2022年1月22日土曜日

2021年、映画総括!!





今回は、年始の恒例記事である、前一年間に公開された映画の総括です!!!


昨年の同企画も閲覧数はビミョ~で、労力と成果の反比例っぷりが物凄いのですが、今年も変わらず元気にやります。“読者の皆さんに向けて”というよりも、“映画好きな自分に向けて”のオタク熱で書いている、と言ってもいいのでね。

昨年の同記事で、僕は「2021年の目標鑑賞本数は“181本”」と書きました。さらには、「300本を越えたら、オレは完全に依存症」とも書きました。その結果はというと・・・309本! これはあくまで“初めて観た作品”の数で、昨年の僕は“前に観たことのある作品”も40本再鑑賞しており、それも含めた合計だと349本です。履歴を全てメモったので、これはハッキリしております。


初見の映画309本の詳細は、劇場:25本、DVD:131本、テレビ:3本、ネット:150本、でした。ネット(アマゾン・プライム)での鑑賞数が、ついにトップに躍り出ましたよ。DVDは、いつも青砥のTSUTAYAで借りるのですが、毎度“5本で1100円”のコースなので、僕はあちらさんに年間で26回行ったわけですねぇ。返しただけで何も借りず、、の機会も含めたら、40回くらいは行っているのかもです。

ていうかアマゾン・プライム(の、見放題サービス)、最近では劇場公開が終わった直後の新作をUPするケースが増えましたね。「ファイナル・プラン」という映画なんて、まだ劇場公開している段階で観ることができて、超ラッキーでした(ビジネス的に、問題ないんですかね?)。一方で「キャッシュトラック」は、僕は劇場で観たのですが、その一カ月後くらいにサラッとUPされていて、なんだか損した気分になりましたよ(笑)。逆に、「いずれDVDやネットで観よう」と判断した作品が、公開終了後に全くメディア展開のないケースも明らかに増えており、なんだかグチャグチャです。


僕が劇場orDVDで鑑賞した映画の内、2021年に公開された作品の数は、78本でした。一昨年に公開された映画も、僕はもちろん昨年中にDVDのレンタル解禁に合わせてたくさん観ておりまして。それを含めての2020年のトップ10ランキングは、このように修正します。

NEW⑩ 朝が来る
NEW⑨ ザ・ハント
  ⑧ ある画家の数奇な運命
  ⑦ 幼い依頼人
NEW⑥ 薬の神じゃない!
  ⑤ 黒い司法 0%からの奇跡
NEW④ SKIN/スキン
  ③ レ・ミゼラブル
  ② 悪人伝
  ① 娘は戦場で生まれた

④ 位の「SKIN/スキン」は、本編ももちろん良かったのですが、特典映像として付随されていた短編作の方に、さらに強烈な衝撃を受けました(こちらをランキングに入れる場合には、1位を争うレベルです)。米アカデミー短編映画賞を獲りましたし、たったの20分間だしで、皆さんもぜひ観ておくんなましです。YouTubeで探したけれど、見つからずでしたが。



というわけで、前振りが長くなりましたが、ここからが2021年のランキングの発表!


まずは、惜しくも選外となった映画を5本(公開日が早かった順)です。

★ベイビーティース(2.19/豪)
★ジェントルメン(5.7/英・米)
★シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち(7.9/仏)
★プロミシング・ヤング・ウーマン(7.16/米)
★キャッシュトラック(10.8/英・米)

「ジェントルメン」と「キャッシュトラック」は共に、ガイ・リッチー監督。出世作「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」が傑作すぎて、以降は評価を下げ続けた彼ですが、なんだか復活の気配がしますねぇ。


それでは、ベスト10の発表!! タイトルの後の(〜/〜)は、日本での劇場公開日と製作国です。簡単なストーリー紹介はしますが、いわゆるネタバレはありませんとですよ!



【10位】


夏時間(2.27/韓国)

人物描写と映像美の、丁寧さが素晴らしい映画:その①。地味な作品なので、知っている方は少ないと思われますが。中学生?の少女とその弟くんが、お祖父ちゃんの家に引っ越して来てからのひと夏を、淡々と切り取っただけで、特に大きな事件等は起きません。

思春期少女の葛藤と成長、家族とは?の描写が、とても繊細。夏の韓国の田舎の風情が、日本人である僕の記憶にもずっぽりとリンクし、「子供の頃の夏休み、鹿児島の祖父ちゃん家、楽しかったなぁ~」と、しみじみと懐かしめました。監督は30歳の女性、今作でデビューだそうで! とんでもない才能だわぃ!!





【9位】


ザ・ビーチ・バム まじめに不真面目(4.30/米)

強烈にクセありな主人公なので、好き嫌いが極端に分かれそうな作品。マリファナと酒と女に溺れるだけの、自堕落な日々を送る彼ですが、周囲の誰しもが彼に対しては好意的。彼は天才的な詩人で、とてもロマンチックで破天荒なんですよ。

“外面はロクでもないが心根は優しい、愛に溢れる人間”のことが僕は大好きなので、彼のキャラはドンピシャでして。「ムーンドッグ」という、名前もいい。心のどこかに、孤独感というか悲しみというかを、抱えている装いなのもいい。

この映画のオチも、スカッと豪快で気持ちの良いものなのですが、なんだか切なくもあり・・・。僕は同じくグゥ~タラに生きる身として、彼の生き様には激しく憧れました。





【8位】


Mr.ノーバディ
(6.11/米)

ボーン・シリーズとかイコライザーとか、最近は、“なめてたアイツが実は最強殺戮マシーン野郎だった”的な映画が多く、それらは全体的に優良作ばかりなのですが、この作品もその系譜。

しかしながら、上記のシリーズたちとこの作品が決定的に違うのは、主人公の“平凡”度合いの高さ。ジェイソン・ボーンやジョン・ウィックは、最初からスタイリッシュでカッコいいですからねぇ。この映画では、名前すらなく筋骨隆々でもない、見た目は一般人の普通のダメ親父。彼の格闘っぷりも全くイケておらず、派手に飛んだり蹴ったりはなく、いろんな敵からボッコボコにされまくります。

彼が能力的に最も突き抜けているのが、“タフさ”なんですよ。いやぁ~、痛快でハチャメチャで、面白かったです。続編が楽しみ!!





【7位】


グンダーマン 優しき裏切り者の歌(5.15/独)

人物描写と映像美の、丁寧さが素晴らしい映画:その②。旧東ドイツに実在したフォークシンガー、ゲアハルト・グンダーマン氏の半生を綴った作品。

彼は、シュタージ(秘密警察)からの指令で、西側寄りの思想を持つアーティストたちの活動の、密告をしてしまいます。そして東西ドイツが統一され、彼はミュージシャンとして名声を得ますが、過去のスパイ活動によって背負った心の十字架との葛藤に、悩み続けます。

これ系の映画の多くには、「当時の“東”は悪」といった思想のベースがあるように感じますが、この作品にそんなことはなく。東ドイツ時代の人々の生活は、比較的ポジティブに描かれています。そして、“密告”という暗い過去を克服すべく戦った彼に対する、周囲や世間の反応はというと・・・

物事を一方通行でジャッジしない、平等で崇高な精神を感じ、僕はこの作品をリスペクトしました。そして何より、彼の楽曲がまた、どれも素晴らしいんですよ。僕はこの半年間、YouTubeで聞きまくっております。





【6位】


藁にもすがる獣たち(2.19/韓国)

エンタメとしては、2021年で最も面白かったです。10億ウォン(1億円)が入ったボストンバッグが、あっちに行ったりこっちに奪われたりする、とことん二転三転なハイスピード展開。主要キャラ4人のエピソードが、時系列も含めて激しく入り乱れ、交差しまくりで。オチの収束させっぷりもアッパレで、言うことなし! 脚本の質が、凄まじく高いわ~。原作は、日本人作家の同名小説なのだそうですが。

タイトルバックと、物語の後半の展開とをリンクさせる、センスの良さも超クールです。特にタランティーノ監督作が好きなような方には、ハマること間違いなし。僕は自信を持ってお勧めできます。





【5位】


17歳の瞳に映る世界(7.16/米)

人物描写と映像美の、丁寧さが素晴らしい映画:その②。17歳の少女が望まない妊娠をするのですが、彼女の住むペンシルバニア州では中絶のためには親の同意が必要とのことで、親友と二人でニューヨークまでの旅に出ます。

・・・ほんと、それだけの話なんですよ。出来事が、全くありません。二人はニューヨークに着き、病院に直行するものの「また明日に来て」。お金がないので宿には泊まれず、夜の繁華街を彷徨い歩き、駅のベンチで休み・・・なのですが、事件など起きません。

主人公の少女の“何やらワケあり”感は、全編に渡って漂い続けますが、一切の説明なし。彼女の過去に何があったのか、妊娠させた相手は誰なのか、それらの詳細は観客には何も提示されません。

しかしなぜか僕は、彼女への共感と応援を、心の底からしてしまいました。世界を放浪する最中に、とりあえず辿り着いた街で、あてもなく彷徨う・・という経験は僕にも多くありますので、「あぁ、いい“旅”してるねぇ~」という想いも馳せました。





【4位】


皮膚を売った男(11.12/仏ほか、七ヵ国の合作)

内戦の最中のシリアを脱出するために、現代アートの巨匠の提案を受け入れ、自らが“生きるアート作品”になった青年の物語。背中の全面にVISA(入国許可証)のタトゥーを彫り、実際に世界中の美術館に連れまわされ展示され(もちろん休憩ありですが)、美術品オークションで売買もされます。現代アートの不可思議さ?や、それらをクソ真面目に品評する大富豪達の滑稽さ、世界的な貧富格差のエゲつなさに対する、毒の一刺しというか皮肉というかを、ふんだんに内服し。

同じく祖国を抜け出すために政略結婚した恋人の、旦那(いい人じゃんかよ~)への扱いが雑でお粗末すぎる・・等の欠点はありますが、脚本のアイデアや事態の転換っぷりが、とても秀逸な作品でした。





【3位】


サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(10.1/米)

人物描写と映像美の、丁寧さが素晴らしい映画:その③。極めて好きな要素があるので1位にしてもいいくらいなのですが、中盤に大きな減点材料があるため、この順位で。

とあるロックバンドのドラマーが、ある日突然、難聴になってしまう。ライブ活動を諦め自暴自棄になるが、恋人の支えでなんとか立ち直り、聾者の支援コミュニティへの入所を決断する。

そこでの生活の描写はとても丁寧でしたが、あまりに淡々としすぎで時間も長く、正直、助長を感じました・・・。しかしその後、彼が恋人に再会しに行ってからの物語に、大感動。言葉ではなく、彼女のたった一つの仕草により、彼の心は揺れ動く。

儚くも美しい、愛の物語でした。





【2位】


ファーザー
(5.14/英&仏)

映画が始まり10分ほど経ち、いやぁ~ビックリしました。重度の認知症を患う老年の父親と、彼に対する過酷な介護の生活により心身が蝕まれる娘のお語なのですが。似たような設定の既出の作品群って、ほとんど全てが“介護する側の視点”か、“第三者の視点”で描かれますよね。

しかしこの映画は、完全に“父親の視点”で、観客はそれを疑似体験。彼は認知症ですから、登場人物がいきなり消えたり、住む家のドアを開けたら違う家になっていたり、過去と現実が入り組んだり、凄まじく歪な迷路に迷い込まされるのですよ。介護のために毎日通い続ける、肝心要の娘さんですら場面によって違う顔で、誰が誰だかわからない!! 最初から最後まで観客の脳をパニックにさせまくるという、新しいジャンルです!!!

映画の歴史において、こんな表現方法がまだあったのか・・・と、感服いたしました。面白いとか感動したとかいう要素はないのですが、とにかく斬新で挑戦的な、スゴい作品です。





【1位】


ブータン 山の教室
(4.3/ブータン)

今年の1位は「ファーザー」で確定だな~、とずっと思っていたのですが、年末に観たこちらが最後に逆転しました。人物描写と映像美の、丁寧さが素晴らしい映画:その④。とにかく丁寧。僕の歴代・丁寧な映画ランクでも、1位かも。

こちらも、大きな出来事はありませんが。ブータンの首都ティンプー(けっこう都会です)に住むイマドキの青年が、辿り着くまでに8日もかかるド辺境の地にある、小学校への赴任が決まり。彼が集落に着くまでの道中と、教師をすることでゆっくりと成長する姿を、この映画はシンプルに紡ぐだけです。

その集落:ルナナ村の人口は56人。この映画の出演者のほとんどは実際のこの村の住民だそうで、まるでドキュメンタリーのよう。いつでも素直で笑顔、家畜のヤクを神のように敬い、山々に囲まれた壮大な自然と共存する彼らの姿勢が、とにかく尊い。

僕はバックパッカーなので、率直に「うぉぉぉ、ブータンに行きてぇ!」となりまして。さらに僕は、いちおう元教師。「先生のことを尊敬します。未来に触れることができるから」という生徒たちの言葉に、涙がホロリ、こぼれ落ちました・・・





以上です!!


僕の2022年は、映画鑑賞の目標数を365本と設定しましょうかね。一日一本ペース! 今日(1月22日)の時点で40本観ているので、今のところはその倍の勢いなんですが・・・(笑)。劇場ではスパイダーマンの新作を鑑賞済み(ただのお祭り映画で、脚本が酷かった)、明日に「スティルウォーター」を観に行きます(※追記:超優良作でした)。



【タクデミー賞】
作品賞   ブータン 山の教室
脚本賞   カウテール・ベン・ハニア(皮膚を売った男)
監督賞   フロリアン・ゼレール(ファーザー)
撮影賞   ジグメ・テンジン(ブータン 山の教室)
編集賞   ヨルゴス・ランプリノス(ファーザー)
主演男優賞 アレクサンダー・シェアー(グンダーマン)
主演女優賞 シドニー・フラニガン(17歳の瞳に映る世界)
助演男優賞 キム・サンドン(夏時間)
助演女優賞 オリヴィア・クック(サウンド・オブ・メタル)



【鑑賞映画78本を、全採点! 公開日が早い順!(劇)は劇場での鑑賞!!】

★(10本)
⑥藁にもすがる獣たち
⑩夏時間(劇)
①ブータン 山の教室
⑨ザ・ビーチ・バム まじめに不真面目
②ファーザー(劇)
⑦グンダーマン 優しき裏切り者の歌
⑧Mr.ノーバディ(劇)
⑤17歳の瞳に映る世界(劇)
③サウンド・オブ・メタル~聞こえるということ~(劇)
④皮膚を売った男(劇)

★(22本)
 羊飼いと風船
 天国にちがいない
 ジャスト6.5 闘いの証
 ハッピー・バースデー 家族のいる時間
⑮ベイビーティース
⑲世界で一番しあわせな食堂

 ある人質 生還までの398日
⑱ノマドランド(劇)
 21ブリッジ
 グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告
⑭ジェントルメン(劇)
 アオラレ
⑯グリード ファストファッション帝国の真実
 ブラックバード 家族が家族であるうちに
⑳ゴジラvsコング(劇)
⑬プロミシング・ヤング・ウーマン(劇)

 ファイナル・プラン
⑫シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち
⑰すべてが変わった日(劇)

 明日に向かって笑え!(劇)
⑪キャッシュトラック(劇)
 モーリタニアン 黒塗りの記録(劇)

★(32本)
 ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画
 チャンシルさんには福が多いね
 43年後のアイ・ラブ・ユー
 聖なる犯罪者(劇)
 KCIA 南山の部長たち
 プラットフォーム
 わたしの叔父さん
 私は確信する
 食われる家族
 ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実
 ミナリ(劇)
 水を抱く女
 ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット
 パーム・スプリングス
 ザ・バッド・ガイズ
 スプリー
 SNS -少女たちの10日間-
 ザ・スイッチ
 アメリカン・ユートピア(劇)
 クワイエット・プレイス 破られた沈黙
 カムバック・トゥ・ハリウッド!!
 コンティニュー
 RUN/ラン
 サムジンカンパニー1995
 フリー・ガイ(劇)
 ザ・スーサイド・スクワッド ”極”悪党、集結(劇)
 ドント・ブリーズ2
 モンタナの目撃者
 アナザーラウンド(劇)
 ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(劇)
 悪なき殺人(劇)
 キングスマン:ファースト・エージェント(劇)


★★(12本)
 新 感染半島 ファイナル・ステージ(劇)
 カポネ
 すばらしき世界
 DAU. ナターシャ
 ワン・モア・ライフ!
 クイーンズオブフィールド
 サンドラの小さな家
 僕が跳びはねる理由
 クライム・ゲーム
 孤狼の血 LEVEL2
 元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件
 ミッドナイト・トラベラー(劇)

★(2本)
 5月の花嫁学校
 返校 言葉が消えた日



【観たかったけれどスルーの、DVDリリースが待ち遠しい映画たち!】

1秒先の彼女
少年の君
親愛なる君へ
名もなき歌
アイダよ、何処へ?
クーリエ:最高機密の運び屋






2022年1月12日水曜日

今年こそ世界中で、自由に旅ができますように!





2022年、明けましておめでとうございます〜

皆さま、今年もどうぞ、よろしくお願いいたします!!


もう、二週間近く経っちゃいましたけどね。僕のこの年末年始は、先月26日に友人と飲んで以降は何一つ用事なく、今週も金曜までは予定なしの、ず〜っとひたすらにヒマヒマな三週間です。その間のプチ外出はたったの二度で、映画を観に亀有に行った&DVDを借りに青砥に行っただけの、基本的には高砂に引きこもり状態でして。んまぁ、これはこの二年間の僕のデフォルトだっけか・・・

声を発するのは、行きつけの定食屋やコンビニでの「まいど・どうもっ!」的な挨拶のみ。電話やメールの類いも、誰からもなく誰にもせず。新年早々、どっぷりと孤独やわぁ〜(笑)。まぁ僕は元々、ぼっちな人間ですけどね。最近はちょっと極端すぎです。(あ、この記事のUPの直前に、東京ひかりのイサさんからメールをいただきました。)

早朝6時に布団に入り、18時まで寝る・・というリズムもなんとなく確定してしまいまして、日光に触れる機会がほとんどありません。なんだぃこの、ヴァンパイアみたいな生活は・・・(笑)? まぁ僕は元々、夜型の人間ですけどね。最近はちょっと極端すぎです。


というわけで僕は、基本的には夜にしか&12時間しか起きていない毎日なのですが、やっていることといえば相変わらずの映画鑑賞ばかり。欧州サッカーのプレミアが冬期休みに入ったので、マジで映画を観る以外にやることがない! よって、一日2〜3本のペースで映画を観漁っておりまして、今年に入ってから昨日までの十一日間で27本を観るという、狂気じみた事態になっております!!

この、昼間の12時間はひたすら寝ている毎日。以前であれば「寝すぎたなぁ〜。なんか損したぜ」な気分にもなっていたのですが、今やそれすらもなく。暖房を全くつけない生活なので、布団の中が気持ち良過ぎましてねぇ。そんなに眠くなくても早めに布団に入り、長々と本を読んでいることが多いですし。その気持ち良さのせいか、見る夢も、なんだかハッピーなのが多い。

その夢々は、色恋でムフフ♡ないい感じの内容が大半(元カノさんたち、ゴメンナサイ〜笑)なのですが、なんだか最近はゲストハウス関連も多いです。そこでは僕は普通にYAWP!backpackersを運営しており、ひたすらに英語で会話しています。カオスなゲストとケンカしたりもありますが、目が覚めると「あぁ・・なんだ、夢か。いい夢だったな・・・」となってばかりです。映画マトリックスの新作は観ておりませんので、そこから「仮想現実?」的な影響を受けたわけではないですよ(笑)。


そんなわけで僕は、「夢にしょっちゅう出るくれぇだっぺさ、ワシのアイデンティティーはやはりゲストハウス宿主なんだべさ! 再開すっぺ!!」なテンションが上がり気味でして。とはいえ今のこのタイミングは、ガッツリと閑散期。再開するならばちゃんと掃除とかしなきゃ〜というのがあり、宿内の一部を簡易改装(DIYでね)したいなぁ〜というのもありで、やや先送りで。具体的には、

2月末までは、ニートで自堕落なノンビリ生活を継続します。寒いしっ(笑)!
・3月1日から、DIYと大掃除をがんばります!
3月18日に、YAWP!backpackersの運営を再開します!
・たとえスカスカでも我慢、それを5月8日までは継続します!
・5月9日〜7月14日までは、また休みます(笑)!
・7月15日〜9月25日と、年末にも開こうかと思いますが、未定です!

3月1日の時点で日本政府が、外国人観光客の受け入れ完全拒否の方針を継続中ならば、再開予定日はさらに先送りしますが。僕なりのいちおうの目標&目安としては、3〜5月の春期に、合計で100泊。これに届かないようであれば、夏期も年末もやらずで、また一年くらいは休業を選択するだろうと思います。例年であれば、3月後半からは繁忙期で、100泊は十日もあれば届いている数字でしたけどね。今回は目標の段階で、約五十日間に100泊。稼働率16%、月商で11万くらいか・・・(号泣)。


なお、2月の後半あたりに再び、関西方面へ突撃しようと企て中です。美味しくて粋なジェラート屋さんが近々、神戸の王子公園にオープンするようなので、それをお召し上がりたいぞぇ、と。本当は、この2〜3月にはどこかの国へ旅に出ようと、海外のイミグレ情報をかき集め&吟味しまくっていたんですけどねぇ。例のウィルス絡みでの隔離がどうこう、ワクチンどうこうには豪快に「我関せず!」で、観光客を誰でも受け入れてくれちゃう素晴らしい国はちらほらと存在するのですが。あちらさんへの入国が無問題でも、帰国の際のアレコレの方がややこしく。

日本政府は日替わりのレベルで、コロコロと方針を変えまくりやがっているし! 予定通りの帰国が叶わなくなり、延々とその国に居続けるハメになっても、それはそれで面白そうですがね(笑)。資金さえ潤沢なら、そんなアホな旅もアリなんだけどなぁ・・・


今年こそ、世界中の人々が、自由に旅ができる明るい年になりますように!!!!