2020年4月1日水曜日

冬眠を終え、そのまま春眠に入る・・・




4月ですね。

東京の桜はまだ、咲いているのかな・・・?




まずは、月初めの、いつものやつです。


【YAWP!来泊ゲスト国籍 トップ10(2015年4月〜:計3244)】

 
日本       546名(+2) 
 アメリカ     496
 イギリス     275
 ④オーストラリア  252
 カナダ      236
 ドイツ      153 (+2)
 ⑦フランス     132 (+1)
 ⑧韓国        95
 ⑨タイ        93
 ⑩台湾        81



【新規ゲスト数(泊数:日数平均:稼働率(キャパ))月別まとめ】

2015】
4月:22( 81:3.68:22%(12))
5月:28(132:4.71:35%(12)
6月:11( 60:5.45:17%(12)
7月:65(205:3.15:59%(12)
8月:98(312:3.18:93%(12)
9月:79(278:3.52:93%(10)
10月:91(253:2.78:94%(10)
11月:74(227:3.07:84%(10)
12月:84(229:2.73:82%(10)
【2016】
1月:59(198:3.36:73%(10)
2月:55(194:3.53:78%(10)
3月:72(242:3.36:83%(10)
4月:83(275:3.31:85%(12)
5月:100(278:2.78:80%(12)
6月:26( 72:2.77:60%(10)
7月:45(139:3.09:61%(12)
8月:81(247:3.05:66%(12)
9月:64(215:3.36:90%(10))
10月:56(152:2.71:61%(10)
11月:42(112:2.67:45%(10)
12月:68(191:2.81:68%(10)
【2017
1月:50(190:3.80:79%(10)
2月:22( 81:3.68:58%(10)
3月:55(151:2.75:97%(12))
4月:75(238:3.17:79%(12)
5月:61(185:3.03:57%(12)
6月:19(126:6.63:84%(10)
7月:54(186:3.44:55%(12)

※以降、キャパは12で完全固定とし、()内は名目稼働率に変更。

8月:66(234:3.55:75%(75%)
9月:39(149:3.82:54%(54%)
10月:67(230:3.43:74%(93%)
11月:50(151:3.02:52%(65%)
12月:52(167:3.21:57%(63%)
【2018
1月:41(132:3.22:46%(57%)
2月:42(129:3.07:45%(62%)
3月:58(143:2.47:60%(60%))
4月:73(240:3.29:80%(85%)
5月:74(270:3.65:73%(91%)
6月:39(122:3.13:73%(90%)
7月:51(189:3.71:79%(85%)
8月:78(295:3.78:95%(95%)
9月:68(206:3.03:78%(97%)
10月:63(222:3.52:69%(85%)
11月:75(200:2.67:67%(78%)
12月:56(202:3.61:77%(85%)
【2019
1月:43(204:4.74:68%(84%)
2月:48(195:4.06:71%(79%)
3月:49(241:4.92:84%(88%))
4月:76(253:3.33:92%(97%)
5月:54(270:5.00:73%(83%)
6月:19(109:5.74:61%(77%)
7月:60(213:3.55:66%(82%)
8月:43(173:4.02:58%(62%)
9月:39(158:4.05:60%(73%)
10月:51(184:3.61:57%(70%)
11月:46(179:3.89:60%(72%)
12月:36(149:4.14:52%(57%)
【2020
1月:27(126:4.67:44%(54%)
2月:17(104:6.12:58%(73%)
3月: 5( 29:5.80:15%(19%))
          
計:3244(11117:3.43:58%(68%)※)

※稼働率のみ、直前一年間の平均

名目実績(泊数:日数平均:稼働率)36:7.20:19%


・・・予想通り?に、稼働率は過去最低記録の15%でした。むしろ、よく5人ものゲストが来てくれたと思います。ひたすらキャンセルを受け続ける毎日で、3月より前に受けていた予約は全滅! 跡形もなく消し去られました・・・

キャンセル連絡の際、特にAirbnbからの予約では、ほとんどのゲストからメッセージをいただきまして。それはもちろん「コロナで国境が封鎖された」「飛行機が飛ばなくなった」等であり、僕は快く受け入れましたが、ありがたいことに、けっこうな数の方から「騒動が収まったら必ず行くから!」「秋に会おう!」といったことを言っていただきました。もちろん社交辞令も含まれるでしょうが、こういった一言々々が希望というか、心の救いになるというのも事実です。



さてさて。今回の記事はズバリ言うと、完全敗北宣言です。
その相手は当然のことながら、コロナ・ウィルスです。


十日ほど前に、僕はこのブログにて「ウィルスなんて、どうってことねぇよ!」主義を貫く、と書きました。全く脅威とは考えていないので、生活は完全に普段通りで、マスクすらしない、と書きました。

後半の「脅威とは考えていない」「マスクしない」の部分は、僕は今でも変わりませんが(マスクは、咳が出る体調の時には当然します)、生活は完全に普段通り・・・は、もうムリですね。「ウィルスに罹ったらどうしよう」ではなく「自分もすでに罹っているのかもしれない、それを誰かにうつしてしまうかもしれない」という前提の元で、行動するように心がけます。

僕は、営業を自粛します。YAWP! backpackerを、本日より4月23日まで、休業いたします。とりあえずそのように設定しましたが、休業期間は、伸びる可能性が大です。自粛・・というよりも、その一番の理由は、ゲストがいないからです。4月以降の予約も、そもそもはそれなりに多く受けていたのですが、見事なほどに全てが無くなってしまいましたので(号泣)。


僕はそこに「感染の蔓延を防ぐために!」「社会のために! 未来のために!」といったエビデンスを載っけるつもりはないですし、「今こそ僕らは休業し、皆さんも外出自粛して、ウィルスを押さえ込もう!」とかいう主張をする気も全くありません。休業するもしないも、外出するもしないも、それぞれの判断。自由にすればいいと思います。

特に多くの個人事業、自営業の方々は、限界ギリギリの状況に晒されながら、営業を続けるべきか閉めるべきか、もしくは廃業するべきかの判断に、苦悶しております。しかし最近の巷では、ナーバスになっている者が多いからか、「〜すべき」的な論調の叩き合いが多過ぎて、はっきり言いましてウンザリします。各々がどんな決断をするにせよ、相互にリスペクトがあるべきです。誰もバカじゃない。みんな、ウィルスや経済状況への不安や恐怖と、戦っています。



まぁなんにせよ僕は、極めて単純な話として、「予約が一件もないし、開いていても誰も来ないので、しばらく休みます」ということです。当然ながら、ガックリ来ております。


【なお、休業を決定してはいるものの、帰国が出来ずにいる外国人などの、“困っている方”のご宿泊は、今後も積極的に受け入れたいと考えております。遠慮なくご連絡くださいませ】


僕は前々回の記事に、「このままでも、半年はもつ」「9月頃に先々の検討をする」と書きました。しかしその“このまま”とは、「稼働率10%台が続く」状況のことです。4月は、ヘタしたら稼働率0%です。現状はむしろ、さらに悪くなっています。仮に10%だとしても月6万円くらいは入るわけで、0%ならば、それすらない。確実に半年は、もたないです・・・


まぁこれは、「インバウンド・ビジネスで食べて行こう」「食べて行けるはずだ」と考えた、僕の判断が甘かったということです。元々、昨年の夏頃から宿泊業は斜陽の傾向に入っており、経営難の施設は日本中で大量に発生しておりました。コロナ問題はそれにトドメを刺す、きっかけになったにすぎません。僕自身に先見の明と、ビジネスセンスがなかったのです。僕が、未熟だったんですよ。なのでもちろん、どこにも救済は求めません。助成金等の申請も、一切いたしません。散るならば、潔く受け入れ、気持ちよく去るのみです。こう書くと、まるで今すぐに廃業するみたいですが。んなこたぁ〜ない(©タモさん)。

というわけで僕は、強い反省の意を込めて今日から毎日、写経を9回×12日やろうと思います。写経は1回あたり1時間くらいだそうなので、一日9時間ならば、程よい自戒になるでしょう。合計108回を達成し、僕のなかにある凝り固まった煩悩を、振り払おうと思います。


え、「なんじゃそりゃ?」・・って? 要するに僕は、今日からの毎日はな〜んにもやることがなくてヒマだァァァーーーーー!!!・・・ということです。こんな状況でも営業を継続し踏ん張っている方々や、休業してもこの期間にいろいろやっておこうという熱のある皆さんのことは、マジでリスぺクトですよ。僕は休業してヒマなのに、何もやる気にならん! 観たい映画もスポーツもねぇ!! 濃厚接触でもかまわないぜ〜な、恋人もいねぇ!! 2月半ばから一ヶ月休み、再開後の二週間も休みみたいなモンだったのに。冬眠を終えた途端に、春眠に突入だァァァーーーー!!!


・・・とはいえ僕は、このブログや、おかえりびとの記事投稿は休みませんので、皆さま今後ともよろしくお願いしますです〜





2020年3月25日水曜日

散るときは、美しく!!





いきなりですが、当日まで全く発信しておりませんでしたが、実は一昨日の3月23日は、YAWP! backpackersの5周年記念日でした。


「今日は5周年。例年、この時期はフルなんだけど、今年はスカスカ。ウィルス問題がいつ収束するかわからんが、なんとか生き残ります」的なことをfacebookに英語で書いたところ、驚くほどに多くの方々、そのほとんどはこの5年間にウチに来てくれた世界中のゲストたちから、コメントや“いいね!”をいただきました。

懐かしい名前ばかりで、走馬灯?のように過去の記憶が蘇り、僕はガラにもなく感動し、正直ウルっと来ました。いやぁ〜この5年間、僕なりにゲストハウス業をがんばってきた甲斐があった・・・。皆さん、どうもありがとうございます!!!



さて、その23日はというと。滞在ゲストがほぼゼロなので、僕にはYAWP!でパーティ的なことをする計画はなく。おかえりびとメンバーのユリさんから誘われ、ゲストハウス墨田長屋で飲んでいました。これも別にウチの5周年は関係なく(祝いのお言葉をいただきましたが)、コロナ問題でなんだかストレスフルな毎日の、邪気払い的な意味合いで。

今回はおかえりびとメンバーが全員、勢揃いとはなりませんでしたが、その代わりにサトウサンズレストのナナさんファミリーが一年ぶりに参加。総勢8名+赤ちゃん1名での、まったりとした飲み会でした。


もちろん話題は、コロナ問題、「業界がヤバいね!」というのが軸になりましたが。類は友を呼ぶ、と言いますか、ネガティブのスイッチが入っている者が一人もいない。みんな同様に大ピンチの状態なのは間違いないのですが、「まぁ、いざとなったらバイトでもしよう!」「なんとかなるさ〜」的な、ケロリとしたものでした(笑)。

この苦境を乗り越えるために、たとえばユリさんはラザニアの注文販売を開始したり(彼女の料理は、本当に美味しいですよ〜)、トシゾー@ゲストハウス扇子さんはYouTube等でのメディア展開を準備していたり。

それぞれが、自分の力でポジティブに、出来る限りのことをしようとしているのがすごく嬉しかったです。



この話と連動して、、、

先日、館山ウィールズゲストハウスのヤシロ☆ポセイドンさんが、Twitterでいつもの通りにたっぷりの皮肉を込めて、昨今のゲストハウス業界を痛打しておりまして。


いやぁほんと、ヤシロさんって気持ちがいいわ。多くの人が思っている(けれども自粛している)であろうことを、サクッとズバリと言ってのける(笑)!! 僕も毒吐きキャラですが、攻めの姿勢は彼の方が数段上ですね〜。

実は、僕もこれに近いことをブログに書こうとしていたのです。このツイートを読んだからというわけではなく、毒吐きの欲も今はないのですが。題して、

“コロナ問題に対する、宿主によるスタンスの違いについて”
(卒論風にしてみました)



まず大前提として、僕はこの記事で誰かを否定しようとかディスろうとか、そういう気持ちは全くありません。個人的な好き嫌いは表明しますが、業界全体が苦しいこの状況で、誰かの行動に対して「それはよくない」「こうするべきだ」を押し付けるような狙いは、一切ありません。なので、個々の宿名をここで出すこともないです。

僕は最近まで旅に出ていたせいか、なんとなくこの問題に“乗り遅れている感?”(悲しいことなのに、変な表現ですが)といいますか、業界全体を俯瞰で見ているような感覚があるのです。僕も完全に当事者なので、おかしな話なのですが。


僕はこのコロナ・ウィルスの問題で、それぞれの宿主の対応の傾向は、次の四つに分けられると思います。

①「やばいです!」助けてウチに来て【ネガティブ系】
②「やばいです!」アイデアしぼるぜ【ポジティブ系】
③「助け合おう!」苦しいときはみんな仲間だ【絆系】
④「耐え忍ぶ!」バイトも融資もかまわない【達観系】


①の【ネガティブ系】は、「昨年比90%減です! 皆さん来て下さい!」とか「またキャンセルが! どうしよう・・・」とか、そんなことばかりを発信する人ですね。先日、「手数料を取られるOTAではなく、直接の予約をして」的なことを訴えて炎上した、某宿主あたりが、ここに入ると思います。彼女は「騒動の前から、いろいろやっておけばよかった」的なことも言っておりますし。ド直球に、ネガティブ。

②の【ポジティブ系】は、「新しく◯◯プラン始めました!」的な前向きな仕掛けを、積極的にやるところですね。「ヤバいです!」の発信をしていながらも、決して「助けて!」のポーズをとらず、「絶対に自力で乗り越えてやるぞ!」感があります。提案するプランも魅力的なものが多く(薄利だろうなぁとは思いますが)、意志と熱量の強さを感じられます。

③の【絆系】。前回の記事にも書きましたが、主には“クラファンを始めちゃう人たち”ですね。単純な寄付ではなく、先々に使える券の販売with寄付、というスタイルで出しているところが多いようですが。Twitter上でも、「今こそみんなで支え合おう!」ということを言っている人をチラホラ見かけます。急にリプライ&リツイートしまくりを始め、情報のシェアで“繋がり貢献”しようとしている方もけっこういますが、彼らもこのタイプかと思います。

④の【達観系】。ピンチなのは他と同様ですが、根本的にはポジティブで、ジタバタしていません。特にコロナ絡みの発信もないです。「助けて!」でも「乗り越える!」でも「助け合おう!」でもなく、「まぁ、なるようになるさ」の境地で、これまでの運営と変わっていません。廃業の危機になれば、あくまでも自己責任のリスクヘッジとして、追加融資等の検討をするのでしょう。



・・・勝手にこう分けると、僕は完全に④のスタンスです。前回と今回のブログ記事で、コロナ問題についてをガッツリと語っておりますけどね。僕は、①③のように「助けて!」「助け合おう!」になる性格では全くありませんし、②の方々にはリスペクトの念があるだけで、今のところは僕がそのステージに上がるつもりもありません。

一昨日に会った、おかえりびとのメンバー&ナナさんファミリーも、全員がベースは④で、者によって②の要素も有り、という感じでした。一緒に活動しているグループだというのに、「助け合おう!」の提案は微塵も出ず、皆さん達観しまくりで明るいっ(笑)! これはなんだか、嬉しかったです。


また、最近は「無料泊を始めます!」という発信もよく見ます。「ゲストがゼロなので、ならば少しでも話題になれば・・」というヤブレカブレな策なのでしょうが。これは上記の分け方では、少し形の違う、①の部類ですね。

宿泊業に限らず日本中の人々が苦しんでいるこの状況で、「私は困っている!」「私を助けて!」となってしまう者のことは、僕、個人的にはすごく嫌いです。シンプルに「いや、皆も困ってるし。しかし皆、口に出さずに我慢しているんだわ」と言いたくなってしまう。無料泊プランなんて、「自分さえよければいい」の、最たるもんでしょ。今は「お客さん来て来て!」をアピールすべき時期じゃないでしょ。僕らにとっては“ゲストが安全に旅をして、安心して泊まっていただく”ことこそが最優先であり、守るべき責任であって、「潰れそうだから助けて!」は、矢印の矛先が逆だと思います。


くどいようですが、僕は上記の分け方では確実に④であり、簡単に言ってしまえばコロナ問題に対しては、“何もしません”。ウチのメインターゲットは、5年前の開業当初からずっと頑なに、“外国人バックパッカー”です。今回の騒動で諸外国が入国&出国制限に舵を切り、外国人が渡航できなくなった今でも、僕にはそれを変える気は全くありません。ゲストが来なくなり存亡の危機に瀕しても、急にポリシーを変えて「日本人、いっぱい来て!」「ビジネス目的でもなんでもいいから、とにかく来て!」とはなりません(日本人ビジネスマンも歓迎しておりますが、そういう集客アピールは絶対にしません)。

よってもちろん、この騒動に対処する目的での、値下げもしません。これまでにもレギュラーでやっていた、二泊したら三泊目が無料(OTAからだと一泊1667円で、ミニマム三泊縛り)のキャンペーンは今後もやったりやらなかったりしますが、それ以上のことはいたしません。

良いか悪いかではなく、これは言ってみれば矜持というか、美学の問題です。自分のビジネスが散り去るかもしれない今だからこそ、ジタバタせずにむしろ、己の美学を貫きたいのです。なんか、カッコつけているみたいだけど(笑)。



ついに、東京オリンピックの延期が正式決定し、我らがゲストハウス業界には今後もますます、苦難の道が立ちはだかることでしょう。多くの宿々が、継続か廃業か、の選択を迫られることでしょう。

今回は、そんな苦しい現状のみなさんを、僕が勝手に四つのタイプに分類したことで、不快に思った方もいるかもしれません。これはあくまで、美学の違いの話です。「クラウドファンディングで寄付を募るって? それに参加するって? すればいいじゃない。でも、僕とは美学が違いますね」・・ということです!!





2020年3月20日金曜日

帰国すると、そこは違う日本だった・・・




約40日ぶりのブログ! お久しぶりです!!


まずは、月初め(もう20日ですが・・)の、いつものやつです!


【YAWP!来泊ゲスト国籍 トップ10(2015年4月〜:計3239)】

 
日本       544名(+7) 
 アメリカ     496 (+2)
 イギリス     275
 ④オーストラリア  252 (+2)
 カナダ      236 (+2)
 ドイツ      151
 ⑦フランス     131
 ⑧韓国        95 (+1)
 ⑨タイ        93
 ⑩台湾        81



【新規ゲスト数(泊数:日数平均:稼働率(キャパ))月別まとめ】

2015】
4月:22( 81:3.68:22%(12))
5月:28(132:4.71:35%(12)
6月:11( 60:5.45:17%(12)
7月:65(205:3.15:59%(12)
8月:98(312:3.18:93%(12)
9月:79(278:3.52:93%(10)
10月:91(253:2.78:94%(10)
11月:74(227:3.07:84%(10)
12月:84(229:2.73:82%(10)
【2016】
1月:59(198:3.36:73%(10)
2月:55(194:3.53:78%(10)
3月:72(242:3.36:83%(10)
4月:83(275:3.31:85%(12)
5月:100(278:2.78:80%(12)
6月:26( 72:2.77:60%(10)
7月:45(139:3.09:61%(12)
8月:81(247:3.05:66%(12)
9月:64(215:3.36:90%(10))
10月:56(152:2.71:61%(10)
11月:42(112:2.67:45%(10)
12月:68(191:2.81:68%(10)
【2017
1月:50(190:3.80:79%(10)
2月:22( 81:3.68:58%(10)
3月:55(151:2.75:97%(12))
4月:75(238:3.17:79%(12)
5月:61(185:3.03:57%(12)
6月:19(126:6.63:84%(10)
7月:54(186:3.44:55%(12)

※以降、キャパは12で完全固定とし、()内は名目稼働率に変更。

8月:66(234:3.55:75%(75%)
9月:39(149:3.82:54%(54%)
10月:67(230:3.43:74%(93%)
11月:50(151:3.02:52%(65%)
12月:52(167:3.21:57%(63%)
【2018
1月:41(132:3.22:46%(57%)
2月:42(129:3.07:45%(62%)
3月:58(143:2.47:60%(60%))
4月:73(240:3.29:80%(85%)
5月:74(270:3.65:73%(91%)
6月:39(122:3.13:73%(90%)
7月:51(189:3.71:79%(85%)
8月:78(295:3.78:95%(95%)
9月:68(206:3.03:78%(97%)
10月:63(222:3.52:69%(85%)
11月:75(200:2.67:67%(78%)
12月:56(202:3.61:77%(85%)
【2019
1月:43(204:4.74:68%(84%)
2月:48(195:4.06:71%(79%)
3月:49(241:4.92:84%(88%))
4月:76(253:3.33:92%(97%)
5月:54(270:5.00:73%(83%)
6月:19(109:5.74:61%(77%)
7月:60(213:3.55:66%(82%)
8月:43(173:4.02:58%(62%)
9月:39(158:4.05:60%(73%)
10月:51(184:3.61:57%(70%)
11月:46(179:3.89:60%(72%)
12月:36(149:4.14:52%(57%)
【2020
1月:27(126:4.67:44%(54%)
2月:17(104:6.12:58%(73%)
          
計:3239(11088:3.42:64%(74%)※)

※稼働率のみ、直前一年間の平均

名目実績(泊数:日数平均:稼働率)131:7.71:73%



実質稼動58%! 名目では73%!

「・・え、ご時世にマジで?」と驚かれた方がいるかもしれませんが、これは、僕が長期休みに入る前の2月15日までの実績です。これでも例年に比べれば厳しかったのですが、それからのたったの一ヶ月間で、YAWP! backpackersも当然のように、経営が成り立たないレベルにまで落ち込んでいます。ありがたいことにゲストがゼロの日は発生しておりませんが、毎日1〜3人です。よって今月の稼働率は、10%台になることでしょう。過去最低は44%でしたが、いきなりの大幅な記録更新になることが確実です。

ちなみに先月は、YAWP!史上初の“はっきりとした値下げ”(通常は一泊1667円でミニマム3泊だが、ミニマム制限を解除)を断行し、1〜2泊のゲストが増えるかなぁと予想していたのですが、なぜだか長期泊だらけでして。泊数平均はなんと、7.71!! リピーターさん(新規ゲストとしてはカウントしない)が数人いたせいもありますが、仕掛けとは真逆の効果が出るというのは、不思議なもんですね。



さてさて。

話が変わるようで変わりませんが、僕は一ヶ月間、宿を閉め、その内の三週間は東南アジアへ旅に出て、最高に楽しい日々でした。しかし今回の記事は、その楽しい旅の思い出の報告ではありません。簡単に言うと「それどころじゃない!」からです。

2月の中旬までは、コロナウィルスの問題は発生してはいたものの、僕の中にも世間にも、たいして危機感がなかったのですよ。旅に出る直前に、とあるご近所さんとのやりとりで、

近「タクローさんの宿って中国人も来ているんですか?」
僕「いぇ、ほとんど来ませんよ(実際に普段から少ない)」
近「来たらどうするんですか?」
僕「もちろん普通にウェルカムしますよ」
近「えぇ!? それは無責任でしょう!!」

みたいなのが一度あり、僕は腹を立てたのですが。「日本政府が受け入れた渡航者を、宿が断る権利はないだろうが!」「文句があるなら政府に言えよ!」と(内心で)。しかしコロナ問題絡みでガッカリしたのは、その一件くらいでして。


それから一ヶ月、いろいろあったけどどうにか無事に日本に帰国した僕は、「なんだか日本中がそんなピリピリとした雰囲気になっている・・」と感じました。とある行きつけの飲み屋では、顔見知りの常連客さんから

常「あら久しぶりだね」
僕「しばらく海外に行ってたんですよ〜」
常「えっ・・・マジで・・? 大丈夫なの!?」
僕「東南アジアですよ。日本より感染は少ない」
常「いやでも、二週間は・・(ゴニョゴニョ)」

と言われたり。そのいまいち聞き取れなかったゴニョゴニョの中身は、どう考えても「家から出ちゃダメでしょ」とか、そういうのでしょう。他にも、約束していた友人とのサシ飲みが二件とも、「嫁が心配している」とかで消滅したり。しばらく海外にいたというだけで、帰国して早々、まるで病原菌のような扱いを受けております(涙)!! なんなんだよ、このネガティブムードっぷりは!!!

正直な話、僕は帰国後に、溜まった受信メールを開き(僕は旅の間はネットをしません)、そこがキャンセル連絡のお祭り状態だったことよりも、日本が急にそんな変な雰囲気になっていたことの方に、ガッカリしました。なんだか世界が変わってしまったように見えたというか、僕独りだけ蚊帳の外状態というか・・・


僕は超ポジティブな性格なので、ウィルス問題ごときには心の底から「どうってことねぇよ!!」なのです。逆に、こんなものに振り回され、ここまでナーバスになってしまう社会の方を、病的だと感じてしまいます。とはいえ今や世界中がパニック状態ですから、僕のこのスタンスは、相当にマイノリティサイドなのでしょうけどね。

人々がナーバスになりすぎて、株価の暴落が史上最大レベルの、とんでもないことになっております。世界経済のダメージの方が、間違いなく大・大・大問題です!「ワクチンがないのが不安」とか言う人がいるけれど、インフルエンザにはワクチンがあるのに、毎年100倍以上の死者を出しているんですよ! どう考えたって、そっちの方が、はるかに恐ろしいじゃないか!!


僕はウィルスが脅威だとは全く考えていませんので、生活は完全に普段通りで、マスクすらしておりません。仮に中国やイタリアからゲストが来たとしても、もちろんこれまでと変わらずに気持ちよく迎え入れます。とはいえ、「ウィルス、ヤバい!」の世論に対しては、なんというかダークマターのような得体の知れない巨大漆黒なイメージで、「こりゃ〜抗いようがないな・・」と諦めております。こんなブログを書いたところで、社会の病的な怯えは全く解消されないでしょう。なので、一人で勝手に「どうってことねぇよ!」主義を貫いております。先日、とある宿の主が「ゲストが咳をしている。ヤバい・・・」的なツイートをしており、僕はなんだか残念に思いましたが。それはゲストにすごく失礼ですし、“咳に怯える”程度の覚悟なら、騒動が落ち着くまでしばらく宿を閉めていなさいよ!!



今回のウィルスの問題で、観光業界は甚大なるダメージを受け、多くの宿が存亡の危機にあると思います。その上で、京都のスズキゲストハウスさんや、ひつじ庵さんが、次の仕掛けを考えて積極的に実行に移していたり、奈良の遊山さんや岐阜羽島心音さんは、融資についてを細かく報告してくれていたり。この機会にと、いつも以上にDIYに励む伊勢の紬舎さんなんかも、ステキだと思います。皆さん、ポジティブでいいですね。こういう宿主さんたちのことは、僕は大好きです。

その一方で、「クラウドファンディングで寄付を募る」といった策で、この苦境を乗り切ろうとしている宿々もあります。僕は元から大のクラファン嫌いですし(このブログでも何度もディスっています)、特に今は「苦しんでいるのは、皆も同じ」の念が強いので、それらの企画には正直「おいおい、マジかよ」と思いましたが。まぁ皆さん、そんな余裕すらないくらいに厳しいのでしょうね。

彼らの活動自体を、否定や非難をする気は全くありませんが。ただ、ゲストハウスファンの中には、「好きな宿が寄付クラファンに参加していてショック」といった、反応をしている方もいます。僕がアンチだから言うわけではないですが、安易なクラファンは、デメリットも大きいですよ。参加宿の皆さんは、それは知っておいた方がいいと思います。



前述のようにYAWP! backpackersは稼動が10%ほどに落ち込み、この状況がいつまで続くのかもわかりません。しかし僕は、大丈夫です。キャラクター的に、ガンガン攻めまくりの経営スタイルだと思われているかもしれませんが、僕はなにげに、イタリア代表ばりにディフェンシブなのですよ。“定期的・副収入有り”の、カテナチオ経営(笑)!!

最低でも、あと半年はもちます。仮にオリンピックが中止や延期になり、このまま稼動10%台が続いたとしたら、9月頃に閉宿、もしくは追加の融資申し込みの検討に入ろうと思います! それまでは、変わらずポジティブに、ノーテンキに楽しく宿の運営を続けます!!!


これまでの人生もなんとかなったし、今回だって、なんとかなるさ!!

日本全国のゲストハウス宿主の皆さん、共にしぶとく、がんばりましょう!!!




2020年2月10日月曜日

興味のある or 無しの、差が極端!




今回は、完全に自分語りの回です(笑)!


前回の記事が、思ったよりも反響がありました。僕が香水やフレグランスに詳しいことに、「意外や!」という声が、ちらほらと。まぁ、僕自身が「キャラに合っていないな〜」と強く思いますからね。

見た目の問題? か、漫画を描けるから? かは知りませんが、僕はどちらかというと、先入観でオタク系だと思われることが多いです。たしかに僕はオタク気質ですが、それはいわゆる秋葉原系、アニメ・漫画・ゲームあたりの方面に向けてのものではないです。

それらに関しては、僕はほとんど興味がなく、世間一般の平均レベルよりも知識がありません。特にアニメは、映画以外では、最後にマトモにシリーズを通して見たのはおそらく小学生時代です。その最後が何だったかも、鮮明な記憶はありません(たぶん、魔神英雄伝ワタル)。エヴァンゲリオンすら観ておらず、観たいとも思いませんでした。カラオケでアニメソングを歌ったことは過去に一度もなく、というか邦楽自体をほとんど聴かないので、歌そのものを知りません。


“物を買う”系での、僕のオタク気質の矛先は、洋服や眼鏡、フレグランス、そして家具なんですよ。街で言うと、表参道、青山、代官山、中目黒、目黒あたりに行きがちな人間なのです。表参道や青山の洋服店や、目黒通りのビンテージ家具店には、定期的に通っている所がたくさんあり、店員さんとも顔なじみです。

一方で、秋葉原には僕は、人生で二度しか行ったことがなく、その理由も“消防の講習を受けるため”等の必然性ありきであり、能動的なものではありません。自分で言うとキモチが悪いですが、僕って実は、オシャレ系なんですよ(笑)。秋葉原=オシャレじゃない、というような意図は全くないですし、そっち方面のオタクの方々と接するのも楽しくて好きなので、あしからずです。


僕は、家具好き歴は10〜15年程度でしょうが、洋服には高校時代から確固たるこだわりがありまして、歴はもう25年。ファッションショー(東京コレクション)に通うほどでしたから、アパレル業界にコネもでき、実はとある著名なスタイリスト氏から、アシスタントにならないか、とスカウトされたことがあります。ファッションスナップ雑誌に、載ったこともあります。どちらも、遠い昔の話ですけどね(笑)。

なので僕は、前回の香水&フレグランスの話を皮切りに、そろそろオシャレ野郎・タクロウのキャラをこの場でも出そうじゃないか!と企んでいるわけです(笑)。表向きにはただのゲストハウス・おじさん、だったはずの僕が、いきなりそんな気になったのには、実はきっかけがあります。


僕がプライベートで特に愛用し、コレクションする洋服は、シャツ1枚で15万円くらい(笑)しちゃうPaul Harndenというブランドなのですが、先日、メルカリでこのブランドのアートワークを収録した公式DVDが出品されており、購入しましてね。

Paul Harnden

観てみるとたったの15分ほどで終わり、「これにワシは1万も出したんけぇ・・」と切ない涙をこぼしましたが、「ていうかコレ、YouTubeにも出てるんじゃね?」と思い、検索してみまして。そのDVD映像は見つからず、“買い損”にはならずよかったのですが、それからというもののYouTubeからの“おすすめ動画”に、ファッション系のものが大量に来るようになってしまいまして。

ファッションYouTuberの“なかむ”氏とか“ハズム”氏とか、彼らの動画を開いてみるとけっこう面白く、ハマってしまったのですよ。彼らは20代で、彼らの動画を僕が観ても「この熱量は、まさに“若さ”だねぇ」「俺にもこういう、服ストイックな時代があったなぁ」と、しみじみするだけで、ファッション観的に影響を受けるとかは全くないのですが。自身のオシャレ好きっぷりを全く照れることなく発信しまくる彼らを見て、僕の“オシャレ野郎的・承認欲求”が、超・久しぶりに疼いてしまったのです(笑)。

というわけで、「俺のこだわりを聞いてくれ!」のVol.2も、間違いなく再び“キャラ違いの、気取った感じ”になります(笑)。別に連載する気があるわけではないので、テキトウにその内、書くと思いますが。



前回の記事を読んだ友人から、「お前って多趣味だけど、特に何を極めてるの?」と聞かれましたので、最後に、僕の興味のあるor無し(知識量ごとのランク分け)を、ここにまとめます!!


【知識量:D】〈興味が無いので、何も知らない〉
車、バイク、電車、アニメ、アイドル、TVドラマ(日本、海外共に)、料理、スマホ、サッカー・野球・格闘技以外のスポーツ、競馬、ディズニー

【知識量:C】〈全くではないが、ほとんど触れていない〉
映画(邦画)、音楽(邦楽)、漫画、ゲーム、外食グルメ、DIY、サッカー(Jリーグ)、野球(MLB)、ジブリ

【知識量:B】〈それなりに知っている〉
音楽(洋楽)、小説、スニーカー(以前はオタクだった)、総合格闘技(以前オタ)、相撲、野球(NLB)、マーベル、株

【知識量:A】〈オタク・レベルで詳しい〉
洋服、眼鏡、フレグランス、プロレス、スターウォーズ、ゴジラ、世界情勢

【知識量:S】〈僕より詳しい者と、専門家以外では出会ったことがない〉
映画(洋画)、サッカー(欧州)、ビンテージ家具


中でも断トツで興味がないのは、車ですね。「カローラ? 美味しいの?」ってレベルです(笑)。アニメはガンダム等の、遥か昔のものだけはちょこっと知っているので、まだマシですかね。



このブログは、ゲストハウス業界についてを語らないと(毒有りの方が人気♡)、閲覧数が全然伸びないのは解っているんですけどねぇ。昨年夏頃から、日韓問題だのコロナウィルスだので稼動が落ち続け、「開き直ってやるしかねぇや〜、分析なんてする気にならんや〜」って感じだからでしょうか。興味が、どんどん薄れて行っています・・・

三ヶ月で契約解除になったのに「俺は優秀!上司がクソ!」とドヤり続ける、“地獄のミサワ”キャラを地で行く者とか、相変わらずこの業界には、ユニークな人がたくさんいるんですけどねぇ・・・

地獄のミサワ!


とはいえ僕は、別に宿の運営に対して冷めているわけではなく、おかえりびとの活動や、ゲストに対する僕のホストっぷりはいつもと全く変わらずに「ハッキシ言って、おもしろカッコいいぜ!」な日々なので、ご心配なくですよぉぉぉ〜〜!!





2020年2月4日火曜日

「俺のこだわりを聞いてくれ!」Vol.1




あっっっっっ・・・という間に、2月!!


まずは、月初めのいつものやつです!


【YAWP!来泊ゲスト国籍 トップ10(2015年4月〜:計3222)】

 

 ①日本       537名(+7) 
 アメリカ     494 (+1)
 イギリス     275
 ④オーストラリア  250 (+6)
 カナダ      234
 ドイツ      151 (+1)
 ⑦フランス     131
 ⑧韓国        94 (+3)
 ⑨タイ        93 (+3)
 ⑩台湾        81



【新規ゲスト数(泊数:日数平均:稼働率(キャパ))月別まとめ】

2015】
4月:22( 81:3.68:22%(12))
5月:28(132:4.71:35%(12)
6月:11( 60:5.45:17%(12)
7月:65(205:3.15:59%(12)
8月:98(312:3.18:93%(12)
9月:79(278:3.52:93%(10)
10月:91(253:2.78:94%(10)
11月:74(227:3.07:84%(10)
12月:84(229:2.73:82%(10)
【2016】
1月:59(198:3.36:73%(10)
2月:55(194:3.53:78%(10)
3月:72(242:3.36:83%(10)
4月:83(275:3.31:85%(12)
5月:100(278:2.78:80%(12)
6月:26( 72:2.77:60%(10)
7月:45(139:3.09:61%(12)
8月:81(247:3.05:66%(12)
9月:64(215:3.36:90%(10))
10月:56(152:2.71:61%(10)
11月:42(112:2.67:45%(10)
12月:68(191:2.81:68%(10)
【2017
1月:50(190:3.80:79%(10)
2月:22( 81:3.68:58%(10)
3月:55(151:2.75:97%(12))
4月:75(238:3.17:79%(12)
5月:61(185:3.03:57%(12)
6月:19(126:6.63:84%(10)
7月:54(186:3.44:55%(12)

※以降、キャパは12で完全固定とし、()内は名目稼働率に変更。

8月:66(234:3.55:75%(75%)
9月:39(149:3.82:54%(54%)
10月:67(230:3.43:74%(93%)
11月:50(151:3.02:52%(65%)
12月:52(167:3.21:57%(63%)
【2018
1月:41(132:3.22:46%(57%)
2月:42(129:3.07:45%(62%)
3月:58(143:2.47:60%(60%))
4月:73(240:3.29:80%(85%)
5月:74(270:3.65:73%(91%)
6月:39(122:3.13:73%(90%)
7月:51(189:3.71:79%(85%)
8月:78(295:3.78:95%(95%)
9月:68(206:3.03:78%(97%)
10月:63(222:3.52:69%(85%)
11月:75(200:2.67:67%(78%)
12月:56(202:3.61:77%(85%)
【2019
1月:43(204:4.74:68%(84%)
2月:48(195:4.06:71%(79%)
3月:49(241:4.92:84%(88%))
4月:76(253:3.33:92%(97%)
5月:54(270:5.00:73%(83%)
6月:19(109:5.74:61%(77%)
7月:60(213:3.55:66%(82%)
8月:43(173:4.02:58%(62%)
9月:39(158:4.05:60%(73%)
10月:51(184:3.61:57%(70%)
11月:46(179:3.89:60%(72%)
12月:36(149:4.14:52%(57%)
【2020
1月:27(126:4.67:44%(54%)
          
計:3222(10984:3.41:65%(75%)※)

※稼働率のみ、直前一年間の平均

名目実績(泊数:日数平均:稼働率)155:5.74:54%



稼働率、44%・・・過去最低記録っす・・・。名目稼動の54%も、実質と名目を分けて計算&記載するようになって以降では、過去最低(号泣)!!

前回の記事に、総泊数は135泊になりそう、と書いたんですけどねぇ。コロナウィルス問題発生の影響か、中国人ゲストを中心にキャンセルorノーショウがちらほら発生し、最終的には126泊でした。

う〜ん、ダメだこりゃ!! 景気が悪いのはとっくに理解しておりますが、それにしても稼動は落ちる一方だなぁ・・・。東京オリンピック開催の、記念すべき2020年に入ってすぐに、過去最低の稼働率を記録するとは。まぁ、今月はすでに90泊くらいの予約を受けているので(ありがとうございます!)、少しだけ回復できそうです。



さてさて、今年はそんな残念なスタートを切ったわけですし、僕はゲストハウス市場分析をして、いつものように奮って毒を吐くべきなのかもしれませんが。そういうリクエストを直接、受けていたりもするのですが(笑)。今は全然、そんな気にならなぁ〜〜い!!

今月後半から東南アジア旅に出るせいで、稼働率の落ち込みとは反比例して、最近の僕はウキウキ気分が強めでしてね・・・。人数は少ないけれど、穏やかフレンドリーなゲストばかりで、トラブル等も全く無いですし。ほとんどが長期泊なので、忙しさとも無縁。儲かっていないことを除けば、他のストレスは皆無な毎日です。なので、業界ブッタ斬り系の記事が大好物で、いつでもそれを期待しちゃうという方には、館山ウィールズ・ゲストハウスのマンボー☆ヤシロさんのブログをお読みになり、彼の“業界を痛打!”っぷりに溜飲を下げていただければ、と思います。



というわけで今回は、毒ッ気がゼロの、無味無臭なようで・・有臭?な話をします。僕がたまにやる「多くの人に全く刺さらない」内容の記事ですので、興味がない方はスルーしちゃってくださいです〜!


先日、普段から仲良くさせていただいている、墨田長屋のオーナー:ユリさん(おかえりびとメンバーです)のインタビュー記事が、クレジットカード決済システム『Square』のネットサイトに掲載されまして。共感しまくりのステキな内容に、とても嬉しく思ったのですが、そこには「最近つくった香りをリネンなどにルームスプレーとして吹きかけたりしています」という記述がありまして。

彼女がオリジナルでのアロマ的なことをしているのは知っておりましたが、「Oh, ユリさん、そこまでやっているのねぇ〜」と思いましてね。「匂いに気を使っていて、ナイスです!」と。なので、「ウチもそうしよう!」・・・と、なったわけではないです。我が YAWP! backpackersは、とっくの昔から、匂いの面では超・気合いの入っている宿ですので!! 言うならば、「ウチも負けていませんよ〜ユリさん!」です(笑)。


実は僕は、香水やルームフレグランスといった“匂い”の分野には、メチャクチャ造詣が深いのです!! 高校時代から普通に香水を振っており、デビューからのおよそ25年で、ありとあらゆるブランドに立ち寄りました。少なくともベタどころであれば、匂いを嗅げば「あ、これって◯◯でしょ」と当てられるレベルです。


僕がしばらく愛用していたのはカルティエのDeclarationや、ギャルソンのオードパルファムですが、いわゆるラグジュアリー・ブランド(シャネルとかブルガリとか)が展開する香水にはもう、興味をなくしておりまして。持っていたものは全部、人にあげちゃいました。今はもっぱら、香水をメインとするフレグランス・ブランドのものしか使っておりません。

愛用歴は10年くらいにはなるのかなぁ、今の僕のフェイバリット香水は、アクア・ディ・パルマというイタリアのブランドの、COLONIAです。すでに瓶5本は使い切りましたし、現状でも、3本あります(笑)。アクア・ディ・パルマは他の匂いもサイコーなので、これ以外にも2種類、所有しています。あとは、サンタ・マリア・ノヴェッラ(同じくfromイタリア)のものも2瓶持っていますが、最近は全然使っていませんので、メルカリで売っちゃおうかな(たぶん1万円くらいにはなる)。



というわけで、僕が身体に振りかける(仕事中はやりませんが)香水は、今はアクア・ディ・パルマ一択なのですが、部屋のため、というよりもYAWP!のために持っているルーム・フレグランスは、もっと多くの種類&量があります。この記事のために集めてみたら、予想以上に多くて、我ながら笑ってしまいましたよ。


まずベースとしては、前述のサンタ・マリア・ノヴェッラの、ポプリ。一袋(たったの100g)で4000円くらいします。僕はこれを5年前のオープン時に3袋、以降はゲストを500人ウェルカムする毎に1袋開けておりますので、今のところ合計で9袋開けたのかな? もちろん香りはだんだん弱くなりますので、開けた直後にご来泊のゲストさんは、ある意味ラッキーです(笑)。まだ開けていないストックがさらに2袋ありますし、これだけで僕は4万円以上を費やしているわけですね。



しかしポプリは“置いておしまい”なわけで、瞬間的な匂い対策には向きませんので、ウチにはルームスプレーも常在してあります。主にはフランスのDiptyque(ディプティーク)というブランドで、特にBAIESという匂いを愛用。こちらは、瓶1本8000円くらいかな。宿をオープンしてから使い始め、現状で3本目、さらにストックが2本あります(笑)。他のも併用していますので、この匂いだけが減りまくっているわけでもないです。



DiptyqueのBAIESは、僕は本当に大好きなので、僕のデスクにはさらにディフューザーが二つ置いてあります。


砂時計型のコレ、一つ2万円くらいしますが、マジでカッコよくないですか!? このモデルは生産が終わってしまい、本当に残念です! こちらも、さらに二つのストックがありますが! この匂いは女性にも人気なので、いずれ彼女が出来たらプレゼントしようと思い・・・(なんつって)。ていうか、特に意識はしていませんでしたが、僕って何でも、予備のストックが二つずつあるんですね。愛用のサンダルは未使用のが四足もあるので、一概には言えませんが。こういう性格も、僕が結婚できない要因の一つでしょうねぇ(笑)。



というわけで、YAWP! backpaskersオーナー:タクロウの「俺のこだわりを聞け!」シリーズ第一弾は、香水&ルームフレグランスについてでした。我ながら、僕という人間はそういうのに無頓着そうな、極端に言うと「臭そう」なイメージだと思いますけどね(笑)。

どっこい、ワシ&YAWP!は、実はけっこうええ匂いがしよるけんのぅ!! 僕自身、プライベートで会った者からはたまに言われますし、ゲストやオーナー仲間からも「この宿、いい匂い♡」という反応がありますよ。香水やフレグランスの銘柄を、聞かれることもよくあります。「お前が香水に詳しいって!? キモいんですけどっ!」という方には、「それに頼らないと、イカ臭すぎて人前に出られないのねん。ぼんび〜」と返そうかと思います(笑)。


今回は、というかこのシリーズは、あえて作為的にドヤりまくってやろうと思っておりますので、いちいち値段を載せています(笑)。ポプリに4万、メインのルームスプレーにも4万、さらにはディフューザーも。すべてが新品での購入というわけではなく、ヤフオク等で“ほぼ新品”を半額程度で買ったりするケースもそれなりにありますが(ポプリは新品のみ)。それにしても僕は、“匂い”への投資額が、宿の経営歴5年で、すでに確実に10万円を超えているわけです。

日本中の小ゲストハウスで、そんなところ、他にないっしょ!!?

(※追記)
兵庫県の豊岡にあるゲストハウス〈本と寝床、ひととまる〉さんも、“におい”にすごくこだわっていらっしゃいました! →ひととまるさんのブログ
ゲストハウス宿主って、粋な方が多いですねぇ〜
(追記、了)


以前、ツイッターで「実は、宿の匂いって大事なんだよね。オマエら、もっと気を使えよな」的なドヤ発信をしていた自称・業界通の自称・コンサルタントがいたものでね。そんなもん、多くの宿がとっくにやってんだよ! 俺らがとっくにやっていること、とっくに知っていることを、イキって発信してしまう“宿の経営者でもなんでもない”お前は、はっきり言って笑われているぞ!!


あ、結局、今回も毒を吐いちゃった・・・(笑)





2020年1月21日火曜日

2019年、映画総括!!




1月も、もう下旬! しかし暖かい日が続き、気持ちがいいですねぇ〜。

年始に「今月は、マジでヤバい」と書きましたが、予約はじんわりと増え、実質135泊&47%くらいには到達できそうです。名目だと、165泊57%前後ですかね。一日平均、およそ7人の滞在ということです。それでも赤字なのは間違いないのですが・・・(涙)。



さてさて、話は変わり。今回は年始の定番記事である、前一年間に公開された映画の、総括です。

2019年の僕は、劇場:28本、DVD:91本、テレビ:14本、ネット:31本、合計164本の映画を鑑賞しました。16年125本、17年136本、18年149本、19年164本。去年の同記事に書いた「“100+平方数”が気持ちいい並びなので、今年は164本を目指そうかな」を、実際に完遂いたしましたよ!

実は、去年の前半、1〜6月には60本位しか観ておりませんでして。7月中頃に、なんとなくアマゾン・プライム(とっくに会員だった)の映画のラインナップを見てみたところ、“DVD化されず、観たかったのに諦めていた”作品が散見され、驚きまして。そこからネット視聴にハマり、けっこうな頻度で、ゲストが全員寝静まった深夜に観ておりました。その影響が大で、7〜12月は100本以上の鑑賞になりましたね。


この“年間164本”は旧作も含めた数字ですが、僕は基本的に、DVDは新作のみを借ります(というか旧作で興味のある作品のほとんどは、すでに観終わっている)。よってこの164本の内の半分程度は、昨年公開された作品です。なので、“日本での劇場公開日が2019年内の映画”という括りで、私的ベスト10をここに発表します。


ちなみに、一昨年に公開された映画も、僕はもちろん昨年中にDVDのレンタル解禁に合わせてたくさん観ておりまして。それを含めての2018年のトップ10ランキングは、このように修正します。

  ⑩ ビューティフル・デイ
  ⑨ しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス
NEW⑧ ブリグズビー・ベア
  ⑦ ラブレス
NEW⑥ 判決、ふたつの希望
  ⑤ 孤狼の血
  ④ レディ・プレイヤー1
  ③ フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法
  ② ブラックパンサー
  ① スリー・ビルボード

⑥位に食い込んだ「判決、ふたつの希望」は、まさに平和への第一歩といいますか、民族間対立が激化する今の時代へのアンチテーゼとして、素晴らしい作品でした!



というわけで、ここからは2019年のランキングの発表!


まずは、惜しくも選外となった映画を5本(公開日が早かった順)です。

ファースト・マン(2.8/米)
12か月の未来図(4.6/仏)
シャザム!(4.19/米)
ザ・レセプショニスト(10.25/英・台湾)
スターウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(12.20/米)

中でも特に「12か月の未来図」や「ザ・レセプショニスト」がよかったです。「スターウォーズ」にも大満足で、本当だとベスト10入りなのですが、この場でわざわざ語りたい感じでもないので、11位ということで(笑)。



それでは、ベスト10の発表!! タイトルの後の(〜/〜)は、日本での劇場公開日と製作国です。



【10位】

アマンダと僕(6.22/フランス)

ラストが秀逸な映画・その①。母子家庭の姉を持つ青年ダヴィッドが、姉がテロ事件に巻き込まれ亡くなったことで、独りになった姪っ子アマンダと共同生活することになる、喪失と再生の物語。

事件に巻き込まれたのは彼の姉だけでなく、恋人もでして。恋人は生き残るものの、心に抱えた傷は深く、別人のようになってしまう。幼い姪を気丈に支えながらも、何もかもを失ったダヴィッドの、ふいに泣き腫らす姿に切なくなります。

主演の子役、イゾール・ミュルトリエはもちろん、出演者全員の演技がうまい。特にラストシーンのアマンダの表情の変化は、本当に感動的でした!!




【9位】

誰もがそれを知っている(6.1/スペイン・フランス・イタリア)

ラストが秀逸な映画・その②。リスペクト監督、アスガー・ファルハディの新作。「彼女が消えた浜辺」「別離」と、最初の2作で僕はこの監督の才能に惚れ込みましたが、以後の2作はいまいちパッとせず、マスト鑑賞のリストからは除外しておりました。しかし今作で、僕の中では完全復活(世間の評価はまたしてもイマイチのようですが・・)!

スペインの田舎にある小さな村で、結婚式の最中に誘拐事件が発生。事件と、主役の男女の過去にまつわる秘密が絡み合い、村全体が振り回されるという話なのですが。

秘密が“バレる”様を見せて観客を楽しませるのではなく、人間同士が疑念を持ち合いすれ違う様子を、丁寧かつリアルに描きます。そして何より素晴らしいのは、ラストシーン。この監督は、本当に“終わらせ方”が上手いです。




【8位】

バジュランギおじさんと、小さな迷子(1.18/インド)

ザ・インド映画で、見事なまでにド直球の感動モノ。隣国パキスタンからインドに迷い込んだ少女を自国に帰すために、一人のバカ正直おじさんが立ち上がる!

観客は物語の背景、インドとパキスタンの政治的な関係性(事実上の戦争状態)を事前に知らないと、いまいち理解不能になる可能性がありますが。バジュランギおじさんはパキスタンでの道中を「国境なんて、ないのさ。人類、みんな家族だ」的な価値観、一本のみで豪快に突き進みます! ズルやごまかしは、一切しない!!

まるでお伽話のようで、もちろんご都合主義だらけ、現実感は無いに等しいストーリーなのですが。こういう映画を作った製作陣の気概、そしてそれを絶賛したというインド国民の想いに、「これこそが、平和への道標だオヨ!」と素直に感涙いたしました。




【7位】

ジョーカー(10.4/アメリカ)

日本中で大絶賛&大ヒット、観た方はけっこう多いと思いますが。僕も気に入りましたが、絶賛というほどではないです。

「ダークナイト」を生涯ベスト10に入れている僕としては、これはジョーカーの物語ではないなぁと。彼は、根拠や過去の全く見えない、正体不明の“純粋悪”なのが魅力だと思うんですよ。対してこの映画のジョーカーは、僕らと同じ、普通の人間で。さらには映画「キング・オブ・コメディ」に似過ぎており(それと「タクシードライバー」の2本に、大いに影響を受けていると、監督自身が語っています)、まるでリブートのようで、オリジナルとは言えない。その2本の方が、面白いですし。

物語への評価ではなく、ホアキン・フェニックスの演技と、映像や演出のセンスが飛び抜けて良かったので、この順位です。画角・人物配置・カット割り・・、全てが僕が過去に観た映画の内でもトップクラスの、素晴らしくカッコいいものでした!!




【6位】

工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男(7.19/韓国)

ラストが秀逸な映画・その③。これまた、韓国と北朝鮮の歴史や関係性を充分に知っていないと、理解不能になるであろう1本。僕は、某国によくありがちな“Aは正義←→Bは悪”との線引きを押し付けて来る映画が大嫌いなのですが。この作品は、そういう内容では全くない(韓国人監督による、北朝鮮メインの話なのに)!

むしろ、この両国が裏ではいかにズブズブの関係か、両国の政治家やそのブレーンどもがいかに腐り切っているか、そちらの闇の方にガツンと深く切り込んでくれています。実話ベースだそうなので、“戦争を利用する連中”の腹黒さ、命の扱いの軽さが、マジで怖い。「敵がいる方が、都合がいいのだよ」って・・・。

話の軸が、国の関係を超えた、男同士の友情物語だというのもすごくいい。特に、北朝鮮側のリ所長の葛藤っぷりと男気に、惚れまくりました!!「浩然の気」、、いい言葉!!!




【5位】

フリーソロ(9.6/アメリカ)

僕はドキュメンタリー映画もけっこうな頻度で観ますが、映画館で観ることは稀でして。評論家衆が高評価をつけがちなのに、ハズレのケースが多過ぎる&たいていは映画館で観たいほどのスケール感がない、のでね。しかしこの映画は、当たりの予感が強め&観るべきスケールだと判断し、劇場へ。

結果は、大正解でしたよ! ヨセミテ渓谷の大自然と、それに挑む一人の男。プロのフリーソロ(命綱無し)クライマーであるアレックス・オノルドが、“最恐の絶壁”エル・キャピタンを4時間で登り切る、準備から実際の挑戦までの様子を、切り取っただけの内容なのですが。

映画のラスト20分は、観客も完全にクライミング・疑似体験状態になります。“落ちたら100%死ぬ”わけで、映画内の撮影陣も映画館の客も、ド緊張しっぱなし。成功したからこそ公開できているのだと、わかってはいるものの、こんなにドキドキ・ハラハラした映画は過去になかったかもしれません。




【4位】

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(5.31/アメリカ)

実は、僕はそもそも、ゴジラ・オタクなんですよ。平成シリーズ(vsデストロイア)までは、22作、全てを観ております。中学生時代にはゴジラマガジンという雑誌を定期購読し、読者投稿コーナーでは常連のハガキ職人だったんですよ(笑)。

2000年代に入ってからは、僕も大人になったのか、すっかり疎遠になりましたけどね。しかし2014年のハリウッド版を観て、ゴジラ愛が再熱しまして(「シン・ゴジラ」は嫌いですが)。

今回の新作は、人気怪獣が勢揃いの、大サービス・大迫力・大バトルのお祭り状態で。シンプルに大興奮しましたよ。ハチャメチャなストーリーですが、デスマッチ・プロレスを観ているようなもんなので、粗とかはどうでもいいのです(笑)! 今回もありがとう、レジェンダリー・ピクチャーズ!!




【3位】

家族を想うとき (12.13/イギリス・フランス・ベルギー

ラストが秀逸な映画・その④。二年前の「わたしは、ダニエル・ブレイク」も素晴らしかった、名匠ケン・ローチ(御年83歳!)の新作。今回も老体に鞭打ち、理不尽&不平等&不寛容すぎる社会に対し、でっかいハンマーで殴りつけてくれております!

イギリスが舞台ですが、ここ日本にも共通するいわゆるワーキング・プア、“必死に働いているのに、余裕のある暮らしが全くできない”人々のお話です。やっと見つけた仕事先で、上司から規則やらノルマやらを押し付けられ、ミスをすると自己責任。貧困ではなく、“メシは食べられている”生活ですが、気力も体力も限界の苦しい日々。そのせいで、息子・娘との関係も崩壊し。

大きな出来事はなく、明確な答え(解決策)も示されずに唐突に終わってビックリしますが、それで良かったと思います。リアルで、ヒリヒリします。

どうしてこうなったんだ! こんな社会、クソ食らえだよ!!




【2位】

エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(9.20/アメリカ)

単純な「好き」度で言えば、後述の一位よりも上かも。「今年のベスト!」と絶賛する者が多い一方で、世間一般で見ると評価は低めなことが示す通りの、独特の不思議な魅力がある作品。

中学3年生のケイラは、別に虐められているわけでもないが、クラスでは全く目立たず空気のような存在。YouTubeには饒舌に「イケてるワタシ♡」的な動画をせっせとUPしているが、閲覧はたったの数人・・。この、痛々しいまでのモラトリアム描写が、観客自身の過去の黒歴史の記憶をくすぐり、泣けて来ます。

彼女なりにいろいろと挑戦をして、自分を知り、愛を知り・・といった感じの成長物語なのですが、登場人物が皆チャーミングで、全く説教臭くないのがすごくいいです。

何より好きなのが、彼女のクラスメイトの男どもが軒並み、気持ちよくアホなこと。思春期女子は大人への歩みに悩み、男子はいつまでもノーテンキにガキのまま。これは、世界共通なんですねぇ。





【1位】


グリーンブック(3.1/アメリカ)

ラストが秀逸な映画・その⑤。アカデミー賞作品賞受賞作と僕は、普段は相性があまり良くないのですが、この映画は本当に素晴らしかった!!

8位「バジュランギおじさん」、6位「工作」、あとはある意味3位「家族を想うとき」にも共通する、“相互理解”、“寛容”の大切さを、素晴らしく高いレベルで訴えている大傑作です。1位になったのは、この映画だけがさらに“相互リスペクト”の強い念も加わっているからですかね。

著名な黒人音楽家シャーリーに用心棒ドライバーとして雇われ、彼のツアーに帯同することになった白人男トニーの話ですが、最初は彼も典型的なレイシストなんですね。しかし、二人で旅を続けながら、シャーリーの人としての魅力と、世の中がいかに差別まみれかを知ることで、少しずつ変わってゆく。“友”になってゆく。

こう書くとお固い内容のようですが、ユーモアに溢れ、流れる空気はポップで明るい。ラストシーンの幸福感、そして観客への(?)ちょっとしたサプライズが、たまらない!

単純に娯楽作としてだけでも素晴らしい上に、世の中を変えうるメッセージ力までをも供える。文句なしの1位です!!






上記でおわかりのように僕は、差別や紛争や貧困の問題に、本気で戦いを挑んでいる作品が好きなんですよ。自由と平和と平等を何よりも希求する、超リベラルな人間なんでね。最近は誰しもが苦しい状況なのか、そんな映画が世界中で作られていて、嬉しく思います。映画には社会を変え、価値観を変え、人生を変える力がある!!


さあ、2020年! 毎年、年始に僕は「今年の注目映画」的なサイトを開いてワクワクするのが常なのですが・・あんまり、惹かれるのがない・・・。以前から観たいと思っていた「パラサイト 半地下の家族」と「ジョジョ・ラビット」の2本は、今日までの三週間内に公開があり、もう観ちゃいましたし(どちらも面白かったです)。

よって目標鑑賞本数は控えめに、116本でいいや。去年が大当り続きでゴリゴリに観まくりな一年だった反動で、今年の映画欲は抑え気味になるかもなぁ〜



【タクデミー賞】
作品賞   グリーンブック
脚本賞   ニック・ヴァレロンガ(グリーンブック)
監督賞   ボー・バーナム(エイス・グレード)
撮影賞   ローレンス・シャー(ジョーカー)
編集賞   ジェフ・グロス(ジョーカー)
主演男優賞 ホアキン・フェニックス(ジョーカー)
主演女優賞 エルシー・フィッシャー(エイス・グレード)
助演男優賞 イ・ソンミン(工作)
助演女優賞 ステイシー・マーティン(アマンダと僕) 



【2019年公開作品(鑑賞済み70本)全評価】

★★★★(14本)
1 ⑧バジュランギおじさんと、小さな迷子 
2劇⑭ファースト・マン
3劇①グリーンブック
4 ⑫12か月の未来図
5劇④ゴジラ キング・オブ・モンスターズ
6 ⑨誰もがそれを知っている
6劇⑩アマンダと僕
7劇⑥工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男
9劇⑤フリーソロ
9劇②エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ
10劇⑦ジョーカー
10劇⑬ザ・レセプショニスト
12劇③家族を想うとき
12劇⑪スターウォーズ/スカイウォーカーの夜明け

★★★★(22本)
1  クリード 炎の宿敵
1  蜘蛛の巣を払う女
1  サスペリア
1劇 ジュリアン 
2劇 バーニング 劇場版 
  アクアマン 
2 ⑱THE GUILTY/ギルティ
3劇 キャプテン・マーベル
3  記者たち 衝撃と畏怖の真実
4  バイス
4  マックイーン:モードの反逆児
4  ハンターキラー 潜航せよ
4劇 ザ・バニシング -消失-
4  幸福なラザロ
4 ⑮シャザム!
6劇 さよなら、退屈なレオニー
6劇⑰スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
6 ⑲ハッピー・デス・デイ
6  新聞記者
9劇⑯ホテル・ムンバイ
10劇 ボーダー 二つの世界
11劇⑳アイリッシュマン


★★★(22本)
1  バハールの涙
2  フロントランナー 
2  We Margiela マルジェラと私たち
2  ビール・ストリートの恋人たち
2  アリータ:バトル・エンジェル
3  ホテル・エルロワイヤル
3  スパイダーマン:スパイダーバース
3  ウトヤ島、7月22日
3  マイ・ブックショップ 
3  ビリーブ 未来への大逆転
4  希望の灯り
4  ビッチ・ホリデイ 
4  魂のゆくえ
4劇 アベンジャーズ/エンドゲーム
5劇 僕たちは希望という名の列車に乗った
5  アメリカン・アニマルズ
6  ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた
6劇 凪待ち
7  ハッピー・デス・デイ 2U
8  ロケットマン
8劇 ドッグマン
10劇 イエスタデイ


★★(10本)
1  ザ・ナンバー
2  NUMBER37 ナンバー37
2  ザ・カニバル・クラブ
2  半世界
3劇 ブラック・クランズマン
4  孤独なふりした世界で
6  ハウス・ジャック・ビルト
6  メン・イン・ブラック:インターナショナル
6  XーMEN:ダーク・フェニックス
8劇 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド


★(2本)
1  未来を乗り換えた男
1劇 ミスター・ガラス


〈観たかったけれどまだ観ていない、DVDが待ち遠しい映画〉
存在のない子供たち
風をつかまえた少年
ブラインドスポッティング
宮本から君へ
第三夫人と髪飾り
国家が破産する日
テルアビブ・オン・ファイア
ファイティング・ファミリー
だれもが愛しいチャンピオン