2022年10月25日火曜日

「俺のこだわりを聞いてくれ!」Vol.6





外国人ゲストからの予約が、明らかに増えていま〜す。


とはいえ、一日あたりのゲストは多くても5人とかですけどね。0人の日はほとんど無くなり、しばらくは1〜5人の間をさまよう感じです。それでも、超嬉しい。

そういえば先日、インスタにて「ウチは全国旅行支援に参加しません。だってワクチン三回接種済みの者に限定とか、アンフェアじゃんか」といった発信をしたところ、数分後になにやら変な警告が付きましてね。クリックしてみると「ワクチンの安全性は立証されている」的な広報サイトに直リンク。

いや・・・僕は別に「コロナワクチンは危険」だとか「打つべきじゃないとか」そんなことは一言も書いていないのですが。過剰反応にも程がある。俺みたいな小物の投稿まで、いちいちチェックしてんかよぉ・・・キモッ(笑)。



さてさて。

最近は宿業も盛り上がって来ましたし、YAWPビル1階のカフェの開業も近いしで、話題の種はいろいろとありますが。今回は、それらを全部すっ飛ばして、久しぶりの【俺のこだわりを聞いてくれ!】です。はぃ〜そうです、例の自己満足・丸だし記事です(笑)。だいぶ以前に「書く」と言っていたのにずっと放置にしっぱなしだった、〈☆俺のメガネ・コレクション☆〉の発信でドヤッです!!

保存先が方々に散っており、もはや僕がメガネを合計で何本所有しているのかは、不明なのですが(70本くらい?かと)。とりあえず身近に置いてある物々の内の10本だけを、ここで紹介します。僕は友人・知人から「会う度にメガネが違うね」と、しょっちゅう言われるほどの“大量のレギュラー眼鏡をローテーションでかけ廻す”スタイルです。着る服によって、それに合うメガネは全然違うでしょ? それに、同じメガネをずっとかけていると、寿命はせいぜい2〜3年。しかし僕のメガネ群は愛用歴20年を越えている物も多く、それが成立する理由は単純に「ちゃんと休ませているから」です。プロ野球の先発ピッチャーと同じ扱いです(笑)。


それでは、、僕のファッション系コレクションの中では歴が最も長く、品数も多く愛しまくってるメガネたちの紹介を、行きますよ〜!! 購入年、購入価格(レンズの値段は含まず)と、使用頻度も併記します。購入日が古い順です。



①【THEOのセカンドラインで、安全ピン付きの変なやつ】
2002年/3万円/使用頻度S(過去)・D(最近)


表参道にある、リュネット・ジュラという名店で購入。以前の僕は、この店の超・常連でした。今回紹介するメガネでは、一番古いです。ベルギーのTHEOというブランドが一時期だけ展開していた、特別なシリーズです。テンプルに安全ピンが突き刺さっています(笑)。僕はもはやパンクを主張する歳でもないので、クリップに代えちゃいましたが。

このシリーズ、レンズが糸で縫われていたりフレームがトゲトゲだったりの、かなり攻めたアイテムばかりで僕はコンプリートしたいほどに衝撃を受けたのですが、買ったのは結局1品のみ。極めて少ない生産&輸入数で、すぐに売り切れちゃったんですよ〜。

僕がメガネ類をコレクションし始めたのは1998年頃で、当時は毎年5本くらい買っていましたから、こちらは20本目あたりですかね。長いこと一番のレギュラーで、宿の初期にもよくかけていたので、“タクロウのメガネはこのイメージ”という友人は多いと思います。

 

②【木製でインパクト大の、レモンみたいなやつ】
2004年/12万/使用頻度A(過去)・D(最近)


同じくリュネット・ジュラで購入。当時の・・というか今現在も含めての、1品の最高額です。社会人になりたてで貧乏のくせに、メガネに10万以上を費やす自分の変態っぷりに、我ながら「ヤベェな」と思いました。

特にアパレル業界の友人たちからの評判が良く、渋谷・下北・代官山界隈のオシャ連中の間ではこのメガネ姿が僕のキャラと認識されていましたので、2004〜2006年頃は街に出かける際には必ずかけていました。親友の結婚式でもかけましたが、さすがに目立ちすぎたわい、と反省しました。



③【スウェーデンで買った、ガンダムっぽいやつ】
2008年/1万/使用頻度C


2008〜9年の世界一周の道中、ストックホルム(スウェーデン)のビンテージ眼鏡屋さんで購入。物価は日本の3倍くらいなので「この値は破格だ!」 となり、飛びつきました。

けっこう気に入っており、今でもたまにかけますが、鉄製のため、すごく重いのが玉に傷。これをかけて朝から出かけると、夕方頃には耳が痛くなっていて、つらいです・・・



④【ヨーロッパ中で探し、ウィーンで見つけた、レアなやつ】
2009年/5万/使用頻度A


同じく世界一周の道中、オーストリアのウィーンにて購入。メガネ屋ではなく、シャネルの旗艦店で、です。その四ヵ月ほど前に、滞在先のフィンランドの普通のメガネ屋で見つけ、欲しくなったのですが諦め、旅を続けまして。しかし未練タラタラで、色々な国でシャネルを見つける度に「あのメガネ、置いてないかな〜?」の入店。ウィーンでついに再発見し、値段もフィンランドより安いしで、テンションMAXで購入しました。

日本には未輸入のモデルらしく、シャネル・マニアの僕の知り合いも「見たことない」と驚いていました。僕はシャネルにゃ〜全く興味はないのですが、これだけは特別。今でも頻繁にかけます。特にフォーマル寄りのコーデをした際に、大活躍しています。



⑤【ボスニアで買った、形が独特で渋いやつ】
2009年/3千円/使用頻度D(過去)・B(最近)


これも世界一周中。ボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボでは、トラブル&極寒で足止めを食らいつつも、現地の女性とのステキな恋があったりもして♡、個人的にとても印象深い街でして。

旅立ちが決まり「オイラのこの旅で、ボスニアの物が一品もないのは寂しいなぁ」と思い、最終日はひたすらにメガネ屋探し(なぜか、全然なかった)。街外れにすごく小さなヴィンテージ眼鏡屋を見つけ、置いてある商品も素晴らしく、選びに選んでこちらを購入。少し前に戦争があったボスニアは、物価が安いので、この値でもむしろ高い方でした。

いわば“訪ボスニアの記念に買った”感じでして、帰国後もしばらくはコレクション棚に置いてあるだけだったのですが、数年前にかけてみたら「んぁ〜、カッコいいじゃんか!」となりましてね。度付きレンズを入れて、レギュラーに昇格しました。



⑥【スウェーデンで買った、昔のマーク・ジェイコブス】
2009年/7万/使用頻度D


僕の世界一周は、“飛行機を使わない!”縛りをずっと貫いていましたが、大西洋横断が船ではどうしても難しく、スペイン→アルゼンチンは飛ぶことを決断。すると、ルールを破った勢いからか「どうせなら最後にヨーロッパの行けていないところに飛びまくって行っちゃえ~」となりましてね。イタリアからスペインまでの一ヵ月間は、あっちこっちへピョンピョン撥ねました。

ローマから、まず向かったのはストックホルム。たったの半年前に滞在した街への再訪。それまでに二度行きましたが、どちらも夏だったので、冬にも行ってみたくなったのですよ(僕はそれほどに、スウェーデンが好きなのです!)。10時に日が昇って15時に日が暮れますけどね(笑)。ちなみに、このフライトのチケットは2ユーロ(爆笑)。ヨーロッパ域内のLCCは、easyJetやライアンエアーなど、衝撃的な安さです。

説明が長くなりましたが、そんなヘンテコな旅でのストックホルム再訪の際に、前述とは違う古メガネ屋さんでこちらを購入。インパクト強めで、普段使いは難しいです。でも、すごく気に入っております。



⑦【アルゼンチンで買った、トップリムがレザーの逸品】
2009年/2千円/使用頻度C


スペインから飛んだアルゼンチンは、想像以上にセンスのいい街&人々の国で、ファッション系の買い物がとても楽しかったです。首都ブエノスアイレスでは、めぼしいメガネは見つかりませんでしたが、チリの近く、西部にある街サルタで、とんでもなく素晴らしい古メガネ屋を発見。初めての訪店で3時間以上もステイしましてね。店主が「明日もおいで~」と言うので翌日に再訪すると、裏に通され、そこには倉庫から持って来たという大量の段ボールが。おそらく、計2000点は越えていたかと思います。

僕はサルタに一週間ほどいてしまいましたが、その理由は完全に“このメガネ屋に通うため”。そんな大量のメガネ群から、質と状態のいい物を10点ほど購入。総じて激安な上に、さらに値引きしまくっていただけたので、全部合わせても2万円くらいでした。

このメガネ屋さんは、僕にとっては“次の世界一周で再訪したい場所”の一つですし、「もし日本でビンテージ眼鏡屋を開くなら、俺は確実にあの店に買い付けに行くな」という妄想を、今でもたまにしてしまいます。



⑧【レスカのヴィンテージ、オレンジ色フレーム】
2017年/3万/使用頻度C


ここからの三点は、世界一周からの帰国後。ポール・ハーデンとビンテージ古着ばかりを着るようになった、5年ほど前にこちらを購入。ヤフオクでしたが、たしか未使用で出品されていたはず。

当時はレスカはそんなに知られておらず、人気ではなかったですけどね。ヴィンテージ古着界隈では最近、このブランドとギュパールというブランドの名前ばかりを耳にして、なんだかつまらんのでちょっと冷め気味です。まだまだ状態はいいし、おそらく購入額よりも高く売れるので、売ってしまおうかな・・・(笑)



⑨【新進気鋭ブランド、クボラムのサングラス】
2020年/5万/使用頻度S


大阪で購入。僕のインスタの“オシャレぶってドヤッ!”写真では、おそらく最多の登場頻度かと。

歴20年以上のメガネ・コレクターのくせにサングラスは一つも持っていなかった僕ですが、40代に突入し「歳なのにいつまでもカッコつけてんなよなオッサン〜と、世間からはどうせ思われてんだろ」という自覚があり(笑)。ならば開き直って、ますますカッコつけてやろうか〜と思い、サングラスをついにレパートリーに導入。とはいえ色は薄いし度も入っているので、僕的にはかけても違和感はなく、普通にこのまま映画とか見ちゃいます。最近のお出かけの際には、これか、下記↓の一品しか選びませんです。



⑩【トップリムが古木。情報足らずの中、探しまくってやっと発見】
2022年/9万/使用頻度S


今年の5月に購入。今年からインスタを始めて、世界中のポール・ハーデン愛好家さんたちを見ていたら、とある海外の方がかけていた超クールなメガネに衝撃を受け。ブランド名はその時点では判らず、どうにかこうにかで探し当て、国内の取り扱い店鋪をいくつか見つけるものの軒並みソールドアウト。唯一、京都にあるメガネ屋さんで1点だけ残っており、僕はそれだけのために京都まで行こうか~となりましたが、東京にも系列店があるとのことで、そちらに送っていただきましてね。そんで、実物を見て納得して購入!!

超・気に入っています。こちらも、10年・20年レベルの長期で、愛用し続けられればいいなぁ、と思います。



以上!!

・・・実は僕のメガネ購入歴には大きな波がありまして、集め始めた1998年〜2004年までは年あたり5本ほど(この7年で35本)、そこから2008年までは“旅のための貯金期”だったので購入はゼロ。2008〜9年の世界一周中に+30本、帰国後はまた“起業のための貯金期”に突入し、2015年までは購入ゼロ。以後の2015〜22年には毎年1〜2本購入しており、それらの合計で70本ほどです。この計算だと少しオーバーしますが、ブッ壊れて捨てた物が5点以上ありますのでね。


上記の紹介の内で、世界一周の道中で買った物は5品ですが、僕がその旅先で買い集めたメガネは計30本。そもそも、設定した旅の主軸ルールの一つが「世界のあらゆる街で、メガネ屋を見つけたら必ず入る」でしたからね(残りの二つは「飛行機を使わない」と「出会う人々の似顔絵を描きまくる」)。訪ねたメガネ屋は、合計で1000店を越えています。

旅先で費やした金額は、シャネル(④)とMJ(⑥)だけが飛び抜けているものの、それ以外のほぼ全ては1万円以下なため、合計で25万くらいでしょうかね? 僕は予算100万で世界一周の放浪旅に出て、その四分の一の資金をメガネの購入に費やしたのだ、ということです!! このコレクション癖さえなければ、さらに三ヵ月くらいは旅ができていたのかもな・・・(笑)


メガネ・コレクターとして、僕よりもディープで変態でとんでもない人はゴマンといると思いますが(所有70本なんて、たいしたことないし)、世界中のメガネ屋に行った経験量の多さでは、僕に勝る者はそうそういるわけがない、と自負しております!!!


このシリーズは、香水・靴・ボトムス・上着・家具・メガネと書いてきて、そろそろネタもないので、これにて終了ですかね。シャツ類やバッグ類、帽子類も、書こうと思えば書けますが・・・(笑)。ちなみに“ベストバイ”企画は、今年も年末にやります~。






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