2015年11月21日土曜日

フランスの事件から一週間が経って。


先週、フランスはパリで、悲しい出来事が起きました。被害にあった方々への追悼と、一日でも早い世界平和の実現を、心より祈ります。


YAWP! backpackersには、フランス人の方が多く泊まります。そして、そんなに数は多くありませんが、ムスリム(イスラム教徒)の方も泊まります。マレーシアやインドネシアからの方がほとんどで、中東からいらっしゃったムスリムの方は、今のところおりませんが。


僕は比較的、イスラム教に関しての造詣が深い人間だと自負しております。中東に滞在経験がありますし、ムスリムの友人もいます。僕は無宗教ですが、仮に必ず一つ宗教を持たなければならないという決まりでもあれば、おそらく僕はイスラム教を選ぶのではないかと思います。



事件の翌日、facebookではプロフィールをフランス国旗化するという機能が追加されました。「事件の被害者への追悼」の意だということでしたので、僕も賛同し、そのようにさせていただきました(一週間を選んだので、今でもそうなっています)。

しかしなぜか日本では、この「フランス国旗化」することには賛否の声が上がり、ネット上で論争を繰り広げる者が現れました。つくづく、日本って平和な国だと思います。あくまで被害者への追悼の意でしているのですから、それに賛も否もないはずなのですが。たくさんの人々が亡くなったことに対し、単純に悲しみの意思を示すことに、なぜ批判が起きるのでしょうか?「フランス以上に中東では、はるかに多くの人々が殺されている」という論調の意見を多く見ますが、まさに余計なお世話で、そんなことは言われなくても、とっくにわかっています。


要は “プロフィールをフランス国旗にする=フランス政府(有志連合側)を支持する” ではないわけなのですが、そこを勘違いしている者がすごく多い印象です。前述の通り、僕は比較的、ムスリム寄りの人間です。今現在もシリアで西欧諸国が空爆をしていることに、激しい怒りと失望を覚えています。よって、「facebookはシリア国旗にする機能も追加しろ」と思います。それが採用されれば僕は当然、空爆のニュースを見る度に、プロフィールをシリア国旗にします。



まぁ、facebookのこの機能の意図をちゃんと理解せずに、「フランス政府を支持」「テロリストは殲滅すべき」等の意でプロフィールをトリコロールにしている者も中にはいるのでしょう。そういった偏った考えの者々へは、僕もたしかに、否を訴えたくなります。しかし逆に、中東問題の知識をろくに備えずに「中東でも人が死んでいるんだぞ!」と訴える “私は多角的に物事を捉えられる人間だ” アピールの者々、これも同様に愚かなことだなぁと思います。


要は僕はこの、日本でのfacebookプロフィールのフランス国旗化への賛否論争が、極めてバカバカしいと思ったのです。僕には、国旗化することが素晴らしいとか、皆もこれに賛同をとか、そういうのは全くありません。やりたい人はやって、やりたくない人はやらない、それだけの話なんですよ。にもかかわらずの、この論争。すごく表面的で薄っぺらく、世界情勢を語るにしてもそこを論点にするのはズレまくりで、平和ボケ感が丸出しです。と言いつつ、ほっとけばいいのに僕がここでこんなことを書くのは、パラドックスになっちゃっているような気もしますけどね。



先日、パリでムスリムの男性が起こした行動(動画参照)が今、世界中で行われています。この動画は日本でもそれなりに見られているようですが、こういったニュースや出来事が、もっとどんどん広がるような国になれれば、素晴らしいことだと思います。






2015年11月2日月曜日

ホステル業界の展望。


11月です。いきなり寒くなりましたね〜。YAWP!でも昨日から、暖房を出しました。

現状、所有する1台だけでは確実に足りませんが、僕は相変わらず2階(リビング・ダイニング)にエアコンを設置するつもりはありませんので、夏に活躍したサーキュレーターのような、いい感じのあったか器具を今は探し中です。




さて、とりあえずまずは、いつも通りの国籍ダービーです。


【YAWP!来泊ゲスト国籍(4〜10月:計394名)】

アメリカ      51名(+11)
イギリス      43 (+9)
③日本        41 (+9)
オーストラリア   32 (+12)
⑤カナダ       28 (+4)
⑥ニュージーランド  23 (+6)
⑦台湾        18 (+1)
⑧ドイツ       17 (+6)
⑨フランス      14 (+2)
⑩スペイン      12 (+4)


【新規ゲスト数(泊数)の月別まとめ】

4月:22(81)
5月:28(132)
6月:11(60)
7月:65(205)
8月:98(312)
9月:79(278)
10月:91(253)


10月は、新規ゲスト数は8月に次いで多かったのですが、全体的に1〜2泊滞在のゲストが多く、総泊数では9月を下回りました。まぁ、月末の3日間の休みがなければ、どちらも上回っていたのは間違いないのですが。というわけで、なんだかんだで10月は、9月よりも忙しかったのでした。

前回、「10・11月はノンビリモードで、新規ゲスト目標数60、泊数210、一日ゲスト数平均7」と書いたんですけどね。結局、全然ノンビリできなかったなぁ。もちろん、ありがたいことです!!



さてさて、全然話は変わりまして、今回は3ヵ月ぶりに【宿を始めたい方へ】カテゴリの話をします。前回、8月の初めにこちらのブログで 「ホステル(ゲストハウス)経営って、儲かるの?」と題した記事を書きましたが、そちらは某ブログにて取り上げていただいたおかげもあり、閲覧件数が断トツでして、他記事の10倍に近くなっております。よって、注目度が高いのはやはりこういった記事なのだとわかりましたので、今後もたまにはこのカテゴリで、何か書こうと思っています。



今回は、業界の展望です。これからこのホステル業界がどうなるのか、日本のインバウンド環境の変化、需要と供給がどうなるのか、僕なりに予測し、考えていることを書きます。僕よりもこれらに詳しい方はたくさんいるでしょうし、そういった方々からすればツッコミどころ満載の記事になるかもしれませんが、「しがない小ホステルの自己満足オーナーが、独り言を言っている」程度のものだと捉えて下さい。


まず大前提として、皆さん(ホステル起業を検討中の方々)の多くが考えているであろう、「2020年の東京オリンピックに向けて、これからこの宿泊業界への需要はますます膨れ上がる」。僕はこれを、きっぱりと否定させていただきます。


理由は明確です。訪日外国人客数はここ数年、

2011年   620万
2012年   840万
2013年  1040万
2014年  1340万
2015年  1900万(予測)

と、急激に増加していますが、ウチに来る外国人ゲストたちとの会話で、東京オリンピックが話題に上がったことなど、一度もないからです。ほとんどのゲストは、5年後に東京で開かれることすら知りません。よってはっきり言いまして、このここ数年の訪日外国人数の急激な伸びと、東京オリンピックは、全く関係がありません。

開催直前の頃になれば、各国のテレビ番組等でも特集が組まれたりするでしょうし、それがきっかけで日本に興味を持ち来日するゲストがいるかもしれません。そしてもちろん、オリンピック開催期間中には増えるのは間違いありませんが、所詮は3週間弱の短期間のお祭りです。そもそも物価高や人混みを嫌う傾向のあるバックパッカーは、オリンピック期間中の訪日は避けるとも考えられますので、ホステル業界にとっての東京オリンピック開催は、たいしてプラスな要素ではない、と捉えておいた方が無難です。



では、なぜ今、訪日外国人客が増えているのかというと、一つは「円安」が理由としてあげられます。しかしこれも、ウチに来るゲストたちの間では、全くと言っていいほど話題に上がりません。彼らバックパッカーは、そもそも出費を節約しながらの旅の者が大半で、大きな買い物をするわけではないですから、円安による恩恵はほとんど受けません。それどころか、円安の影響で飲食店等の価格が上昇している現状は、彼らにとってはむしろ損だとも考えられます。“両替で入るお金が増える、しかし使うお金も増える” 状態では、彼らは何も得しません。

この価格上昇傾向、ホステル業界にも顕著に現れていますが、僕は低コスト旅を愛するバックパッカーのためにこそ、ホステルというものは存在すると考える人間です。3000円台ならばまぁ理解できますが、一泊4000円を超えるホステルが最近、都内に増えまくっていることを僕は正直、残念に思います。「そんなの、ホステルじゃないじゃん。」とすら思います。「日本のホステルの値段、すげぇ高い!」というイメージを、世界中のバックパッカーに植え付けて欲しくないんですけどねぇ。ビジネス的には “他はウチよりも高い” この状況は、おいしいのでしょうが。まぁ、余計なお世話かもですね。



では、なにが一番の観光客増の要因なのかといいますと、これは単純に、「ビザ(入国許可証)の解禁・条件緩和」です。特に中国においては、2010年頃から緩和が始まり(個人ビザの解禁)、今年の1月にはさらに大幅に緩和されました。今の発給条件はもはや、ざっくりと言ってしまえば、誰でも来れちゃうようなレベルです。

日本のテレビ番組でも昨今、“中国人観光客の爆買い” といった特集を見る機会が増えましたよね。実際、街に出ると多くの中国人グループに出くわしますよね。理由は単純です。これまで日本政府からずっと「来ちゃダメ」と言われていた方々が、最近「来てもいいよ」と言われるようになったから、来ているのです。これをアベノミクスの内の一つとしてもいいのですが、はっきり言いましてこれに関して安倍さんは、実はたいしたことはしていません。


というわけで、ここのところ訪日外国人客が急激に増えているといっても、実は増えているのは、中国やASEAN諸国からの方々ばかりです。元々訪日にビザが必要のない、ヨーロッパ諸国やアメリカなどからの観光客数は、さほど変わっていません。



今年の訪日外国人数は、上記の通り、1900万人に達すると見られています。近年の年あたり上昇率(平均1.3倍)が、そのまま継続すると仮定して今後を計算すると、

2016年  2470万
2017年  3211万
2018年  4174万
2019年  5427万
2020年  7055万

となりますが、当然こんなことはあり得ないです(笑)。僕の勝手な予想を言ってしまえば、政府が目標に掲げる2000万人に届く(停滞するようならばビザをさらに解禁すればいいだけですから、政府はそうやって確実にこの目標は達成させ、ドヤ顔をするはずです)のは間違いありませんが、おそらくその2000万で止まります。それ以降はむしろ、いかにこれを減らさないか、の方に苦慮することになります。


というわけで、今年の訪日外国人数は1900万(予測)、近年中に2000万に達するとして、そのまま2020年までは2000万人のちょっと上をウロウロすると僕は予想します。つまり、この先5年間は、ほとんど変わらない。これ以上、ほとんど増えないです、外国人観光客。逆にポジティブ面を付け加えるとすれば、前述の通りここ最近の訪日外国人の増加に東京オリンピックは関係ありませんので、オリンピック後もこの2000万前後はキープできると思われます。


しかしここ日本では、ホステル(ゲストハウス)が最近、増えまくっています。只今絶賛工事中のところもたくさんありますので、この先も、ガンガン増えまくります。たしかに現状は、需要が供給を上回っていると言えます。8月のお盆の時期や、9月のシルバーウィークでは、都内はもちろん、あらゆる観光地のあらゆる宿が、満員になりました。その点のみに注目する場合は、日本が現状 “宿不足” であることは、間違いありません。

ところが、何もない期間の、何でもない平日は、都内のほとんどの宿が空きだらけです。ウチは小さな宿ですので、稼働率はそこそこの高さをキープできていますが、以前は3ヵ月先まで予約で埋まっていた某人気宿などでも、最近は普通に空きがポツポツある状況です。要するに今は、多くの宿が苦しい経営をしている、というのが実情なのです。


ネットニュースなどでは、「宿が足りていない!」といった記事を目にすることの方が多いですけどね。それはあくまで、シルバーウィークなどの、“特別な期間” に限った話だということです。宿業というのは、時期による収益のアップダウンがもの凄いのだということを、僕は痛感しています。アップの事情にだけ注目して、「宿業って儲かるんだ!」となってしまう人は、いかにも短絡的で、想像力不足です。



というわけでこの記事は、【訪日外国人数の伸びは、そろそろ頭打ち】【しかしホステル(ゲストハウス)は、今後もガンガン増え続ける】という話なのでした。それをまとめると、【この業界、決して展望は明るくない】になります。需要が伸びないのに、供給ばかり増えるわけですからね。中学生でもわかる、シンプルな話です。


だからどうだ、があるわけではないのですが。前回に引き続き、「厳しい業界ですよ」の内容で書いているので、「要は新規参入が嫌なんでしょ」と改めて思われるかもしれませんが。僕が嫌なのは、あくまで “何も考えず、何も調査せずに飛び込んで来る” 新規参入の方々です。「もうすぐオリンピックがあるし」「宿が不足してるっていうし」→「宿業は儲かりそう!」の短絡的な発想で突き進む方々に、リアルな現状を突きつけています。


というか、僕のこの記事でこれらの事実を初めて知ったという宿開業志望の方は、その時点でかなりの勉強不足です。ビザの解禁のことなどは、この業界にいる or 入ろうという者ならば、知っていて当然の知識です。そういった、インバウンドの最低限の知識を備えるオーナーが、気合いの入った魅力的な宿を作られることは、僕はすごく嬉しく思います。



こんな記事を読むと、じゃあ正規のホステル(ゲストハウス)ではなく、民泊(Airbnb)で副業的にやろうかな、となってしまう人も多いかもしれません。民泊は問題が山積み(検索すればいくらでも出て来ます)ですし、僕も言いたいことが山ほどあるのですが、このホステル業界内に戦ってくれている方々がたくさんいますので、今しばらくは僕は彼らを応援する立場でいようと思います。


しばらく倉庫でオヤスミ




2015年10月26日月曜日

アピールポイントをはっきりさせる!


ブログ、サボりまくっています。どうもすみません! 「今月はノンビリしま〜す」的なことを前回書きましたが、結局、9月とゲスト数はほとんど変わっていないのです!! 予約件数に至っては、先月よりも多いのです!! さらに体調不良(僕自身の)も加わり、結局のところ全然、ノンビリしてないんです〜(笑)!! ぐぁ!!!

まぁ、言い訳ですけどね・・・。今日はゲストが少ないので、はりきってブログを書きます(以前に途中まで書いておいたやつですけどね)。



最近、他の方のブログや、まとめサイト等で、YAWP!backpackers を載せていただく機会が増えました。これはもちろん、僕はすごく嬉しいです。ありがとうございます。しかしそこで気が付いたことがありまして。YAWP!を紹介していただいている文章の軸が軒並み、「成田空港から近い」だったのです。


・・ってこれ、考えたら当たり前のことですよね。YAWP!に訪問経験のない方々からすれば、ウチの情報はホームページや hostelworld のページから仕入れるしかないですからね。あとは、このブログもそうです。これらに載っていないことを、想像でテキトウに書くわけがないですよね。

そして、その肝心のホームページには、宿のアピールポイントとしては「成田空港から近い!(東京都内のホステルでは、確実に nearest)」「居心地がいい!」「たくさん国際交流ができる!」くらいしか書いていません。この三点の内、後ろの二つはウチにしかないようなスペシャルなアピールではありませんので、「成田空港から近い」が紹介文のメインになるのは当然です。「居心地がいい!」は、都内のホステルでのNo.1を目指していますけどね。


というわけで、もうすこしこのYAWP!backpackersがどんな宿なのか、他のホステルとは特にどこが違うのか、ここでズバリと書いておこうと思います↓↓↓。手前味噌が多く含まれますが、あくまでアドバタイズ目的ですので、調子に乗っているわけではないことをご理解ください(笑)!




・・いろいろとアピールポイントはありますが、とりあえず絶対の自信があることとして、

YAWP!backpackersは、他のどの宿よりも・・・

【とにかく家具にこだわっている!!!】



オープン前、僕は開業資金の内訳で、家具購入費を総額100万円に設定しました。リフォーム工事やらなんやらで、やりくりはかなり逼迫しましたが、この100万は意地でも減らさなかったどころか結局オーバーし、110万円位は使っちゃいました。おかげで、電化製品予算へのしわ寄せがスゴかったですけどね。


物件を購入した昨年7月頃から、オープン1ヵ月前の今年2月頃まで、半年以上も僕は、ひたすら “いい家具探し” をし続けていました。当時は無職で、ヒマでしたので、本当にアホみたいに家具を探し続ける毎日でした。ミッドセンチュリーのアンティーク家具を軸にすることは決めていました(元々、好きですし詳しいです)し、ハンティング先はネットオークションが中心でしたが、目黒通り(アンティーク家具屋が軒を連ねる)には何度も通いましたし、年末には関西方面まで家具探しの旅に出かけたりもしました。

その結果、揃えた家具は、ジョージ・ネルソンのベンチテーブルを除き、実はすべてオリジナルの激レア物ばかりなんですよ(ドヤッ)! ネルソンのテーブルはリプロダクトといいまして、デザインの版権がすでに切れているため、今はどの会社でも作れる物です(オリジナルよりはるかに安いですが、偽物というわけではないのです)。


というわけで、高額を費やしちゃった家具ベストイレブン(サッカーっぽく)を、安い順に写真付きで紹介します。全てにいちいち値段を載せるのはイヤらしいので、11位と1位のだいたいの値段だけ載せます(それ以外はテキトウに推測して下さい)。ちなみに、どこまでが家具かの線引きが難しい物は(絵画とか)、“家具屋さんで買ったかどうか” で判断しています。




⑪ カリモク “Kチェア”(およそ3万円)
こちらのKチェア、黒はたくさん見ますが、このレアな色(ダークブラウン)は見たことがなかったので購入。座り心地◎!!





⑩ イームズ “アームシェルチェア”
部屋全体のカラーバランスで、水色が足りないなぁと思ったので、オープン後に購入。





⑨ LETTERMANのウォールアート
もう一枚あります。これを初めて見たのは家具屋でしたが、高すぎて買えず。ネットで手頃な価格の物を見つけ、8月頃に購入。





⑧ ロビーソファー(ブランド不明)
都内ビンテージ家具屋で購入。実は早く買いすぎて、一年近く我が家に眠っていました・・・。





⑦ 天童木工のデスクチェア
柳宗理のバタフライスツールで有名な天童木工が、こんなのも出してたんだ!で、テンションが上がって購入。






⑥ ダイニングテーブル(新品)
ジャーナルスタンダード ファニチャーにて購入。人気なのか、しばらく入荷待ちしました。





⑤ イームズ “アルミナムチェア”
受付カウンター内で、僕が使っています。座り心地◎。





④ イデーのソファ
僕がいつでもお昼寝できるように(笑)、横幅176cm以上で座面が深めのものを探した結果、都内のビンテージ家具屋で見つけました。寝心地◎。





③ 大きな地球儀
ACMEファニチャーにて購入。当初は真っ二つにして壁に打ち込む予定でしたが、匠(建築家さん)の反対&提案で、こうなりました。結果、大満足しています。プロは偉大なり。





② ジョージ・ネルソンのランプテーブル
激レアです。コレクターさんと直接会い、交渉の末、譲っていただきました。前述のベンチテーブル(リプロダクト)とは違いますよ。





① イームズ “ラウンジチェア”(22万円くらい)
これも黒はよく見かけますが、赤のオリジナルを見たのは初めて。見つけたときは、大興奮! コンディションがいまいちなのでこの値段ですが、状態のいいものは100万以上します。もちろん座り心地◎!






・・・というわけで、「ウチはすごく家具にこだわってるんだぜ!」のアピールでした。




値段を載せたことで、座るのをためらうゲストがいたりするかもしれませんが、僕としてはむしろ、「そいつはぜひ座ってみたい!」と思っていただく方が、嬉しいです。僕自身、カフェなどの写真やサイトを見て、レアでいい感じの家具が置いてあったら、「座ってみたい!」が目的でそこに行くような人間です。



今回は、宿を始めるにあたり新たに購入した家具のみを紹介しましたが、このベストイレブン以外にも、元々僕が持っていて今は宿に置いてある家具はたくさんあります。ピーターマックスの絵なんかがそうですね。






逆に、宿のために買ったけどいまいちアジャストせずで使わなかった、かわいそうな家具もいくつかあります(倉庫に眠っています)。これから買おうと検討している家具は、ハンス・ウェグナーのGE290です。



というわけで、YAWP!backpackers ではこんな家具たちが、いつでもあなたのご来泊をお待ちしていますよ!!








2015年10月1日木曜日

2015年9月 国籍ダービー!!


おやおや、もう10月ですね!

今日は今まで違う記事を書いていたのですが、けっこう時間がかかりそうなので、いったんあきらめて9月までの国籍ダービーを載せます!!





YAWP!来泊ゲスト国籍(2015年4〜9月:計303名)


アメリカ      40名(+6)
イギリス      34 (+7)
③日本        32 (+6)
④カナダ       24 (+4)
⑤オーストラリア   20 (+6)
⑥ニュージーランド  17 (+5)
 台湾        17 (+11)
⑧フランス      12 (+1)
⑨ドイツ       11 (+2)
⑩中国(香港)     8 (+1)
 スペイン       8 (+4)
 デンマーク      8 (+4)


以前に「アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドが5大ゲスト国籍」と書きましたが、合計すると、135名。意外にも、半分には届いていませんでした。また、上記を見て「日本人も多いじゃん」と感じた方もいるかもしれませんが、ほとんどの日本人ゲストは滞在日数が1日ですので、平均4日近く泊まられているこれら国々の方々よりは、合計泊数でいえば確実に少ないです。

9月は上記の通り、台湾からのゲストが特に多かったのですが、他の方々の国籍はかなりまんべんなかったです。実は上記以外にも9月は、メキシコの方が5名もいらっしゃったり、ポルトガルやスリランカの方が初めていらっしゃったりと、全体的にバラエティにとんでいました。



YAWP! backpackers では、9月は79名の新規ゲストをウェルカムし、合計で278泊していただきました。ゲスト数は8月よりも20名ほど減ってしまいましたが、その分長期泊をされるゲストが多かった印象で、泊数はさほど減ってはいません。ベッドキャパシティは12名を10名に減らしましたが、多くのゲストから滞在延長のリクエストをいただき、結局のところほぼ毎日、10〜12名のゲストに滞在していただきました。みなさま、本当にありがとうございます!


イタ〜リアンなパスタをシェア!



というわけで、新規ゲスト数(泊数)の月別まとめ

4月:22(81)
5月:28(132)
6月:11(60)
7月:65(205)
8月:98(312)
9月:79(278)


↑こんなの公開しているホステルなんて、他にないですよねぇ。ちょっと、素直すぎるかな・・・



10・11月はさらにノンビリモードで、新規ゲスト目標数は60くらいにしようかと思います。泊数でいえば210あたり、一日ゲスト数平均7。それで充分にやっていけます。

忙しい時期と、忙しくない時期。どうせ宿を経営するのなら、どちらもエンジョイしたいものです。


盛り上がってます




2015年9月23日水曜日

オープンから、ちょうど半年!!


今宵はあと30分ほどでおしまいですが、たった今、ふと気付いたんですよ。「あら今日で、開店からちょうど半年だわぁ」と。


・・・というわけで、急ぎでブログを書いています。一周年ならまだしも、半年なんて別に特別ではない気もしますが。




この半年間の、YAWP! backpackersの歴史をふわっと振り返りますと、


3月22日のオープニング記念パーティ “サーメルを囲む会” から始まり、翌23日に東京都の桜の開花宣言に合わせて、晴れてオープン。


しかし開店前の数日間の酒飲みドンチャン騒ぎで僕の身体が悲鳴を上げ、体調を崩していきなりの開店休業状態。初めてのゲストのチェックインは、3月31日。フランス人女性の、マニュさん。


4月は、イースター等の影響もあり、なかなかのハイシーズン。他のホステルからキャパオーバーによるゲスト引き渡しを多く受け(本当にありがとうございました!)、細々とながらも黒字経営。ゲスト数は毎日、3〜5人。毎日ゲストと飲み会で、とってもエンジョイ。地元の方々との繋がりも、一気に広がる。多くの友人たちの訪問もあり。


5月。3日に引き渡しの電話がいきなり殺到! で、初のフル。その日から超・長期宿泊していたアメリカ人男性のRJが、途中からスタッフとして手伝ってくれることに! 4月中に一度泊まったゲストの多くが、また再宿泊してくれるという喜びも。飲み会はだいぶ減り、リラックスな日々。宿の運営にも完全に慣れた。


6月は、完全にローシーズン。一日のゲスト数、1〜3人。ノーゲストの日も、7日ほど。思いっきり赤字経営で、4・5月の利益が一気に吹っ飛んだ(笑)。RJとの、涙のお別れ。ゲストは少なかったけれど、地元の方々の訪問が毎日のようにあり。僕のプライベートとしては、充実の日々。ラジオに出演。


7月の前半は、6月の不景気を継続。さすがに限界が来て、9日より、ホステルブッキングサイト “hostelworld” にて予約受付を開始。・・と同時に、いきなり予約殺到! 13日からは、フルの日が続く。忙しかったが、花火大会やら盆踊りやら番組の撮影やらのイベントが盛りだくさんで、ゲストと毎日エンジョイ。読売新聞に載った。


8月。休みの日を除き、全日フル。もちろん忙しく、しかし充実した日々。あっという間に過ぎ去った・・・。


9月は前半に、ややカオスな流れが発生。「やっぱりゲスト数、多過ぎるよなぁ」と思い、キャパシティ限界を12人から10人に減らしたが、滞在延長希望が多く(ありがとう!)結局毎日、10人越え。ここ2ヵ月、ほとんど休み無しで働いた影響か、風邪でもないのにダウンして3日ほど寝込む(今はすっかり元気)。



・・・
とまぁ、そんな日々でした!!


最近は、hostelworld でのレビュー採点平均がジワジワと落ちていますが(笑)、なぜかそれに反比例して、予約件数がガンガン増え続けています。本当に、ありがとうございます。

ちなみにそのレビュー採点は、項目 “立地” が足を引っ張りまくっています! ウチは元々、「成田空港から最も近い、都内の宿」というアドバタイズでして、「新宿・渋谷に近いぜ〜」なんて、一切発していないんですけどね。「東京の中心地は新宿だ!」とか決めつけてしまっているゲストには、ウチが東京の東端にある宿だということを、東京がメチャでかい大都会だということを、知ってから予約してほしいなぁ。もちろん “成田空港から近い” ことで立地を絶賛してくれるゲストも多いですし、こんなに立地の評価が割れる宿というのも、珍しいのではないでしょうか?



まぁ、僕はこの調子でユル〜いまま、次は無事に一周年を迎えられればいいな、と思います。9月は結局、忙しくしちゃったので、来月からこそはノンビリ経営をしたいなぁ。



先日、宿の前がなにやら、にぎやかでした





2015年9月16日水曜日

僕が嫌いなシステムは、採用しない!!


最近なぜか、「ブログ見てますよ」と言われる機会が増えました。閲覧件数は、以前とさほど変わらないのですが・・。僕は「fecebook見てますよ」は全然平気なのですが、「ブログ見てますよ」はなんだか照れくさいです。ブログからは、僕のクセだらけの人間性が垣間見えると思いますしね。


実はここ数日、僕は体調を崩して寝込んでしまいました。7月中旬からの怒濤の連続フルが先日、一段落し、身体の緊張感が急に途切れたのかもしれません。ここのところ、たまたま長期泊のゲストが多く、チェックイン・アウトがほとんどなかったのは、ラッキーでした。寝込んだ一番の原因が “疲労” なのは、ほぼ間違いないので、そろそろ常勤スタッフを雇ってもいい頃なのかもしれません(今いる二人は、非常勤です)。せめて、僕が月に5日くらいは休めるシステムにしたいなぁ。




さて話は変わりますが、今回はYAWP!backpackersの “こだわり” についてを、記そうと思います。僕はフレキシブルな面もあるとは思いますが、基本的には「やると決めたら、徹底してやる」「やらないと決めたら、絶対やらない」人間です。学生時代もそうだったので、国語や英語の家での勉強は、本当に全くやらなかったです。


まず大前提として、そもそも僕はバックパッカーです。大きな荷物を背負いながら、世界中を放浪して、世界中の宿で経験した「このシステム、嫌いやわぁ〜」があります。よって僕は、自分で宿を作るにあたり、それらを徹底的に排除しています。





【僕が嫌いだったシステム】


①「ベッドメイクはご自分で」

長距離移動で疲れた身体で、やっとのことで到着した宿で、チェックインの際にシーツの束をドサッと渡されます。マット、ふとん、枕、これら用の全てです。これ、本当に嫌い。僕は失礼はしたくないので毎回律儀にせっせと作っていましたが、他のゲストの中には、ベッドにポイッと投げてシーツ無しで寝る人も。。。

先進国を中心に、世界の多くの国で、日本でもほとんどのホステルで、このセルフベッドメイクシステムが採用されています。よってこれがホステル業界のスタンダードなのかもしれませんが、とにかく僕は嫌いなので、ゲストのベッドは毎回、ゲストがチェックインした後に、僕がすべて作ります。流れ的にそのゲストとおしゃべりしながらになることが多いので、最初のコミュニケーションの場としても、とてもいいことだと思っています。



② チェックインタイムまで休めない

長距離ナイトバス移動で疲れた身体で、やっとのことで到着した宿で、着くなり「チェックインは15時からです」と言われます。「今、9時なんですけど・・」「はい、あと6時間後になります」で無下もなく、眠たいのに寝れません。そして荷物だけを宿に預け、眠い目を擦りながら、長くて無意味な6時間を街で過ごします。

はい、これも嫌いです。僕の “眠たくなった時にこそ寝たい” 欲が、強過ぎるせいもあるかもしれませんが。というわけでYAWPでは、チェックイン可能は朝11時から。ブッチャケ、9時でも対応しています。休みたがっているゲストに「6時間後にまた来てね」なんて、僕にはとても言えません。



③「チェックアウトの時間です」で起こされる

気持ちよく寝ている時に他人にムリヤリ起こされるのって、僕にとってはヘタしたら、最も不快なことなんですよ。世界中のたいていの宿では、チェックアウトリミットを朝10時に設定していますが、10時って普通にまだ寝ていてもいい時間だと思いませんか? みなさんも、お仕事がお休みの日はそれくらいまで寝たりしませんか? 14時とかまで寝ていたら、さすがに「よう寝とるなぁ」と思いますが。

というわけでYAWPでは、チェックアウトリミットは “夜の” 10時。そう設定してから今まで、特に混乱のようなことは起きていません。僕が「起きなはれよ〜」な圧力をゲストにかけたことも、これまで一度もありません。



④「掃除の時間です」で宿に居づらい空気になる

上記の③同様、寝ていた場合にはもちろんサイアク。起きていても「一旦出て」と言われたり、「このままベッドにいたいですって?・・・ぅん〜・・まぁいいでしょう、オホホ」としぶしぶな許可だったり。お掃除タイムの権力は、たいていの宿で強大です。

掃除なんて、別にいつやったっていいじゃないですか。ゲストが全員外で宿にいない時、もしくは極力少ない時にやればいいわけで。僕は誰かがいる時にしかたなく始める際には、「掃除するけど、気にしないでのんびりを続けてオクレ♡」と必ず言います。

まぁこれはあくまで、ウチが小さな宿だから成立する話ですけどね。



⑤(朝食付きの宿で)遅めに起きたらもう、朝食タイムが終了してたりする

こればっかりは、完全に自分が悪いのですが、なんだか無性に悔しいです。ガッツリ寝て昼過ぎに起きたのならばまだ、開き直れるのですが。10分遅れとかだと、「やっちまった!」「朝食代、もったいなっ!」「買いに行くの、めんどくさっ!」でムシャクシャします。

YAWPでは、用意する側(僕)としても時間を気にするのとかは面倒なので、“朝食はいつでもご自由にどうぞ(もはや朝食じゃないじゃん)” システムです。パンはもちろん、冷蔵庫内に置いてある卵やジャム、バター、ジュース、そしてもちろんコーヒー&紅茶等、これら全部が「いつ食べ飲みしていただいてもいいですよ」です。ついでにお酒とお菓子まで、「お好きな時に、お好なだけどうぞ」です。僕は買って来る以外は、一切何もしませんけどね。一日一度以上は、なくなっても補充しませんけどね。



⑥ 何かにつけて細かく支払いがある

経営者としては間違えているような気もします(笑)が、僕はお金のやりとりというものを、極力したくないのです。だから、カフェの併設なんかは絶対にしない。冷蔵庫の中のものを “売る” 気もない。ゲストからたかだかコーヒー1杯のために、わざわざお金をとりたくないのです。お金のやりとりが多ければ多いほど、僕とゲストとの関係は “スタッフと顧客” になるからです。

以前の記事にも書きましたが、僕はゲストとは同じ “旅人仲間” というスタンスで接していますので、コーヒーやビールとは売るものではなく、あくまで一緒に飲むものなのです。「1本買いま〜す」よりも「一緒に飲もうぜ〜」を歓迎しているのです。ゲストもちょくちょく買って来ますので、別に僕ばかりが提供者なわけでもないですしね。

ちなみにウチがヘアドライヤーを50円とホームページに記載しているのは、バスルームを一人のゲストに長く独占してもらいたくないからであって、実際には取っていません。



⑦「〜禁止」的な貼り紙が多い

これ、海外の宿にはあまりない(僕が日本人なので気にならなかっただけかも)のですが、日本の宿にはけっこう多いです。「夜間は静かに!」とか、普通に貼ってあります。・・ってぃやいやそれ、貼ってなくてもわかりますよ!って思いませんか?

僕は、宿にやって来るゲストは、“マナー等はちゃんとしている方々” という前提で接しています。実際、7割くらいのゲストは、何も言わなくてもすごくちゃんとしてくれています。残りの3割の内、2割は、指摘すればちゃんとしてくれます。1割はそれでも直りませんが(無意識のケースが多いので)、1割程度であればそんなに大問題にはなりません。大騒ぎするとか人の物を盗むとか、そういうレベルの話ではないですよ(そういう人は、当然キックアウトします)。

たった1割の皿を洗わない(例)ゲストのために、僕は内装のデザインを犠牲にはしたくない! ということです。別にウチが特別なのではなく、内装にこだわっているゲストハウスさんは全体的に、貼っていない所が多いと思いますけどね。



⑧ スタッフは常にカウンターの中

日本だけでなく世界でも、大きな宿ではたいていそうです。やることいっぱいで、外に出てゲストとくっちゃべっている時間なんてないです。一緒にお酒を飲めるような自由もないです。でも実は、僕は世界中のそんな大きな宿で、スタッフがヒマそうな時間を見計らって、ガンガン話しかけていました。みなさん親切でしたよ。バカ話もたくさんしましたよ。

でも僕らの会話の間には、カウンターの板があるわけです。こんなに親切で面白いスタッフさん、外に出てみんなともしゃべればいいのに、と思いましたよ。一緒に飲みたいと思うスタッフ、たくさんいましたよ。

というわけで、僕はリビングのソファでダラけながらゲストの皆とバカ話をしますし、一緒に外に飲みにも行きます。なんなら遊園地に行っちゃったりもします。個人オーナーなので、誰からも怒られませんしね(笑)。

まぁこれも、ウチが小さな宿だから成立する話です。あしからず。




・・・と、いつの間にかなんだか世界のホステルあるあるみたいになっていました。主に旅人の皆で、わかる人は笑っているかもしれませんね(笑)。


②と③は、これがなんで成立するのか不思議に思った方もいるかもしれません。答えは単純に、YAWPでは宿の15ベッドを、絶対に埋めないからです。ベッドがいくつかは必ず空いているので、朝9時のチェックインでも、すぐに寝れます。逆に誰かがアウト直前に22時まで寝ていたとしても、それが翌日の空きベッドになるだけです。

また、⑤のあたりで「おいおい、経費は大丈夫?」と感じた方もいるかもしれませんが、僕は本当にお金儲けに興味がないのです。そもそも利益を生むことにではなく、自分がいかに好きなように楽しく生きられるか、に投資しておりますので。だから、損があろうがなかろうが、自分が嫌いなことは一切やらないですし、嫌いじゃない環境を作るためには、僕は惜しみなくお金をかけます。


まぁこれが、経営上の僕の弱点でもあり、逆に最大の強みでもあると思っています。



宿はオープンからもうすぐ半年、そろそろ僕は、業界のルーキー気分を卒業します。

YAWP!backpackersは、こんな感じでアイデンティティが確立されて来ましたので、今回のような(以前も何回か書いた)「ウチはこんな宿です!」「オーナー(僕)の経営哲学はこれです!」的な話は、今後はあまり書かないことにします(笑)。


ゲストと焼き鳥飲み!





2015年9月4日金曜日

ハイ・シーズン・イズ・オーバー!!


いつの間にか、9月に入ってました!


繁盛期の8月は、YAWP!では98人の新規のゲストをお迎えし、のべ312泊も泊まっていただきました!! みなさま、本当にありがとうございます!!!


しかし目標の “ゲスト100人” & “月商100万円” には、惜しくも届きませんでした。人数の方は23〜25日にお休みしていなければ、達成できていたのは間違いないのですが・・・(ちょっと後悔)。まぁ、また改めてがんばります。来年も7・8月は、ゲスト100人を目指します。


来泊ゲストの傾向は、相変わらずといいますか、アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリア・ニュージーランド(←最近)からの方々ばかりです。それも、まんべんなくではなく、アメリカ人ばかりの日や、カナダ人ばかりの日があったりで、日によって大きな偏りがあり、一国に集中することが多いです。基本的には個人旅行者が多いので、これホント、不思議なんですよねぇ。国ごとの祝日とか、そういうのも関係しているのかもしれません。ちなみに昨日は、ゲストの半分がニュージーランド人だったのでした。


一月前の記事 “データで紐解く!②” には、「このまとめ企画は、もうやらないかも」と書きましたが、実は友人(たったの一人からですが)から「国籍ダービーは面白いので継続してよ」と言われまして。それくらいなら面倒くさくないですし、僕もやっていて楽しいので、多い国だけまとめます


YAWP!来泊ゲスト国籍(計224名)

アメリカ      34名(+12)
イギリス      27 (+16)
③日本        26 (+5)
④カナダ       20 (+9)
⑤オーストラリア   14 (+3)
⑥ニュージーランド  12 (+11)
⑦フランス      11 (+8)
⑧ドイツ        9 (+6)
⑨中国(香港)     7 (+2)
⑩台湾         6 (± 0)
・・・and more

イギリスがアメリカを猛追しております! ついに、日本も抜かれちゃいましたよ!!

ほとんどのイギリス人の方は、宿泊者名簿の国籍覧に “UK” ではなく “England” や “Scotland” と書くので、カウントするのが大変です! 香港の方も、基本的には “China” ではなく “Hong Kong ” と書きますねぇ〜。



8月のYAWP!は、ほぼ毎日がフルで大忙しでしたが、9月に入り、繁盛期を終え、だいぶ落ち着きました。8月のフル設定12人を、10人に減らしたせいもありますが。今夜は13人ですけどね(延長希望が3人いたため)。


今は定期的に手伝ってくれる、信頼のできるスタッフもおりますので、今月は僕はほどよく休ませていただこうと思います。丸一日休む、という日を作るつもりはありませんが。愛犬たちは夏は暑苦しいので、あまりイチャイチャしませんでしたが、今月からは僕は彼らとまた、遊びまくろうと思います!