2019年3月22日金曜日

溜まったカオスを、一挙出し! ’2019




ん〜・・・すっかり春めいてきましたねぇ。気持ちがいいなぁ。
おっ、東京でも桜が開花しましたか。


おかげさまでYAWP! backpackersは、1・2月に続いて今月も長期泊のゲストが多く、人数の多さの割には忙しくありません。先日はなぜか南米からのゲストばかりだったので、「野球にでも行くかい?」と誘ってみたところ乗って来ましたので、皆でシアトル・マリナーズvs読売ジャイアンツを観に、東京ドームに行ってきました。イチロー、超カッコよかったです。最後に見れてよかった・・・。



さてさて。今年も無事にローシーズンを乗り越えたことを記念して(?)、今回はだいぶ前から「いずれ書く」と宣言していた、“この一年間に宿で起きた、トラブル”のまとめをします。昨年も2月末に、同内容の記事を書きました。なので本当はこちらも2月中にUPする予定だったのですが(一ヵ月ほど前に“次記事を書き終えている”としていたのは、これです)、先月はいろいろありましたからねぇ。

実は僕はこれを、定番にする思惑です。1月:映画総括、3月:トラブル総括、という感じで。ついでに、5月:ファッション、7月:サッカー、11月:インテリア、、と、これら僕の趣味絡みも毎年恒例の記事にしようかな、と考えております。9月にも何かできないかと、検討中です。このブログはスタートしてから5年弱になりますが、閉宿までのあと10年間は、続けるつもりですのでね。


実は、僕が過去に書いたトラブル報告関連の記事は、特に業界内でのウケがいいんですよ(笑)。他の宿でも似たような事例が、似たような頻度で発生しているはずですから、そこには「お互い、大変ですねぇ〜」という共感と、ストレス発散のような感覚があるのでしょう。 

(※ここから昨年のコピペ)
なお、僕はこのブログには「こんなヒドいゲストがいて、こんなヒドい目にあった」といった内容の記述は基本、書かないようにしております。僕が過去にそういった記事を書いたのは、迷惑なゲストにムチャクチャなことをされて、さらに僕がそれを注意した仕返しに、ブッキングサイトのレビュー等にクソミソに書かれたりヒドい採点を付けられたりしたケース、のみです。過去記事を読んでいただければ、わかると思います。

僕は、ちゃんと対価をいただいていますし、いちおうプロですからね。宿内で起きたトラブルは、僕から公に発信することはありません。相手に先に発信された場合、極端に言うとケンカを売られた場合にのみ、僕は反論に近い形でこのような記事を書くことがある、ということです。
(コピペ、了)

YAWP! は小さなゲストハウスですし、僕は博愛のキャラでもないので、“こんな迷惑者は、ウチに来ないでオクレ”と、はっきり言い切りたいのです。万人に愛される宿を僕は目指しておらず、こういうネタを笑ってくれる“ちゃんとした人”にだけ、来てほしいですねぇ。「悪く書かれたレビューに対して、反省ではなく反論するとは、なんて奴だ!」とか言って、キラキラ連中は僕に憤るかもしれません(笑)が、そんなのは完全無視してガンガン行きますよ〜!!




【ケース①】なんでも独占で、シェア精神ゼロ。「おメェに食わせるパンはねぇ!」


カップルのゲストでしたが、夜12時までには来ず。てっきりノーショウかと思いきや、深夜1時頃に現れまして。チェックイン・リミットを過ぎ、遅れる旨の連絡もなかったとはいえ、さすがに深夜に外に放り出すわけにもいかないので、受け入れることに。

イン後、「昼から何も食べておらず腹が減ってる」とのことで、もうリビングを閉めていたがパンを食べることを了承。そのパンは、僕が翌日の朝食にと、全ゲストに向けて準備済みだったシェア用の物です。

しかし彼らは、2時過ぎまで1時間以上も、なにやらモグモグ・ガチャガチャやっている。なんなんだ?と見に行ったら、パン(2パック12枚)を全部トーストして、サンドイッチのような物を作っている。

僕が「それ、明日のみんなの朝食なんだけど・・」と言うと、「無料で食べていいって、アンタさっき説明したでしょ?」と。その根拠で全てを独占、作ったサンドイッチは明日食べるそうで。もちろんパンだけでなく、シェア用のお菓子や飲み物等も、全て食べ飲みまくり。さらにはそれらを勝手に攫って行き、キープまで。トイレットペーパー等も、平気でロールごとパクる。一言でいうと、とにかくセコい!!!

彼らは朝イチで出かけるタイプだったので、他のゲストが起きた頃には飲食物は全て空の状態になっており。そして他のゲストから僕に「シェア用のパンとか、いつもないんだけど・・・」との苦情が発生。僕はさすがにウンザリして、彼らがいる時間にはパン等を少ししか置かない(&いなくなったら、たくさん置く)という対策を。すると、その状況に腹を立てた彼らは、なんと僕に「フリーの飲食物が少なすぎる。もっと買って来い!」と命令。さらには「サービスが悪いと、レビューに書いてやるからな!」と。僕は気が強いので「“サービス”の意味を、履き違えるな。文句があるなら宿を替えれば?」「レビュー? どうぞご自由に」と返しましたが、この流れはもはや、アメリカンジョークですね(笑)。

う〜ん、だいぶ前の出来事ですが、今思い出してもムカつきます。セコいゲストはたまにいますが、その一点においては確実に過去最強でした。「パンや飲み物を無料で提供する」と予約サイトに書いている以上、“それを狙った超セコい奴”のトラブルは起こりうるわけで、まぁしかたないです・・。




【ケース②】偏りまくった思想と、差別。ただただ、不愉快!!


このケースのみ、相手の国籍を書かないとわからない話なのであえて書きますが。中国人のゲストです。念のために言っておきますが、ウチに来た中国人ゲストで、トラブルを起こされたケースは過去に彼だけですよ。彼以外はみんな、穏やかないい人です。

すごくオシャベリ好きで、僕にガンガン話しかけてきた彼ですが、何かのきっかけで台湾の話題になりまして。すると彼は急に変なスイッチが入り、「台湾人は滅びるべきだ!」「中国政府は、台湾に戦争をしかけるべきだ!」と憤慨ヒートアップ。僕は驚き、「こりゃ面倒なゲストが来ちゃったな・・」と呆れまして。

中国-台湾間の政治的な問題は、僕なりに思う所はありますが、かといって当事者たちと積極的に意見を交換する気はなく。言わば「触ったら火傷する」案件なので、僕はひたすら彼の怒りの受け皿に。しかし、あまりにも一方的に偏った思想の押しつけだったので、僕は同意を一切せず、「君の言い分は君の言い分として理解するけど、もっといろいろな人の意見を聞いた方がいいと思うよ」と、それだけを伝え。

しかし、それが気に食わなかったんでしょうねぇ。彼は、ウチによこして来たバッドレビューに、中国と台湾の関係性の話を書いてきましたよ。宿へのレビューに、国際政治問題についてを書く男
(爆笑)!!

彼はそれ以外にも、とある病気の患者のホスピスがどこにあるのかを僕に聞いて来て、なぜそんなことを聞くのかと返すと、ウィルスがどうのこうのと・・・(これにはさすがに僕も怒りました)。本人に悪気は全くないようでしたが、言うならば“ナチュラル・レイシスト”な、不愉快極まりないゲストでした。




【ケース③】僕がゲストを監視している? もはや恐怖の、被害妄想と虚言。


朝10時、僕が宿に顔を出すと滞在中のゲストから「早朝7時頃に三人組のゲストが来た」「今はスーパーに買い物に行ってる」と言われ。少し経って彼女らが帰って来て、チェックイン時間の11時より前だがまぁいいだろうと、インの手続きを進め。そして彼女らの荷物をベッドルームに運ぼうとした所、あれ? 荷物がどこにもない。

聞くと、「ベッドルームにもう置いた」と。行くとたしかに置いてあり、というかベッド(もちろんメイク前)もすでに使っている。つまり、7時に来て勝手に部屋に入り勝手にベッドを決めて勝手に休んでいた、ということで。

7時に来た彼女らに気付き、玄関を開け、ベッドルームに案内したのは上記の滞在中ゲストでして。どちらもNG行動なため、「親切のつもりでやったのかもしれないが、宿にとっては迷惑だ」と注意し。すると彼は「たしかに部屋へ案内はしたけど、ベッドを使っていいとは言っていない」と。それを受け、三人にも「勝手にベッドを使っちゃアカン」と注意。しかし三人の内の一人は不満そうにフテくされながらスマホを弄り続け、全く聞いていなかったので、それも注意。「コラッ!」って感じではないですよ。かなり柔めです。

これでもって、僕としてはこのトラブルは終了し、気持ちはリセットで。以降は彼女らに対しての対応は通常通りに。僕は、一件のトラブルをずっと根に持つようなタイプではないです。この件は、腹が立つレベルでもなかったですし。

しかし、彼女らのアウト後、メチャクチャなバッドレビューを書かれてビックリ。まず、トラブルの件は「ベッドルームに案内した奴らが悪い」。僕がした注意には「何も悪くない私たちに対して、すごく高圧的な態度で、無礼だった」。さらには宿泊者名簿絡みのやりとりで、僕が「もっとちゃんと書いて」と言ったことに対して「私たちを嘘つきだと疑ってかかった」。僕が深夜1時まで受付で仕事をしていた(僕は毎日1〜2時頃まではいます)ことにも、「私たちを監視していた」。

そんな被害妄想の羅列だけではなく、しまいには「オーナーは自分の非を認め、私たちに謝罪した」との虚言まで追加(なんで俺が謝るんだよッ!)。しかも「私たちがこの宿でどんなヒドい目にあったか、皆さんに伝えたい。これらは完璧に、真実の話よ! 他の者々のレビューは嘘よ! 騙されないで!!」と、わざわざ念押しアピールまでしている・・・。

これには僕は、怒りではなく唖然・・・でして。この、強烈な被害妄想&虚言っぷりとリベンジの怨念に、なんだか背筋が震える恐怖感を覚えました。彼女らは10代の若者たちでしたが、これが彼女らのスタンダードならば、僕はその国の未来が心配です(笑)。

ウチが過去に受けた数百件のレビューは、90%以上が良いものなのですが、「それらに騙されないで!」ですか。ハァ・・・。君たち、その必死のアピールの甲斐なく、ウチの最近の集客は絶好調ですよ。残念でしたね(皮肉たっぷりに)。




【ケース④】口を開けば宗教の話か、日本人への文句。Youは何しに日本に来たの?


三週間、超・長期泊予定の、中年男性のゲストでしたが、航空トラブルで初日は到着できず。その旨は当日に連絡をいただき僕は了承しましたが、いきなりウチに“滞在中の評価”が入り、最低評価&「飛行機が遅れ、一日損した」とのコメント。この時点で僕は、「ヤベェ・・とんでもないゲストが来る」と戦々恐々に(笑)。これから初めて会う者(僕)に対して、事前にわけわからん悪評価を投げておくという人間性が、理解不能でして。

翌日、彼は無事にチェックインしましたが、その際にもなぜか飛行機のことで僕に怒っており・・・。さらには、頑なに「アメリカドルで支払う」と言って譲らない(彼はアメリカ人ではないのですが)。「お前が銀行に行って両替すればいいだろ」と、自分勝手を押し付けて来る。

他のゲストたちに対しても終始そんな感じで、シンプルにいうと“超・面倒くさい”。さらには、スキあらば宗教的な話をする。神が宇宙がどうのこうのと、話し出したら止まらない。他者の意見や話を聞く気は毛頭なく、奇妙な独演会を一方的にするので、他のゲストはだんまりで。そんなのは退屈だしイラつくしで、皆もちろんベッドに逃げますし、彼に関する苦情は過去最多と言える数、もらいました。

それに輪をかけて僕が腹が立ったのは、彼は毎日出かけて帰って来ては、その都度いちいち「ここが気に食わない」と、日本人や日本文化に対しての文句を言う。合気道(母国で習っているのだそうで)の道場に行ったら、道場主から正座での見学を命じられたとのことで、ブチ切れて帰ってきたり。そんなの、当たり前じゃん! どんだけ日本にディス・リスペクトなのよ!!

しまいには、「俺は◯◯人だぞ、お前ら日本人は俺を尊重しろ!」「日本人はアスホール(ケツの穴)だ!」とまで言い放ちましたからね。重なる苦情と、この無礼極まる態度に、僕の我慢も限界を越えましたので、キックアウトしました。




以上、ウチでこの一年以内に起きた、トラブルケース4件の報告でした!


というか思うのですが、虚言癖のある人ほど、他者に対して「あいつは嘘つき」とか言いたがる傾向がありますよね。③のレビューに“嘘”というワードがたくさんあるのは、そういうことなのでしょう。そして④のケースのように、自身にリスペクト精神がない者ほど、他者に対して「無礼だろ、お前!」となりますよね。さらには実は、②の彼も僕のことを「中国人の考えを理解しようとせず、差別的だ」とか評して来ておりまして。おいおいおい・・・。

彼らには、共通点がありますね。“自分こそがそうなのだ“”という事実に全く気付けない、もしくは自身のその負の面を必死に覆い隠そうとしている、という。う〜ん、こうなってはダメですね。別に、「鏡の法則」的な心理学の話をしたいわけでもないのですが(笑)。僕は心に余裕を持ち、客観的に自分を見て、「お前に言われたくねぇわ」と返されない人間になりたいです。



このブログを読む皆さんにはご理解いただけていると思いますが、僕は基本的には隠し事や、本音←→建前の切り替えのない、ド直球でバカ正直な性格です。1の出来事を10にする(大げさに言う)のはまだアリだと考えますし、僕もたまにやります(笑)が、ゼロを1にする(起きていないことをあったことにする)嘘つき連中のことは、本当に嫌いです。また僕は、“年齢や立場、国籍の違いに意味なんてない”という価値観ですので、一部の者々から「無礼者!」と見られることはまま、あるのですがその分、差別的なマインドは皆無ですし、僕なりに“人としての”最低限のリスペクトは、誰に対しても持ち合わせているつもりです。


ちなみに、この4件以外にもあと2件ほど、この一年以内のトラブルとしてすぐに思い出せる案件があるのですが、“向こうからバッドレビューを頂戴しない限り、僕からは出さない”のポリシーの通りに、ここには書きません。

というわけで今年度は、ウチで起きた大きなトラブルは計6件(ここに書いた4件+書かない2件)で、人数で言うと、10人。僕が一年間にウェルカムした合計はおよそ800人ですから、割合で言うと1%強。逆に言うと99%は“いいゲストさん”だったわけで、そう考えるとまぁ、“トラブルは決して多くない”と評価できるかもしれません。とはいえ、例年よりも数が少なかった分、一件一件の迷惑の重みは増している気がしますが。



これら、迷惑ゲストのほぼ全員は、Hostelworldからの予約でした。前回にお伝えした通り、YAWP!は先日、Hostelworldとの契約を解除いたしましたので、ここ最近は素晴らしいゲストさんしか来泊せず、いたって平和です。特に、Airbnbからのゲストは相変わらず、迷惑者が全くいません。チェックイン時間外の、変な時間に来るゲストもいません。Airbnb、サイコーーーッ!!! Hostelworldとの契約解除が、「今後はもう、迷惑ゲストの問題に悩まされないで済みそうだ〜」という安堵感に、完全に繋がっております!!


YAWP! backpackersは明日、3月23日で4周年です! この、“迷惑客なしの毎日”をできるだけ継続し、来年3月の報告では、「今年度はトラブルが一件もありませんでした!」と言ってみたいですねぇ。まぁ、さすがにそれはムリか・・・。





2019年3月12日火曜日

Hostelworldよ、さらばだ!!




さぁさぁ来たぞ〜・・ハイシーズンッ!!



宿は7日までの休みを終え、8日から運営を再開しております!

僕は長期の休み明けを、いつも作為的に“ゲスト数じんわり増加”にしますので(いきなり忙しいのはキツい)、そもそも一昨日までの三日間はフルではなかったので別にいいのですが、それにしても早速のノーショウ頻発です。2件4人、計14泊が消えましたよ(涙)。今月はMAXが288泊ですから、この時点で稼働は95%が限界になるわけで。

やれやれ、です。まぁ3月って毎年、ノーショウの当り月ですからね。予約状況的には今月はむしろ「混みすぎかも」で、僕は「体力がもつかなぁ・・」と恐れているくらいなので、ノーショウ問題にはテキトウにムカついたり・ムカつかなかったりしながら、うまく付き合って行こうと思います。



さてさて。まずはいつもの休み明け、何をしたか報告ですが・・・。今回は(も)過去最高と言ってもいいくらいに、何もせずでした。毎日ひたすらに映画とサッカーを観て、本を読んでいただけです。

前回の記事にも書きましたが、確定申告を終えて「さぁ遊ぶぞ!」となったタイミングで、強烈な頭痛と倦怠感が襲いかかってきたのです。それと格闘すること、六日間。休みの半分がそんな、「イヤんなっちゃうよ〜」な期間でして。僕は起きると頭が痛いので、ずっと寝っ転がりながらインドアな趣味に興じていたのです。具合が悪くても、看病してくれる人が一人もいな〜い(涙)!!


というわけでここで、たまにやっている映画採点を。観たのは計13本で、劇場では1本のみです。

★★★★★
グリーンブック(劇)
判決、ふたつの希望
V.I.P. 修羅の獣たち

★★★★
クレイジー・リッチ!
1987、ある闘いの真実
search/サーチ

★★★
ザ・プレデター
サバービコン 仮面を被った街
ステータス・アップデート

★★
告白小説、その結末
パリ、憎しみという名の罠
テルマ


空飛ぶタイヤ


アカデミー賞を受賞した「グリーンブック」は、日本でも評価が高くけっこうヒットしているようですが、実際にめっちゃ素晴らしい映画でしたよ。シリアスとコミカルのバランスが秀逸で、丁寧に“人間”を描いているので、心が揺さぶられます。人種差別の問題を軸にしているというのに、まったく説教臭くないのもいい。

僕はアカデミー賞の、作品賞はあまり信用しておりませんでして。特にここ最近は、「シェイプ・オブ・ウォーター」「ムーンライト」「バードマン」・・と、僕的に相性の悪い映画がたびたび受賞していてガッカリだったのですが。今回は、久しぶりに大納得の、オスカーっぷりでした(「ボヘミアン・ラプソディ」が穫らなくて、よかったです笑)。

DVDで観た、「判決、ふたつの希望」や「V.I.P. 修羅の獣たち」も、素晴らしい作品で。★4とはしたものの「search/サーチ」あたりも斬新&面白くてビックリ。そんな、良映画の鑑賞欲がとても満たされた、有意義な二週間でした。「空飛ぶタイヤ」は、下手な演技とベタな演出に終始し、邦画のダメな面が凝縮されたような、超駄作でしたけどね・・・。


満たされた、といえば、サッカー観戦もです。この二週間は、とにかくエキサイティングな試合だらけでした! チャンピオンズリーグの試合は、基本は日本時間で早朝5時頃の開始なので、宿の営業中はさすがに僕でも観られませんでして。よってこれは休みの期間限定の楽しみなのですが、いやはや、超面白い。「今後は営業中でも夜更かしして観ようかな〜」と、危険な欲が出て来ちゃいましたよ。マズいなぁ。

さらには、ヒマな時にテキトウにYou Tubeを彷徨っていたところ、Mr.ChildrenとGLAY(桜井とTERU)が共演している映像を発見。昨年の夏にそんなアツいライブがあったなんて、知らなかったとです。僕はミスチルは無難に好きで、カラオケでも歌いますし、GLAYは別に好きでも嫌いでもない感じですが、世代的にドンピシャなので、この映像には素直に大興奮しました。You Tubeの権利関係がよくわからないのでリンクは貼りませんが、皆さんも検索すればすぐに出てきますよ。


というわけで、頭が痛くてウンザリだった今回の冬休みでしたが、その分、僕の趣味においては大満足な、楽しい映画 or 試合 or YouTubeだらけな毎日だったのでした。



そして・・・話は大きく変わりますが、同じくこの休み期間中の出来事として、

YAWP! backpackersは、ブッキングサイト【Hostelworld】から、正式に脱退いたしました。


理由は以前も書きましたが、主には

① 集客力が衰えまくり、「このサイト流行ってな〜い」感がスゴい
② ノーショウや直前キャンセルが多発し、むしろ迷惑
③ ちゃんと来たゲストも、トラブルメーカーばかりで、むしろ迷惑

です。いつの間にか僕は、Hostelworldから予約が入る→ガッカリ・・になっており。ついには「ここからはもう、一切の予約を受けたくないわぁ」のレベルにまで気持ちが達しましたので、契約の解除を決断いたしました。

感情論で言うと、「このサイト、大嫌い!」になったのです。サポートスタッフに対してはとっくの昔に失望済みで、長らく嫌っておりましたが。そこから来るゲストにまで、嫌悪バイアスが及ぶようになってしまった。実は解除の申し込みはだいぶ前からしていたのですが、相変わらずの対応の遅さで、このタイミングになりました。


ウチはHostelworldとは2015年7月に契約し、2017年6月までの二年間は他のブッキングサイトを一切使わず、当時はそれなりに深い結びつきだったんですけどね。契約した当初〜一年間ほどは、集客力はもちろん、サポートの面でも僕は、特に不満はなかったのですが。日本担当のスタッフが代わってから(Hostelworldは日本にはオフィスがなく、スタッフは中国人です)一気に質が下がり、さらにはキャンセル無料等の改悪を重ね、ダメダメなサイトへと変貌しました。


ウチがそちらで受けた、ゲストからのレビュー件数は、

2015年後半〜2016年前半(一年間):114
2016年後半〜2017年前半( 〃 ):84
2017年後半〜2018年前半( 〃 ):57
2018年後半〜2019年2月(八ヵ月):9
〈三年八ヵ月の総スコア平均値:92%〉

で、合計で264件。全ゲストの内の、レビューを書く者の割合はそんなには変わらないでしょうから、この数字でもって「ゲストがずっと減り続けてるな〜」が明らかですね。特にここ半年間は、ウチが受けた予約は、Hostelworldからは全体のおよそ5%しかありませんでして。その内の、半分弱は来ませんでしたから、実際にはさらに減って3%くらい。97%のゲストは他のブッキングサイトからで、たった3%のために、残りベッド数等の管理仕事に付きまとわれるのは、バカバカし過ぎる!! 労力の無駄っ(笑)!!!


今後はもう関係ないし・僕は性格が悪いし・いろいろと怒りを溜めまくっていたしで、僕とHostelworldスタッフの間で過去に実際にあったトラブル等の話を、この先に繋ぎ。「サポート体制がヒドい」「スタッフのレベルが低すぎる」という“いかにダメな会社か”の詳細を、つらつらと書き連ねていたのですが(笑)。


しかし長くなりそうなので、そちらは一旦寝かして熟成させ、来月あたりにまたUPしようと思います。“改めて、ディスりまっせ”宣言です(笑)!!

立つ鳥、跡を思いっきり濁してやりますよぉぉぉ(笑)!!!




2019年3月4日月曜日

共感していただき、感謝します!




雨ばっかりですねぇ。
全然、洗濯が捗りません・・・。



まずは、月初めのいつものやつです!


【YAWP!来泊ゲスト国籍 トップ10(2015年4月〜:計2722)】

 ①アメリカ     425
名(+2)
 ②日本       415 (+15) 
 ③イギリス     258 (+4)
 ④オーストラリア  228 (+3)
 カナダ      217 (+2)
 ドイツ      132
 ⑦フランス      99 (+6)
 ⑧タイ        81
↑ ⑨韓国        71 (+4
↓ ⑩台湾        68


【新規ゲスト数(泊数:日数平均:稼働率(キャパ))月別まとめ】

2015】
4月:22( 81:3.68:22%(12))
5月:28(132:4.71:35%(12)
6月:11( 60:5.45:17%(12)
7月:65(205:3.15:59%(12)
8月:98(312:3.18:93%(12)
9月:79(278:3.52:93%(10)
10月:91(253:2.78:94%(10)
11月:74(227:3.07:84%(10)
12月:84(229:2.73:82%(10)
【2016】
1月:59(198:3.36:73%(10)
2月:55(194:3.53:78%(10)
3月:72(242:3.36:83%(10)
4月:83(275:3.31:85%(12)
5月:100(278:2.78:80%(12)
6月:26( 72:2.77:60%(10)
7月:45(139:3.09:61%(12)
8月:81(247:3.05:66%(12)
9月:64(215:3.36:90%(10))
10月:56(152:2.71:61%(10)) 
11月:42(112:2.67:45%(10)
12月:68(191:2.81:68%(10)
【2017
1月:50(190:3.80:79%(10)
2月:22( 81:3.68:58%(10)
3月:55(151:2.75:97%(12))
4月:75(238:3.17:79%(12)
5月:61(185:3.03:57%(12)
6月:19(126:6.63:84%(10)
7月:54(186:3.44:55%(12)

※以降、キャパは12で完全固定とし、()内は名目稼働率に変更。

8月:66(234:3.55:75%(75%)
9月:39(149:3.82:54%(54%)
10月:67(230:3.43:74%(93%)
11月:50(151:3.02:52%(65%)
12月:52(167:3.21:57%(63%)
【2018
1月:41(132:3.22:46%(57%)
2月:42(129:3.07:45%(62%)
3月:58(143:2.47:60%(60%))
4月:73(240:3.29:80%(85%)
5月:74(270:3.65:73%(91%)
6月:39(122:3.13:73%(90%)
7月:51(189:3.71:79%(85%)
8月:78(295:3.78:95%(95%)
9月:68(206:3.03:78%(97%)
10月:63(222:3.52:69%(85%)
11月:75(200:2.67:67%(78%)
12月:56(202:3.61:77%(85%)
【2019
1月:43(204:4.74:68%(84%)
2月:48(195:4.06:71%(79%)
          
計:2722(8929:3.28:74%(85%)※)

※稼働率のみ、直前一年間の平均

名目実績(泊数:日数平均:稼働率)218:4.54:79%



少し前に、「今月は180泊くらいになりそう」と書きましたが、なんだかんだで予約数がいい感じに伸びた結果、195泊71%になりました。これは1月よりも高い稼働ですし、「あと一日多く営業していれば、確実に200泊を越えていただろうなぁ〜」と、少し後悔しています(笑)。まぁ、ブッ続け休み無しのワンオペ営業が44日間に達していましたし、長期泊のゲストが多く楽チンだった(外国人ゲスト33人の泊数平均は、なんと5.89!)とはいえ、さすがに疲れましたですよ!!


なので、先月24日からいただいている今回の十二日間の休みは、基本的には家でひたすらにノ〜ンビリしておりまして。今のところは劇場で映画を1本(グリーンブック)、サッカーを5試合(もちろんクラシコの2試合を含む!)観ただけで、あとは特に記憶にありません(笑)。確定申告は、先週中にバッチリ終わらせましたよ。

ところが、この“何もしないダラダラ生活”が逆にリズムを崩したのか、ここ五日間ほどは体調が全く優れません! 頭痛と倦怠感がハンパないのですが、これはおそらく、花粉のせいでしょうね・・。風邪だと僕は、まず喉に出ますので。


何にしても、8日の宿の再開後は、予約状況的には“怒濤のフル続き一ヵ月!”が待っておりますので、今はとにかく体力&メンタルのチャージに努めます。よって残りの休み四日間も、大きなアクションは一切しない! 今回のこのブログ記事も、スイッチオフ状態の今の僕は、実はやる気が全然ないのです。素直でしょ(笑)!!



ただ、お礼を言いたいな、と思いまして。前回の記事に対して、数は多くないものの、何人かのゲストハウス・オーナーさんから「私もずっとⒶの者々に違和感を感じていました」「すごく共感します」的なメッセージをいただきました。

まぁ、そういうオーナーだからこそ僕のこのブログを読んでいる、というパラドクスは成立しますが。先日のサミットに参加していた宿オーナーの多くは、このブログのことなんて興味がなく、知りもしないのでしょうが(笑)。

とにかく、僕の前回の記事の内容、ゲストハウス・オーナーとして貫くべき姿勢に対して、共感していただけたことがとても嬉しかったです。ありがとうございました!!




なんだか内容が薄い気がするので(笑)、オマケとして、僕がよく聞かれる、とある質問への答えをここに! 会話形式で!!


Q:

なんでブログを続けられるんですか?


A(僕):

三つ理由があります。

一つ目は、“集客に繋がっているから”です。「ブログを読んで、泊まりに来ました」というゲスト、実はけっこういるんですよ。もちろん、日本人ですけどね。「ブログのファンです」と言われることも多いですが、もちろん嬉しいです。

二つ目は、“ストレス発散”ですね。僕がこの場で好き放題に毒を吐きまくっているのは、きっとそのせいです。 この仕事は、たまに強烈に迷惑者のゲストが来たりして、しばしばストレスが溜まるんですよ。毒を吐かれた被害者の方々、すみませんです〜(笑)。

三つ目は、思いっきりブッチャケですが、“逃げ道”です。迷惑では全くなく、すごくいい人だけどもオシャベリが止まらない、そんなゲストはけっこういます。僕は基本はフレンドリー全開ですが、時にはゲストからの一方的なオシャベリ(もちろん英語)対応に疲れちゃうこともありまして・・。そういう時に、僕はブログを書きキーボードをカチャカチャやることで「ゴメンね今、仕事中なの〜」な雰囲気をわざと出し、逃げることがあるわけです(笑)。



上記の通り、僕が普段、休みの期間中に全くブログを更新しないのは、“ストレス発散”や“逃げ道”が必要ないからでもあります。“休みの日=完全にストレス・ゼロ”というのは、独身一人暮らし生活の大きなアドバンテージでしょうね(笑)。

また同じく上記の通り、僕のそもそものブログを書く動機には、「業界を変えたいっ!」的な欲はありませんのですよ(笑)。僕がここで吠えたところで、業界のキラキラ汚染は今後も改善しないでしょうし、むしろ彼らは反発し、ますます濃度を増すのではないでしょうか?


僕は以前から言っていますが、「業界を変えたい」というよりも、「線引きをはっきりさせたい」のです。なので前回の記事の、Ⓐの側の宿主たちとは明確に距離を置いていますし、そちら側に惹かれてしまうゲストのことも、積極的には歓迎しておりません。宿主がスタンスをはっきりと示すことは、ゲストが宿泊先を選ぶ際においても、確実にプラスでしょう。どちらの価値観が正しいか間違いか、というような話ではなく、これはあくまで、ゲストのニーズとYAWP! backpackersがうまくハマるための、僕の集客戦略なのです。

僕は線を強くすることで、「こんなゲストに来てほしい」の発信に繋がっており、実際にそのおかげでウチにはここしばらく、噛み合わない“キラキラ・ゲスト”の来泊が全くないのです。キラキラ・開業志望者も最近は全く来なくなり、その点においてこのブログは、効果テキメンで大いに役立っているのですよ!!

(おっと、オマケの方が長くなってしまった!!)