2018年10月7日日曜日

僕は旅を“したい”のではなく、“するべき”なのだ!




秋休み終了!!

・・・で、再開したら初日にいきなり京成線が完全ストップ(塩害停電!)で、ハチャメチャでしたよ!! まぁ、僕は待っていただけで、実際にエライ目にあったのはゲストたちなわけですが。京成電鉄の職員さん、お疲れさまでした!!!




ではでは、まずは、月初めのいつものやつです!



【YAWP!来泊ゲスト国籍 トップ10(2015年4月〜:計2437)】

 ①アメリカ     388
名(+11)
 ②日本       352 (+14) 
 ③イギリス     249 (+1)
 ④オーストラリア  214 (+1)
 カナダ      199 (+6)
 ドイツ      113 (+4)
 ⑦フランス      82 (+7)
 ⑧タイ        73 (+1)
 ⑨台湾        66 (+2)
 ⑩韓国        58 (+3)


【新規ゲスト数(泊数:日数平均:稼働率(キャパ))月別まとめ】

2015】
4月:22( 81:3.68:22%(12))
5月:28(132:4.71:35%(12)
6月:11( 60:5.45:17%(12)
7月:65(205:3.15:59%(12)
8月:98(312:3.18:93%(12)
9月:79(278:3.52:93%(10)
10月:91(253:2.78:94%(10)
11月:74(227:3.07:84%(10)
12月:84(229:2.73:82%(10)
【2016】
1月:59(198:3.36:73%(10)
2月:55(194:3.53:78%(10)
3月:72(242:3.36:83%(10)
4月:83(275:3.31:85%(12)
5月:100(278:2.78:80%(12)
6月:26( 72:2.77:60%(10)
7月:45(139:3.09:61%(12)
8月:81(247:3.05:66%(12)
9月:64(215:3.36:90%(10))
10月:56(152:2.71:61%(10)) 
11月:42(112:2.67:45%(10)
12月:68(191:2.81:68%(10)
【2017
1月:50(190:3.80:79%(10)
2月:22( 81:3.68:58%(10)
3月:55(151:2.75:97%(12))
4月:75(238:3.17:79%(12)
5月:61(185:3.03:57%(12)
6月:19(126:6.63:84%(10)
7月:54(186:3.44:55%(12)
8月:66(234:3.55:75%(12)
9月:39(149:3.82:54%(12)
10月:67(230:3.43:74%(12)
11月:50(151:3.02:52%(12)
12月:52(167:3.21:57%(12)
【2018
1月:41(132:3.22:46%(12)
2月:42(129:3.07:45%(12)   
3月:58(143:2.47:60%(12))
4月:73(240:3.29:80%(12)
5月:74(270:3.65:73%(12)
6月:39(122:3.13:73%(12)
7月:51(189:3.71:79%(12)
8月:78(295:3.78:95%(12)
9月:68(206:3.03:78%(12)
          
計:2437(7901:3.24:68%※)

※稼働率のみ、直前一年間の平均



名目の泊数は257、稼働は97%でした。これは8月の95%を上回り、単純な混みっぷりとしては8月以上だった、ということになります。とはいえ、長期泊のゲストが多かったため、「ぐわっ! 忙しいぜ !!」というわけでもなく、とてもよかったです(上記の平均泊数がそんなに高くないのは、休暇前の最終日に9人もの一泊ゲストのインがあったためです。それを除くと、この数字は3.34、名目で4.20に跳ね上がります)。皆さま、どうもありがとうございます。




さてさて、今回は休み明けのいつもの“何をしていたか”報告ですが・・・。最初の一週間強はひたすら家でダラダラし、残りの四日間に韓国に行っただけでして。

なので、話題は必然的に韓国旅になるわけですが。実は正直に言いまして僕は、韓国でもダラダラを継続しちゃったんですよ(笑)。結局、釜山からは一歩も出ず。さすがに最低でも一日一度は外出しましたけどね(旅人用語で、ワンディ・ワンスィングと言います)。なのでこれといって、語れるほどの思い出は無し・・・。


そんな、無意味で非生産的な短期旅でしたが、それでも僕は確実に、行ってよかった!のですよ。直前に訪韓を決めたので、飛行機のチケット代もそれなりにしましたし、韓国の物価は日本と同等なので、節約的なことが達成できたわけでもないのですが。むしろ、旅のメシくらいは豪勢に行こうじゃないかモードに入ってしまいまして、けっこう散財しちゃいました(アワビ、うまかった!)。


こんな短期旅は10年以上しておらず(僕の普段の旅はミニマムでニ週間です)の状態で、今回、一年半ぶりに海外に出て、僕の中で「長期にしろ短期にしろ、とにかくそれなりの頻度で、なんなら年に数回は、旅に出るべきだ!」というのが鮮明になったんですよ。「したい!」ではなく「するべきだ!」なのです。

どういうことかと言いますと、今回の旅は思い出作りがゼロだった一方で、いい意味で中途半端に、旅人スイッチ完全on状態ではなく、ゲストハウス・オーナーのマインドが残ったままだったんですよね。なので今回、自分がゲストの立場になって海外のゲストハウスに泊まり、ゲストハウスオーナーとしていろいろと、考えることが多くあったということです。


例えば、飛行機の到着が遅れて宿に報告済みのチェックイン予定時刻に間に合わなくなりそうになり、かなり急いで向かった際には、「遅れて来るゲストってメチャ多いけど、これはしかたないよなぁ。もっとおおらかにならなきゃだ・・・」と、しみじみ思いましたし。

空港での両替はレートがかなりヒドかったので街ですることに決め、宿での最初の支払いをカードでした際には、「チェックインが現金のみって、そりゃ不便だよな。ウチもカード決済を採用するべきかなぁ」と思いましたし。

宿での滞在中には「このやり方は理にかなっているな」とか「これはいいサービスだな」というのがいくつかあり(詳細はあえて書きませんが笑)、勉強&参考になりましたし。

その一方で、「これはダメだなぁ」「気が利いていないねぇ」「ここをこうすればゲストにもっと喜ばれるだろうに」というのもそれなりに発見し。もちろん、余計なお世話なのでスタッフさんには何も言いませんでしたが。

(出来事がないので、例えにもエッジが全く効いてないですね・・)



という感じで僕は、旅を満喫していたどころか、むしろそんなことばかりを考えていた三泊四日だったわけです。そして、この作業というか、この“一旦立ち止まり、外側から改めて見て体験して考え直す”行為は、確実に大切なことだなぁ〜というのに達したわけです。これは別にたいしたことではないのですが、なんだかその効用を大きく確認できた旅だったのです。


まぁ、そんなもっともらしいロジックで、「旅費はきっちり経費で落としちゃいますよ!」という税金対策の根拠にしようという思惑もありますが(笑)。ええ、もちろん去年のタイ旅の費用も、経費にしちゃいましたよ〜。




ちなみに、僕が泊まった釜山の繁華街にある宿は、たまたまなのかもしれませんがメッチャ空いており、8人ドミの同部屋は僕ともう一人だけでした。なんとなく国籍不明なアジアンの青年だったのですが、僕は完全にだらけモードで英語を話すのもおっくうな気分でしたし、話しかけようかやや迷ったんですよ。しかし、彼のバックパックを見て「あ、これは気が合うタイプの旅慣れさんだな!」と確信しまして。そして話しかけ、仲良くなりまして。

彼のバックパックは、簡単に言うと“とても小さかった”のです。しかし、彼の醸し出す雰囲気は、長旅をしていますよ〜風でして。


荷物を見て人間性を推し量るというのは、おかしな話のようですが、これってけっこう当たると思うんですよね。逆に言うと、どデカいスーツケースを何個も引きずりながら旅しているような人とは、僕は気が合わない確率が高い(笑)! ウチの宿で、過去にウェルカムした2000人以上のゲストたちで統計をとったと仮定しても、これはかなり当てはまると思います。


この、「荷物はとにかく少なく、小さく軽く!」「もし足らない物があっても、現地で買えばいいしどうってことない」の価値観。その逆の、「荷物は大きくなってもいい。念のため全部を持って行く!」「旅先で何かあって困りたくないし!」の価値観。このギャップって、その人のキャラクターのかなり根っこの部分から来ているような気がするのですよ。


極力小さいバックパックで長旅をする者には、「ユルい」「ポジティブ」「いい加減」「フレキシブル」「基本、やる気無し」といった要素が内用されていると思うわけです。事前の計画なんて全く立てないけれど、フットワークは超軽く、気の向くままにテキトウにブラブラする。眠くなったら寝て、起きたくなったら起きる。こういう人とは、僕はやはり気が合います。


実は昨日から、一人のご年配のアジア人女性ゲストがウチに滞在しておりまして。年配の方は国籍を問わず、そしてアジア人女性は年齢を問わず、ほとんどが“どデカいスーツケース”での来泊なのですが。彼女はなんと、まるで近所のスーパーにでも行くような、一つのトートバッグのみ!! それで、三週間の日本一人旅とのこと!!!

それを知った瞬間に僕は、「このオバちゃんゲスト、絶対に面白い!」と確信いたしまして。そして実際に話してみると、経験豊富でとても魅力的、サイコーに気持ちのいい“まさにバックパッカー!”な方でした(トートバッグですが・・)。


もちろん僕は、全てのゲストを分け隔てなくウェルカムしておりますけどね。しかし特に、“小さいバッグで長旅”のゲストが到着すると、僕はなんだか期待するといいますか、“仲良くなれそう!”の熱がついつい上がってしまうのだ、という話です。












2 件のコメント:

  1. 「一旦立ち止まり、外側から改めて見て体験して考え直す”行為は、確実に大切なことだなぁ〜」
    ホント同感です。いつもと違う視点でみると発見が多いですね。

    「荷物で人間性を推し量る」わかります!これ、旅だけでなくて、普段のバッグの中身とか、家の家具とか、持ち物全般でもある気がします。

    あー、旅に出たくなりました(笑)。経費で落とせるのもうらやましいです、はい。

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    1. ヨシケイさんもゴリゴリのバッパーのようですから、疼きますよね。僕もどこかでユルい旅のコラムとかを読むと、疼いてその勢いで格安チケットを探したりしちゃいます・・・。

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