2018年5月3日木曜日

春! ファッションが楽しい季節!!




ゴールデンウィーク!!!・・・って、こんなに暑かったでしたっけ? 汗ばむわぁ〜。



まずは、月初めのいつものやつです!


【YAWP!来泊ゲスト国籍 トップ10(2015年4月〜:計2127)】

 ①アメリカ     339
名(+12
 ②日本       306 (+20) 
 ③イギリス     233 (+4)
 ④オーストラリア  210 (+5)
 カナダ      178 (+4)
 ドイツ       99 
 ⑦フランス      61 
 ⑧台湾        56 (+1)
 ⑨韓国        50 (+1)
 ⑩ニュージーランド  43
 タイ        43 (+4)



【新規ゲスト数(泊数:日数平均:稼働率(キャパ))月別まとめ】

2015】
4月:22( 81:3.68:22%(12))
5月:28(132:4.71:35%(12)
6月:11( 60:5.45:17%(12)
7月:65(205:3.15:59%(12)
8月:98(312:3.18:93%(12)
9月:79(278:3.52:93%(10)
10月:91(253:2.78:94%(10)
11月:74(227:3.07:84%(10)
12月:84(229:2.73:82%(10)
【2016】
1月:59(198:3.36:73%(10)
2月:55(194:3.53:78%(10)
3月:72(242:3.36:83%(10)
4月:83(275:3.31:85%(12)
5月:100(278:2.78:80%(12)
6月:26( 72:2.77:60%(10)
7月:45(139:3.09:61%(12)
8月:81(247:3.05:66%(12)
9月:64(215:3.36:90%(10)
10月:56(152:2.71:61%(10)
11月:42(112:2.67:45%(10)
12月:68(191:2.81:68%(10)
【2017
1月:50(190:3.80:79%(10)
2月:22( 81:3.68:58%(10)
3月:55(151:2.75:97%(12))
4月:75(238:3.17:79%(12)
5月:61(185:3.03:57%(12)
6月:19(126:6.63:84%(10)
7月:54(186:3.44:55%(12)
8月:66(234:3.55:75%(12)
9月:39(149:3.82:54%(12)
10月:67(230:3.43:74%(12)
11月:50(151:3.02:52%(12)
12月:52(167:3.21:56%(12)
【2018
1月:41(132:3.22:46%(12)
2月:42(129:3.07:45%(12)    
3月:58(143:2.47:60%(12))
4月:73(240:3.29:80%(12)

計:2127(6819:3.21:62%※)
※稼働率のみ、直前一年間の平均



前回の記事に、「今月は250泊83%に充分に届きそう」と書いたんですけどね・・。残念ながら結果は、240泊80%。27〜30日、五日間の休みを終えて再開してからの四日間は、予約状況としては計39泊だったのですが、なんと、その内の半分以上、20泊が消えました。計8人ものゲストによる、ノーショウで!!!

先月は、3月に比べるとノーショウ&直前キャンセルの頻度はさほどでもなく、安堵していたんですけどね。最後の最後に、たたみかけて来やがったよコンチキショォォォーーーー!!! まぁ、それでもなんとか80%は越えたので、ハッピーですが。



さてさて、ゴールデンウィークのど真ん中。本日、5月3日は三年前に我がYAWP! backpackersが、初めてフルになった記念日でして。僕としては、実はオープン日の3月23日よりも、愛おしい日だったりするのですが。あの日に呑んだ酒は、美味かったなぁ・・。


なので宿の話を書くのかと思いきや、全然違います。先日、「僕の三大オタク要素の内の、まだ一度も書いたことのない“ファッション”についてを、今度書こうかな〜」と書いたことで、個人的にその欲が盛り上がってしまいまして。今回は、その話題です。


間違いなく、洋服について全く興味がない方々にとっては、超絶つまらない記事になります(笑)。一方で、僕の学生時代の友人たちがこれを読めば、けっこう懐かしんでいただけるのでは? とも思います。これを読む旧友は、そんなにはいないでしょうが。ザ・自己満足!!!



オカンがジャスコで買ってきたような服を着て、ダサダサでも全然気にならなかった時代は一気にスキップしまして、僕がファッションに目覚めたのは高校二年次。生まれて初めて、明確にハマったファッション・ブランドは、ステューシー(Stussy)でした。

そのきっかけの記憶はやや、曖昧です。当時の僕の周りには、古着好きの友人がけっこうおりまして。その内のケンタと、千葉に一緒に買い物に行くことになり、彼に連れられて入った古着屋に、StussyのTシャツがありまして。「超、カッケェー!」となりまして。

Stussyは、当時は値段はそれほどでもなく、僕は勢いで買ってしまったんですよ。そしてそれからの二年ほどは、僕は完全にStussyマニアになっちゃいました。下北沢に、ビンテージStussyの圧巻の品揃えの古着屋がある、との情報をキャッチし、下北沢デビュー(当時の僕の住む街、佐倉からは超遠い!!)。そこは実際に素晴らしいお店で、僕は完全にレギュラー客となり、しょっちゅう下北沢に行くことに。

僕は当時、激レアの“8ボール”や“ドラゴン”すら持っておりましたから、本当にけっこうなレベルでのマニアでした。親から貰った小遣いや、アルバイトの給料は、すべてStussyコレクションに消えました・・・。



まさにコレ!!



大学に入っても僕は、最初は相変わらずStussyばかりを着ていたのですが、サークルで出会ったアキヒロ&ススムと、三人で原宿に買い物に行くことになり。そこで立ち寄った、ミルクボーイ(MILK BOY)で売っていた、パンキッシュなアイテムの数々に、衝撃を受けまして。

そこで、Stussyはスパッと卒業。どっぷりと、MILK BOYマニアになりました。大学時代は、親からの仕送り有り+バイトしまくりの生活で、お金に余裕がありましたので、本当に、アホみたいに、ひたすらMILK BOYの服をかき集める毎日でした。店員さんとは、新作の入荷日の連絡を電話で受けるほどの関係になり、そして入荷日には、店員さんは僕を裏に入れ品出し前の段ボールの中を総チェックさせてくれまして。そうして誰よりも先に全商品を見ていましたし、特にクールなものは全てコンプリートしていました。


MILK BOY は、さすがにもう着れんな・・



デザイナーの大川さんとも、店で会えば普通に話す間柄になりましたし、ショーに招待され、最前列で見たりも。当時のファッション雑誌はSmartが軸でしたが、女性向けである Cutie や Zipper、KERAなんかも購読。そんな、今考えるとかなり行き過ぎな、引くほどのMILK BOY愛な三年間でした。


MILK BOYはパンクなブランドですから、僕はもちろん、洋服以外もパンク寄りでしたよ(笑)。頭を真っ赤に染めたり、ボンバーアフロにしてみたり。いやぁあの頃は、なんだか知らないけど何かと、戦っていた・・・。タク、という僕と似た名前のファッション仲間というか良きライバルというかが当時おりまして、僕は彼と競うように、奇抜な恰好にチャレンジしていましたね。



その後、2001年には雑誌Smartで見た、アンダーカバー(UNDERCOVER)のシリーズ“DAVF”のデニムパンツに衝撃を受け、5万円くらいしたけど購入。その後も2004年の“but beautiful”期くらいまでは比較的アンカバ寄りでしたが、マニアというほどでもなく。大学を卒業し社会人になり、服に金をかけまくるほどの時間も余裕もなかったのでしょうね。一方で当時のトップ・ブランドだったナンバーナインや、エディ・スリマンのディオール・オムは、僕には全く刺さらず。買ったことはもちろん、店に入ったことすらないです。


このデニム。今見てもカッコいいと思う



愛読雑誌は、いつの間にかSmartやCutieは読まなくなっており、もっぱらMEN'S NON-NOに。そして忘れもしない2005年、そのメンノンで特集されていた、ミスターハリウッド(ブランド名はn.hoolywood)のシリーズ“アラスカ”に、衝撃を受けまして。さらに、続く“ゴーリー期”の素晴らしさで、僕は完全にミスターハリウッドの、虜に。

特にこのゴーリー期は、僕は「全アイテムを揃える気かよ!」とツッコまれてしまいそうなほどの、コレクションっぷりでして。いやぁ〜散財した・・・。たぶん、このシーズンだけで僕は、商品20点以上、計50万円位は使っています。中でも一番高かったのは、デザインスーツのセットアップ、9万円!

当時の僕は、世界一周のための資金を貯めている真っ最中だったんですけどねぇ。この2006年は、僕の友人が大量に結婚した年でもあり、ご祝儀で貯金が消えまくったせいで、財布のヒモがバカになっていたのでしょう。もしくは、独り身の寂しさをそれで発散していたか(笑)。


ゴーリー期。今見てもカッコいいと思う



無事に世界一周を終えた後も、2010年くらいまでは、僕のフェイバリットは変わらずミスハリで、コーディネートはこのブランドが中心でした。2006年のようなバカ買いはさすがにもう、しませんでしたが。ミスハリは質がいいしクセも強くないので、今でもたまに着ますよ。太ってしまったので、ボトムはムリですけどね(涙)。

当時の愛読はメンノンと、ストリート・スナップ雑誌のTUNE。特にTUNEは、僕は創刊から廃刊まで、コンプリートしています。日本にいなかった期間の分も、取り寄せて購入しましたし。理由は忘れましたが、何冊かはダブっているくらいです(笑)。


それからは、やんわりとジュンヤ・ワタナベに寄り道したり、ジョルジオ・ブラットのレザーの柔らかさにウットリしたりもしましたが、ただ今2018年、僕がプライベートでもっぱら着ているブランドは、ポール・ハーデン(Paul Harnden)です。ここ数年は、このブランド以外はほぼ、買っていません。ポール、むちゃくちゃ高いですからね・・・。三ヵ月とか四ヵ月とか、グッ・・っと「洋服買いたい!」欲を押さえ込んで、そこで貯めた分で、ドカンと大きく買っている感じです。


ウム、粋である!!




思えば、大学時代は1〜2万の服を月に3〜4着買い、2000年代は3〜5万の服を月イチくらいのペースで買い(2006年のみ、ド散財)、今は10万円以上する服を年に三〜四度買う、という感じですね。すると年平均だとだいたい60万→50万→40万という流れで変化していることになり、実はこれでも、今が一番「服にお金をかけていない!」のですよ(笑)!!


僕のポール・ハーデンのコレクションは、現状ではコート:2、ジャケット:1、ボトムス:2、バッグ:3、靴:3、の計11点だけですが。それでも、総額では100万は越えているかな。宿の経営にだいぶ余裕がなくなってきているので、昨年はコート:1、靴:1しか買えませんでしたが。仕事では確実に着ないので、たまの休みの日に誰かと会うような場合には、勇んでポール中心のコーディネートをします。インナーは、ヤエーカマルタン・マルジェラ等の、シンプルなものが多いですね。

実は僕は、ポール・ハーデンのアイテムには、10年以上前に恋に落ちておりまして。それは南青山のセレクトショップで見つけたレザーの中型のバッグでしたが、作り手の魂のような、醸し出す“ただもんじゃない”感がもの凄く。たしか8万円ほどのバッグで、買おうか本気で迷いましたが、「いや、これは今の僕が持っても、似合わない。いつかそれなりの歳、40前後になったら、このブランドに突き進もう!」と、決意したのです。そして39歳の今、その通りに、着ている服はポールばかりなわけです。


ポール・ハーデンは、デザイナーズブランドでは全くなく、アルチザン(職人的芸術家)ブランドですので、リリースされる商品は基本的に、いつも同じです(生地等は変わりますが)。しかしながら、表現が難しいのですが、とにかく“他とは違う”んですよ。全商品が手作りなので、ちょっと歪んでいたりホツれていたりもするのですが。そんな不完全さにも、なんだか物語があって、素晴らしい。ド直球でスタンダードなラインナップで、シンプルなものばかりなので、ブランド名がプリントされていたりとかは100%ないのですが、誰かがポールを着て街を歩いていれば、僕にはそれがこのブランドだとすぐにわかります。服からオーラが出ている、とでもいいますか(笑)。ふざけているみたいですが、マジの話です。


そんな、流行には全く左右されない、絶対的な安定感のあるブランドを愛してしまった以上は、僕はおそらくこれが今後もずっと続くと思います。ファッション大好きで、高校時代から服を買いまくってきた僕が、ついに辿り着いた終着点、みたいな感覚があります。このまま毎年2〜4アイテムを買い足しつつ、それらをずっと着続ける、みたいな人生が理想です。


まぁ、このブログで僕がポール・ハーデン愛を語りまくったところで、皆さんを置いてけぼりにするだけなわけですが。服に金をかけまくっているといっても、僕はタバコは一切吸いませんし、お酒もこの仕事を始める前までは嗜む程度でしたし。グルメでもなく車も持っておらず、スポーツもゲームもやらず。そもそも扶養家族がいないし、恋人もおらず、別に貯金が趣味でもなく。服を買う以外に、使い道がないだけです(笑)!!




学生時代の僕を知らない方は、最近の僕を見て「あいつ、そんなに洋服にこだわっているようには全く見えないんですけど! ウケるーーーっ!!」と思われるかもしれませんが、僕は全然それでかまいません(笑)。僕は、人から褒められると何でも素直に喜ぶ人間ですが、昔から「オシャレだね」と言われるのだけは、なぜか刺さらないというか、アマノジャクになってしまうんですよ。誰かからオシャレと評価された時点で、そのコーディネートがなんだか、つまらなくなると言いますか。

誰からもオシャレだと気付かれないアイテム&着こなしだが、僕だけが内心ニヤニヤしている、そんなのが好きですね。ポール・ハーデン自身も、ロンドンの街で見かけた、とあるホームレスの着こなしに強い影響を受けたりしていますし。そういうのが、カッコいいなと。いうならば、“意識的な、無意識”です。


ファッションとはあくまで、個人的なものだという捉え方なので、誰がオシャレだとかダサいとかを、僕が評価することは全くありません。しかしファッション関連の知識は、少なくとも僕の周りには、僕より詳しい者はいません。映画もサッカーも、あとは家具なんかもそうですね。僕のオタク気質、ハマったらトコトン突き進むっぷりは、我ながら行き過ぎと自覚しており、もはや変態だとすら思います(笑)。


そんなオーナーとのバチバチのディープな趣味トークをしたいという、同じ変態属性の方のお越しも、YAWP! は絶賛ウェルカム中ですよ!!



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