2020年9月24日木曜日

星野嫌いの俺は、マイノリティではないと知った。




やっと東京都民も、GoToキャンペーンの仲間入りですねぇ。宿を閉めている僕は無関係ですし、ゲストハウス業界にとっても、ありがたい施策だとは全く捉えておりませんが。少なくとも、不平等が解消されたのはよかったと思います。僕も旅人の立場としては、バッチリ利用させていただきますよ。浮いた35%分は貯金にではなく、訪問先のゲストハウス主や他の滞在ゲストたちと飲むことに使います!!



さてさて。

今回の記事は、明らかな矛盾を含む展開になりますが、それはわかった上で、です。また、タイトルですでに丸分かりですが、星野リゾート代表取締役社長:星野佳路 氏への毒がテンコ盛りです(笑)。以前に僕は「個人攻撃はしない」と宣言しましたけどね。彼はメディアに出まくりの、宿泊業界きっての有名人ですから(皮肉を込めて)、もはやその影響力や存在感は個人という枠を越え、充分に“概念”でしょう。彼ほどの大物からしてみれば、僕の存在なんぞは戦闘力5のゴミ、みたいなもんでしょうし。



2014年に、ブラジルでサッカーのW杯が開催されました。日本は1分け1敗で迎えた第3戦、対コロンビアで1−4の惨敗。あっさりとグループリーグでの敗退が決まりました。

その翌々日、同じく1分け1敗で、韓国の第3戦(対ベルギー)がありました。この大会、日本は全然ダメでしたが(2018年のロシアでは良かった)、同様の状況とはいえ韓国はアグレッシブな好チームでしたので、僕は勝ち上がりを期待し、本気で応援しました。しかし結果は、0−1での惜敗。

その後、なんとなくネットを見ていると、この試合の結果を報じたYahoo!ニュースのコメント欄が、ヒドい有り様でして。「ざまぁ」「メシウマ」「日頃の行いが悪いからだ」「全員引退しろ」等々、罵詈雑言のオンパレード。僕は普段はYahoo!ニュースにコメントを書くことは全くないのですが(今もそうです)、あまりのヒドさに呆れ返り無性に抗いたくなったので、「俺は韓国を応援していたので残念。好チームだった。日本と共に、次のW杯では躍進してほしい」的なことを書いてみたのですよ。

すると・・・とんでもない火の粉が飛んで来ましてね。バッドは5000以上に到達(一方でグッドは50とか)。返信コメントも200だか付き、そのほぼ全てが「在日確定」「キムチ臭い」「祖国に帰れ」「死ね」といった、ヒドいものばかり。そこで僕は「ヤフコメってマジでクソだな。関わるのは時間のムダだ」と確信し、以後はたまにテキトウに眺める程度の距離感になりました。


あれから6年が経ちましたが・・・先日、僕は驚いたのですよ。サッカーのイングランド・プレミアリーグが開幕したのですが、トッテナムという強豪チームのストライカー、ソン・フンミンが1試合で4ゴールを決めるという離れ業をやり遂げまして。その全てがとんでもないスーパーゴールで、彼の能力や実績をとっくに知っている僕でも、あれには驚愕しまして。

その後、なんとなくネットを見ていると・・・あれ? 誰しもがソン選手を絶賛している。「アジア歴代No.1」「紛れもなくスーパースター」「世界に誇れる、アジアの宝」「韓国が羨ましい」、、、等々、皆が彼に対して、ピュアな感じで感服している。

僕の中でのヤフコメの全体的な“書き込みの民度レベル”は、ソン選手の偉業に対しても「たまたまだろ」や「ドーピングか?」「日本の選手の方がスゴいし」的なイメージだったので、僕は率直に嬉しかったです。



そして、ちょうどそんな「ヤフコメ民とも心を通わせられるのかもな〜」の気分になっていたタイミングで。昨晩、僕は一つの記事を見つけまして。

星野リゾート「倒産確率」を公表…自分が何をすべきか考え、動いてほしいから

以前から表明している通り、僕は星野佳路氏のことは大嫌いなのですが、いちおう似たようなビジネスの世界にいる一民として、彼に関する記事は基本的には開きます。彼へのインタビュー等の記事ではいつも、コメント欄には「素晴らしい経営者!」「やはり頭のいい人の発想は違う!」的なマンセーが並ぶので、この記事でも、どうせ似たような反応だろう〜とタカをくくっていたのですが。

まぁ、チョロっと見てみるか、とコメント欄も覗いてみると・・・あらまビックリ。僕のこれまでの認識「この人はいろいろとアレだが、世間にはなぜかバレていない」が、完全に覆りました。

「なんだ、とっくにバレてたんじゃん!」
と!!!


そこにあったのは、彼の何かしらの発言に対しての炎上・・ではなく、そもそもの「この人は嫌いだ!」「この会社は信用ならん!」的なコメントばかり。なんだい、僕と似たようなスタンスの者って、隠れていただけで実はたくさんいたのね。気付かなかったっすよ〜。そんな感じで僕は、なんだかスゲェ楽しくなってしまったので、書かれてあったコメント800件弱を、全て拝見しましたよ(ヒマだし!)!!

よってここからは、そこで抽出したコメントのスクショ画像を添付しながら、話を進めます。添付・・・というか「どうせこういう展開なら、画像を載せまくってそれメインで進めてやれ!」「わざわざ上記のリンク記事をクリックし、さらにコメントまで開く人なんてほとんどいないだろうから、この場でまとめてやれ!」・・と気が変わりましたので、そうします。

「批判的なコメントばかり抽出して、印象を刷り込む気か!?」とお怒りになる方もいそうですが、いえいえ、全コメントを俯瞰で捉える限りでは〈批判:擁護〉は〈9:1〉くらいで、批判コメントへの〈グッド:バッド〉も同様です(疑う方はリンクを開き、直接ご覧になって下さい)。たしかに偏りますが、この記事内のワールドにおいては、そもそもが偏っているのです。もちろん僕は、それが=世間の意見、と訴えたいわけではありません。あくまで、この記事のコメント欄では、こんな意見がズラ〜ッと並んでいましたぜ、という話です。



まず、僕がこうしてブログで星野ディスを繰り広げる理由について。

詳細は明かせませんが、実は以前、僕にDMをくれた方がおります。彼は、星野リゾートの元従業員だそうです。メディアで発信されるイメージとはかけ離れた実態を教えてくれましたし、それが世間に知られないもどかしさのような想いも書いてありました。まるで下記画像のように。



それを聞いた時の僕の感覚は、まさにこんな感じ。




そのような気持ちの上で、僕が以前にこのブログで彼に対して書いた、


上記では、あくまで僕が一人で彼に対して嫌悪感を示す形をとっておりますが。件の記事のコメント欄には、似たような意見が大量に。テキトウに抽出していたら数が多すぎになってしまったので、数枚にまとめて添付します。もちろんこれらは、同様の意見のごく一部のみですよ。



また、同軸で僕が訴えていた、こちらも


同様に、様々な方から「星野のビジネスはハッタリだ!」との指摘が大量に。



いやマジで、とっくにバレてたのねぇ・・・。こりゃあ、僕が訴えるまでもなかったようです。個人的には、「◯◯と同類」としてあげられていた人物たちの、ラインナップに爆笑したりも。いやぁ、本当にその通りなのですが、なんで今まではこういった意見を見る機会がほとんどなかったんだろうか・・・?



僕が把握していたのは「ブラックな業務実態」と「ハッタリっぷり」が主で、それを元にアンチのスタンスを明確にしていたわけなのですが。コメントには、ホテルを建てられた現地の人々からの、怒りの告発のようなものも散見され。



さらには星野リゾート・・キャンセル等に絡むトラブルについてもゲストから訴えられる始末。あ、これは僕も「あそこは緊急事態宣言が出ても、キャンセルには全額を請求。ポリシー的に返金マストの状況でも、マトモに対応していない」と、以前からチラホラと聞いておりました。



もちろん、擁護の意見もありましたよ。しかし、グッドの割合が明らかに低い。この場は、星野氏にとっては完全にアウェイ状態、クソミソに言われ放題の無法地帯でしたね・・・



そんなわけで、今の僕の想いは、こんな感じ(とことん、スクショで済ます!)。


そして今、このブログを読む方の多くは、こんな感じでは(笑)? 特に、彼のことをそもそもよく知らなかった方々は、ほぼ全員がこうなっているでしょうね。




なお、件のコメント欄には、食事や設備の面に対する苦言以外にも、末端の従業員に対する「質が悪い!」との指摘がたくさん見られました。しかしこの点に関しては、僕はあえて避けながら、コメントを抽出しております。僕が大嫌いなのはあくまで星野佳路氏、その本人であって、従業員の方々ではないからです。簡単に言うと僕は、星野リゾートのことを≒ブラック企業、的な捉え方をしておりますので、安すぎる賃金にも関わらず過大な業務を課して疲弊させサービスの質が落ちるのは、従業員ではなく経営陣の問題です。従業員の皆さんは、虚像と現実との狭間で苦しみながら、懸命に働いていると思います。



というわけで今回は、一人の有名人を批判するコメントを大量にスクショしまくってベタベタ貼りまくるという、自分でも呆れるほどに“性格の悪さが丸出し”の内容となりました。卑しい方面での大量の共感を目の当たりにしてテンションが上がった結果ですが、僕の品性なんてそんなもんです(笑)。最初に書いた“矛盾”とは、「ヤフコメに価値無し」的な文頭からの、「そのヤフコメで、自分が嫌いな奴の嫌われ者っぷりを知って嬉々とする」展開のことです。まぁなんというかブッチャケ、リテラシー面のギリギリを探して、バランスをとったわけですよ。

こんなんやってると、僕自身がますます嫌われるだろうな、と自覚しますがね。このブログは“広く愛されたい”ではなく”一部のヒネクレ者にウケればよし”の精神で、いつでも好き勝手に書いておりますので、まぁ、それでいいっす〜







2020年9月12日土曜日

Twitterを、一年やってはみたけれど・・・





だいぶ、涼しくなりましたねぇ〜。僕は別に夏嫌いではないですが、寒い時期の方がずっと好きなので、「今年も乗り越えたぜ・・・」感があります。


いきなりですが、ひとくさりを。ようやく、GoToキャンペーンで東京だけが除外という不平等な状況が、10月から解除されるとのことで、僕は嬉しく思っていたのです(僕は宿を閉めていますが、苦しんでいる同業者の皆にとっては良かったな、と)。しかしネットやTVでは、専門家?連中が「気の緩みを懸念」「感染拡大のリスクが高まる」的な意見ばかり。

・・・いつまで、そんなことを言ってんだよ。いい加減にしろ!! 「気の緩みが心配」が→「罹るのは自己責任だ」で、感染者を叩く風潮になるんだよ!! 気の緩み具合に関係なく、罹る時は罹るし、罹らん時は罹らん!! 国が「緩めていい」とお墨付きを与えているのだから、「せっかくだからどこかに行こうか」と思っていただける方々には、叩かれを恐れずに突き進んでほしい!! 気持ちよく、お好きなように、旅行を楽しんで下さいな m(_ _)m!!!




さてさて・・・(クールダウン)。


タイトルの通りですが、僕(おかえりびとのアカウントですが)がTwitterを開始したのは昨年の9月1日でしたので、それから一年が経ちました。開始当初の目論み?は、「一日のつぶやきは2つ程度でいこうか」「フォロワーは千人くらいにはなってほしいな」というものでした。

このブログも、月に3回(年に36回)の更新と決めて以来は、きっちり毎年36回ジャストの更新をし続けておりまして。僕は、変なところが几帳面なんですよ。というわけで、つぶやきも8月を終えた時点で、きっちり730回(365日×2)。その内の半分程度は、昨年9月から始めたゲストハウス・川柳ですが。一年で1万とかつぶやく人・・の、体力ってスゴいっすね・・・


しかしながら、フォロワーの数は本日の時点で300人にも届かず(号泣)。“千人くらいにはなってほしいな〜”の願望は、無惨に打ち砕かれました。開始して一ヶ月で200人以上にはなっていたのですが、以後は増えたり減ったりを繰り返し、ここで頭打ちになった、という印象です。


その一番の原因は、僕なりにわかっておりますが。それは何といっても、僕はTwitterで、他の方々の発信をほとんど見ていない。開始当初はそれなりに楽しんで、一日2時間くらい開いていたことなんかもあったのですが、今年に入ったあたりから激減し(飽きて来た)、コロナ騒動が起きてさらに減り(不快なのが増えた)、今では二日に一度、5分くらい見る程度になっちゃっております。館山のヤシロさんなんかも最近あまりツイートしなくなったし、FUTARENOさんの世界一周旅写真も終わっちゃったし、GoToのあれこれの情報交換は僕は完全にスルーですし。な〜んかなぁ。

そもそも僕は明らかに、SNSに向いていない性格なのです。Twitterに比べれば遥かにドヤ少なめで、全く不快ではないfacebookだって、僕はメッセージ目的(LINE的な)の利用をしているだけで、友人たちの日頃の発信は全く見ていない。インスタも、登録していないと見られないのでいちおう登録だけして、何人かの友人の発信を見たことがありますが、それも一度きり。もう、自分のアカウント名も忘れました(笑)。


僕のこの「他者の発信に興味がない」性格では、SNS文化にアダプトできるわけがない。仲の良い友人は“SNSは全くやってませ〜ん”系の者ばかりで、彼らも僕の発信を全く見ていないので(このブログは読んでいるようですが)、それでも問題ナシなのですが。僕はSNSに興味がないだけで、友人たちのことはもちろん愛しておりますよ(笑)!

「それならフォロワー千人も求めんなよ」と言われればその通りなのですが、これは僕がそうなれば嬉しいというよりも、責任感からそう考えた、に近く。そして、見事に力不足だった、と。まぁ、サッカー大好き少年がなぜか野球部に入り、それでも泥だらけになりながら必死にボールに食らいつくような根性は、僕にはないということです。怠慢プレーで、エラーばっかり。

なかなか、うまく行かないもんですねぇ。僕はTwitter戦略を、何かしらの投稿が爆発的にバズったら一気にフォロワーが増える、的な浅はかな理解でおりましたが、全然そうではないのですね。結局、フォロワーが多いのは“長くやっている”かつ“投稿頻度が高い”人な印象で、毎日の地道な努力が重要・・って世界なんですね。う〜ん、性格的に僕はムリだな。300人が限界かも・・・(涙)


とはいえ、Twitterを始めて、明らかによかったこともあります。その第一は、日本全国のゲストハウス宿主さんと、やりとりができるようになったということです。公開の“つぶやきの場”で、という意味ではなく(それは当たり前ですしね)、直接のDMをけっこう多くの方からいただきましたし、逆に僕から送ることもあります。まだお会いしたことはないけれど、Twitter上でDMのやりとりをする関係になれた方は、現状で15名ほどおります。

前述のように、僕は皆さんの発信をほとんど見ておらず、「いいね」をする頻度が低く申しわけないのですが。こうやって、会話をできる方がたくさんいるというのは、確実に「Twitterを始めてよかったな」と思える一番の要因です。


あとはたまにある、炎上案件が楽しいですね。先日、燃えに燃えまくった「廃棄前提おじさん」の件も、ハマりました。怒る人々のツッコミの多種多様っぷりも、薪を足しまくる彼の事後対応っぷりも、実に面白く。火元のツイートには僕はちょっと不快だった程度で、どちらかというと「バカだなぁ」と思っただけでしたが。あの不快感の元は、意識高い系のドヤ(ただ、自分が食べきれなかったというだけの話を、食料廃棄の問題に膨らませてドヤった)が鼻につくというのが最もだと捉えますが、それ系のドヤ連中って、ツイッター界には大量にいると思うんですけどねぇ。彼だけが極端にハネたのは、ツイートの内容以上に、〈田端塾の塾生〉という香ばしい要素が加わっていたからでしょうか。


とある有名人が、事件の総括といった感じで「キンコン西野や田端塾長は、超有能。極めて難しい“養分吸い上げビジネス”を、あそこまで大きく成立させているのは本当にスゴい。一方で信者は“言うことだけ立派”な者だらけで真の有能がおらず、“気付かず”“目が覚めず”で、みんなハッピー!に成功していることも、素晴らしい」と皮肉たっぷりに語っておりまして。あれにも爆笑しました。


件の廃棄前提おじさんは、今回が初めての大炎上ではないようですし、迷惑YouTuberの“へずまりゅう”氏なんかもそうですが、こういった“火元になりがち”者々には、なにか共通点があるような気がしましてね。“認められたい欲が本人のキャパ越えで溢れ出ちゃってる”とでもいいますか。一方で差異としては、本気でピュアに悪気なく発信しているのに世間の怒りを買った「なんで?涙」系と、悪いとわかった上での嫌われ上等、どんな方法であれとにかく有名になりたい!の「してやったり!笑」系に分かれるかと。

僕には認められたい欲はないですが、嫌われ上等!で、このブログでも作為的にアジテーションする傾向があるので、誰かからディスを受けたとしてもショックで凹むとかは全くなく、「よっしゃ、かかって来いや!」とテンションが上がるタイプです(僕はプロレス好きなので、イデオロギー抗争的なバチバチは大歓迎)。キラキラ界の住民たちなんかは、僕に相当にムカついていると思いますけどねぇ。「お前らは、パクチーみたいな存在」とか言っちゃったし。攻撃色強めの毒文を書いた際にはいつも、反撃もありえると覚悟しておりますが、僕にはそういう「こいつに関わると面倒臭そう」感が出ているから、直接ケンカを売られることがあまりないのかな?


先日、人気・ファッションYouTuberの青年へ、アンチ連中からの袋叩きが急に始まりましてね。その攻撃の内容は「友人へのプレゼントに、店の一番安い物を選ぶなんてけしからん!」やら「高い服を買い過ぎ!」やら、まさしく“個人の勝手でしょ”なものばかり。彼はわざわざご丁寧に、謝罪動画をUPしていましたけどね。いやはや、クレイジーな時代になったもんだ・・・

そんな感じで、炎元を何度も作っちゃう者々のマヌケさも、何か知らんけどあっちこっちへ怒り散らかしている者々の愚かさも、なんだか奥が深そうで人間社会学(心理学?)的に面白い。よって、同様にマヌケで愚かな僕は、どこかで炎上が発生する度に、俯瞰の目線で大注目してしまうのです。こんな野次馬行為は悪趣味だと、自分でも思いますが、面白いんだからしょうがない。


このような本音さらけだしの無遠慮ブログを書いている以上、こんな僕にもいずれ、炎上ターゲットの矛先が回って来るのかもしれませんが。単発で誰かから攻撃される分には「かかって来いや〜」ですが、廃棄おじさんのように何千何万の人々から一斉にクソミソに叩かれたら、僕だったら完全無視でしばらく開かずの、雲隠れを選ぶかなぁ。そしてそれが、毎年の36回更新の継続をストップさせる、きっかけになったらウケるなぁ。




2020年9月4日金曜日

無責任に生きるが、無気力には生きず。





8月。とにかくヒマでした・・・


電車に乗って、オラが街:高砂から出たのは、たったの五度。東京都外に出たのは、二度。遊びや集まりで友人と会ったのは、一度のみ(ユリさん、お誘いをありがとう♡)。暑いぃ〜から基本的には外に出たくなかった、というのが一番の要因ですが。一ヶ月の内、25日ほどは引き籠っていたわけです。毎日だいたい、似たような生活リズムで(前々回の記事の通り)。

お出かけの一つは、プロ野球観戦です。球団の経営面を考慮すればもちろん「早く元に戻ってほしい」のですが、付近に観客がおらず、鳴りモノ応援もなく、ゆったりスペースで静かに観るという経験は、サイコーによかったですよ!! 巨人の重信選手(学習塾時代の、教え子です)も出場しましたし。今シーズンは残り二ヶ月、今後も月イチペースで観に行こうかな!?

アンチ巨人だが、重信だけは応援してるぞ〜!!

先月は買い物目的の出かけが一度もなく、飲み会等の歓楽への出費もなくで、自然と節約ができておりました。光熱費を含めて、10万くらいしか使っていないかなぁ。同時に、身体も勝手にシェイプしていましたよ。今は78キロくらい。6年前:68キロ→2年前:92キロでしたから、これでもだいぶ、宿の開業前に近づいて来ました。これは単に暑さで食欲を損ねたせいであり、運動はしておらず、筋肉が落ちているだけなのか、ブヨブヨですけどね(笑)。

東京都外に出た内の一つは、実家へ帰ったものです。僕の母は高齢ですがアクティブな性格なので、7月も8月も地方に出かけておりますが、とある場で、とある者から「こんな時期に何を考えているんだ。非常識だ」と詰められたそうで。ポジティブ気質で極めて温厚な人なのに、さすがに憤っておりましたよ。母は都民ではなく、GoTo適用圏内の千葉県民なのになぁ(笑)。



さてさて。なんだかローテンションで淡々としておりますが。相変わらず暑いので、お許しあれです。


いきなりですが僕が先日、記事にした「久しぶりに結婚願望熱が沸いて来た」は、一ヶ月も持たずにあっさりと萎みました(笑)。その将来の可能性をシャットダウンするつもりはありませんが、少なくとも婚活はしないかな。別に、何か理由やきっかけがあるわけではないのですが、単に「ヒマ!」を要因とする、一過性の微熱だっただけか・・と。この熱は沸く前に、とある女性と会ったせいかも(ナイショ)。

その記事では「物語の共有を誰ともしていないのが切ない」的なセンチメンタル文を書きましたが。なんだか改めて「どうせ生涯・独りなら、今後も無責任に、死なない範囲でやりたいことをやって生きよう〜」と、開き直っちゃいました。ホームレスになって、野草を食べて生きながらえたっていいし。マジで、死ななきゃなんでもアリ。

ここ数ヶ月の間に会った友人たちとは、マスクの話題になると、ちゃんと着ける派のほぼ全員の意見が「感染予防に効果があるとはたいして思っていない」「着けていないと周りから白い目で見られるのがイヤ」でして。逆に言うと、僕が着けないのは「周りからどう見られようが全く気にならない」からなわけで。犯罪はもちろん、他者に迷惑をかける気もありませんが、“人の目線が一切の足枷にならない”僕は、好き放題に生きまっしょい!的な意味では、“無敵の人”なわけです。


というわけでひとまず・・・スキンヘッドになってみました(笑)。これまでも、三ヶ月に一度のペースで床屋で4mmに刈ってもらっておりましたが。今回は、人生初のツルツルです!! 自分でカミソリでやったのですが、いやぁ、大失敗しましたよ。流血はしませんでしたが、皮膚を傷つけまくりだったようで、数日間はヒリヒリがスゴく。シャワーも浴びられないほどでした(今はもう大丈夫です)。

僕は、学生時代にはアフロにしたり真っ赤にしたり、社会に出てからもロン毛だったり等ありましたが、ツルツルだけは一度も経験がなく。実は、ずっとやってみたかったのですよ。クロちゃんに憧れ・・・もとい、倉敷を追放された詐欺師に憧・・・もとい、僕が世界で一番オシャレだと思っている者(フランス人のデザイナーさん)が、常にスキンヘッドで超クールでしてね。僕は日本人のブサ中年なので、ベースの部分から雲泥の差があるのですが(笑)。だいぶ前に、美容師の友人から「タクロウに似合いそうなのはツルツル」と言われた事があり、その記憶が残っていたせいもあります。そんなわけで、このコロナ禍でいい機会なので、潔く行かせてもらいました。

タクロちゃんです! わわわわ〜

剃ったらスッキリ、“ますますの胡散臭さ”になり気に入ったので、今後もこれを継続しようと思います。ハゲて来たから剃るに至った・・・わけでは全くない(無駄なプライド)ので、一年の半分くらい、暑い夏の前後にだけツルツルになり、他の期間はそれなりに生やして防寒しようかな。考えてみたら世のスキンヘッドの方々は、それをずっとキープしている者がほとんどですから、“夏だけツルツル主義”って新しくないですか(笑)?


そろそろ、「お前の言う“好き放題にやりたいことをやる”って、見た目の話か〜い!」と誰かにツッコまれているかもしれません。もちろんそれは、一つの要素でしかないです。「志茂田景樹みたいな人って、粋だなァ」とは、マジで思いますが。


僕が3月に東南アジア旅から帰国し、コロナ騒動の渦中と知り、実質的に宿の運営がストップしてから、もうすぐ半年になります。最大ポジティブな願望では、年末には再開したいと思っていましたが、それは確実にムリでしょう。現実的には、再開は最も近くて来年3月です。それもムリなら、オリンピック前の7月半ば。オリンピックが中止になれば、、、もはや笑うしかないな・・・(たぶんそうなるでしょうけど)


僕の懐事情を鑑みると、3月23日にはどうにか再開したいので、願望を込めて、今後の僕はそれを前提に動こうと思います。3月23日は、2015年にYAWPがオープンした、記念日でしてね。リ・スタート感があって、気持ちがいいのです。

というわけで、今日までの休業が約半年で、今後もそれが半年続くだろうという、今は“ちょうど折り返し地点”の頃合いでしてね。僕はこれまでの半年間は、生産性ゼロで自堕落な日々を送りましたが、さすがにこれを×2にするつもりはないです。



なので、軸を3本立てようか、と。


まずは、僕は今後も日本国内をプラプラします。4月に宮城、7月に大阪に行き、本当は今週の頃に、再び関西方面へ行こうと企んでいたのですが、暑さにかまけて保留。来月上旬に、京都あたりに行こうと予定変更。会いたい人がおりましてね。

そしてそのまま三ヶ月間隔のペースで、来年1月、4月という感じでどこかに行きおますぅどすぇ〜な感じです。僕は学生時代に全国・似顔絵描き行脚(街で似顔絵を描き、それで得た資金のみで日本縦断した)をした関係で、47都道府県の内、44には滞在経験がありまして、未踏の地は鳥取・島根・長崎のみなのですが。まぁ、観光したい欲はなく、泊まりたいゲストハウスがある&会ってみたい宿主がいる、だけなので、行ったことのある街へ行くと思います。


2本目は、実はすでに始めている事なのですが、起業の準備です。具体的に話すと、YAWPビルの1階には飲食店のテナントが入っているのですが、このコロナ禍で、それがいつまで続くかはわからないなぁ〜と。今のところ撤退の相談等は受けておりませんが、いつ、そんな流れになったとしても慌てないように、要は「テナントが空いたら、この場を活用してこれをやろう」の準備をしておく、ということです。このご時世では、次のテナント入の希望者は簡単には現れないでしょうから、自分でやっちゃおうかな、と。

もちろん、既存店の撤退を望むような気持ちは、全くありませんが。起業準備と言うと大げさで、ただ単に、次の経営への研究&分析をしているだけ・・って感じです(笑)。もちろん、僕は本業を“ゲストハウスおじさん”で貫きますので、スタッフは別枠で雇います。

これに連なり最近は、「ウィズ・コロナ時代でもビジネスが成立するのはなんだろう?」といったアイデア妄想を、よくしています。先日、実家に帰った際に、僕「毎日テキトウに生きてる」母「就職でもすれば?笑」的なやりとりがありましたが、僕は普通の就職はもう、できない沼に入っちゃっているんですよ。仮に宿が廃業になるとしても、考えることは職探しがどうこうではなく、次の起業についてです。スーツやYシャツ、ネクタイは、とっくの昔に捨てちゃいましたしねぇ。


そして、最後の1本はというと。僕のギャップイヤーはさらに半年以上ある&仮に来年3月に再開できたとしても数年は閑散が続く、、というわけで「宿業は今後もずっとヒマだぜぇ〜」の覚悟がありまして。

頭を剃ってリフレッシュしたことですし、ここいらで僕は改めて、漫画家を目指そうかと思います。本格的に描く、という意味ではブランクが20年近くありますが、40歳を越えて再びの、「子供の頃の夢を叶えたいぞェ!」という、そんな人生もアホな感じでええじゃないか〜、と。オイラも大ヒット作を生み出して、世の女性からは“あざとい”と嫌悪されるような人気女性芸能人と、人目をはばからずデートしたいニャ、と(なんつって)。

とはいえ、連載作家は目指しません。描くからには出版社へ投稿をするつもりですが(当時の担当は、今もいるのかな?)、“ゲストハウスおじさん”の僕は、それを生業にはしません。何本か描いてみて、どこかの雑誌に読み切りが1本、一度でも載れば満足かな。僕が死んだら、その一冊を棺桶に入れて一緒に燃やしておくんなまし(笑)。

実は、ストーリーやキャラ設定の妄想はこの20年間もずっとしており、ブラッシュアップしまくりで、10本ほど脳内ストックがありまして。先週から、その内の1本のネーム(全体の構成)作業を開始しております。今後も僕は、気ままに孤独に部屋に籠って黙々とやっていると思いますが、途中で飽きて「やっぱ、や〜めた」になる可能性も捨てきれない(笑)ので、なんというかまぁ、忘れて下さい(じゃあ言うなよ、とはツッコまないで♡)。完成に至るとしても、採用を受けての誌面以外では、どこかに発表するつもりは今のところはありません。おかえりびとの漫画も継続しますが、僕もユミコさん(@東京ひかり)も、今は宿を長期休業中ですからねぇ。ゲストハウス経営の日常を漫画で・・という、当初の発信スタンスが、このコロナ禍でボヤけてしまっているのは事実です・・・



というわけで今回は主には、こんな僕なんかに対して「タクロウって無職のままで大丈夫? 何かやってんの?」と気にかけてくれている友人たちに対して、「あいつ、ツルツル頭になったらしい。そんで、家で独り寂しく、起業の妄想したり漫画を描いたりしてるんだってさ。わわわわ〜」と流布していただいて結構、という話でした!!


扶養家族がおらず、職もなく。思いっきり無責任な立場にいる僕だからこその、「好き勝手に生きてます。今後もそうします」宣言です。僕の人生は、他人の目を全く気にせずの「面白いと思ったことは全てやる」精神で突き進んで来ましたので、そのアイデンティティだけはこれからも、大切にしていこうと思います!!!


新国立競技場。デカいっ!!