2018年12月3日月曜日

三種ハイブリッドの者々に、辟易している!





宿は本日から、九日間のお休みをいただいております〜・・・が、大きな予定は特にありません。友人と飲んで、麻雀して、映画を観て、あとは毎日ダラダラします。ヒマに飽きまくったら、今年も“独り遊園地”を敢行するかもしれません(笑)。



まずは、月初めのいつものやつです!


【YAWP!来泊ゲスト国籍 トップ10(2015年4月〜:計2575)】

 ①アメリカ     412
名(+14)
 ②日本       376 (+10) 
 ③イギリス     251 (+1)
 ④オーストラリア  221 (+5)
 カナダ      210 (+3)
 ドイツ      130 (+9)
 ⑦フランス      89 (+4)
 ⑧タイ        73
 ⑨台湾        67 (+1)
 ⑩韓国        60 (+2)


【新規ゲスト数(泊数:日数平均:稼働率(キャパ))月別まとめ】

2015】
4月:22( 81:3.68:22%(12))
5月:28(132:4.71:35%(12)
6月:11( 60:5.45:17%(12)
7月:65(205:3.15:59%(12)
8月:98(312:3.18:93%(12)
9月:79(278:3.52:93%(10)
10月:91(253:2.78:94%(10)
11月:74(227:3.07:84%(10)
12月:84(229:2.73:82%(10)
【2016】
1月:59(198:3.36:73%(10)
2月:55(194:3.53:78%(10)
3月:72(242:3.36:83%(10)
4月:83(275:3.31:85%(12)
5月:100(278:2.78:80%(12)
6月:26( 72:2.77:60%(10)
7月:45(139:3.09:61%(12)
8月:81(247:3.05:66%(12)
9月:64(215:3.36:90%(10))
10月:56(152:2.71:61%(10)) 
11月:42(112:2.67:45%(10)
12月:68(191:2.81:68%(10)
【2017
1月:50(190:3.80:79%(10)
2月:22( 81:3.68:58%(10)
3月:55(151:2.75:97%(12))
4月:75(238:3.17:79%(12)
5月:61(185:3.03:57%(12)
6月:19(126:6.63:84%(10)
7月:54(186:3.44:55%(12)
8月:66(234:3.55:75%(12)
9月:39(149:3.82:54%(12)
10月:67(230:3.43:74%(12)
11月:50(151:3.02:52%(12)
12月:52(167:3.21:57%(12)
【2018
1月:41(132:3.22:46%(12)
2月:42(129:3.07:45%(12)   
3月:58(143:2.47:60%(12))
4月:73(240:3.29:80%(12)
5月:74(270:3.65:73%(12)
6月:39(122:3.13:73%(12)
7月:51(189:3.71:79%(12)
8月:78(295:3.78:95%(12)
9月:68(206:3.03:78%(12)
10月:63(222:3.52:69%(12)
11月:75(200:2.67:67%(12)
          
計:2575(8323:3.23:69%※)

※稼働率のみ、直前一年間の平均

名目実績(泊数:日数平均:稼働率)234:3.12:78%



先月は、1泊の滞在のゲストがメチャ多かったです。新規75名の内、25名が1泊で。よって、滞在日数の平均も久しぶりに3を割りました。なので、いつも以上に忙しかった印象です。まぁ、いいんですけれど。

ただ、超トラブルメーカーなゲストが、過去に例を見ないレベルで多発していました。キックアウトを検討したゲストは、思い出すだけで5人もいます。実際にはキックしませんでしたが、僕はストレスが溜まりまくりで。僕は三年半の歴で、その検討をしたのはおそらく20人位で、割合的には130人に1人程度なわけですが。今月はなんと、15人に1人! まぁ、いぃ・・・いや、これは全然よくないッッ(笑)!!

ノーショウと直前キャンセルが大量発生、来てくれたゲストも自分勝手な迷惑者だらけ。長くやっていれば、こんなとことんツイていない月もあるよなぁと、開き直るしかないです。11月は、例年では集客にかなり苦戦しておりましたが、今年はギリ&ジャストで200泊を越えましたので、その点はよかったです。日本人のゲストさんは素晴らしい方ばかりだったので、彼らと接することで癒されましたよ(笑)! ありがとうございました!!



さてさて。

前回の記事が、けっこう刺激的な内容だったからか、いつも以上にいろいろな友人や業界関係者から、メッセージをいただきました。反作用もあるかなと思っていたのですが、みなさん好意的で。「よくぞ言ってくれた!」「誰かが言うのを待ってた!」といった、強めの応援もかなり来ました。

ただし、ワイドショー的な興味といいますか、「あそこの宿のことでしょ?」といった探りも、けっこう受けました(笑)。僕のあの書き方だと、まぁ、そうなりますよね。なので今回はまずは、その点を素直にクリアにします。といいつつ、業界人には分かるレベルまでに止めて、オブラートにはまだ包みますが。


倉敷の宿、浅草橋の宿、金沢の宿・・・は、みなさんの推測の通り、僕の“理想のゲストハウス像”からは大きく離れておりますので、記事を書きながら僕の頭の中に浮かんでいたのは事実です。彼らを順にザックリと言ってしまえば、“交流を押し付けたがり”、“地域貢献したがり”、“向上心アピールしたがり”です。しかし不思議と、それぞれで際立っているだけで、彼らは1本軸のイメージです。倉敷の彼は、地域貢献も大好きですけどね(笑)。

彼らは、それぞれ賛否は別れる(僕もそうでしょうね)ものの、業界歴が長く、有名な方々です。みなさん成功していますし、僕にはリスペクトの気持ちもあります。特に金沢の彼の向上心アピールは、会社の経営者としてのものが主ですし、実際に有能なのは間違いないので、意識が“高い系”ではなく“本当に高い”印象です。なので、僕が前回書いた「ここ1〜2年の間に」の対象は、彼らだったわけではなく、彼らの存在が記事を書くきっかけになったわけでもありません。


実は最近、この三点:“交流を押し付けたがり”・“地域貢献したがり”・“向上心アピールしたがり”を見事に混ぜ合わせた、スーパーハイブリッドな者々が、この業界に、まるでサイバイマンのようにボコボコと湧き出ているのです。特に際立つのが、福岡の宿の青年と、宮崎の宿の女性ですね。彼らはゲストハウスのオーナーではなく、箱を任せられた雇われさんのようですが。

彼らが毎日欠かさずに書いているブログやtwitterで、息を吐くように延々と繰り返されるキラキラ・アピールを読んでいると、「この業界が、こういう者たちに浸食されたらヤバいな・・・」と思ってしまいます。彼らは、典型例として辞書に載せたいくらいに、まさに“ザ・意識高い系!”な印象です。


会ったことがないくせに、僕がソウルメイト(笑)だと勝手に思っている館山ウィールズゲストハウスのヤシロさんが先日、twitterで

ゲストハウス界隈、
地域おこし・田舎暮らし・開業準備中・ブランディング・場づくり・交流・繋がる・起業・クラウドファンディング・暮らすように旅する・多拠点生活・・・
そろそろ「オンラインサロン」とか言い出すヤツいるんじゃねーの?ってハナクソほじりながらネットを見ている。


と書いていて、僕は今年一番かもしれないくらいに、大爆笑しました。前述の、ハイブリッドな彼らの発信は、これらのワードはもちろんながら、ひたすらに「学び」「出会い」「感謝」「成長」「縁」「絆」「信頼関係」「コミュニティ」「チャレンジ」・・・といったキラキラの羅列でして。それはさながら、黒魔術の呪文のようで、読んでいると気が狂いそうになりますよ!!

僕は「こういう“意識高い系”の若者が、この業界に引き寄せられる傾向が強いのは、前述の三つの宿のオーナーをはじめとする、カリスマたち(笑)が撒いた、歪んだ種から育った芽のようなものだ」という印象です。はっきり言います。「キモチが悪いから、マジで勘弁してよ!!!」



僕は、2008年から09年にかけて、世界を一周しています。あれからもう、10年です・・。旅先では、いろいろな者に出会いました。今でも繋がっている日本人の旅仲間は、30人ほどでしょうか。定期的に会っているのは、10人に満たないでしょうが。

そんな僕の旅仲間たちには、分かりやすい傾向がありました。それは「ただ、旅を楽しんでいる」です。一方で僕には、旅先で出会ったけれど関わるのが苦痛すぎて距離を置いた者々もいます。彼らを一言でいうと、「旅に意味を求める」です。


そんな彼らと僕との間で、けっこう頻発した“噛み合ない会話”の典型例をここに書くと、

僕「あそこの屋台で食った飯、旨かったぜ〜」
A「・・タクロウさんって、何のために旅をしているんですか?」
僕「へ?」
A「毎日ダラダラしているだけじゃないですか。旅に出た目的って、何だったんですか?」
僕「んぁ? 目的なんてないよ」
A「えぇ? それじゃあ、意味がないじゃないですか」
僕「は?」
A「意味のある旅をして、人として成長しなきゃですよ!」
僕「・・・・」
A「窮屈な日本では得られない〜」
僕「あのさぁ、旅って、意味がないからこそ楽しいんだわ。自分探しを押し付けんなよ」


そして彼らの多くが「毎日、満員電車に揺られる人生なんて、まっぴらゴメンだ!」とか「行動を起こさない奴が多すぎる!」とか、日本で地に足をつけて必死に働く方々を、ナチュラルにバカにします(本人にその自覚はないのでしょうが)。そんな彼らは、自身が旅をしていることを“スゴいこと”だと捉えており、その経験を得ることで他者よりも上位に立てる、と考えています。

前回の記事と似たような指摘になりますが、このような“自分探しの傾向”は、日本人の一部の旅人にしかない特徴です。僕は日本人宿よりも外国人だらけの宿に泊まることの方が多いので、旅先で仲良くなって行動を共にした外国人バックパッカーはたくさんいますが、彼らから「Youの旅に、意味はあるかい?」なんて聞かれたことは、一度としてありません。あったら、僕はギャグとして捉え、間違いなく大笑いしていますよ。


10年前、世界を放浪していた際に、僕は自身のことを“堕落者”だと思っていました。何も生み出さず、ただうまい飯を食べ、面白い場所に行き、気持ちよくのんびりして、愉快な人たちと話していただけですからね。旅での成長なんて、する気は全くなかったですし、実際に全くしていません。むしろ、よりダメダメ人間になったと思いますよ(笑)。

世界を一周したことに対して、「スゴい!」という反応をされることにも、強い違和感を覚えます。いやいや、僕はただ遊んでいただけで、あなたの方がよっぽどスゴいですよ、と。旅なんて、ロックみたいなもんで、人から褒められたりしたら、むしろ情けないと思いますけどねぇ。「お前、一年以上も世界をブラブラしてたの? 愚かだな〜!!」と笑われるくらいの方が、僕は心地がいいですね。


僕が旅に出た目的を、キモチ悪いけどあえて探して一つだけ挙げるとしたら、それは「笑い話になるネタが欲しかったから」です。なので、旅先では同じように「あの国でこんなヒドい目にあった」とか、「あの街で乗ったバスで、ウンコ漏らしちゃった」とか、「自転車旅(チャリダー)をやめてロバ旅(ロバー)に切り替えたのに、ロバが草ばっか食って全然走ってくれない」とか、そんなバカ話の共有が出来る者々とばかり仲良くなりましたし、今でも仲がいいです。


前述のハイブリッドな若者たちも、どうやらバックパッカーだと自負しており、海外旅の経験は豊富なようです。しかし、これはあくまでも推測ですが、彼らのようなタイプは間違いなく、「旅に意味を求める系」でしょう。

彼らは、
自己評価と社会からの評価の乖離にコンプレックスを抱え、
「オレは他の連中とは違う!」とモラトリアムを拗らせ、
弾き出されるような形で海外に救いを求め、
「旅ってスゴい!旅をしているオレってスゴい!!」となり、
しかし日本ではやはり誰からも認められず、苦しんだ末に見つけた、
その自意識を満足させてくれる環境、逃げ場のようなオアシスが、
ゲストハウスだったのでしょう。
そして、今日もせっせとキラキラを発信し続けるのでしょう。


「オレの経験値は、誰よりも勝る。旅は遊びじゃない、成長、学びだ。世間からの、旅人に対する偏見をなくしたい」

・・・ハァ・・面倒くせぇな・・・・・



僕はそんな彼らに向けて、クドいけれども改めて言います。


ゲストハウスって、そういうもんじゃないから!!




2018年11月26日月曜日

【ゲストハウス原理主義】を、ここに宣言する!!





急にガツンと寒くなりましたね〜。しばらくヌルい気候が続き、心地よかったのですが。揚子江気団さんには、今年はけっこう長く粘っていただき、ありがたく思います。


さてさて。

前回の記事を読んだ友人からメールで、「配色のノウハウ詳細を教えてオクレ〜」と言われたので、今回はそれについてをダラダラと書いていたのですが。しかし前回の記事は、閲覧数が全然伸びていない(笑)ので、キャッチーな内容でないことは明白でして。別に僕はインテリアのプロでもないし、なんだか、急に気が変わってしまいました。僕には明確なメソッドがありますので、興味がある方は、直接聞いてくださいです〜。



というわけで早速、話は変わり。


今年はあと一ヵ月強で終わりですが、先日、ちょっと前倒し気味でなんとなく振り返ってしまいまして。

そしてそれを一言でまとめると、今年の僕は、ゲストハウスの“純度”についてを、これまで以上に意識した一年であったと言えます。


僕は3月の時点で、このブログに
「ゲストハウスとは何ぞや?」を、この際はっきりさせる!!
という記事を書いています。そこでは僕は、ゲストハウスを、

・宿主が個人、もしくは夫婦で経営している。
・宿主が直接の接客をする。スタッフはゼロor少数で、掃除のヘルパーさん等。
・キャパは小さい。大半が10〜30ベッド。
・たいていで、ドミトリーと個室は両方共にある(ウチはドミのみ)。
・宿に及ぶ宿主の影響がかなり濃い。内装や雰囲気等、どこも個性的。
・交流が盛んで、ゲスト同士、ゲストと宿主との、距離が近い(もちろん、ゲストが全然おらず、交流がほとんど生まれない日もある)。
・交流は、しなくてもいい。宿主の基本スタンスは放置、but求めがあれば最大限サポートなので、ゲストは自由に過ごせる。
・ゲストからは宿ごとに好き嫌いが分かれると思われる。ハマった場合には、第二の我が家のような感覚で、リピーターになる。
・ただ普通の一軒家の大部屋に二段ベッドを並べただけ、という残念なところも多い。

と定義しました(思いっきりコピペで、すみません)。


もちろん僕のこの、ゲストハウスの定義は、今年になって確立したわけでも、したくなったわけでもありません。YAWP! の設立の時点で、というか起業を決意した時点で、僕の考えるゲストハウス像は、このようにはっきりしていたのです。ではなぜ今年になって、僕がそんな発信をわざわざするようになったのかといいますと。


それは、この1〜2年の間に、

僕にとってゲストハウスとは認められない宿、そしてそのオーナーたちが、業界についての発信を積極的にしているから

ですね。単純に言うと「いやいや、ゲストハウスって、そういうもんじゃないから!」という、僕の心の中にあるモヤモヤが、そろそろ限界を越えて抑えきれなくなったということです。


例えば、地域貢献。なんだか当たり前のように「開業します」→「まちとゲストを結びつけ、地域の発展を目指します」がセットになっている者が、この業界にはなぜか多すぎます。いやいや、ゲストハウスって、そういうもんじゃないから。なんなんですか、そのキラキラした使命感は? ちなみに僕は、YAWP! のオープン直後の時点ですでに、
金儲け、する気なし。地域貢献、する気なし。
という記事を書いています。

例えば、交流。もちろん、交流はゲストハウスの大きな魅力の一つですよ。しかしそれは、マストではない。「さぁ皆さん、交流しましょう!」という圧のある宿はけっこう多く存在しますが、いやいや、ゲストハウスって、そういうもんじゃないから。交流を期待するゲストがいるのは間違いありませんので、宿がオープンな雰囲気を演出するのは自然のことですが、そこに圧があるのはおかしい。なんならむしろ、「ウチは交流が全くない静かな宿ですが、ゲストハウスです」という所があったっていい。

例えば、ターゲット。あえて作為的に言い切ってやりますが、ゲストハウスの本来のターゲットとは、貧乏旅のバックパッカーや、ライダーやチャリダーなはずです。しかし、ビジネス客を対象に、「ゲストハウスに泊まり、出勤するってクールでしょ?」といった集客アピールをするところが、特に最近、増えています。いやいや、ゲストハウスって、そういうもんじゃないから。もちろん僕は、ビジネス客もwelcomeしていますよ。しかし、彼らにはあくまで「ここは旅人のための宿だが、あえて泊まる」というスタンス&理解でいて欲しい。仮にYAWPの毎日が、日本人のサラリーマンやノマドワーカーだらけになったとしたら、僕は「ゲストハウスとしては、ウチはもう終わったな・・・」と思うことでしょう。



僕のゲストハウスの定義は、もちろんあくまで、僕の主観です。前述のリンクの〈〜何ぞや?〉の記事にも書きましたが、これに他者を巻き込もうとか、議論をしようとか、そんなつもりは全くありません。ただ、僕のマインドをここではっきりさせているだけです。僕は僕の、理想とするゲストハウスの追求を、今後も頑なに貫きますよ、と。

これは、当然ながら、僕の実体験に基づいています。世界を放浪旅し、世界中でゲストハウス(&ホステル)に泊まり、そこで得たものです。もちろん、世界でもゲストハウスのキャラクターは千差万別ですから、「こういうものだ!」という鮮明な定義は、存在しておりません。

ただ、少なくとも、僕が泊まった世界の100軒以上の宿で、地域を僕にアピールして来たところなんて一つもないのです。「これは、この街で作られたワインです。試飲をどうぞ。気に入ったら買ってね」なんてシチュエーションの経験は、一度もない。ましてや、例えばワインの製造とか、手作りマトリョーシカ(笑)とか、そんな文化体験イベントへの参加を宿から提案されたことも、確実にない。

交流を押し付けて来た宿も、一つとしてありません。それはどこの宿でも、自然発生でした。宿の指示で名札を付けて自己紹介とか・・・あったら、超絶キモいので間違いなく覚えているはずです。

宿で、スーツ姿の人を見たこと・・・はあったかもしれませんが、覚えていない位に、ほぼ皆無です。ゲストはみ〜んな、旅人です。1泊の者も、ほとんどいません。それなりに長期の滞在で、ダラダラしています。仕事の話なんて、全くしません。会話のメインは、うまい飯と、面白い場所と文化、あとは風俗関係です(笑)。



畳み掛けるようにあえて言い切りますが、要は、“地域貢献”や“交流”がどうのこうのと、わざわざ訴えて来るのは、日本のゲストハウスだけの特徴なのです。なんなの、この変な独自性? なんなの、この面倒臭さ?

その原因が何なのかを別に追求する気はないのですが、簡単に言うとまぁ、いわゆる意識高い系の連中の、承認欲求でしょうね。“貢献”とか“繋がり”とかは、彼らが大好きな典型的なキラキラ・ワードです。彼らはとにかく、人の役に立ち、それで褒められたいのでしょう(笑)。僕にはその要素は全くありませんが、まぁ、そういう人が多くいるというのは、理解ができます。



僕の理想のゲストハウス像は、実際に僕が泊まり、居心地がメチャよくて大好きになった世界中の宿々の経験がベースにあります。その傾向を、例を含めつつ挙げると、

・宿主がいい意味で、がんばっていない。リビングで昼寝していたりする(笑)。
・とにかく自由。ルールやモラルの範囲内で、何をやってもいい。
・ビジネス臭が全くしない。宿主が会計を忘れちゃったりするくらい(笑)。
・とにかくフラット。人種、国籍、年齢、宗教、等々がいっさい関係ない。
・何も強制されない。各々で話したければ話し、食べたければ食べ、寝たければ寝る。
・リビングで寝間着姿でも、全然OK。なんならパンツ一丁でもいい。
・出会いや別れは、あっさりスッキリ。超仲良くなったアイツが、翌朝には消えている。


・・・という、そんなところです。そしてもう一つ、【毎日顔を合わせる、魅力的な宿主がいる】ことが重要です。すると宿の名前は忘れるのに、宿主の名前の方を覚えていたりしまして(笑)。旅人同士で「へぇ、Youもヨルダン行ったことあるんだ。アリさんの宿?」なんていう会話が発生するのが、すなわち良宿の証。確実に僕の理想とする、ゲストハウスです。ヌシがおもしろい宿には、おもしろいゲストが集いますしね。


一方で、意識高い系の宿オーナーたちは「ゲストの目線に立って〜」的なキラキラ発信をすることも多いので、重ねて言い切りますが。仮に僕が彼らの宿のゲスト(もちろん、スタイルは放浪旅バックパッカー)になったと想定しての、僕の思いはというと、、、

地域やら交流やらの圧を受ける→「マジでウザい!」

積極的なおもてなしをされる→「余計なお世話だって。放っておいてくれよ!」

顧客満足度? ゲストとの信頼関係?→ 「そんなことばかりをクドクドと考えている面倒くさいところになんか、泊まりたいとは全く思わねぇ〜」

なわけです! 僕のようなタイプが“訪日観光客”のマジョリティだとは決して思いませんが、僕は僕で、“バックパッカー客”としての目線に立って、僕の宿スタイルを確立させているんですよ!!



僕は旅をする際には、宿泊先のゲストハウスには、ただただ、

世界中の旅人が集い、
自由で居心地がよく、
宿主が魅力的

・・・の、三要素のみを、期待します。そして、すなわちこれが、僕が追求する純度100%なゲストハウス像の、根幹でもあるわけです。これ以外の要素は、全て余計。無駄に濁らせるだけなので、いっさいやる気は無し。魅力的・・・はファジーすぎるので、僕が心がけているのは「常に愉快でいること」ですけどね。



これを読む、噛み合わない価値観が確定している(笑)一部の同業者からは理解を得なくても全然かまいませんが、放浪旅バックパッカーの方々にだけは、共感していただけるととてもありがたいですね。以前、違う宿でスタッフとして働く方(元バックパッカー)がウチに泊まりに来て、「日本にはなんだかズレているところが多いけれど、YAWPさんは、まさにゲストハウスですね!」と言われたことがありまして。あれは、嬉しかったなぁ。


というわけで、この、もはや何でもアリになっている日本のゲストハウス業界で、僕は自分の経験をベースにした、“海外の”“ユルい”安宿の文化を踏襲し、放浪・長期旅のバックパッカーをメインターゲットにしたビジネスしかするつもりはない、ということです。そして、ズレのあるゲストハウス(?)主の、ズレのある“意識高い”アピールに対しては、「いや、そういうのじゃないから」の反逆活動を、今後もやって行こうというわけです。


ここにそれを、僕のゲストハウス原理主義宣言、とさせていただきます。




2018年11月15日木曜日

“配色”は超重要。絶対に妥協しない!





ここ数日は冬の到来を感じさせる寒さでしたが、今日は小春日和で、気持ちがいいですね!!


・・・しかしその快適さとはうらはらに、宿では休みからの再開後はずっと、直前キャンセルorノーショウが大量発生中! 3月以来の、大ハズレ月です。調べたら、7人が直前(前日or当日)のキャンセルで、6人がノーショウ。たったの六日間の間に、13人ものゲストに穴を空けられてしまい、さらに彼らの内の8人は、5泊以上の長期予約。その結果、フルの予定だったのになんと、4人しかいない日まで発生!! 経営的に、マジで大ダメージですよ、コンチキショォォォーーーー!!!

また今月は、休む前の三日間にも、再開してから今日までも、なんだかトラブルが多いです。その内の一件は、メチャクチャやってくれた上に、注意したらウソと誇張だらけの報復レビューまでよこして来たので、今回のこの記事でバッサリと糾弾してやろうかと思いましたが。まぁ、他のトラブルも含めたまとめレポートを、いずれまた書くことにします(笑)。

夏の頃は比較的、平和だったんですけどねぇ。というか、去年も夏は平和で、10月末くらいからトラブル多発でしたっけ。僕の感覚だと、毎年のように3〜4月と10〜11月がそういうカオス時期なんですが、これって何でなのでしょうね・・・? 観光学部のゼミ大学生なんかは、ゲストハウス起業の動機といった、ありふれたくだらない研究ではなく、こういうディープなのを掘り下げて欲しいなぁ。「訪日外国人観光客の質や傾向と、気候環境との関連性」とかいって(笑)。




さてさて。話は変わり。

前回、前々回と、攻撃的な記事が続きましたので、今回はヌルく行きます。僕の性格の悪さをさらけ出し、わざわざ敵を作りまくるのは、我ながらアホな行為だなぁ〜と思いますし。スッキリはしますけどね(笑)。


僕は、YAWP! を開業してからの三年半は、良くも悪くも、一切の改善も改悪もしておりません。もちろん、例えば僕の働きっぷり(二年目からワンオペを確立した)や、細かなルール(15〜18時をシエスタ休みとし、その代わりチェックインは24時まで)の変更などは、それなりにあります。料金も、【2泊したら3泊目が無料】キャンペーンを二年目のローシーズンから開始し、それを今では、特別ではなくレギュラーのサービスのように乱用してしまっておりますが(笑)。「それって実質的には値下げだろ」と言われれば否定はしませんが、1or2泊の場合にはずっと同じ料金ですし、とにかく僕は【通常料金:2400円】を、変更したことは一度もありません。


というわけで、僕はYAWPの経営ポリシーを、我ながら「ブレずにやっている!」と自負しておりまして。ウチの大きな戦略的アドバンテージであろう、飲食物が無料であるとか、チェックアウトリミットが事実上存在しないとか、僕とゲストが毎日のように飲んだり遊んだりするスタイルとか、そのあたりはオープン当初からの、初志貫徹です。これらは言うならば、ウチのアイデンティティだと捉えておりますし、変えようか検討したことすら一度もないので、今後も確実にブレることはないでしょう。


そしてもう一つ、YAWPではブレずに続けていたことがあります。それは、“2階のリビングに、エアコンがない”ことです(3階のベッドルームには、あります)。

もちろん僕は、オープン前の時点で意図的にこれを決定しておりまして、「予算が足りなかった」とか、そういう情けない理由によるものではありません。そしてその意図とは、「エアコンから出る、あの独特のモァっとした空気が嫌い」「ちょっと暑いくらいのナチュラルな空間で、団扇をパタパタさせながらノンビリする感じが、旅っぽくて好き」というものです。

しかしウチのリビングにはエアコンはないものの、配管用の穴は壁に空いており、アース付きのコンセントも設置済みです。YAWPに来て、気付いた方もそれなりにいると思いますが。エアコンがないのに、穴だけある・・これを、不思議に思った方がいるかもしれませんね。

部屋と穴とコンセントと


先ほど述べた意図は、あくまでも“僕の好み”の問題で、実はこだわりというわけでもないのです。「これがウチのポリシーだ!」と確定しているのであれば、リフォーム工事の時点で僕は、穴やコンセントの設置を依頼していません。では、なぜ三年半も頑なにエアコンを設置しないのか。それは、、、

いわゆる典型的な、白いエアコンだけは絶対に嫌だ

からです!!!!


「ゲストの滞在の快適さ・・よりも、“色”が大事なのかい!」 と誰かにツッコまれちゃうかもしれませんが(笑)。はい、僕にとってはこれは、超重要なんですよ!! 宿の全てにおいて、配色のバランスには、僕は絶対に妥協しません!!!

リフォームの際にも、僕が建築士さんに一番“物申した”のは、実は色についてです。それも、「ここは赤、ここはオレンジ」といったざっくりとした注文ではなく、同じ赤でも微妙に違うサンプルを大量に作っていただき、全て確認し、そこから選んでいます(超・面倒くさかったと思います、すみませんでした)。レイアウトの案なんかは常に建築士さんと相談し、どちらかというと彼の意見に従うケースが多かったのですが、色に関してはほぼ全てを、僕の独断で決定しております。

僕はいちおう、元・絵描きですからね(笑)。絵で、お金を貰っていましたからね。ファッションも、色合わせ重視のスタイルですし。手前味噌ですが、僕は色彩センスに関しては、確固たる自信があるのです。強烈な、こだわりがあるのです。

他の宿に対しても、泊まったり予約サイトで見たりする際には、実は僕は配色のセンスが気になります(笑)。ホテルやホステルはクール&モダンな方向性ばかりで、全体的につまらないのですが、ゲストハウスは個性的なところが多いですから、その面でも「いいね!」と思うことがよくあります。特に東京ひかりゲストハウスさんが、さすがは元・美術教師のオーナーらしく、素晴らしいなぁ〜と思います。


というわけで、“色”に妥協する気が全くない僕だからこその理由:〈白はウチのリビングには絶対に合わない!〉によって、僕はこれまでずっとエアコンを設置しなかったわけです。エアコンがないとはいえ、その代わりにサーキュレーターや電気ヒーターは大量に用意しましたので、この三年半の間に「暑い!」「寒い!」の苦情は、それほど発生しておりませんよ。ベッドルームに行けば涼しく、暖かいですしね。



・・・そして、実を言いますと。

つっ・・ついに、現れたんですよ! “色”の面で僕が納得のいく、エアコンの新商品が。それは、ダイキンが発売した「risora」シリーズです。色だけでなく、サイズが極小でハイスペックなのも、素晴らしい。





こちらは発売が3月の末でしたが、存在を知った時点で僕はビビビッ!と来まして、家電量販店に行き実物を見て納得し、購入を決意していたのです。問題は価格の面だけで(さすがにエアコン1台に50万近くは出せません)。ネット検索等で「エアコン購入のベストな時期」の研究をし、10月末頃、という結論に達しまして。


というわけで実は、この4月〜10月は、僕はずっとこのエアコンの“値下がり待ち”状態だったのです! 購入資金も、とっくにキープしておりました。特に、酷暑だったこの夏にウチに滞在していただいたゲストの皆さんには、僕は内心では「もうすぐ買うけど、今はまだ高いから我慢してくだされ・・」だったわけで。どうもすみませんでした!!


・・で、予定通りに先月末に購入し、先週の休みの期間中に工事が入り、ついに「オラが宿のリビングにも、やっとエアコンが付いただぁ!」になったわけです。う〜ん、感慨深い。テカテカしていないマットな墨色で、色彩もサイズも、大満足・・・。






ありがとう、ダイキンさん!!



というわけでYAWP! backpackersでは、今後はリビングも快適な温度空間になります! 僕の好みには反します(笑)が、これでゲストが喜んでくれれば、僕も嬉しいです!!


エアコンについての僕のこだわりは、あくまでも“色”だったということです。今後も、何かを新しく設置する際には、“色”に納得しない限りは、僕は絶対に購入しません。


それは

僕の宿は、僕の作品でもあるからです!!!





2018年11月4日日曜日

「批判=嫉妬心」で、論破した気になるバカ。





僕は今日から8日まで、五日間のお休みをいただいております。一ヵ月前にも休んだばかりですけどね(笑)。まぁ、のんびりと。むしろもっと、たくさん休まなきゃです!



ではでは、まずは、月初めのいつものやつです!


【YAWP!来泊ゲスト国籍 トップ10(2015年4月〜:計2500)】

 ①アメリカ     398
名(+10)
 ②日本       366 (+14) 
 ③イギリス     250 (+1)
 ④オーストラリア  216 (+2)
 カナダ      207 (+8)
 ドイツ      121 (+8)
 ⑦フランス      85 (+3)
 ⑧タイ        73
 ⑨台湾        66
 ⑩韓国        58


【新規ゲスト数(泊数:日数平均:稼働率(キャパ))月別まとめ】

2015】
4月:22( 81:3.68:22%(12))
5月:28(132:4.71:35%(12)
6月:11( 60:5.45:17%(12)
7月:65(205:3.15:59%(12)
8月:98(312:3.18:93%(12)
9月:79(278:3.52:93%(10)
10月:91(253:2.78:94%(10)
11月:74(227:3.07:84%(10)
12月:84(229:2.73:82%(10)
【2016】
1月:59(198:3.36:73%(10)
2月:55(194:3.53:78%(10)
3月:72(242:3.36:83%(10)
4月:83(275:3.31:85%(12)
5月:100(278:2.78:80%(12)
6月:26( 72:2.77:60%(10)
7月:45(139:3.09:61%(12)
8月:81(247:3.05:66%(12)
9月:64(215:3.36:90%(10))
10月:56(152:2.71:61%(10)) 
11月:42(112:2.67:45%(10)
12月:68(191:2.81:68%(10)
【2017
1月:50(190:3.80:79%(10)
2月:22( 81:3.68:58%(10)
3月:55(151:2.75:97%(12))
4月:75(238:3.17:79%(12)
5月:61(185:3.03:57%(12)
6月:19(126:6.63:84%(10)
7月:54(186:3.44:55%(12)
8月:66(234:3.55:75%(12)
9月:39(149:3.82:54%(12)
10月:67(230:3.43:74%(12)
11月:50(151:3.02:52%(12)
12月:52(167:3.21:57%(12)
【2018
1月:41(132:3.22:46%(12)
2月:42(129:3.07:45%(12)   
3月:58(143:2.47:60%(12))
4月:73(240:3.29:80%(12)
5月:74(270:3.65:73%(12)
6月:39(122:3.13:73%(12)
7月:51(189:3.71:79%(12)
8月:78(295:3.78:95%(12)
9月:68(206:3.03:78%(12)
10月:63(222:3.52:69%(12)
          
計:2500(8123:3.25:67%※)

※稼働率のみ、直前一年間の平均



おっとキリよく、来泊者総数が2500人ですねぇ。閉宿までに、1万人に達したらいいなぁと思いますが、ペース的には無理そうです・・・(笑)。


前回に書いた、大口予約のノーショウの影響が大で、先月は結局、実質稼働は70%を下回りました(涙)。名目の実績は、泊数275:平均泊4.37:稼働85%、でした。

久しぶりに前年比でマイナスの稼働率だったのは残念ですが、これはまぁ、去年の10月がたまたま良すぎただけ、ともいえます。今月の予約は、すでにたくさんいただいておりまして、昨年の52%よりは大幅に改善できそうなので、好調は維持したままです。




さてさて、話は変わりまして。


先日、フラリと本屋さんに行き、テキトウに立ち読みをしていたところ、一冊の本が目に止まりました。堀江貴文氏、西野亮廣氏、共著の「バカとつき合うな」です。

僕は、堀江氏のことはけっこう好きですし、西野氏はどちらでもない感じですが、少なくとも二人のことを「頭がよく、すこぶる行動力のある人」という認識でいます。僕は、本は基本的には小説しか読みませんが、この本はチョロっと読んでみてなんだか惹かれたので、買ってしまいました。たまにはこういう下世話(いい意味で)なタレント本も、いいもんですね。1時間で読み終わっちゃいましたけど・・・。


僕は、彼らの訴える「こういう奴は、バカ」には、ほとんどが「分かる・分かる!」で、ずっとニヤニヤしながら読んでしまいました。特に、“善意の暴走バカ”は、僕としても最も嫌いなタイプなので、溜飲が下がる思いになりました。あの連中は、本当に救いようがない上に、厄介です・・・。

彼らが並べた“バカな奴”に共通する傾向は、“考えていない人”。さらに具体的に言うと、“多角的思考ができない人”だと思います。本でも、善意の暴走バカの一例として、“風の強い日に倒れた、大量の自転車を立て直すオバさん”をあげていましたが、これなんか本当に典型的な“多角的思考でない”人。西野氏の言う通り、「風が収まってからやらないと、また倒れて自転車にさらに傷がつくじゃん」と、気付いてほしいんですけどね。しかし、それを指摘すると「私は皆のためにやっているのに!」と怒り出す。こういう人って、ほんと迷惑ですよね。


ちなみに僕には、この本に記載がなかったバカ=“多角的思考ができない”人で、さらに嫌いなタイプがいます。それは、自分の価値観と他人の価値観を、同化させてしまう人です。その中でも、僕が最も「こりゃ話にならん」となってしまうのは、“それは嫉妬だ!”の反論ロジックでやっつけた気になってしまう人です。


僕は、ジャニーズのタレントが全体的に嫌いです。彼らがメインで出演するテレビ番組は、つまらないので全く見ません。あんなに長期に渡り放送していたスマスマですら、チャンネルを合わせたことは一度もありませんでした。僕が直接、見たり話したりしたことのある有名どころのジャニーズメンバーは五人ほどおりますが、その全員に対して「性格、わるっ!!」と思いましたし(特にKの同じ名字のDの片方は、衝撃的なクズ野郎でした・・)。“大きな力で守られてる感”も、気持ちが悪いですし(笑)。

しかし以前、とある知り合いと飲んだ際にその話題になったことがあるのですが、彼は「君ねぇ、それは嫉妬心から来るものだよ、フフフ」というロジック展開に。僕は「ハァ? 何だコイツ」となり、トーク熱がすっかり冷めました。

他にも以前、とある人がブログにて、クラウドファンディングについてを熱く賞賛している記事を読みまして。曰く「これを批判する者は、成功者の人望に嫉妬しているだけ!」とのこと。

世の万人は、誰しもが“イケメン”や“モテる”人間に対して、羨望の思いを抱くのですか? 誰しもが“人望”を希求しているのですか? 人望が厚い=人として位が高い、なのですか?


赤色を好む者が「青は嫌い」と言ったとして、「それはお前の、青の美しさへの嫉妬心だ」とか反論している人がいたら、笑っちゃいませんか? “イケメン”でも“高収入”でも“友達が多い”でも“有名”でもなんでもいいですが、「誰しもがそうなりたがっている」と決めつける連中って、何なのでしょう? 批判意見=嫉妬心、と結びつけたがる者は、多角的な思考力がゼロ。討論のセンス、全く無しです。少なくとも、僕はそう評します。


ちなみに僕が嫉妬する対象は、あくまでも“頭のいい人”です。 さらに絞ると“才能がある、頭のいい人”です。どんなにイケメンでも、金持ちでも、頭が悪い者に対しては全く魅力を感じません。僕にとっては、〈頭がいい≒カッコいい〉です。言わなくてもわかると思いますが、僕の“頭がいい”の定義は、=勉強が出来る、では全くないですよ。

僕が憧れる“頭のいい”人間をあえて一人挙げるとすれば、それは桑田佳祐です。サザンの曲が好きですし、彼のセンスやポジショニング、無理して生きていない感を、僕は尊敬しております。インタビュー記事等を読んでも、いつも感服します。まぁ、僕はミュージシャンになりたいわけではないので、リアルに憧れる対象は、“その頭の良さで、さっさと成功を収め、あっさりと競争の舞台から降り、自由&気ままに脱力で生きている人”ですけどね。2ちゃんねるの、ひろゆき氏なんかが、イメージに近いでしょうか。

しかし木村拓哉に憧れたことは人生で一度もなく、むしろ全てにおいてダサいと思っているくらいなので、仮に神様が「キムタクにならせてあげようか?」と提案して来たとしても、僕は100%全力で断ります。羨望の対象が、人それぞれだなんて、当然のことでしょう? それを理解できない人がいるというのが、不思議です・・・。


僕は批判も賞賛も、自分の思うがままに好き放題にしておりますが、嫉妬心から批判をしてしまうという傾向は、全くありません。僕が批判をする対象は、シンプルにド直球で嫌っている相手のみです。このブログでは特に、開業セミナーやコンサルの連中をディスっておりますが(笑)。かといって、「嫌いなものは嫌い!」で完全シャットアウトなわけではなく、生産的でロジカルな反対意見ならば、大歓迎ですけどね。



前述の本は、とても楽しく読ませていただきましたが、最終的には「そんな俺たちもバカ」的な着地点に収束するのが、なんだか残念でしたね。さんざん「こういう奴は、バカ」と言いたい放題なのに、最後に保険を打つなよぉ〜、と。全員FWにして総攻撃、なんならGKすら攻め上がって欲しいくらいなのに、ちゃっかりDFを残していやがった! 炎上上等で、上から目線の一方的な攻めこそが、二人の大きな魅力なのに(笑)! なんで、優しい感じにまとめるかなぁ。


というわけで、僕は保険は一切無しで、この本に並んだバカのリストに、

「批判をするのは、嫉妬心があるから」で、論破した気になっているバカ

を、追加したいと思います。


・・・それは、お前のことだ!!

(前回と同じような締めw)






2018年10月27日土曜日

僕は、安田純平氏を尊敬する。




先日、久しぶりに大口予約ゲストの、ノーショウが発生しました。細かいノーショウは相変わらず頻発していますが、人数×泊数で20を越える予約の迷惑度&ダメージといったら、ハンパないです。怒りを通り越して、ただただ、呆れます・・・。


しかし最近の僕には、このさらに上を行く、“呆れまくり”が。それはシリアで三年四ヵ月に渡り拘束されていた戦場ジャーナリストの安田純平さんが、ついに開放され、無事に帰国の途についたニュースにまつわることです。


世間(ネット上)では、なぜか彼に対するバッシングが嵐のように吹き荒れ、「謝罪しろ!」「自己責任だ!!」などと言いたい放題。命の危機に直面し、なんとか無事に生き延びた者に対して芽生える感情は、なによりもまずは「助かってよかった!」ではないのですか? そもそも安田氏は謝罪コメントを出していますし、さらには「私に何が起きても、すべては自己責任」だと、シリアに渡航する時点から訴えており。身代金の要求には応えないでほしい、とまで発信していたのですよ。

謝罪した者に「謝罪しろ!」、自己責任だととっくに認めている者に「お前の自己責任だからな!」・・・なんなんですかこの、“噛み合っていない”感じは? バッシングしている連中のその感覚は、僕には100万%理解できない。


テレビ朝日の番組で、解説員の玉川徹氏が、こういった連中に対して異を唱え、「むしろ英雄として迎えるべきだ!」との論を展開していましたが、僕は彼の意見に賛同です。英雄とは言わないまでも、僕は安田氏に対して、尊敬の念を強く抱きます。

しかし玉川氏のこの意見に対しても、ネット上では批判の嵐でクソミソに。見たところ、彼の意見に賛同しているのは、30人に1人位でしょうか。比率にして、3%か・・・。


まぁ、これはあくまでネット上でのバッシングなので、世間一般の感覚と完全に合致しているとは思いませんけどね。それにしても、なんなのこれ? この偏り、皆で一人の人間を一斉に叩く異様な光景。しかも相手が、つい先日まで死の危機に瀕していた“弱っている者”。日本人のこの、さらに痛めつける感じ・・正直、キモチが悪すぎるんですけど・・・。


幸い、僕の周辺にはそんな者はいない(僕の知る限り)ので、直接会ってこの件でケンカした、なんてことはないのでよかったのですが。また、ここ数日間は、僕はウチのゲスト達とも何度かこの話題になりましたが(実は旅行中のゲストもけっこう、日本のニュースをチェックしているのですよ)、僕と話した全員が、
「助かってよかったね」「果敢に戦地に出向く安田氏は、素晴らしいジャーナリストだ」
という意見でしたよ。彼が過去にも何度か拘束されている、というのを知ったゲストからは、さすがに「愚かだ」的な意見が出るかな・・と思いきや、それにすら「スゴい人だ! なんという勇気だ!!」と絶賛で。

これにより僕が理解したのは、外国人ゲストたちは根本的に、ジャーナリストをリスペクトしているということ。ジャーナリストが支配組織に対し、ペンや写真で戦う姿勢は崇高であり、賞賛されるべきという意識だということ。これは、間違いありません。あなた(このブログの読者さん)の周りにも、もし外国人の友人知人がいたら、この件に対する意見を聞いてみてくださいな。



ここからはさらに、政治的な話になりますが。


僕は世界を一周した際に、シリアにも二週間ほど滞在しましたので、いちおう現地を知っています。もちろん、内戦が起きる前の、比較的平和な時期の訪問ですが。シリアという国の素晴らしさ、シリア人の優しさ、純粋さを、実体験で知っています。なので安田氏の、現地に飛び込んだ思いは、僕なりに共感します。“いてもたってもいられない”感、と言いますか。

かなり大胆なことをあえて書きますが、僕は「世界にはテロリストなんて存在していない」という考えです。権力を握る側が、自身にとって都合の悪い相手に対し「あいつはテロリスト」と一方的に設定しているだけのことだ、という意味です。僕は、世間でテロリストだとされている組織(IS等)のことを、肯定や賛同をしているわけでは全くありませんよ。


「それでも僕は帰る」という、2015年公開の映画があります。何年か前の話ですが、この映画の上映会&トークショーが都内で企画されており、僕はそれに参加しました。この映画は、シリア内戦において反政府軍のリーダーだった19歳の青年、バセットに密着したドキュメンタリーなのですが、トークショーの最後に、観客からの質問コーナー的な時間がありまして。



そこで僕は、大きく失望しました。おそらく5人ほどだったか・・の質問者は、映画を見た上で、総じて皆がバセット=ヒーロー、反政府軍=正義、政府軍=悪、というような印象を確定済みの上での、質問内容だったのです。

シリア政府(アサド)はロシア政府(プーチン)と大の仲良しですからね。一方で、反政府軍を支援しているのはアメリカで。僕らはフラットな目線で世界の情報を手に入れている、と勘違いしている者が日本には多いようですが、僕らがニュース等で知られる世界は、あくまで“アメリカ・サイド”に偏ったものですよ。

この映画を見て、反政府軍=正義だとあっさりと刷り込まれてしまった人は、すさまじく愚かです。シリア政府、ないしはロシア政府、さらにはロシア・サイドの国々からすれば、この反政府軍こそが、=テロリストですよ。彼らからすれば、シリア政府=正義なわけです。ニュースでも、そのように偏らせて報じていますよ。


この例で理解していただきたいのですが、“テロリスト”の定義なんてものは、完全に“見方による”のです。毎日ジャイアンに虐められるのび太が、ある時ドラえもんに頼んで仕返しをする。すると今度はジャイアンが「のび太は俺に攻撃して来た! テロリストだ!」と決めつけ、さらに虐める。もしかしたらジャイアンは、ドラえもんと裏で繋がっていて、仕返しをあえて受け入れてそれを今後の虐めの根拠にするつもりなのかもしれない。もしくは、実はジャイアンとのび太が結託していて、ドラえもんに道具(金)を使わせて双方で利益を得ようという魂胆なのかもしれない。

そんな“テロリスト設定”に、定義なんてないでしょう? 正義も悪もないでしょう?

それが、戦争というものです。


そもそも、シリアの反政府軍はISと密接な関係ですし、するとISはアメリカとも繋がってしまうわけで。圧倒的に世界最強のアメリカ軍が、一介のテロ組織?であるISを、なぜ4年も5年も放置し続けるんですかね? 潰そうと思えば容易いだろうに、攻撃をしたことすらない。シリアで過去に何度か、IS(&反政府軍)に対しての空爆を決行したのは、ロシア軍ですよ。アメリカではありません。この内戦におけるアメリカ軍の攻撃対象は、常にシリア政府軍です。

そして、ISの長期に渡るテロ活動?の、資金や武器を援助し続けているのは、どこのどいつですか? なぜ、ISも反政府軍も、構成員のほとんどが外国人なのですか? なぜ、安田さん開放の情報提供元が、カタールだったのですか? ・・・そんなこんなで、ISが、単なる凶悪な虐殺&戦闘集団ではないことは、ちょっと考えればわかることです。そこには、世界の歪みのような、複雑に入り組んだ根の深い“何か”があるのです。



しかし僕は、陰謀論めいたことをここで語りたいわけではありません。真実は、僕にも全くわかりません。しかし、僕は知りたい。誰が企み、誰が利用し、誰が支配しているのか。現地で本当は何が起きているのか、現地の人々がどれだけ苦しみ、どれだけ悲しんでいるのか、を。いきなりの答えは無理だとしても、せめて、そのヒントを知りたい。

戦場ジャーナリストたちは、僕にそれを伝えてくれる。伝えるために、命を懸けて戦ってくれている。その時点で、僕は彼らに対しては尊敬と感謝の念しか抱きません。僕にはそんな勇気はなく、確実にできないことですので。そして彼らの存在こそが、欺瞞と洗脳で密封されたこの世界から、僕らが抜け出すための風穴となるわけです。



僕は、世論には迎合しません。賛同者がたったの3%でも、無問題。これによって僕が嫌われてウチに来る日本人ゲストが著しく減ったとしても、全然かまわない(笑)。

“世界で起きていること”に関心がなく、テロリスト=悪、テロリストがいる=危険、そんな地域に何度も突撃するジャーナリスト=愚か者・・・という表面的な視点、先入観から脱却できない者々が、今回の件で安田さんをバッシングしているのでしょう。安田さんの、はるか昔の政府批判の発言をわざわざ引っ張り出してきて、「批判していたくせに、政府に助けられるバカ」だと???


・・・バカは、お前らだ。



僕が愛する国シリアの、平和の実現を祈ります




2018年10月20日土曜日

いかにして選ばれるか・・を考察する!!




夏の勢いそのままに、10月もメッチャ混んでいます〜!

今日現在、そしてこの先も27日頃までは、名目の稼働は95%を越えそうです。しかし28日以降の予約が、毎日5人前後をさまよう感じのスカスカっぷりでして。よって10月の全体では名目85%、実質で70%ほどに落ち着くのではないかと思います。



さてさて、まずはちょっとした業務連絡なのですが、
YAWP! backpackersはオープンから三年半が経ち、いまさら(笑)ですが

【レンタル自転車サービス】を開始します。

実は僕は、8月末に長年愛用していた自転車を盗まれ、怒り狂った勢いで「どうせなら次のやつは、カッコよくてディスプレイも兼ねるのにしてやれ!」と決めたのです。そして、費やしたのはたったの一週間ほどでしたが、“すこぶるカッコいい”のを発見して超ラッキー。それはアメリカの老舗自転車メーカー、Schwinn(シュウィン)が一昔前にリリースした、アンティークのチョッパータイプのものでして。


すこぶるカッコいいだしょ!


かなり目立つので、高砂界隈に住むこのブログの読者の中には、僕がこれに乗って街を走る姿を見た人が、それなりにいると思います。行きつけの定食屋さんなんかでも、店員さんからこの自転車の話題を振られましたし(笑)。

僕が宿にいる間は、この自転車は宿の一階に分かりやすくドッカリと鎮座しておりますので、ゲストからもよく、これについてを聞かれます。そして、けっこうな数のゲストから「乗って街を走ってみたいニャ」というリクエストを受けまして。その都度「スマンけど、これは俺の個人用なのよ〜」という返しをしていまして。


・・・というわけで、「乗りたいゲストがそんなにいるのならば!」となり、実は僕はこの一ヵ月の間、同じ自転車を地道に探し求めていたのです! そして、ついに見つけた!! 僕のよりも遥かに状態のいい・・・というか新品!! アンティークものなのに、まさかの新品!!! かなり値は張りましたが、どうせ僕の物欲は枯れているし貯金ばかり増えてもしょうがないしで、思い切って購入!!! 言うならば、内部留保からの設備投資です(笑)!!!!


二台目は赤! カッコいいだしょ!!


もちろん投資分は取り返したいと思いますし、あんまり好き勝手に使われたくないというのもあり、レンタルは無料ではなく(すみません)、 半日:500円、一日:800円ということにします。週に一人が半日借りるとして、月に2000円とザックリ計算。それだと元を取るまでに三年以上かかりますが、まぁいいでしょう(笑)!! ゲストの皆さん、このチョッパー自転車で東京の下町を疾走し、目立ちまくっちゃってくださいな!!!


うっとり♡




さて、話題はガラリと変わりまして。

今月頭に、僕は韓国に出かけたわけですが、今回は短期旅だったので、事前に宿の予約をネットで済ませました。僕は、世界一周した頃の記憶のリバイバルで、普段は“事前予約、一切なし”の旅を演出するのですが。今回は、特別です。


利用ブッキングサイトは、見やすいのでhostelworldにしましたが(オーナー目線では最悪のサイトですが、ゲスト目線では良サイトですね笑)、その際、僕はまず地図で範囲を絞り、次に値段のMAXを設定しさらに絞り。そこで残った5宿は、評価がすべて80を越えていたので「点数はどうでもいいや」となり、レビューの文章も一切読まず。あとは写真をチョロチョロッと開いて、一番居心地がよさそうな宿に決めました。

そこでふと、「ゲストってこの手順は、どうしてるんだろ?」との興味がわきまして。たまたまその日に僕は、ウチに滞在していたゲスト10人と大勢で飲みに行きましたので、その際に皆に聞いてみまして。

その結果が、下の表です。まずは僕が勝手に項目を五つ(値段・立地・評価点・レビュー内容・写真)とし、その中で宿の選択の判断に使う材料三つを、重要な順に選択してもらっています。

評価点とは個別ではなく全体評価点のことで、これは立地や値段の採点も含まれる数字なので少々被っておりますが、簡単に言うと“評価の点数で絞り込み検索をするかどうか”です。レビュー内容とは、過去ゲストによって書かれた“レビューの文章を読み、参考にするかどうか”です。総合ポイントとは、1位:3点・2位:2点・3位:1点とした、統計です(自己満足なこだわりですが笑)。





これ、すごく面白い結果が現れていまして。表の一番右端の項目、“ブッキングサイト”のAは“Airbnb”、Eは“expedia”、Hは“hostelworld”なのですが、なんとAirbnbからの予約ゲストは全員が、値段・立地・写真・・の三つを選択したのです!!

Airbnbは、ゲストとホストの双方の評価システムですから、基本的にはお互いにポジティブなことしか書きませんし、悪い点数を付けることも付けられることも稀です。なので、どこの宿でもいいことしか書かれていない→そんなのは判断材料にはならない、となるのでしょう。思いっきりシンプルな方程式で、容易に納得できます。

一方で、expediaからのゲストの多くは、評価点を気にしていますし、レビューもきっちり読んだ上で、ウチを選んでくれています。これまた僕の推測では、expediaやbooking.com(ウチは未登録)では、掲載されている宿の数が膨大なので、絞り込み機能をフル活用するゲストが多く、よって評価点も判断材料になるのでしょう。ウチは、今のところexpediaでの点数がメチャ高い(ありがとうございます!)ので、彼らにはウチを選んでいただけたのだということで。


これを簡単にまとめると、ウチがゲストからブッキングサイトで選ばれる際の判断材料は、

全体   :①値段     ②レビュー内容 ③写真
Airbnb :①値段     ②写真     ③立地
Expedia :①レビュー内容 ②値段     ③写真

だったということです。


これはあくまで(立地があまりよくない(・・と評価されがちな、))“ウチだから”の話ですし、たった10人のゲストに聞いただけの、蚊の鳴くような統計ですが(笑)。そしてこれはもしかしたら、業界人を相手には黙っていた方がいいことなのですが(笑)。


「写真を見てクールだと思ったから」というゲストが想像以上(10人中7人!)に多かったことは、僕はすごく嬉しく思います。そして「東京の中心地ではないことに、逆に魅力を感じたから」と言われたのは、それ以上に超・嬉しかったりもします。しかし一方で、「値段が安かったから」でウチを選んだゲストは10人中9人もいて、正直これにはなんとも言えない気持ちになります・・・。そして実は僕は、「レビューに凄く良く書かれていたから」というゲストに対しても、別にプレッシャーとかでは全くないのですが、なんというか、モヤモヤしてしまいます。


個人的には、先日の僕もそうだったように、評価点やレビュー内容なんて全く気にせずに宿を選んでくれるゲストが増えると、よりハッピーなのです。もちろん、いい評価やレビューをいただくことは、すごく嬉しいですよ。しかし宿オーナーをやっていてつくづく思うのは、評価なんてもんは完全にミズモノで。最高&完璧な接客対応をした!と自信があったゲストからなぜか悪い評価をいただくこともあれば、ちょっと失敗したかな・・なんて思っていたゲストから100点満点&絶賛の評価をもらったりもします。

また、こちらから選べない以上は、ゲストの質も完全に運次第です。ついている時期には、ひたすらに良ゲストの連鎖でサイコーですが、悪い時期には、トラブルメーカーばかりで畳み掛けるようにカオスが発生します。それに連なり、迷惑ゲストが大量発生の時期には、トラブル多発で当然、評価も下がる。そんなのを気にしながら、宿業なんてやっていられない。


この業界に限らず、レストランの食べログなんかもそうですが、他人が下したレビュー評価を気にするのは、もうやめにしませんか? サイトに代金を払って点数をムリヤリに上げたり、サクラに絶賛レビューの寄稿を依頼したりと、フェイクだらけのチートな世界ですよ。そんなのに振り回されるのって、バカバカしくないですか? これは“評価される側”である、サービス業に従事している者々の多くに共通する思いだと、僕は考えるのですが。

その点でも、悪意やチートが発生しづらく、いい意味で“他者”に振り回されないゲストが多いAirbnbが、僕としてはやはりベストですね。いい加減に、他のサイトも双方評価制を採用してくれないかなぁ。客側が一方的に好き勝手に書けるシステムなんて、もう古いって! こんなことを書くと、評価やレビューを見てウチを選んでくれた方々に、悪いのですが(笑)。



ブッキングサイトに大量に掲載されている宿々の中から、自身の宿が選ばれるための策は、サイトごとに違います。もちろん値段の面が、あらゆるサイトで最重要なのは間違いありませんが。


頭を使って、戦略的に行きまっしょい!!!



後ろ姿にも、うっとり♡




2018年10月11日木曜日

実は、個人的に応援している宿がある!!





僕にしては珍しく、ショートスパンでの更新です。まぁ、たまには。ランダム感があった方がおもしろいですし。



少し前、6〜7月の夏休みの間に飲んだ友人の一人から、僕はこんなことを言われました。「お前って最近、“業界がヤバいよ”系の記事を書いてなくない?」と。

これは、その通りです。それも、たまたまではなく、意図的にです。その理由はいろいろありますが、まずは僕自身のマインドとして、


〈3月末からは繁忙期なので、経営に対する逼迫感がない〉

からですね。僕はド正直ですから、この半年は「ヤバいよ!」と熱を込めて書きたくなるような心境には、全然ならなかったのです。6月にAirbnbが闇民泊を一斉に追放し、その恩恵で潤ったおかげ、というのも、もちろんあります。しかし僕は、昨年まではそんなハイシーズンにも、たまに「ヤバいよ」発信をしていましたっけね。そもそも、この発信はウチが厳しい、というのが主意ではなく、業界全体への分析から来るものでしたので、ウチの経営状況とはあまり関係がありません。


あとは

〈宿が増え過ぎてしまい、分析するのが面倒くさい〉

・・というのが、確実にあります。今は都内で、250軒くらいでしょうか? それすらもはや、ちゃんとは数えていません。お客目線でブッキングサイトを開くことも、最近はほとんどなくなりました。見ているだけで疲れますので・・・。


しかしやはり、なんといっても一番の要因は、

〈4月のアベマTVの番組を見て、「あぁ、俺がどれだけ必死に発信したところで、世間には全く届かねぇんだな〜」と、一気に冷めた〉

ですね。件の番組についてをご存じない方は、このブログの過去の二つの記事(期待をした自分が、バカだったアベマTVの番組についてを、ここに清算する)を、ご参照ください。

実際に、あの番組の放送以降は、僕は「ヤバいよ!」発信を一度もしておりません。ウチの経営は別に問題なくやっていけているし、業界全体とか、他の宿のこととかは、もうどうでもいいかなぁと。開業したい者は勝手にすればいいし、勝手に現実にブチ当たり、勝手に行き詰まって勝手に廃業すればいい。そんな、陰湿なヤサグレ方をしたわけです(笑)。



しかし僕には、変わらず密かに、続けていることがありまして。それは、全国の、すでにゲストハウスを経営している方、そして、これからゲストハウスを経営したいと夢見る方、それらの方々のブログを読むことです。


僕が定期的に開いているのは、全部で10を越えます。不定期で開くものを含めれば、20〜30くらいは読んでいるでしょうか。もちろん、新規の開拓もたまにします。


そこで最近、僕が断トツで注目しているブログがありまして。それは、館山ウィールズゲストハウスさんのブログ、

【意識低いゲストハウスオーナーの業務日報】

です。


いやはや、メチャおもしろい! 9月以降は何があったのか、更新の頻度がすさまじいことになっており。僕は今や、毎日の朝に出勤してメール&新規予約チェックを終えて、まず最初に開くのがこのブログになっています。

ブログの主、ヤシロさんは、ユル〜い経営スタンスはもちろん、ドリーマーな開業志望者に対する苦言や、クラウドファンディングに対する否定的なスタンスなどを見る限り、確実に僕と感覚が近い。ブッキングサイトに媚びない感じも、とてもいい。まぁ、それは実際に読んでいただければわかるので、興味のある方は、上記リンクを開いてみてください。



実は僕は、先の秋休みに、終盤の数日くらいはどこかに行こうかな〜と思い立ち、最初に思い浮かんだのは、館山に一泊旅行してこちらのゲストハウスに泊まることでした。結局、悪くない価格の飛行機チケットを発見し、僕は韓国に向かいましたが。けっこう本気で、検討したんですよ。

韓国ではネット環境におらずでしたから、僕は日本に帰って来てPCを開き、またいつものようにヤシロさんのブログを読んだわけですが・・・え? 来年1月で、宿を閉めるって!!???

大ショーーーーック!! まだまだ、頑張って欲しい!!! ブログも、ずっと続けて欲しいのに!!! いきなりの「辞めます」・・・そりゃないって!!!


・・・というわけで、今回のこの記事は、実は彼に対するメッセージなのです。応援しているから、辞めないでオクレ!! 経営はいつか、軌道に乗りますって(根拠の無い、極めて無責任な発言ですが)!!!

・・しかし、直近の更新によると、今後は“閉業までを綴るブログ”にするとの宣言が・・・。オゥ、それはそれで、面白そうだな。強く惹かれる・・・。


先ほど「勝手に廃業すればいい」とかヤサグレたくせに、分かりやすく矛盾しておりますけどね(笑)。僕はバカなドリーマーたちに対してそう思うだけで、ヤシロさんは堅実で頭がいいので、その範疇では確実に無いです。しかし、そんな彼ですら経営が成り立たない、というこの業界の現実!


僕が「業界がヤバいよ」を発信しなくなってから半年を越えますが、その間も館山ウィールズゲストハウスさんに限らず、たくさんの宿の廃業や身売りの情報が入って来ています。その中には、すこぶる評判が良く人気とされていた宿もあり、驚かされることが多いです。

一方で、開業志望者たちのブログを読むと、なんだか「以前よりもさらにアホが増えたなぁ」と思います(失礼を承知で)。自己資金ゼロ、クラファンで1000万を募る、、そんな奴ばっかり(笑)。

はっきり言いまして、今さら「ゲストハウスをやりたい!」となっている“後追い組”の多くは、そもそもからしてズレています。そしてそんな彼らだからこそ、業界の現状分析は全くしておらず、税制や融資等の知識も全くなく。彼らは僕のこのブログにも、辿り着いていないことでしょう(ゲストハウス経営がらみでネット検索すれば、このブログは必ず1ページ目でヒットしますが)。


僕は今後もしばらくは「ヤバいよ」発信はしないでしょうが、言わないだけでずっとヤバいんですよ〜、この業界(笑)。



なんかワイワイやってた




2018年10月7日日曜日

僕は旅を“したい”のではなく、“するべき”なのだ!




秋休み終了!!

・・・で、再開したら初日にいきなり京成線が完全ストップ(塩害停電!)で、ハチャメチャでしたよ!! まぁ、僕は待っていただけで、実際にエライ目にあったのはゲストたちなわけですが。京成電鉄の職員さん、お疲れさまでした!!!




ではでは、まずは、月初めのいつものやつです!



【YAWP!来泊ゲスト国籍 トップ10(2015年4月〜:計2437)】

 ①アメリカ     388
名(+11)
 ②日本       352 (+14) 
 ③イギリス     249 (+1)
 ④オーストラリア  214 (+1)
 カナダ      199 (+6)
 ドイツ      113 (+4)
 ⑦フランス      82 (+7)
 ⑧タイ        73 (+1)
 ⑨台湾        66 (+2)
 ⑩韓国        58 (+3)


【新規ゲスト数(泊数:日数平均:稼働率(キャパ))月別まとめ】

2015】
4月:22( 81:3.68:22%(12))
5月:28(132:4.71:35%(12)
6月:11( 60:5.45:17%(12)
7月:65(205:3.15:59%(12)
8月:98(312:3.18:93%(12)
9月:79(278:3.52:93%(10)
10月:91(253:2.78:94%(10)
11月:74(227:3.07:84%(10)
12月:84(229:2.73:82%(10)
【2016】
1月:59(198:3.36:73%(10)
2月:55(194:3.53:78%(10)
3月:72(242:3.36:83%(10)
4月:83(275:3.31:85%(12)
5月:100(278:2.78:80%(12)
6月:26( 72:2.77:60%(10)
7月:45(139:3.09:61%(12)
8月:81(247:3.05:66%(12)
9月:64(215:3.36:90%(10))
10月:56(152:2.71:61%(10)) 
11月:42(112:2.67:45%(10)
12月:68(191:2.81:68%(10)
【2017
1月:50(190:3.80:79%(10)
2月:22( 81:3.68:58%(10)
3月:55(151:2.75:97%(12))
4月:75(238:3.17:79%(12)
5月:61(185:3.03:57%(12)
6月:19(126:6.63:84%(10)
7月:54(186:3.44:55%(12)
8月:66(234:3.55:75%(12)
9月:39(149:3.82:54%(12)
10月:67(230:3.43:74%(12)
11月:50(151:3.02:52%(12)
12月:52(167:3.21:57%(12)
【2018
1月:41(132:3.22:46%(12)
2月:42(129:3.07:45%(12)   
3月:58(143:2.47:60%(12))
4月:73(240:3.29:80%(12)
5月:74(270:3.65:73%(12)
6月:39(122:3.13:73%(12)
7月:51(189:3.71:79%(12)
8月:78(295:3.78:95%(12)
9月:68(206:3.03:78%(12)
          
計:2437(7901:3.24:68%※)

※稼働率のみ、直前一年間の平均



名目の泊数は257、稼働は97%でした。これは8月の95%を上回り、単純な混みっぷりとしては8月以上だった、ということになります。とはいえ、長期泊のゲストが多かったため、「ぐわっ! 忙しいぜ !!」というわけでもなく、とてもよかったです(上記の平均泊数がそんなに高くないのは、休暇前の最終日に9人もの一泊ゲストのインがあったためです。それを除くと、この数字は3.34、名目で4.20に跳ね上がります)。皆さま、どうもありがとうございます。




さてさて、今回は休み明けのいつもの“何をしていたか”報告ですが・・・。最初の一週間強はひたすら家でダラダラし、残りの四日間に韓国に行っただけでして。

なので、話題は必然的に韓国旅になるわけですが。実は正直に言いまして僕は、韓国でもダラダラを継続しちゃったんですよ(笑)。結局、釜山からは一歩も出ず。さすがに最低でも一日一度は外出しましたけどね(旅人用語で、ワンディ・ワンスィングと言います)。なのでこれといって、語れるほどの思い出は無し・・・。


そんな、無意味で非生産的な短期旅でしたが、それでも僕は確実に、行ってよかった!のですよ。直前に訪韓を決めたので、飛行機のチケット代もそれなりにしましたし、韓国の物価は日本と同等なので、節約的なことが達成できたわけでもないのですが。むしろ、旅のメシくらいは豪勢に行こうじゃないかモードに入ってしまいまして、けっこう散財しちゃいました(アワビ、うまかった!)。


こんな短期旅は10年以上しておらず(僕の普段の旅はミニマムでニ週間です)の状態で、今回、一年半ぶりに海外に出て、僕の中で「長期にしろ短期にしろ、とにかくそれなりの頻度で、なんなら年に数回は、旅に出るべきだ!」というのが鮮明になったんですよ。「したい!」ではなく「するべきだ!」なのです。

どういうことかと言いますと、今回の旅は思い出作りがゼロだった一方で、いい意味で中途半端に、旅人スイッチ完全on状態ではなく、ゲストハウス・オーナーのマインドが残ったままだったんですよね。なので今回、自分がゲストの立場になって海外のゲストハウスに泊まり、ゲストハウスオーナーとしていろいろと、考えることが多くあったということです。


例えば、飛行機の到着が遅れて宿に報告済みのチェックイン予定時刻に間に合わなくなりそうになり、かなり急いで向かった際には、「遅れて来るゲストってメチャ多いけど、これはしかたないよなぁ。もっとおおらかにならなきゃだ・・・」と、しみじみ思いましたし。

空港での両替はレートがかなりヒドかったので街ですることに決め、宿での最初の支払いをカードでした際には、「チェックインが現金のみって、そりゃ不便だよな。ウチもカード決済を採用するべきかなぁ」と思いましたし。

宿での滞在中には「このやり方は理にかなっているな」とか「これはいいサービスだな」というのがいくつかあり(詳細はあえて書きませんが笑)、勉強&参考になりましたし。

その一方で、「これはダメだなぁ」「気が利いていないねぇ」「ここをこうすればゲストにもっと喜ばれるだろうに」というのもそれなりに発見し。もちろん、余計なお世話なのでスタッフさんには何も言いませんでしたが。

(出来事がないので、例えにもエッジが全く効いてないですね・・)



という感じで僕は、旅を満喫していたどころか、むしろそんなことばかりを考えていた三泊四日だったわけです。そして、この作業というか、この“一旦立ち止まり、外側から改めて見て体験して考え直す”行為は、確実に大切なことだなぁ〜というのに達したわけです。これは別にたいしたことではないのですが、なんだかその効用を大きく確認できた旅だったのです。


まぁ、そんなもっともらしいロジックで、「旅費はきっちり経費で落としちゃいますよ!」という税金対策の根拠にしようという思惑もありますが(笑)。ええ、もちろん去年のタイ旅の費用も、経費にしちゃいましたよ〜。




ちなみに、僕が泊まった釜山の繁華街にある宿は、たまたまなのかもしれませんがメッチャ空いており、8人ドミの同部屋は僕ともう一人だけでした。なんとなく国籍不明なアジアンの青年だったのですが、僕は完全にだらけモードで英語を話すのもおっくうな気分でしたし、話しかけようかやや迷ったんですよ。しかし、彼のバックパックを見て「あ、これは気が合うタイプの旅慣れさんだな!」と確信しまして。そして話しかけ、仲良くなりまして。

彼のバックパックは、簡単に言うと“とても小さかった”のです。しかし、彼の醸し出す雰囲気は、長旅をしていますよ〜風でして。


荷物を見て人間性を推し量るというのは、おかしな話のようですが、これってけっこう当たると思うんですよね。逆に言うと、どデカいスーツケースを何個も引きずりながら旅しているような人とは、僕は気が合わない確率が高い(笑)! ウチの宿で、過去にウェルカムした2000人以上のゲストたちで統計をとったと仮定しても、これはかなり当てはまると思います。


この、「荷物はとにかく少なく、小さく軽く!」「もし足らない物があっても、現地で買えばいいしどうってことない」の価値観。その逆の、「荷物は大きくなってもいい。念のため全部を持って行く!」「旅先で何かあって困りたくないし!」の価値観。このギャップって、その人のキャラクターのかなり根っこの部分から来ているような気がするのですよ。


極力小さいバックパックで長旅をする者には、「ユルい」「ポジティブ」「いい加減」「フレキシブル」「基本、やる気無し」といった要素が内用されていると思うわけです。事前の計画なんて全く立てないけれど、フットワークは超軽く、気の向くままにテキトウにブラブラする。眠くなったら寝て、起きたくなったら起きる。こういう人とは、僕はやはり気が合います。


実は昨日から、一人のご年配のアジア人女性ゲストがウチに滞在しておりまして。年配の方は国籍を問わず、そしてアジア人女性は年齢を問わず、ほとんどが“どデカいスーツケース”での来泊なのですが。彼女はなんと、まるで近所のスーパーにでも行くような、一つのトートバッグのみ!! それで、三週間の日本一人旅とのこと!!!

それを知った瞬間に僕は、「このオバちゃんゲスト、絶対に面白い!」と確信いたしまして。そして実際に話してみると、経験豊富でとても魅力的、サイコーに気持ちのいい“まさにバックパッカー!”な方でした(トートバッグですが・・)。


もちろん僕は、全てのゲストを分け隔てなくウェルカムしておりますけどね。しかし特に、“小さいバッグで長旅”のゲストが到着すると、僕はなんだか期待するといいますか、“仲良くなれそう!”の熱がついつい上がってしまうのだ、という話です。












2018年9月22日土曜日

六ヵ月働いて、六ヵ月休む・・が理想!!




今月は、名目の稼働が8月と同様に95%といったところで、メチャ混んでおりますが、例の“三日目は無料”キャンペーン(ただし金・土・祝前が三日目の場合を除く)を月頭からずっと開催しておりましたので、売上げはそこそこです。実質稼働は、75%くらいでしょうか。


なぜか最近は、おかしな出来事が多発しております。4泊のゲストが午後にチェックインして、その後、僕が昼休みを終えて帰って来たら、消えていたり。僕はただイン対応してベッドを作っただけですから、不満を持たれるような要素はないはずで。メールで「何かあったのでしょうか?」と尋ねても、返事は無し・・。まぁ、代金は受け取り済みでしたし、バッドレビューをいただいたわけでもないので、問題はないのですが。

また、ウチを完全に“ホテル”と勘違いしている、ご年配のゲストがいたり(これは、ごくたまにあります)。「個室じゃないって? どういうこと!?」「アメニティは?」とか、とことんズレまくりで。彼女らは着いた当初から文句ばかりだったので、このギャップは埋め難く、話し合いの末、納得の上で出て行ってもらうことになりました。

他にも、深夜の3時頃から7時頃まで、30分おきに海外の同じ番号から電話がかかって来たり(嫌がらせかっっ!)。 僕は、深夜の電話は完全スルーすると決めておりますし、電話対応は10〜24時のみと全サイトに書いており、それを無視するようなゲストはどうせ迷惑者なので、意地でも出ませんでしたよ(笑)!!



さてさて、話は変わり。僕は明日23日から10月4日までを、早めの秋休みとさせていただきます。その内、10月1〜4日の四日間は、久しぶりに韓国に行って来ます。別に、目的は何もないのですが。どこでもいいし短くてもいいから、なんとなく独りでフラリと海外に行きたい気分でして。2008、2013と、ここのところの訪韓が五年周期になっていたので、サクッとまぁ韓国でいいかな〜と。プルコギ食べたいな。

そんでもって僕は、今後の予定を改めて練ったのですが、今年は12月にも十日間ほど休んじゃおうと思います。「100日以上は休まないようにする!」と宣言して今年をスタートしたのに、このままだと最終的には80日前後になりそうでしてね。「オゥ、今年の俺、働き過ぎちゃってるぜ〜!」と反省しまして。なので、もっとちゃんと休もうかと思います(笑)。


というか先日、僕の収入についてをこのブログで公表したことで、改めて僕は未来設計をする気分になっちゃいまして。将来、どんなペースで働くのがベストかな、と。


借金を完済さえすれば、ウチの毎月の支出は10万円ほど。さらに宿を閉めて光熱費をかからなくすれば、税金等だけになるので5万円にも満たなくなります。

なので、年間でざっと90万円は、宿の維持のためのマスト経費。そこに僕の個人的な生活費が年に200万。年に一度は長期旅に出たいので、それに20万。さらに年100万位は老後へ向けての貯金をしようじゃないかということで、90+200+20+100=410万。よって年間では、僕は410万円もあれば充分。僕には副収入で年におよそ180万が入りますから、410万−180万=230万。

ウチは客単価(一人:一泊)がおよそ2300円ですから、230万円は年間で1000泊。ハイシーズンには、これまでの実績通りに行けば月平均200泊は入るはずですので、1000÷200=5。

これは何の計算かと言うと、ウチは借金完済後には、ハイシーズンの五ヵ月のみの経営でも充分にやっていけるじゃないかYo!ということです。まぁ、少し余裕を持って、せいぜい年に六ヵ月。具体的には、3月中旬〜6月中旬と、7月中旬〜10月中旬の計六ヵ月、その間に短期で休んだ分は年末年始にチョロっと開いてカバーして、それ以外の期間はスッパリと完全休業でもいい感じだな〜、と。

年間、計六ヵ月休んで、その上で長期旅に出られたり100万円の貯金ができたりすれば、サイコーです。こんな楽観的な皮算用の通りに、すべての事がうまく運ばれるはずがないですけどね(笑)。まぁ僕はそもそも、“ノンビリと、自由気ままに生きるため”に、ゲストハウス起業に投資をしておりますから、ブレずに想定通りの人生を送るつもりだということです。


実はここ最近の僕は、「無欲、極まれり!」という感じでして。これまでもその傾向がありましたが、今は欲しい物が、恐ろしいほどに、全くない。やりたいことも、特にない(旅に出たいだけ)。仕事以外の時間では、相変わらず独りで映画を観たり本を読んだりするだけの地味な毎日ですが、僕はそれで充分でして。

この夏は経営が好調でしたが、しかしどこか虚しいというか、お金に対する「手に入れたい!」「使いたい!」のギラギラした熱が全く沸き起こらず。ただ淡々と、それなりに忙しい毎日が過ぎ、貯金額だけが増え続けて行ったという、そんな感じです・・。


さっさと借金を返し終えて、“ハイシーズンの六ヵ月間のみ働く生活”に、早く突入できればいいなぁと思います。まぁ、二年後の東京オリンピックの頃までは今のスタイルでがんばって、その年の10月中旬からこのモードに入れればいいかな。そしてそんな生活を8〜9年続けて、ずっと前にこのブログで宣言した通りに、僕は50歳で清く宿業からの引退をしようかなと。それまでに僕は1000万貯金して、ビルを売って+2000万。合計3000万あれば、年金受給開始の65歳までは、無職でもしぶとく生き残れることでしょう。超テキトウな計算ですが(笑)。


わざわざ言う必要はないのですが、たまに僕がこうして「ストイックに生きる気、全く無し」「向上心、全く無し」感を出すのは、意図的なものですよ。働きすぎな大多数の日本人に対して、僕はあえて真逆の道を行き、「皆ももう、そのステージから降りちゃいなよ〜!!」という旗を、独りでアホみたいに振っていようじゃないか、ということです(笑)。