2019年11月7日木曜日

大麻と覚醒剤の事件を、同列に扱いなさんなよ!




4日から、五日間の休みをいただいております。今回は珍しく、休み期間中の更新!!



さてさて、まずは月初めのいつものやつです!


【YAWP!来泊ゲスト国籍 トップ10(2015年4月〜:計3113)】

 

 ①日本       500名(+9) 
 アメリカ     487 (+6)
 イギリス     267 (+1)
 ④オーストラリア  239 (+3)
 カナダ      233 (+1)
 ドイツ      149 (+3)
 ⑦フランス     124 (+2)
 ⑧タイ        90 (+2)
 ⑨韓国        87 (+3)
 ⑩台湾        80 (+2)



【新規ゲスト数(泊数:日数平均:稼働率(キャパ))月別まとめ】

2015】
4月:22( 81:3.68:22%(12))
5月:28(132:4.71:35%(12)
6月:11( 60:5.45:17%(12)
7月:65(205:3.15:59%(12)
8月:98(312:3.18:93%(12)
9月:79(278:3.52:93%(10)
10月:91(253:2.78:94%(10)
11月:74(227:3.07:84%(10)
12月:84(229:2.73:82%(10)
【2016】
1月:59(198:3.36:73%(10)
2月:55(194:3.53:78%(10)
3月:72(242:3.36:83%(10)
4月:83(275:3.31:85%(12)
5月:100(278:2.78:80%(12)
6月:26( 72:2.77:60%(10)
7月:45(139:3.09:61%(12)
8月:81(247:3.05:66%(12)
9月:64(215:3.36:90%(10))
10月:56(152:2.71:61%(10)) 
11月:42(112:2.67:45%(10)
12月:68(191:2.81:68%(10)
【2017
1月:50(190:3.80:79%(10)
2月:22( 81:3.68:58%(10)
3月:55(151:2.75:97%(12))
4月:75(238:3.17:79%(12)
5月:61(185:3.03:57%(12)
6月:19(126:6.63:84%(10)
7月:54(186:3.44:55%(12)

※以降、キャパは12で完全固定とし、()内は名目稼働率に変更。

8月:66(234:3.55:75%(75%)
9月:39(149:3.82:54%(54%)
10月:67(230:3.43:74%(93%)
11月:50(151:3.02:52%(65%)
12月:52(167:3.21:57%(63%)
【2018
1月:41(132:3.22:46%(57%)
2月:42(129:3.07:45%(62%)
3月:58(143:2.47:60%(60%))
4月:73(240:3.29:80%(85%)
5月:74(270:3.65:73%(91%)
6月:39(122:3.13:73%(90%)
7月:51(189:3.71:79%(85%)
8月:78(295:3.78:95%(95%)
9月:68(206:3.03:78%(97%)
10月:63(222:3.52:69%(85%)
11月:75(200:2.67:67%(78%)
12月:56(202:3.61:77%(85%)
【2019
1月:43(204:4.74:68%(84%)
2月:48(195:4.06:71%(79%)
3月:49(241:4.92:84%(88%))
4月:76(253:3.33:92%(97%)
5月:54(270:5.00:73%(83%)
6月:19(109:5.74:61%(77%)
7月:60(213:3.55:66%(82%)
8月:43(173:4.02:58%(62%)
9月:39(158:4.05:60%(73%)
10月:51(184:3.61:57%(70%)
          
計:3113(10530:3.38:70%(80%)※)

※稼働率のみ、直前一年間の平均

名目実績(泊数:日数平均:稼働率)226:4.43:70%



オゥ、日本人ゲストがジャスト500人に到達!!

しかし、うんん〜・・・厳しい。またもや実質稼働が60%割れ。その一番の要因は相変わらずのノーショウ&ドタキャン多発→その穴が埋まらず(40泊分ほど)ですが。なんというか、フワ〜ッとした雰囲気として、“観光業が全く盛り上がっていない”感がありますねぇ。雨が多いからかな? 韓国との政治的な問題が尾を引いているからかな? ・・・熱気がない。

その感じに巻き込まれたのか、僕も最近はなんだか、何にもやる気にならんのです。一度だけ、スーパールードでカオスなグループがいた以外(話し合いの末に、出て行っていただきました)は、皆さんとても素晴らしいゲストで、すこぶる穏やかでナイスな日々なんですけどねぇ。「楽しいですか?」と聞かれれば、「んぅ、そうだねぇ・・・」という感じです。まぁ、休みが明けたら復活します!!


“やる気にならんモード”はこのブログもでして、更新頻度が思いっきり停滞気味です。「年間36本、きっちり書く!」と決めておりますので、今月と来月は3本ずつ、必ず書く気でいますけどね。なんか、筆が進まんなぁ。テンション上がらん。というか、6月に〈おかえりびと〉がスタートしてから、明らかに記事の本数が減っていますよね。向こうにも記事を書いているし、漫画も描いているしなので、許しておくんなまし・・・。

実は今年も、〆はシリーズもので三連発のつもり(おそらく12月はその三稿)でして、そちらはコツコツ書き進めているのですが。逆に言うと、11月に書く記事をどないしまひょ状態でしてね(笑)。そうこうしている間に、11月は一週間も経とうとしている。

・・・と、ちょうどそんな「いい加減に書かなきゃな〜」だった昨日、なかなか話題になりそうなニュースが入って来ました。プロ・スノーボーダーの国母和宏氏が、大麻取締法違反の疑いで逮捕!・・と同日に、元タレントの田代まさし氏が、覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕!!

いやぁ、珍しいですね。著名人の薬物絡みの逮捕が、同じ日に起きるなんて。しかしこれらの逮捕劇には、僕としては強烈な違和感が。この2件はどのニュース番組でも、だいたい似たようなラインで、並列な感じで報じていたのですが・・・いやいやいや、大麻と覚醒剤って、悪質度で言えば1対100くらいの差がありますよ!!

先に言っておく・・というか以前にも似たような記事を書いた際に言いましたが、大前提として、僕は大麻解禁論者ではありません。解禁を望む気持ちは、全くありません。僕はタバコすら人生で一度も吸った事がなく、どちらも禁止にしてほしいくらい、“煙に巻き込まれる”のが大嫌いな人間です。大麻に関しては、僕はただ単に、世界のスタンダードを実体験で知っており、それを皆様に伝えようと思うだけです。


僕は世界をしばしば旅しておりますが、覚醒剤を直接、目にした事は人生で一度もありません。一方で大麻はというと・・・数え切れないくらい見ています。特にヨーロッパの一部の国や、南米では、吸っている者をしょっちゅう見かけます。例えばボリビアのウユニ塩湖の横断ツアーに参加した際には、ツアーガイドはさぞ当たり前のように吸っていましたよ。ヨーロッパでも、僕が現地で仲良くなって参加した友人間のパーティなんかでは、まぁ見事に皆さん、吸いまくっていましたよ。

それについては、誰かが通報するどころか、咎める者も、顔をしかめる者すらもいません。海外では、誰かが大麻を吸っていても、周りは何とも思わないということです。合法の国はもちろん、違法な国でもグレーな国でも、基本的にはそうです。日本でも、未成年と思われる青年がタバコを吸っていたとして、わざわざ注意する人なんてめったにいませんよね。警官が見つけても、ちょっと叱っておしまいですよね。あれと似たような感じです。

世界の多くの国では、「大麻なんて、タバコや酒とたいしてかわらん(というか、それらよりむしろ良いという意見も)! 吸いたかったら吸えば? 自己責任でね」が一般的な大衆の感覚なわけです。しかし、そんな彼らですら「覚醒剤は超ヤバい! あんなのに手を出したら人生が終わる!!」と認識しています。悪質度が1対100と前述したのは、実際にどれだけ身体に悪いのか、という意味ではなく、世界のスタンダードな認識ではそうなのだ、という話です。

というわけで、スノーボーダーの国母氏は今頃、拘置所の中で、相変わらずのあの感じで「チッ、うっせぇな・・・。大麻なんて海外では誰でも当たり前に吸ってるっつーの」とボヤいていることでしょう。国母くん、その通りだよ! しかしここは日本だ!! ツイてなかったな!!!


大麻は、戦前は日本でも普通に嗜好品として愛されていました。それが今、違法になっているのは、戦後にGHQがそう設定したから(利権がらみで)、という以外には理由はありません。大麻が身体に及ぼす影響は、科学的には諸説が有り、大麻がNGで酒・タバコがOKという線引きは、あくまで“その国が法律でそう決めたから”でしかありません。一方で覚醒剤は、科学的に明確に“ヤバい!”ことが証明されており、それを良いものとして推奨する人間なんて、世界中を探したって一人もいません。

国母氏と田代氏のニュース、日本では二人は並列で扱われていますが、外国人がこれを見ると大きく驚きますよ。そして、「日本人って何もわかってないのな!」と笑われます。僕は似たようなケースがある度に「日本人は【違法=悪】で、思考が止まるからねぇ。でもこれは、アメリカのせいでそうなったんだよ」と説明しますが。


そういえば少し話は変わり、先日ツイッター上で、とある海外の宿でWifiのパスワードが〈nosmoking〉だった・・との話題が出ており。それに対する反応は、「いいアイデアだ!」的なものばかりでしたが。

いや、パスワード〈nosmoking〉、こんなのサイテーですよ。「ゲストに失礼だ!」と言ってもいいレベルです。喫煙者は、きっと不愉快に感じますよ。Wifiとタバコは、全く関係ないじゃないですか。そんなところでも「禁煙!」を押し付けんのかよ、と喫煙者でない僕まで、なんだかムカついて来ます。

僕もタバコは、煙も臭いも大嫌いですが、喫煙者に対する「タバコは外で吸ってね」は、極力柔らかく命令っぽくない感じで伝えよう、と心がけています。マナーとルールさえ守ってくれれば、吸いたい人は自由に吸えばいいと思いますし。“館内禁煙”なんて張り紙は当然、どこにも貼っておりません。もし、吸っている人を発見すれば、注意すればいいだけです。注意しても直らないのなら、キックアウトすればいい。僕はそんなスタンスで4年半、宿を運営していますが、過去に館内でタバコを吸った者は一人もおりません。

大麻を吸った者は、いるのかもしれませんけどね(ボケです)。僕はもちろん、大麻吸引の現場を見たらすぐに警察に通報しますよ。ここは日本ですからね! しかし吸っているその現場ではなく、ゴミ箱に吸い殻を見つけて“あきらかに彼だな”というケースでは、通報はしません!!

あまり知られていませんが、日本でも大麻の使用は、違法ではありませんのでね!! 覚醒剤は、所持も使用も違法ですよ!! そんな法律上の扱いの差だけでも、大麻と覚醒剤の危険性がどれだけ違い、日本政府だって実はそれを把握しているということが、よくわかると思います。




2 件のコメント:

  1. 大麻は最近ジョイント吸いたいだけなクセに医療用大麻にかこつけて合法化を訴える人が多くて何だかな~って思ってます。
    また私もタバコは吸いませんが、タバコに関しての昨今のヒステリックさはちょっと異常ですよね。
    自分はタバコが嫌いだけど吸うならルールとマナーを守ってご勝手に、というタクロウさんのスタンスこそ多様性ですよ。
    多様性を言いながら意見の違う他者を排除していく風潮が怖いです。

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  2. あら、ヤシロさんお久しぶりです(笑)。

    僕は、ゲストや友人とメシ食ってる最中に真横でスパスパやられると「吸うのやめてや」とはっきり言いますが、皆、すぐに従ってくれますね。

    他にも例えばゲストと出かける際に、道で誰かが吸い始めれば「歩きタバコはダメよ」と言いますが、これも皆、すぐに従います。

    そんな感じで、何かあったら「やめてね」を伝え、従ってもらえれば、それで充分だと思いますけどねぇ。

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