2022年4月3日日曜日

“宿主”としての、アイデンティティ!!




春・・・なのに、なんだか寒いですねぇ。ちょっと前には、だいぶ暖かくなっていたのに。昨日も今日も寒いな。心地よい陽気に誘われ、軽装でお出かけして、ついでに花見でも・・という気分には、とてもなれない。

とはいえ、僕はこの二週間の内に、友人との飲みの席が七度もありまして(笑)。普段は地元・高砂に相手が来るのと、僕が相手方に出向くのとは半々くらいなのですが、この七度は全て出向いてのもの。よって僕はここ最近、二日にいっぺんのペースで、都心の繁華街へと繰り出しているわけです。3月の18日くらいまではとにかくヒマヒマで、「今日は何しよっかなぁ〜」な毎日だったのですが。


前回にお伝えした通りに、関西・中部方面へも行って来ましたよ。大阪→神戸→名古屋→犬山でしたが、日程的には二泊三日のため、けっこう忙しいスケジュールで。宿泊先はもちろんゲストハウスで、宿のマネージャーさんやスタッフさん、他の宿泊者達と、とても楽しい時間を過ごせました。3月19〜21日の三連休だったこともあり、泊まった二軒はどちらもフルでした(まん防の最中なのにさっ笑)。神戸ガロホステルのダイチ君が起業したジェラート屋(GELATERIA MONCTION)さんも、冷やかして来ましたよ。

メチャ美味しかったです!!




さてさて。今回は話題を四つほど。最後の一つが、主軸ですけどね。


まずは、相変わらずの<ロシア・ウクライナ戦争について>。三回連続になるので、簡単に。

僕の友人はバランス感覚のある者が多いので、数回のみの事例でしたが。呑みの席でこの話題になると、僕はとにかく“善悪二元論”を否定し、“日本では情報が西側に寄っている”危険性を訴えるわけですが。すると案の定、「お前はロシアの味方か!」という反応をされることがあります。そういう者は議論の根元が違うというか、悪く言えば“話にならない”ので、どうでもいいんですけどね。

前回も紹介したYouTuber、原貫太氏が相変わらず僕と同意見の発信をし続けてくれておりますので、彼の最近の動画2本をここにリンクさせます。僕も、“ナイラ証言”のことをこのブログに書こうかな、と思っていたのですが、ちょうど彼の動画でもこの話題が出ていて、とても分かりやすいので、こちらに任せます。

【世界が騙された】15歳少女の「ウソ」が人々を戦争に駆り立てた話

【戦争は嘘だらけ】プロパガンダはどう作られるのか?10個の法則を解説



次に、<インスタについて>。これも簡単に。

先日、一人の友人から「お前がブログで“インスタ始めました”と発信してたから、見てみようと思ったけれどアカウントが載ってないので諦めた」と叱られまして。あぁ、言われてみればそうだったなぁ~と、思いましたとです。というわけで、僕のアカウントは【takuro_yawp】です。

二ヶ月強で、30件ほど写真をUPしましたが、フォロワーが全く増えません・・・(笑)。ハッシュタグ検索をして“いいね”をしまくるとか、フォロワー獲得への策略はいろいろとあるのでしょうが、僕はそういうのを全くやっていませんからねぇ。最近の、直接出会った者々しかフォローせずフォローされずで、宿関係の者や、長い付き合いの友人との繋がりはインスタではほぼ皆無なので、まぁ、そんなもんでしょう。

インスタに限らず僕は、フォロワー増への欲求がかなり弱い方だと思うのですが、このブログを読み上記アカウントをわざわざ検索しフォローしてくださった方々のことは、僕からも、もちろんフォロー返ししますよ〜。これを書いた上で、改めて全然増えなかったら、またウケるけど(笑)。



三つめ。<米国アカデミー賞で、プレゼンターのクリス・ロックのジョークに俳優ウィル・スミスがブチ切れてビンタした件について>

うーん、ネットで見る限り、日本ではウィルへの擁護が多数派のようですね。本国アメリカではウィルへの非難が囂々のようですが。僕の意見は、完全にアメリカ寄り。

そもそもウィル・スミスって、スキャンダルだらけの“曰く付き”の人ですよ。僕のアメリカ人の親戚も「昔は大ファンだったけど彼には失望し、今は大嫌い」と数年前に言っておりました。日本で言うところの、アンジャッシュ渡部健みたいなポジションですよ。それを知っているorいないで、印象が大きく変わるのでは?

そんでもって、これは文化の問題でして(その是非は置いておいて)。クリス・ロックはブラックジョークが売りの、人気コメディアン。式典に呼んだアカデミー協会も、視聴者も、会場にいる映画人たちも、彼が毒を吐き倒すことは最初から分かっているし、それを期待していたんですよ。それに、アカデミー賞の式典で、毒舌コメディアンがプレゼンターを任されるのは通例のこと。過去にもさんざん、もっと強烈で際どいジョークが発せられています。要するにクリス・ロックは、自身に与えられた役割、プロの仕事を全うしただけです。

今回はその毒が、闘病の最中にいる者(弱者)を揶揄するようなものに“結果的に”なったから、問題が歪曲し大きくなっておりますけどね。クリスも、会場にいた者も、視聴者も、そのほとんどがジェイダ・スミスの病気の事実を知らなかったのでしょう? その“結果”には謝るべきだと僕も思いますが、クリスが大富豪の強者に対する(という前提で)ジョークを発したこと自体は、なんら問題はないです。アメリカ人視聴者に向けたエンタメショーなのだから、異国の者々が不快に思おうが、それは“文化の違い”でしかない。逆に言えば、日本のバラエティ番組を外国人が見て、不快に思ったり不謹慎だ!と憤ったりされても(よくあることです)、僕らは「それは文化の違い」と返すでしょう?

日本では「愛する妻を守った」的な美談として讃える者も多いようですが、アメリカでのウィルへの批判意見の中には、「自立する妻の意思表明の機会を阻害し、よりにもよって暴力で対抗した、愚かで恥ずかしい行為」というのがあり。この文化ギャップは、面白いですね。 



ラスト。こちらが今回のブログのメインです。 

YAWP! backpackersは、3月23日に開業七周年を迎えましたとはいえ、その内の二年はほとんどが休業中でしたが・・・。今年はそれを当日に思い出したので(去年は忘れてた笑)、「まぁ、何か発信するかな」と思い、久しぶり(10ヶ月ぶりくらい?)にfacebookのビジネスアカウントを開いたのですよ。すると、けっこう多くのメッセージが受信されておりましてね。 facebookのビジネスアカウントは、メールやコメントを受けても、わざわざ通知をしてくれないのです。個人アカウントでは通知があるので、これは、設定の問題かな?

というわけで、その10ヶ月分のメッセージのことは、僕は全く気付かず、ずっとスルーしていた状態だったわけです。いやはや、本当に申しわけない・・・。そのメッセージは、ほとんどが以前にYAWPに泊まってくれた海外のゲストからのもので、「タク、元気かい? いつかまた日本に必ず行くから、その時はもちろんまた泊まるよ!」的な内容。おぉ・・YAWPのことを忘れずに、今でも応援してくれているゲストたちが、世界中にこんなにもいるのか・・・と僕は、感動しましたです。ずっとスルーしちゃってたから、もう嫌われちゃったかもですが(笑)。

これにより、僕のアイデンティティ「俺はゲストハウス宿主なんじゃい!!」が、ようやく再燃しましてね。要因はそれだけではないのですが、とにかくなんだか、僕はやる気になっているわけです!!!「そうだ、俺は、宿主だったわ! 宿をやらねば、やるべき、やるぞよ!!」と。

というわけで僕は、YAWPの再開日を4月28日(金)と仮設定しまして、それに向けていろいろと動き始めたところです。とりあえずは4月28日〜5月29日の間の、金・土・日・祝日・祝前日のみ、開こうかと思います。計20日間の営業となりますので、目標としてはまぁ、40泊くらいでしょうか? 稼働率だと、17%・・・


もう、よくないですか? 旅好き、ゲストハウス好きの皆さんが、気持ちよく旅して、皆で呑んで、朝までバカ話したって。え、まだダメだって? 第7波? デルタクロン? なんすかそれっ(笑)?


宿タクロンは「日本でも、今春こそはいよいよ、あの楽しい日常が戻ってくるはずだ!」と勝手に思い込むことにします!!





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