2019年8月2日金曜日

どんな選挙結果なら、満足なんだい!?





ぐあぁぁ〜っ・・暑い! あ・つ・い!! つい十日ほど前まではクーラーをつけていなかったのに、今は宿中ノンストップでガンガンのキンキンです!! 



まずは、月初めのいつものやつです!


【YAWP!来泊ゲスト国籍 トップ10(2015年4月〜:計2980)】

 ①アメリカ     475
(+10)
 ②日本       458 (+8) 
 ③イギリス     263 (+1)
 ④オーストラリア  235 (+1)
 カナダ      229
 ドイツ      143 (+1)
 ⑦フランス     118 (+3)
 ⑧タイ        88 (+4)
↑ ⑨韓国        83 (+9)
↓ ⑩台湾        77



【新規ゲスト数(泊数:日数平均:稼働率(キャパ))月別まとめ】

2015】
4月:22( 81:3.68:22%(12))
5月:28(132:4.71:35%(12)
6月:11( 60:5.45:17%(12)
7月:65(205:3.15:59%(12)
8月:98(312:3.18:93%(12)
9月:79(278:3.52:93%(10)
10月:91(253:2.78:94%(10)
11月:74(227:3.07:84%(10)
12月:84(229:2.73:82%(10)
【2016】
1月:59(198:3.36:73%(10)
2月:55(194:3.53:78%(10)
3月:72(242:3.36:83%(10)
4月:83(275:3.31:85%(12)
5月:100(278:2.78:80%(12)
6月:26( 72:2.77:60%(10)
7月:45(139:3.09:61%(12)
8月:81(247:3.05:66%(12)
9月:64(215:3.36:90%(10))
10月:56(152:2.71:61%(10)) 
11月:42(112:2.67:45%(10)
12月:68(191:2.81:68%(10)
【2017
1月:50(190:3.80:79%(10)
2月:22( 81:3.68:58%(10)
3月:55(151:2.75:97%(12))
4月:75(238:3.17:79%(12)
5月:61(185:3.03:57%(12)
6月:19(126:6.63:84%(10)
7月:54(186:3.44:55%(12)

※以降、キャパは12で完全固定とし、()内は名目稼働率に変更。

8月:66(234:3.55:75%(75%)
9月:39(149:3.82:54%(54%)
10月:67(230:3.43:74%(93%)
11月:50(151:3.02:52%(65%)
12月:52(167:3.21:57%(63%)
【2018
1月:41(132:3.22:46%(57%)
2月:42(129:3.07:45%(62%)
3月:58(143:2.47:60%(60%))
4月:73(240:3.29:80%(85%)
5月:74(270:3.65:73%(91%)
6月:39(122:3.13:73%(90%)
7月:51(189:3.71:79%(85%)
8月:78(295:3.78:95%(95%)
9月:68(206:3.03:78%(97%)
10月:63(222:3.52:69%(85%)
11月:75(200:2.67:67%(78%)
12月:56(202:3.61:77%(85%)
【2019
1月:43(204:4.74:68%(84%)
2月:48(195:4.06:71%(79%)
3月:49(241:4.92:84%(88%))
4月:76(253:3.33:92%(97%)
5月:54(270:5.00:73%(83%)
6月:19(109:5.74:61%(77%)
7月:60(213:3.55:66%(82%)
          
計:2980(10015:3.36:75%(86%)※)

※稼働率のみ、直前一年間の平均

名目実績(泊数:日数平均:稼働率)265:4.42:82%


先月アタマに、僕は「目標は170泊&稼動52%。ていうか、赤字にさえならなきゃOK!」と書きました。実際に予約の入りっぷりが壊滅的で、その時点で120泊分くらいしかありませんでしたのでね。しかしまぁ、その後はしぶとく、悪くない伸びを見せまして、最終的には実質稼動66%になることができました。よかった・よかった。

とはいえ、去年よりも稼動は13%も落ちており。勢いが止まったなぁ感はありありでして。今月も、去年の95%は確実にムリです。80%を越えれば御の字、といったところかな。まぁ欲張らず、それで充分だと思います。

ちなみに、国籍ランキングには入っていませんが、実は先月は中国人のゲストが11名で、一番多かったです。ウチは普段は中国人ゲストが比較的少ないので、これは初めてのことです。韓国人ゲストも多く、なんだかアジアン寄りな一ヶ月でした(笑)。日韓の貿易摩擦の影響は、ウチには全く無しで、むしろ「政府同士はケンカしてるけど、俺らの間ではどうでもいいことや〜」と、普段以上に仲良くなりましたよ(笑)。

ちなみに僕は、日本政府がやった韓国への輸出規制強化については支持しており、逆に韓国がやった日本の水産物の輸入規制も、全く否定していません。貿易の問題は、お互いに遠慮なく強気のぶつかり合いでいいと思います。なんにしても僕は本当に、韓国好き&韓国人ゲスト超ウェルカムなので、政府間の問題は無視してガンガン来てほしい! パンガスムニダッ!!



さてさて。政治についてチョロっと触れた流れで、というわけではありませんが、今回は先の参議院議員選挙の総括です。アジテーションだけして、投げっぱなしにするのもなんなのでね。


宣言通りに僕は自民には入れず、東京選挙区では、れいわ新撰組の野原ヨシマサ候補に投票しました。創価学会員にもかかわらず、公明党に反旗を翻した、その志に敬意を表しまして。一方で比例では、僕はれいわ新撰組には入れておりません。正直、山本太郎氏には当選してほしくなかったもので。

こう書くと、僕は山本氏のアンチだと思われるかもしれませんが。いえいえ、逆です。僕は、山本氏にはいつまでも参議院議員でいてほしくなかったのです。彼は、ここで落選すれば、おそらく近い将来にある衆議院総選挙に出馬するであろう、と読みまして。そして今回、実際に落選した山本氏は、衆議院への鞍替えを宣言しました。完全に僕の予想&希望通りです(笑)!

落選したとはいえ、得票数は99万票で、落選者の中では断トツのトップ。比例の“特定枠”に、自分以外の候補二人を置き、彼らの当選を優先した結果です。とんでもない数の票を得ながら、それを他を生かすことに費やし自身は堕ちる! 前代未聞の“美しい敗北”で、その姿は、まるでヒーローです。うまいことやったなぁ〜。

残念ながら、僕が選挙区で投票した野原氏は落選してしまいましたが、れいわ新撰組は二議席を獲得し、政党要件を満たす“全体の2%の得票”も突破。これは、党のファーストステップとしては上々の出来で、彼らはもちろんでしょうし、僕としても大満足の結果となりました。


こう書くと、僕は山本氏並びに、れいわ新撰組のサポーターだと思われるかもしれませんが。いえいえ、実はそうとも言い切れません(わざと反復で表現w)。僕は彼らにはただ、政界を引っ掻き回してほしいのです。衆院選で山本氏は、今度こそ自身を比例第一位に置き、確実に当選することでしょう。衆議院議員になれば発言力が増し、これまで以上にやりたい放題やれるはずです。

僕は決して「山本太郎、バンザイ!」というスタンスではないのですが、彼のような強烈で異端な政治家は、絶対に必要と考えます。専門的に言うと、ポピュリズム左派と呼ばれるカテゴリの活動家たちですね。リベラルの中でも、既存のリベラル勢力に失望し、真のリベラルを改めて再構築しようとしている方々です。これは実は日本だけでなく、昨今の世界的なムーブメントです。

保守勢はもちろんのことながら、リベラル勢も長くやっていると、いろんな業界や団体とのしがらみに巻き込まれて行くもんなのですよ。しかしリベラル思想は、自由と平等を何よりも希求しますから、そういうのとは距離を置かないと成立しません。なのでポピュリズム左派の目指していることは、まさに“リセット”であり、“革命”です。あらゆる既得権益に完全にNOを突きつけ、国民がイチから手作りで、国の運営を司っていこうじゃないか、ということです。よって、れいわ新撰組も企業からの献金は拒否し、その一方で個人からの寄付を募り、4億円も集めました。それだけでも彼らの“リベラルっぷり”が、ちゃんと本気のものだとわかります。


というわけで今回の選挙は、僕にとっては「とてもいい結果だった」なわけですが。しかしあくまで人聞きなのですが(僕はツイッターをやっていないので)、多くの人が不満を表明しているそうですね。「年齢層によって投票率の差が大き過ぎる! アンフェアだ!!」みたいな意見がけっこうあるようですが・・・こういう人達って、どこの政党の支持者なのかなぁ?

自民は議席を減らしたとはいえ、敗北とは言えないほどの充分な結果を残したので、自民の支持者ではなさそうです。れいわ? いや、彼らが比例で二議席も獲得って、けっこうすごいことですよ。山本氏が落ちたのが気に食わないのかな? いや、彼は確実に“落ちる気満々”でしたって(笑)。「参院で落選→衆院に鞍替え」は、彼のシナリオ通りですよ。

立憲? 8議席も増やして、さらに無所属議員もこれから入りますから、合わせて10議席以上のプラスになるでしょう。これには満足のはず。すると、若年層で人気が高いらしい、共産党かな? 共産は−1と、微減に留まったものの、まぁ他と比べれば不満な結果でしょうね。

何を言いたいのかというと、「アンフェアだ!」と怒っている人達の、「じゃあどういう結果ならあんたらは満足だったのよ?」が、よくわからないんですよね。だって、自民党支持(保守)の多さは老年層は致し方ないものの(世界的に、これは普通です)、なぜか日本では20代もそうなんですよ(世界的に、これは異常です)。20代と老年層は、自民支持が圧倒的多数で、同じじゃん。すると言うべきは「アンフェアだ!」ではなく、「老人さんたちのおかげで、今回も自民が勝てました、ありがとう!」でしょう?

「アンフェアだ!」と怒っている人達が、自民がいつまでも負けないことに腹を立てているのならば、その怒りの矛先は同じ20代に向けるべきでは? 老年層は、保守に偏るものだって。政治に振り回される事なく穏やかに、今ある財産を大事に保ちながら過ごしたい・・というのは、当たり前の感覚でしょう? そんな老人たちの思想傾向に、不満を言ってどうする!? もしかしたら僕ですら「老後は保守になるかもね」ってくらいに、これは変わらないことだって!!


どこかのTV局の選挙特番で、日本で20代に保守の傾向が強い理由は

① 改革への熱を失うレベルで、欲がない。生活に余裕はないけれど、欲しい物もないし、不足感もないので、別にこのままでいいや〜、的な。

② そもそも、政治の知識に欠ける。保守とリベラルの違い等、全くわかっていない。

と分析していまして。僕もその通りだと考えますが、特に①はヤバいですね。なんだか悲しいです。②は僕が思うに、彼らのほとんどは投票先を好きor嫌いで選んでおり、もっと言うと自民を好きか嫌いかで、嫌いな者は共産に入れる、という傾向で。

以前、ウチに泊まりに来た20代の若者とたまたま政治の話になったことがありますが、彼は自民にアンチだったので「じゃあ民主支持なの?」と聞くと「えぇ〜、彼らには入れませんよ。ダサいもん」との返しで。詳しく聞くと「民主党政権には本当にガッカリした」とのこと。僕はよっぽどそこで、保守・リベラル論議をかまそうかと思いましたが、先生ぶってはィヤな感じになるので、「なるほどねぇ」とやんわり受け入れまして。

その彼は特別でもなんでもなく、自民党支持の者々の支持理由の大多数は「民主党政権に失望したから」「野党には頼れるリーダーがいないから」だそうですね。要するにただの消去法であり、保守とかリベラルとか、右とか左とか、そういう目線では政治を見ていないのね・・・。


自民は嫌い→でも民主(旧)は頼りないしダサい→じゃあ共産に入れよう・・・という構図。そこには、知識も思想もへったくれもありません。資本主義と共産主義の違いを、ちゃんと理解しているのかい20代!? この三つをざっくり分けると

〈自民←→民主〉←←←← →→→→〈共産〉

だぞ! 共産党は、アンチ自民の受け皿なんかではなく、もっと遥か遠くの根本から違うポジションにある政党だぞ!! 別に、どこの政党がいいか悪いかという話ではなく、それをちゃんと理解した上で投票してくれ!!!


国民全員、それぞれの投票先には、僕は喜びも失望もなく。僕と考えが違う者が多くても、賛同者が多くても、僕の気持ちはそんなに変わりません。しかし「熱のない者が多いな」「無知な者が多いな」と感じると、僕はすごく悲しくなります。政治って、めっちゃ面白いんだけどなぁ。知れば知るほど、「なにぃ!? 世の中はこうなっていたのか!」という喜びがあるんだけどなぁ。


若者たちに、この楽しみが伝わらないのは、もちろん僕らの責任ですね。ブッチャケ僕は、このブログでの政治的な話題は感覚的には塾講師の時代に戻り、「中学生に伝えている」風にしています。専門用語を使いまくって、知ったかぶって知識人ぶってドヤ顔する気もないですし。深くなり過ぎず、分かりやすくなるように、心がけています。

山本太郎氏にはいずれ、衆議院総選挙で気持ちよく圧勝していただき、政治をハチャメチャに、もっともっと面白くしてもらいたいです。そして僕は、こういったブログ等の場で、今後も主には若年層に向けて、たまに論じようと思います。




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