2022年12月31日土曜日

8年半、どうもありがとうございました!

 






8年半もの長き間、続けて来たこのブログですが、これが最後の投稿です。



年末年始、おかげさまで宿は盛況しておりますが、直前キャンセルやノーショウがとても多く、“フルの予定だったのにそうじゃない日”が多発しております。ほとんどの日が9〜11人で、12人フルにはなかなかならず。キャンセルがあっても、二〜三日前ならばそれなりに埋まりますけどねぇ。

大人数グループの前日キャンセルや、少人数でも当日キャンセルやノーショウ、これらはマジで発狂しそうなくらいにムカつきます(笑)。以前はそういった迷惑行為はほぼ全てが外国人によるものでしたが、最近は日本人の方が多い・・・。いつからこんなにモラル崩壊したんだよ、日本。世も末だわ。

とはいえ、今月の合計泊数は159。営業16日間、ベッド総キャパ192で、稼働率は83%。先月は、一日のキャパを7にした上での稼動102%でしたので、12で83%の方がずっと儲かっております。ブログはもう辞めますよ〜のタイミングで、稼働率が5%とかだったら泣いちゃいますが、83%ならば申し分無し。これは実は、12月の実績としては過去最高。とってもポジティブなラストで、ハッピーです!!




さてさて。

YAWP!ではここ一週間ほど、ジャマイカ人(3人組)やモンゴル人、ポーランド人などの、なかなかレアな国籍のゲストが多いです。ジャマイカ人の若者グループは、最初からチェックイン時間を守らずに到着、ベッドに案内したらすぐに荷物を拡げまくってそこら中をハチャメチャに。こりゃあ、久しぶりに要注意なゲストだなぁ〜と危惧していましたが、その予感の通りに翌日、僕が昼休みに外に出ている間に勝手に大勢の友人を呼び、パーティを開催していましてね。僕が宿に戻ると、知らない者だらけの&大賑わいのカオスな状況。僕はさすがにブチ切れまして、ゲスト以外の者々を全て即座に「出て行け!!」。ある程度はすぐに従いましたが、居座ろうとした者もいたので「警察呼ぶよ?」と言ったら連中はしぶしぶ従いまして。

この状況を引き起こしたゲスト3人のことも、即座にキックアウトしようかと考えましたが思い留まり、「マジで限界ライン上。今後、一つでもトラブル起こしたらすぐに追い出す」と伝えまして。彼らはAirbnbでの予約で、実は僕はAirbnbからのゲストをキックアウトしたことが過去に一度もなかったので(他のOTAのゲストはあります)、今後の勉強のために、いちおう手順を聞いてみようと思いましてね。

Airbnbのカスタマーサポートに出来事を伝えると、3人に事実確認をし、事実と認定されると(彼らが嘘をつかなかったのは良し)きっちり、「あなたたちがした行為は、Airbnb規則違反。今後は規則と、ホストの定めるルールを必ず守りなさい」と警告してくれまして。そして3人組は、僕に謝る・・という感じでもなかった(笑)ですが、少なくとも「自分たちが間違えていた」と認め「もう、違反は絶対にしない」と宣言したので、それでリセットすることにしましてね。話を聞くと、彼らは今回が初めてのAirbnb利用で、“悪いとわかっていて悪さをした”ではなく“何が悪いことなのか知らなかった”でしたし。

彼らと僕は、今ではその事件がなかったかのように、良好な関係を築けております。以前にも僕は、Airbnbを賞賛する記事を何度か書きましたが、「相変わらず素晴らしいサポートっぷりだなぁ〜」と感心しましたよ。あの会社は、本当に信頼が出来ますね。


そんな感じのカオスも起きつつ、最近の僕は楽しい宿主ライフを送っております。改めて、将来ビジョンの逆算設計をしてみましたが、この年末のような“ハイシーズンならばだいたい埋まる”状況が今後も続くようならば、以前から目標としていた〈一年の内の半分は宿を開け、半分は閉めてノンビリしちゃう〉生活が実現できるかもしれません。〈半分は閉めちゃう〉・・ではなく〈半分はどこかへ旅に出ちゃう〉なのが、僕の真の理想なのですが(笑)。借金返済の猶予期間がいずれ終わり、これからは500万円をコツコツ返さなきゃならないので、そこまでの悠々自適はまだ先でしょうね。



そんな感じで、ラスト記事だからといって何か特別な内容にするつもりはないのですが(裏話を期待してたFちゃん、スマンです!)・・・最後に。このブログの過去の記事の閲覧数を細かく見ると、平均の閲覧数が今年の3月以降に大きく減っております。その理由はハッキリとは判りませんが、2月26日に書いたロシア・ウクライナ戦争に関する記事で、僕が心をウクライナへの一方には寄せず、「フラットであるべし」とのスタンスを取り、「どちらの意見も聞くべきだ」と訴えた・・というのが原因になっていそうです。あの記事を読んで共感ができず、なんならば失望し、離れて行った読者の方は少なくないのかもしれません。

しかし僕は、今後も一切、変わりません。先ほど話題に上がった今ウチにいるゲスト、モンゴルの彼はプーチンを強くリスペクトしており、「ウクライナの暴走、挑発がプーチンを怒らせた」という主張ですし、ポーランドの彼女は「プーチンは悪魔! 絶対に許せない!」です。

モンゴルはロシアの隣国で、ノービザで互いに行き来できる間柄。プーチンがロシアの財閥やマフィアを駆逐し、経済を飛躍的に成長させ、いかにロシアが健全になったか、、という彼の話は、すごく勉強になりました。一方で、ポーランドはウクライナの隣国。戦争が起きてウクライナからの難民が押し寄せ、母国が今、どんな悲劇的な状況かという彼女の話も、すごく勉強になりました。

人によって、一人の人間(プーチン)への評価が「英雄」だったり「悪魔」だったりする。そんないろいろな意見、世界のアレやコレやの話を、東京の東のはずれのローカルな街でノンビリしているだけの僕が、毎日のように聞くことができる。


「ゲストハウスを開いて、本当に良かった」と思えるのは、まさにこういう時です。



当ブログ、過去の
総記事数  :268
総閲覧数  :354799
総コメント数:374

みなさま七年半もの間、このような下世話なブログにお付き合いいただき、どうもありがとうございました!!!

僕は少なくとも2028年5月まではYAWP!を続けるつもりですので、それまでの5年半の間であれば、いつでもどなた(倉敷のハゲと教授と長坂を除く!)でも、高砂でウェルカムです!! とはいえ年の半分は宿を閉めていますから、事前に連絡はくださいね(笑)!!!


それでは!! 

チャオ チャオ!!!!




2022年12月22日木曜日

2022年のベストバイ、7選!!





ねぇねぇオイラ、アルゼンチン優勝、的中したよぉぉぉ〜!! ・・・ですが、予想を当てたことよりも、あんなに凄まじく熱い決勝戦を観られたことの方に喜びがあります。おめでとう、アルゼンチン!! おめでとう、メッシ!!!


さて、このブログは残り2回。おかげさまで、宿は混んでいます。年内に休みの日はもうありませんので、街へ買い物に行くこともないです。今年は僕のプライベート用には、家電もCDもDVDもゲーム類もガジェット類もディスプレイ類も一切買っておらず、増えたのは服飾類と本&雑誌だけです。そういえばフレグランス類(いちおうマニアです)も、一つも買っていないなぁ〜

・・ってなわけで、結局のところ今回も服飾類の紹介です(なんだか、マジですみません)。今年に買った、、とはいえ以前に発信した通りに、僕の購入服はビンテージ古着が主で、それを除けばアルチザン(こだわり職人)系しか興味が無いので、いわゆる「今年に流行った色や形!」とは全く縁がありません。まぁ、ユーロビンテージは、今は流行りと言えば流行りなのかな(僕はずっと以前から収集しておりましたが・・)? 洋服類しかないので、アタマの方から行きますね。・・・あ、上記は「街へ買い物に〜」の辺りから丸ごと、昨年の文のコピペです。状況が全く同じなので(笑)。漫画〈カメレオン〉ばりの手抜きコピーをしてしまい、どうもすみませんッ!!!



<YAWPタクロウの、2022年ベストバイ!!>


【帽子部門】

ポール・ハーデンの、ベージュ色のハット


これしか買っていないのでベストにしましたが、3月に買ってからの九ヵ月間で4回くらいしか被っていないので、そんなに気に入ってないのかもです(笑)。中古なので3万円くらいでしたが、新品ならば軽く10万を超えます・・・



【眼鏡部門】

Rigardsの、トップリムが古木のやつ


同じく、これしか買っておりません。銀座で購入、9万円くらい。超・気に入っていますが、木製メガネは弱いので、ぶつかったり落としたりが怖い。10月の〈俺のこだわりを聞いてくれ!vol.6〉でも書いたので、そちらをご参照ください。



【アウター部門】

90年前、モールスキン生地のハンティング


もろにスペシャル・ヴィンテージ! インスタで見て衝撃を受け「13万くらいかな?それより高ければ諦めよう」と思い13万を銀行で降ろしてお店に行ったら、実際に13万でビックリしました。僕って実は、ヴィンテージ服の価格推測の正解率が異様に高いんですよ~(笑)。これを着て古着屋に行くと、スタッフや他のお客さんから「とんでもないの着てますね・・」と、よく声をかけられます。



【ジャケット・ブルゾン部門】

80年前の、南フランスのジャケット


こちらもスペシャル・ヴィンテージ。この部門が、ベストを選ぶのに一番悩みました。激レアなのに破格だったので、飛びつくように購入。6万円くらい。見た目は超がつくほどに僕の好みで、けっこうな頻度で着ましたが、労働用ではなくドレスアップ用だった古服なので、カッチリしすぎて着心地がすこぶる悪く、肩が凝ります(笑)。



【シャツ部門】

USヴィンテージの、うっすらチェック柄


高円寺で購入、2万円。僕の古着購入は基本はユーロヴィンテージのみなのですが、USもチラホラと。特にこれは、凄く気に入っています。これぞシンデレラサイズ、といった感じで身幅も着丈もシルエットも完璧。絶妙に野暮ったい色味も完璧。



【ボトムス部門】

80年前の、ヘリンボーン生地のボロいやつ


代々木八幡で購入、セールで半額だったので3万円。ボロボロですが、手作業のリペアが丁寧で美しく、時代を渡り歩いて僕に辿り着いた感じに萌えます。こちらも見事に、シンデレラサイズ。この秋から穿きまくっており、出撃数は確実に今年最多です。



【シューズ部門】

ポール・ハーデンの黒。レザーじゃないのでガシガシ履ける


中古市場で4万円で購入。ポールのシューズはこれで、購入歴では15足、6足手放しているので現存は9足かな。しかし所有9足の内で頻繁に使用しているのは、こちらともう1足のみ。7足は“宝の持ち腐れ”状態なので(笑)、いざとなったら売ってしまおうと思います。計30万くらいにはなるでしょう。



上記7品の合計額だけで、40万(笑)! 10〜11月の本業での儲け分が、そのままこの品々と相殺された感じですね〜。もちろん他にもいろいろと買っており、その総数は34(帽子1個・眼鏡1本・アウター4着・ジャケット類6着・シャツ10着・パンツ10着・シューズ2足)。洋服類は、アウターとジャケット類を同じくくりにしてしまえば全てが10着ずつとなり、実にバランスよく買っていたことになります。さっき数を数えていて気付いたので、狙ってそうなったわけではないです。

僕は「ヴィンテージ古着、もしくはポール・ハーデンしか買わねぇ! 特にユニクロやZARAなんて死んでも買わねぇんじゃ!!」というポリシーを今年も継続(というか、今後もずっと変わらないつもり)しておりましたので、この34着のほぼ全てが万単位、平均は3万円弱。とはいえ相変わらず“売り活動”もしていますので、貯金の減りはそんなに極端ではありません。

去年より購買額が増えたのは反省点で、これは主にはインスタを始めてオシャレな若者たちとの縁が一気に広がった、その影響が大だと思います(笑)。本業を再開させたことだし、インバウンドが戻って来たことだし経済を回さなきゃだしで、許してくださいな〜



次回でこのブログはおしまいなので、「俺って実はオシャレ野郎なんだぜドヤッ!」の発信も、これがラストです。

皆さん、こんな自己満足・丸出しな記事にこれまで付き合っていただき、ありがとうございました!!

ダァーーーーーーー✊!!!!



ベスト服たちを全部着てみたしん





2022年12月15日木曜日

水際対策の緩和や梨泰院の事故、村上井上猪木についてを雑多に語る。






14日の内にUPするつもりでしたが、“今夜はふたご座流星群を見られるぞぃ”というニュースを見て、さっきまで2時間ほど宿の屋上で独り、寝転び、夜空を眺めていました〜。確認できた流星は30ほど。あ・・そうなんですよ、僕ってけっこうロマンチストなんですよ(笑)。


さて前回、「ブログ辞めます」の記事を書いてからの一週間で、三人の方からDM(+ヤシロッチからのコメント)をいただきました。このような自己満足ブログが無くなることくらい、皆さんの生活には何の影響もないと思いますが。残念がっていただき、どうもありがとうございます。



さてさて、今回は宣言通りに〈最近のアレやコレやに関する僕なりの感想のまとめ〉です。この企画の最終回です。以下はあくまで「僕は個人的にこうである」という話なので、考えが異なる方々に対して「あなた、おかしいよ」と訴えるような意図はありません。この前置きは相変わらずのコピペです(笑)。ではでは、行きますよ〜!!



① 旧統一教会被害者救済法が可決

岸田は、というか自公政権には全く期待も信頼もしていない僕ですが、この件は素直にプラスに評価したいと思います。ほとんどの与野党が協調したせいもありますが、法案が出来てから、過去に類を見ないほどのスピード可決。内容もちゃんとしていて、素晴らしい。では例の事件が起きた7月から10月までは何をやってたの?というツッコミを入れる者もいるようですが。充分に早いですよ。 

公明党がどう出るか注目していましたが、まぁ見事に存在感がなく(笑)。表立った反対はしなかったそうですが、内心は複雑でしょうねぇ。法名の“旧統一教会〜”は通称であり、創価学会などにも適用される新法律ですからね。さぁさぁ、旧統一教会のサポートを失い、創価ともビミョウな関係になった自民党が今後どうなるのか。次回の選挙(早くても三年後かよぉ〜!!つまんねぇ〜!!!)が、楽しみです。


② コロナ水際対策が大幅に緩和される

こんなにも判りやすく、変化があるとは。政府が個人での訪日観光旅行を認めた10月11日以降、明らかにインバウンドが回復し、11月のYAWPは前回に書いた通りの大盛況。今月の予約も、すでに80%くらいは埋まっています。

とはいえ僕は「ウチが魅力的な宿だから」とかいうのは全くなく、単純に「この三年で供給(宿の数)が減りまくったから、需要の急激な伸びに対応しきれていないだけ」という認識です。「全国旅行支援なんて参加すっかよ!ペッ!!」と宣言しそれで集客アピールし、大成功したというのは僕の経営センスですが(爆笑)。クーポンがどうこうといった、煩わしい作業も一切無し。言うこと無し。

①と合わせると、この三ヵ月間ほどの岸田政権はけっこうナイスかもな〜、という気がして来ました。大臣の相次ぐ不祥事があったりもしますがね。それは、自民の通常運転・・・


③ 小池都知事が、節電のためにタートルネックを推奨

もう、笑っちゃいます。余計なお世話、としか言いようがない。僕はタートルネック類は1着も持っていないので、着衣協力金をくれるなら買いに行きますよ・・・(笑)

オリンピックが終わり、コロナも都民の意識的には事実上の風化をし、このオバさん、普段は何やってんの? ヒマだからこんな、くだらないことばかり思いつくんでしょ? 


④ 全国消費者物価指数が、前年比で3.6%も上昇

40年ぶりの上げ幅だそうで。40年前って、超好景気のバブル期に入る少し前ですよ。当時とは情勢が全然違う。ヤバいって〜〜!!!

とはいえ、僕の住む街:高砂では、値上げをした定食屋とか呑み屋はあんまりありませんねぇ。焼き鳥80円、お好み焼き500円の、ユル〜く平和な世界のまま。なんで影響を受けないのか、不思議です。本当は苦しんでるけど、下町の人情で頑張ってくれているのかな? 

しかし特に、僕個人の趣味的には直撃大ダメージでして、ヨーロッパ・ヴィンテージ古着の相場の高騰がとんでもないことになっていて財布が悲鳴を上げております。円安は宿業的にはハッピーなので、僕が服を買わなきゃいいだけか・・・


⑤ 韓国:梨泰院で、群衆雪崩事故発生。150人超が犠牲に

僕は韓国には高頻度で行っており、ドラマ・梨泰院クラスが放送される前からあの街には何度か足を運んでいますし、韓国人の友人と飲んだりしたこともあります。というわけで、当然ながらこの事故の一報を聞いた時はビックリ、衝撃を受けました。

ハロウィンの喧騒ということで渋谷と比較するニュースが多かったですが、あの街の印象はどちらかというと原宿に近いです。竹下通りみたいな感じで、脇道も狭い。竹下通りに10万もの人々が押し寄せたら、そりゃあ凄まじいことになりますよね。

多くの韓国人は今後、ハロウィン自体にネガティブな記憶が残るでしょうね・・・。日本の渋谷ではその後の二日間も仮装した若者が大量に湧き、賑わっていたそうですが。別に「自粛しろよ」とは思いませんでしたが、「アホな日本人が多過ぎる・・」と呆れました。


⑥ 長野で、一人の近隣住民の苦情?により児童公園が廃止に

これは、小泉という名の長野市議が言い出したことらしいですが。苦情を言った住民が国立大名誉教授だとかで、「また上級国民の特権かよ!」といった感じでネットで大炎上。

しかしながらこれ、前提が間違いだらけですよ。事実は〈苦情を入れていたのは一人だけではない〉〈市で協議し、公園使用にいろいろと制限を設けた結果、児童が行かなくなり閑散〉〈借地なので経費削減のために廃止を決定〉とのこと。この事実を訴えた某有名Youtuberの動画に、火付け人の小泉氏が「取り上げていただきありがとうございます」とズレたコメントをして(たぶん動画の中身は見てない)、袋叩きに合いましたが、彼はブロックしまくりで逃げ去りました。

僕はこういう「さぁ〜みんな! 次に炎上させる矛先はコイツだよ🔥」な活動をする輩を、本当に軽蔑します。人として最低で、マジで関わりたくない。そしてバカな奴らって、こういった安っぽい仕掛けになんでこうも、あっさりと引っかかるの? 長野市の住民ではない、何の関係もない連中からの、件の教授への嫌がらせ行為がずっと止まないってさ。アタマも行動も愚かすぎ!


⑦ ヤクルト村上が、日本人最多の56号ホームラン&最年少三冠王

僕は、しいていうならば阪神ファンですが、東京に住んでいますからね。神宮球場には、毎年一度は行きます。巨人は嫌い(教え子の重信だけは応援してます)なので、ドームに行くことはありません。今年も9月に行きましたが、村上はヒットすら無し(涙)。去年の観戦では、ホームランを撃ってくれましたけどね。 

僕は神宮ではたいていでvs阪神戦なので、三塁側(アウェー)の席を取ります。そしてあの球場で嬉しいのは、控え投手のブルペンが、観客席の目の前なのですよ。よって、僕はいつも三塁側の内野の一階、ブルペン前の席を狙うのです。というわけで村上選手はいつも、僕の20mくらい先で守備をしています。

ん、何の話かって? 僕はサッカー好きなくせに野球もけっこう見るので、メッシもロナウジーニョもマラドーナもイチローも大谷も村上もけっこう間近で見たことがあるんだぜ、ドヤッ!・・という、ただの自慢です(笑)。アメリカの従兄弟なんて、前田健太と家族ぐるみで付き合う仲だし。あ、それは僕は関係ないか。


⑧ サッカー・カタールW杯で、日本代表が躍進!

前にも書いたと思いますが、僕はオリンピックでもW杯でも“日本だから”や“日本人だから”だけを理由に応援することはありません。よって今回も、日本vsドイツはドイツを応援しましたし、vsスペインはスペインを応援しています。このブログ、もう終わるんで別にムカつかれてもかまわんし(笑)、ここは素直に。ドイツ&スペインに順当に勝ち上がってもらって、そのどちらかがvsベルギー、次がvsブラジルという、強豪国同士の対戦を観たかったな・・。ブラジルvsクロアチアにはそんなに魅力を感じなかったので、日本vsクロアチアは日本を応援しましたよ。

日本の試合内容までクサすと、ムカつかれるどころか宿に火炎瓶でも投げ込まれそうなので、それはやめておきます(笑)。ちなみに、全試合観てますよ。そのために先月21日から休んでおりますのでね。準々決勝までのベストバウトは、アルゼンチンvsオランダかな。ラフプレーしまくりの荒いアルゼンチンと、デカい選手めがけてハイボール作戦のオランダ。いつものキャラがさらに際立っていて、とてもいい試合でした。

ここが優勝する!と書いたアルゼンチンが、決勝進出。前回のEUROのイタリア優勝も当てましたし、二連続で的中した暁には、誰か僕を褒めてくださいなっ!!


⑨ ボクシング井上尚弥がアジア人初、軽量級初の4団体制覇

僕は格闘技も好きで、中学〜高校時代はしょっちゅうプロレス観戦。大学以降は総合にハマり、首都圏で開催されたPRIDEやDynamiteはほぼ、現地で見ています。逆に、音楽ライブ等はサッパリなのですが。K-1歴はゼロですが、ボクシングは三回くらい見に行ったことがあります。

井上の試合は値がバカ高いのに、強すぎていつもすぐに終わってしまうので、ずっと「テレビorネットでいいか〜」という判断でしたが。今後は階級を上げるそうなので、これまでよりは苦戦するでしょうから、「一度くらいは観に行きたいな〜」という想いが芽生えました。「メッシもロナウジーニョもマラドーナもイチローも大谷も村上もヒクソンも桜庭もヒョードルも直で見た(クドい!)俺が、歴代最強であろう伝説の日本人ボクサーを、この眼で見ずに死ねるか!」と。いやぁ〜すごいわ。まさに日本の誇り、宝です!


⑩ アントニオ猪木氏が死去

マニアックすぎて多くの方を置いてけぼりにする話になりますが、プロレスは僕は完全に新日派で、闘魂三銃士の頃からドップリ。特に橋本真也の大ファンで、サイン会に何度か行ったことがあるほど。2005年に橋本が急死した時には、本気で泣きましたとです・・・。あ、ちなみに僕は、ターザン山本氏とは友人?です(笑)。

猪木の全盛期は知らない世代なわけですが(アーカイブで有名な試合は網羅しました)、新日から彼の影が薄くなったのはここ15年ほどであり、僕が観ていたのはまさに、良くも悪くも猪木に振り回されまくっていた時代でした。特に橋本と猪木の関係は、愛憎入り組んだ複雑なもので。あんなに憧れていた猪木から、あんなヒドい仕打ちを受けるとは(例の小川のシュート事件)。よって橋本ファンの僕としても、彼は“尊敬するけど憎い存在”でして。でも、猪木がいたからこそ、あの頃のプロレスは楽しかったんだなぁ・・・

天国で橋本に会い、積年の恨みを込めた強烈な袈裟斬りチョップをくらっていてほしいものです。心より、ご冥福をお祈りいたします。



以上で、お終い!!

これまでこの企画に付き合ってくれた皆さん、ありがとう!!

ダァーーーーー✊!!!




2022年12月6日火曜日

それなりに、重要なお知らせ。





急に寒くなりましたねぇ〜・・・


YAWPの11月の実績は、営業日数が17日(1〜20日まで。6・7・8日は休み)で、ベッドキャパは計129(MAX7設定。18・19日のみ12設定)。宿泊者数は29人、総泊数は117、稼働率は91%でした。平均泊数が4を越えており、長期泊のゲストが多かったです。

なお、上記はあくまで“実際に使われたベッド数/OTAで予約を受け付けていたベッド数”であり、実は幾人かのゲストによる“支払い済みなのにノーショウ”も発生しておりまして、その分を加えるとゲスト数32、総泊数131、稼働率102%です。これまでの最高は97%だったので、先月はYAWP史上初&過去最高の稼動。100%越え(笑)!!

「稼動が100を越えるなんて、おかしくない?」とツッコむ方がいるかもしれませんが、ウチはベッド数が15ある宿にもかかわらず、OTAでの予約受付をMAX7or12と設定しているわけでして。15人、ギッチギチに予約が埋まっている日に“支払い済みなのにノーショウ”が発生したとして、「来ないから再受付しちゃお〜っと」と判断し、その“初日に来なかったゲスト”が後日に遅れて来た場合にはオーバーブッキングになり大問題ですが、そもそもベッド余らせている(MAX7or12は僕の匙加減の問題でしかない)ウチは、そういうリスクは全くなく。つまりは、9人分の入金があるけれど滞在ゲスト数は7人、みたいな日は普通に発生しております。

というわけで、いきなりの稼動100%越えにヒャッホ〜イ!!!・・状態な今の僕です。まぁ、これはそもそものキャパMAX7設定が「余裕でもっと入るのに」だっただけであって、コロナ前のMAX12設定でずっと完遂していたならば、そこそこの稼働率に収まったと思いますが。現に、なんだか損をしている気分になり、「ベッドは一つ飛ばしにしておこう、というコロナ対策?なんて、もはやどうでもいいわ〜」ということで12に戻してみたら、あっさりと埋まりましたからね。月の最初から12にしていれば、計160泊くらいは入る一方で、稼動は80%ほどだったのでは?・・と思います。

今月はキャパMAXを完全に12に戻し、16日に再開いたしますが、24日頃からはすでに、ほとんど埋まっております。〜23日と1月3日〜はまだまだ空きがあるので、なんだか極端なアップダウンになっておりますが。11月もけっこう直前予約が多かったので、まぁ、そんなもんかな。



さてさて。今回はタイトルの通りに、このブログを読んで下さっている方々への、とあるご報告です。


当ブログはYAWP! backpackersの起業の前年、2014年7月にスタートし、以後これまでに264稿の記事を書いて来ました。この記事を含め、今年中に残り4本書きますので、合わせて268稿となります。

・・・今年いっぱいの、そのタイミングでもって、こちらのブログは、終了とさせていただこうと思います。理由はいろいろとありますが。一番は「サッカー・カタールW杯で、僕は日本と韓国を“3連敗でグループリーグ敗退!”と予想したのに、どちらも突破した」です。己の分析力のなさを自覚し反省し、自信を失い「サッカーに限らず、宿業も映画も、エラそうに講釈を垂れるほどの知識や経験は俺にはない!!」・・となりました。

・・というのは、もちろん冗談ですが(W杯の予想なんて、根拠無しで気楽にやっているだけです)。リアル・ガチな一番の理由は、やはり“コロナ禍の3年の間に、閲覧数が著しく落ちた”です。所詮は自己満足でやっておりますので、僕はその数字をたいして気にしていたわけではないのですが。

2017年頃のピーク時には毎日200人くらいの閲覧が当たり前でしたが、今では30〜40人くらい。実は半年ほど前から、「月の閲覧数が1000を下回ったら、もう辞めよう」と決めていたのです。以後は、しぶとく1000のチョイ上で粘り、いまだに999以下には一度もなっておりませんが。条件付きとはいえ、一度でも「もう辞めようかな〜」という想いが芽生えると、そっちの方向にマインドが寄って行きますよね。

では、閲覧数が落ちた一番の原因はというと。それは“新規で見てくれている方がもういない”です。このブログは長らく、GoogleやYahooで「ゲストハウス 経営」や「ゲストハウス 開業」と検索すると、必ず1ページ目でヒットしておりました。1ページ目の1番上だった時期すらあります。それがもはや、10ページ目まで掘って行っても見つからないようになりました。なぜ急に埋もれたのかは、館山ウィールズのヤシロッチが以前に彼のブログで分析していたような気がするので、そちらをご参照ください(笑)。今ではおそらく、僕のこのブログがファーストヒットするのは「星野リゾート 嫌い」で検索した時くらいです(爆笑)。おかげでその、星野をディスりまくり記事の閲覧数だけは、いつまで経っても伸び続けています(大爆笑)。

先日、とある若者が「ゲストハウスを開くのが夢です」とのことでYAWPに来たので「おっ、まだ俺のブログには新規の方のヒットがあるのかな?」と思いましたが、聞いてみると「某宿の某オーナーから“YAWPさんに行けばいろいろと教えてくれるよ〜”と言われた」とのことで。その若者は、当ブログの存在すら知らず。

別にその話がきっかけというわけではありませんが、なんというか、僕なりに「役目を終えた」感があるのです。まぁ、ここ数年は宿業に関する記事を書くことがほとんどありませんでしたからねぇ。このブログの主な閲覧者は、ゲストハウス開業志望者と、ゲストハウス業界人だという自覚があるにも関わらず、まったくそちらに向けていない記事ばかりを連発していたわけで。逆に「よく毎日30人以上もの方々が読み続けてくれているもんだなぁ・・」という想いがあるくらいです。


そういえば、その“主な閲覧者”である全国のゲストハウス・オーナーさんたちとの繋がりも、この三年で著しく希薄になりました。おかえりびとメンバーの皆々とも、相互で頻繁にDMをするのはもはや墨田長屋のユリさんだけです。ユリさんはYAWPビル1階で〈ラザニアと世界の料理 ロカンタ〉を運営しているので、関りが深いのは当然でして。もう、おかえりびとメンバーは二年近くは集まっておりませんし、Facebookで定期的に開いていたグループチャットも、一年以上沈黙しています。

コロナの前まではとても仲良くさせていただいていた、同じ東京にいる彼らとの関係ですらこうなのですから、全国にいる宿主さん達とのDMのやりとりは、もはや皆無と言ってもよいほどで。まぁ、これは僕がtwitterをほとんど開かなくなったことも、大きな要因だと思いますが(笑)。あと、おかえりびとメンバー宿はたまたま全員、今も健在ですが、これまでに縁のあった全国の宿々の多くが、この三年の間に廃業に至りました。



僕はこのブログを辞めることに関しては「月の閲覧数が1000を下回ったら」という線引きをしておりましたが、それと同時に「先行き不透明なままで、ネガティブな感じでお別れするのは、なんか嫌だな~」という想いもありました。しかし、10月末の頃から完全にインバウンド需要が回復し、11月のウチは稼動が初の100%越え!・・というわけで、ポジティブ状況な今が最も良きタイミングかな、と考えました。コロナ禍を、どうにか無事に乗り越えられたであろうYAWP! backpackersは、今後もマイペースに、僕の引退までの残り6年間を走り切ろうと思います。そして僕は再び、無期限・世界放浪の旅に出ます。


前述しましたが、今月はさらに3本の記事を書きますので、今回の記事で「いきなりお終い!」という話ではありません。14日に“最近のアレやコレやに物申す”、22日に“2022年ベストバイ”、そして30日頃に最後の挨拶をさせていただこうと思います。というわけであと少しとなりますが、飽きず呆れずにどうか、お付き合いくださいませ〜






2022年11月29日火曜日

実情を知ろうともせずに、「◯◯が可哀想」で暴走する者たち。





宿は21日から、「W杯を見るぞ〜」休み! その目的の通りに全試合を見る勢いだったのですが、ポコポコと見逃してしまいまして、グループリーグ第2節終了の今の時点では28試合(4試合見てない)です。まぁ、ベスト16が終われば二日間のブランクがあるので、その間に見逃し試合を網羅しますかね。

このブログでは前回のW杯の時と同じように、開催日の前までに“全試合完全予想”をするつもりで、コツコツと書き続けていたのですが。12日頃から怒濤の毎日フル!で、さらには調子に乗ってついにキャパ7設定を解除した(・・途端にすぐ埋まって、12ベッドフル!)ために、宿業が大忙しでして。半分くらい書いた段階で、ギブ・アップ。「4年前は、もっと混んでいたというのに、よくあの超長文を開催日までに書き上げたもんだわ〜」と過去の自分に感心しましたとです(笑)。ちなみに、今月のYAWPの稼働率は、おかげさまで90%を越えております。


とはいえ、予想自体はバッチリ、完璧にしておりましたので、ショートカット気味に一気にここに書いておきますね。もう、全試合の半分が終わったタイミングですが・・・


グループA(実力通りで無風)
①オランダ ②セネガル ③エクアドル ④カタール

グループB(アメリカの突破を、最後にイランが覆す)
①イングランド ②イラン ③アメリカ ④ウェールズ

グループC(サウジ旋風で混戦)
①アルゼンチン ②サウジアラビア ③メキシコ ④ポーランド

グループD(フランスはいまいち、デンマーク躍進)
①デンマーク ②フランス ③チュニジア ④オーストラリア

グループE(日本3連敗!)
①ドイツ ②スペイン ③コスタリカ ④日本

グループF(カナダがクロアチアを破るサプライズで大混戦)
①ベルギー ②モロッコ ③クロアチア ④カナダ

グループG(ブラジル強過ぎ)
①ブラジル ②スイス ③セルビア ④カメルーン

グループH(韓国も3連敗!)
①ポルトガル ②ガーナ ③ウルグアイ ④韓国

決勝トーナメント・ベスト16
オランダ   ◯ー× イラン
アルゼンチン ◯ー× フランス
ドイツ    ◯ー× モロッコ
ブラジル   ◯ー× ガーナ
セネガル   ×ー◯ イングランド
サウジ    ◯ー× デンマーク
スペイン   ◯ー× ベルギー
スイス    ×ー◯ ポルトガル

ベスト8
オランダ   ×ー◯ アルゼンチン
ドイツ    ×ー◯ ブラジル
イングランド ◯ー× サウジ
スペイン   ×ー◯ ポルトガル

ベスト4
アルゼンチン ◯ー× ブラジル
イングランド ×ー◯ ポルトガル

3位決定戦(ブラジルやる気無しでイングランド大勝)
ブラジル   ×ー◯ イングランド

決勝(メッシvsロナウド!!)
アルゼンチン ◯ー× ポルトガル


・・・こんなもんですかね。躍進国をイラン、サウジアラビア、モロッコあたりと予想していたのは、やはり「中東という慣れない環境」という要素からなのですが、これらのチームはどこも現時点でトーナメント進出の芽を残しており「おっ、なかなか的中してるかも!」と自画自賛しております(笑)。特にサウジアラビアは、ほとんどのメンバーが国内の同じチームに所属で、リーグ自体を早々に中断し一ヵ月の合宿を敢行したそうですから、はっきり言ってズルい!! アルゼンチンとは引き分けとの予想で、さすがにまさか、勝つとは思いませんでしたけどね。

決勝は、予想・・というか、願望!! 時代を作ったスーパーレジェンドの二人の、おそらく最後のW杯の舞台。それぞれにとって自身初の優勝をかけた、この試合を観たいのですよぉぉぉぉぉぉぉ!!!



さてさて、、ん? 全然ショートじゃないって? いや、本原稿(書き途中だったもの)は全試合の勝敗だけでなく、スコアや得点者、試合展開までをも妄想して書いておりましたので、これでも文量は30分の一くらいにカットしております。あ、ラストに得点王の予想くらいは足しておこう。得点王は・・・6点で普通にメッシ(笑)!!!

今日の記事は「いちおう今回もW杯全試合妄想をしてたんだけど時間なくてUPが間に合わなかったぜ〜」と言いたいだけなので、これで閉めてもいいのですが。最近、プライベートでいろいろあってちょっとモヤモヤしていたりするので、それにまつわる愚痴みたいなのを後半に。とはいえ直球表現ではなく、いつも通りの、嫌みな感じで(笑)。


今年6月、国会でAV出演被害防止・救済法(AV新法)が可決されましたが、先日とある著名ジャーナリストのYoutubeを見てみると、現役のAV女優さんがお二人出演されており。その新法のせいで、業界がいかに混乱しているのか、いかに仕事が減ったか無くなったか、そんな話を必死に訴えてくれておりました。新法ができる前の業界が、いかに健全で女優達の人権をどれだけちゃんと守ってくれていたか、それがこの新法のせいで崩壊し、闇社会の流入を許し、むしろ危険な現場が大量発生中とのこと。

そして、このような天下の悪法について議論するために、業界内に顔を出し実情を知ろうとした政治家は皆無で、話を聞こうと問い合わせて来た者すらいなかった・・とのこと。彼ら政治家連中が、この法律を作った熱の源は、「AV女優が虐げられている。彼女達を救わなきゃ!」だったと思うのですが、その当の本人たちから「いや別に虐げられてないし、救って欲しいとも思ってない。この仕事が好きで、楽しいからやってる。マジで余計なお世話」とバッサリいかれるというショウモなさ!!! そして思いっきり、業界の現状とはズレまくったトンチンカンな法律を制定し、当事者達を混乱させ困らせまくるという愚行!!!!


ミゼットプロレスに対して「障害者の彼らを見せ物にするなんて不謹慎だ」と騒ぎ、結果的に彼らの職を奪ったくせに知らんぷりな連中と、同じ図式。根本的に、リスペクトが足りないんですよ。安易に「◯◯が虐げられている! 可哀想!!」となる奴らに限って、先入観による表面の理解のみで暴走し、内情に深く入り込むこともなく、引っ掻き回して迷惑ばかりかけやがる。

ミゼットプロレス、実際に見てみろって。彼らは見た目は障害者でも、鍛え上げられた身体とレスリング技術の、まさに“プロレスラー”であり、プライドを持ってその仕事・その人生に邁進しているのであって、それを「虐げられている」などと捉えるのは無礼としか言いようがない。AV女優のケースも、それと同じですよ。「可哀想!」というのは、優しさからではなく、相手の考えや立場をちゃんと理解できずリスペクトすることもできない人間が落ち入りがちな“頭の悪ぅ〜い”思考だというのに、当の本人はいい事してる気分でウットリしやがるからタチが悪いッ!!!


なんだか「おや、急にどうしたの?」な話かもしれませんが、簡単に言うと、僕がAに対して「彼はプロなので、俺は口を出さない。手伝いもしない。彼もそれを望んでいる」という事案に対して、とある者Bから「なんで教えてあげないの? なんで手伝わないの? Aが可哀想」的なことを言われましてね。Bは、僕とAとの関係のことは全く知らずに、一度・短時間会っただけの表面的な理解のみでの、この「可哀想」発言。はい、久しぶりにムカつきましたとです。その短絡思考っぷりにはもちろん、Aを見てプロと認定して「タクロウとAの信頼関係は出来ているんだ」とならなかったのにも、イラッときます。

まぁ、こういった「可哀想」思考の者は、常日頃からそうであってそれが癖みたいになっているのでしょうから、僕が言ったところで何も変わらないのでしょうけど。ガキの頃から、ほぼ全てにおいて「お前ならできる」という前提で僕と接し、信頼し、実際になんでも僕に任せてくれた両親に対して、改めて感謝したいな〜、と思った次第です!!!






2022年11月12日土曜日

コロナ前の日常に、ついに戻ったァァァァ〜!!!





秋ですねぇ〜。ポカポカで気持ちのいい、小春日和ですねぇ~〜。


YAWPの10月の実績は、ゲスト数10人、宿泊数34泊でした。14日に営業を再開し、以後はブッ続けで開いておりましたが、この34泊の内の32泊は、すべて20日以降の十二日間のデータです。月間稼働率は、27%(キャパ7で)&16%(キャパ12で)。20日以降だと、38%(キャパ7)。

この期間はさらに、ノーショウや直前キャンセルで消えたのも20泊ほどありまして、受けた予約自体は50泊を越えておりました。なぜ、20日をきっかけに一気に増えたのかというと、それはやはり“全国旅行支援”の影響が大なのかな?と思います。もちろん、11日からインバウンドの訪日の条件が大幅に緩和され、それを知った外国のバックパッカー達が一気に日本に押し寄せて来た、という一面もあると思いますが。

ちなみに、11月に入って以降はさらに増えておりまして、最近のゲスト数は毎日5〜7人の間を彷徨っております。このまま20日まで営業を続けて、その後は約一ヵ月間の“ワールドカップ休み”に入りますが、休んじゃうのがマジでもったいねぇ〜・・と悶えてしまうくらいの、久しぶりの盛況!「コロナ前の、楽しかったあの日々についに戻ったァァァァーー!!」と、僕は喜びまくっております。MAXキャパも「とりあえず年内は7」としておりますが、そんな設定にする必要はなかったな・・と、ちょっと後悔しています。年末からは、12に戻しますね・・・



さてさて。今回は話題の軸のない文をつらつらと。

11月6日に、YAWPビルの1階にて【PUSS】というお店を開業いたしました。珈琲を提供し&ヴィンテージ古着を販売する、日曜日限定のカフェです。当日は早速、たくさんの方にご来店いただき、充実した一日となりました。どうもありがとうございます。夜にはオープン記念パーティを開催しましたが、10人以上の方々にご参加いただき、とても楽しい宴となりました。酔いの激しい者のいない、落ち着いた感じの語り合いでしたが。やはり、趣味や感性の合う者々との集いは、とても心地が良いです。





ただし、宿の営業を実質、休まずにカフェのオープン日に突入した(休みにする予定だったが、延泊希望者が多く結局、宿も開いていた)ために、当日は個人的にかなりハチャメチャで、やることが多過ぎてテンヤワンヤでした。こんなに忙しい一日は、いつ以来だろう・・と、なんだかしみじみしました。

その理由の一つとして。前日夜はAM2時頃までカフェ開業の準備。その後、宿の一日の〆をして、3時過ぎに眠りに入ったのですが・・僕専用のベッドの隣りに寝ていたゲストの、イビキが過去最強レベルで凄まじく。耳栓をしても全く効果無しで、「明日は7時に起きなきゃ〜なのに、こりゃヤベぇ」でして。僕は疲れ切っているのに結局、5時頃までは眠れず、起きたのは7時半。完全に寝不足の状態で、大忙しDAYに突入!!

僕は、ドミトリー部屋での他者のイビキは、全く気にならないどころかむしろ「あぁ、これぞバックパッカー旅、安宿滞在の醍醐味だ〜(笑)」という感じのマインドに浸れるので至って平気でして。その日も「不快だ」とかいったマイナス感情は全くなかったのですが。タイミングが悪過ぎで、さすがにちょっと、ツイてなかったです・・・


そしてカフェ・オープン日の昼前。2F(宿)に戻るとゲストたちが起きて来たので朝トークをしましたが、皆との話題の中心はやはり「昨晩のイビキ、強烈だったね・・・」でして。「一睡も出来なかった」というゲストはいなかったので、よかったのですが。すると、その内の一人が「あぁ、俺もイビキ癖あるよね。みんな、ゴメンね」と、なんだかションボリしてしまいましてね。彼にもイビキがあることは事実でしたが、“たまにその波が来る”という程度で、一晩中のノンストップ爆音・・ではなかったのですが。他の皆&僕で「いやいや、Youのそれは問題ないよ! 気にしないで!!」と反応しましたが、、なんだか申しわけなかったです。



なんとなく話は変わり(しかし実はちゃんと繋がっている)、僕は今年からインスタグラムを始めておりますが、外国人ゲストたちのSNS傾向も完全にインスタがメインでして。「Facebookやってる?」と聞かれる機会はもはやゼロになっており、話題にも挙がらず、ゲストとのSNS絡みのやりとりはひたすらに「インスタやってる?」からのアカウント交換会です。

僕のインスタ活用は、主に“アパレル業界とのコンタクトのため”とはいえ、別にシークレットにしているわけではありませんから、聞かれれば普通に答えますし、相互フォローします。よってこの三週間で、外国人ゲストのフォロワーが10人ほど増えました。

しかしながらその、“ゲストたちとインスタ相互フォローしまくり”には、ちょっとした問題点がありまして。日本人以上に、彼らのほとんどは、ストーリーズをガンガン投稿しまくります。まぁ、異国の地に訪ねて来ている、特別に刺激的な期間なわけで、当然のことですけどね。で、彼らがウチの宿から出かけた後に、僕がインスタをたまに開くと、彼らの“今どこにいて、何をしているか”がほとんど全て分かります。街の景色や、昼や夜に食べたもの、それらいろいろを彼らはガンガンUPしておりますのでね。すると・・・なんというか、僕は“知りすぎてしまう”のですよ。


コロナ前・・というかインスタを始める前であれば、ゲストが遊びに出かけて夜に帰って来た際に、僕が「どこに行って来たの〜?」「何を食べたんだい〜?」「楽しかったか〜い?」といった質問を積極的にすることで、夜のリビングルームの場が盛り上がるのですが。インスタのストーリーズを見てしまうと、その質問をするまでもなく、彼らが帰って来た時点で僕は全てを“知ってしまっている”。「ならば、ストーリーズを見なきゃいいじゃん」と誰かにツッコまれそうですが。フォローをし合っているのに、彼らのストーリーズを全く開かずに「今日は何していたのかい?」と聞きまくる行為は、なんだかモヤッとします(笑)。

それに・・・前述の「俺もイビキ癖あるよね」のゲストが、ウチをチェックアウトして以降の、地方の街々への旅ではずっと、個室に泊まっていたんですよ。「ゲストハウスが好き!」と言っていたのにな・・・。僕も他のゲストも全く悪気はなかったものの、もしかしたら彼を傷つけてしまったのかもな・・・と、なんだか切なくなりました。これ(彼が個室に泊まっていること)も、僕がインスタをやっていなければ知らないままでいた、、ことかと思います。


その一方でまぁ、ゲストのストーリーズを見てそれが渋谷の写真だったならば「あぁ、今は渋谷か。では少なくともこの先、一時間は戻らないね〜」と確信し、ノンビリモードを継続できたりもしますが(笑)。掃除等のスケジューリングのためには、これはとても有用! また、「京都に向かったあのゲストは、紹介先の宿に無事に辿り着けたのかな?」・・といった、“やや、心配だぜ~”なシチュエーションでも、インスタを見れば丸分かりで「あぁ、よかった」になれるので、それも大きな利点です。

ストーリーズは、誰が見たかが表示され確認できるようですが、わざわざ&いちいちそれをチェックする人は少ないでしょうから、僕は“利点だけを活用し、帰宿ゲストに対しては見ていないふり(笑)をして「今日は何してたの?」のスタンスを継続する”というのが、ベストなのかもしれません。






2022年10月25日火曜日

「俺のこだわりを聞いてくれ!」Vol.6





外国人ゲストからの予約が、明らかに増えていま〜す。


とはいえ、一日あたりのゲストは多くても5人とかですけどね。0人の日はほとんど無くなり、しばらくは1〜5人の間をさまよう感じです。それでも、超嬉しい。

そういえば先日、インスタにて「ウチは全国旅行支援に参加しません。だってワクチン三回接種済みの者に限定とか、アンフェアじゃんか」といった発信をしたところ、数分後になにやら変な警告が付きましてね。クリックしてみると「ワクチンの安全性は立証されている」的な広報サイトに直リンク。

いや・・・僕は別に「コロナワクチンは危険」だとか「打つべきじゃないとか」そんなことは一言も書いていないのですが。過剰反応にも程がある。俺みたいな小物の投稿まで、いちいちチェックしてんかよぉ・・・キモッ(笑)。



さてさて。

最近は宿業も盛り上がって来ましたし、YAWPビル1階のカフェの開業も近いしで、話題の種はいろいろとありますが。今回は、それらを全部すっ飛ばして、久しぶりの【俺のこだわりを聞いてくれ!】です。はぃ〜そうです、例の自己満足・丸だし記事です(笑)。だいぶ以前に「書く」と言っていたのにずっと放置にしっぱなしだった、〈☆俺のメガネ・コレクション☆〉の発信でドヤッです!!

保存先が方々に散っており、もはや僕がメガネを合計で何本所有しているのかは、不明なのですが(70本くらい?かと)。とりあえず身近に置いてある物々の内の10本だけを、ここで紹介します。僕は友人・知人から「会う度にメガネが違うね」と、しょっちゅう言われるほどの“大量のレギュラー眼鏡をローテーションでかけ廻す”スタイルです。着る服によって、それに合うメガネは全然違うでしょ? それに、同じメガネをずっとかけていると、寿命はせいぜい2〜3年。しかし僕のメガネ群は愛用歴20年を越えている物も多く、それが成立する理由は単純に「ちゃんと休ませているから」です。プロ野球の先発ピッチャーと同じ扱いです(笑)。


それでは、、僕のファッション系コレクションの中では歴が最も長く、品数も多く愛しまくってるメガネたちの紹介を、行きますよ〜!! 購入年、購入価格(レンズの値段は含まず)と、使用頻度も併記します。購入日が古い順です。



①【THEOのセカンドラインで、安全ピン付きの変なやつ】
2002年/3万円/使用頻度S(過去)・D(最近)


表参道にある、リュネット・ジュラという名店で購入。以前の僕は、この店の超・常連でした。今回紹介するメガネでは、一番古いです。ベルギーのTHEOというブランドが一時期だけ展開していた、特別なシリーズです。テンプルに安全ピンが突き刺さっています(笑)。僕はもはやパンクを主張する歳でもないので、クリップに代えちゃいましたが。

このシリーズ、レンズが糸で縫われていたりフレームがトゲトゲだったりの、かなり攻めたアイテムばかりで僕はコンプリートしたいほどに衝撃を受けたのですが、買ったのは結局1品のみ。極めて少ない生産&輸入数で、すぐに売り切れちゃったんですよ〜。

僕がメガネ類をコレクションし始めたのは1998年頃で、当時は毎年5本くらい買っていましたから、こちらは20本目あたりですかね。長いこと一番のレギュラーで、宿の初期にもよくかけていたので、“タクロウのメガネはこのイメージ”という友人は多いと思います。

 

②【木製でインパクト大の、レモンみたいなやつ】
2004年/12万/使用頻度A(過去)・D(最近)


同じくリュネット・ジュラで購入。当時の・・というか今現在も含めての、1品の最高額です。社会人になりたてで貧乏のくせに、メガネに10万以上を費やす自分の変態っぷりに、我ながら「ヤベェな」と思いました。

特にアパレル業界の友人たちからの評判が良く、渋谷・下北・代官山界隈のオシャ連中の間ではこのメガネ姿が僕のキャラと認識されていましたので、2004〜2006年頃は街に出かける際には必ずかけていました。親友の結婚式でもかけましたが、さすがに目立ちすぎたわい、と反省しました。



③【スウェーデンで買った、ガンダムっぽいやつ】
2008年/1万/使用頻度C


2008〜9年の世界一周の道中、ストックホルム(スウェーデン)のビンテージ眼鏡屋さんで購入。物価は日本の3倍くらいなので「この値は破格だ!」 となり、飛びつきました。

けっこう気に入っており、今でもたまにかけますが、鉄製のため、すごく重いのが玉に傷。これをかけて朝から出かけると、夕方頃には耳が痛くなっていて、つらいです・・・



④【ヨーロッパ中で探し、ウィーンで見つけた、レアなやつ】
2009年/5万/使用頻度A


同じく世界一周の道中、オーストリアのウィーンにて購入。メガネ屋ではなく、シャネルの旗艦店で、です。その四ヵ月ほど前に、滞在先のフィンランドの普通のメガネ屋で見つけ、欲しくなったのですが諦め、旅を続けまして。しかし未練タラタラで、色々な国でシャネルを見つける度に「あのメガネ、置いてないかな〜?」の入店。ウィーンでついに再発見し、値段もフィンランドより安いしで、テンションMAXで購入しました。

日本には未輸入のモデルらしく、シャネル・マニアの僕の知り合いも「見たことない」と驚いていました。僕はシャネルにゃ〜全く興味はないのですが、これだけは特別。今でも頻繁にかけます。特にフォーマル寄りのコーデをした際に、大活躍しています。



⑤【ボスニアで買った、形が独特で渋いやつ】
2009年/3千円/使用頻度D(過去)・B(最近)


これも世界一周中。ボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボでは、トラブル&極寒で足止めを食らいつつも、現地の女性とのステキな恋があったりもして♡、個人的にとても印象深い街でして。

旅立ちが決まり「オイラのこの旅で、ボスニアの物が一品もないのは寂しいなぁ」と思い、最終日はひたすらにメガネ屋探し(なぜか、全然なかった)。街外れにすごく小さなヴィンテージ眼鏡屋を見つけ、置いてある商品も素晴らしく、選びに選んでこちらを購入。少し前に戦争があったボスニアは、物価が安いので、この値でもむしろ高い方でした。

いわば“訪ボスニアの記念に買った”感じでして、帰国後もしばらくはコレクション棚に置いてあるだけだったのですが、数年前にかけてみたら「んぁ〜、カッコいいじゃんか!」となりましてね。度付きレンズを入れて、レギュラーに昇格しました。



⑥【スウェーデンで買った、昔のマーク・ジェイコブス】
2009年/7万/使用頻度D


僕の世界一周は、“飛行機を使わない!”縛りをずっと貫いていましたが、大西洋横断が船ではどうしても難しく、スペイン→アルゼンチンは飛ぶことを決断。すると、ルールを破った勢いからか「どうせなら最後にヨーロッパの行けていないところに飛びまくって行っちゃえ~」となりましてね。イタリアからスペインまでの一ヵ月間は、あっちこっちへピョンピョン撥ねました。

ローマから、まず向かったのはストックホルム。たったの半年前に滞在した街への再訪。それまでに二度行きましたが、どちらも夏だったので、冬にも行ってみたくなったのですよ(僕はそれほどに、スウェーデンが好きなのです!)。10時に日が昇って15時に日が暮れますけどね(笑)。ちなみに、このフライトのチケットは2ユーロ(爆笑)。ヨーロッパ域内のLCCは、easyJetやライアンエアーなど、衝撃的な安さです。

説明が長くなりましたが、そんなヘンテコな旅でのストックホルム再訪の際に、前述とは違う古メガネ屋さんでこちらを購入。インパクト強めで、普段使いは難しいです。でも、すごく気に入っております。



⑦【アルゼンチンで買った、トップリムがレザーの逸品】
2009年/2千円/使用頻度C


スペインから飛んだアルゼンチンは、想像以上にセンスのいい街&人々の国で、ファッション系の買い物がとても楽しかったです。首都ブエノスアイレスでは、めぼしいメガネは見つかりませんでしたが、チリの近く、西部にある街サルタで、とんでもなく素晴らしい古メガネ屋を発見。初めての訪店で3時間以上もステイしましてね。店主が「明日もおいで~」と言うので翌日に再訪すると、裏に通され、そこには倉庫から持って来たという大量の段ボールが。おそらく、計2000点は越えていたかと思います。

僕はサルタに一週間ほどいてしまいましたが、その理由は完全に“このメガネ屋に通うため”。そんな大量のメガネ群から、質と状態のいい物を10点ほど購入。総じて激安な上に、さらに値引きしまくっていただけたので、全部合わせても2万円くらいでした。

このメガネ屋さんは、僕にとっては“次の世界一周で再訪したい場所”の一つですし、「もし日本でビンテージ眼鏡屋を開くなら、俺は確実にあの店に買い付けに行くな」という妄想を、今でもたまにしてしまいます。



⑧【レスカのヴィンテージ、オレンジ色フレーム】
2017年/3万/使用頻度C


ここからの三点は、世界一周からの帰国後。ポール・ハーデンとビンテージ古着ばかりを着るようになった、5年ほど前にこちらを購入。ヤフオクでしたが、たしか未使用で出品されていたはず。

当時はレスカはそんなに知られておらず、人気ではなかったですけどね。ヴィンテージ古着界隈では最近、このブランドとギュパールというブランドの名前ばかりを耳にして、なんだかつまらんのでちょっと冷め気味です。まだまだ状態はいいし、おそらく購入額よりも高く売れるので、売ってしまおうかな・・・(笑)



⑨【新進気鋭ブランド、クボラムのサングラス】
2020年/5万/使用頻度S


大阪で購入。僕のインスタの“オシャレぶってドヤッ!”写真では、おそらく最多の登場頻度かと。

歴20年以上のメガネ・コレクターのくせにサングラスは一つも持っていなかった僕ですが、40代に突入し「歳なのにいつまでもカッコつけてんなよなオッサン〜と、世間からはどうせ思われてんだろ」という自覚があり(笑)。ならば開き直って、ますますカッコつけてやろうか〜と思い、サングラスをついにレパートリーに導入。とはいえ色は薄いし度も入っているので、僕的にはかけても違和感はなく、普通にこのまま映画とか見ちゃいます。最近のお出かけの際には、これか、下記↓の一品しか選びませんです。



⑩【トップリムが古木。情報足らずの中、探しまくってやっと発見】
2022年/9万/使用頻度S


今年の5月に購入。今年からインスタを始めて、世界中のポール・ハーデン愛好家さんたちを見ていたら、とある海外の方がかけていた超クールなメガネに衝撃を受け。ブランド名はその時点では判らず、どうにかこうにかで探し当て、国内の取り扱い店鋪をいくつか見つけるものの軒並みソールドアウト。唯一、京都にあるメガネ屋さんで1点だけ残っており、僕はそれだけのために京都まで行こうか~となりましたが、東京にも系列店があるとのことで、そちらに送っていただきましてね。そんで、実物を見て納得して購入!!

超・気に入っています。こちらも、10年・20年レベルの長期で、愛用し続けられればいいなぁ、と思います。



以上!!

・・・実は僕のメガネ購入歴には大きな波がありまして、集め始めた1998年〜2004年までは年あたり5本ほど(この7年で35本)、そこから2008年までは“旅のための貯金期”だったので購入はゼロ。2008〜9年の世界一周中に+30本、帰国後はまた“起業のための貯金期”に突入し、2015年までは購入ゼロ。以後の2015〜22年には毎年1〜2本購入しており、それらの合計で70本ほどです。この計算だと少しオーバーしますが、ブッ壊れて捨てた物が5点以上ありますのでね。


上記の紹介の内で、世界一周の道中で買った物は5品ですが、僕がその旅先で買い集めたメガネは計30本。そもそも、設定した旅の主軸ルールの一つが「世界のあらゆる街で、メガネ屋を見つけたら必ず入る」でしたからね(残りの二つは「飛行機を使わない」と「出会う人々の似顔絵を描きまくる」)。訪ねたメガネ屋は、合計で1000店を越えています。

旅先で費やした金額は、シャネル(④)とMJ(⑥)だけが飛び抜けているものの、それ以外のほぼ全ては1万円以下なため、合計で25万くらいでしょうかね? 僕は予算100万で世界一周の放浪旅に出て、その四分の一の資金をメガネの購入に費やしたのだ、ということです!! このコレクション癖さえなければ、さらに三ヵ月くらいは旅ができていたのかもな・・・(笑)


メガネ・コレクターとして、僕よりもディープで変態でとんでもない人はゴマンといると思いますが(所有70本なんて、たいしたことないし)、世界中のメガネ屋に行った経験量の多さでは、僕に勝る者はそうそういるわけがない、と自負しております!!!


このシリーズは、香水・靴・ボトムス・上着・家具・メガネと書いてきて、そろそろネタもないので、これにて終了ですかね。シャツ類やバッグ類、帽子類も、書こうと思えば書けますが・・・(笑)。ちなみに“ベストバイ”企画は、今年も年末にやります~。