2019年12月12日木曜日

レビューごときに、振り回されるな!




今日は暖かいですねぇ〜。これくらいの気温が、毎日続けばいいのにな。僕は月始めに一週間の休みをいただき、今は再開済みです。


先週は誕生日がありまして、僕は毎年この時期には、お休みをいただいておりまして。とはいえ今年も、例年通りに特に大きな用事はなく、ひたすらに家でダラダラしていました。布団の中が気持ち良過ぎて、寝てばかりでしたよ。

ちなみに僕は、おかえりびと名義でツイッターを始めてから三ヶ月ほどが経ちましたが、今のところフォローさせていただいている50人強の方々の中に、僕と同じ誕生日の方が4人もいることが判明! 53人中1人いるだけで、確率およそ7分の1(14%)の事象が、4人も起きるとなんと0.03%。なかなかビックリな偶然です!! というか僕の人生で、同じ誕生日の者に出会うことなんてほとんどなかったんですけど。なぜか、同じ業界には大量に・・・。不思議やわ〜。



まぁそんな、理系丸出しなテンション上がりはどうでもいいとして、話題は変わり。


僕的に今月は、待ちに待ったイベントがありまして。イベントと言ってもそれは映画で、その映画とはもちろん「スターウォーズ」の新作で、SWオタクの僕は当然、20日の公開初日に確実に観に行くのです。今からウズウズが止まらない・・・。

4年前のシリーズ7作目は、僕的には不満の残る出来で、それはなぜかというと内容がほとんど“4作目(/新たなる希望)のコピー”だったからでして。「せっかくの新三部作なんだから、もっとチャレンジしろよ! なんだいこの無難な出来は!!」となったわけです。

その一方で2年前のシリーズ8作目、僕はこれには大満足。よっていい気分で家に帰り、鑑賞済みリストに加えようとネットのYahooムービーを開いたところ・・・あれ? 評価の採点がメッチャ低い。今でこそ、4点を越える悪くない平均点に落ち着いているものの、公開直後の当時は3.2点とか、そんなもんだったのです。詳細を見ると、5点(満点)を付けている人が多数派の一方で、1点を付けている人もたくさんいる。ラブorヘイトの、両極端状態!

それで「えぇ〜、充分に面白かったじゃん! 1点なんてありえないでしょ」となり、なんだか残念に思った僕は、1点を付けている人たちのレビューをいくつか読んでみたのですよ。するとそこには、

「メインキャストの一人に中国人を起用している。中国市場で儲けるために媚を売りやがったな」
「欧米系のキャストは美顔揃いなのに、中国人キャストは天童よしみ似のぽっちゃり。これはアジア人蔑視だ」

みたいな文章ばかり! 映画の内容、全然関係ネェじゃねえか!!

僕は呆れまくりながらも、この女優さんに興味を持ったので、wikiで調べてみたのですよ。彼女の名前はケリー・マリー・トランさん、撮影当時26歳、ベトナム系アメリカ人・・・ん? 中国人じゃねぇぇぇぇぇぇ!!! 中国がどうのこうの言って酷評レビュー書いている連中、マヌケ過ぎるだろ! レイシストな上に大バカか!! ・・・と僕は大爆笑しました。


・・・ここで僕が、何の話をしたいのかといいますと、要するにズバリ「世にはびこる酷評レビューの多くは、バカが書いています!」ということです。そんなもんは参考にするどころか、読む価値すら無い。先日も、関西の方の宿(すごく評判のいい所ですよ)で、ゲストから「ここはオーナーが風呂場に入って来ようとする」というクレイジーなレビューを書かれたとかで、ツイッター上でワイワイしておりましたが。 僕も先日、とある場に「この宿は、エアコン内にカメラを設置している。盗撮されるぞ、気をつけろ!」的なレビューを書かれましたが・・・それは、三菱エアコン霧ヶ峰の、ムーブアイ。サーモグラフィーも知らんのか!? アタマ悪過ぎるだろ!! エアコンにわざわざ盗撮カメラを搭載する宿主なんているかよ!! 普通に考えればわかるだろ!! どいつもこいつも、バカばっかりだな!!!

・・・と、こう書くと僕は、そういったおかしなレビューに対して憤怒100%になっている、と思われるかも知れません。いえいえ僕は、実はもう悟りの境地といいますか、「こういう連中は、相手にするだけムダ。突発事故みたいなもんで、ヘコんだり気にしたりする時間がもったいない。放っておこ〜ぅ」のステージにとっくに入っておりますよ。一年に一度、クソゲストたちに書かれたクソレビューへのクソ反論をしておりますけどね。あれはあくまでブログのネタで、主に同業者の皆さんに笑ってもらうことが目的です。僕は別に、連中に対して、怒りやストレスを抱え込んではいません。

ちなみに前述の「盗撮されるぞ!」と書いた者は、三泊の予定が何の連絡も無く初日は顔を見せず、ノーショウかと思いきや二日目に来たので、きっちり三泊分を請求したらキレまくって出て行った輩です。現金払いでしたので、僕は代金をいただいておりません。僕と彼との関係は30分にも満たず、この「盗撮されるぞ!」はムリヤリにクレーム先を探し出した、嫌がらせでしかないのです。どう考えたって純度100%、正真正銘のクソ野郎でしょ(笑)? 僕は、ゲストへの文句はバッドレビューの反論以外は書かないポリシーですが、代金をいただいていない以上、このバカ(日本人ではないです)はそもそもゲストではありません。


もちろん、高評価レビューをいただいた際には、僕はすごく嬉しく思いますし、すごく感謝しています。なので「レビューなんて、どうでもいい!」ではないです。「バッドレビューなんて、どうでもいい!」です。はっきり言いまして僕の感覚では、変なレビューを書く者々の内の95%くらいは、迷惑客です。ほとんどは、宿主orスタッフが彼らからのワガママ要求を飲まなかったり、迷惑行為に注意をしたことに対する、リベンジです。これは宿業に限らず、レストランでもマッサージ店でも、サービス業全般で言えることです。

客目線での僕の経験上、宿や飲食店で腹の立つ事態が発生する確率は、この日本では限りなくゼロに近いです。どこでも一定以上のレベルは担保されています。サービスやスタッフの質にムカついて怒り狂わされた経験なんて、僕の人生でも片手で数えられるほどです。そしてそれが起きたとしても、僕自身が「二度と行かない」という選択をするだけで、ネット上にウソまみれの文句を書きなぐって経営の足を引っ張るような愚行は、絶対にしません。


僕は、客の立場の状況でも、レビュー評価を気にすることは全くありません。そもそも「他人の意見なんて、どうでもいい」のキャラクターなのです。レストランを探す際にも、旅先で宿探しをする際にも、誰かが書いたレビューの文章を読んだことは、過去に一度もありません。全く興味がないのですから当然、書いたこともないです。Airbnbのゲスト評価は、感謝の意を伝える目的で、それなりに書きますが。これも、僕から率先して書くことは稀です。

というか、どこかに行く度にいちいちレビュー投稿する人って・・・変じゃないですか? 知っている限りは、僕の友人や家族には、そういう者は一人もいませんね。もちろん、ポジティブに高評価を散り咲かせる人ならば愛せますが。酷評ばかりをそこらじゅうに吐き捨てる人は・・・陰湿すぎて、もはやキモチ悪い。店にとってはただの不運、社会にとっては害悪でしかない。そんな奴とは、僕は絶対に友達にはなれない。

先日、誰かが「酷評レビューを書く人は、相手にも家族がいることを想像した方がいい」と発信していて、僕は「おっ、これはすごく的を射た指摘だなぁ」と思いました。そうなんですよ。酷評ばかりする奴=そういう想像力に欠ける奴、なのです!! そして、そんな連中が書いたレビューを読んで、「うげぇ、盗撮されるんだ」とか思いっきり真に受けちゃうような方々も、ウチを選んでくれなくていいです!! 僕自身が、レビューなんてどうでもいいわ〜なキャラなのですから、“レビューをいちいち読んで影響を受けちゃう”タイプのあなたたちと僕は、どうせ気が合いません(笑)。


よって当然に僕は、ゲストに「レビュー書いてね」とお願いしたことも、過去に一度もありません。「書かなくていいです」とわざわざ言うことも、ありませんけどね。この業界では自称コンサルタント?な一部の者々が、「集客のためには、レビューが最重要。ゲストに積極的にお願いして、書いてもらいましょう!」とか熱心に言っておりますが。そういう人たちは、自身も普段からレビューを参考にしまくりで、大衆のマジョリティも同様なのだ、と信じているのでしょうね。

前述のように僕は「レビューなんて意味ないし興味ない」な上に、「ていうかそもそも、多くの人が読んでいないだろ」のスタンスですから、これはまぁ、世間に対する捉え方が180度、違うということです。「自分がこうだから他の皆も同じはずだ!」・・は、僕も含めて、誰しもが落ち入りやすい思考の壁だと思いますけどねぇ。



ここだけの話(このブログは業界内閲覧率が、けっこう高いですが笑)、都内にある、とあるトップクラスの高評価宿は、ゲストがアウトする際に、全員に手紙を手渡しています。そこには感謝の言葉と共に、「高評価レビューをいただけますと、幸いです」と書いてあります。その宿のスタッフが以前ウチに来て、教えてくれました。

それはもちろん、友人にサクラレビューを依頼するような不正行為ではないわけで。彼らのその努力は素晴らしいことだと思いますし、批判の対象ではまったくないのですが。なんというかこれ、モヤモヤしません(笑)?


僕は宿業界はもちろん、飲食業界にも経営者の友人がそれなりにおりますが、「酷評レビューのほとんどは、迷惑客が書いたものですよ!」は、特にここ日本では口に出すと“謙虚じゃない”みたいに受け取られるので、皆は隠しているだけです。その点、僕はド直球のド素直なんでね。ズバリ言い切ってやりましたよ。一部の者からは嫌われる可能性がありますが、似たような価値観の人たちと、業界人にウケればいいや(笑)。


同業者さんたち! 朝に見るテレビ番組の星座占いのように、良く書いてもらったレビューだけを心に留めて幸せ&感謝な気分になり、バッドレビューはスルーしてさっさと忘れましょうよ。リベンジレビューは僕らを傷つける目的もあるわけですから、それにヘコんで悲しみツイートなんかしたら、それこそ相手の思うつぼですよ。世間の大多数は、ちゃんとリテラシーがあります。ヘコみゼロで、事実を根拠にきちっと反論して、新規ゲストがそれを読んだ際に「この宿は迷惑客には屈しないのだな」と捉えてもらうための、有効材料にすればいいと思います。


過度に高評価を求めたり、低評価に怯えたり、する必要ないって! そんなもんに振り回されると、メンタルが疲弊しますよ!! どこの宿でもそれなりの頻度で、迷惑者が来る&連中からクソレビューを書かれる、ダブル被害を受けております!! 僕ら宿主たちも、ゲストさんたちも、いつか全員が「世の中には変な人がたくさんいるし、私は私だし。他人の意見なんて、どうでもいいや〜」のステージに上がってほしいと、僕は心からそう思います!!!





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