2018年10月11日木曜日

実は、個人的に応援している宿がある!!





僕にしては珍しく、ショートスパンでの更新です。まぁ、たまには。ランダム感があった方がおもしろいですし。



少し前、6〜7月の夏休みの間に飲んだ友人の一人から、僕はこんなことを言われました。「お前って最近、“業界がヤバいよ”系の記事を書いてなくない?」と。

これは、その通りです。それも、たまたまではなく、意図的にです。その理由はいろいろありますが、まずは僕自身のマインドとして、


〈3月末からは繁忙期なので、経営に対する逼迫感がない〉

からですね。僕はド正直ですから、この半年は「ヤバいよ!」と熱を込めて書きたくなるような心境には、全然ならなかったのです。6月にAirbnbが闇民泊を一斉に追放し、その恩恵で潤ったおかげ、というのも、もちろんあります。しかし僕は、昨年まではそんなハイシーズンにも、たまに「ヤバいよ」発信をしていましたっけね。そもそも、この発信はウチが厳しい、というのが主意ではなく、業界全体への分析から来るものでしたので、ウチの経営状況とはあまり関係がありません。


あとは

〈宿が増え過ぎてしまい、分析するのが面倒くさい〉

・・というのが、確実にあります。今は都内で、250軒くらいでしょうか? それすらもはや、ちゃんとは数えていません。お客目線でブッキングサイトを開くことも、最近はほとんどなくなりました。見ているだけで疲れますので・・・。


しかしやはり、なんといっても一番の要因は、

〈4月のアベマTVの番組を見て、「あぁ、俺がどれだけ必死に発信したところで、世間には全く届かねぇんだな〜」と、一気に冷めた〉

ですね。件の番組についてをご存じない方は、このブログの過去の二つの記事(期待をした自分が、バカだったアベマTVの番組についてを、ここに清算する)を、ご参照ください。

実際に、あの番組の放送以降は、僕は「ヤバいよ!」発信を一度もしておりません。ウチの経営は別に問題なくやっていけているし、業界全体とか、他の宿のこととかは、もうどうでもいいかなぁと。開業したい者は勝手にすればいいし、勝手に現実にブチ当たり、勝手に行き詰まって勝手に廃業すればいい。そんな、陰湿なヤサグレ方をしたわけです(笑)。



しかし僕には、変わらず密かに、続けていることがありまして。それは、全国の、すでにゲストハウスを経営している方、そして、これからゲストハウスを経営したいと夢見る方、それらの方々のブログを読むことです。


僕が定期的に開いているのは、全部で10を越えます。不定期で開くものを含めれば、20〜30くらいは読んでいるでしょうか。もちろん、新規の開拓もたまにします。


そこで最近、僕が断トツで注目しているブログがありまして。それは、館山ウィールズゲストハウスさんのブログ、

【意識低いゲストハウスオーナーの業務日報】

です。


いやはや、メチャおもしろい! 9月以降は何があったのか、更新の頻度がすさまじいことになっており。僕は今や、毎日の朝に出勤してメール&新規予約チェックを終えて、まず最初に開くのがこのブログになっています。

ブログの主、ヤシロさんは、ユル〜い経営スタンスはもちろん、ドリーマーな開業志望者に対する苦言や、クラウドファンディングに対する否定的なスタンスなどを見る限り、確実に僕と感覚が近い。ブッキングサイトに媚びない感じも、とてもいい。まぁ、それは実際に読んでいただければわかるので、興味のある方は、上記リンクを開いてみてください。



実は僕は、先の秋休みに、終盤の数日くらいはどこかに行こうかな〜と思い立ち、最初に思い浮かんだのは、館山に一泊旅行してこちらのゲストハウスに泊まることでした。結局、悪くない価格の飛行機チケットを発見し、僕は韓国に向かいましたが。けっこう本気で、検討したんですよ。

韓国ではネット環境におらずでしたから、僕は日本に帰って来てPCを開き、またいつものようにヤシロさんのブログを読んだわけですが・・・え? 来年1月で、宿を閉めるって!!???

大ショーーーーック!! まだまだ、頑張って欲しい!!! ブログも、ずっと続けて欲しいのに!!! いきなりの「辞めます」・・・そりゃないって!!!


・・・というわけで、今回のこの記事は、実は彼に対するメッセージなのです。応援しているから、辞めないでオクレ!! 経営はいつか、軌道に乗りますって(根拠の無い、極めて無責任な発言ですが)!!!

・・しかし、直近の更新によると、今後は“閉業までを綴るブログ”にするとの宣言が・・・。オゥ、それはそれで、面白そうだな。強く惹かれる・・・。


先ほど「勝手に廃業すればいい」とかヤサグレたくせに、分かりやすく矛盾しておりますけどね(笑)。僕はバカなドリーマーたちに対してそう思うだけで、ヤシロさんは堅実で頭がいいので、その範疇では確実に無いです。しかし、そんな彼ですら経営が成り立たない、というこの業界の現実!


僕が「業界がヤバいよ」を発信しなくなってから半年を越えますが、その間も館山ウィールズゲストハウスさんに限らず、たくさんの宿の廃業や身売りの情報が入って来ています。その中には、すこぶる評判が良く人気とされていた宿もあり、驚かされることが多いです。

一方で、開業志望者たちのブログを読むと、なんだか「以前よりもさらにアホが増えたなぁ」と思います(失礼を承知で)。自己資金ゼロ、クラファンで1000万を募る、、そんな奴ばっかり(笑)。

はっきり言いまして、今さら「ゲストハウスをやりたい!」となっている“後追い組”の多くは、そもそもからしてズレています。そしてそんな彼らだからこそ、業界の現状分析は全くしておらず、税制や融資等の知識も全くなく。彼らは僕のこのブログにも、辿り着いていないことでしょう(ゲストハウス経営がらみでネット検索すれば、このブログは必ず1ページ目でヒットしますが)。


僕は今後もしばらくは「ヤバいよ」発信はしないでしょうが、言わないだけでずっとヤバいんですよ〜、この業界(笑)。



なんかワイワイやってた




2018年10月7日日曜日

僕は旅を“したい”のではなく、“するべき”なのだ!




秋休み終了!!

・・・で、再開したら初日にいきなり京成線が完全ストップ(塩害停電!)で、ハチャメチャでしたよ!! まぁ、僕は待っていただけで、実際にエライ目にあったのはゲストたちなわけですが。京成電鉄の職員さん、お疲れさまでした!!!




ではでは、まずは、月初めのいつものやつです!



【YAWP!来泊ゲスト国籍 トップ10(2015年4月〜:計2437)】

 ①アメリカ     388
名(+11)
 ②日本       352 (+14) 
 ③イギリス     249 (+1)
 ④オーストラリア  214 (+1)
 カナダ      199 (+6)
 ドイツ      113 (+4)
 ⑦フランス      82 (+7)
 ⑧タイ        73 (+1)
 ⑨台湾        66 (+2)
 ⑩韓国        58 (+3)


【新規ゲスト数(泊数:日数平均:稼働率(キャパ))月別まとめ】

2015】
4月:22( 81:3.68:22%(12))
5月:28(132:4.71:35%(12)
6月:11( 60:5.45:17%(12)
7月:65(205:3.15:59%(12)
8月:98(312:3.18:93%(12)
9月:79(278:3.52:93%(10)
10月:91(253:2.78:94%(10)
11月:74(227:3.07:84%(10)
12月:84(229:2.73:82%(10)
【2016】
1月:59(198:3.36:73%(10)
2月:55(194:3.53:78%(10)
3月:72(242:3.36:83%(10)
4月:83(275:3.31:85%(12)
5月:100(278:2.78:80%(12)
6月:26( 72:2.77:60%(10)
7月:45(139:3.09:61%(12)
8月:81(247:3.05:66%(12)
9月:64(215:3.36:90%(10))
10月:56(152:2.71:61%(10)) 
11月:42(112:2.67:45%(10)
12月:68(191:2.81:68%(10)
【2017
1月:50(190:3.80:79%(10)
2月:22( 81:3.68:58%(10)
3月:55(151:2.75:97%(12))
4月:75(238:3.17:79%(12)
5月:61(185:3.03:57%(12)
6月:19(126:6.63:84%(10)
7月:54(186:3.44:55%(12)
8月:66(234:3.55:75%(12)
9月:39(149:3.82:54%(12)
10月:67(230:3.43:74%(12)
11月:50(151:3.02:52%(12)
12月:52(167:3.21:57%(12)
【2018
1月:41(132:3.22:46%(12)
2月:42(129:3.07:45%(12)   
3月:58(143:2.47:60%(12))
4月:73(240:3.29:80%(12)
5月:74(270:3.65:73%(12)
6月:39(122:3.13:73%(12)
7月:51(189:3.71:79%(12)
8月:78(295:3.78:95%(12)
9月:68(206:3.03:78%(12)
          
計:2437(7901:3.24:68%※)

※稼働率のみ、直前一年間の平均



名目の泊数は257、稼働は97%でした。これは8月の95%を上回り、単純な混みっぷりとしては8月以上だった、ということになります。とはいえ、長期泊のゲストが多かったため、「ぐわっ! 忙しいぜ !!」というわけでもなく、とてもよかったです(上記の平均泊数がそんなに高くないのは、休暇前の最終日に9人もの一泊ゲストのインがあったためです。それを除くと、この数字は3.34、名目で4.20に跳ね上がります)。皆さま、どうもありがとうございます。




さてさて、今回は休み明けのいつもの“何をしていたか”報告ですが・・・。最初の一週間強はひたすら家でダラダラし、残りの四日間に韓国に行っただけでして。

なので、話題は必然的に韓国旅になるわけですが。実は正直に言いまして僕は、韓国でもダラダラを継続しちゃったんですよ(笑)。結局、釜山からは一歩も出ず。さすがに最低でも一日一度は外出しましたけどね(旅人用語で、ワンディ・ワンスィングと言います)。なのでこれといって、語れるほどの思い出は無し・・・。


そんな、無意味で非生産的な短期旅でしたが、それでも僕は確実に、行ってよかった!のですよ。直前に訪韓を決めたので、飛行機のチケット代もそれなりにしましたし、韓国の物価は日本と同等なので、節約的なことが達成できたわけでもないのですが。むしろ、旅のメシくらいは豪勢に行こうじゃないかモードに入ってしまいまして、けっこう散財しちゃいました(アワビ、うまかった!)。


こんな短期旅は10年以上しておらず(僕の普段の旅はミニマムでニ週間です)の状態で、今回、一年半ぶりに海外に出て、僕の中で「長期にしろ短期にしろ、とにかくそれなりの頻度で、なんなら年に数回は、旅に出るべきだ!」というのが鮮明になったんですよ。「したい!」ではなく「するべきだ!」なのです。

どういうことかと言いますと、今回の旅は思い出作りがゼロだった一方で、いい意味で中途半端に、旅人スイッチ完全on状態ではなく、ゲストハウス・オーナーのマインドが残ったままだったんですよね。なので今回、自分がゲストの立場になって海外のゲストハウスに泊まり、ゲストハウスオーナーとしていろいろと、考えることが多くあったということです。


例えば、飛行機の到着が遅れて宿に報告済みのチェックイン予定時刻に間に合わなくなりそうになり、かなり急いで向かった際には、「遅れて来るゲストってメチャ多いけど、これはしかたないよなぁ。もっとおおらかにならなきゃだ・・・」と、しみじみ思いましたし。

空港での両替はレートがかなりヒドかったので街ですることに決め、宿での最初の支払いをカードでした際には、「チェックインが現金のみって、そりゃ不便だよな。ウチもカード決済を採用するべきかなぁ」と思いましたし。

宿での滞在中には「このやり方は理にかなっているな」とか「これはいいサービスだな」というのがいくつかあり(詳細はあえて書きません笑)、勉強&参考になりましたし。

その一方で、「これはダメだなぁ」「気が利いていないねぇ」「ここをこうすればゲストにもっと喜ばれるだろうに」というのもそれなりに発見し。もちろん、余計なお世話なのでスタッフさんには何も言いませんでしたが。

(出来事がないので、例えにもエッジが全く効いてないですね・・)



という感じで僕は、旅を満喫していたどころか、むしろそんなことばかりを考えていた三泊四日だったわけです。そして、この作業というか、この“一旦立ち止まり、外側から改めて見て体験して考え直す”行為は、確実に大切なことだなぁ〜というのに達したわけです。これは別にたいしたことではないのですが、なんだかその効用を大きく確認できた旅だったのです。


まぁ、そんなもっともらしいロジックで、「旅費はきっちり経費で落としちゃいますよ!」という税金対策の根拠にしようという思惑もありますが(笑)。ええ、もちろん去年のタイ旅の費用も、経費にしちゃいましたよ〜。




ちなみに、僕が泊まった釜山の繁華街にある宿は、たまたまなのかもしれませんがメッチャ空いており、8人ドミの同部屋は僕ともう一人だけでした。なんとなく国籍不明なアジアンの青年だったのですが、僕は完全にだらけモードで英語を話すのもおっくうな気分でしたし、話しかけようかやや迷ったんですよ。しかし、彼のバックパックを見て「あ、これは気が合うタイプの旅慣れさんだな!」と確信しまして。そして話しかけ、仲良くなりまして。

彼のバックパックは、簡単に言うと“とても小さかった”のです。しかし、彼の醸し出す雰囲気は、長旅をしていますよ〜風でして。


荷物を見て人間性を推し量るというのは、おかしな話のようですが、これってけっこう当たると思うんですよね。逆に言うと、どデカいスーツケースを何個も引きずりながら旅しているような人とは、僕は気が合わない確率が高い(笑)! ウチの宿で、過去にウェルカムした2000人以上のゲストたちで統計をとったと仮定しても、これはかなり当てはまると思います。


この、「荷物はとにかく少なく、小さく軽く!」「もし足らない物があっても、現地で買えばいいしどうってことない」の価値観。その逆の、「荷物は大きくなってもいい。念のため全部を持って行く!」「旅先で何かあって困りたくないし!」の価値観。このギャップって、その人のキャラクターのかなり根っこの部分から来ているような気がするのですよ。


極力小さいバックパックで長旅をする者には、「ユルい」「ポジティブ」「いい加減」「フレキシブル」「基本、やる気無し」といった要素が内用されていると思うわけです。事前の計画なんて全く立てないけれど、フットワークは超軽く、気の向くままにテキトウにブラブラする。眠くなったら寝て、起きたくなったら起きる。こういう人とは、僕はやはり気が合います。


実は昨日から、一人のご年配のアジア人女性ゲストがウチに滞在しておりまして。年配の方は国籍を問わず、そしてアジア人女性は年齢を問わず、ほとんどが“どデカいスーツケース”での来泊なのですが。彼女はなんと、まるで近所のスーパーにでも行くような、一つのトートバッグのみ!! それで、三週間の日本一人旅とのこと!!!

それを知った瞬間に僕は、「このオバちゃんゲスト、絶対に面白い!」と確信いたしまして。そして実際に話してみると、経験豊富でとても魅力的、サイコーに気持ちのいい“まさにバックパッカー!”な方でした(トートバッグですが・・)。


もちろん僕は、全てのゲストを分け隔てなくウェルカムしておりますけどね。しかし特に、“小さいバッグで長旅”のゲストが到着すると、僕はなんだか期待するといいますか、“仲良くなれそう!”の熱がついつい上がってしまうのだ、という話です。












2018年9月22日土曜日

“六ヵ月働いて、六ヵ月休む”・・が理想!!




今月は、名目の稼働が8月と同様に95%といったところで、メチャ混んでおりますが、例の“三日目は無料”キャンペーン(ただし金・土・祝前が三日目の場合を除く)を月頭からずっと開催しておりましたので、売上げはそこそこです。実質稼働は、75%くらいでしょうか。


なぜか最近は、おかしな出来事が多発しております。4泊のゲストが午後にチェックインして、その後、僕が昼休みを終えて帰って来たら、消えていたり。僕はただイン対応してベッドを作っただけですから、不満を持たれるような要素はないはずで。メールで「何かあったのでしょうか?」と尋ねても、返事は無し・・。まぁ、代金は受け取り済みでしたし、バッドレビューをいただいたわけでもないので、問題はないのですが。

また、ウチを完全に“ホテル”と勘違いしている、ご年配のゲストがいたり(これは、ごくたまにあります)。「個室じゃないって? どういうこと!?」「アメニティは?」とか、とことんズレまくりで。彼女らは着いた当初から文句ばかりだったので、このギャップは埋め難く、話し合いの末、納得の上で出て行ってもらうことになりました。

他にも、深夜の3時頃から7時頃まで、30分おきに海外の同じ番号から電話がかかって来たり(嫌がらせかっっ!)。 僕は、深夜の電話は完全スルーすると決めておりますし、電話対応は10〜24時のみと全サイトに書いており、それを無視するようなゲストはどうせ迷惑者なので、意地でも出ませんでしたよ(笑)!!



さてさて、話は変わり。僕は明日23日から10月4日までを、早めの秋休みとさせていただきます。その内、10月1〜4日の四日間は、久しぶりに韓国に行って来ます。別に、目的は何もないのですが。どこでもいいし短くてもいいから、なんとなく独りでフラリと海外に行きたい気分でして。2008、2013と、ここのところの訪韓が五年周期になっていたので、サクッとまぁ韓国でいいかな〜と。プルコギ食べたいな。

そんでもって僕は、今後の予定を改めて練ったのですが、今年は12月にも十日間ほど休んじゃおうと思います。「100日以上は休まないようにする!」と宣言して今年をスタートしたのに、このままだと最終的には80日前後になりそうでしてね。「オゥ、今年の俺、働き過ぎちゃってるぜ〜!」と気付きまして。なので、もっとちゃんと休もうかと思います(笑)。


というか先日、僕の収入についてをこのブログで公表したことで、改めて僕は未来設計をする気分になっちゃいまして。将来、どんなペースで働くのがベストかな、と。


借金を完済さえすれば、ウチの毎月の支出は10万円ほど。さらに宿を閉めて光熱費をかからなくすれば、税金等だけになるので5万円にも満たなくなります。

なので、年間でざっと90万円は、宿の維持のためのマスト経費。そこに僕の個人的な生活費が年に200万。年に一度は長期旅に出たいので、それに20万。さらに年100万位は老後へ向けての貯金をしようじゃないかということで、90+200+20+100=410万。よって年間では、僕は410万円もあれば充分。僕には副収入で年におよそ180万が入りますから、410万−180万=230万。

ウチは客単価(一人:一泊)がおよそ2300円ですから、230万円は年間で1000泊。ハイシーズンには、これまでの実績通りに行けば月平均200泊は入るはずですので、1000÷200=5。

これは何の計算かと言うと、ウチは借金完済後には、ハイシーズンの五ヵ月のみの経営でも充分にやっていけるじゃないかYo!ということです。まぁ、少し余裕を持って、せいぜい年に六ヵ月。具体的には、3月中旬〜6月中旬と、7月中旬〜10月中旬の計六ヵ月、その間に短期で休んだ分は年末年始にチョロっと開いてカバーして、それ以外の期間はスッパリと完全休業でもいい感じだな〜、と。

年間、計六ヵ月休んで、その上で長期旅に出られたり100万円の貯金ができたりすれば、サイコーです。こんな楽観的な皮算用の通りに、すべての事がうまく運ばれるはずがないですけどね(笑)。まぁ僕はそもそも、“ノンビリと、自由気ままに生きるため”に、ゲストハウス起業に投資をしておりますから、ブレずに想定通りの人生を送るつもりだということです。


実はここ最近の僕は、「無欲、極まれり!」という感じでして。これまでもその傾向がありましたが、今は欲しい物が、恐ろしいほどに、全くない。やりたいことも、特にない(旅に出たいだけ)。仕事以外の時間では、相変わらず独りで映画を観たり本を読んだりするだけの地味な毎日ですが、僕はそれで充分でして。

この夏は経営が順調でしたが、しかしどこか虚しいというか、お金に対する「手に入れたい!」「使いたい!」のギラギラした熱が全く沸き起こらず。ただ淡々と、それなりに忙しい毎日が過ぎ、貯金額だけが増え続けて行ったという、そんな感じです・・。


さっさと借金を返し終えて、“ハイシーズンの六ヵ月間のみ働く生活”に、早く突入できればいいなぁと思います。まぁ、二年後の東京オリンピックの頃までは今のスタイルでがんばって、その年の10月中旬からこのモードに入れればいいかな。そしてそんな生活を8〜9年続けて、ずっと前にこのブログで宣言した通りに、僕は50歳で清く宿業からの引退をしようかなと。それまでに僕は1000万貯金して、ビルを売って+2000万。合計3000万あれば、年金受給開始の65歳までは、無職でもしぶとく生き残れることでしょう。超テキトウな計算ですが(笑)。


わざわざ言う必要はないのですが、たまに僕がこうして「ストイックに生きる気、全く無し」「向上心、全く無し」感を出すのは、意図的なものですよ。働きすぎな大多数の日本人に対して、僕はあえて真逆の道を行き、「皆ももう、そのステージから降りちゃいなよ〜!!」という旗を、独りでアホみたいに振っていようじゃないか、ということです(笑)。




2018年9月10日月曜日

作られた“無謀”を笑う、リアルの愚者!





前回がローテンション丸出しで、柄にもなく変な感じだったので、まずはポジティブな出だしです!


この夏、僕は体重が12キロ落ちました(笑)! 実は僕は、YAWP開業の時点では68キロくらいだったのです。しかしそれからの三年で、ピーク時には92キロまで膨れ上がり。要はこの仕事を始めてから、24キロもの増量に成功(笑)していたわけなのですが、先日試しに量ってみたところ、80キロになっていてビックリ。いきなり、太っていた分の半分痩せました!

ん? これは、ポジティブなことなのか・・? 別にダイエットなんか全くしていないのに。まぁ、いいか。



さてさて。脈略が全くないですが、あっさりと話は変わりまして。


友人から、「ボンビーガールのゲストハウスの企画については書かないの?」と言われましたので、今回はその話題です。能動的に「これについて語りたい!」というわけでもないのですが。せっかくリクエストをいただきましたのでね。

この番組を見ていない人には、何のことやら?だと思いますので、簡単に説明しますと。日本テレビで火曜日22時に放送されている「幸せ!ボンビーガール」という番組で、鹿児島の繁華街のとある古ビルの4階を借り、セルフリフォームし、ゲストハウスの開業を夢見る28歳の女性(森山祥子さん)が、ただ今絶賛、密着され中なのです。彼女の開業資金は、200万円とのことで。

この企画は、放送前から僕は知っていました。どうやらこの番組はゲストハウス業界にかなり注目しているようで、僕のところにも質問だったり依頼だったりの電話が、それなりの頻度でかかってきます。放送には載りませんでしたが、ウチに撮影取材にも来たことがあります(この鹿児島の件とは別の企画で)。貧乏=ゲストハウスと連想されてしまうような展開は、残念に思うのでやめて欲しいのですけどね・・・。


・・・で、この鹿児島の件に関して(実を言うと、僕も生まれは鹿児島です)。

僕は、この28歳の彼女に対してはあくまで、「番組に踊らされているのだろう」という認識です。僕の友人は、批判を期待しての「書かないの?」だったのかもしれませんが。むしろ、彼女が「世の中をナメすぎ!」とかネットで叩かれまくっているのは、ちょっとかわいそうかな。一言だけ言うとしたら、「工務の時にまでオシャレ&セクシーめな格好をしているそのズレた感じが、世間の不評を買うのでは?」でしょうか(笑)。


これはあくまでテレビの企画ですので、出される情報に多分にフェイクが含まれているのは、確実です(僕のTV番組出演経験を踏まえて)。何事も過剰演出が当たり前でしょうから、予算の200万円というのも、僕は懐疑的に見ておりまして。どう考えたって、あの物件で200万で間に合うはずがない。100%、ない。例えば消防設備などは、完全に消防署の指示に従う形で揃えることになりますから、これは努力や工夫で削減できるようなものではないです(これだけで100万は越えます)。業界にいる者や、起業の経験者ならば、全員が確実にそう言い切りますよ。

そもそもこの女性、森山さんは、鹿児島では最も稼働が高いであろう“イルカゲストハウス”の、元スタッフです。番組がその点を一向に伝えず、「業界未経験で、DIYも未経験で、無謀な予算で、独りでコツコツとゲストハウスの開業を目指している!」ようなキャラで展開している時点で、完全にフェイクです。僕の予想では、彼女には予算はもっとあるし、工務を手伝ってくれる仲間もいるし、そして何より宿泊業界の経験もあるし、です。テレビでの彼女はあくまで、番組によって作られた、“誇張された”キャラクターですよ。


番組は“節約”にしか注目しておらず、“彼女がいかにがんばって節約し、厳しい予算をやりくりし、開業に至るか”を発信しておりますが、あのぉ・・「この施設は、ギリギリの最低限しかお金をかけていませんよ!」というのが、客商売において効果的な宣伝になるのでしょうか? 世間一般の人々は、そんなところには、絶対に泊まりたくないでしょうに・・。「テレビでやってたから」という理由での、冷やかし半分の者の来客はあるかもしれませんが、番組を見て、本気で「スゴい!ステキな宿!!アタシ鹿児島行ったら絶対にココ泊まるぅ〜!」となった人って、いるんでしょうか?

特にドン引きなのは、一部の布団を、友人からもらったお古で間に合わせたことですね。これを見て、僕も「うわぁ・・泊まりたくないわ〜」の念が固まりました。設備は中古品や貰い物で!・・というポリシー自体を全否定はしませんが、あまりに突き進み過ぎて「うわぁ」の一線まで越えてしまっては、ダメでしょうよ。

これらが番組主導の演出ではなく、森山さんのみによる判断なのだとしたら、正直「you、客商売をわかってないねぇ」と言いたくなってしまいます。一番ベスト&好印象ゲットのチャンスだったのは、経費をとことん削減し、DIYを必死にがんばる姿を見せ、その一方で「この、なけなしの開業資金は、ゲストの最高の寝心地のために、最高のベッドの購入に費やしたいんです!」といった感じで、“ゲストのためにがんばる”テイにすることだったと思うのですが・・・もったいない! ただの「100%全力で経費削減! 全てにおいて安物を用意してます!!」では、見ている大衆からは呆れられるだけですよ。


ちなみに彼女のゲストハウスは、テナントのビルが5年後に取り壊されることが決定しているそうなので、どんなに長く営業しても5年間です。僕は、5年という期間限定が前提ならば、できるだけ開業に資金をかけたくない、というのは理解ができます。エレベーターは100万円で直せるそうですし、これは直した方がいいのは間違いありません(重いスーツケースを4階まで・・は、苦情が殺到するでしょうね)が、5年限定ではそのモチベーションも上がらないことでしょう。

というかそもそも、彼女は「ゲストハウスの経営に人生をかけよう!」というわけでもなく、基本的には「このもうすぐ取り壊されるビルで、周りを巻き込みながら、おもしろいことを仕掛けたい!」という姿勢のような気がするんですよね。


つまりは、これは番組の“魅せ方”の、大きなミスです。彼女がいかに節約しているのか、ではなく、彼女がどんなおもしろいことをやろうとしているのか、にフォーカスするべきだったのです。なので、彼女は悪くない。番組が悪い。センスがない。

とはいえ「幸せ!ボンビーガール」って、そもそもからしてそういう番組ですからね。なので結局のところは、番組が悪いというよりも、そんな噛み合ない番組を選んだ、もしくは断らなかった彼女が悪い、ということになるのでしょうか(笑)。



ちなみに、この番組のこの企画を見て、いろいろ物申しているブログをいくつか発見いたしまして。その中の一つに、資金が全くないくせにただ頭デッカチに「俺はいつか、最高のゲストハウスを作る!」と意気込んでいるキラキラ・ドリーマーな青年が、彼女の無謀さや宿の稚拙さをネタに弄っていたのがあって、僕は笑っちゃいました。

森山さんは、あなた(上記ドリーマー)のように安易にクラウドファウンディングに頼るようなこともなく(ほぼ支援ゼロで終わり大恥をかくこともなく)、真実かマイナス誇張かはわかりませんが自分の力で少なくとも200万円を貯め、開業に向けてがんばっています。つまりは、その時点であなたよりは、はるかに優秀ですよ〜(笑)。




2018年9月7日金曜日

僕の、いちばん長い日。




前置きは、今回はなしです。



【YAWP!来泊ゲスト国籍 トップ10(2015年4月〜:計2369)】

 ①アメリカ     377
名(+8)
 ②日本       338 (+9) 
 ③イギリス     248 (+7)
 ④オーストラリア  213
 カナダ      193 (+1)
 ドイツ      109 (+3)
 ⑦フランス      75 (+8)
 ⑧タイ        72 (+6)
 ⑨台湾        64 (+4)
 ⑩韓国        55 (+2)



【新規ゲスト数(泊数:日数平均:稼働率(キャパ))月別まとめ】

2015】
4月:22( 81:3.68:22%(12))
5月:28(132:4.71:35%(12)
6月:11( 60:5.45:17%(12)
7月:65(205:3.15:59%(12)
8月:98(312:3.18:93%(12)
9月:79(278:3.52:93%(10)
10月:91(253:2.78:94%(10)
11月:74(227:3.07:84%(10)
12月:84(229:2.73:82%(10)
【2016】
1月:59(198:3.36:73%(10)
2月:55(194:3.53:78%(10)
3月:72(242:3.36:83%(10)
4月:83(275:3.31:85%(12)
5月:100(278:2.78:80%(12)
6月:26( 72:2.77:60%(10)
7月:45(139:3.09:61%(12)
8月:81(247:3.05:66%(12)
9月:64(215:3.36:90%(10))
10月:56(152:2.71:61%(10)) 
11月:42(112:2.67:45%(10)
12月:68(191:2.81:68%(10)
【2017
1月:50(190:3.80:79%(10)
2月:22( 81:3.68:58%(10)
3月:55(151:2.75:97%(12))
4月:75(238:3.17:79%(12)
5月:61(185:3.03:57%(12)
6月:19(126:6.63:84%(10)
7月:54(186:3.44:55%(12)
8月:66(234:3.55:75%(12)
9月:39(149:3.82:54%(12)
10月:67(230:3.43:74%(12)
11月:50(151:3.02:52%(12)
12月:52(167:3.21:57%(12)
【2018
1月:41(132:3.22:46%(12)
2月:42(129:3.07:45%(12)   
3月:58(143:2.47:60%(12))
4月:73(240:3.29:80%(12)
5月:74(270:3.65:73%(12)
6月:39(122:3.13:73%(12)
7月:51(189:3.71:79%(12)
8月:78(295:3.78:95%(12)
          
計:2369(7695:3.25:66%※)

※稼働率のみ、直前一年間の平均



泊数295は歴代で二番目、稼働95%は歴代最高(まともに運営した月では)でした。たくさんのゲストにお越しいただき、どうもありがとうございました。



というわけで最近の僕は、経営的にはすこぶる順調なのですが、プライベートの面では真逆でして、かなりキツい状態です。すべて、前回の更新(8月23日)以降の二週間、それどころか28日から3日の、一週間に起きた出来事です。あえて時系列順に書きますが、


まず、愛用の自転車を盗まれました。

その結果、外での用事の多くを徒歩でせざるを得なくなり、そもそも夏バテで体力が落ちていた&炎天下という環境で、熱中症になりました。頭痛、吐き気、めまい、倦怠感、こむら返り、等のフルコースです。

財布を無くしました(これは、翌日に無事に帰って来ました)。

愛犬のルディが、亡くなりました。

亡くなった当日は全く眠れず、翌日も疲労感はもの凄いのに、ほとんど眠れず。ますます具合が悪くなりました。


・・・という、流れです。



僕は庭付き一戸建てに住んでいるわけではないので、土葬という選択肢は存在せず、ルディくんは、火葬で送り出しました。遺骨は持ち帰りましたが、今後どうするかは未定です。

葬儀で一区切りがつき、さすがに眠れない日はもう、続いておりません。気温もだいぶ涼しくなりましたし、体調は確実に回復に向かっております。なので、ご心配なくです。


こんな短期間に、身体にもメンタルにもキツいことが続くというのは、僕の人生で初だと思います。ルディを亡くしたのと財布を無くしたのは同日で、これはもちろん僕の動揺が連鎖を生んだと思いますが。



今いるゲストさんは長期泊の素晴らしい方ばかりで、ずっと混んではいるものの、穏やかに過ごさせていただけたのは、本当に救いでした。仕事とプライベートの両面から重いストレスがかかっていたとしたら、僕はブッ壊れていたかもしれません。


ゲストたちには、「夏バテでちょっと疲れてるんだ、ごめんよ」としか表明していません。ワンオペで経営していると、愛犬の最期を看取ることもできず、体調が最悪でも、どんなにヘコんでいても、毎日必ず出勤し、平常モードで明るく笑顔でいるように努めなければなりません。それを覚悟の上で僕はワンオペを決意しておりますので、これは不満の吐露ではなく、諦観の話です。休みの日でない限りは、どこで何が起きようとも、僕はゲストハウスのオーナーなのです。



実は今回は、「ありがとう、ルディくん」というトリビュートなイメージで書き始めていたのですが、このブログでは愛犬の話題を展開したことはほとんどありませんでしたし、「なんか俺らしくないな」と思いとどまり、こんな感じの記事となりました。


日本全体でも、台風、地震と、、なにやら大変な事態が続いていますね。なかなか、うまくいかないもんですね。


僕は体調が全回復し次第、メンタル面も完全復活で、これからもがんばります!!









2018年8月23日木曜日

“身の丈に合った”生活が、最も心地よい!!





前回、僕は「今月の稼働は90%は微妙だが、80%後半は確実だろう」と書きました。しかし、その後の予約の受けっぷりもすこぶる好調でして、90%も余裕で越えそうです。現状の見込みでは泊数計295泊、稼働95%になります。


なんか、ここしばらくはずっと混んでいるなぁ〜と思い、振り返ってみたところ、7月の25日から今日までのおよそ一ヵ月間は、一日の滞在ゲスト数がずっと10人越えでした。そしてこの先も、9月18日頃までは、これが続きそうです(の、見込み)。う〜ん、ヒマな日がない! ありがとうございます!!


こんな風に書くと、「おっ、儲かってるねぇ!」とイジって来る友人・知人が、けっこういるのですが(笑)。投資話みたいな、電話がかかってきたりもするのですが。いやいや、宿業というのは繁忙期の4月や8月にガツンと稼いでおかないと、その先のローシーズンにエラいことになるんですってば。メチャ、波の大きなビジネスなんですよって。



三年前の8月に、僕は【ホステル(ゲストハウス)経営って、儲かるの?】という記事を書きました。二年前の8月には、【この際、お金の話をしてしまおう!】という記事も。真夏の暑さで僕の判断力がおかしくなるのか(笑)、8月には生々しく現金な話をするのが、常になっておりました。

なので今回は二年ぶりに、モロにお金の話をします。今年は例年以上に暑いし、残暑もしつこいし、こうなったら究極のブッチャケである、僕の収入についてを語ってしまいます。




まず、過去に何度もこのブログに書いておりますが、YAWP! backpackersの損益分岐点は、月当たりの総泊数が150です。ウチは客単価(一人・一泊)の平均がおよそ2300円ですので、150×2300≒35万となります。また、細かい詳細は書きませんが、僕にはさらに15万円ほどの副収入があり、一方で、経費や借金返済や税金等で、毎月30万円ほどが消えます。35万+15万−30万=20万で、月の総泊数150=僕の月収(手取り)は20万、ということになるわけです。

一泊ごとに2300円ですから、10泊増えるとだいたい+2万円です(経費の分を差し引いて)。なので、月の総泊数が仮に200泊だとすると、+50泊=+10万円で、僕の月収は30万円となります。かなりザックリとした概算ですが。いずれ借金を完済した後には、これは大きく跳ね上がりますが。


そんなわけで、YAWPのオープンから三年半の僕の月別の収入を、ここで表にしてさらけ出しちゃいます! オープン直後の三ヵ月は、アイドリング期間という扱いなので、計算には入れていません。





表の通りに、僕の年収は

2015年:242万
2016 :344万
2017 :300万
2018 :174万(〜7月まで)

だったということです。これを実際に働いた日数で割ると、

2015 :14319円
2016 :11467円
2017 :11111円
2018 :11013円(〜7月まで)

となります。この三年弱は、少しずつ登録OTAを増やしながら、日給11000円で安定飛行中(笑)!!


しかしながらこれって正直、“普通”ですよね・・・。正社員なら14000円は、派遣の人でも11000円くらいは、一般的に稼いでいることでしょう。まぁ、僕は一日の労働時間が常に12時間を越えているとはいえ、これはゲストと飲んだり遊んだりを含んでおり、実質的に働いているのはその半分にも満たないでしょうから、充分にありがたい額だと思っております。

また、表を見てもらえれば分かりますが、僕の月収は52万なこともあれば、12万だったりもしています(長期で休んだ月を除く)。宿業というのが、凄まじくアップダウンの激しいビジネスだというのは、皆さまにもこれで、ご理解いただけたであろうと思います。



そういえば僕は先日、都内で飲食店を経営している友人カップルと、飲みました。彼らは月ごとに売り上げ目標を設定しており、「目標額に達したら、その月はもう休んじゃう」そうで。このユルさ、完全に僕と経営スタンスが一致やんか!でして。

彼らとはそこから、「ストイックな連中って、面倒だし迷惑だよね〜」という話題で盛り上がりました。この辺の価値観の共有が、一緒に飲んでいてとても心地のいい二人でして。いやはや、楽しかったです。



ちなみに、僕の目標年収は、年齢×10万円です。ずっと前から、そういう意識です。今の僕は39歳なので、年に390万も稼げれば大満足。それを越えるようなら、長期で休みをとってどこか旅行にでも行きます(笑)。

ストイックな人たちって、その対義語を“怠慢”だとでも思っていそうですが、僕的には

ストイックの対義は、“身の丈に合う”
です。

僕は家も車も所有欲は全くないし、結婚願望もなく、グルメでもなくギャンブルもせず。無理して働いて、貪欲に稼いだって、使い道がないのです。結婚しない=子供も出来ない、ですから、未来に向けての大きな貯金をする必要もない。よってこの目標年収、年齢×10万というのは、まさに僕の身の丈に合わせた設定でして。現実的には「高すぎるかもなぁ」と思うくらいで、実際に年収は目標額には達していませんが、日々の生活に支障は全くありません。


僕を「儲けている!」「成功者!」と評する方や、「全然儲かっていないくせに、口だけは達者な奴!」と下に見るアンチの方(笑)は、どちらも認識が大きくズレています。この業界に限った場合には、僕の収入が高い方なのか低い方なのかはわかりませんが、日本の2018年の39歳平均年収(手取り)は327万円だそうですから、世間一般のラインで評価すると今の僕は、収入の面ではまさしく“普通”です。



経済力は、“普通”が一番いいっス!!

僕は今後もこの調子で、身の丈に合った生活レベルをなんとか維持しながら、ユルくユル〜く生き長らえますよぉぉぉぉ(笑)!!!





2018年8月13日月曜日

信頼を得た者と、怒りを買った者。




8月。ザ・ハイシーズン!!

メチャ、混んでます! 全日、ほとんど埋まっています!!


よって今月こそは、稼働80%を越えることでしょう。90%越えは微妙ですが、80%後半は確実だと思います。例の、“ノーショウor直前キャンセルの大量発生”さえ、なければですが(笑)。



さてさて。

いきなりですが先日、とある日本人グループゲストから電話があり。「明日からの予約を、キャンセルしたい」と。ウチは前日のキャンセルは代金の半分をいただくというポリシーがありますので、それを説明し、了承を得まして。予約はexpediaからだったので、「ではexpediaのサイト上で、キャンセルの手続きをしてください」と伝え。


やや経って、expediaから電話があり。「◯◯さんのキャンセルの件で〜」とのことで、「ん? 俺的にはもう話すことなんてないんだけど」と思いながら話を聞くと、「彼らがキャンセルチャージ(ペナルティ)を払わない、と言っておりますので、了承でよろしいですか?」と。

あのぉ・・・なんで“ペナルティ無し”を、ブッキングサイトが僕に提案して来るのでしょうか? 彼ら、僕には「ちゃんと払う」と、約束したんですけどねぇ。なぜ、懐柔されているのですか? サイトがそんなヌルい態度だから、ゲストに舐められまくりで、ノーショウやキャンセルが多発するんじゃないですかね?

そもそもこの件、なぜに予約番号等のデータを、僕に聞いて来るんですかね? そっちから電話をかけて来たんですから、そういうのはそちらで事前に確認しませんかねぇ、普通は?


・・・という感じで、僕は最近はますます、大手ブッキングサイトの対応力にイライラさせられることが多いです。それは、Airbnbのスタッフの質がすこぶる高いのも大きな理由で、少々キツめに言ってみれば「エアビーさんはあんなにちゃんとしているのに、なんで、あんたらはそんなにダメなの?」というイライラです。まぁexpediaは、hostelworldよりは遥かにマシですし、別に腹を立てるほどではないのですが。hostelworld:0点、expedia:6点、Airbnb:10点、という感じですね。




ここで、話は変わるような変わらないようなですが、、、

実は、この二ヵ月の間にウチに泊まったゲストの中には、6月のAirbnbの“闇民泊の一斉追放”→それに伴う“強制キャンセルの大量発生”の被害者が、3組(5人)いました。僕は彼らからいろいろと話を聞きましたが、状況的には大きな混乱に巻き込まれたわけですし、怒っていてもおかしくないだろうに、なんとこの5人は、全員がAirbnbに感謝していました!

強制キャンセルされた彼らはまず、Airbnbから届いた誠実な謝意表明と状況説明のメールを読み、事情を納得。その時点で「Airbnbが悪いわけじゃない」との理解になっていたにもかかわらず、以後のやりとりが密で、滞在先を決定できるまでのサポートを最大限に受け。Airbnbはもちろん、そもそもの予約でゲストが支払済の代金を、全額返金(これは、当たり前ですね)。さらには、その2倍の額のクーポンを支給(すごいですね!)。加えて、体験リスティングへのクーポンを$100分支給(まさに、神対応!!)。

この3組、5人全員が「強制キャンセル問題でのAirbnbの対応は、完璧だった!」と言っておりましたよ。誰一人として不満を持った者はおらず、むしろ「よりAirbnbを好きになった」そうですよ。



一方で・・・実は先日、とある友人から僕に、タレコミがありまして。彼女は、7月に予定していた家族旅行での滞在先に民泊を選び、booking.comで予約していたそうで。しかし6月の下旬、booking.comから彼女にいきなりのメールが。その内容はというと、


◯◯(友人の名前)様

この度、ご滞在予定だった△△(宿名)では、ご予約を確保することができなくなりました。ご迷惑をおかけして大変申し訳ございません。宿泊施設に代わって弊社にて予約の取り消し処理を行いますが、キャンセル料は一切発生しませんのでご安心ください。

お手数ですが、ご希望の日程で代わりの宿泊先をお探しください。



・・・・(一部のみ略しましたが、ほぼ、そのまんまです)

“キャンセル料は一切発生しませんのでご安心ください”

だって!?? アホかッッッ!!!! そんなん、当たり前だろうが(大爆笑)!!!!!


ゲスト側(僕の友人)には落ち度が全くないのに、なんでキャンセル料の矛先が一度はこちらを向いたねん!!? それどころか、これは完全に向こうからの一方的なキャンセルなわけで、さらには旅行の日程が差し迫っている、大迷惑な状況。こんな無機質なメール1通による“サラリとおしまい”ではなく、ブッキングサイトが代替を用意して、最後まで面倒を見るのが当然の案件でしょうが!!!

それに、ただ「予約を確保できなくなった」というだけなのも、おかしい。booking.comは“闇民泊を扱っていた”とバレたくないのか、この混乱に関するきちんとした説明は、する気がないのでしょうね。


で、もちろん彼女もブチ切れまして、「代替えを用意しろ!」と詰めたそうなのですが、その返しは

上司と確認致しましたところ、代替施設のご紹介は可能ですが、差額に関しましては保証の対象外となります。

で、おしまい・・・。以降の連絡は、完全スルーされたそうで。そしてその流れで、彼女から僕に怒りの告発メールが届いたわけです。約束通りに今回、僕はこのネタをブログに書きましたよ(笑)!!



観光庁の指導を6月1日に受け、即座に動いて即座にサポート態勢を整え、それを公表し実行したAirbnbと、6月下旬になって、やっとこさ&コソコソと動いたbooking.com。民泊新法の施行日は6月15日でしたから、その点においても、対応が遅すぎる。

同じ状況、同じ混乱の中で、被害を受けた大勢の者から、結果としてむしろより多くの信頼を得たAirbnbと、不誠実極まりない対応で怒りを買ったbooking.com。同じ市場で、同じような立ち位置。大手宿泊予約サイトどうしのライバル関係だというのに、質のレベルが雲泥の差です。




僕がAirbnbを高く評価している根拠は、僕の経験や知識だけによるものではありません。

多くのゲストから話を伺い、評価を聞き、“愛されっぷり”を知った上で、僕は「オゥ、Airbnbって素晴らしいじゃんか!」と、捉えるに至ったということです!!


こんなことばかりを書いていると、アンチの連中から腰巾着扱いされそうなので(笑)、Airbnb賞賛シリーズは今回で終わりにしますが!!


江戸川の花火大会を、屋上から





2018年8月4日土曜日

Airbnbは、間違いなく優秀!!




暑いぃぃぃぃぃ〜〜〜!!

いつものユルい前置きを書く気がなくなるくらい、暑い!!!




まずは、月初めのいつものやつです!


【YAWP!来泊ゲスト国籍 トップ10(2015年4月〜:計2291)】

 ①アメリカ     369
名(+9
 ②日本       329 (+7) 
 ③イギリス     241 
 ④オーストラリア  213 (+2)
 カナダ      192 (+4)
 ドイツ      106 (+3)
 ⑦フランス      67 (+1) 
 ⑧タイ        66 (+2)
 ⑨台湾        60
 ⑩韓国        53



【新規ゲスト数(泊数:日数平均:稼働率(キャパ))月別まとめ】

2015】
4月:22( 81:3.68:22%(12))
5月:28(132:4.71:35%(12)
6月:11( 60:5.45:17%(12)
7月:65(205:3.15:59%(12)
8月:98(312:3.18:93%(12)
9月:79(278:3.52:93%(10)
10月:91(253:2.78:94%(10)
11月:74(227:3.07:84%(10)
12月:84(229:2.73:82%(10)
【2016】
1月:59(198:3.36:73%(10)
2月:55(194:3.53:78%(10)
3月:72(242:3.36:83%(10)
4月:83(275:3.31:85%(12)
5月:100(278:2.78:80%(12)
6月:26( 72:2.77:60%(10)
7月:45(139:3.09:61%(12)
8月:81(247:3.05:66%(12)
9月:64(215:3.36:90%(10)
10月:56(152:2.71:61%(10)
11月:42(112:2.67:45%(10)
12月:68(191:2.81:68%(10)
【2017
1月:50(190:3.80:79%(10)
2月:22( 81:3.68:58%(10)
3月:55(151:2.75:97%(12))
4月:75(238:3.17:79%(12)
5月:61(185:3.03:57%(12)
6月:19(126:6.63:84%(10)
7月:54(186:3.44:55%(12)
8月:66(234:3.55:75%(12)
9月:39(149:3.82:54%(12)
10月:67(230:3.43:74%(12)
11月:50(151:3.02:52%(12)
12月:52(167:3.21:56%(12)
【2018
1月:41(132:3.22:46%(12)
2月:42(129:3.07:45%(12)    
3月:58(143:2.47:60%(12))
4月:73(240:3.29:80%(12)
5月:74(270:3.65:73%(12)
6月:39(122:3.13:73%(12)
7月:51(189:3.71:79%(12)
          
計:2291(7400:3.23:64%※)

※稼働率のみ、直前一年間の平均



前回の記事で、僕は「稼働80%は確実に越える!」と威勢良く書きましたが、結果は79%・・・ガックリ。そんな、とんだホラ吹き野郎にさせられてしまったのは、月の終盤にノーショウが大量発生したせいです(またもやっ)! 特に先月のexpediaは、現地決済を選んだ予約ゲストが、なんと一人も来ず。全滅ですよ!! ウチももう、完全事前決済制にしようかなぁ。


なお、先月も16〜19日の四日間だけ、例のキャンペーンをしておりますので、名目での実績は203泊:3.98:85%です。三ヵ月連続の混みっぷり90%超・・・は、ならず。予約状況的には、95%くらいだったんですけどね。−10%は、ノーショウor直前キャンセルによるものです。まぁ、ここ数カ月がたまたま順調すぎただけで、ウチの本来の実力的には、こんなもんでしょう。




さてさて。

今回は宣言通りに、Airbnbについて書きます。今回は、といっても最近はこの話題が多すぎて、「またかよ」感があるかもしれませんが(笑)。


僕がAirbnbに登録してから、今日でちょうど二ヵ月が経過しました。この間、面倒なので細かい統計はしておりませんが、僕が採用している全OTAでの予約の入りっぷりは、感覚的には

Airbnb   :45%
expedia   :35%
hostelworld :10%
ホームページ:10%

といったところで、完全に2強2弱な印象です。Airbnbとexpediaは、予約の件数自体は同じくらいですが、Airbnbは長期泊&グループゲストの割合が高いので、確実に上位です。それに、前述も後述もしていますが、expediaやhostelworldのゲストは、しょっちゅう“来ない”ですし・・・。

ちなみに僕は現状、Airbnbからのゲストを一日に7人までとしておりますので、これはすなわち、“売っている分はほぼ、売り切れている”ということです。仮にキャパMAXの12人まで受け入れれば、確実にAirbnbのシェアは5割を越え、なんならば7割くらいにはなるでしょう。


というわけでウチは、登録したとたんにAirbnbにお世話になりまくっている、今日この頃なわけでして。なので、たった歴二ヵ月のルーキーながらも、僕の経験を元に、Airbnbの良い点・悪い点をここに書こうと思います。読者の方々に見やすいように、箇条書きで。業界人向けではなく、「Airbnbってなんですの?」という一般の方にも、わかるような感じで書きます。




【良い点】


① なんといっても、集客力。


6月に無届け民泊(闇民泊)が日本全国で4万件、一斉に追放された結果なのは間違いないですが、なんにしても、強い! まさかここまで、宿泊予約サイトの世界シェアを奪い済みだったとは!! 長く登録している者曰く、5月以前と比べて今は、5〜10倍くらいは集客できているようです。



② 手数料がメチャ安い。


ホスト(宿)がAirbnbに払うのは、宿泊代のたったの3%(ゲストも手数料を払うシステム)で、タダみたいなもんです。多くのブッキングサイトは、12〜20%くらいは持って行きますから、この数字は破格の安さです。超・良心的。ありがたい!

ちなみに某大手宿泊予約サイトでは、「ウチもAirbnbさんと同じ3%にします! だからウチに登録してください!」と、営業をかけているとのこと。あのぉ〜、同じサイト内で、既存の宿が最低13%とか吸い取られているのに、新規が3%って、アンフェアにもほどがありませんかね?



③ ゲストの質が良い。


個人的には、これが一番嬉しい。完全事前決済なので、ノーショウが皆無なのはもちろん、直前キャンセルも全くありません。実際に来てくれるゲストも、みなさん穏やかフレンドリーな、いい人ばかり。この二ヵ月(実質は一ヵ月強)、ウチには35人くらいがAirbnbからの予約でインしましたが、ストレスフルな迷惑ゲストは一人としていませんでして。中には、わざわざ自国から僕に、お土産を持参してくれたゲストまでおります(嬉し涙)。



④ 双方向の評価制が、すごくフェアでいい。


上記③の、原因の一つだと思われます。Airbnbはゲストが宿を評価できるのはもちろんのことながら、宿側からもゲストを評価できます。トラブルメーカーなゲストが来たら、レビューに「このゲストは最悪だった!」「他の宿も気をつけて!!」とか、書けてしまうわけです。なので、根本的には宿とゲストの間には、“相手によく思われたい”の共有があり、「ウチを選んでくれて、ありがとう」←→「泊まらせてくれて、ありがとう」の、美しい関係性が成立します(涙)。「俺は客だぞ!」「お客さまは、神様だ!」みたいな横柄な者は、このサイト上では絶滅危惧種だということです。



⑤ サイトが洗練されていて、使いやすい。


登録した時から思いましたが、Airbnbのサイトはもちろん日本語対応していますし、本部に問い合わせたくなるような疑問点は全くナシで、サクサクとなんでもできます。メチャ、わかりやすい。逆に、闇民泊が爆発的に増えていた要因の一つが、コレだとも思いますが(民泊代行業者は、こんな30分で終わるような超簡易な作業にも20万とかボッタくるようですね)。hostelworldなんて、いまだに日本語NGですし、英語は専門用語ばかりで、作業がいちいち難解で苦痛。そりゃあ、登録件数が伸びないですわ・・・。



⑥ サポート態勢が、極めてちゃんとしている。


本部に電話をかけると、確実にすぐに出てくれます。今まで何人かのスタッフと何度か電話で話しましたが、不快な対応をさせたケースはゼロです。こちらからの問い合わせにすら、「貴重なお時間を奪ってしまい、どうもすみません」という反応で。 社員教育、どれだけしっかりしとるねん! 素晴らしい!! hostelworldなんて、日本にオフィスはなく相手は外国人ですし、態度は最悪、メールしても返事は来ないしで、もはや連絡する気にすらなりません(笑)。



⑦ 代金受取りのシステムが、完璧。



完全事前決済なので、ゲストが宿に直接、宿泊代を支払うことはありません。なので、宿主が指定する銀行口座に振込みがあるわけですが、なんとAirbnb、一件一件を小分けにして、その都度やってくれます。 それも、ゲストがチェック“イン”した翌日に! 宿側はなにもやらなくていい上に、すぐに入金がある! 超・楽チン&安心です!! hostelworldは現地決済なのでノーショウ&直前キャンセル多発。expediaはノーショウの問題はもちろん、なんと、こちらがわざわざ請求書を作成&送信しなきゃ、振込みをしてくれんとですよ(めんどいッ)!!



⑧ ゲストの融通が利く。



ゲストが予約する際の記載事項が簡素なもののようで、「何時に到着する」といった細かい情報が自動的に宿側に届くわけではありません。性別や年齢層も、全くわかりません(その点は、hostelworldが優秀)。しかしその分、ゲストとホスト(宿主)との事前のメッセージのやりとりが濃密なので、直接質問すれば済みますし、その際に「この日は◯時〜△時まで、僕は用事があって宿にいないよ!ゴメン!」とか書けば、確実に「OK、大丈夫! わかった〜」といった返しが来ます。ゲストに「俺は客だぞ!」目線がないことが、こういう柔軟性にも繋がっているのですね。




【悪い点】



❶ 予約前の新規ゲストからの問い合わせが、多すぎる。


上記の⑧と、明らかに矛盾します(笑)。ゲストとホスト(宿主)の、対等な関係性を成立させているからでしょうが、友達とLINEをするような感覚でガンガン、メッセージが届きます。予約を完了してくれた上での質問や会話ならば、もちろんウェルカムなんですけどね。

予約を検討している途中のゲストから、畳み掛けるように質問(ほとんどは、サイトを見ればわかること)が来ると、正直ちょっとウンザリしてしまいます。そういう人ほど、結局予約には至らない、というのも“業界あるある”でして(笑)。検討してくれて&質問してくれてありがたい・・が真っ当な迎客スタンスだというのはもちろん理解しておりますが、そんなマインドを凌駕するほどの、素直な「質問が多すぎてめんどくさいよ〜」です。都合がよくて、すみませんです。



❷ キャンセルのペナルティが、重すぎる。



何か訳があって、受けていた予約をこちら(宿主)側からキャンセルする場合に、他のブッキングサイトでは代替えを用意すれば(もちろん差額は宿側持ち)、特に問題はなく。それも向こうが望んだケースでの話であり、ゲストに事情を理解していただき、キャンセルの提案を快く受け入れてもらえた場合には、宿側は実質“謝るだけ”になります。

しかし、Airbnbはホスト(宿主)側からのキャンセルをかなり厳格に禁止している印象で、たとえゲストが受け入れていようとも、Airbnbの規約からハミ出る理由によるキャンセルだった場合には、重い罰が科せられます。その内容は多岐に渡りますが、一番キツいのは罰金$100ですね。

例えば一人・一泊の予約、2000円の案件でも、宿側の都合でキャンセルするとAirbnbに1万円以上を没収されるということです。規約に反するかどうかの判断はAirbnbの裁量ので、仮に僕が“受け入れたくない”ゲストから予約を受けた際にも、それを断るには大きなリスクが伴います。ゲストとホストの当事者間でモメていないのであれば、問題ないじゃん・・・と思うんですけどねぇ。せっかくの“双方向の評価制”なんですから、もっと簡単にホストから断ることができてもいいじゃん、と・・・。

ただし、“罰を重くしないと、大量発生の恐れ有り”というのは僕もすごく理解できます。また、Airbnbのスタッフは印象として、個人的な理由でキャンセルしても、その内情を実直に訴えれば、他OTAサイトに比べて遥かに柔軟に対処してもらえるのではないか、とも思います。



❸ 値段が勝手に“ブレる”。


例えば僕がとある日を、一泊2400円で売りに出すと、Airbnbのサイト上ではなぜか、2362円と表示されます。違う日には、同じ2400円設定なのに、2389円。この、微妙に設定とはズレた(基本は、チョビッとだけ安い)金額で、日によって変わる仕様。なんなんですかねぇ、コレ? 意味が分からないのですが。

僕は、“同じ日に同じランクのベッドに泊まっているゲストは、全員が同じ支払い額だ”というポリシーを、貫きたいんですけどね。自動的に、“ゲストによって違う”にされてしまう。

まぁ、事前決済なので僕はお釣りを用意する必要がないですし、会話に支払い額の話題は出ておらず、「私より安く泊まっている! アンフェアだ!」みたいなクレームは今のところ全く受けていないので、別にいいのですが。単純に、僕のポリシー的に、気持ちがよくないのです。




・・・マイナス点は、この三つのみ!


 と、言いますか、❶は⑧と表裏一体で。❶を失えば⑧も失う、まさにプラマイゼロの関係でして。面倒に感じてしまうのは、僕が普段から友人や家族ともLINEやメールを一切しない性格だから、という要因もあるでしょうし。

また、❷は僕が〈直接予約:可〉にしているから発生するものであり、〈直接予約:不可(事前承認制)〉に設定してしまえば、あっさりと解決します。


そう考えると、上記❶❷❸は「あえて挙げるとすれば」のマイナス点であって、言ってしまえばそれは「マイナスだけれど、特に問題ではない」ことでして。なので、ここまで書いておいてなんですが、僕のAirbnbに対する評価は、「素晴らしいサイトだ!」としか言い様がありません。



ホント、このままの勢いで宿泊予約サイト界のシェアを独占してほしいくらいです。宿オーナーの多くは、大手宿泊予約サイトたちのサポート態勢には大きな不満を持っており、手数料も「搾取されている」感があります。その大きな要因、双方間のギャップとして、宿オーナー「顧客=ゲスト? 手数料を払っているのは宿側なのだから、ウチらも客の立場のはずでしょ?」←→宿泊予約サイト「いいえ、宿は顧客ではなく、あくまで“ビジネス・パートナー”です」というものがあります。向こうはそういう認識なので、電話は全く出ないし、平気でメールをシカトしたりできるんですね。


しかしAirbnbは、手数料が断トツで一番安いというのに、集客力もサポート態勢もシステム面も最強。闇民泊の問題にも、きっちりと落とし前をつけ済み! これはどう考えても、ケチの付け所がありませんよ!!



というわけで、あまり長くなりすぎるのもなんなので、二回に分けます。次回もAirbnbを賞賛する記事を書いちゃいますよ(笑)!






2018年7月27日金曜日

“龍崎 翔子”・・さんに惚れた!!





普段より早いペースでの更新です!


先の夏休みに、一ヵ月丸ごとサボっちゃったので・・はもちろんですが、記事ストックがけっこうたまっておりまして。つまりは、夏休み中も更新はいつでもできる状態だったのに、その簡単なひと仕事すらサボっていたわけです(笑)。





7月。ゴリゴリに混んでいます〜!! ヤタ〜ッッ!!!



稼働80%超は、確実です。ハイシーズンなので、「80%超? そんなもん、普通だ!」と評価する同業の方もいるでしょうが(笑)。去年が55%でガッカリだったので、あくまで個人的な、歓喜の報告です。この先もおかげさまで、9月上旬の頃まではだいぶ埋まっております。“埋まっている=新規の予約が減る=問い合わせも減る”なので、僕のデスクワーク的にもかなり楽チンになっている、ここ最近です。


その最たる理由は、確実に“Airbnb”ですね。6月初旬に登録してからのこのニヵ月弱は、変わらず全OTAで最強の集客力です。hostelworldは、全然ダメだなぁ。まぁ、Airbnbについては、次回の記事で改めて書きます。





さてさて。少し前の話題になりますが、去る7月10日に、フジテレビの番組「セブンルール」にて、龍崎翔子さんという方が紹介されていました。僕はこの番組をこれまでに見たことがなかったので、番組を見たらこの方が出ていた、ではなく、この方が出る(という番宣を見た)から番組を見た、という流れです。



僕はこの女性のことは、今年の3月にネットの記事を読んで知りました。


ネット黎明期からミレニアル世代まで、現代ホテルトレンド概論



こちら(↑)は、シームレスとかゼネレーションZとか、「横文字だらけやんか!」とツッコミたくもなる(“マスメディアとはパラレルなメディアがマス化する”・・とかスゴい)、極めて伝わりづらい、まさに“頭の良い若い人が書きました!”という印象です。しかしその実は極めて綿密な研究と的確な分析で裏打ちされており、僕としても共感しまくりの内容で、一言で言うと「このビジネスをすげぇわかっているな、この人!」という読み応えのある論文でした。

というわけで、記事を読んで僕はこの女性:龍崎翔子さんに興味を持ったわけですが、といってもまぁ、ネット検索を何度かしてみただけのことでして。それが今回、テレビ番組でフォーカスされるとたまたま知り、初めてそのお姿を拝見させていただいたわけです。



その感想としては・・・僕は改めて彼女の才能に驚かされました。マジで、天才だと思います。彼女は東京大学に在学中だそうですから、勉強が出来るのはもちろんなのでしょうが、そういう方面の才能ではなく。僕は彼女に対し、「すさまじいアンテナの感度、センスの持ち主だ!」と感じました。



彼女は、顧客に対して「私のしたいことは、これだ!」「私の生み出すものの魅力は、きっと万人に伝わるはずだ!!」というスタンスではないように思うんですよね。むしろ、常に「どう見られているか」を意識している印象で。自身のホテルも、ゲストの目線をベースに、「なにが求められているのか」「いかに注目されるか」を軸にしており。


そして、その「世間に注目される」ためにする彼女のアクションが、極めて的確です。仕掛けのセンスが、ただ者じゃない。彼女のホテル(特にHOTEL SHE)のターゲット層は、確実に10〜20代の若者、主には女性なのでしょうが、その層が食いつくイメージ戦略に、長けているとしか言いようがない。「今、若者女性に何がウケるか」の捉えっぷりが、完璧です。
キャッチコピーの「日本を3ミリ、おもしろくする」、これだけでも彼女の秀逸なセンスが感じられます。


僕は40手前のオジさんなので、彼女の仕掛けが、僕の琴線にビシビシ刺さるわけではありませんけどね(笑)。主観ではなくやや客観的に、「こりゃ間違いなくヒットするな!」とわかるということです。経営者として、金をかけるべきところには、きっちりかけているのも素晴らしい。例えばプロのモデルと契約し、まるでファッション誌のスナップのような写真を撮る! 宿の宣伝なのに、宿ではなくモデルを主役に、広告展開する!!


彼女の仕掛けは、ゲスト目線の「こんな宿に泊まる私って、カッコいい!」の、提供なのです。彼女のビジネスのベースは、「ここはいい宿ですよ」の“発信”ではなく、「私はここを選ぶ人間よ!」の“受信”です。これは、相当なセンスが必要とされるタスクですが、この女性、龍崎翔子さんには、確実にそのセンスが備わっていると感じます。マジで、ただ者じゃない。うぅ〜〜・・・ん、惚れたっっ(経営者として)!!



以下にこう書くと結局、自分を良く言いたかったみたくなるので気持ちが悪いのですが(笑)、我が宿YAWP! backpackersにもいちおう「どう見られるか」の、意識があります。例えば、宿のリビングで一番目立つ大きな椅子、イームズの赤いラウンジチェア。これはオリジナル(再販ではない)のビンテージで、メチャクチャ高価な買い物でしたが、僕は「集客のための広報写真には、興味の惹きとなるもの、クリックの動機となるもの、すなわちインパクトが必要だ!」という狙いがありましたので、その役割を託す形で、あえて購入いたしました。ジョージ・ネルソンのランプテーブルなんかも、そうです。


もちろんその写真は、素人がスマホや安いデジカメで撮ったものではなく、ほとんどはちゃんとプロの方に撮っていただいております。全く特徴のない地味な内装やベッド等を、明らかに素人(なんなら、宿主が自ら)が写真に撮り、それらを大量に載せている(似たような写真だらけな)宿も多くありますが、僕的には「You、わかってないっすね・・」という気持ちです。



プロのお仕事



僕のそれが成功しているかどうかはなんとも言えませんが、「写真を見て一番coolだと思ったから、ここを選んだ」と言ってくれるゲストはそれなりにおりますので、この戦略は間違いではなかった、と自負しております。というか魅力的な宿ほど、ホームページやブッキングサイトに載せている写真も、ちゃんとしています。紹介文やキャッチコピーにも、センスがあります。

集客に成功している宿は、宿そのものが魅力的であるのはもちろんながら、その魅力をいかに新規ゲストに届かせるか、にも確実に長けているということです。そして、さらにはこの龍崎翔子さんのホテルのように、「泊まることがゲスト自身のステータスになる」領域に達することができれば、このビジネスでは大成功といえます。



もちろんウチもまだまだですし、その域に達している宿は、日本全国でも、ほんの一握りですけどね(僕が捉える限りは)。その代表格である、Nui. Hostel Bar Loungeの創設メンバーのようなカリスマに憧れ、成功を夢見て、この業界への参入を志す若者は多いようですが。


ウチには過去に、「Nui.さんのような宿を作りたいんです!」と言う開業志望者が、たくさん来ました。「じゃあ俺じゃなく、Nui.に相談に行きなよ」・・と、僕は毎回喉まで出かかって結局、誰にも言いませんでしたが(笑)。

憧れるのは、彼らのビジネスの姿勢や、仕掛けのセンスだけにしてほしいですね。Nui.さんの、外面だけを似せた、パクリのような宿は日本中に大量発生しています。龍崎さんも、こうしてメディアに取り上げられることで、今後はますます「私もこんな風になりたぁ〜い!」というワナビーの対象にされることでしょう。



成功者の後追いをしている時点で、そんなワナビーな彼らには、センスがありません。つまり、そのマインドでは、憧れの者々のようにはなれないのだ、というパラドックスに早く気付いて欲しいですね。



たまや〜