2020年9月24日木曜日

星野嫌いの俺は、マイノリティではないと知った。




やっと東京都民も、GoToキャンペーンの仲間入りですねぇ。宿を閉めている僕は無関係ですし、ゲストハウス業界にとっても、ありがたい施策だとは全く捉えておりませんが。少なくとも、不平等が解消されたのはよかったと思います。僕も旅人の立場としては、バッチリ利用させていただきますよ。浮いた35%分は貯金にではなく、訪問先のゲストハウス主や他の滞在ゲストたちと飲むことに使います!!



さてさて。

今回の記事は、明らかな矛盾を含む展開になりますが、それはわかった上で、です。また、タイトルですでに丸分かりですが、星野リゾート代表取締役社長:星野佳路 氏への毒がテンコ盛りです(笑)。以前に僕は「個人攻撃はしない」と宣言しましたけどね。彼はメディアに出まくりの、宿泊業界きっての有名人ですから(皮肉を込めて)、もはやその影響力や存在感は個人という枠を越え、充分に“概念”でしょう。彼ほどの大物からしてみれば、僕の存在なんぞは戦闘力5のゴミ、みたいなもんでしょうし。



2014年に、ブラジルでサッカーのW杯が開催されました。日本は1分け1敗で迎えた第3戦、対コロンビアで1−4の惨敗。あっさりとグループリーグでの敗退が決まりました。

その翌々日、同じく1分け1敗で、韓国の第3戦(対ベルギー)がありました。この大会、日本は全然ダメでしたが(2018年のロシアでは良かった)、同様の状況とはいえ韓国はアグレッシブな好チームでしたので、僕は勝ち上がりを期待し、本気で応援しました。しかし結果は、0−1での惜敗。

その後、なんとなくネットを見ていると、この試合の結果を報じたYahoo!ニュースのコメント欄が、ヒドい有り様でして。「ざまぁ」「メシウマ」「日頃の行いが悪いからだ」「全員引退しろ」等々、罵詈雑言のオンパレード。僕は普段はYahoo!ニュースにコメントを書くことは全くないのですが(今もそうです)、あまりのヒドさに呆れ返り無性に抗いたくなったので、「俺は韓国を応援していたので残念。好チームだった。日本と共に、次のW杯では躍進してほしい」的なことを書いてみたのですよ。

すると・・・とんでもない火の粉が飛んで来ましてね。バッドは5000以上に到達(一方でグッドは50とか)。返信コメントも200だか付き、そのほぼ全てが「在日確定」「キムチ臭い」「祖国に帰れ」「死ね」といった、ヒドいものばかり。そこで僕は「ヤフコメってマジでクソだな。関わるのは時間のムダだ」と確信し、以後はたまにテキトウに眺める程度の距離感になりました。


あれから6年が経ちましたが・・・先日、僕は驚いたのですよ。サッカーのイングランド・プレミアリーグが開幕したのですが、トッテナムという強豪チームのストライカー、ソン・フンミンが1試合で4ゴールを決めるという離れ業をやり遂げまして。その全てがとんでもないスーパーゴールで、彼の能力や実績をとっくに知っている僕でも、あれには驚愕しまして。

その後、なんとなくネットを見ていると・・・あれ? 誰しもがソン選手を絶賛している。「アジア歴代No.1」「紛れもなくスーパースター」「世界に誇れる、アジアの宝」「韓国が羨ましい」、、、等々、皆が彼に対して、ピュアな感じで感服している。

僕の中でのヤフコメの全体的な“書き込みの民度レベル”は、ソン選手の偉業に対しても「たまたまだろ」や「ドーピングか?」「日本の選手の方がスゴいし」的なイメージだったので、僕は率直に嬉しかったです。



そして、ちょうどそんな「ヤフコメ民とも心を通わせられるのかもな〜」の気分になっていたタイミングで。昨晩、僕は一つの記事を見つけまして。

星野リゾート「倒産確率」を公表…自分が何をすべきか考え、動いてほしいから

以前から表明している通り、僕は星野佳路氏のことは大嫌いなのですが、いちおう似たようなビジネスの世界にいる一民として、彼に関する記事は基本的には開きます。彼へのインタビュー等の記事ではいつも、コメント欄には「素晴らしい経営者!」「やはり頭のいい人の発想は違う!」的なマンセーが並ぶので、この記事でも、どうせ似たような反応だろう〜とタカをくくっていたのですが。

まぁ、チョロっと見てみるか、とコメント欄も覗いてみると・・・あらまビックリ。僕のこれまでの認識「この人はいろいろとアレだが、世間にはなぜかバレていない」が、完全に覆りました。

「なんだ、とっくにバレてたんじゃん!」
と!!!


そこにあったのは、彼の何かしらの発言に対しての炎上・・ではなく、そもそもの「この人は嫌いだ!」「この会社は信用ならん!」的なコメントばかり。なんだい、僕と似たようなスタンスの者って、隠れていただけで実はたくさんいたのね。気付かなかったっすよ〜。そんな感じで僕は、なんだかスゲェ楽しくなってしまったので、書かれてあったコメント800件弱を、全て拝見しましたよ(ヒマだし!)!!

よってここからは、そこで抽出したコメントのスクショ画像を添付しながら、話を進めます。添付・・・というか「どうせこういう展開なら、画像を載せまくってそれメインで進めてやれ!」「わざわざ上記のリンク記事をクリックし、さらにコメントまで開く人なんてほとんどいないだろうから、この場でまとめてやれ!」・・と気が変わりましたので、そうします。

「批判的なコメントばかり抽出して、印象を刷り込む気か!?」とお怒りになる方もいそうですが、いえいえ、全コメントを俯瞰で捉える限りでは〈批判:擁護〉は〈9:1〉くらいで、批判コメントへの〈グッド:バッド〉も同様です(疑う方はリンクを開き、直接ご覧になって下さい)。たしかに偏りますが、この記事内のワールドにおいては、そもそもが偏っているのです。もちろん僕は、それが=世間の意見、と訴えたいわけではありません。あくまで、この記事のコメント欄では、こんな意見がズラ〜ッと並んでいましたぜ、という話です。



まず、僕がこうしてブログで星野ディスを繰り広げる理由について。

詳細は明かせませんが、実は以前、僕にDMをくれた方がおります。彼は、星野リゾートの元従業員だそうです。メディアで発信されるイメージとはかけ離れた実態を教えてくれましたし、それが世間に知られないもどかしさのような想いも書いてありました。まるで下記画像のように。



それを聞いた時の僕の感覚は、まさにこんな感じ。




そのような気持ちの上で、僕が以前にこのブログで彼に対して書いた、


上記では、あくまで僕が一人で彼に対して嫌悪感を示す形をとっておりますが。件の記事のコメント欄には、似たような意見が大量に。テキトウに抽出していたら数が多すぎになってしまったので、数枚にまとめて添付します。もちろんこれらは、同様の意見のごく一部のみですよ。



また、同軸で僕が訴えていた、こちらも


同様に、様々な方から「星野のビジネスはハッタリだ!」との指摘が大量に。



いやマジで、とっくにバレてたのねぇ・・・。こりゃあ、僕が訴えるまでもなかったようです。個人的には、「◯◯と同類」としてあげられていた人物たちの、ラインナップに爆笑したりも。いやぁ、本当にその通りなのですが、なんで今まではこういった意見を見る機会がほとんどなかったんだろうか・・・?



僕が把握していたのは「ブラックな業務実態」と「ハッタリっぷり」が主で、それを元にアンチのスタンスを明確にしていたわけなのですが。コメントには、ホテルを建てられた現地の人々からの、怒りの告発のようなものも散見され。



さらには星野リゾート・・キャンセル等に絡むトラブルについてもゲストから訴えられる始末。あ、これは僕も「あそこは緊急事態宣言が出ても、キャンセルには全額を請求。ポリシー的に返金マストの状況でも、マトモに対応していない」と、以前からチラホラと聞いておりました。



もちろん、擁護の意見もありましたよ。しかし、グッドの割合が明らかに低い。この場は、星野氏にとっては完全にアウェイ状態、クソミソに言われ放題の無法地帯でしたね・・・



そんなわけで、今の僕の想いは、こんな感じ(とことん、スクショで済ます!)。


そして今、このブログを読む方の多くは、こんな感じでは(笑)? 特に、彼のことをそもそもよく知らなかった方々は、ほぼ全員がこうなっているでしょうね。




なお、件のコメント欄には、食事や設備の面に対する苦言以外にも、末端の従業員に対する「質が悪い!」との指摘がたくさん見られました。しかしこの点に関しては、僕はあえて避けながら、コメントを抽出しております。僕が大嫌いなのはあくまで星野佳路氏、その本人であって、従業員の方々ではないからです。簡単に言うと僕は、星野リゾートのことを≒ブラック企業、的な捉え方をしておりますので、安すぎる賃金にも関わらず過大な業務を課して疲弊させサービスの質が落ちるのは、従業員ではなく経営陣の問題です。従業員の皆さんは、虚像と現実との狭間で苦しみながら、懸命に働いていると思います。



というわけで今回は、一人の有名人を批判するコメントを大量にスクショしまくってベタベタ貼りまくるという、自分でも呆れるほどに“性格の悪さが丸出し”の内容となりました。卑しい方面での大量の共感を目の当たりにしてテンションが上がった結果ですが、僕の品性なんてそんなもんです(笑)。最初に書いた“矛盾”とは、「ヤフコメに価値無し」的な文頭からの、「そのヤフコメで、自分が嫌いな奴の嫌われ者っぷりを知って嬉々とする」展開のことです。まぁなんというかブッチャケ、リテラシー面のギリギリを探して、バランスをとったわけですよ。

こんなんやってると、僕自身がますます嫌われるだろうな、と自覚しますがね。このブログは“広く愛されたい”ではなく”一部のヒネクレ者にウケればよし”の精神で、いつでも好き勝手に書いておりますので、まぁ、それでいいっす〜







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