2018年3月10日土曜日

「ゲストハウスとは何ぞや?」を、この際はっきりさせる!!




だいぶ、暖かくなりましたねぇ! いやはや、花粉がキツい!!



まずは、月初めのいつものやつです!


【YAWP!来泊ゲスト国籍 トップ10(2015年4月〜:計1996)】

 ①アメリカ     313
名(+4
 ②日本       268 (+8)
 ③イギリス     228 (+3)
 ④オーストラリア  202 (+7)
 カナダ      168 
 ⑥ドイツ       98 
 ⑦フランス      59 
 ⑧台湾        55 (+2)
 ⑨韓国        49 (+7)
 ⑩ニュージーランド  43 (+2)
  



【新規ゲスト数(泊数:日数平均:稼働率(キャパ))月別まとめ】

2015】
4月:22( 81:3.68:22%(12))
5月:28(132:4.71:35%(12)
6月:11( 60:5.45:17%(12)
7月:65(205:3.15:59%(12)
8月:98(312:3.18:93%(12)
9月:79(278:3.52:93%(10)
10月:91(253:2.78:94%(10)
11月:74(227:3.07:84%(10)
12月:84(229:2.73:82%(10)
【2016】
1月:59(198:3.36:73%(10)
2月:55(194:3.53:78%(10)
3月:72(242:3.36:83%(10)
4月:83(275:3.31:85%(12)
5月:100(278:2.78:80%(12)
6月:26( 72:2.77:60%(10)
7月:45(139:3.09:61%(12)
8月:81(247:3.05:66%(12)
9月:64(215:3.36:90%(10)
10月:56(152:2.71:61%(10)
11月:42(112:2.67:45%(10)
12月:68(191:2.81:68%(10)
【2017
1月:50(190:3.80:79%(10)
2月:22( 81:3.68:58%(10)
3月:55(151:2.75:97%(12))
4月:75(238:3.17:79%(12)
5月:61(185:3.03:57%(12)
6月:19(126:6.63:84%(10)
7月:54(186:3.44:55%(12)
8月:66(234:3.55:75%(12)
9月:39(149:3.82:54%(12)
10月:67(230:3.43:74%(12)
11月:50(151:3.02:52%(12)
12月:52(167:3.21:57%(12)
【2018
1月:41(132:3.22:46%(12)
2月:42(129:3.07:45%(12)    

計:1996(6436:3.22:65%※)
※稼働率のみ、直前一年間の平均




実質総泊数は、129。 名目総泊数は178なので、49泊分が無料でして、実際(無料泊を含む)の宿泊日数平均は4.24、稼働率は62%です。

名目の数字を基準にすると、2月は1月よりも忙しかったことになります。しかし、無料泊が多かったため、実質の泊数では1月を下回りました。何にしても、宣言通りに、二ヵ月連続の赤字です(涙)。


このローシーズン、昨年9月からの六ヵ月の成績をまとめてみると、平均泊数は160でした。損益分岐点の150より、チョロっとだけ上回ったわけですが、本当にギリギリです。まさに、ジリ貧状態! しかしながら、このローシーズンも全体ではなんとか黒字で乗り切れたわけですし、なかなかしぶとくやれているなぁ、とも思います。

というかむしろ、ここからが大変です。前回にも書きましたが、宿業というのは、ハイシーズンに蓄えてローシーズンには我慢・・の、栗鼠の生活みたいなビジネスですので、ハイシーズンに充分な蓄えが出来ないと、これこそ本当に厳しい。次のローシーズンを乗り越えられなくなってしまう。う〜ん、がんばろう。





さてさて、僕は冬休みを挟んで昨日から宿を再開・・・と言いたいところですが、予約が入っていたグループゲストの前日キャンセルがありまして(マジで迷惑!しかしノーショウよりはマシ)。昨日&今日は彼らだけの予定だったので、休み明けの二日間はゲストがゼロ!・・・というか僕はキャンセルを受けてテンションが下がり、その時点で予約の受付をストップしておりまして、とにかく僕のこの冬休みは、結果的に二日間延長されて計14日間でして。

明日にはそれなりの数のゲストがチェックインする予定ですので、全員が来ないケースはさすがにないでしょうから、僕の冬休みは今日までです。いやぁ〜、休みまくっちゃった・・・。

相変わらず、映画を観てばかりの毎日でしたが。二週間で、計15本。劇場では、4本観ました。少し前に、「映画ばかりの休日はもうやめる!」宣言したの、あれはなんだったんだ・・とツッコまれちゃいそうですが。というわけで、いつも通りに採点を↓↓


★★
ブラックパンサー(劇場)
ブラッド・スローン

★★
ハッピーエンド(劇場)
ローサは密告された
ファウンダー ハンバーガー帝国の秘密
猿の惑星:聖戦記
ザ・コンサルタント
インビジブル・ゲスト 悪魔の証明

★★
シェイプ・オブ・ウォーター(劇場)
ナチュラルウーマン(劇場)
エル ELLE
ドリーム

★★
ブレードランナー 2049
スイス・アーミー・マン
IT/イット “それ”が見えたら、終わり。


この中で最もよかったのは、「ブラックパンサー」ですね。マーベル・ヒーロー系では一昨年の傑作「シビル・ウォー」と同等かそれ以上の、素晴らしい脚本でした。「どれかオススメを・・・」と誰かに聞かれたら、今でしたら「スリー・ビルボード」と答えますけどね(僕は先月頭に観ています)。





さてさて、話は再び変わりまして。

先日僕は、都内のとあるイベント系の飲み屋で、“ゲストハウスについて語ろう!”といった企画を見つけまして。たまにはこういうのに飛び込んでみるのもいいかなと、業界の友人を誘い、参加してきました。

参加者は、MAX設定だった12人。イメージとしては、半分くらいは業界人が埋めるかなぁと僕は思っておりましたが、内訳はアバウトに、業界関係者:3人、これからゲストハウスを開きたい:3人、ゲストハウスに泊まるのが好き:4人、ゲストハウスってなんですの?:2人、といった感じでした。


ゲストハウスってなんですの?の方々からの質問を受けるような流れで、民泊との違いやホステルとの違い、等々の説明のような時間がそれなりに長くあり。一方で、そんな“ゲストハウスをよく知らない方々”の方がシビアな客観的視点、「それはビジネスとしてやっていけるんですか?」「最近、ホテルとか増えまくっているじゃないですか」があり、逆に“ゲストハウスを開きたい方々”の中には、その現実感がやや、欠けている方がいるように感じました。せっかくの出会いの場、楽しい飲みの席で、夢のない話をするのは何なので、その点を強くツッコむことはしませんでしたが。

なんにしても皆さんステキな方々で、とても楽しかったです。しかしこの集まりで僕が改めて感じたのは、ゲストハウスの存在、こういう宿泊所のスタイルについては、まだまだ世間一般には受け入れられていないどころか、知られてすらいない、ということですね。


思えば以前、僕がこのビジネスを起業すると家族に初めて話した際にも、僕の家族は「へぇ、そんなのがあるんだ」といったリアクションでした。そしてこの三年間、高校や大学時代の友人に対しても、ゲストハウス(ホステル)とは何ぞや、のベースの部分から僕の仕事についての説明をしなければいけないことが何度かありました。さすがに旅仲間の友人たちは皆、よく理解してくれていましたけどね。


このブログの読者の皆さんの多くは、ゲストハウス開業志望者か、業界関係者ですので、ここにわざわざ説明を書く必要はないと思いますが。いちおう、参考までにザックリと分類させますと、

①【ゲストハウス】
・宿主が個人、もしくは夫婦で経営している。
・宿主が直接の接客をする。スタッフはゼロor少数で、掃除のヘルパーさん等。
・キャパは小さい。大半が10〜30ベッド。
・たいていで、ドミトリーと個室は両方共にある(ウチはドミのみ)。
・宿に及ぶ宿主の影響がかなり濃い。内装や雰囲気等、どこも個性的。
・交流が盛んで、ゲスト同士、ゲストと宿主との、距離が近い(もちろん、ゲストが全然おらず、交流がほとんど生まれない日もある)。
・交流は、しなくてもいい。宿主の基本スタンスは放置、but求めがあれば最大限サポートなので、ゲストは自由に過ごせる。
・ゲストからは宿ごとに好き嫌いが分かれると思われる。ハマった場合には、第二の我が家のような感覚で、リピーターになる。
・ただ普通の一軒家の大部屋に二段ベッドを並べただけ、という残念なところも多い。

②【ホステル】
・たいていが企業の経営。親会社は全く別の業種なことも。
・宿主は個人ではなく企業なので、そこに雇用された複数のスタッフで運営。当然、それなりの頻度で入れ替わる。
・キャパは大きい。30〜100ベッド。
・間違いなく、ドミトリーと個室は両方共にある。
・企業ベースでの設立なので、宿ごとの個性はあまり強くない。特に日本では、クールでモダンな内装の宿がほとんど。ホテルと言ってしまっても差し支えのない、ハイクオリティな所も多い。
・業界のパイオニア的な某・超人気ホステル(in蔵前)の、パクリのような所も散見される(笑)。
・スタッフは基本は常に仕事をしており、スタッフとゲストとの交流は希薄。ゲスト同士の交流は、宿によって濃さが違う(全くないところも多い)。
・清潔で、安定したサービスレベル。よってどこでも一定以上の満足は得られるだろうが、逆に言うと極端にハマることも少ないと思われる。

③【民泊】
〈ホームステイ型〉
・文字通り、ホストの家にオジャマして1部屋、もしくは1ベッドを提供される。食事を出されたりもするかもしれない。
・ホストはプロではないので、英語が話せなかったり等、サポート体制は不十分。ホストとゲストが1対1の可能性もあり、相性の面でのギャンブル要素が強い。
・たいていは住宅地にあるので、交通アクセスの面でも不便なことが多い。
〈投資型〉
・ほとんどは、ゲストが施設の場所と鍵の番号を事前に知らされ、自身でそこに行き、置いてあるベッドに寝るだけ。極めて味気ない(笑)。
・基本は一物件に一組であり、自身と同行者、以外の者との出会いは全くない。要は部屋の貸し主とも他の旅人とも会わず、“顔の見えない”宿泊スタイルである。
・よって“こっそり泊まる感”が強く、地元地域の人々や他の旅行者と関わりたくない者には、向いている。いろいろな意味で閉ざされているので、犯罪の温床にもなってしまっている。




とまぁ、だいたいこんな感じですかね。この内、特に①ゲストハウスと②ホステルは、分類がかなり曖昧ですし、異議がある方はそれなりにいそうですが。「ウチは企業経営だが、ゲストハウスだ!」とか、ありそうですね(笑)。



僕は、はっきりさせたいのです。ゲストハウスとは、宿主が毎日必ず、朝から晩まで宿に顔を出し、ゲストと直接交流し、なんならゲストと飲んだり遊びに出かけたりもしちゃう、そういう宿のスタイルであると。「運営はスタッフに任せっきりで、宿主はほとんど宿にいないって?」「スタッフは、完全に仕事としてその場におり、その立場を飛び越えて来ないって?」「ならばその宿は、ゲストハウスではなく、ホステルです!」と、ここで言い切ってしまおう、というわけです。

僕は上記①②③の境目にはっきりとした線を引き、わかりやすい区分けをしたいと思うわけです。ゲストによって好みは分かれるはずですので、そうした方がゲストにとって間違いなくプラスですし、さらには宿側にとっても、ゲストのニーズと僕らが提供できるものがアジャストする可能性が増すからです。僕は業界人の皆さんに、この区分けを強要したいわけでも、議論したいわけでもありませんので、あくまで「俺は勝手にこう分ける!」という話ですが。



ついでに言いますと、この業界、宿主のタイプもけっこうわかりやすく分類できるなぁ〜、と僕は最近思いまして。

❶〈自己満足型〉
とにかくゲストハウスが好きで、気ままにゲストハウス中心の生活を楽しんでいる。
❷〈成功追求型〉
経営者として成長&成功したい。その手段として選んだのがこのビジネスだった。
❸〈承認欲求型〉
いろいろな手段を使い、とにかく有名になりたい。周りから「スゴい」と思われたい。


という感じで。具体的に書くと、


ビジネス欲はなく、一軒のみの経営。スタッフはゼロor少数なので、そちらの責任も最小限。基本は自分が楽しむためにこの仕事をしており、各々で適当にユルく、自由・好き勝手にやっている。そもそもバックパッカーなので、たまに宿を閉めて旅に出たりもしちゃう。楽しさ重視で、ゲストとの距離も近い分、そんな環境を壊す迷惑ゲストに対してのストレス耐性は、弱いと言ってよさそう。


ビジネスが順調に利益を上げ、展開を広げていくことに喜びがある。多くのスタッフを養う必要があるため、❶よりもはるかにシビア&ストイックな経営。“顧客満足度”がどうのといった、そんなことばかりを考えている。その多くは前述の超人気ホステル(in蔵前)の経営陣のような成功に憧れ、追いかけているが、なぜか彼らを一方的に敵視している者がいたりもする(笑)。


セミナーを開いたり、講演を売り込んだり、自伝本を書いたり、大量にいるfacebook友達に「いいね」したり等の、“外向きの活動”に忙しい。“ゲストハウス・オーナー”という肩書きを得たいがために、この仕事を選んだ。発信プロフィールには、元〜、元〜と、いかにも立派そうなキャリアがびっしり(笑)。地域貢献がどうの、人との繋がりがどうのといった、キラキラした方面で自己アピールしがち。


・・・ですね。僕は、前述の①〜③もこの❶〜❸も、どれが良くてどれが悪い、と言いたいわけではありませんよ。❸のタイプは正直に言って僕は嫌いなので、あえて皮肉たっぷりな感じで書きましたが(笑)。



この分類でいうと、YAWPと僕はもちろん間違いなく①ー❶でして。そして、僕はこれからはその色をますます鮮明にすると共に、同じようなポジショニングをしている都内の宿々とは、さらなる連携の強化をしていきたい、と考えているということです。


僕と同じ①ー❶ではない宿の中にも、宿主さんの中にも、僕が素晴らしいと思う所はたくさんありますし、尊敬している方もたくさんいます。よって僕は、皆さんを否定するつもりは、全くありません(自身が❸のタイプだと自覚している方には、不愉快でしょうが)。


今回の記事は、長くなりましたが、とにかく「ゲストハウスとは、こういう宿スタイルなんですよ!」というのを世間一般の皆さまにより多く知っていただきたい、ということです!!

そして、〈宿主は、地域貢献がどうとか顧客満足度がどうとかなんてのには全く興味がないけれど、自分のやりたいようにテキトウに楽しく運営している〉〈宿主や他の旅人たちと一緒に飲んだりカラオケしたり、もしくはベッドに籠って一日中寝たり、そんな自由で楽しくマイペースに過ごせる〉・・・宿への滞在を求める方に、より多くYAWP! backpackersに来ていただきたい、と強く願っているということです!!




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