストレベルで大嫌いなんですよ。僕は「ヒットしている」とか「評価値が高い」とかいった要素で鑑賞するorしないの判断はしませんので、前作のトラウマを払拭するほどの興味は芽生えず。まぁ、DVDレンタルで100円になったら観ると思います(笑)。

あと、マーヴェル作品のアレコレは、このところガッカリ続きなので、僕は映画館で観るのは基本的にはもう辞めます。マルチバース、、マジで嫌い。あんなの、何でもありじゃん。チート&薄っぺらすぎて、ツッコミどころしかない。〈シビル・ウォー〉あたりまでは、キャラクターものという土台に甘えず、重厚濃密な脚本で素晴らしかったんだけどなぁ。劣化がヒドすぎる。〈ブラックパンサー〉は前作が良かったので、今秋公開の続編は観に行くかもですが・・・



・・さてさて。今回の記事は映画の話題は序盤だけで、ここからネタを変えるつもりだったのですが。「すでに長くて枕文じゃなくなってる」と思い、このまま映画ネタで突っ走ることにしました。興味のない方、ゴメンなさいです! 次回と次々回の記事は、個人的な趣味に寄ることはありませんので、許してくださいな!!


僕の今年の映画鑑賞本数は、昨日までに342本。そのほとんどはアマゾンプライムでの旧作(一般的に知られた作品はたいていをとっくに観ているので、ほぼ全てがマイナー映画)で、新作はひたすらにDVDを借りて観ております。DVDレンタルがリリースされるのは、劇場公開日からだいたい、三ヶ月〜半年後。今はもう9月ですから、昨年に劇場公開された映画の内、僕が興味のあるものはほぼ観終わったわけです。そして、僕が2021年の映画、鑑賞数135本を総括すると・・・「驚くほどの大豊作な年だった!」と言えます。大不作の今年とは、エライ違いだ。まぁ、なんでも波はあるもんですけどねぇ。

というわけで、年始に2021年の映画まとめ記事を書いたくせに〜なのですが、その後〜今日までの八ヶ月中に観た作品が傑作だらけだったために、僕の脳内のランキングベスト10が乱れまくっておりまして。よって今回は、それを再まとめ♡。1位、3位、4位、6位、8位が入れ替わっていますので、1月の記事を丸ごと消去してしまおうかというくらいの、「これが本当の2021年映画ベスト10なのだッ!」です。新たにランクインした5本以外の作品の論評をご覧になりたい方は、1月の記事〈2021年、映画総括!!〉をご参照ください!


今であれば下記の全作品がツタヤでDVDを借りて観られますし、アマゾンプライム等で探してもけっこう出て来るはずなので、ぜひぜひ観ておくんなまし!で行きますよ〜




〈ベスト10から陥落した作品〉

17歳の瞳に映る世界
グンダーマン 優しき裏切り者の歌
Mr.ノーバディ
ザ・ビーチ・バム まじめに不真面目
夏時間



【2021年公開映画ベスト10、改訂版!!】 


【10位】
藁にもすがる獣たち(2.19/韓国)

【9位】
皮膚を売った男(11.12/仏ほか、七ヵ国の合作)


【8位】

アンテベラム(11.5/米)

なんといっても脚本が秀逸。僕は“大どんでん返し”系の映画が大好物で、そのようにカテゴライズされている歴代作品は、ほぼ全てを網羅しておりますが。今作はそのリストの中でも、かなり上位に入る。

現代の黒人女性が、過去の時代に生きる奴隷の女性とリンクし、時空を超えて互いの記憶を交差させる・・?という複雑な構成なのですが。序盤から「あれ? なんか変だな?」というシーンの連発で、モヤモヤが重なります。

しかし、終盤の驚愕の展開によってそのモヤモヤは丸ごと吹っ飛ばされます! 伏線だらけなのに、見事に完全回収!! どんでん返し慣れしている僕は、たいていの映画が「さては・・」の予感の通りのオチなんですけどね。これは、全く思いつかなかったわ! このアイデアを考えた者を、僕は心からリスペクトします!!!



【7位】
サウンド・オブ・メタル~聞こえるということ~(10.1/米)


【6位】

ディナー・イン・アメリカ(11.5/米)

7位の〈サウンド~〉と同様に、バンドマンの恋物語ですが。こちらの方が好きです。アンバランスな主人公男女の、いつでも全力疾走で感情むき出しな言動が、愛おしくてたまらない。美男美女ではないのに、どんどんカッコよく可愛く見えてくる。

天然系でトロいパティは、皆からバカにされており、ずっと孤独で、普段は家で大好きなパンクを聴いて踊り叫んでいる。ある日、警察から逃げていた男をたまたま匿ったら、その男サイモンは溺愛する覆面バンドのボーカルだった、、というお話。

ゴリゴリのパンクロッカーであるサイモンは、ヤクも喧嘩もなんでもありで、発する言葉もいちいち汚い。世間的にはいわゆる“ロクデナシの不良”なわけですが、心根は善人であり、パティには本当に優しい。特に、二人だけの地下室でパティがラブソング(いい曲!)を歌って録音するシーンが、サイコーでした。



【5位】
ファーザー(5.14/英&仏)


【4位】

空白(9.23/日本)

邦画は基本的には観ない僕ですが、こちらは、2月に飲んだ映画好き友人から薦められて~をきっかけに鑑賞。いやぁ、マジでよかった。近年の邦画の内では、確実にマイベスト。語りたいので、近くまた飲もうぜッ(その友人たちへ)!

スーパーで万引きをしようとした?女子中学生を店長が追うと、そのコは逃げる途中で車に轢かれてしまい亡くなりまして。娘の無実を信じる父親が憤怒し、事件の関係者たちを責め、とことん執拗に詰めまくるという内容。

とあるシーンでの、とある人物の発した一言が、物語の流れを大きく変えます。映画〈スリー・ビルボード(2018年マイベスト!)〉の、病室でのオレンジジュースを思い出しました。人間の脆さ、愚かさ、優しさを凄まじい熱量で描き切った優良作です!!



【3位】

少年の君(7.16/中国&香港)

僕が観る映画の判断材料の、一番は“監督”でして。過去に惚れた監督は、キューブリック、イ・チャンドン、デイミアン・チャゼルあたりですが。このリストに今作の、デレク・ツァン監督が筆圧強めで刻み込まれました! チャゼルとツァンは、僕より年下!! アッパレだよ!!!

中国の、受験戦争や虐め、貧富の格差などの社会問題に対して、大ナタで強烈な一撃を食らわせつつも、素晴らしく感動的な人間ドラマに仕上がっております。クラスメイトの自殺により、次の虐めの標的になってしまった、優等生の主人公。過酷な日々を過ごすうちに出会った街の不良と恋に落ち、彼がボディガードを買って出る。しかし虐めはエスカレートし続け、ついにとある事件が起きます。

ネタバレはしませんが、学生期の最後の、主人公の決断だけが残念でした。「そっちかぁ、きれいにまとめちゃったな~」という不満。ここでもう一つの選択肢の方を選んでいたら、100点満点でした!!



【2位】
ブータン 山の教室(4.3/ブータン)


【1位】

ソウルメイト 七月と安生(6.25/中国&香港)

2016年制作の映画ですが、デレク・ツァン監督の新作〈少年の君(↑上記3位)〉が公開されるということで、それに先駆ける形で日本での五年遅れの初公開に。ツァンの監督デビュー作です。

僕は〈少年の君〉を先に観て、「この監督の才能、とんでもない!」となり、彼の過去作を調べたことで知りましてね。都内でも劇場はたったの1館&短期での公開だったそうで、超マイナーな作品ですが。とんでもない傑作で驚きましたよ。この映画を皆さんに観ていただきたくて、今回のこのブログ記事を書いていると言ってもいいくらいです。僕の人生のベスト10に入るかも。

幼馴染で大親友の二人の女性が、大人になり、それぞれの人生を歩みだす。一人は田舎の街に残り、就職し結婚し~という安定した道を。もう一人は故郷を飛び出し、都会に出て、そして海を越えて~という自由奔放な道を。

それぞれが悩みを抱え、お互いに「あっちを選んでいたらもっと幸せだったのかもな」という葛藤をし続けます。道は分かれたとはいえ親友同士なのでたまに会いますが、二人のギクシャクの度合いは次第に高まります。

・・・んいゃ、こんなストーリー紹介では、この作品の魅力は全く伝わらない!! 素晴らしい脚本と演技の、類稀なる大傑作なので、とにかく観て欲しい! 特に旅人界隈はマストで観てくれぃ!!!






以上!! 近年の中国映画の、クオリティの向上っぷりに感嘆です!!


映画って、本当にいいもんですねぇ~


【タクデミー賞】

作品賞   ソウルメイト 七月と安生
脚本賞   リー・ユアン(ソウルメイト
監督賞   デレク・ツァン(ソウルメイト、少年の君
撮影賞   ジグメ・テンジン(ブータン 山の教室)
編集賞   ヨルゴス・ランプリノス(ファーザー)
主演男優賞 カイル・ガルナー(ディナー・イン・アメリカ)
主演女優賞 チョウ・ドンユイ(ソウルメイト、少年の君
助演男優賞 キム・サンドン(夏時間)
助演女優賞 ペムザムちゃん(ブータン 山の教室


【2021年公開映画135本を、採点!(太字は追加分)】

★(10本+9本)
①ソウルメイト/七月と安生
③少年の君
⑲ショック・ドゥ・フューチャー
⑤空白
⑪クーリエ:最高機密の運び屋
⑥ディナー・イン・アメリカ
⑧アンテベラム
⑬マリグナント 狂暴な悪夢
⑱ただ悪より救いたまえ
⑩藁にもすがる獣たち
⑰夏時間(劇)
②ブータン 山の教室
⑯ザ・ビーチ・バム まじめに不真面目
④ファーザー(劇)
⑭グンダーマン 優しき裏切り者の歌
⑮Mr.ノーバディ(劇)
⑫17歳の瞳に映る世界(劇)
⑦サウンド・オブ・メタル~聞こえるということ~(劇)
⑨皮膚を売った男(劇)

★(22本+14本)
 ヤクザと家族 The Family
 やすらぎの森
 1秒先の彼女
 共謀家族
 アイダよ、何処へ?
 メインストリーム
 BECKY ベッキー
 MONOS 猿と呼ばれし者たち
 モスル ~あるSWAT部隊の戦い~
 ディア・エヴァン・ハンセン
 告白
 ダ・ヴィンチは誰に微笑む
 ローラとふたりの兄
 パーフェクト・ケア
 羊飼いと風船
 天国にちがいない
 ジャスト6.5 闘いの証
 ハッピー・バースデー 家族のいる時間
 ベイビーティース
 世界で一番しあわせな食堂
 ある人質 生還までの398日
 ノマドランド(劇)
 21ブリッジ
 グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告
 ジェントルメン(劇)
 アオラレ
 グリード ファストファッション帝国の真実
 ブラックバード 家族が家族であるうちに
 ゴジラvsコング(劇)
 プロミシング・ヤング・ウーマン(劇)
 ファイナル・プラン
 シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち
 すべてが変わった日(劇)
 明日に向かって笑え!(劇)
⑳キャッシュトラック(劇)
 モーリタニアン 黒塗りの記録(劇)

★(32本+20本)
 キング・オブ・シーヴズ 
 Swallow スワロウ
 ヒッチャー ニューマスター版
 パリの調香師 しあわせの香りを探して
 ノンストップ
 ステージ・マザー
 ファブリック
 クイーンズ・オブ・フィールド
 JUNK HEAD
 復讐者たち
 パンケーキを毒見する
 白頭山大噴火
 オールド
 サイコ・ゴアマン
 テーラー 人生の仕立て屋
 007/ノー・タイム・トゥ・ダイ
 TOVE/トーベ
 ハロウィン KILLS
 ファイター、北からの挑戦者
 アイス・ロード
 ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画
 チャンシルさんには福が多いね
 43年後のアイ・ラブ・ユー
 聖なる犯罪者(劇)
 KCIA 南山の部長たち
 プラットフォーム
 わたしの叔父さん
 私は確信する
 食われる家族
 ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実
 ミナリ(劇)
 水を抱く女
 ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット
 パーム・スプリングス
 ザ・バッド・ガイズ
 スプリー
 SNS -少女たちの10日間-
 ザ・スイッチ
 アメリカン・ユートピア(劇)
 クワイエット・プレイス 破られた沈黙
 カムバック・トゥ・ハリウッド!!
 コンティニュー
 RUN/ラン
 サムジンカンパニー1995
 フリー・ガイ(劇)
 ザ・スーサイド・スクワッド ”極”悪党、集結(劇)
 ドント・ブリーズ2
 モンタナの目撃者
 アナザーラウンド(劇)
 ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(劇)
 悪なき殺人(劇)
 キングスマン:ファースト・エージェント(劇)


★★(12本+9本)
 メタモルフォーゼ/変身
 スタントウーマン ハリウッドの知られざるヒーローたち
 テスラ エジソンが恐れた天才
 ライトハウス
 ジャッリカットゥ 牛の怒り
 スパイラル:ソウ オールリセット
 プリズナーズ・オブ・ゴーストランド
 ラストナイト・イン・ソーホー
 マトリックス レザレクションズ
 新 感染半島 ファイナル・ステージ(劇)
 カポネ
 すばらしき世界
 DAU. ナターシャ
 ワン・モア・ライフ!
 クイーンズオブフィールド
 サンドラの小さな家
 僕が跳びはねる理由
 クライム・ゲーム
 孤狼の血 LEVEL2
 元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件
 ミッドナイト・トラベラー(劇)

★(2本+5本)
 ズーム/見えない参加者
 スカイライン -逆襲-
 殺人鬼から逃げる夜
 PITY ある不幸な男
 ダーク・アンド・ウィケッド
 5月の花嫁学校
 返校 言葉が消えた日






2022年8月18日木曜日

“すごくない”自分に、慣れ切ってしまった。






どーもです。東京では昨日までは猛暑な毎日でしたが、今後はだいぶ落ち着くようですね。実際に今夜は、ほどよい暑さで心地よい。今年の夏も、もう終わりですかね・・・


さてさて。YAWP! backpackersは梅雨休みを終えた7月15日から、8月15日までは、およそ一ヵ月の“けっこう開いてる”期間でした。三十二日の間に、営業日数は二十一日。同じく一ヵ月間開けていた5月には営業したのが十七日でしたから、今回の方が四日も多い(笑)。にもかかわらず、5月がゲスト数18人&26泊だったのに対し、この一ヵ月は9人&9泊のみです。全てのゲストが日本人で、1泊のご利用でした。

9泊・・というのは、コロナ前でしたら“一日”の数字だとしても少ない方で。それが今や、“一ヵ月”で9泊ですからねぇ。はっきり言いまして、ビジネスとしては崩壊状態です(号泣)。5月と比べると、ゲスト数で半分、宿泊数で三分の一でしたが、「あれ? 5月と7〜8月とでは、何が違ったんだ?」という分析をする気にもなりません。何か仕掛けたり、新しいことを導入したりすることは全くなく、良くも悪くも&相変わらずウチは“オープン以来の七年間、何も変わっていない”スタンスですから「まぁ、たまたまでしょ。業績不振が、業績ド不振になっただけさ」という感じです。5月の来泊ゲストから変なレビューを書かれた〜・・とかいったマイナス要素も、特にはないもんな(僕の知る限り)。


前回の記事に書いた通り、7月中(営業は十日間)のゲストは2名&2泊。よって8月5〜15日のお盆期間に、7名&7泊のご利用があったわけです。全員が、お独りでの来泊。7月は2名だけだった、、というのは当然ガックリですが、本来ならばド繁忙期であるはずのお盆に計7名というのも、さらに輪をかけてガックリです。平均すると、一日あたり0.6人ですよ。グァッ!! 観光業界にとって、8月は一年で一番の稼ぎ時。ウチでも例えば2018年には、計295泊で稼動95%、月商で70万以上を売り上げたんですけどねぇ。それが今や、月商2万。利益ゼロ・・・

ちなみに、このお盆にご宿泊いただいた(ありがとうございます!)7名のゲストさんの内、二人は「いつかゲストハウスを経営したい」の方でして。お一人はこのブログを知っており読んでおり・・で、「タクロウ氏の話を聞きたい」というテイ。もう一人はそうではなく、僕に相談しようとかいう気はなく、そもそも僕がそれ系の発信をしていたことも知らず。

しばらく休んでいたので当然ですが、僕がこのような相談を受けるのはすごく久しぶりだったので、なんだか懐かしかったです。とはいえ彼女も、“ゲストハウスを開く”という将来はそんなにリアルなイメージではなく、僕が何かを言う前から「まぁ、ムリですよね。コロナ禍があって宿業の難しさを理解しました」という前提で。なので僕もたいして掘り下げず、わざわざ「厳しいからやめた方がいいですよ」的なことも言っておりません。


しかしながら、「タクロウさんのブログの過去記事を読んで、とても勉強になりました」的なことを言われて、僕はなんだかモヤッとした感覚があったのですよ。そう言われて嬉しかったのはもちろんですが、それと同じ位かそれ以上に、あのような生産的な活動を全くしなくなった今の自分に改めて気付き、情けなくなった・・というか。

とはいえ、その上でも「よしッ!! また精力的に何かをしよう!」とはならないのがさらに、情けない話でして。なんというか僕は、マインド的にそのステージはすでに降りちゃっています。その一番の要因は、コロナなのかな? よくわからん。


高校時代の友人たちとの飲み会で、僕以外の皆が年収1千万超えと知っても、以前であれば「マジかよ! 負けとるがな! 俺ももっと稼がねば!」と思う芽はあったと思うのですが、今では「まぁ、人生はそれぞれだわ。俺は年収300万くらいが心地よいけど、嫁・子供がいるとそうはいかないよな。みんな、大変だねぇ~」となる。

一般的に、女性は自身の存在価値を、男性は社会的評価を求めると言われていて(女性は「愛してるよ」で喜び、男性は「すごい!」「頼りになる!」で喜ぶ)、僕もその論説は的を射ていると思うのですが。僕はもう、社会的評価はいらないかな・・・。「タクロウってすごい!」と他者から思われるために、何かをもっとがんばろう、という気には全くならない(笑)。

僕はそれこそ、嫁も子供もいない、独身一人暮らし生活ですからねぇ。努力して苦労してカッコ良い“オヤジの背中”を手に入れたとしても、それを見せる相手がいない。「がんばるオイラを認めてくれ!」の相手がいない。起業以来の五年間は基本的には順調で、知名度も評価もそれなりに得ていたであろう宿のビジネスがアッという間に廃れ、ズルズルと二年半。僕はいつの間にか、無職のプータローみたいな日常(笑)が当たり前になり、“すごくない”自分自身を鏡で見ることに、慣れ切ってしまいましたよ。

僕は若い頃にテレビに何度か出演したり、海外のイベントに呼ばれたり。さらには世界一周、そして起業。世間一般と比べればエキセントリック寄りな経歴で、他者から「すごいですね」と言われることの多い人生だったと思うのですが、もうそのラインに僕の居場所はないかな・・・。コロナ禍で失ったものはいろいろとありますが、僕にとって最もなのは“社会的評価への欲”。“向上心”は、元々ないけれど。


改めて世間を見渡すと、全くお客が入っておらずビジネス的に成功しているわけがない文房具屋やら布団屋やらが、街にはたくさんありますよね。また、所有アパートの家賃収入のみで生活している、なんて者も実はかなり多い。それらの店主や大家さん達は、社会的評価という面では満たされているはずがないと思うのですが、では彼らの“ビジネスにおける喜び”は、どこにあるのでしょうかね? 別に皮肉でも批判でも嫌味でもなく、素直で純粋な興味があります。


社会的評価を求めないステージに入った、、とはいえ、僕なりに最低限は稼いで、メシを食わなきゃなりません。僕は八年前にYAWPの開業のために1500万を借り、それを六年で完済し「コロナ禍の最中に借金返済に追われる」という危機的状況はギリギリで回避することが出来ましたが、昨年、ビル1階店鋪の改装のために改めて500万を借りましたので、実は余裕は全くないです。今は返済猶予の期間なので、痛みを先送りにしているだけです。

完済プランは、同じく満期六年。前回は1500万を返したのだから、三分の一の500万なんて余裕でしょ、と思われる方がいるかもしれませんが。不思議なことに、1500万を借りたあの頃の方が僕は「この程度の額、どうってことねぇ! 二年で返しちゃるわい!」とオラオラモードで(結局六年かかりましたが笑)、今は逆に「んあぁ、500万の返済が迫って来る・・。それまでにインバウンドが回復してなければオシマイかも・・・」という、ヤバいよヤバいよモードです。


コロナ禍を乗り越えるために、あの人は◯百万借りた、あの宿は◯千万借りた、あの宿会社は◯億借りた、という情報を僕はそれなりに知っておりますが(もちろん、ここに書く気はありません)。宿業界だけではなく、2020年春にスタートした実質的・無利子無担保融資の政策を受け、「とりあえず限度額まで借りておこう」という現状打破策を採用した企業はとても多いです。その返済猶予は、ほとんどが三年なので、実は2023年の春を境に、とんでもない重荷がドスンッ!とのしかかって来ます。来年の春からは、日本中の多くの場所で経営破綻が大量発生、倒産企業が増えまくることでしょう。


僕の返済開始までは、それよりかは期間があるので、まだマシですけどね。もともとの予定では、2020年の東京オリンピックの前までに借金を完済し(それは実現)、オリンピックでチャッチャと稼ぎ、以後は年の半分だけ宿を開き、残り半分は海外に行ったりで遊びまくりな経営スタイルに!・・というビジョンだったのですが。
(2016年10月の記事〈出口戦略についてを、考える!!〉)
(2018年9月の記事〈六ヵ月働いて、六ヵ月休む・・が理想!!〉)

それが、、、2020年から世界中がハチャメチャになり、僕は改めて500万の借金を背負い、「返せなかったらどうしよう」という将来へのストレスを抱え続けるハメになるとは。他者から“すごい”と思われたい〜という欲が、ここまで消えてなくなるとは。あ〜ぁ。ガックリ。


人生は、うまくいかないもんですねぇ〜






2022年8月5日金曜日

俺の前世は、カエルだったのか・・?





今年も日本の夏は、暑ぅ〜いですねー。やんなっちゃう。

僕の生活、6月は良いこと続きで大当たり大フィーバーな期間だったのですが、7月は一転し・・・。悪いことが起きたわけではないですけどね。簡単に言うと、“何もなかった”です。

前回の記事で、15〜18日の四日間にYAWPのゲストがゼロ・ゼロ・ゼロ・ゼロだったことをお伝えしましたが、あれがけっこうキャッチーだったのか、何人かの友人から「大丈夫?」という連絡をいただきました。僕がこのブログで、このレベルでの「経営難だよぉ〜」な発信をしたことは過去になかったですからね。開業してすぐに軌道に乗りましたし、以後は闇民泊問題やらがあっても「ゲストが毎日ゼロ」なんていう事態は起ませんでしたし。コロナ禍になってからは、長期休業しましたし。

次の週末、22〜24日も予約は一件入りましたがそれはキャンセルで消え、七日連続でゼロ。さらに次週の29〜31日になってようやく、1名1泊×二件のご宿泊がありましたので、“7月全体でゲスト・ゼロ”というミゼラブルな結果にはなっておりません。


「あぁ、よかったな。来ていただいたゲストにはホント感謝!」・・という想いが当然にありつつも、「逆に、ゲスト・ゼロで一ヶ月を完遂したら今後の自虐ネタになったかもな〜」とかいう邪念も少しあるのが僕の性格のヒネ曲がったところなのですが(笑)、そんなことを考えていたら「ていうか、ゲスト数だけでなく、7月の俺って何もしてなくね? ゼロだらけじゃね?」と気付きましてね。

くだらな過ぎて、こうやってブログに書いて誰かに伝えるようなものではないのですが、他に特に話題もないし、今回はそんな内容です。熱を込めてキーボードを打ってはおらず(笑)、繋がりの文章にするのはメンドイしで、回数ごとに箇条書きにしてまとめます。



↓↓↓↓↓7月の僕の生活!↓↓↓↓↓


【0回】

〈生活必需品以外の物を買う〉
いやマジで、何も買っていません。飲食物以外では、トイレットペーパーとバスマジックリンを補充したくらいしか記憶にないです。服やら雑誌やら雑貨やらは、一つも増えていない・・・。気に入ったのがたまたまなかった、とかではなく、そもそも服屋や本屋に一度も行っておりません。

〈ツタヤに行く〉
僕は青砥のツタヤに毎月、二〜三度行くのが定番でしたが、先月はゼロ。最後に行ったのは6月3日だったので、ここ二ヶ月は未訪ですねぇ。映画は相変わらず、アホみたいに観ておりますが。最近はDVDでリリースされる新作に、興味の湧くものがない・・・

〈漫画を読む〉
普段からめったに読みませんけどね。今は週刊誌で定期的に読んでいる作品は一つもないですし。買い集めているコミックスも、ここ数年はない。とはいえこの二年間は個人的に「昔、読んでいたアホなギャグ漫画を再読する」ブームが起き、“ターちゃん”や“THE MOMOTAROH”、“稲中”あたりの懐かしい作品をぐるりと駆け巡ったんですけどねぇ。もう、その熱も冷めたな・・。もんが〜

〈電話で誰かと話す〉
僕はブッチャケ電話嫌いなので、発信は普段から必要最少限しかしませんが、先月は着信もゼロ。これは“プライベートでは”の話で、仕事絡みを含めると、もちろんゼロではないですが。まぁ、僕にとっては特に珍しいことではないかな?

〈出会い〉
自己紹介して軽く会話する程度の関係性であれば何人かと関わりましたが、連絡先を交換したりアカウントをフォローするほどの出会いは、全くありませんでした。引きこもりニートみたいな隠居生活ですから、まぁ、そんなもんでしょう。

〈ツイッターでつぶやいたり、リツイートしたり〉
僕は宿主界隈とのやり取りは、ツイッターのDMを利用しておりまして、もはやツイッターはそのためのツールでしかなく。誰かからDMがあれば開きますが、DMの数自体が、凄まじく減りました。もはや届くのは月に0〜1通なので、ツイッターを開くのもその頻度です(笑)。どんな話題が流行っているか等、まったく追えておりません。これまで仲良くしてくれていた全国の宿主の皆さんは、変わらず元気に頑張っているのかなぁ・・・?

〈おかえりびとの記事を更新する〉
もう、一年もやっていません・・・。漫画も一年以上描いておりませんね。もちろん、サイトは存在したままですが、ずっと沈黙状態。YAWPが再開したことで、今はメンバーの6宿は全て営業しておりますけどね。なんていうか「また、活動しよう! 業界を盛り上げたい!」となるほどの熱はまだないですね。コロナのせいにしちゃいけませんが。はぁ・・・


【1回】

〈飲み会〉
月末に一度だけ飲みましたが、それはイベントに誘われて参加者たちと飲んだ・・という感じでして、いわゆる“友人との飲み会”は、ゼロでした。暑いので自発的には出かける気にならず、僕からは誰も誘わず。「誘われたら乗ろう」くらいの意気はいちおうあったのですが、全く誘われず(涙)。僕はこの二年間ですら常に月三〜五度くらいは友人たちと普通に飲んでおりましたから、成人になって以降の人生で、最少かもしれません。

〈サッカーを観る〉
僕はJリーグには興味がなく。今は欧州サッカーがシーズンオフ。シーズン中は毎日1〜3試合は観るので、最近の僕の「やることない!ヒマ!」の一番の要因がこれですね。観たのは地上波でやっていたパリSGvs川崎フロンターレですが、なんだかもっさりしていて、あんまり面白くなかったです。そろそろプレミアが始まりますが、DAZNではもう観られない(俺は昨年末に年の契約をしちまったのに!)。SPOTVとかいう謎のサイトと、はやく契約しなきゃです・・・

〈エアコンをつける〉
6月中にあっさりと梅雨が明け、7月に入ってからは強烈に猛暑な日が多かった印象ですが、僕がエアコンを初めてつけたのは7月29日です(笑)。“宿泊ゲストが来たから”つけたのであって、ゲストがゼロで完遂だった場合には、エアコン無し生活も僕は完遂していたことでしょう。もともと、エアコンのあの人工的な冷気があんまり好きじゃないです。電力がもったいないので、この夏も“一度つけたら、つけっぱなしにする”と決めておりまして、29日以降はずっとONのままリモコンに触らずです。(※追記 昨晩からすごく涼しいので、OFFりました)

〈facebookに投稿〉
参院選絡みのちょっとした文&写真を、一度UPしただけです。宿業界やアパレル界隈ではない、比較的縁の深い友人たちとのDM用に使いますので、ツイッターよりは開いているかな? 誰かの投稿を読むことは全くないですが・・・(どうもすみません)

〈このブログの記事を書く〉
“年に24稿”を自己ノルマと決めているのに、今年は7月までにたったの11稿。あと五ヶ月で、13稿を残し。やばい(笑)! 今月に3稿書き、以降は2・3・2・3という流れでガンガン攻めます!!


【2回】

〈ゲストの来泊〉
前述の通りです。15日に再開しましたが、再開後の七日間はゼロ(号泣)。29日に、ようやく1名さまの来泊がありました。しかし30日はまたゼロで、31日に1名。共に、1泊のご利用でした。営業日数は十日で(金・土・日・祝日・祝前日のみ営業のため)、総泊数は2。ベッドキャパを7とすると稼働率3%、コロナ前の本来のキャパである12とすると、なんと2%です・・・

〈映画館で映画を観る〉
僕が都心に出る際にはたいていで、19時頃から友人と飲み会。しかし13時頃に家を出て、有楽町か渋谷辺りで~ランチを食べ・映画を観て・古着屋に行く~というのが定番でして。先月は飲み会がなかったので、その流れも一度もなく。僕が観たのは、亀有のアリオで〈ブラック・フォン〉、有楽町ヒューマントラストで〈私は最悪。〉です。どちらも、イマイチでした。ていうか、今年は今日までに映画館で13本観ておりますが、なんか全体的にイマイチ続きだな・・・

〈服を売る〉
前々回の記事に書きましたが、僕は6月に“数年に渡ってずっと欲しかった物を二つも発見し、どちらも買っちゃった”、“散財の限度額を設けているのだが、二つとも買ったせいで越えちゃった”があり、その満足感と反省で僕は「服を買うのはしばらく止めよう」となりましてね。とはいえ根っからの服好きですから、関わりを経つのはムリなので、「売るべや!」モードに強引に切り替えまして。5着出品し2着が売れて、4万&6万で合計10万円ほどです。両方とも買値よりも高いっす。ウハハッ!

〈instagramに投稿〉
アパレル界隈の若者連中とのDMのやりとりのために使用しておりますが、一日で消えちゃうストーリーズ?とかいう機能にまんまと乗せられて(笑)、一日一度くらいは開いております。しかし、投稿することはほとんどないです。始めてみてからの半年間、これまでに40本くらいを投稿しましたが、そのほとんどは1・2月の間で、3月以降は月に1〜4本ですね。ズバリ、もうだいぶ飽きました(笑)。やはり僕は、SNS全般が向いていない。スマホ所有じゃないせいで出来ないことだらけなのもストレスですし(ストーリーズも見るしかできず)、このままやんわりとフェイドアウトかな・・・


【3回】

〈小説を読む〉
回、ではなく冊?編?です。僕は基本的に昼・夕は外食ですが、避暑を兼ねて、店が混んでいない限りは1時間くらいは居座り、のんびりと小説を読みます(どうもすみませ〜ん)。よって一日2時間、週に10時間以上は本を読んでいるわけですが、その割にはたったの三編ですね。そんなに遅読なタイプではないと思うのですが。不思議。なお、映画とは違って小説の類いには「俺は詳しい!この分野は強い!」みたいな自負がありませんので(実際にたいした数じゃないし)、批評も紹介もしないです。

〈体重を増やした〉
回、ではなくkgですが。はい、猛暑なのに太りました。というか6月に、とあるYouTubeで見たエクササイズを毎日やってみて、3kg以上痩せたんですよ。しかし先月はそれをパッタリとやめたので、わかりやすく元に戻りました。まぁ、そんなもんでしょう。「俺でもこれをやれば一ヶ月で3kgは痩せられるんだ〜!」という運動を知ることができただけで、大満足です(笑)。


【5回】

〈当日の予約を断っちゃった〉
「総ゲスト数は2名だった」と先ほど書きましたが、実は当日予約の申し込みは五件ありました。しかし、その内の三件は“営業していない日”だったので、断りまして。残りの二件は営業日でしたが、滞在ゲストがゼロだった日で、それも連絡があったのが23時やらの遅い時間。他にゲストがいる日ならば、僕はどうせ宿主モードON状態なので受け入れようか検討しますが(それでもさすがに深夜は・・断ることが多いです)。宿泊を希望された方には申しわけないですが、今後もしばらくは「遅い時間の当日予約は、お受けできません」状態が続くと思います。


【39回】

〈映画を観る〉
映画館での2本を含みます。前述のようにDVDを借りて観た数はゼロでしたので、残りの37本は、全てアマゾンプライムでの鑑賞です。今年は6月までに250本観ましたので、これでもペースは落ちた方。「ゲストの宿泊がない日は必ず最低でも1本は観る」と決めておりますので、マジで年500本をクリアするつもりです。


【80回】

〈水風呂に入る〉
この記事を書くにあたり、「俺って先月、何をしてたっけな・・?」と振り返ったところ、最も費やした時間が長く頻度が多かった!と気付いたのが“水風呂”でした。上記までとは違い、この数字は正確なものではないですが。寝起き後・夕方・寝る前、の一日3回入るのが常で、たまに2回だったりしたので、これくらいの回数かなと。音声だけでエンジョイなYouTubeを流しながらなので、一度の長さは一時間を越えます。つまり僕は毎日三時間以上、口までを水の中に置き、鼻で空気を吸い、眼をつぶり、じ~っとしているのです。前世は、カエルだったんじゃなかろうか・・・?



・・・はい、以上です! 先月の僕は、こんな生活っぷりでした!! うーん、ダメだコリャ!!! まぁ、独身一人暮らしで、誰からも何も言われませんからねぇ。自由・無責任・自堕落の極みって感じです。ここ数ヵ月はジリジリと貯金を減らし続けておりましたが、服を売った分、久しぶりに収支はプラスです。



最後に、数字繋がりでの番外編。7月ではなく6月のデータですが。観光目的の訪日が二年ぶりに解禁されて、しかし制限だらけで「本気で受け入れる気ぃあんの?」状態。その結果、実際に日本に訪れた外国人観光客の数を、皆さんはご存知ですか? なんと、なななんと、月間で1500人ですよ!!! せん・ごひゃく・にんッ!!!!!!

その一方で、7月から外国人観光客を“検査無し隔離無し”で全面的に受け入れ始めたタイなんかでは、欧米人の来訪数がとんでもないことになっています! 先日、ソイ・カウボーイ(歓楽街のメイン通り)のライブ映像を見ましたが、人・人・人で大盛況でしたよ!!

今はせっかくのド円安で、インバウンド的には大チャンスなのに、何をやっているんだよ日本政府は!!! 世界を見ろ、世界を!! コロナの陽性者数は日本が世界一・・と最近はよく聞きますが、それは「マトモに数えているのは、もはや世界中で日本だけ」という意味であり。日本のこのズレっぷりは、なかなか恥ずかしいです・・・