2020年11月30日月曜日

惚れたぜ、ハマったぜ、スウェーデン! vol.2



さてさて、【スウェーデンの素晴らしさを伝えたい!】シリーズ・第二弾!!

さっきデータを見たら、第一弾の閲覧数は全然伸びていませんでした(笑)・・が、気にせず独りよがりに突っ走ります!!!


今回は、ストックホルムでの六日間のイベントへの参加を、終えた直後の話です。



イベント最終日は、時間早めで昼過ぎには終了し、撤収作業を行い。僕以外の参加者たちが日本に帰る飛行機の便は、その日の夜だったのです。というわけで、撤収を手伝った後に、僕は彼らとサラリとお別れしまして。茶道や華道の方々は、何というか実直でストイックな印象の人が多かったのですが、一方でミュージシャンやアーティストたちは、良くも悪くも変人で、みなさんブッ飛んでいましたねぇ(笑)。

短期ながらも街中に溢れた日本人集団が一斉に去り、北欧の水の都・・に独り残された僕は、もちろんその夜からは旅の全てを自分でプロデュースしなければいけないわけでして。


まずは泊まるところを決めなきゃ〜と中心街を彷徨い、いくつかのホテルに突撃しましたが、フルだらけ。2軒のみ空き部屋がありましたが、値段を聞くとどちらも「3000クローナ」あたり(≒4万円ですよ!)。 三週間のパリまでの旅だぜぇ〜の初日に、それはムリだって!! 真夏のハイシーズンに、ストックホルムの物価はキツすぎた!!!

ここで「ホテルではなくホステルを探せばいいのでは?」と思う方は多いでしょうし、今となっては僕もそう思うのですが、、これは僕にとっての、“バックパッカー”としてのデビュー日。ホステル・・ってなんですの? ドミトリー? 個室じゃない部屋なんてあるんすか? な、旅人Level.1の段階です。チープ旅のHow toなんて、な〜んにも知らんかったとですよ。

というわけで、またまた僕はプチ・パニック状態に。パニックというよりも“途方に暮れた”に近いかな・・。日が暮れて、街の灯りもほとんどが消え。意を決した僕は、野宿することを決断!

到着初日の夜に、ホテルに辿り着けずオフィス街を彷徨った(前回の記事で書いた件)際に、噴水のあるキレイな公園を発見していたのですよ。「そうだ! あそこだっ!!」となった僕は、再びそのエリアまで移動しまして。

2008年に、意味なく再訪

すでに深夜でしたから、公園内に人は誰もおらず。とても静かで、木のベンチのサイズもちょうどいい感じ。8月とはいえ、ストックホルムの夜は寒いけれど、持って来ていた服を着まくればなんとかいけそうだな、と。・・で、ちゃんとグッスリ、眠れましたよ。僕は野宿を、日本ではかなりの回数をやっていたので、初体験ではなかったのがよかったのかもしれません。

同じく2008年。思い出のベンチに寝転んで


すでに真昼のように明るい、朝の6時頃に起きた僕は、一時間ほどボンヤリ・ウトウトした後に、「別に何も決めていないし、やることもないけど、とりあえずここは離れるかな」と思い身支度をしまして。すると何やら、ヴゥォンヴォンヴォ~ン!!と近づいて来るヤンチャな爆音が聞こえ。2台のハーレー・ダビッドソンのような巨大バイクに乗った、遠目でもわかるレベルのイカツい野郎ども(北斗の拳かよ!?)が、どうやら僕のいる公園の方に向かっている・・・

2台は実際に公園に入って来て、僕のいる場所にどんどん近づいて来る。二人ともデカくてマッチョな上に、無骨な黒革ジャンから覗く肌には、タトゥーだらけ!「おいおいおい!俺って朝の7時にキレイな街のキレイな公園ですげぇ怖そうな二人組に襲われんのか!??」と焦りまくった僕は、手提げバッグに入れていた現金を急いで靴下の中に隠しまして。


これは僕のただの思い違いで、そのまま横を素通り・・・することはなく、、二人は実際に僕の目の前に来てバイクを停めたのです。いやぁ〜、ガッチガチに緊張しましたよ! 僕は幼少期より、売られたケンカは基本的には買いましたし、そういうメンタルは強い方なんですが。デカゴツい北欧人×2を相手に、勝ち目はない!!

しかし、バイクを降りた彼らは、英語で僕にこう言ったのです。

「こんなところで寝て、体調は大丈夫かい? 俺ら近所のマンションに住んでいるんだけど、昨晩、君がここで寝ていることに気付いてね。“彼をウチに招き入れるべきか〜”と二人で話し合っていたら、朝になってしまって。改めて見たら君はもう起きていたから、無事を確認しに来てみたよ」

・・・と! ビックリで〜すッ!! 僕はこんな超親切な二人に対して、見た目だけで“怖い人”だと決めつけ、ビビりまくって警戒心MAX状態でいてしまったのです(しかたないですけどね)!!


僕は驚きと、緊張からの緩和のせいで、なんだか変なテンションで「オ、、オゥ、イェーイ! ノープロブレム!! よく眠れたんだぜヒャッハー!!」みたいな返しをしてしまいましたが。その後も少し話し、そこで僕は彼らから「ホステルならばけっこう安いよ」と教えてもらったのです。連絡先を聞いたり聞かれたりはしませんでしたが、最後はシェイクハンド&ハグ&「よい旅を!」の、気持ちの良いお別れをしました。


この出来事は、たったの5分ほどのやりとりでしたが、強烈に僕の記憶に残っております。僕が海外放浪バックパッカーになった人生最初の日に、いきなり野宿をした、その翌朝ですからね。仮に彼らが暴漢で、ボコボコにされて金とられて身ぐるみ剥がされていたりしたら、僕はさっさと帰国し「二度と旅なんかするかよ!ペッ!!」となっていたかもしれないのです(笑)。



スウェーデンの人々は、本当に親切で粋だ!! 前回に書いた通りに、このシリーズは三部作なので、ネタはまだあります!!

次回もしつこいくらいに、僕の“スウェーデン愛”を畳みかけますよぉぉ~~~!!!





2020年11月28日土曜日

惚れたぜ、ハマったぜ、スウェーデン! vol.1




もっとTokyo、中止ですか。GoToトラベルも、大阪&札幌が除外決定ですか。ハァ。まぁ、仕方ないですね。

僕はGoToは「ゲストハウス業界に旨味無し」の認識ですから、“なくなったところでさほど影響はない”という捉え方ですが、とはいえ“世間での、旅行しようかしらねぇムード”が再び萎縮してしまうのは、非常に残念です。「政府の方針や社会の空気なんて、知ったこっちゃねぇ!」という人はそれなりにいるでしょうし、増えてもいると思いますが。自粛警察とか言われていた、例の過敏で面倒な人たちは、また奮い立って活動に励むのかな?

まぁ、コロナに関しては考えてもテンションが下がるだけなので、僕はしばらくは「どうでもいいや」で行こうと思います。感染予防を怠る、、という意味ではないですよ~。



さてさて。

僕は先の9月に、サイト<おかえりびと>にて“旅に恋するに至った経緯”の話をさせていただきました(↓)。

旅に恋した♡馴れ初め物語【その①〜YAWP!タクロウ編〜】

ここでは、スウェーデンでのイベント参加についてが軸になりましたが、「この国でこんな素晴らしいことがあった!ネタは長くなりそうなので、自分のブログで改めて」と書いたんですよね。で、先日「おっと、あれをまだやっていないな」と気付きましてね。別に誰かから指摘されたわけではないのですが。というわけで今回は、「スウェーデンってマジで最高だぜ!」という話題です。

件の記事に連なって語りますので、そちらを読んでいただいていない方には伝わりづらい話になりますから、まだの方は上記のリンクを先にご覧下さい。強引に、おかえりびとのサイトを開いてもらおうとしているわけではないですよ(笑)!



イベントヘ向けて僕が搭乗した飛行機には、他の参加者(アーティストやミュージシャンがほとんど)も、けっこうな数がおりまして。長いフライト時間ですから、周辺に座っていた方々とはそれなりに話をしまして。

ストックホルムに着いたのは、9時頃。快晴で気持ちの良い空気で、僕は「明日からはイベントで、自由行動は出来ないので、今日は街を探索しよう!」となりまして。しかし、他の参加者達は皆、ホテルへ直行すると言う。

よって僕だけが、独りで街の中心エリアに電車で移動しましたが・・・あれ? 人が全然いない。お店も軒並み、閉まっている。「ちょっと早過ぎたかな、ランチタイムの頃には賑やかになるのかねぇ」とか思いながら、ゴーストタウンのような静かな街をブラブラしていたところ・・なんと、辺りが急に暗くなって来まして・・・。要は、僕が乗る飛行機が空港に到着したのは朝の9時ではなく、夜の9時(朝のように明るいけど)だったわけです! 夏のスウェーデンは、日が暮れるのが超遅い!! 僕にとっては初の海外(アメリカを除く)で、時差のこととか、国による日照時間の違いとか、全く考えていなかった!! アホ過ぎた!!!

(ちなみに、2004年次の僕はデジカメを持っていなかった関係で、写真は2008年に再訪した際に撮ったものです)


というわけで、自身の置かれた状況に気が付いた僕は、「やべぇ! すぐにホテル行かなきゃ!」と焦りまして。中央駅の中にツーリストセンターのようなものを発見し、対応してくれたスタッフのオバちゃんに紙(事前に渡されていた、イベントのあれこれについて書かれた案内書)を見せ、「このホテルに行きたいんだけど場所とか知らないのねん」と伝えまして。当時はスマホの時代ではないですからね・・・(僕はいまだにスマホ未所有ですが)。

そちらで教えていただいた通りに、僕は地下鉄で移動し、いつの間にか日が暮れ切っている街に再び出ましたが・・・その場は普通のオフィス街で、大きなホテルなんて、どこにもない。一時間ほど辺りを彷徨い、23時が近づいて焦りはピークに。「ホテルのチェックインは0時までに」と、イベントの人から言われていたんですよ!! ヤバい! 旅の初日に、泊まる場所がなくなるかも!!


プチ・パニック状態に陥った僕は、とにかく誰かに助けを求めようと、暗い夜の街で「誰かいませんか〜」活動を開始。少しして、遠くに青年が歩いているのを発見し、「ヘイッ!ヘイッ!」と駆け寄りまして。

「急いでホテル行きたいんだけど辿り着けなくて困ってるの〜」を伝え、先ほどの案内の紙を見せたところ、彼は状況をすぐに理解し。彼曰く、「ここに大きく書いてあるのは、このプランを作成した事務所の住所だ。それは、このあたりにある。そして、ここに小さく書かれているのがホテルの住所だね」とのこと。つまりは、駅のツーリストセンターのスタッフは勘違いで、ホテルではなくイベントを請け負った会社の事務所の住所までの道順を、僕に案内してくれていたわけです! なんじゃそりゃ!!

その事務所(笑)。こちらも2008年に意味なく再訪

しかし、状況を把握できたとはいえ、ヤバいことに変わりはないわけで。「では、このホテルまでどう行けばいいかを教えてオクレ〜」と彼に言ったところ、彼は少し考え、「OK、ちょっとここで待ってて」との返し。そしてそのままサラリと、どこかへ行ってしまいまして。

僕はプチ・パニック継続で、なんだかよくわからない状況にもうお手上げの、諦めのような気持ちになりましたが・・・10分ほど経つと、カッチョいい車に乗った彼が、颯爽と現れまして。イケメンすぎる笑顔でこう言いました。

「ホテルまで連れて行くぜ! さぁ、乗った乗った!!」


いやぁ〜、大感動ですよ! しかもそのホテルはストックホルム郊外にあり、30分くらいはかかりました。しかし彼は“0時までにチェックイン”も理解してくれており、車を豪快にカッ飛ばし、23時55分頃に僕は無事にホテルに辿り着くことができたのでした。スウェーデン人・・なんという親切さや・・・

車中ではもちろん、僕がイベントに参加する旨の話もしていたので、数日後に彼は、わざわざ僕のブースを探し訪ねて来てくれましたよ。僕は彼の似顔絵を描きながら「お礼にメシを奢るぜ!」と訴えましたが、イケメンな笑顔でサッパリと「いやいや、そんなつもりでやったんじゃないからさ〜」な返しでした。今回のこの記事を書くにあたり、僕は彼の名前を思い出そうと試みましたが、出来事と顔と車しか覚えていない・・・(涙)。再会は、ムリだろうなぁ〜


というわけで、僕はスウェーデンに着いたその直後から、現地人のとんでもない親切を受け、「なんちゅういい国や!」となった、という話でした。

実はこれは、今回限りではないです。【スウェーデン人の素晴らしさを伝えたいのだ!】はシリーズとして、3回に分けて連続投稿します!! 別に、年間36回更新の達成のために数を稼ごうという・・・あ、正直それはちょっとあります(笑)!!!






2020年11月19日木曜日

三連休を前に、改めて「各々の好きにしましょう」を訴える!





GoToイートのポイントのアレ、あっさりと終わっちゃいましたね〜。履歴を見たところ、僕はこの一ヶ月半で、ランチ2回、ディナー7回の、計9回の利用で8000Pをゲットでした。ディナーは全て友人との飲み会で、GoTo関係なしのも一度あったので、僕の10月以降は8回の飲みの席だったわけですね(奈良&京都を含めれば10回)。まぁ、いつも通りといえばいつも通り。誘ったor誘われたは、半々くらいかな?



さてさて。

コロナ感染者数が、過去最多を更新し続けていますね。全国で2386人、東京では534人ですか。そうですか。


とか書いておきながらおかしな話ですが、僕は「感染者数なんぞ、どうでもいいわ〜。発表する必要すらないわ〜」なので、別にこの数字が1000を越えようが1万を越えようが、何も変わることはないです。今後も日々の手洗い・うがいを、徹底するだけ。というか、僕にとってのこれは看護士の母親の教育による、子供の頃からずっと続くものですので、コロナの流行とは全く関係ない。完全に“習慣”なので、なんというか、身体が勝手に動きます。つまり、意識的なコロナ対策は“体温を測る”以外は、何もしていません。



先日、友人たちとウチで麻雀をしましたが、「映画館はもう席を埋めるようになったし、マスクの着用にもうるさくなくなった」という話題になり、「お前はマスクしないの?」と聞かれたので「言われなきゃしないよ。してない人けっこういるし」と素直に返したところ、詰められましてね。「お前みたいな連中のせいで感染が増える」とまで言われましたよ。

咳をすることもなく、独りで黙って座っているだけ。さらに映画館の換気システムが超有能だというのは、もう充分に認知されてんじゃん。どこかの映画館でクラスターが起きたとかいうニュース、見たことあるか? では、お前らが毎日乗っている、満員電車は? そもそもこの麻雀、密な空間なのに誰もマスクしてねぇじゃん。俺は休憩の度に、手洗い・うがいしてんだけど、お前らはタバコ吸ってるだけじゃん。・・・等々、いくらでも論破できましたが、言うだけムダかと考えガマンしまして。とはいえ激しくムカつきましたので(という言い訳を自分にする)、麻雀は負けましたわ〜。


世の中には、ファクトで語れない層がいます。自動車と飛行機を比べて、自動車事故による死者数の方が遥かに多いというファクト・データを元に「飛行機は安全だ」説明しても、「いや、落ちたら確実に死ぬし」とか返される。「“事故数”ではなく“死者数”だ」と言っても「自動車の数の方が遥かに多いから比例して多いだけ。それに、自動車事故ならば助かる可能性が高い」とか返される。はい、話にならない上に、向こうは向こうで論破している気になっているからタチが悪い。僕はそんな相手を前にしたら、面倒なので諦めるというか「あっそう。じゃあ、好きにすればいいよ」になります。説明するだけ、時間のムダ。



何かを議論をする上で、気をつけている、というか、“気をつけなきゃと心がけている”ことが僕にはありまして。それは「人はあくまで、バイアス(先入観)ありきで物事を捉えている」ということです。「飛行機は怖い」とのバイアスで怯える者に、安全性をいくら訴えたところで相手は、怖い方面の理由探しをして、ますますの武装を固めるだけです。

前述の麻雀でも「マナーの問題」「街ではマスクしてない者などいない」等々、直近に座るマスク無し野郎から(笑)言われましたが。しかし、店や公共の場でのルールは、その店主や自治体が決め、利用者はそれに従えばいいだけ(この点、僕はホリエモンとは違う)であり、そこにマナーがうんぬんといったあやふやな定義は存在しません。社会全体にとって問題があるのであれば、ヨーロッパのいくつかの国のように、政府が「マスク着用を義務づける。従わない者は罰する」とすればいいのです。それに、マスク着用がマナーだと言うのならば、同等に、手洗い・うがいの徹底もマナー扱いすべきでは? 「お前、ずっと手洗いしてないよな? はい、マナー違反〜っ!」とアホっぽく返せばよかったかな?

そして街に出れば、マスクをしていない者は、僕以外にもたくさんいます(ご年配の方が多いですが)。以前の映画館や、野球スタジアム等で、スタッフさんから注意されている者を僕は何十人と見ましたよ。自分がそうなのでもちろん、周りにいても全く気にならない僕ですら「けっこういるわさ〜」の認識ですから、自粛警察みたいな過敏な人の方がよっぽど、見つけまくって怒り散らかしていそうですけどねぇ。これは僕の“意見”ではなく、客観的な“事実”なのですが。



マスク着用を“社会のマナーである”と一方的に位置づけるのも、“みんなやってる”と一色に染めるのも、全てはバイアスありきのものです。同じように、僕の方の“他にもたくさんいる”や、そもそもの認識である“マスクなんぞ、ただの同調圧力”にも、もちろんバイアス要素が含まれています。「GoToキャンペーンのせいで感染が拡大した」や「日本もいずれ欧米のように〜」「後遺症が〜」。その逆サイドの「自殺者の増加の方がよっぽど問題」「インフルエンザの方が死者数が多く、しかも大半が高齢の方なのに、なぜに過剰に恐れる?」も、すべてがそう。双方共にバイアスありきで、それを正当化するための根拠ばかりを積極的に探しているだけです。こんなもん、噛み合うわけがない。二極化するのは残念なことですが、中間の着地点はない。

自粛派と経済活性化派。ファクトベースの理屈ではなく、イチ個人の性格や本能的な部分(「飛行機は怖い」的な)からポジションをとっている者が多いことには、僕は残念に思います。その一方で、自身やその家族、友人たちの生活のためにポジションをとるのは、致し方ないことです。例えば、病気の高齢の同居家族がいる、という方が、自粛傾向に偏るのは当然のことですし、友人の多くが事業を経営しているのであれば、積極的に経済を回そう、と考えるのも当然です。なので結局のところ、「各々の事情と判断の元で、好きにしましょうや」としか言いようがない。なんでこの姿勢を批判する者がいるのか、本当に、心の底から、、理解不能ッ!!「政府は“何を優先するか”をハッキリと示せ!」という意見もよく目にしますが、プラスに捉えれば、国民の個人単位での自立を尊重し、「好きにしなさい」ということなのでは?



感染者数が増えまくっているが、ポカポカ気持ちの良いお天気の三連休・・・という、まさに対応が両極端になりそうなステージの到来が目の前ですね(笑)。怖がる方はどうぞ家に籠り、有意義にお過ごしください。気にならない方はぜひ街に出かけて、なんならば旅行して、日本経済を元気づけて下さい。「お前らの気の緩みのせいで~」といったノイズは聞き流し、自由にお過ごしください。


僕も、飲み会や買い物を、いつも以上に楽しみます。映画も最近は劇場では惹かれるのがあまりないけど、何か観ようかな〜






2020年11月13日金曜日

感染再拡大や大統領選挙、芸能人の大麻や結婚についてを、雑多に語る・・・



うぅ〜む・・・


正直な話、ブログを書く気分になりません。今年中に、これを入れて残り8本書く予定(年に36本)なのですが。

ブログだけでなく、ツイッター等のSNSも全くと言っていいほど開かなくなりました。そもそも、ネットに触れる時間が激減しました。

ちょっと、プライベートでいろいろありましてね。一度はテンションが爆上がりしましたが、その反動?の爆下がりがあり。普段の僕は浮き沈みはほとんどなく、安定してノーテンキ&ポジティブなキャラなんですけどねぇ。別に、落ち込んでるとか傷ついてるとか、そういうのはないのですが、簡単に言うと「頭脳を働かせる気が起きない」。


先月に比べれば飲み会等の用事も少なく、僕はひたすら家で映画とサッカーを観ています。映画は一日2本以上のペースで、このままだと今年の総数は200本を越えそうです。ここ最近のAmazonプライムの映画コンテンツ、終了するのが多過ぎるって! DAZNでもチャンピオンズリーグを見られなくなったし、僕が契約している映像サイトの経費削減しまくりっぷりがヒドい!! 「どっちも解約してやろうか!?」・・とちょっと考えましたが、そうすると本格的に廃人みたいになりそうなので、ガマンします。ハァ、旅に出たいな・・・



さてさて。近況についてはこんなもんで。


今回は、三ヶ月に一度のペースでやっている〈最近のあれやこれやについての僕なりの感想まとめ〉記事です。あくまで「僕は個人的にこうである」という話なので、考えが異なる方々に対して「あなた、おかしいよ」と訴えるような意図はありません。相変わらずGoToキャンペーンについては興味がないので(僕は客としてはトラベルもイートもそれなりに利用していますが、再開を控える宿主としては早く終わってほしい、というダブルスタンダード)、語りません。



【コロナ感染が再拡大中】

今年の4月頃からは、僕の対コロナ・スタンスは一切ぶれることなく、頑なに「経済活性化優先」「マスクはしないが、うがい手洗いは徹底」「他者のスタンスを尊重する分、俺のスタンスに他者から口を挟まれる筋合いはない(各々で勝手にしましょ)」を貫いております。別に、ウィルスを甘く見ているわけではないですよ。過度に怯えて、それに振り回される方がストレスでよっぽど不健康、という考えです。

そして、ここからは完全に根拠なしの持論ですが。僕はたまたま、今年のこれまでに具合が悪くなったことはなく(鼻風邪が一度のみ)、実際に“僕がそうだった”という話ではないのですが。世の中の多くの人は、自身に風邪っぽい症状が出たとして「やばい、コロナかも!すぐに病院に行かなきゃ!!」とはならないでしょう。「病院に駆け込んで、検査されて陽性だとか言われた日にゃあ、今の生活がハチャメチャになる!」と危惧する人の方が多いと思いませんか? なので、ほとんどの者が「重篤化しない限り、とりあえず家で療養しよう」となっているかと。芸能人やスポーツ選手の陽性発覚が多い気がするのは、彼らは公に顔を晒す立場なために、具合が悪い→PCR検査・・の“→”部分のマスト度合いが高いからですよ。

というわけで、何を言いたいのかといいますと。「調べていないだけで、実はコロナ陽性だったけど軽症or無症状で済んだ者なんて、そこら中にゴマンといる(僕もそうかも)」、そして「10月末〜11月上旬は、そもそも例年の風邪の流行る時期。検査を受ける判断をした者が、比例して増えただけでしょ」というものです。これから再びインフルエンザの季節になりますし、数字上の(発表される)感染者数の増加傾向は、ますます勢いを増すでしょうね。僕のスタンスは、今後も何も変わりませんが。



【ホリエモンが、餃子店 店主と大ゲンカ】

前述の通りに、僕は相変わらずの“マスクしないポリシー”。しかし、僕なりのTPO判断に合わせて着けますので、出かける時には必ず携行しますよ。店や映画館に入る際に、スタッフから言われればすぐに着けますし、文句どころか不快に思うこともないです。言われることは、だいぶ減りましたけどね。アパレル店に限っては、たいていで店員さんと話もするので、ハナから着けて入ります。そういえば、熱を測られることもほとんどなくなったなぁ~。

なので、僕はこのホリエ氏の騒動に対して、別に彼(この件では、彼はマスク着で彼のマネージャーが無だったそうですが)のマスクをするorしないのポリシーに関しては、何とも思いません。ご自由にどうぞ、です。しかし、なんで揉めるの? 双方で出来事の状況説明が食い違っていますが、TV等でのホリエ氏を見る限り、彼は“理屈っぽくネチネチとイヤミを言う”系のファイトスタイル(笑)なので、ブチギレて怒鳴り散らかした、というのは想像しがたい。よって、出来事自体の信憑性にはホリエ氏に分があると僕は捉えますが、それにしたってSNSやYouTubeでわざわざ発信するなって。「ムカつく対応をされた、あの店にはもう二度と行かね。ペッ!」・・その唾を個人の内で飲み込んでいれば、済んだ話だと思いますけどねぇ。



【安倍首相退陣、菅新政権に】

アンチ安倍を丸出しにしまくっていた通りに、彼の退陣表明には、僕はもちろん「やっと辞めてくれたか!」と、シャンパンを飲みたい気分になりました。しかしその後任が、菅って。何も変わらねぇ〜。学術会議の任命拒否の件も似たような問題ですが、安倍&菅の7年間で何が最悪かといえば、人事権を内閣に集約したことですよ! それにより「お上の機嫌を損ねたら降格」を恐れる官僚だらけになり(情けねぇな!)、忖度しまくり、改ざんしまくりが横行。イエスマンしかいない環境の、まさにファシズムの完成ですよ!!

富裕層と大企業役員の所得と、自民党への献金額ばかりが倍増する一方で、貧富の差は拡がるばかりだった。そんなやりたい放題が一般の国民にバレないように、フェイク&チートをし続けた総統アベと、その参謀スガ。支持率、なんでアベの最後が34%で、スガに変わった途端に62%にハネ上がるの? そういう人が目の前にいたら、その根拠を詳しく聞いてみたいですわ。先日買って読んだ【100日で崩壊する政権】という本(漫画)が猛毒で痛快でサイコーだったので、皆さんにもオススメします。



【立憲民主党と国民民主党の一部が合流、あらたに政党を立ち上げ】

僕はリベラル・・というか「日本人には、もっと政治を考え、語り合うようになってほしい」という想いから“己の思想を強めに示すべや!”という方針でいますので、支持政党は立憲民主・国民民主・社民・共産、、あたりの方向になります(あえて振り分ければ)。実際に過去の選挙では、それらリベラル政党以外へは投票したことがありません。しかし新党の代表、また枝野かよ・・・。幹事長をはじめとする中枢陣も、いつものつまらないメンツが並ぶばかり。センス無さ過ぎ。もはや、滅んでほしい(笑)。自民のやりたい放題の、最大の要因はこれら、野党のダメダメさにあることは間違いないです。

真の政治家による、真のリベラル政党よ! 早く立ち上がってくれ!!



【伊藤詩織さんを、応援しています】

アベのおトモダチ:ジャーナリスト山口氏から伊藤さんへの暴行容疑と裁判にいたるアレコレについては皆さんご存知だと思うので割愛しますが、実は以前、ウチに泊まった外国人ゲストからこの件について聞かれたことがあります(もちろん、「日本はおかしい!」という意見を込みで)。僕が“アンチ安倍”だとかいうのは抜きにしても、この事件の顛末は、はっきり言いまして“日本の恥”であり、僕にとっては当事者の山口氏も、動画でヘラヘラと伊藤さんを貶め愚弄し続けた杉◯某だの、はす◯某だのも、怒りを通り越してただただ恥ずかしい。おぞまし過ぎて吐き気のレベルで、同じ日本人だと思われたくないです・・・

伊藤さんの側に、極左の者や某フェミニスト学者等の“ややこしい連中”が付いているせいで、この事件についての議論はレイプ事件のそのものが置いてけぼりになりがちなのが、残念です。右寄りで「これは陰謀!」とかブっている人たちは、伊藤さんのあの真摯な訴えの映像と、杉◯たちのヘラヘラ下品な侮辱映像を見比べて、後者の方に気持ちが寄るの? 信じられん。人の心があるのかよ?

「なんで今、この話題?」と思った方がいるかもしれませんが、民事訴訟で負けた(控訴中)山口氏が、今度は逆に伊藤さんを名誉毀損で訴え、先の9月28日に伊藤さんは、書類送検されたのです。あまり報じられていませんけどね。ハァ・・・ほんと、日本の恥。



【池袋暴走事故の飯塚被告が、無罪を主張】

これもまた、恥ずかしい。逆に言うと89歳のこの方には、精神力スゴいっすね、と感心してしまいます。僕はキャラクターの通りに(笑)繊細なタイプでは決してないのですが、例えば身近の誰かが自殺したとして「僕にも何かできたのでは」「僕にも責任がある」と捉えてしまうタイプです。全然関係のない無差別大量殺人事件なんかに対してさえ、「狂人を生まないためには〜」等と他人事として語ることはなく、「誰しも(自分も)が犯人のようになる可能性がある」と考えます。

自罰と他罰の思考バランスは、半々くらいがいいと思いますが、このおジィさんって他罰主義100%なんですか? ずっとそうやって生きてきたんですかね? どうせこの先そんなに長くない(失礼!)人生の、何に執着するんですかい? 僕が加害者だったら「私を死刑にして下さい」と言い切るけどなぁ。別に、人から崇められるような名誉も実績も何もないですし(皮肉をたっぷり込めて)。なんというか、生きる、ということに対する美学と、恥の感覚が全く違うのね、と感じます。



【アメリカ大統領選挙がゴチャゴチャと長引きそう】

僕はイトコ一家がアメリカ人なのもあり、アメリカの大統領選挙は1992年のパパ・ブッシュvsクリントンあたりからずっと注目しています(当時は中学生。マセたガキだな)。今回の選挙はバイデン勝利、しかしトランプがゴネてかなり長引く、、までは予想通りでしたが、世界のほとんどの国のボスたちが、あっさりと「チャオだね〜トランプちゃんw」になったのは意外でした。カナダのトルドー首相が真っ先に、だったのがじんわりとウケる。

イトコ一家はロサンゼルス(カリフォルニア州)在住で移民系なので、ベタにリベラルで民主支持ですが、昨年末に来日した際に会ったら、僕との会話の大部分がトランプ批判で占められましたよ(笑)。彼らはバイデン支持というよりも、完全に“アンチ・トランプ”。よってもちろん、今回の選挙結果には大喜びの万々歳でした。これでトランプが逆転再選したら、マジで内戦勃発もありえそうだな・・・

トランプの一番の罪は、アメリカ国民を完全に真っ二つに切り裂いたことですね。あいつはずっと親友だったけど「トランプを支持する」と言ったから縁を切った、、そんなのが大量に起きてしまった悲劇の四年間だったわけです。まぁこういった、思想の二極化は、世界的に見られる傾向ですけどね。



【俳優の伊勢谷友介氏、大麻所持で逮捕】

僕はタバコすら吸ったことがなく、日本での大麻解禁にも反対の意見ですが、以前からケロリと書き続けている通り、巷の芸能人の大麻事件に関しては、な〜んとも思いません。タバコやアルコールと同等に、リスクは自己責任で勝手に吸えばいいじゃないの、です。どうせ執行猶予がつく程度の軽犯罪、覚醒剤ではなく人に迷惑をかけたわけでもないのに、バッシングされるようなことですかね? 制作会社やスポンサーに迷惑をかけてるだろ〜、とか反論する人がいそうですが、それって大衆が騒いだことによって、発生した迷惑ですよね? 世論が「んなもん、たいしたことじゃねぇ」の反応だったら、映画公開もCMもDVD発売も、予定通りで無問題ですよ。欧米がまさにそうです。

世間からの、社会的制裁の方がヤバいって。損害賠償額は10億円とか言われていますが・・・なんでそんな人生オシマイなレベルの罰を与えなきゃならんの? 一般人が上級国民を殺したってそんな額にはならないし、明らかにバランスがおかしいです。まぁブッチャケ、僕が見る伊勢谷氏は、頭が良く才能のある“カッコいい男”(見た目は関係なく)でして、さらに森星(系の、いつも豪快にケラケラと笑っている女性)のことも好きで、このカップルはお似合いだな〜、と思っており。別に憧れるとかはないですが、彼に対する批判的な目線は元々ありません。日本でも大麻の使用は罪になりません(所持は違法ですよ)から、「これは俺の物じゃない!」とか言い張って逃げきるクズが多くいる中で、すぐに罪を認めた彼には、「潔いね。アッパレ!」と言いたいくらいです。



【ナイナイ岡村さん、ご結婚】

いやはや、嬉しいです〜。僕は別にナイナイ・ファンでも、お笑い好きでも、なんでもないのですが。めちゃイケも、山本さんが普通にいた頃までしか見ていませんでしたし。

南海キャンディーズ・山里氏の結婚でもそうでしたが、僕は41歳独身の身として、いわゆるモテない系の芸人が生涯の伴侶を見つけるのには、なんというか感謝に近い想いになります。「夢をありがとう」というか・・・。もちろん、経済力等の面で、僕ら一般人の非モテとは、全く違う世界にいる彼らなのですが。僕は根本的に、自分自身のダメさ愚かさ、人生の滑稽さを笑えている人、そしてガムシャラに全力疾走して転びまくる人のことが男女問わず好きなので、そういう者々が幸せを手に入れたと聞けば、僕も純粋に嬉しい。その一方で、常にカッコつけてイキがる“笑われたくない”ご立派な人々に対しては、美女と結婚・・とか聞いても「へぇ、器用に生きてますねぇ」と冷めてしまうのです。

とにかく、おめでとう岡村さん! お幸せに!!



【映画「鬼滅の刃」が、記録的大ヒット】

史上最速での興行収入200億円突破、公開から一ヶ月も経たずに歴代5位ですか。これは、1位の「千と千尋」を確実に抜くでしょうね。ずっと一席ずつ空けて売っていた劇場の多くが、この映画の公開日前後に“席を全て埋めます”ポリシーに一斉に変わったのには、ちょっとウケましたが(それで全然いいと思います)。

僕はこの作品は、漫画もアニメも全くのノータッチです! こちらに限らず、レギュラーで嗜んでいる漫画やアニメは、ほぼゼロですからねぇ。ネットでも読める、「キン肉マン」だけかな。「進撃の巨人」や「キングダム」等も、アメトーークの特集では「へぇ、面白そうね」とは思いましたが、「読んでみようかしら」の芽はまるでなく。「ワンピース」すら全く読んでいませんしね。いやぁ〜我ながら、“興味なし”の分野に対するこの関わり欲の無さに、「そりゃ協調性にも共感性にも欠けるわな」と思います。

読む気なし・観る気なし、なだけで、別に批判的などうこうはないです。僕が基本的に洋楽しか聴かず洋画しか観ないのは、単純に好みと相性の問題で、もちろん日本のそういった文化のことは、リスペクトしていますよ。ヒット曲「香水」の何がいいのかは、さっぱり理解できませんが・・・(笑)




以上! 前回・前々回と同様に、今回もネタは10件で! ユニクロで+J(ジル・サンダー)モデルの発売が今日にあり、日本中で客が殺到し、ガラスが割れマネキンが折れのカオス状態だった・・というニュースに爆笑したのでそれについても書こうか迷いましたが。やめておきます。


ではでは! 文頭で「ブログを書く気分にならない」とか言っておきながらの、なんだかんだで長文になっちまった秋の夜長でした!!