2020年1月21日火曜日

2019年、映画総括!!




1月も、もう下旬! しかし暖かい日が続き、気持ちがいいですねぇ〜。

年始に「今月は、マジでヤバい」と書きましたが、予約はじんわりと増え、実質135泊&47%くらいには到達できそうです。名目だと、165泊57%前後ですかね。一日平均、およそ7人の滞在ということです。それでも赤字なのは間違いないのですが・・・(涙)。



さてさて、話は変わり。今回は年始の定番記事である、前一年間に公開された映画の、総括です。

2019年の僕は、劇場:28本、DVD:91本、テレビ:14本、ネット:31本、合計164本の映画を鑑賞しました。16年125本、17年136本、18年149本、19年164本。去年の同記事に書いた「“100+平方数”が気持ちいい並びなので、今年は164本を目指そうかな」を、実際に完遂いたしましたよ!

実は、去年の前半、1〜6月には60本位しか観ておりませんでして。7月中頃に、なんとなくアマゾン・プライム(とっくに会員だった)の映画のラインナップを見てみたところ、“DVD化されず、観たかったのに諦めていた”作品が散見され、驚きまして。そこからネット視聴にハマり、けっこうな頻度で、ゲストが全員寝静まった深夜に観ておりました。その影響が大で、7〜12月は100本以上の鑑賞になりましたね。


この“年間164本”は旧作も含めた数字ですが、僕は基本的に、DVDは新作のみを借ります(というか旧作で興味のある作品のほとんどは、すでに観終わっている)。よってこの164本の内の半分程度は、昨年公開された作品です。なので、“日本での劇場公開日が2019年内の映画”という括りで、私的ベスト10をここに発表します。


ちなみに、一昨年に公開された映画も、僕はもちろん昨年中にDVDのレンタル解禁に合わせてたくさん観ておりまして。それを含めての2018年のトップ10ランキングは、このように修正します。

  ⑩ ビューティフル・デイ
  ⑨ しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス
NEW⑧ ブリグズビー・ベア
  ⑦ ラブレス
NEW⑥ 判決、ふたつの希望
  ⑤ 孤狼の血
  ④ レディ・プレイヤー1
  ③ フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法
  ② ブラックパンサー
  ① スリー・ビルボード

⑥位に食い込んだ「判決、ふたつの希望」は、まさに平和への第一歩といいますか、民族間対立が激化する今の時代へのアンチテーゼとして、とても素晴らしい作品でした!



というわけで、ここからは2019年のランキングの発表!


まずは、惜しくも選外となった映画を5本(公開日が早かった順)です。

ファースト・マン(2.8/米)
12か月の未来図(4.6/仏)
シャザム!(4.19/米)
ザ・レセプショニスト(10.25/英・台湾)
スターウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(12.20/米)

中でも特に「12か月の未来図」や「ザ・レセプショニスト」がよかったです。「スターウォーズ」にも大満足で、本当だとベスト10入りなのですが、この場でわざわざ語りたい感じでもないので、11位ということで(笑)。



それでは、ベスト10の発表!! タイトルの後の(〜/〜)は、日本での劇場公開日と製作国です。



【10位】

アマンダと僕(6.22/フランス)

ラストが秀逸な映画・その①。母子家庭の姉を持つ青年ダヴィッドが、姉がテロ事件に巻き込まれ亡くなったことで、独りになった姪っ子アマンダと共同生活することになる、喪失と再生の物語。

事件に巻き込まれたのは彼の姉だけでなく、恋人もでして。恋人は生き残るものの、心に抱えた傷は深く、別人のようになってしまう。幼い姪を気丈に支えながらも、何もかもを失ったダヴィッドの、ふいに泣き腫らす姿に切なくなります。

主演の子役、イゾール・ミュルトリエはもちろん、出演者全員の演技がうまい。特にラストシーンのアマンダの表情の変化は、本当に感動的でした!!




【9位】

誰もがそれを知っている(6.1/スペイン・フランス・イタリア)

ラストが秀逸な映画・その②。リスペクト監督、アスガー・ファルハディの新作。「彼女が消えた浜辺」「別離」と、最初の2作で僕はこの監督の才能に惚れ込みましたが、以後の2作はいまいちパッとせず、マスト鑑賞のリストからは除外しておりました。しかし今作で、僕の中では完全復活(世間の評価はまたしてもイマイチのようですが・・)!

スペインの田舎にある小さな村で、結婚式の最中に誘拐事件が発生。事件と、主役の男女の過去にまつわる秘密が絡み合い、村全体が振り回されるという話なのですが。

秘密が“バレる”様を見せて観客を楽しませるのではなく、人間同士が疑念を持ち合いすれ違う様子を、丁寧かつリアルに描きます。そして何より素晴らしいのは、ラストシーン。この監督は、本当に“終わらせ方”が上手いです。




【8位】

バジュランギおじさんと、小さな迷子(1.18/インド)

ザ・インド映画で、見事なまでにド直球の感動モノ。隣国パキスタンからインドに迷い込んだ少女を自国に帰すために、一人のバカ正直おじさんが立ち上がる!

観客は物語の背景、インドとパキスタンの政治的な関係性(事実上の戦争状態)を事前に知らないと、いまいち理解不能になる可能性がありますが。バジュランギおじさんはパキスタンでの道中を「国境なんて、ないのさ。人類、みんな家族だ」的な価値観、一本のみで豪快に突き進みます! ズルやごまかしは、一切しない!!

まるでお伽話のようで、もちろんご都合主義だらけ、現実感は無いに等しいストーリーなのですが。こういう映画を作った製作陣の気概、そしてそれを絶賛したというインド国民の想いに、「これこそが、平和への道標だオヨ!」と素直に感涙いたしました。




【7位】

ジョーカー(10.4/アメリカ)

日本中で大絶賛&大ヒット、観た方はけっこう多いと思いますが。僕も気に入りましたが、絶賛というほどではないです。

「ダークナイト」を生涯ベスト10に入れている僕としては、これはジョーカーの物語ではないなぁと。彼は、根拠や過去の全く見えない、正体不明の“純粋悪”なのが魅力だと思うんですよ。対してこの映画のジョーカーは、僕らと同じ、普通の人間で。さらには映画「キング・オブ・コメディ」に似過ぎており(それと「タクシードライバー」の2本に、大いに影響を受けていると、監督自身が語っています)、まるでリブートのようで、オリジナルとは言えない。その2本の方が、面白いですし。

物語への評価ではなく、ホアキン・フェニックスの演技と、映像や演出のセンスが飛び抜けて良かったので、この順位です。画角・人物配置・カット割り・・、全てが僕が過去に観た映画の内でもトップクラスの、素晴らしくカッコいいものでした!!




【6位】

工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男(7.19/韓国)

ラストが秀逸な映画・その③。これまた、韓国と北朝鮮の歴史や関係性を充分に知っていないと、理解不能になるであろう1本。僕は、某国によくありがちな“Aは正義←→Bは悪”との線引きを押し付けて来る映画が大嫌いなのですが。この作品は、そういう内容では全くない(韓国人監督による、北朝鮮メインの話なのに)!

むしろ、この両国が裏ではいかにズブズブの関係か、両国の政治家やそのブレーンどもがいかに腐り切っているか、そちらの闇の方にガツンと深く切り込んでくれています。実話ベースだそうなので、“戦争を利用する連中”の腹黒さ、命の扱いの軽さが、マジで怖い。「敵がいる方が、都合がいいのだよ」って・・・。

話の軸が、国の関係を超えた、男同士の友情物語だというのもすごくいい。特に、北朝鮮側のリ所長の葛藤っぷりと男気に、惚れまくりました!!「浩然の気」、、いい言葉!!!




【5位】

フリーソロ(9.6/アメリカ)

僕はドキュメンタリー映画もけっこうな頻度で観ますが、映画館で観ることは稀でして。評論家衆が高評価をつけがちなのに、ハズレのケースが多過ぎる&たいていは映画館で観たいほどのスケール感がない、のでね。しかしこの映画は、当たりの予感が強め&観るべきスケールだと判断し、劇場へ。

結果は、大正解でしたよ! ヨセミテ渓谷の大自然と、それに挑む一人の男。プロのフリーソロ(命綱無し)クライマーであるアレックス・オノルドが、“最恐の絶壁”エル・キャピタンを4時間で登り切る、準備から実際の挑戦までの様子を、切り取っただけの内容なのですが。

映画のラスト20分は、観客も完全にクライミング・疑似体験状態になります。“落ちたら100%死ぬ”わけで、映画内の撮影陣も映画館の客も、ド緊張しっぱなし。成功したからこそ公開できているのだと、わかってはいるものの、こんなにドキドキ・ハラハラした映画は過去になかったかもしれません。




【4位】

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(5.31/アメリカ)

実は、僕はそもそも、ゴジラ・オタクなんですよ。平成シリーズ(vsデストロイア)までは、22作、全てを観ております。中学生時代にはゴジラマガジンという雑誌を定期購読し、読者投稿コーナーでは常連のハガキ職人だったんですよ(笑)。

2000年代に入ってからは、僕も大人になったのか、すっかり疎遠になりましたけどね。しかし2014年のハリウッド版を観て、ゴジラ愛が再熱しまして(「シン・ゴジラ」は嫌いですが)。

今回の新作は、人気怪獣が勢揃いの、大サービス・大迫力・大バトルのお祭り状態で。シンプルに大興奮しましたよ。ハチャメチャなストーリーですが、デスマッチ・プロレスを観ているようなもんなので、粗とかはどうでもいいのです(笑)! 今回もありがとう、レジェンダリー・ピクチャーズ!!




【3位】

家族を想うとき (12.13/イギリス・フランス・ベルギー

ラストが秀逸な映画・その④。二年前の「わたしは、ダニエル・ブレイク」も素晴らしかった、名匠ケン・ローチ(御年83歳!)の新作。今回も老体に鞭打ち、理不尽&不平等&不寛容すぎる社会に対し、でっかいハンマーで殴りつけてくれております!

イギリスが舞台ですが、ここ日本にも共通するいわゆるワーキング・プア、“必死に働いているのに、余裕のある暮らしが全くできない”人々のお話です。やっと見つけた仕事先で、上司から規則やらノルマやらを押し付けられ、ミスをすると自己責任。貧困ではなく、“メシは食べられている”生活ですが、気力も体力も限界の苦しい日々。そのせいで、息子・娘との関係も崩壊し。

大きな出来事はなく、明確な答え(解決策)も示されずに唐突に終わってビックリしますが、それで良かったと思います。リアルで、ヒリヒリします。

どうしてこうなったんだ! こんな社会、クソ食らえだよ!!




【2位】

エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(9.20/アメリカ)

単純な「好き」度で言えば、後述の一位よりも上かも。「今年のベスト!」と絶賛する者が多い一方で、世間一般で見ると評価は低めなことが示す通りの、独特の不思議な魅力がある作品。

中学3年生のケイラは、別に虐められているわけでもないが、クラスでは全く目立たず空気のような存在。YouTubeには饒舌に「イケてるワタシ♡」的な動画をせっせとUPしているが、閲覧はたったの数人・・。この、痛々しいまでのモラトリアム描写が、観客自身の過去の黒歴史の記憶をくすぐり、泣けて来ます。

彼女なりにいろいろと挑戦をして、自分を知り、愛を知り・・といった感じの成長物語なのですが、登場人物が皆チャーミングで、全く説教臭くないのがすごくいいです。

何より好きなのが、彼女のクラスメイトの男どもが軒並み、気持ちよくアホなこと。思春期女子は大人への歩みに悩み、男子はいつまでもノーテンキにガキのまま。これは、世界共通なんですねぇ。





【1位】


グリーンブック(3.1/アメリカ)

ラストが秀逸な映画・その⑤。アカデミー賞作品賞受賞作と僕は、普段は相性があまり良くないのですが、この映画は本当に素晴らしかった!!

8位「バジュランギおじさん」、6位「工作」、あとはある意味3位「家族を想うとき」にも共通する、“相互理解”、“寛容”の大切さを、素晴らしく高いレベルで訴えている大傑作です。1位になったのは、この映画だけがさらに“相互リスペクト”の強い念も加わっているからですかね。

著名な黒人音楽家シャーリーに用心棒ドライバーとして雇われ、彼のツアーに帯同することになった白人男トニーの話ですが、最初は彼も典型的なレイシストなんですね。しかし、二人で旅を続けながら、シャーリーの人としての魅力と、世の中がいかに差別まみれかを知ることで、少しずつ変わってゆく。“友”になってゆく。

こう書くとお固い内容のようですが、ユーモアに溢れ、流れる空気はポップで明るい。ラストシーンの幸福感、そして観客への(?)ちょっとしたサプライズが、たまらない!

単純に娯楽作としてだけでも素晴らしい上に、世の中を変えうるメッセージ力までをも供える。文句なしの1位です!!






上記でおわかりのように僕は、差別や紛争や貧困の問題に、本気で戦いを挑んでいる作品が好きなんですよ。自由と平和と平等を何よりも希求する、超リベラルな人間なんでね。最近は誰しもが苦しい状況なのか、そんな映画が世界中で作られていて、嬉しく思います。映画には社会を変え、価値観を変え、人生を変える力がある!!


さあ、2020年! 毎年、年始に僕は「今年の注目映画」的なサイトを開いてワクワクするのが常なのですが・・あんまり、惹かれるのがない・・・。以前から観たいと思っていた「パラサイト 半地下の家族」と「ジョジョ・ラビット」の2本は、今日までの三週間内に公開があり、もう観ちゃいましたし(どちらも面白かったです)。

よって目標鑑賞本数は控えめに、116本でいいや。去年が大当り続きでゴリゴリに観まくりな一年だった反動で、今年の映画欲は抑え気味になるかもなぁ〜



【タクデミー賞】
作品賞   グリーンブック
脚本賞   ニック・ヴァレロンガ(グリーンブック)
監督賞   ボー・バーナム(エイス・グレード)
撮影賞   ローレンス・シャー(ジョーカー)
編集賞   ジェフ・グロス(ジョーカー)
主演男優賞 ホアキン・フェニックス(ジョーカー)
主演女優賞 エルシー・フィッシャー(エイス・グレード)
助演男優賞 イ・ソンミン(工作)
助演女優賞 ステイシー・マーティン(アマンダと僕) 



【2019年公開作品(鑑賞済み70本)全評価】

★★★★(14本)
1 ⑧バジュランギおじさんと、小さな迷子 
2劇⑭ファースト・マン
3劇①グリーンブック
4 ⑫12か月の未来図
5劇④ゴジラ キング・オブ・モンスターズ
6 ⑨誰もがそれを知っている
6劇⑩アマンダと僕
7劇⑥工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男
9劇⑤フリーソロ
9劇②エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ
10劇⑦ジョーカー
10劇⑬ザ・レセプショニスト
12劇③家族を想うとき
12劇⑪スターウォーズ/スカイウォーカーの夜明け

★★★★(22本)
1  クリード 炎の宿敵
1  蜘蛛の巣を払う女
1  サスペリア
1劇 ジュリアン 
2劇 バーニング 劇場版 
  アクアマン 
2 ⑱THE GUILTY/ギルティ
3劇 キャプテン・マーベル
3  記者たち 衝撃と畏怖の真実
4  バイス
4  マックイーン:モードの反逆児
4  ハンターキラー 潜航せよ
4劇 ザ・バニシング -消失-
4  幸福なラザロ
4 ⑮シャザム!
6劇 さよなら、退屈なレオニー
6劇⑰スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
6 ⑲ハッピー・デス・デイ
6  新聞記者
9劇⑯ホテル・ムンバイ
10劇 ボーダー 二つの世界
11劇⑳アイリッシュマン


★★★(22本)
1  バハールの涙
2  フロントランナー 
2  We Margiela マルジェラと私たち
2  ビール・ストリートの恋人たち
2  アリータ:バトル・エンジェル
3  ホテル・エルロワイヤル
3  スパイダーマン:スパイダーバース
3  ウトヤ島、7月22日
3  マイ・ブックショップ 
3  ビリーブ 未来への大逆転
4  希望の灯り
4  ビッチ・ホリデイ 
4  魂のゆくえ
4劇 アベンジャーズ/エンドゲーム
5劇 僕たちは希望という名の列車に乗った
5  アメリカン・アニマルズ
6  ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた
6劇 凪待ち
7  ハッピー・デス・デイ 2U
8  ロケットマン
8劇 ドッグマン
10劇 イエスタデイ


★★(10本)
1  ザ・ナンバー
2  NUMBER37 ナンバー37
2  ザ・カニバル・クラブ
2  半世界
3劇 ブラック・クランズマン
4  孤独なふりした世界で
6  ハウス・ジャック・ビルト
6  メン・イン・ブラック:インターナショナル
6  XーMEN:ダーク・フェニックス
8劇 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド


★(2本)
1  未来を乗り換えた男
1劇 ミスター・ガラス


〈観たかったけれどまだ観ていない、DVDが待ち遠しい映画〉
存在のない子供たち
風をつかまえた少年
ブラインドスポッティング
宮本から君へ
第三夫人と髪飾り
国家が破産する日
テルアビブ・オン・ファイア
ファイティング・ファミリー
だれもが愛しいチャンピオン



2020年1月4日土曜日

新年早々、ヒリヒリするぜっ!!





2020年! 明けましておめでとうございます!

僕は今年もゲストの皆&ご近所さんたちと大所帯で、柴又帝釈天で年を越しました!!




まずは、月初めのいつものやつです!


【YAWP!来泊ゲスト国籍 トップ10(2015年4月〜:計3195)】

 

 ①日本       530名(+11) 
 アメリカ     493 (+5)
 イギリス     275 (+5)
 ④オーストラリア  244 (+4)
 カナダ      234
 ドイツ      150
 ⑦フランス     131 (+4)
↑ ⑧韓国        91 (+3)
↓ ⑨タイ        90
 ⑩台湾        81



【新規ゲスト数(泊数:日数平均:稼働率(キャパ))月別まとめ】

2015】
4月:22( 81:3.68:22%(12))
5月:28(132:4.71:35%(12)
6月:11( 60:5.45:17%(12)
7月:65(205:3.15:59%(12)
8月:98(312:3.18:93%(12)
9月:79(278:3.52:93%(10)
10月:91(253:2.78:94%(10)
11月:74(227:3.07:84%(10)
12月:84(229:2.73:82%(10)
【2016】
1月:59(198:3.36:73%(10)
2月:55(194:3.53:78%(10)
3月:72(242:3.36:83%(10)
4月:83(275:3.31:85%(12)
5月:100(278:2.78:80%(12)
6月:26( 72:2.77:60%(10)
7月:45(139:3.09:61%(12)
8月:81(247:3.05:66%(12)
9月:64(215:3.36:90%(10))
10月:56(152:2.71:61%(10)) 
11月:42(112:2.67:45%(10)
12月:68(191:2.81:68%(10)
【2017
1月:50(190:3.80:79%(10)
2月:22( 81:3.68:58%(10)
3月:55(151:2.75:97%(12))
4月:75(238:3.17:79%(12)
5月:61(185:3.03:57%(12)
6月:19(126:6.63:84%(10)
7月:54(186:3.44:55%(12)

※以降、キャパは12で完全固定とし、()内は名目稼働率に変更。

8月:66(234:3.55:75%(75%)
9月:39(149:3.82:54%(54%)
10月:67(230:3.43:74%(93%)
11月:50(151:3.02:52%(65%)
12月:52(167:3.21:57%(63%)
【2018
1月:41(132:3.22:46%(57%)
2月:42(129:3.07:45%(62%)
3月:58(143:2.47:60%(60%))
4月:73(240:3.29:80%(85%)
5月:74(270:3.65:73%(91%)
6月:39(122:3.13:73%(90%)
7月:51(189:3.71:79%(85%)
8月:78(295:3.78:95%(95%)
9月:68(206:3.03:78%(97%)
10月:63(222:3.52:69%(85%)
11月:75(200:2.67:67%(78%)
12月:56(202:3.61:77%(85%)
【2019
1月:43(204:4.74:68%(84%)
2月:48(195:4.06:71%(79%)
3月:49(241:4.92:84%(88%))
4月:76(253:3.33:92%(97%)
5月:54(270:5.00:73%(83%)
6月:19(109:5.74:61%(77%)
7月:60(213:3.55:66%(82%)
8月:43(173:4.02:58%(62%)
9月:39(158:4.05:60%(73%)
10月:51(184:3.61:57%(70%)
11月:46(179:3.89:60%(72%)
12月:36(149:4.14:52%(57%)
          
計:3195(10858:3.40:67%(77%)※)

※稼働率のみ、直前一年間の平均

名目実績(泊数:日数平均:稼働率)163:4.53:57%



ぐぁ!! まいった!! 12月は、衝撃的に稼動しませんでした! まともに開いた月では、およそ2年ぶりの赤字!! ヤバいッ!!!

前回にも書きましたが、8〜20日までの十三日間の実質稼動が29%で、名目でも39%(一日の滞在人数は平均4.7人)でして。21日以後はそこそこ混んで、28日からはほぼフルでしたので、月全体の実質稼働はなんとか50%を越えましたが。

そして、今月は・・・。普段なら前月末の時点で、翌月の予約の入り状況は100泊を越えているのが普通なのですが、それがなんと、今のところは名目90泊&実質75泊ほどでして、おそらく過去最低・・・。これは混んでいた昨日までの三日間を含んだ数字で、つまりは、僕の正月休み明けの12日〜31日の二十日間は、60泊ほどしか埋まっていない状況なわけです。一日平均3人(大号泣)!! これから100泊以上増えるとは思えませんし、こりゃ〜赤字が確定だな! 稼動50%割れも確定!! せめて、過去最低記録の112泊&45%は越えておくれ〜!!!

過去に一度もなかった、開いているのにゲスト・ゼロ状態も、初めて発生しそうです! 過去に一度もない・・・というのは、普段はゼロの日があったら、一週間前くらいに予約受付を止めて休みにしちゃうからですけどね(笑)。その、“止めて休んじゃおう”も、ここ二年くらいは発生していなかったのですが・・・。

いやマジで、急にヒリヒリ度強めの危機感を覚えています!! 「3月後半以降はきっと大丈夫でしょ〜」と、前回の記事でノーテンキに言ったばかりですが。対策を練らなきゃいかんなぁ。2〜3月の旅の最中は、予約受付を完全に止めるので(旅の間は、僕はネットに触りません)、帰国後にすぐスタートできる次の策を、旅の前までに考えよう。


一番手っ取り早い解決策は、“Booking.comに登録する”なのですけどね。しかしその案はこれまでの五年間、わざわざ避けて来たわけで、どうしてもやる気にはならないなぁ・・・。「ウチって、集客力最強のブッコムに登録せずに、この実績なんだぜ〜」という、ドヤ!な一面もあったもので(笑)。もはや、そんなこと言っていられないか・・・。

よって、ブッコム登録は奥の手中の奥の手としてとっておき、とりあえずの解決策・第一弾!!

YAWP! backpackersは、これまで頑なに守って来たポリシーである「平日に2泊したら3泊目が無料」のOTAバージョン、「一泊1667円(2500円の三分の二)にするが最短泊数を3に設定」・・の、“最短泊数3”を、春休みに入る2月16日までの期間のみ、解除いたします(混んでいる日に、再設定することはあります)!! “実質の値下げ”が、“ただの値下げ”になってしまうわけですが、背に腹は変えられんとですたい! 競合の最安値が800円(衝撃的です!)ほどになっている最近のこの状況では、しかたない!! 1〜2泊の短期泊ゲストも、ウェルカムしまくらねば!! うお〜〜〜〜〜〜〜っ!!!


まぁ、そうやって細かく悪あがきしながらオリンピックを待ち、今年の前半を乗り越えましょうかね。赤字続きでカッコ悪過ぎる姿になっても、毎月の稼働率の公表はやめずに、恥をかきまくって皆様に笑われようと思います。それもまた、ワシ&YAWP! backpackersの生き様じゃけんのぅ・・・



さてさて、残りは毎年載せている、年間データと今年前半の予定の報告です。




数字だけ見れば、僕の年収は350万→344万と、一昨年とさほど変わらないわけですが、一昨年の方が休日が十日以上多いのに減少ですからねぇ。さらには、後半に一気に盛り上がった一昨年に比べて、昨年はスタートが良くてどんどん落ちる、尻つぼみのパターンで。感覚的に、全然違います・・・

しかしこうしてまとめると、昨年はゲストの泊数平均が4.13と、以前を大きく引き離しての過去最高だったのに気付きましてね。たしかに、長期泊のゲストが多かった気がするなぁ。これは大多数が、Airbnbからのゲストだったせいでしょう。


最後に、今年前半の予定をお伝えしますと、

① 1月5日〜11日の七日間は、正月休みをいただきます。
② 2月16日〜3月15日の二十九日間は、春休みをいただきます。東南アジアへ旅に出ます。
4月19日〜23日の五日間は、GW前に充電したいぜ!休みをいただきます。
④ 6月14日〜7月3日のニ十日間は、サッカー観たいぜ!休みをいただきます。EURO2020を観まくります。

以上!!「休みの予定ばっかりかよ!」と今年もツッコまないでくださ〜い(笑)。

この通りになれば、今年前半の休みは合計61日になります。後半には39日休んで、年間でちょうど100日を目指そうかな? 赤字続きになったら、そんな悠長なことは言っていられませんけどね(笑)。


そんなわけで皆さん、今年もよろしくお願いいたします〜〜!!