2018年4月15日日曜日

いただいた質問に、答えるパターンにしてみる!




4月! ハイシーズン!!

おかげさまで、混んでいます!!!


特に3月29日から昨日、4月14日までの二週間強は、ブッ続けでのフルでした。相変わらず直前キャンセルはそれなりに発生しましたが、延泊希望者が多かったので、彼らがその穴を埋めるような形になりました。

すでに総泊数も150を大きく越えておりますので、赤字の回避は確定いたしました。赤字 or トントンが続いていましたから、「今月は黒字です!」と気持ちよく言えるのは、昨年の10月以来です。実に半年ぶり・・・長い、沼だった・・・。


しかしながら、今週の予約状況は毎日6人前後で、相変わらず4月は波が大きいです。よって、最終的には計235泊くらいになりそうです。 それだと、稼働はだいたい78%ですが、まぁ、そんなもんでしょうね。昨年は計238泊79%なので、ほぼ同じとなり、よく健闘できていると思います。皆さま、どうもありがとうございます。


一件、とあるゲストがチェックイン当日の昼にキャンセルを入れ、僕は呆れてしまったものの、実は延泊希望者がベッドの空き待ち状態だったもので、すぐに予約受付の残りベッド数をゼロに戻しまして。しかしその、当日キャンセルをした女性から、「今日に着けなくなったので、一旦キャンセルして、明日からの予約を再度入れようとしたのに予約できなくされたんですけど!ムキーーーッッッ!!」との、お怒りのメールが。

いや、あのぉ・・・それってそもそも、「予約を明日からにして入れ直せば、今日の分の代金は支払わなくてもいいよね!」という思惑の上での、行動ですよね・・。仮にあなたの再予約が成立し翌日にチェックインしたとしても、僕はきっちり、ドタキャンされた初日の代金も請求するのですが・・・。ノーショウや直前キャンセルを、リスク無しでタダでできると思っている & それが相手にとってどれだけ迷惑なことか想像できない、そんな残念な輩が、相変わらずいるんですよ〜・・という話です。




さてさて、今回は(というか今回も)、軸のない話題をけっこうテキトウに。


まず、いきなりですが先日、このブログの総閲覧数が、20万を突破しました。僕の理解する限りでは、同じ人が同じ記事を何度も読んでも、カウントは“1”です。僕が更新後すぐに確認・修正のために何度も開いた記事のデータを見ても、カウントは増えていませんのでね。

前回までのこのブログの全記事数は、122。20万強を122で割ると≒1650ですので、このブログは一記事あたりで平均すると、1650人の方に読んでいただいている、ということになります。僕はだいたい、月3本ペースで更新しておりますので、1記事あたり10日間でして、その間に1650人なので、一日の平均閲覧数は165人です。もっと簡単な計算でも、このブログはスタートから3年半なので、20万を1200日で割ると、あっさり165になります。これを月にすると、だいたいジャスト5000ですね。

もちろん、いくつかの記事は1650を大きく越える閲覧数ですし、逆に200にも満たない寂しい記事もありますし。映画やサッカー、政治の話などは、あまり伸びないですね。こないだのサッカー・ロシアW杯の妄想の話とか、けっこう面白いと思うんだけどなぁ(書き上げるのに、過去最長に時間がかかったし)。伸びるのは、“どうやったら開業出来る?”系と、“業界がヤバい!”系ばかりです(笑)。


1記事あたり1650人、とはいえその半分以上は“たまたま辿り着いただけ”でしょうから、定期的に開いていただいているのは、500人とか、そんなもんじゃないでしょうか? こればっかりはよくわかりませんが、ウチに宿泊する日本人ゲストからも、それなりの頻度で「ブログ、読んでます!」と言われますので、もっと多いのかもしれません。



ここで、「他の人がやっているブログって、閲覧数はどんなもんやろかいな?」と思い立ち、チョロっと検索してみまして。その結果は、

一日アクセス数
1  〜100:86.9%
100〜200: 6.7%
200〜   : 6.4%

とのことで。おっ、いちおう上位13%に入っているのか!


さらに、更新頻度はというと、こちらは少々ややこしいので画像を拝借しちゃいますが、





というわけでして、まぁ要するに一日のアクセス数が100を越えるブログの内、77%は毎日 or 週に複数回の、高頻度な更新だということで。一方でこのブログのように、たまにしか更新していないが一日100アクセスを越えているのは、計23%。

全体の13%の内の、さらに23%! 0.13×0.23=0.03!!


というわけでこのブログは、日本のブログ界全体の、3%しかいないエリアに入っておりました!!!


(※参考みんなのブログアクセス数の平均は?50PV以上で上位3割だと!?


こう書くと自慢しているみたいに聞こえるかもですが(笑)、いぇいぇ、僕は別に誰かと競争しているわけでもアフィリエイトをしているわけではなく、よって承認欲や利益もないので、あくまでもこれは自己満足の話です。自慢できるほどの立派な数だとは、全く思わないですし。単純に、「たいして気負わずにテキトウ・マイペースに業界話を中心に発信していたら、いつの間にか読んでくれている人がけっこう多くなっていたぜ! ありがたい!!」という話です。間違いなく、やりがいになっております。


調子に乗って、あえて過去最低の閲覧数を狙い(笑)、僕の三大オタク要素の内の、まだ一度も書いたことのない“ファッション”についてを、今度書こうかな〜。他の二つは、もちろん“映画”と“サッカー観戦”ですが、この話題はその二つをはるかに越える、読者を置いてけぼりな記事になること、必至です。「お前、服にこだわりある系だったんかい!」と、この時点で笑われているかもですが(笑)




さてさて、話題は変わりまして。

先日、前回の記事のコメント欄にて、質問を受けました。


このブログは、せっかく読んでいただいている方がたくさんおりますし、僕は読者からのコメントも質問もいつでもウェルカムなスタンスですので、今回は彼の質問に、ストレートに回答しようかなと。この双方向な感じは、もっと発生したら面白いと思いますし。


というわけで、その彼、ヨシケイさんのご質問のコピペをします。んでもって、彼の文脈に沿う形で、回答します。


Q:
>旅館業法・建築基準法の改正により、状況はもっと悪化するのではないでしょうか?今までは戸建てを簡易宿所にする際に、用途変更・耐火建築物化を避けるために2階建て100㎡以下しか使えなかったものが、3階建て200㎡まで使えるようになるとの話がありますよね。スケールが取れれば採算性がUPしますので、現状の基準で開業された小規模ハウスの方々は不利な戦いになるのでしょうか。


A:
僕は個人的には、業界は今後、二極化すると考えております。ベッド数80を越える大型のホステル(ドミトリーホテル)か、ベッド数20以下の、小規模ゲストハウスか。ベッド数が30〜60といった、中途半端なところは、一番潰れて行く可能性が高いと予測します。

ベッド20以下の宿の場合は、なんならウチのように一年中ワンオペでも成立しますし、リスクが低いのです。ハイシーズンには、大型宿に比べれば大儲けはもちろんできませんが、この低リスク経営は、ローシーズンには強いのです。まとまると、

【ベッド数15の宿】
ハイシーズン:一日ゲスト12人、稼働80%
ローシーズン:一日ゲスト  6人、稼働40%
年平均稼働:60%

【ベッド数50の宿】
ハイシーズン:一日ゲスト40人、稼働80%
ローシーズン:一日ゲスト15人、稼働30%
年平均稼働:55%

【ベッド数100の宿】
ハイシーズン:一日ゲスト80人、稼働80%
ローシーズン:一日ゲスト20人、稼働20%
年平均稼働:50%

・・・といった感じで(比較的うまく行っている宿で)。

上記の【ベッド数50の宿】の一番の問題点は、ハイシーズン(ゲスト40人)にはそれなりの数のスタッフがいないと経営が成り立たないが、ローシーズン(ゲスト15人)にはワンオペで成り立つほどヒマ!!というのがあります。しかしスタッフをホイホイとクビにするわけにはいかず、けれども給料を払えるほどの利益はない。

もちろん、ベッド数100の宿でも同じ問題を抱えていますが、これほどの巨大宿を個人で経営している人はいないでしょうから、親会社がスタッフの給料を払うわけで、それは別の話です。

とにかく、個人で宿を経営する上では、ベッド数30〜60という中途半端なゾーンが、一番危険です。というかブッチャケ言うと、僕の業界ネットワーク(小規模ゲストハウスのオーナー仲間)内では、最近は全体的に「ベッドを減らしたいなぁ」欲が強くなっております。僕も、できることなら減らしたいのですが、ガッツリ固定で作ってしまった以上は、どうしようもなく。もちろん「より楽をしたい」からではなく、「ゲストによりよい滞在をしてもらいたい」からですよ。

ご質問には「採算性がUP」といった記載がありますから、ヨシケイさんは、利益のうんぬんも踏まえての参入の検討だと思いますが。僕はこのブログに以前から書いておりますが、儲けを求めるタイプの方は、ゲストハウスの個人経営には、確実に向いていません。この仕事は、とにかく儲かりません。「全然儲からないけど、毎日が楽しければいいさ〜」というお気楽スタンスの者でしか、おそらく持ちません。



Q:

>とはいえ、民泊新法のように地域条例で骨抜きになる可能性も捨てきれず、動きが取れない状況です。業界当事者の方々の中では、このあたりどう見込んでいるのでしょうか?どこかで記事にして頂けると大変参考になります。

個人的には・・激戦区のゲストハウスよりも、6月15日以降に大量発生するであろうAirbnb民泊難民の受け皿を狙って、「まるまる貸し切り」タイプのホテル開業の方が生き残れる確率が高いように感じています。それとも、ゲストハウスも民泊難民の受け皿になれるのでしょうか?



A:
都内のほとんどの区が、民泊新法の施行に先駆けて、すでに条例を制定しております。これは完全に区ごとで違いますので、一括りにして語れるようなものではありません。ほとんどの区が、“平日禁止”や“住宅専用地では禁止”と決定し、国よりも厳しく対処しようとしていることには、たいへん喜ばしく思っております。

また、6月15日以降に民泊難民が大量発生する、とのことですが、僕は全くそのようには考えておりません。民泊は、これまで個人で闇でやっていた者は淘汰される方向に向かうでしょうし、すでにAirbnbの登録件数も減少傾向にありますが、これからは企業主導のビジネスになり変わる、というだけのことです。企業とはもちろん、不動産業者のことでして、すでに大手不動産企業のいくつかは、大量の物件の民泊への登録を、発表しておりますよ。

アパマン、民泊5,000室を供給へ


また、Airbnbは違法(許可無し)民泊の追放を宣言していますが、同時に、取得した番号の照合まではしない、とも言っています。よって6月15日に向けて、闇民泊の連中は今後、

・真面目な者は、役所に行き正式に許可を得るべく努力をする。
・利口な者は、ここが身の引き所だと理解し、清く撤退。
・不真面目な者は、テキトウなウソの番号で登録して、バレるまで闇のままで継続。
・バカな者は、登録も何もせずに継続。もちろんAirbnbからは追放される上に、それで宿無し難民を生んだ場合には、ペナルティが課せられる。

の、どれかになります。そして6月15日には、企業が新たに登録したものだらけの、すさまじい数の民泊宿が、Airbnbのラインナップに並ぶことでしょう。僕はそれは、撤退の数を大きく越えると予測しますので、結果、民泊難民などは発生しない、という結論になります。

僕は、ゲストハウスと民泊の顧客層はさほど被っていない、という認識ですし、ホステル&ゲストハウス業界が今、危機的状況なのは、あくまで“ホステル&ゲストハウスが増え過ぎているから”です。先日のアベマTVの番組内でも、ホステルに泊まったとある外国人バックパッカーが「退屈すぎるから、民泊になんて泊まりたくないよ!」と言っていましたね。あれは、“ホステル&ゲストハウスを選ぶ旅行客”の、一般的な感覚です。

なのでまぁ、僕にとっては民泊業の連中が儲かっているのかどうかなんてのは、けっこうどうでもいいことでして。都内だけで現状、1万9千軒も競合がいるビジネスの、どこに旨味があるのか、さっぱりわからないですし。不動産業者がそこのシェアを狙って来るのは、そりゃ当然そうなるわな、といったレベルで腑に落ちますが。

以前の記事(ついに成立した民泊新法! 得をするのは誰だ!?)にも書きましたが、民泊新法が、完全に企業優位の法律なのは間違いないのです。管理委託が義務ですし。180日の制限がありますし。個人には、勝ち目がないようにできているのです。


まぁ、そんなわけで、なんだかズレ気味だった気もしないでもないのですが、これが僕からの回答です!! ヨシケイさん、ご質問コメントを、どうもありがとうございました!!!




2018年4月4日水曜日

期待をした自分が、バカだった・・・




怒っています。

・・・そして、それ以上に、失望しています。



前回の記事から、たったの三日。あっという間の更新です。

昨夜、アベマTVの報道番組“Abema Prime”にて、ゲストハウスについての特集が組まれました。地上波の番組ではなく、ネットですので、生放送を見られた方はあまりいなかったのでは、と思います。しかしこちらは、放送後一週間までは、見逃した方もいつでも見られるとのことです(ネットの利点ですね)。よって、まだの方には、ぜひご覧になっていただきたいと思います。アベマTVのサイトに入って、Abema Primeと検索すれば、過去の放送のリストがすぐに出てきます(この記事を読んだ後に見ることを、お薦めします)。




前回の記事にも書きましたが僕は、この企画に向けて、先日、番組スタッフから取材を申し込まれました。インタビューの撮影の依頼も、これはいきなりでしたが、受けました。

最初に受けた電話の時点で、「タクロウさんのブログを読みまして〜」「ゲストハウス業界が今、どれだけ厳しい状況なのかの、話を伺いたい」とのことでして。なので、僕は取材を受け入れました。僕は正直、嬉しかったんですよ! 「やった、テレビに出れる!」という喜び、では全くないです。僕は地上波の、全国区のテレビ番組に出演した経験が、過去に何度かありますし。

それは、

「今、日本のゲストハウス業界は爆発的に飽和しており、共倒れ状態で、ヤバいことになっている」という真実に辿り着き、それを報じてくれる電波メディアがついに現れた! 

という喜びです。



・・・しかしながら、あんなにも長く撮った僕のインタビューは、全てカットでした。それどころか、番組では「宿泊施設が全国的に増えまくっている」という発信はしていたものの、「それでも商売として成り立っているから増えるのだ」という展開で。しかもその話題は、チョロっと触れただけで、あっさりと終了。出演した柚木理雄氏(ゲストハウス Little Japan 経営者)と僕が、裏で結託していた「少なくとも、“宿不足なんてしていない!”を、強く訴える」は、全く果たされず・・・。

あれ? 番組スタッフは、この業界の現状を充分に理解した上で、僕に取材を申し込んで来たのではなかったんですか? 撮影に来た彼は、「業界を取材する間に、今はどこの宿も経営難で苦しんでいる、という現実を知った」とか言っていませんでしたっけ? なんなんですか、この着地点は!??





さらには残念ながら、この番組には視聴者に「ゲストハウスって面白そう!」「泊まってみたい!!」と思わせるようなポジティブ要素も、全くありませんでした。むしろ、出演者陣が揃いも揃って、軽いノリで、「さらりとナンパ」やら「ギターを弾き始めてみんなで歌うんですよ〜」やら「全部、英語じゃないですか」やら「宿主が部屋のドアを開けて〜」やら、もうムチャクチャ。“何にもわかってねぇ!”感が凄すぎまして。他にも、「安さが最優先」とか「寝られれば充分」とか・・・。こいつら、俺らのビジネスを、バカにしてんのかな?

その中でも特に、左端の女(名前を書く気にすらならない)が、不愉快すぎました。あの女は最初から、ゲストハウスそのものへの嫌悪感が丸出しで。ドミトリー部屋のことは常に、「タコ部屋」と表現。「全くノれない」「ムリです、私」「一緒におにぎりとか、全然作りたくないし」等々、極めて失礼な発言のオンパレードで。これは例えるならば、ラーメン屋の亭主に、素人が直接「あんたの作った、なんたら麺?はマズそうだから、食べる気にならない」と言っているようなもんですよ。この女の隣り(両端でしたが)にいた柚木氏は、よくもまぁこれらの度重なる侮辱を、沈黙でスルーできましたね。僕だったら、生放送だとかはオカマイ無しで、確実にブチ切れていましたよコレ。


・・・・・ ハァ・・・・

とにかくこの番組は、業界にとって何一つプラスのない、最悪!としか言いようのない内容でした。前述の「ぜひご覧になって〜」とは矛盾しますが、はっきり言いまして、見るのは時間のムダです。今さら、民泊とゲストハウスの違いを説明? 政府が作成した、広報VTRの出来についての感想? ・・・柚木氏も、よくこんなのに付き合いましたね。



実は僕は、業界ネットワーク内の者々のみに、放送の時間等の詳細を伝えておりました。そして昨晩、番組が放送を終えると、僕からだったり向こうからだったりするのですが、すさまじい数の“怒りのメール”が僕に届きました。

その内、何人かが同じことを言っていておもしろかったのが、「番組に期待した、自分がバカだった・・・」でした。僕も、完全に同じ思いです。ホステル&ゲストハウス業界にいる人間で、あの放送内容に気を良くした者は、おそらく皆無でしょうね。


(※)ここで僕は、この後もまだまだクソミソに、取材の内情をブチまけまくりの、番組と番組スタッフを罵倒しまくる文を書いていたのですが、読み返してみてやや、冷静になりました。僕もいい歳ですし。ケンカを売ってばかりでは、いけませんよね(とっくに売っているけど)。というわけで、それは保留に。削除ではなく(笑)。


少なくとも、番組スタッフの皆さんは、この業界の真実、暗部に気付き、一度は注目し、それを報じる一歩手前までは辿り着いてくれたのです。これには、素直に感謝いたします。


番組のスタッフは、少なくとも誰かしらはこのブログ記事を読むでしょうから、僕はご連絡をお待ちしております。業界の、この深刻な問題を報じる志を、あなた方はまだお持ちなのか。それとも、“臭い物に蓋”を選ぶのか。ぜひ、お聞かせ願いたいですね。僕も、あなた方の依頼に対して、それなりの時間を無駄に犠牲にしましたのでね(柚木さんほどではありませんが)。そのくらいの注文は、する権利はあるでしょう。



番組のキャッチコピーは、「オトナの事情をスルーする」なんですよね? CMでは、「Abema Primeは、真実をお伝えします」と言っていますよね?

番組スタッフの皆さんは、報道局に採用されるほどの優秀な方々なのですから、ジャーナリストとしての気概、矜持はあるに違いないと、あんな最悪な放送の後でも僕はまだ、期待をしております。


今度、僕は柚木氏と飲みますので、そこで彼から直接、話を聞くつもりです。

この件については、その後に、改めて書かせていただきます。





2018年4月1日日曜日

予約モラルの崩壊が、止まらない!




4月!!

エイプリルフールはくだらないし興味がないので、このブログは相変わらずの、本音さらけ出しまくりです!!!




まずは、月初めのいつものやつです!


【YAWP!来泊ゲスト国籍 トップ10(2015年4月〜:計2054)】

 ①アメリカ     327
名(+14
 ②日本       286 (+18)
 ③イギリス     229 (+1)
 ④オーストラリア  205 (+3)
 カナダ      174 (+6)
 ドイツ       99 (+1)
 ⑦フランス      61 (+2) 
 ⑧台湾        55 
 ⑨韓国        49
 ⑩ニュージーランド  43
  



【新規ゲスト数(泊数:日数平均:稼働率(キャパ))月別まとめ】

2015】
4月:22( 81:3.68:22%(12))
5月:28(132:4.71:35%(12)
6月:11( 60:5.45:17%(12)
7月:65(205:3.15:59%(12)
8月:98(312:3.18:93%(12)
9月:79(278:3.52:93%(10)
10月:91(253:2.78:94%(10)
11月:74(227:3.07:84%(10)
12月:84(229:2.73:82%(10)
【2016】
1月:59(198:3.36:73%(10)
2月:55(194:3.53:78%(10)
3月:72(242:3.36:83%(10)
4月:83(275:3.31:85%(12)
5月:100(278:2.78:80%(12)
6月:26( 72:2.77:60%(10)
7月:45(139:3.09:61%(12)
8月:81(247:3.05:66%(12)
9月:64(215:3.36:90%(10)
10月:56(152:2.71:61%(10)
11月:42(112:2.67:45%(10)
12月:68(191:2.81:68%(10)
【2017
1月:50(190:3.80:79%(10)
2月:22( 81:3.68:58%(10)
3月:55(151:2.75:97%(12))
4月:75(238:3.17:79%(12)
5月:61(185:3.03:57%(12)
6月:19(126:6.63:84%(10)
7月:54(186:3.44:55%(12)
8月:66(234:3.55:75%(12)
9月:39(149:3.82:54%(12)
10月:67(230:3.43:74%(12)
11月:50(151:3.02:52%(12)
12月:52(167:3.21:57%(12)
【2018
1月:41(132:3.22:46%(12)
2月:42(129:3.07:45%(12)    
3月:58(143:2.47:60%(12))

計:2054(6579:3.20:62%※)
※稼働率のみ、直前一年間の平均


3月・・・やっとこさハイシーズンに突入したというのに、計143泊・・・赤字ですがな!! まぁ、31日間の内、11日も休んでしまい(1〜10日:冬休み、18日:パーティ休み)、20日間のみの営業だったのが最もな原因ですが。しかし、去年は13日間のみの営業&hostelworldのみの集客で、今年よりも成績がいいんですよ!! うわ〜っっっ、ダメだコリャ!!!


実は先日、テレビ朝日のクルーが、YAWP! に撮影に来まして。テレビ朝日・・・といっても、アベマTVの報道番組だそうですが。今回は、YAWP! への取材ではなく、“僕”への取材で。「ゲストハウスビジネスが今、どれだけ厳しいかの、話を聞かせてほしい」とのことで。

というわけで今回は、それについての記事を書いていたのですが、放送はまだですし、これは放送後でもいいかなぁ〜と、気が変わり。僕のインタビュー映像が、どんな感じで編集&論評されるのかも、わかりませんし。



それより何より、僕は今は、グチりたくてしょうがない!! 前回同様、ノーショウ&キャンセルへのストレスが溜まりまくりで、それを発散させないとヤバい!!! 読者の方からすればしつこく感じるかもしれませんが、このブログは僕の自己満足の要素も大なので、お許しくださいです!!



前回、僕は「キャンセル多すぎ! いい加減にして!!」という内容の記事を書きました。文末には、「今月、残りの一週間は、すべてのゲストがちゃんと来てくれますように!」と書きました。

そして、その結果はというと・・・先週の一週間は、それ以前がカワいく思えるほどの、

すさまじいキャンセル・ラッシュでした!!!



そこで、先月のキャンセル率をちゃんと出そうかなと思いまして。数えた結果は、予約:69件、キャンセル&ノーショウ:31件で、率は45%!!しかしこれはあくまで“件”でして、傾向としてはグループ&長期ゲストほどこの率は高く、泊数で言うとだいたい60%になっています。


ここで、おそらく勘違いする方がいるのでは、と思います。これはとある日に、合計10人の予約があったが、結局は4人しか来なかった→キャンセル率60%、という単純な話ではありません。ウチの宿に合わせて大雑把に説明すると、

〈①〜③は、同時進行〉
①受付を開始して、少しずつ予約が入り、12人がフルに埋まった(キャンセル率0%)
②その内10人がキャンセルした(率83%)
③改めてどうにか8人を集め、最終的には10人になった(率50%)
④しかしその10人の内、2人はノーショウ(来ない)しやがった(率60%)

・・・という感じです。つまりは、その日における僕の予約の受付作業は、計20人分。しかし実際には、8人しか来ず。10分の4も、20分の8も、数学においては同じですが、僕のデスクワーク量としては2倍なのだ、ということです。何度も何度も何度も予約とキャンセルの連絡を繰り返し受け、その結果、“その日に一度は予約した”20人の内、“ちゃんと来たのは”8人しかいない! ゲストハウスなんてのは、多くのゲストからは、その程度の存在なのだということなのでしょう!! ほんと、舐められてるなぁ〜・・・(涙)


「それは、あんたのトコだけでしょ」と、業界を知らない者からはツッコまれるかもしれませんが、いえいえ、僕の業界ネットワーク内では、この「キャンセル&ノーショウの大量発生、どうにかならんのか!!?」という話題は、よく出るのです。「今日は8人のインの予定が、2人しか来なかった・・」等々の、泣ける話を交換し合ったりしています。

たしかに、先月のウチのキャンセル率45%!は、すさまじい数字ですが、かといってこれは、ウチだけが特別なわけではないのです。ウチは年間ではおそらく平均20〜30%程度でしょうから、これでも実はかなりマシな方です。ノーショウ&キャンセルの多さで有名な、某大手ブッキングサイトには、ウチは登録しておりませんし。

それに、ウチはたかだか12ベッド(でフル設定)の、小さな宿。仮に60ベッドの中規模宿だったとしたら、単純計算で、この5倍のノーショウ&キャンセルが襲いかかるわけです。想像するだけでも、恐ろしい! まぁ、大きな宿の大半では、“ねっぱん”や“てまいらず”等々の、自動的に残ベッド数をブッキングサイト間で統一してくれるソフトを導入しているわけですが。しかしそういう宿のほとんどでは、残ベッド数に合わせて料金をコロコロと変えておりますので、予約状況の確認はその都度しているはずでして。宿業をやるはずが、パソコンに付きっきりでひたすらに数字の上下を見るばかりで、担当スタッフはストレスで気が触れるんじゃないでしょうか?



対策は・・・・う〜ん、何も思いつかない。ベタどころでは、全てを事前のカード払いにする、とかなんでしょうが。しかしそれは、直前キャンセルとノーショウに有効なだけです。直前ではない、普通のキャンセルを減らすことは、事実上は不可能です。

普通のキャンセル・・といっても、キャンセル料をとられる直前の、“ギリギリの無料ライン”までをキープしておいて、結局キャンセルする者が、とにかく多いのです。つまりは、これは確信犯。例えばとある外国人が、

①来年の3月、もしかしたら長期休みがとれるかもな〜
②アジアのどこかに旅行したいな。日本か、タイか、ベトナムか。
③日本は特に混みそうだから、とりあえず今のうちに、テキトウに宿を取っておこう。
④3月になったけど、旅行はムリそうだな。
⑤この宿は二日前まではキャンセル無料だって。じゃあ、二日前にキャンセルするのを忘れないようにしなきゃ。

みたいなケース!! そもそも、具体的な日程が決まっていないどころか、日本に来ることすら決定していない!! しかし、宿を予約する!!! それをギリまでキープする!!!

そんな輩が、今は大量発生中なんですよ!!! これは想像で言っているのではありませんでして、二日前の無料リミットすら守れない、直前キャンセル、もしくはノーショウしたけどわざわざ事後連絡をして来る者々からのメールの多くには、「日本に行きたかったんだけどさぁ〜、今回はムリだったぜソーリー!(と言いつつ、結局のところは料金請求しないで、の話)」といった内容が書いてあります!!「飛行機がとれなかったので、キャンセルということでヨロシク」だって? オイオイオ〜イ!! 順番が逆だっっっ!!!


そういえば以前、とあるテレビのニュース番組で、“繁忙期なのに新幹線に空いている席がある”→“追求すると、レールパス(JR乗り放題)を持つ外国人観光客の予約席だった”→“さらに調べると、一部の者が、同日の東京〜京都のチケットを複数とっていることが判明”→“これはどういうことかというと、彼らはレールパスがあるのをいいことに、例えば「明日中に京都に行こうと思うけど、時間までは決めていないので、いつでも行けるように事前に席をたくさんとっておこう」”となっている!・・・との、問題提起をしていましたっけ。

宿業界でも今や、それと似たようなモラルハザードが起きているわけです。彼らは、“機会損失”という言葉を、知らないのでしょうか? 想像力が、ないのでしょうか?

新幹線でも宿でも何でも、「行くかわからないけど、とりあえず予約だけしておこう」「もし行けなければ、キャンセルすればいいっしょ」「行かなくてもどうせ何も言って来ないし、放っといてもいいっしょ」・・・この無責任、このモラル・レベルでの行動は、相手側にとっては、大・大・大迷惑ですから!! 全人類、70億人に、それを肝に銘じさせたい!!!


しかしまぁ、そういう人間はもう、こっちがどう対策したところで、どうしようもないですよね。現実的には、キャンセル無料を〈二日前まで〉ではなく〈五日前まで〉に変更し、四〜三日前:50%、二日前〜当日:100%、等の変更をするべきかな、とは思いますが。そうすれば、五日前までにキャンセルして来る者は増えるでしょうが、同時に、トラブルも一気に増えることでしょうね・・。前日:50%、当日&ノーショウ:100%の、設定がかなり甘めの今でさえ、それを守れない、そして守らない上に強気の「払わない」宣言、等々が発生しているわけですから。

実は、大きな宿では、例えば100ベッドなのに120人まで予約を受け付けて、「どうせ30人以上はキャンセルか、来ないかだし」みたいなスタンスのところも、けっこう多いのです。系列があれば、仮にオーバーブッキングした場合にはそっちにまわせばいいし、と。その、裏技のような策ができるのは、彼らの大きなアドバンテージですね。


といっても、上記のような低モラルのキャンセル・ゲストは、あくまでも一部です。先月に、ウチへのキャンセルが凄まじく多かった一番の大きな理由が「ハイシーズンに突入したというのに、まったく集客が捗らなくて、焦って値下げをしまくった他宿が大量発生した」からだというのは、間違いないです。hostelworldまでもがキャンセル無料になり(マジで最悪!)、安さが最優先のバックパッカー客は、そりゃあ、そっちに持っていかれますって!! 3〜4月の繁忙期だというのに、他宿は1600円やら、1500円やら、1200円やら! ついには、1000円以下の宿まで出現!! 全部、都内の話ですよ!!!

どれだけ経営がヤバい宿だらけなんだ! なんちゅう、足の引っ張り合いだ!! まぁ、今のこの業界がいかに壊滅的な状態か、という話は前述の通りに、アベマTVにリンクさせる形で、番組の放送後に改めてUPしようと思います。テレビを見て僕を知って、このブログに辿り着く人もいるでしょうしね・・・。


あ、僕がムカついているのはノーショウorキャンセルのゲストに対してのみで、ちゃんと来てくれたゲストは、皆さん穏やかフレンドリーな素晴らしい方ばかりなので、僕は楽しく過ごしていますよ! (前回と同じ締め!!)


ウギャー!!!




2018年3月23日金曜日

三周年だったり、2000人を突破してたり!



今年も、桜が咲きましたねぇ。2015年の3月23日、東京の桜の開花日にオープンしたYAWP! backpackersは、無事に三周年を迎えました。なんとか、三年はもちました(笑)。皆さま、どうもありがとうございます。


今日がそのオープン記念日なわけで、過去二年間のこの日は毎回、ゲストを巻き込んで大きすぎず小さすぎずなパーティーをしていたのですが、今年は何もするつもりはありません。というかすでに先の日曜日に、僕の友人たちが集まっての、飲み会をしておりまして(宿は、閉めました)。最初から、今年はこういう形にしよう、と決めていたわけではないのですが、いろいろあってたまたまこの流れになり。なので、僕としては三周年の祝いの欲は、もう満たされてしまった、という感じです(笑)。まぁ、今夜はゲストにビールとツマミくらいは振る舞おうと思います。


「10年後に、YAWPを引き継ぎたいバブ〜」とのこと



また、前回の記事の“いつものデータ公表”に、合計宿泊者数が1996とありましたように、今月は冬休みから復帰してすぐに、ゲスト数が2000人を突破しました。ジャスト2000人目のゲストは、アメリカ人のティーンエイジャー、ケイリンさんでした。そういえば、1000人目のゲストもアメリカ人でしたっけね。

そして今日までのジャスト三年間では、ゲスト数の合計は2019人。途中、長期での休みが何度かありましたが、それを無視して概算すると、一年で673人、一ヵ月で56人。一ヵ月56人というのは、僕のオープン前の想定である「希望は一ヵ月90人(一日3人平均)&最低でも一ヵ月60人(一日2人平均)」の、最低ラインすら下回る数字です・・・。

そう考えると悲しくなりますが、まぁそれだけ僕が休みまくっている&競合がここまで飽和すると事前に予測できなかった、という、それだけですね反省点は。むしろ、ゲストの滞在泊数を“3”と想定していたのが、実績は“3.22”になっておりますので、それを踏まえると最低ラインは越えた営業ができており、「えぇじゃないか」とも考えられます。

この調子で、なんとかさらに二年後のオリンピックまでをしぶとく乗り切り、オリンピック後に一気に淘汰が進んで余裕が生まれることを祈って、がんばっていきまっしょい!です。



さてさて、話は変わりまして。というか実は、特に話題は何もないのですが。書き終わっているけど寝かせたままのネタや、書き途中のネタは5本以上ありますけどね。今回はただ、オープン記念日だし、二週間も更新していないしで、とにかくUPしましょかねぇ・・という感じです。


今月はようやくのハイシーズンに突入なわけですが、おそらく稼働は70%には届きません。一番の理由は、またしてもの“アレ”、「ノーショウと直前キャンセル、多すぎるって!!」です。マジで、大迷惑! 11日に再開してから昨日までの12日間だけで、実に50泊以上が、それらによって消えました。この調子だと、今月のノーショウ&直前キャンセル率は、30%を越えるかもしれません。ハァ・・・。

直前ではない、通常のキャンセルも非常に多く、それを受ける度に別予約の再受付をするわけですが、とにかく、残りベッド数の数字のコントロールが、ムチャクチャ面倒です。12↘9↘7↗10↘9↘7↘5↗6↗8↘5↗7・・・うぅぅぅぅぅ〜・・・だぁっっっっ(マウスを投げる)!!!!

一日の仕事時間の、どれだけがこれで犠牲になっていることか!! しかたのないことですが、生粋の面倒くさがり屋の僕としては、「いい加減にしてくれ!」と正直、思ってしまいます。ハイシーズンの入り口で、ただでさえ忙しいってぇのにさ! 毎日のように、予約が3件、キャンセルが2件・・といった感じの連絡の受けっぷりで、「365歩のマーチかよ!」とツッコみたくもなりますって!! ゲストにとっては、キャンセルなんてのはケロリと気軽な行動なのでしょうが、それによって宿スタッフは振り回されまくっているんだぞ、という事実を、皆に知らしめたい!!!


ゲストハウスの日々の中では、
外国人ゲスト:「今夜、みんなでカラオケ行きたいんだけど」
僕:「じゃあ、大きな部屋を予約しておこうか?」
ゲ:「センキュ〜。じゃあ22時でヨロシク」
・・・で結果、彼らは24時に帰って来る!
みたいなケースも、しょっちゅうあります。もちろん、22時に僕は、カラオケ店に謝りの電話を入れます。あまりの多頻度なので、もはやカラオケ店スタッフさんも「あぁ・・また例のやつですね」といった感じの、慣れた対応をしてくれます(いつも、すみませんです!)。

自分から「22時に予約しといて」と言ったのだから、22時までに帰って来なきゃ、あきまへんがな!! 「予約する」ということに対する、モラルレベルの低い者が、世界的に多すぎますがな!! 日本人には、そういう方はあまり多くはありませんが、残念ながら少しずつ増えていますね。学生の頃、携帯電話のなかった時代を経験している僕にとって、当時は“約束の時間に遅れる=相手に大迷惑”でしたし、とりわけ“約束したのに連絡もせず行きもせず”なんてのは、人として絶対にやってはいけない、タブー行動の内の一つだったはずなのですが。


高校時代、僕は親友と船橋のららぽーとで映画「ダイハード3」を観に行く約束をしておりまして。しかし家から駅に自転車で向かう途中の坂道で、僕は車に撥ねられました。幸いにして、骨折等の大怪我ではありませんでしたが、服に穴が空き、身体のそこらじゅうが腫れ、顔や膝を豪快に擦りむき血だらけになりまして。しかし、それでも僕は、そのまま船橋に向かった!! 船橋競馬場駅の改札前で待っている友人を、待ちぼうけにしたくなかった! 裏切りたくなかった!! その友人からは、「お前がダイハードかよ!」とツッコまれましたが(笑)!!

う〜ん、いい思い出。・・・しかし、そんな愛おしい時代はもはや、どこかへ行ってしまいました。この20年間でテクノロジーが一気に発達し、僕らは多大なる便利さを手に入れた分、信頼を失いました。物語を、失いました・・・。



というわけで今回は、三周年だったり2000人突破だったりというメモリアルなこの頃だというのに、ノーショウ&キャンセル乱発に対する怒りをここに書いて、ストレス発散したくなってしまっただけなのでした。普段の記事ではけっこう真面目に、推敲&校正して削除したり加筆したりしてからUPするのですが、今回はもう、これでいいや(笑)。中身のない記事で、どうもすみませんです...。


ここ最近の、YAWP滞在ゲストたちは皆さん、明るく穏やかフレンドリーな素晴らしい方ばかりで、僕は楽しく過ごしていますよ!! なぜだか若い日本人女性の滞在が多く、フレッシュな彼女達と接することで、充実した毎日です(変な意味ではなく笑)。

今月、残りの一週間は、すべてのゲストがちゃんと来てくれますようにっっっ!!!!


友人からの、祝いのバルーン! ありがとう!!


【※追記】
最近マジでキャンセルが多すぎてうんざりなので原因を追求したら、なんとhostelworldのキャンセルが、いつのまにか無料に変わっていた! 奴ら、集客が芳しくなくて、ついに禁断の果実に手を付けたか!! 「ノーショウ&キャンセルが少ない」という、hostelwolrdの最大の利点を、易々と手放しやがったよコンチクショォォォォォーーー!!!




2018年3月10日土曜日

「ゲストハウスとは何ぞや?」を、この際はっきりさせる!!




だいぶ、暖かくなりましたねぇ! いやはや、花粉がキツい!!



まずは、月初めのいつものやつです!


【YAWP!来泊ゲスト国籍 トップ10(2015年4月〜:計1996)】

 ①アメリカ     313
名(+4
 ②日本       268 (+8)
 ③イギリス     228 (+3)
 ④オーストラリア  202 (+7)
 カナダ      168 
 ⑥ドイツ       98 
 ⑦フランス      59 
 ⑧台湾        55 (+2)
 ⑨韓国        49 (+7)
 ⑩ニュージーランド  43 (+2)
  



【新規ゲスト数(泊数:日数平均:稼働率(キャパ))月別まとめ】

2015】
4月:22( 81:3.68:22%(12))
5月:28(132:4.71:35%(12)
6月:11( 60:5.45:17%(12)
7月:65(205:3.15:59%(12)
8月:98(312:3.18:93%(12)
9月:79(278:3.52:93%(10)
10月:91(253:2.78:94%(10)
11月:74(227:3.07:84%(10)
12月:84(229:2.73:82%(10)
【2016】
1月:59(198:3.36:73%(10)
2月:55(194:3.53:78%(10)
3月:72(242:3.36:83%(10)
4月:83(275:3.31:85%(12)
5月:100(278:2.78:80%(12)
6月:26( 72:2.77:60%(10)
7月:45(139:3.09:61%(12)
8月:81(247:3.05:66%(12)
9月:64(215:3.36:90%(10)
10月:56(152:2.71:61%(10)
11月:42(112:2.67:45%(10)
12月:68(191:2.81:68%(10)
【2017
1月:50(190:3.80:79%(10)
2月:22( 81:3.68:58%(10)
3月:55(151:2.75:97%(12))
4月:75(238:3.17:79%(12)
5月:61(185:3.03:57%(12)
6月:19(126:6.63:84%(10)
7月:54(186:3.44:55%(12)
8月:66(234:3.55:75%(12)
9月:39(149:3.82:54%(12)
10月:67(230:3.43:74%(12)
11月:50(151:3.02:52%(12)
12月:52(167:3.21:57%(12)
【2018
1月:41(132:3.22:46%(12)
2月:42(129:3.07:45%(12)    

計:1996(6436:3.22:65%※)
※稼働率のみ、直前一年間の平均




実質総泊数は、129。 名目総泊数は178なので、49泊分が無料でして、実際(無料泊を含む)の宿泊日数平均は4.24、稼働率は62%です。

名目の数字を基準にすると、2月は1月よりも忙しかったことになります。しかし、無料泊が多かったため、実質の泊数では1月を下回りました。何にしても、宣言通りに、二ヵ月連続の赤字です(涙)。


このローシーズン、昨年9月からの六ヵ月の成績をまとめてみると、平均泊数は160でした。損益分岐点の150より、チョロっとだけ上回ったわけですが、本当にギリギリです。まさに、ジリ貧状態! しかしながら、このローシーズンも全体ではなんとか黒字で乗り切れたわけですし、なかなかしぶとくやれているなぁ、とも思います。

というかむしろ、ここからが大変です。前回にも書きましたが、宿業というのは、ハイシーズンに蓄えてローシーズンには我慢・・の、栗鼠の生活みたいなビジネスですので、ハイシーズンに充分な蓄えが出来ないと、これこそ本当に厳しい。次のローシーズンを乗り越えられなくなってしまう。う〜ん、がんばろう。





さてさて、僕は冬休みを挟んで昨日から宿を再開・・・と言いたいところですが、予約が入っていたグループゲストの前日キャンセルがありまして(マジで迷惑!しかしノーショウよりはマシ)。昨日&今日は彼らだけの予定だったので、休み明けの二日間はゲストがゼロ!・・・というか僕はキャンセルを受けてテンションが下がり、その時点で予約の受付をストップしておりまして、とにかく僕のこの冬休みは、結果的に二日間延長されて計14日間でして。

明日にはそれなりの数のゲストがチェックインする予定ですので、全員が来ないケースはさすがにないでしょうから、僕の冬休みは今日までです。いやぁ〜、休みまくっちゃった・・・。

相変わらず、映画を観てばかりの毎日でしたが。二週間で、計15本。劇場では、4本観ました。少し前に、「映画ばかりの休日はもうやめる!」宣言したの、あれはなんだったんだ・・とツッコまれちゃいそうですが。というわけで、いつも通りに採点を↓↓


★★
ブラックパンサー(劇場)
ブラッド・スローン

★★
ハッピーエンド(劇場)
ローサは密告された
ファウンダー ハンバーガー帝国の秘密
猿の惑星:聖戦記
ザ・コンサルタント
インビジブル・ゲスト 悪魔の証明

★★
シェイプ・オブ・ウォーター(劇場)
ナチュラルウーマン(劇場)
エル ELLE
ドリーム

★★
ブレードランナー 2049
スイス・アーミー・マン
IT/イット “それ”が見えたら、終わり。


この中で最もよかったのは、「ブラックパンサー」ですね。マーベル・ヒーロー系では一昨年の傑作「シビル・ウォー」と同等かそれ以上の、素晴らしい脚本でした。「どれかオススメを・・・」と誰かに聞かれたら、今でしたら「スリー・ビルボード」と答えますけどね(僕は先月頭に観ています)。





さてさて、話は再び変わりまして。

先日僕は、都内のとあるイベント系の飲み屋で、“ゲストハウスについて語ろう!”といった企画を見つけまして。たまにはこういうのに飛び込んでみるのもいいかなと、業界の友人を誘い、参加してきました。

参加者は、MAX設定だった12人。イメージとしては、半分くらいは業界人が埋めるかなぁと僕は思っておりましたが、内訳はアバウトに、業界関係者:3人、これからゲストハウスを開きたい:3人、ゲストハウスに泊まるのが好き:4人、ゲストハウスってなんですの?:2人、といった感じでした。


ゲストハウスってなんですの?の方々からの質問を受けるような流れで、民泊との違いやホステルとの違い、等々の説明のような時間がそれなりに長くあり。一方で、そんな“ゲストハウスをよく知らない方々”の方がシビアな客観的視点、「それはビジネスとしてやっていけるんですか?」「最近、ホテルとか増えまくっているじゃないですか」があり、逆に“ゲストハウスを開きたい方々”の中には、その現実感がやや、欠けている方がいるように感じました。せっかくの出会いの場、楽しい飲みの席で、夢のない話をするのは何なので、その点を強くツッコむことはしませんでしたが。

なんにしても皆さんステキな方々で、とても楽しかったです。しかしこの集まりで僕が改めて感じたのは、ゲストハウスの存在、こういう宿泊所のスタイルについては、まだまだ世間一般には受け入れられていないどころか、知られてすらいない、ということですね。


思えば以前、僕がこのビジネスを起業すると家族に初めて話した際にも、僕の家族は「へぇ、そんなのがあるんだ」といったリアクションでした。そしてこの三年間、高校や大学時代の友人に対しても、ゲストハウス(ホステル)とは何ぞや、のベースの部分から僕の仕事についての説明をしなければいけないことが何度かありました。さすがに旅仲間の友人たちは皆、よく理解してくれていましたけどね。


このブログの読者の皆さんの多くは、ゲストハウス開業志望者か、業界関係者ですので、ここにわざわざ説明を書く必要はないと思いますが。いちおう、参考までにザックリと分類させますと、

①【ゲストハウス】
・宿主が個人、もしくは夫婦で経営している。
・宿主が直接の接客をする。スタッフはゼロor少数で、掃除のヘルパーさん等。
・キャパは小さい。大半が10〜30ベッド。
・たいていで、ドミトリーと個室は両方共にある(ウチはドミのみ)。
・宿に及ぶ宿主の影響がかなり濃い。内装や雰囲気等、どこも個性的。
・交流が盛んで、ゲスト同士、ゲストと宿主との、距離が近い(もちろん、ゲストが全然おらず、交流がほとんど生まれない日もある)。
・交流は、しなくてもいい。宿主の基本スタンスは放置、but求めがあれば最大限サポートなので、ゲストは自由に過ごせる。
・ゲストからは宿ごとに好き嫌いが分かれると思われる。ハマった場合には、第二の我が家のような感覚で、リピーターになる。
・ただ普通の一軒家の大部屋に二段ベッドを並べただけ、という残念なところも多い。

②【ホステル】
・たいていが企業の経営。親会社は全く別の業種なことも。
・宿主は個人ではなく企業なので、そこに雇用された複数のスタッフで運営。当然、それなりの頻度で入れ替わる。
・キャパは大きい。30〜100ベッド。
・間違いなく、ドミトリーと個室は両方共にある。
・企業ベースでの設立なので、宿ごとの個性はあまり強くない。特に日本では、クールでモダンな内装の宿がほとんど。ホテルと言ってしまっても差し支えのない、ハイクオリティな所も多い。
・業界のパイオニア的な某・超人気ホステル(in蔵前)の、パクリのような所も散見される(笑)。
・スタッフは基本は常に仕事をしており、スタッフとゲストとの交流は希薄。ゲスト同士の交流は、宿によって濃さが違う(全くないところも多い)。
・清潔で、安定したサービスレベル。よってどこでも一定以上の満足は得られるだろうが、逆に言うと極端にハマることも少ないと思われる。

③【民泊】
〈ホームステイ型〉
・文字通り、ホストの家にオジャマして1部屋、もしくは1ベッドを提供される。食事を出されたりもするかもしれない。
・ホストはプロではないので、英語が話せなかったり等、サポート体制は不十分。ホストとゲストが1対1の可能性もあり、相性の面でのギャンブル要素が強い。
・たいていは住宅地にあるので、交通アクセスの面でも不便なことが多い。
〈投資型〉
・ほとんどは、ゲストが施設の場所と鍵の番号を事前に知らされ、自身でそこに行き、置いてあるベッドに寝るだけ。極めて味気ない(笑)。
・基本は一物件に一組であり、自身と同行者、以外の者との出会いは全くない。要は部屋の貸し主とも他の旅人とも会わず、“顔の見えない”宿泊スタイルである。
・よって“こっそり泊まる感”が強く、地元地域の人々や他の旅行者と関わりたくない者には、向いている。いろいろな意味で閉ざされているので、犯罪の温床にもなってしまっている。




とまぁ、だいたいこんな感じですかね。この内、特に①ゲストハウスと②ホステルは、分類がかなり曖昧ですし、異議がある方はそれなりにいそうですが。「ウチは企業経営だが、ゲストハウスだ!」とか、ありそうですね(笑)。



僕は、はっきりさせたいのです。ゲストハウスとは、宿主が毎日必ず、朝から晩まで宿に顔を出し、ゲストと直接交流し、なんならゲストと飲んだり遊びに出かけたりもしちゃう、そういう宿のスタイルであると。「運営はスタッフに任せっきりで、宿主はほとんど宿にいないって?」「スタッフは、完全に仕事としてその場におり、その立場を飛び越えて来ないって?」「ならばその宿は、ゲストハウスではなく、ホステルです!」と、ここで言い切ってしまおう、というわけです。

僕は上記①②③の境目にはっきりとした線を引き、わかりやすい区分けをしたいと思うわけです。ゲストによって好みは分かれるはずですので、そうした方がゲストにとって間違いなくプラスですし、さらには宿側にとっても、ゲストのニーズと僕らが提供できるものがアジャストする可能性が増すからです。僕は業界人の皆さんに、この区分けを強要したいわけでも、議論したいわけでもありませんので、あくまで「俺は勝手にこう分ける!」という話ですが。



ついでに言いますと、この業界、宿主のタイプもけっこうわかりやすく分類できるなぁ〜、と僕は最近思いまして。

❶〈自己満足型〉
とにかくゲストハウスが好きで、気ままにゲストハウス中心の生活を楽しんでいる。
❷〈成功追求型〉
経営者として成長&成功したい。その手段として選んだのがこのビジネスだった。
❸〈承認欲求型〉
いろいろな手段を使い、とにかく有名になりたい。周りから「スゴい」と思われたい。


という感じで。具体的に書くと、


ビジネス欲はなく、一軒のみの経営。スタッフはゼロor少数なので、そちらの責任も最小限。基本は自分が楽しむためにこの仕事をしており、各々で適当にユルく、自由・好き勝手にやっている。そもそもバックパッカーなので、たまに宿を閉めて旅に出たりもしちゃう。楽しさ重視で、ゲストとの距離も近い分、そんな環境を壊す迷惑ゲストに対してのストレス耐性は、弱いと言ってよさそう。


ビジネスが順調に利益を上げ、展開を広げていくことに喜びがある。多くのスタッフを養う必要があるため、❶よりもはるかにシビア&ストイックな経営。“顧客満足度”がどうのといった、そんなことばかりを考えている。その多くは前述の超人気ホステル(in蔵前)の経営陣のような成功に憧れ、追いかけているが、なぜか彼らを一方的に敵視している者がいたりもする(笑)。


セミナーを開いたり、講演を売り込んだり、自伝本を書いたり、大量にいるfacebook友達に「いいね」したり等の、“外向きの活動”に忙しい。“ゲストハウス・オーナー”という肩書きを得たいがために、この仕事を選んだ。発信プロフィールには、元〜、元〜と、いかにも立派そうなキャリアがびっしり(笑)。地域貢献がどうの、人との繋がりがどうのといった、キラキラした方面で自己アピールしがち。


・・・ですね。僕は、前述の①〜③もこの❶〜❸も、どれが良くてどれが悪い、と言いたいわけではありませんよ。❸のタイプは正直に言って僕は嫌いなので、あえて皮肉たっぷりな感じで書きましたが(笑)。



この分類でいうと、YAWPと僕はもちろん間違いなく①ー❶でして。そして、僕はこれからはその色をますます鮮明にすると共に、同じようなポジショニングをしている都内の宿々とは、さらなる連携の強化をしていきたい、と考えているということです。


僕と同じ①ー❶ではない宿の中にも、宿主さんの中にも、僕が素晴らしいと思う所はたくさんありますし、尊敬している方もたくさんいます。よって僕は、皆さんを否定するつもりは、全くありません(自身が❸のタイプだと自覚している方には、不愉快でしょうが)。


今回の記事は、長くなりましたが、とにかく「ゲストハウスとは、こういう宿スタイルなんですよ!」というのを世間一般の皆さまにより多く知っていただきたい、ということです!!

そして、〈宿主は、地域貢献がどうとか顧客満足度がどうとかなんてのには全く興味がないけれど、自分のやりたいようにテキトウに楽しく運営している〉〈宿主や他の旅人たちと一緒に飲んだりカラオケしたり、もしくはベッドに籠って一日中寝たり、そんな自由で楽しくマイペースに過ごせる〉・・・宿への滞在を求める方に、より多くYAWP! backpackersに来ていただきたい、と強く願っているということです!!




2018年2月24日土曜日

溜まったカオスを、一挙出し!!




宿は明日から、冬休みです!! ローシーズン、長かった・・・。といっても、これまではローシーズンだから赤字の月があってもガマン・ガマンだったわけで、今後のハイシーズン期間中にまで苦しい経営が続くようならば、それこそ本当にキツいんですけどね。




さてさて。

前回の記事を読んだ友人から、「外国人ゲストが巻き起こしたトラブルの話を、具体的に書いてよねん笑」とのリクエストがありまして。今回は、その要望に応えようかと。

というか実はここしばらく、10月の末くらいからですかね、ウチの宿はけっこうなトラブル多発状態だったのです・・・(涙)。昨年6〜9月の頃には、大きなトラブルは一切なく、ずっと穏やかで楽しい毎日だったんですけどねぇ。10月から「2泊したら3泊目が無料」キャンペーンを開催したので、おそらくは、その影響が大です。これまでの同キャンペーンではそんなことはありませんでしたが、この四ヵ月間は、値段を(実質)安くした→残念なゲストが増える、の方程式が思いっきり成立してしまっておりました。



なお、僕はこのブログには「こんなヒドいゲストがいて、こんなヒドい目にあった」といった内容の記述は基本、書かないようにしております。僕が過去にそういった記事を書いたのは、迷惑なゲストにムチャクチャなことをされて、さらに僕がそれを注意した仕返しに、ブッキングサイトのレビュー等にクソミソに書かれたりヒドい採点を付けられたりしたケース、のみです。過去記事を読んでいただければ、わかると思います。

僕は、ちゃんと対価をいただいていますし、いちおうプロですからね。宿内で起きたトラブルは、僕から公に発信することはありません。相手に先に発信された場合、極端に言うとケンカを売られた場合にのみ、僕は反論に近い形でこのような記事を書くことがある、ということです。



というわけで、そろそろローシーズンも終わることですし、僕がこの四ヵ月でたまりにたまった怒りを今回、ここにブツけてしまおうと思います(笑)。これを読む方には、その強烈さをネタとして笑ってほしいのですが、特に同業者の方々には、共感とストレス発散をしてもらえればいいな、と思います。今度、業界内での集まりがありますので、それに向けてのネタ発信という思惑もあります。





【ケース①】ムチャクチャな理屈で、人のせいにされる。


一人の外国人女性ゲスト。三泊の滞在中は、特におかしなことはなく、いい人でした。「東京に友達がいるので以降はそちらに泊まる」とのことで(最初からそう言っていました)、四日目の朝、僕が出勤すると彼女はもうおらず。しかし、荷造りされた荷物だけが置き残されておりまして。

よくわからない状況でしたが、そのままその日は彼女は帰って来ず、「あぁ、チェックアウトしたのね。荷物を残して。いつ戻るのかも言わずに」「・・まぁ、またウチに泊まるということかもな」と、僕はポジティブに理解したわけです。荷物を残す場合は、みなさん僕にちゃんと報告なり了解を得るなりしますから、“何も言わずに荷物だけ残し”は、その時点でなかなか「ヤレヤレ・・」な行動だったのですが。


そしてさらに三日後、昼の13時過ぎに彼女は、フラッと帰って来まして。そしていきなり僕に「今日中に京都に行きたいから、バスを予約して!」とリクエスト。

僕:「今日中? もう昼過ぎじゃん。 ムリだよ」
ゲ:「ムリじゃない!」
僕:「新幹線なら、いくらでもあるけどさ。バスはもう夜行しかないよ、たぶん」
ゲ:「新幹線は高いからダメ! とにかく、今からでも間に合う昼行バスを探して!」

とのやりとりがあり僕は、高速バス予約サイトをいくつかチェックしてみたところ、14時10分・東京駅前発のを発見。他は、夜行しか残っておらず。

その時点で、13時20分。高砂から東京までは、電車で30〜35分程度。しかし、東京駅は超巨大で、分かりやすいバスターミナルもなく、バスの出発地点に辿り着くのは容易ではない。東京駅に14時に着けたとしても、バスの出発にはほぼ間違いなく、間に合わない。

しかし、それを彼女に説明しても、全然納得しない。「いいから、今すぐそのバスを予約して!」の一点張りで。「ムリだって!」「いいから、早くして!」の応酬があり、「間に合わなくても知らないよ」と念を押しながら、予約の手続きを超速で進めまして。

ネットの支払いは、もちろん彼女のクレジットカードで。僕が予約の完了までに費やしたのは、5分ほど。そして13時25分に、彼女は飛ぶように出て行きました。


・・・で、14時20分頃。彼女から電話があり。どうやら、泣いており。

「たった10分しか遅れなかったのに、バスはもう出発していた。バス会社に、返金を請求して!」

とのこと。僕はさすがに呆れ返り、これ以上振り回されるのはカンベンだと思い、やや怒り気味に「俺は何度もムリだと言った。返金請求なんて受理されるわけがない。全部、君の判断ミスだよ」と突き放したところ、なんと、なななんと、

「あんたが予約の手続きに時間をかけ過ぎたのが悪いんでしょ!」「 金返せ!!」

と、まさかの逆ギレ!! なんでやねん・なんでやねん・どないやねん!!!


そもそも、チェックアウトから三日も経ち、僕にコンシェルジュ的なサービスをさせている時点で、おかしいっちゅうのに!! 勝手に荷物だけ置いていなくなる時点で、ありえないっちゅうのに!!! なんで、俺が金を払うのさ!!!!

というわけで僕は、「君とは話にならんわ。やってられへん」と冷静に返し、電話を切ったのでした・・・。




【ケース②】なぜか「嘘つき」呼ばわりされ。俺はあなたのママじゃないんだが。


ケース①と、ちょっと似てます。外国人女性二人組が、チェックアウトの日、朝に僕が出勤した時には出かけておりまして(荷物は置いたままで)。僕は彼女達がその日の昼過ぎの新幹線で京都に行く旨を聞いており、二人はその通りに13時30分頃に出先から戻ってきまして。

二人「新幹線は15:00発なんだけど、高砂から東京駅までって何分くらい?」
僕 「だいたい30〜35分よ」

という、やりとりがあり。


その後、二人はベッドルームで荷造りやら何やらをしており、僕はリビングの掃除等を。そのままフワッと時が過ぎ、時間は14時15分に。

「おいおい、大丈夫やろか?」と思った僕が、ベッドルームに行くと、二人はなぜかまだノンビリ中。よって僕は「何やっとうと!? すぐに出ないと間に合わんとばい!」とアドバイス。すると二人(の内の一人)が、

「ハァ!? あんたさっき、35分で着くって言ったじゃない!」「この嘘つき! ふざけんじゃないわよ!!」

とブチギレ。

そして二人は怒りながら、別れの挨拶もなしに大慌てで出て行きました。新幹線に間に合ったのかどうかは、僕は知りません。


宿から駅までの歩く時間とか、東京駅で新幹線に乗り換える時間とか、そいうのは各々で考慮して計算&プランニングするもんじゃないんですかねぇ。というか、キレっぷりがどこかおかしかったので、二人はおそらくボケ〜ッとしていただけなのでしょう(僕のせいにしないとカッコ悪い、的な)。

出来事自体はほんの一瞬ですし、トラブルというほどでもないのですが、後できっちりバッドレビューを頂戴しましたので、ここに書きました。僕が何も言わなければ確実にアウトで、むしろ感謝されてもいいくらいのはずなんですけどねぇ。まぁ、彼女達は最初からかなりクセのあるキャラでしたので、さもありなん、です。




【ケース③】認識のズレと、ちょっとした苦言で、エモーショナルな切れ方をされる。


昨年の大晦日、宿はもちろんフルでして、僕は例年通りに年越しを近所の柴又帝釈天で迎えることをゲストに提案(無料ツアーみたいなもんです)。半分ほどのゲストが同調したが、残りの者々は都心に出るとのことで(それ自体はもちろん全然かまいません)。

一緒に帝釈天に行くゲストには、どうせなら日本の年越しの気分をより味わってもらいたいと思い、僕は彼らに蕎麦を振る舞うことに。

そこで一人の外国人女性ゲストから、同じく来日中で違う宿に泊まっている友人をそれに招きたいとの要望があり、僕としては悩みどころだったものの、了承。

で、夜になって彼女が帰ってきたので、僕が時間の予定を伝えると、「私と友達はディナーだけ参加で、それから渋谷に行くので、22時までに食べ終えたい」と言う。それに対し僕が「なんじゃそりゃ」なリアクションと共に、「それはちょっと勝手だな」「年越しを日本人と同じようなスタイルで過ごしたいゲストのために、僕は蕎麦を出すのよ」と伝えたところ、どうやら僕が彼女たちの参加を拒否したと捉えたのか、急に分かりやすく不機嫌になり。


その後、彼女はべッドルームのど真ん中の地べたにドカッと座り、物を広げまくりで化粧をしており、完全に他のゲストの通行の邪魔になっていたため、「そんな所で化粧しないで〜」と僕が言ったところ、これで完全にスイッチon。

「あんた、いろいろとうるさいわね!」「なんであんたに私の行動をコントロールされなきゃいけないのよ!!」

とブチギレられまして。彼女はそのまま怒りながら、蕎麦を食べることなく、渋谷に向かいました。

以降の彼女は、宿にいるとしてもベッドに籠り、僕との会話は一切なく挨拶すらなく。チェックアウトも、“いきなり消えている”パターンで。


まぁこれは、僕の年越し蕎麦を、彼女はディナーパーティーという認識?(勘違い)でいたことで起きた、そんな些細なきっかけによる、残念な出来事だったわけですが。しかしなんでこの程度のことで、ここまでヒートアップするかなぁ・・・。そもそも、僕は無料で食事を出すわけで、それに対して友人を呼ぶだの22時までにだのと、向こうが自分勝手だっただけのことでして。なのになんで、「不寛容で無礼なオーナー」とか、レビューに書けるのかなぁ(笑)。

彼女はウチにinした直後は、穏やかでいい感じのゲストだったんですけどね。それがこれら、たった二つの出来事だけで、いきなりキャラが豹変してしまいました。外国人はエモーショナル
な人が多いのですが、さすがにここまで極端なケースは稀です。



・・・とまぁ、こんなところですかね。
正直、セリフの部分は実際には英語ですし、その意味では上記の話は大げさめな翻訳で書いている、というのはありますが。表現が大げさなだけで、出来事そのものや言われた内容は、事実です。僕に落ち度は全くない、とまでは言いませんが(説明不足等)、基本はご覧のように、ゲストのムチャクチャな理屈と一方的なブチギレ&逆ギレです。今回はたまたまですが、上記の相手は全部、外国人女性ですね。それぞれの国籍は、ご想像にお任せしますが(笑)。アジア人はいません。


外国人、特に女性の多くは、怒りや不満の感情が沸き上がったら明らかに不機嫌な顔をしますし、全く理の通らないことでも、勢い任せでガンガン攻めて来ます。それは時に、すさまじく面倒くさく、厄介なのは間違いありませんが、ポジティブに捉えると、素直で分かりやすい性格だとも言えます。

実は他にも、上記の3件以上に強烈なカオスが2件ほど発生してもいるのですが、1件は直接予約だったのでレビューには繋がらず、もう1件では今のところバッドレビューを頂戴しておりませんので、これらについては前述のポリシーの通り、僕からは書きません。こういうごく一部の大迷惑ゲストに限って、必ずと言っていいほど酷評レビューも書いて寄こすもんなんですけどねぇ。揉めたのにリベンジを食らっていないケースは、けっこう珍しいです。



僕は、他の宿のレビューもたまに読みますので、どこも似たようなトラブルが発生しているというのは、よくわかっています。そしてどこの宿でも、たいていのバッドレビューは、“迷惑ゲスト”が書いていると読み取れます。滞在中に好き放題やって、注意されたら逆ギレして、レビューに酷評を書きなぐる。

それに対するリアクションは、宿によって様々で、「ご満足いただけずたいへん申しわけありませんでした失礼いたしました」的な穏やか対応なところもあれば(菩薩かっ!)、僕のように「いや、あなたこそ迷惑極まりないアンウェルカムな客だったんですけどね」のスタンスの所もけっこうあります。そして、そんな“反論派”の宿の反論コメントを読んでいると、その苦難が想像できるといいますか、「宿主はこのゲストの対応にすげぇ苦労したんだろうな〜」と、いつも思います。同じ立場だからこそ、というのはありますが。



ういったトラブルが定期的に発生するのは、ある程度は仕方ないことだと、あきらめていますけどね。飲食店でもなんでも、客商売をする上ではこの“迷惑客”の問題は、確実に避けられない、普遍的なものでしょう。しかし、短期間にこうも連発で来られると、マジでたまったもんじゃないです。ただでさえ長いローシーズン、経営的にも余裕はあまりないというのに、負が負を呼ぶデフレ・スパイラル状態! 「まぁ、そんな不運な時期もあるさぁ〜、なんくるないさぁ〜」と、できれば穏やかにスルーしたいんですけどね。くぅ〜・・・っっ、できない!!



ウチのここ四ヵ月間のチェックインゲスト、およそ200人の内、7人とこんな感じになってしまったというのは、普段よりも確実に多頻度です。逆に言うと、193人は素晴らしいゲストだったわけですが。僕の心の中にある193人との楽しい思い出が、7人の刺客に乱されるというのは、本当に残念です。


このブログを読む「これからゲストハウスをやりたい!」という方には、この仕事では常にこういったトラブルやストレスとも戦わなければいけないという、強い覚悟を持って挑んで来てほしいと思います(笑)!!!


みんなでリビングでまったり