2021年2月27日土曜日

署名の不正やミャンマーのクーデター、愛犬を人にあげて炎上中のキモおじさんについてを、雑多に語る。




寒さが、なかなかしぶといですねぇ〜。春よ来い!!

僕はプライベートでは相変わらず、サッカーと映画ばかりを観る日々です。毎週8試合くらい観ちゃっているイングランド・プレミアリーグは、まだシーズン中盤なのに優勝がほぼ確定したので、ガックリですが。映画鑑賞数は、今年に入ってからは30本ほどです。劇場では2本しか観ておりませんけどね。「SKIN/スキン」と「ブックスマート」が、特に面白かったです。



さてさて。今回は、三ヶ月に一度のペースでやっている〈最近のアレやコレやに関する僕なりの感想のまとめ〉記事です。あくまで「僕は個人的にこうである」という話なので、考えが異なる方々に対して「あなた、おかしいよ」と訴えるような意図はありません。この企画はいつも長くなりますが、昨年末に宣言した通りに僕は、例のウィルスに関しては卒業済み(全く興味無し)なので、それについて語る気がないせいもあり、いつもより少なめで話題は九つです。


【森喜朗の女性蔑視発言】

件の発言内容には僕も不快に思いましたが、怒りというよりも「この人、相変わらずだなぁ」という呆れに近いです。この程度のレベルの人間が日本の中枢をいまだに舵取りしているいう、政治への失望感を改めて覚えました。清和会の面々は基本的に全員嫌いなので、その実質的なボスである彼のことは元々、ポジティブな評価をしておりません。押尾学氏の逮捕の案件、等のキナ臭い噂も彼の周囲には多過ぎます。“ザ・日本の古い政治家”という印象で、失言の多さ以上に、いろいろと裏のあるヤバい人です。

ただ僕は、はるか昔にTV番組の「電波少年」で、松村邦洋氏の不躾なアポ無し自宅訪問に対して、彼だけが温かい対応だったのを覚えているんですよ。他の政治家たちは、総じて冷徹な門前払いだったのに。

よって彼が、実際に会った者々からは“気のいいオジさん”として愛されているという説は、僕は信じられると思っております。代議士としてはとっくに引退しているわけですし、利権絡みのズブズブとは完全に距離を置き、ひっそりと余生を楽しんでいただきたいです。


【その結果、オリンピック組織委員会長は橋本聖子に】

また清和会かよ!! 川淵三郎氏を遥かに越える、森にベッタリの子飼いじゃねぇか!!! いやぁ、連中ってよっぽど利権を手放したくないのでしょうねぇ。小池百合子は小谷実可子推しで、菅と森が橋本聖子推しだった、とのことですが。結局、政治家間のパワーゲームかよ!! 政治家以外に、候補はいないのかよ!? ハァ・・・

僕は正直、東京オリンピックは中止になると思っておりますので、「別に誰になろうと結果は同じでしょ」という冷めた目線でもありますが。というか、裏では中止がすでに決定済みで、スポンサー等への賠償・補償をどこが持つかの交渉中でしょ。「絶対やります」はただのポーズで、茶番劇でしょ。なので、橋本氏のことは火中の栗を拾わされたという印象で、気の毒に思います。五輪を抱いて、森喜朗がそのまま堕ちればよかったのでは?

さすがに7年前のキスの件で、彼女を叩くのはやりすぎですよ。中止の発表まで、バッシングをうまくかわしながら、テキトウにがんばってくださいです。


【愛知県知事リコール署名運動で、組織的な不正が発覚】

これ、メチャクチャ重大事件だと思うんですけどねぇ。高須氏のマスメディアへの影響力か、あまり報道されていません。

僕はリベラル志向であり左寄りなわけで、件のトリエンナーレの展示についても、「表現の自由の範囲内」という評価です。むしろ日本は、皇族絡みのアレコレをアンタッチャブルにしすぎ。イギリスのように、ゴシップや風刺のネタにできるくらいの距離感がいいです。眞子さまが小室氏との結婚にこだわる念には、「普通の人になりたい」があると思いますけどねぇ。だからあんな感じの、“高潔ではない”いわくつきのお相手かと(笑)。天皇制自体には、僕は反対しておりませんが。

まぁ、リコール自体の是非は置いておいて。この問題、80%もの署名が不正だったとは、杜撰にもほどがある!これを企てた&バレないと思った奴、アタマ悪すぎ!!目下捜査中だそうですから、真相が明るみになるのは時間の問題でしょう。さて、どこまで高須氏が関与していたのか? 僕は「彼の指示ではなく事務局長の仕業だが、彼も把握はしており、黙認していた」と読んでおります。


【ジョー・バイデンがアメリカ大統領に就任】

1月アタマにトランプ支持者が決起集会→連邦議会議事堂を襲撃、というニュースを見たときにはすごく驚きましたが(映画かよ!)、その後はなんだかトーンダウンし、静かな幕引きでしたね。さすがに、あれはやりすぎた、失敗だった・・という反省がトランプにもあったのでは? “内戦になるかも”(僕のアメリカ人の親戚がそう言っていた)の火種が一瞬だけ燃えたが、大多数のアメリカ人の良識が勝った、という印象です。

ウイグルの問題を蒸し返したり、「尖閣諸島は日本の領土」と発言したり、バイデンは今のところどちらかというと反中国の舵取りで、相対的に日本にとってはポジティブな状況です。大統領選挙前に「バイデンになったら中国贔屓になって日本はオシマイだ!」とか言っていた連中、どこ行った(笑)!?

僕はトランプのことは嫌いでしたし、政治家として恐ろしいほどに無能、と評価していましたが唯一、「戦争を仕掛けなかった」点だけは素晴らしかった、と思います。


【ミャンマーでクーデター発生。再び軍事政権に】

僕は、ミャンマーの歴史や現状について、世間一般の平均よりは詳しいと自負しておりますが、直接の訪問経験がないので、ここで知ったように語る権利はないです。ただ、アウンサンスーチー氏のことを“民主化の象徴”、もっと単純に言うと“正義の味方”のようには捉えておりません。彼女は、欧米諸国(西側)にとって都合のいい存在なだけです。欧米諸国寄りの日本の報道だから、そういう“正義っぽい”刷り込みがあるのです。一方で、ミャンマー軍は中国との関係が色濃く、日本では基本、ポジティブな報道はされません。

スーチー氏が実権を握る前、以前の軍事政権下のミャンマー(ビルマ)に訪問経験のある者から聞いた話では、「穏やかでノンビリな国。人々は幸せそうだった」とのこと。最近は、「軍がデモ隊に発砲」といった記事をよく目にしますが、一方でミャンマー国内には、軍事政権を支持する層もたくさんいます。安易に“正義vs悪”のようなバイアスありきの捉え方をしないよう、注意が必要です。


【GACKT氏、自身の飼い犬を知人にサプライズで譲渡し、大炎上】

例えばキングコング西野氏が、“信者”と呼ばれるほどの熱狂的な支持者をある程度得ることには、僕も理解ができます。しかしGACKT氏に関しては、完全に???。自己顕示欲と自惚れが肥大化しただけの、ただのキモチ悪い47歳のオッサン、としか捉えられない・・・(笑)。見た目もやることも話すことも、全てがカッコつけ&フェイクの権化、という印象です。存在自体がマジで気持ち悪いので、顔も見たくない(西野氏はそこまでではない)。彼を崇める人を見たことも聞いたこともないのに、なぜかメディアでは格が高い扱いのようで。本当に謎。

とはいえ僕は、「ここでネタにする以上はね」と吐き気をガマンして、件の動画を見てみましたよ!・・・うわぁ〜、、この人、ダメな部分がますます強烈になっていますね。

僕は愛犬家ですから、もちろんの超不愉快&理解不能。僕が相手(犬を貰う知人)側の立場だったとしたら、「余計なお世話だ!お前が最後まで飼えや!」とブチ切れるかもな、と思ったくらいで、動画内の全ての人物に対して共感度ゼロ。そしてそれ以上に、氏の相変わらずの虚像っぷりと、周りにこれを止める者がいないという人望の無さを、哀れに思いました・・・


【音声SNS、Clubhouseが上陸&流行】

流行・・・してますかね? メルカリやヤフオクで招待権が大量に売られているのを見た時は、爆笑しましたが。スマホ所有ではない僕はもちろん興味なく、友人・知人との会話で話題に上がったこともないです。

知らない一般人同士が顔も見せずにグダグダと語っている、そんなのを聴きたいというニーズは限りなくゼロに近いでしょうから、結局は芸能人をはじめとする“顔と人となりが世間一般にすでに知られている者”だけに発信元は限られるわけで、それって既存のラジオ番組と何が違うんですかね? ラジオならばプロの仕事による、エンタメとしての発信なので聴く気にもなりますが、こんなのに何の面白みがあるのかな? 目新しさも将来性も、全く感じない。時間のムダ感がスゴい(笑)。

というか、ほんの短期間に騒がれていただけで、ここ二週間ほどはメディアのネタとしても耳にしなくなったので、あっさり廃れたのでは?と邪推しております。いわゆる教祖的なフェイク界の連中が、信者からの搾取を企てる新ツールにならなければいいですね。


【訃報が相次ぐ】

ディエゴ・マラドーナ、亡くなっちゃいましたね。僕のサッカーファン歴は1998年からなので、オンタイムで彼のプレーを見たことはないのですが、それでもショックでした。ちなみに、彼がアルゼンチン代表監督になって初めての試合(2009年3月28日)は、僕は現地(ブエノスアイレス)のスタジアムで観戦しています。試合の前には、腹の突き出た生のマラドーナを直接見ています(ちょっと自慢)。

近くで観戦してたオッちゃん

また、あまり話題にはなりませんでしたが、韓国人映画監督のキム・ギドクも逝去されました。彼の映画には、僕は一時期すごくハマっていたので、全作品を観ています。しかし彼の晩年は、起用した女優からセクハラやレイプを告発され、韓国から追放されるような形に・・・。ウディ・アレンもそうですが、スキャンダルによって過去の素晴らしい作品群までも葬り去られる昨今の風潮は、非常に残念に思います。


【映画「鬼滅の刃」の興行成績が、日本歴代1位に】

う〜ん。まぁ、僕はこれまで1位だった「千と千尋の神隠し」のファンでもないですし、そもそも“面白い作品”と“売れる作品”は違う、という価値観なので、別にいいかな。もちろん「鬼滅の刃」がつまらない、という意味ではないですよ(観てないしっ)!!

今回は原作の中盤のストーリーを映画化したそうですから、このままシリーズ化して年に4本くらいのペースで大量生産し、歴代ランキングのベスト10を独占してくれる方がいいですね(笑)。

これをバネに、日本の実写映画界には、もっと奮起してほしいなぁ。昨年内に200本以上観たのに、邦画&アニメは完全オールスルーだった、僕が言うのもなんですけどね。



以上です!!

なんとなく思い出した、ここ最近の話題をテキトウに選んだだけですので、他にも書きたいネタを見つけたら加筆するかもしれません。菅の息子の接待スキャンダルは、興味が無いのでスルーしました。


館山ウィールズ☆ゲストハウスのヤシロさんのブログを、どこかの話題でリンク繋げをしようと思っておりましたが、勢いで書き切っちゃったので違う機会に・・・(笑)





2021年2月13日土曜日

失敗小僧の、愛に溺れる!!!



こんちゃっ!!!!

・・・暖かくて過ごしやすい日々なのは嬉しいのですが、花粉がかなりヤバいですねぇ。去年の僕は東南アジアに避難したので平気でしたが、今年は常にwithティッシュでガマンするしかないかな・・・


そういえば先日、携帯を替えました。長らく愛用していたPHS(笑)が、1月末で完全廃止とのことで、解約を余儀なくされ。「これを機にそろそろスマホに」・・とは微塵も思わず、とりあえずY!mobileの店に行き話を聞いたら「PHS→ガラケーでは、一つの機種だけは機種代も手数料もゼロやで」と言われ、「ほな、それでええやん」と即決。機能どころか、見た目も色も知らずに購入しちゃいました。どうせ、ほとんど使いませんしね(買ってから二週間、一度も充電してないのに30%も残ってる笑)。

ガラケーの将来についても店員さんに聞いてみましたが、「とりあえず2026年までは廃止にはならない」とのことなので、僕はコイツをこの先5年間は持ち続けますかね。そしてその後に役目を終えるようなら、潔く携帯無し生活に突入しようかな。僕の生涯は、タバコを吸わず&スマホを持たずを、貫徹して終えるのですよ〜(笑)!!




さてさて、話は変わり。僕は昨年の2月頃から、YouTubeを観る頻度が明らかに増えておりまして。今はちょうど、歴1年の頃合い。観始めたきっかけは以前にも書きましたが、

とあるファッション・ブランドのDVDを1万円で購入→たったの15分で終了にガックリ→「ていうかこれ、誰かがYouTubeにUPしてたりしてな〜、だとしたらさらにヘコむな~」と無駄な検索→“オススメ”がファッション系の動画だらけに→観てみたら面白くてハマった

でして。そんな感じで僕は、YouTubeをしょっちゅう開く生活になったのですが、昨年内は基本的には“ファッション系ばかりを観る”スタンスでした。


ヒカキン氏やラファエル氏等の、いわゆる有名YouTuberの動画は一度も開いたことが無く興味も無く(名前は知っています)、芸能界からの流入系?のカジサック氏や宮迫氏あたりの動画も、観たことがありません。それ系では“エガちゃんねる”だけ登録していますが、たまに思い出して面白そうなのをまとめて観る感じなので、「次の動画を心待ちにしている」ってほどではないですね。

メンタリストDaigo氏やオリエンタルラジオ中田氏の動画は、一時期はそれなりに観ていましたが、なんだか変なモヤモヤ感を覚えるようになり、ここ半年ほどは全く開いておりません。このモヤモヤは説明が難しいところですが、簡単に言うと“金儲け欲の臭い”ですかね。その最たる者は、キングコング西野氏でしょうか。大まかにカテゴリ分けすれば、彼らは似たような分類かと思います。

僕は不思議と、Daigo氏や中田氏に対しては嫌悪感までは覚えていないのですが、西野氏は無理です。もはや、彼のあらゆる発信に拒否反応があります。肥大化した見栄とプライドから作られた、嘘と誇張だらけの虚像に感じ、全く信用しておりません。吉本興業を辞めたとか、素人さん相手に動画やブログでキレ散らかした、等の最近のニュースは知っておりますが、それらの記事を開く気にもならないほど不快です。映画文化を純粋に愛する者として、彼のなりふり構わずな「自身の映画のヒットのためのチートな仕掛け」にも、辟易しています。テレビ東京のゴッドタンで、劇団ひとり氏の尻穴に水を噴く姿だけは、爆笑できるので今後も欠かさずに観るつもりですが。


芸能人ではなくあくまでYouTubeの界内で、西野氏と似たような分類の者もおります。鴨頭嘉人氏や竹花貴騎氏、まこなり社長といった、経営者系の自己啓発な者々がそうです。彼らの動画は、僕は存在を知った際に数本を開きましたが、西野氏同様の強烈なキモチ悪さを覚え、以後は完全に距離を置いております。

こういった界隈の連中に共通すると僕が捉えるのは、「◯◯する奴はバカ!」「◯◯は無駄!」的な合理的思考・至上主義と、「オレは有能!」というポジション取り。それによって引き寄せを狙うターゲット層は、いわゆる“拗らせモラトリアム”な者々でしょうか? 例を用いて具体的に言うと「他とは違う優秀なオレ!・・が入った会社は旧態依然でムダだらけだったからそれを正そうとしたら無能な上司に怒られたから辞めてやったぜ」的な連中です。地獄のミサワ系、と言ってもいいかもしれません。


そんな「オレは優秀なのに社会から認められない!」環境に日々、鬱屈している者々からすれば、西野氏や鴨頭氏による発信は、「共感しかない!彼らこそオレの代弁者!オレがダメなんじゃない、社会がダメなんだ!」という自己肯定の免罪符、承認欲求を満たせてくれる慰めのバイブルになるのでしょう。そして、彼らのオンラインサロンに入会しせっせと月謝を払い、彼らが乱発するクラウドファンディングにも金を落としまくるのでしょう。「夢を共有する」等といった、ハッピーワードにのせられて(笑)。


とはいえ、そのような界隈の住民は明らかにマイノリティで、世間一般からすれば簡単に言うと“相手にされていません”。そういった彼らの関係を“教祖”“信者”“宗教ビジネス”と嘲け笑う者も巷にはけっこういるようですが。西野氏のオンラインサロンの会員は、約7万人とのこと。もちろん、その全員が彼に心酔する、まさしく“信者”ではないわけで。ネタ目的で入っている者や、なんならばアンチだっているでしょうし、7万人程度では宗教と例えるほどの大きな脅威ではないと思いますけどねぇ。当人たちがそれで幸せなら、小さな村の内側で相互褒め合いなプペルごっこをしていればいいのではないでしょうか? ハイ、勝手にどうぞ、です。


ただし、それら教祖さまたち(笑)の多くが強く訴える「行動しろ!」の発信には、僕は強い違和感が。僕も行動力はある方ですけどね。「行動しろ!」「行動する者が正しい!」的な発信はしたことがないですし、そう思ったこともありません。

以前、ウチに来たゲスト(このブログのファンだそうです。感謝)と一緒に飲んだ際に、「僕もタクロウさんのような、行動できる人間になりたいんですけど、どうしたらなれますか?」と聞かれたことがありまして。それに対する僕の応えは「いや、俺って“行動しなきゃ”と思って動いたことなんて一度もないのよ。その時やりたいことを、ただやってるだけ」でした。僕の人生では、世界一周の際にも起業の際にも、“そうだ!行動しよう!!”的な奮い立ちは全くないのです。TVゲームの電源をONにするのと、感覚は一緒です。

自分のやりたいことをやる人=行動力のある人、でしょう? そんなもんは、全くもってたいしたことじゃない。この点は、西野氏なんかも同じ考えだと思うんですけどねぇ。なんでそれが「皆も、行動すべし!」的なロジックに繋がるのかが、理解不能です。行動する者が正しいわけでも、行動しない者がバカなわけでもなく、行動力と社会的な評価には関連性は全くないのです。「行動できるオレはお前らより優秀☆」的な自惚れマウント君にいたっては、愚かすぎてもはや哀れです(強烈なアホがカンボジアに行っているようですが、現地の方々にマジで申しわけない・・・)。というか、矛先がそれぞれで違うだけで、世のサラリーマンも自営業者も主婦の皆さんも、あらゆる人々がすべからく「行動」していますよ。

結局のところ、教祖さまの発する「行動する者は正しい」の啓蒙には、「行動できるキミの存在を、ボクは認めるよ!」という表面と、「ボクの元にお金を運ぶ行動力もあるよね!」という裏面とがあるのです。自身の受粉(儲け)のために、甘い蜜の匂い(承認欲求を満たしてあげる)でモラトリ蜂を誘っているだけです。よって僕は、誰かがそのような発信をすれば「うわぁ〜、そっち系かい」となりゲンナリし、明確に距離を置きます。判り易くて、むしろありがたいくらいです。


そんなこんなで僕は現代社会に対して、「モラトリアム層をターゲットにした承認欲求ビジネスって、なんで日本ではこうもお盛んなんだろう?」「吸い取られる側の者々は、なんで目が覚めないんだろう?」というモヤモヤ感が常にありまして。ゲストハウス業界内にも、それ系のキナ臭い搾取は存在しますしね。しかし・・・そんな中でついに見つけてしまいましたよ! 僕にとっての“ザ・教祖”を(笑)!! それは56歳独身、無職でブサイク&デブ(自らネタにしているので、ここは遠慮なく)なオジさんYouTuber、失敗小僧さんです!!

「ちなみに、僕ちゃんはdevです!」


いやぁ、失敗小僧先生! あなた、素晴らしいよ!! 彼の言うことが“正しい”わけではなく(彼自身がそう断言している)、彼は特に有能でもなんでもない、ただの無職なオジさん(〃)。あくまでも、そんな“自称・凡人の彼の意見・見解”に対し、僕は「とことん共感しているぞぉぉぉ〜!」というだけの話なのですが。存在を知ってから僕は彼の動画を100本以上観ましたが、今のところ、全てのご意見に対して異議無しの、“仰る通り!感服や!!”状態です!!!


僕がここまで共感するくらいですから、彼はもちろん、アンチ自己啓発ですしアンチ合理的思考主義。「“行動しろ!”とか言う連中を警戒せよ!」というのも僕と同じ。長らく公務員として国に従事されていたという実戦経験を元に、「ボクを認めてよぉ〜☆」な層に対して、社会的リアルでもって強烈なビンタを放ち続けてくれております!! 連中が欲しがる表面的な“いいこ・いいこ”よりも、彼のビンタの方が遥かに愛があると思いますけどね。

中でも特に面白かったのは、「底辺」についての一連の動画でして。彼は

・真に有能な者は、自分の成功や経済力のアピールなんてしない。有能ぶらない
・成功アピールの連中は、その虚像を利用して金儲けしたいだけ
・金満アピール連中のほぼ全員が、実は借金まみれの、お釈迦ポンッ!状態なのよ
・そういう連中こそが、真の底辺。関わるべきではない!


と言い切っており、「悪魔に魂を売れば、金儲けなんて簡単だ」とまで。要するに「欲にまみれ悪魔に魂を売った、フェイクな連中を見抜き、騙されるな!」と発信しまくっているのです。そして一貫しているのが、「金や評価を得ることを幸福と捉えるな。人に喜ばれることをコツコツとし続けることこそが、幸福である。それを成し遂げた者が真の成功者」「他者の涙の上で手に入れた金なんぞに、価値はない。それをしてはいけないし、そういう関係とは縁を切れ」という根底のメッセージ。


いやぁ、マジでスゴいよ、失敗先生・・。とってもブサイク&デブ(尊敬の念を込めて!)な上に、下ネタだらけなのに、豊富な知識と経験によるリアルを武器に、全くブレずにフェイク界に戦いを挑み続けるその姿は、不思議とカッコよく見えて来るもんなぁ。動画は一日1〜2本、どれもが20〜40分もの長さで、固定カメラでノンストップな独演をしているだけなのに、必ず最後まで観続けてしまう。考えてみたら、最近の僕は毎日、一時間はこの人の動画に魅入っているのか・・・(笑)

いずれ彼がオンラインサロンを開始したら(するわけないっ笑)、僕は入会してしまうかもです! 皆さんも、彼の動画(「失敗小僧」で検索)をぜひ、観てみて下さい!! 見た目もキャラも強烈インパクトですが、彼はマジで面白いんです!!! そして僕と一緒に、失敗小僧教の信者になりましょうぜ(なんつって)!!!!