2016年12月4日日曜日

値段に、振り回されないでほしい!


いきなりですが、今夜(4日)から7日の昼までの三日間、僕は宿を閉めて休みます〜。今回の休みは、ずっと前から決めていたことです。実は、誕生日なのです(こういうことはたいして大事にしないタイプなのですが)。特に用事は入っていませんし、疲れているわけでもないのですが、ゆっくりしたいなと思いまして。



ではでは、まずは月初めのいつものやつです。


【YAWP!来泊ゲスト国籍 トップ10(2015年4月〜:計1235名)】

 ①アメリカ     212名(+5)

 ②日本       139 (+3)
 ③イギリス     135 (+4)
 ④オーストラリア  134 (+5)
 ⑤カナダ      112 (+6)
 ⑥ドイツ       63 (+4)
 ⑦台湾        43 
 ⑧フランス      32 
↑ ニュージーランド  32 (+2)
 ⑩インドネシア    28 (+1)  
 


【新規ゲスト数(泊数:日数平均:稼働率(キャパ))月別まとめ】

【2015】
4月:22(81 :3.68:22%(12))
5月:28(132:4.71:35%(12))
6月:11(60 :5.45:17%(12))
7月:65(205:3.15:59%(12))
8月:98(312:3.18:93%(12))
9月:79(278:3.52:93%(10))
10月:91(253:2.78:94%(10))
11月:74(227:3.07:84%(10))
12月:84(229:2.73:82%(10))
【2016】
1月:59(198:3.36:73%(10))
2月:55(194:3.53:78%(10))
3月:72(242:3.36:83%(10))
4月:83(275:3.31:85%(12))
5月:100(278:2.78:80%(12))
6月:26(72 :2.77:60%(10))
7月:45(139:3.09:61%(12))
8月:81(247:3.05:66%(12))
9月:64(215:3.36:90%(10))
10月:56(152:2.71:61%(10))
11月:42(112:2.67:45%(10))

計:1235(3896:3.15:72%)
※稼働率のみ、直前一年間の平均



ハイ、何度も宣言した通りに、11月は初の50%割れ。すなわち、赤字です。まいったなぁ。昨年11月の総泊数が227泊でしたので、なんと今年はその半分にも満たず。ぐぁ〜。



この原因はもちろんいろいろあるでしょうが、最大の原因は、はっきりしています。


①そもそも需要(ホステルに泊まる観光客)自体が減っている。 hostelworldでは、東京都全体での客数の前年比・前月比を常に載せてくれているが、ここのところどちらもずっとマイナスである。

②にもかかわらず、供給は増え続けている。違法宿でも何でも載っける、booking.comほど爆発的ではないにしろ、hostelworldでも登録数は着実に伸び続けている(現在、“東京”カテゴリで91軒)。

③その結果、値下げ合戦がすさまじいことに。平均価格はついに、2500円を下回った。つまり、ウチの価格はいまや、平均を越えている。他宿は“平日は2000円前後、金・土曜が3000円前後”な所が多い。その影響で、ウチは平日はスカスカ、週末のみ混むという事態に。



都内の宿々は、ウチも含め、レビュー評価が90%を越えているところだらけですので、ゲストが宿を選択する上で、評価はあまり大きな要素にはなりません。10・11月は、ウチは1〜2泊滞在のゲストがとにかく多かったのですが、そのほとんどが金・土曜の2泊か土曜のみの1泊でして。もちろん彼ら全員が、日曜に日本を出発するとか、日曜に京都に向かうとか、そういうわけではないです。日曜以降の平日は、彼らは都内の違う宿を予約しているのです。

最近は特に、「明日からはエン◯レム・ホステルを予約済み」と言う方が多い印象です。エン◯レムさんは、まさに上に挙げたようなポリシーで、平日は1800円、週末は3000円あたりに設定している大きな宿です。


要は結局のところ、宿泊先を選ぶ際には、なによりも“値段(安さ)を重要視する”ゲストが多いということです。ウチは、hostelworldでは2500円で、平日も週末もハイシーズンもローシーズンも関係なくガッチリ固定ですので、特にローシーズンにはウチの値段設定の上下をウロウロする宿が、かなりの数、存在しているということです。その結果、ゲストも宿をコロコロ変える、というような事態が発生しています。


土曜にウチに1泊したゲストが、ウチをとても気に入っていただき、「明日からの他宿の予約を済ませていたことを後悔している」といったことを言ってくれることが、よくあります。これ、僕はすごく嬉しいのですが、かといって「そっちをキャンセルしてこのまま滞在する!」とまでになってくれるゲストは、残念ながら稀です(そりゃそうですよね、キャンセル料をとられますし)。



ウチは今現在、【2泊すると3泊目が無料!】という特別キャンペーンをやっておりますが、その結果、長期泊予約のゲストが増えたと共に、値段に関する問い合わせも最近、すさまじく増えました。僕はこのキャンペーンを【12月15日まで】と明記しているのですが、「年末年始に予約したいんだけど、私にも適用してくれる?」とか(そもそも年末の何日かは、すでに売り切れているのですが・・)、「1泊のみなんだけど1667円でOK?」とか。「値段が一番安いところに泊まるつもりなので!」と、はっきり宣言されるケースも少なからずあります。そんな感じで僕は、今回初めて値段にかかわる仕掛けをやってみたことで、改めて、値段(安さ)にばかりこだわるゲストがこうも多いものか、と気付かされた恰好です。



わかっちゃ〜いたけど、やっぱりちょっとガッカリ。なんだ結局みんな、値段で選ぶのかぁ〜。


日本人のゲストは、なんなら1泊3000円でも「充分に安い」という感覚なのか、あまり値段にこだわっている様子はなく、立地や居心地といった内容面で選ぶ方ばかりの印象なのですが。外国人の多くは、なかなかそうはいきません。そして、ゲストから「安かったからここに決めたぜ」と言われても、僕はぜ〜んぜん嬉しくありません(と、今回のキャンペーンでよくわかりました)。



安さばかりを求めるゲストたちと、売れなければ値段を下げまくる宿。卵が先か鶏が先かのような話で、どちらが先にあったのかはわかりませんが、最近顕著になったこの構図ってもう、手遅れなんですかねぇ・・?

値段を下げないと、なかなか選ばれない。しかし、安さを理由にウチが選ばれるのは、気持ちがよくないという矜持が、僕には根強くある。いやはや、ホント難しいです。来年3月にブッキングサイトの登録先を増やし、値段に振り回されずに、このジレンマが解決出来ればいいのですが。


この業界の、この値下げ合戦、いったいどこまで突き進むのでしょうか・・・。




2016年11月28日月曜日

特別キャンペーンをやってみる!!


寒いですね〜。宿は相変わらず忙しくないため、僕は相変わらずの映画を観たり読書したりな毎日です。というわけで、前回と同じように、この二週の間に僕が観た映画をまとめます。

〈DVDで〉
クリーピー 偽りの隣人(★★★)
籠の中の乙女(★★★)
ディーパンの闘い(★★★)
アイリス・アプフェル! 94歳のニューヨーカー(★★★★)
彼女が消えた浜辺(★★★★★)
ズートピア(★★★★)
エクス・マキナ(★★★★)
コップ・カー(★★★)
マーシュランド(★★★)
マジカル・ガール(★★★★)
サウスポー(★★★)

↑↑↑
爆発的におもしろかった作品はありませんでしたが、★2つ以下のガッカリ映画もありませんでした。これで11月は合計で26本も観たことになり、溜まっていた“映画欲”を充分に発散できましたので、来月はたぶん、二本くらいしか観ません(笑)。



さてさて、宿についてですが、今月は前述の通りに忙しくない日々が続き、残念ながら、初めての赤字が確定いたしました。まだ二日残っておりますが、今月のオープン日(25日間)に対し、今日までのゲスト総宿泊数が102。仮に明日明後日がフルだとしても、+20で122となり、これを25で割ると5に満たないことになります。すなわち、今月の稼働率平均は、50%には確実に届かないということです。

hostelworldに登録をした昨年の7月からは、長期の休みをいただいた今年6月を除けば、稼働率はずっと50%を越えていたのですが、ついに下回ってしまいました。明日明後日の分を足すと、最終的には114泊となりそうで(今のところ)、すると今月全体の稼働率は46%ということになります。まぁ、今月前半の時点では30%くらいでしたので、これでも後半にだいぶ持ち直したのですが。

う〜ん、厳しいなぁ。まぁ、いずれこういう事態がやって来ることは、わかっていましたけどね。業界全体が、すさまじい勢いで傾いているもんなぁ・・・。



というわけで今は、僕なりに危機感を覚えておりまして、僕なりに対策を練ろうかと思っています。今までは、「まぁ、赤字にならなきゃ別にいいや」のスタンスで、ずっとのんびり経営でしたけどね。それが崩れた以上、今後は僕なりに業界でサバイブしなければなりません。これをきっかけに、いい加減に“ちゃんと経営しなきゃ”のスイッチを入れなければいけません。


まず、一番効果的な対策方法である、“ブッキングサイトの登録先を増やす”は、以前に検討中とお伝えした通り、来年3月からとします。僕は2〜3月に、一ヵ月間の冬休みをいただくので、その間の予約の管理ができないためです。複数のサイトで受け付ける状態で一ヵ月も放置したら、ヘタしたらオーバーブッキングだらけになってしまいます(サイトコントローラーは採用しません)。なので僕は、冬休みの長旅から帰国し早々に、そちらの作業を進めようかと思います。


とすると、では3月まではこのまま何もしない、ということになってしまいますが、そんな悠長なことは言っていられませんので、とりあえず12月は、少し変わったことをやってみることにしました。来月の予約状況は、昨年同様に前半がスカスカで後半がかなり埋まっている、になっており、「前半をどうにかしなきゃなぁ」というわけでして。そして、ここ二ヵ月ほどは1or2泊の短期滞在のゲストがとても多く、この状況をなんとかしたい、というのもありまして。


なので12月は、前半の1〜15日に、【2泊したら3泊目が無料!】キャンペーンを開催します。このままだと、この期間の稼働は40%くらいになりそうなので、1泊分を無料にする余裕は、充分にあります。何もしないで稼働40%止まりになるのではなく、この策でもって稼働60%以上を目指そうじゃないか、ということです。リアルな稼働率の計算の際には、無料泊の分は消しますけどね(見栄を張る気はないし)。

ブッキングサイトhostelworldでは、そのような特殊な設定が出来ませんので、2泊分の料金5000円を3で割り、【1泊を1667円】とし、その上で、【最短宿泊日数を3】と設定しております。つまりは、この設定をしたことにより、15日までの期間中は1or2泊の滞在を希望する方は、hostelworldからの予約はできなくなります。短期の滞在希望の方は、ご面倒をおかけして申しわけありませんが、ホームページから直接ご予約いただけますと、うれしく思います。


ちなみにこちらは、これから開始しますよ、という話ではありませんでして。一昨日、26日より、もう受付を始めちゃっています。その結果、この二日間で早速、多くの長期泊ゲストの予約をいただいておりますので、今のところこの仕掛けは成功していると言ってもよさそうです。ちなみに、すでにご予約をいただいていたゲストの方々に対しても、このキャンペーンは適用させていただきます。なお、1〜15日といいいましても、4〜6日の三日間はお休みをいただきますので、実質的な期間は十二日間です。



hostelworldで、ウチの値段がいきなり1667円になっているのを見て、「YAWPも経営難で値下げか・・・」と思った方もいるかもしれませんね。いえいえ、これはあくまで特別なキャンペーンです。値段は2400円(hostelworldでは2500円)で、今後も変えるつもりはありません。ウチは実際に、以前に比べれば経営難といえますし、見た目は1667円で売りに出しているのも事実なので、ただの屁理屈かもしれないですけどね(笑)。まぁ、僕なりの強引なロジックで、「それでもウチは、値段を変えない!(けれども3泊目無料キャンペーンはやっちゃう笑)」を貫くのだということです。


僕が大嫌いな、“値段を日によってコロコロ変える宿”にだけは、ウチは絶対になりません。それらの宿々は最近、ますますエゲツなくなっています。特に12月はすごいことになっておりまして、とある宿では月前半の平日に1800円、しかし大晦日の31日にはなんと、8000円という設定です(もちろん、同じ部屋での話です)。その差、4倍強! ビジネス臭が、強すぎる〜!!


僕は「値段は変えない!」を今後も貫きますが、今回のような特別なキャンペーンは、今後もたまにはやるかと思います。もちろん、ゲストにとって得になるものしか企画しませんので、1泊が2500円よりも高くなるような事態は、絶対にありえません。


そんなわけで、12月上旬は長期泊ゲストだらけになると思われますので、久しぶりのその状況を、楽しみたいと思っています〜。




2016年11月14日月曜日

先入観なんて、捨ててしまえ!!


う〜ん、ヒマだ・・・。前回お伝えした通り、今月はゲストがメッチャ少ないです。ゼロの日は今のところないのですが、毎日、2〜4人の間をさまよっています。これが続くと稼働率は30%程度になり、僕の給料が無しになってしまう(涙)のですが、月の後半にはそこそこ予約が埋まっている日もあるので、最終的にはもう少しマシな結果になると思われます。まぁ、初の赤字(50%以下)はほぼ、確定だと思いますが・・・。


ヒマなので、僕は最近はプライベートを充実させています。映画を観たり、読書をしたりといった地味な感じで、ですけどね。特に映画は、久しぶりに欲が再燃しておりまして、一日一本を越えるペースで、とにかく観まくっております。


【ここ二週間ほどの間に観た映画と、個人的な採点】

〈映画館にて〉
手紙は憶えている(★)
ザ・ギフト(★★★★★)
PK(★★★★★)

〈DVDで〉
マイケル・ムーアの世界侵略のススメ(★★★★)
マネーモンスター(★★★★)
裁かれるは善人のみ(★★★★★)
チャップリンからの贈りもの(★★★★)
ヘイトフル・エイト(★★★★)
レヴェナント:蘇りし者(★★)
リリーのすべて(★★)
10 クローバーフィールド・レーン(★★★★)
孤独のススメ(★★★)
ロブスター(★★★)
神様メール(★★)
さざなみ(★★★★)


この中で一番おもしろかったのは「ザ・ギフト」。次点で「裁かれるは善人のみ」ですかね。「ザ・ギフト」は、僕にとっては久々の、満足のいく良質な“どんでん返し”系サスペンス映画でした(僕はそれ系は特に好きで、網羅しています)。



そして、上記の〈DVDで〉の冒頭にある、「マイケル・ムーアの世界侵略のススメ」。こちらはNHKとかでもやっていそうな内容で、別にわざわざ映画で観る必要がない感じだったので★−1としましたが、とても興味深い作品でした。

バカバカしい設定に付随してはいるものの、展開は非常にシンプルで、マイケル・ムーア(知っている人がほとんどだと思うので、説明は割愛します)が世界の国々を廻り、その国の良いシステム、制度や考え方を紹介するだけです。なので、この映画にはワクワク・ドキドキはないものの、「へぇ〜、この国ってこんななんだぁ」と感心する楽しみがあります。


別にネタバレとかは関係ない映画なので、そのいくつかをなんとなく書いてみますと、

年間の有給休暇は八週間もある(イタリア)
宿題を出さない、と決めてから学力が世界一に(フィンランド)
終業後の上司から部下へのメール等は禁止(ドイツ)
死刑がないどころか、刑は最長でも20年。しかし犯罪率は世界最低レベル(ノルウェー)
麻薬やドラッグは、違法ではなく自己責任(ポルトガル)

・・・といった感じなのですが(ヨーロッパばっかりだな笑)、ここで僕が何を言いたいのかというと、この記事のタイトルの通りに「先入観って、ホントくだらない!」ということです。


まずは、フィンランドのケース。僕は元塾講師ですので、僕なりに「生徒たちの学力を上げるのはどうしたらいいか」に苦慮した経験があるのですが、その上でこれは、まさにその通りだと思いました。“家で勉強しない生徒に、宿題を出しまくる”・・で成績が伸びることなんて、ほぼ皆無です。伸びる生徒は、宿題など出さずとも、自分から率先して学習します。宿題をたくさん出す、という最も安直な方法で生徒の学力を伸ばそうとする愚かな教師は、日本中に山ほどいますが、それはただの怠慢、指導力不足です。

多くの生徒にとって、宿題というものは、ただの作業。「僕、ちゃんと勉強してるよ〜」の免罪符の扱いになっているだけで、学習内容に興味もなく気持ちも入っていないので、何も吸収しない。こんなの、はっきり言って時間の無駄です。


そして、極めつけはポルトガルのケース。僕はフィンランドについてはこの映画の鑑賞前から知っていましたが、これは正直、知らんかったとです。ポルトガルさんったら、ドラッグ、合法なんですってよ!

「日本も合法にすべきだ!」なんて主張をしたいわけでは、もちろんないです。ただ、ポルトガルのこの、ゆとりというか余裕というかを、単純に羨ましいと思いました。ポルトガルさんったら、ドラッグを合法にしたら治安がどえらいことに・・・は全然なっていないんですってよ! むしろ、使用率は減少したんですってよ!!



僕は、世界一周の経験がありますので、世界のドラッグ事情もそれなりに理解しているつもりです。日本では、大麻もヘロインもコカインも覚醒剤も、全部一緒くたにされている印象ですが、世界の一般的な価値観としては、これらは全くの別物です。

日本では、明らかに未成年だと思われる者がタバコを吸っていた場合にも、それを注意するオトナは、ほとんどいませんよね(残念ながら)。海外、特にヨーロッパや北米・南米では、大麻がちょうど似たような感じです。歓迎はされないが、「あいつヤンチャやね〜」程度の周囲の反応です。なので、そこら中に吸っている人がいます。大麻は前述のポルトガルだけでなく、ヨーロッパではオランダやスペイン、イギリス、他地域ではアメリカ(州による)、オーストラリア(州による)、さらに南米のほとんどの国、で合法です。前述のように、歓迎されているわけではないので、合法というよりも“違法ではない”と表現する方が正しいですが。



元女優の高樹沙耶さんが先日、自宅に大麻を大量に隠し持っていた、とのことで逮捕されました。その結果、ネットのコメント欄等では、大麻と麻薬や覚醒剤との違いすら理解できていない者々が、ズレたバッシングをしまくっていました。その一方で今回は、いくつかのサイトや雑誌等で「いや、大麻って世界ではそんなに害悪とされていないよ」という内容の記事が見受けられました。特に「大麻は日本でも、“使用”は禁止されていない」という情報を書いたメディアがあったことは、かなりの驚きでした。これは僕はとっくに知っていたことなのですが、この事実を報じた記事を見たのは、初めてでした。


大麻についてを、こういう切り口で語ると「さては、お前も吸っているなぁ?」と捉える単細胞の者々が湧いて出ますが、そんな連中とはまともな議論が成立しないので、無視します。日本では大麻(の所持、栽培、譲渡)は違法ですので、僕はもちろん、高樹沙耶をフォローする気などさらさらありません。「日本の法律は世界のスタンダードに追いついていない! 日本でも大麻を解禁すべきだ!!」などという主張をする気も、僕には全くありません。

むしろ僕は、世界中で大麻を吸っている者々と接してきて、吸引中の彼らの“面倒臭さ”にはさんざん辟易してきたので、これが日本で違法なこと自体は、大歓迎なのです。僕は大麻はもちろん、タバコを吸ったことすら人生で一度もない人間です。日本での大麻の禁止はこのまま継続し、さらにタバコも禁止にして欲しいくらいなのです。



では、何を言いたいのかというと、前述の、大麻と麻薬と覚醒剤とを一緒くたに混同しているような無知な人たちや、国が禁止している→これは悪い物に違いない、で思考が止まってしまっている人たちのことが、僕が嫌いだということです。日本には、こういう先入観ガッチリで短絡的な人が、本当に、ほんっっっっ・・とうに、多すぎます!!!


僕は、高樹沙耶にムチャクチャ腹を立てています。彼女は、大麻の解禁を訴える、その立場を公言する(それを目的に選挙に出たりしちゃうほどの)、数少ない著名人だったわけです。それが結局、「お前、すでに吸ってたんやないか!」でして。“大麻の解禁を訴える”者に対する、“さてはお前、やってるな?”という、多くの単細胞の者々がする反応の、その疑惑どおりの結果じゃないか! 本当に愚かで情けない!! バカヤロォォォー!!!



大麻に対する僕のスタンスを要約すると、

・日本では禁止の継続を希望。ていうかいっそのこと、タバコも禁止にしちゃおうよ。
・日本は日本。外国に合わせる必要はない。
・しかし、海外では最近は解禁の傾向にあるとか、癌にメッチャ効くという研究結果がたくさん出ているとか、なのに解禁しないのは生存権の侵害だとして日本政府を訴えた癌患者がいたとか、そういう知識はちゃんと得ようじゃないか。
・なぜ日本で禁止になったのか、いつ、誰が禁止にしたのか、それくらいは勉強しようじゃないか。

です。

要は僕は、日本で大麻が禁止なことをどうにかしたいのではなく、無知で短絡的な人間をとにかく減らしたいのです。日本には、先入観で思考が止まってしまう人間が多すぎます。思考に奥行きがないので、議論にすらならない者が多すぎます。



先日のアメリカ大統領選挙においても、ここ日本では
「ドナルド・トランプは差別主義者。暴言だらけで最低の人間!だからヒラリーの方がマシだ!!」
という意見ばかりだったような気がします。僕もトランプは嫌いですが、政策については評価のできるものがそれなりにありました(それらはTV等では全く報じられませんでしたが)。なので、トランプとヒラリーの考え方や立場の違い、アメリカならびに世界の未来についてを、誰かともっと語り合いたかったです。というかそもそも、アメリカの共和党と民主党の違いをちゃんと理解している日本人と、僕はほとんど会ったことがありません。


僕にももちろん、無知な分野はたくさんありますけどね。しかし、先入観で凝り固まり、狭い視野のくせにイッチョマエに知ったような気になって満足している人間にだけは、僕はなりたくないです。大麻でも大統領選挙でも何でもそうですが、「簡単に手に入る、表面的な情報は常に疑い、いろいろな意見を積極的に吸収し、もっともっと考えましょうよ皆さん!」ということです!!


無知は恥です!! あなたのその意見は、ただの先入観ではないですか!?




2016年11月4日金曜日

厳しい現実!!


11月! いきなり寒くなったので暖房を出しました!!

まずは、いつものやつです!!!




【YAWP!来泊ゲスト国籍 トップ10(2015年4月〜:計1193名)】

 ①アメリカ     207名(+20)

↑②日本       136 (+11)
↓③イギリス     131 (+3)
↓④オーストラリア  129 (+3)
 ⑤カナダ      106 (+4)
 ⑥ドイツ       59 (+5)
 ⑦台湾        43 
 ⑧フランス      32 (+1)
 ⑨ニュージーランド  30
 ⑩インドネシア    27  
 


【新規ゲスト数(泊数:日数平均:稼働率(キャパ))月別まとめ】

【2015】
4月:22(81 :3.68:22%(12))
5月:28(132:4.71:35%(12))
6月:11(60 :5.45:17%(12))
7月:65(205:3.15:59%(12))
8月:98(312:3.18:93%(12))
9月:79(278:3.52:93%(10))
10月:91(253:2.78:94%(10))
11月:74(227:3.07:84%(10))
12月:84(229:2.73:82%(10))
【2016】
1月:59(198:3.36:73%(10))
2月:55(194:3.53:78%(10))
3月:72(242:3.36:83%(10))
4月:83(275:3.31:85%(12))
5月:100(278:2.78:80%(12))
6月:26(72 :2.77:60%(10))
7月:45(139:3.09:61%(12))
8月:81(247:3.05:66%(12))
9月:64(215:3.36:90%(10))
10月:56(152:2.71:61%(10))

計:1193(3784:3.17:75%)
※稼働率のみ、直前一年間の平均



・・・はい、やはり厳しかったです!! 前々回の記事で、60%程度になると予想した通りに、実際に稼働率は61%でした・・・。



先月まとめてみた、【何人の日が何回あったか】は、今回も載せます(今回でやめます)。10月は、9月のデータをそのままマイナス3したような、安定(しかし低空)飛行だった、という感じですね。結局、フル&フルオーバーは、25日間で4回しかなかったのかぁ。う〜ん。



ゲスト人数【8月】【9月】【10月】
  1  :1回  0回  0回
  2  :1回  0回  2回
  3  :3回  0回  4回
  4  :4回  0回  1回
  5  :3回  0回  4回
  6  :3回  4回  4回
  7  :0回  5回  3回
  8  :1回  3回  1回
  9  :2回  3回  2回
  10 :0回  ①回  ③回
  11 :2回  2回  1回
  12 :⑥回  5回  0回
  13 :4回  1回  0回
  14 :1回  0回  0回

( ◯囲みはフル設定 )



ちなみに、10月は11日から31日まで、21泊もしてくれたゲストがいたのですが、にもかかわらずの平均宿泊日数〈2.71〉なわけでして。 1泊or2泊のゲストが多く、とにかく入れ替わりが激しかったです。仮に21泊の彼を除いて計算すると、なんと平均で〈2.38〉ですからね。過去に例を見ない短さです。まぁ、先月は日本人ゲストが比較的多く、彼らが3泊以上することはほぼ皆無なので、仕方のないところですね。


10月、滞在ゲストの宿泊数

1泊:21人
2泊:15人
3泊: 6人
4泊: 7人
5泊: 4人
6泊: 1人
8泊: 1人
21泊: 1人




・・・そしてブッチャケ、今月は、もっとヤバそうです。予約の申し込みはそこそこ入っているのですが、ほとんどが来月のものでして。現状、今月の予約状況は、先月以上に少ないです。


よって今月は、ウチがhostelworldに登録して以来、初(長期で休んだ時期を除く)の赤字になることが濃厚です! おそらく、稼働平均は50%を越えないと思われます!!「赤字にでもならない限りは、現状維持でいいや〜」と、これまでずっとユルい感じで経営を続けて来ましたが、それもついに途絶えてしまいそうです。ただ、前述の通り、12月はすでに予約がそこそこに入っているので、また黒になりそうなんですよね。そして僕は、来年2月中旬からの一ヵ月間は、冬休みをいただいちゃいます。

なので、11月は赤字が濃厚で、その後に赤字になる可能性が高いのは来年1月。2〜3月中旬は閉めるので、赤か黒かは関係無し。そして、3月中旬からはまたハイシーズンなので、3・4・5月はおそらく大丈夫。


・・・というわけで、いつ現状維持をやめるべきかの判断が、なかなか難しいです。年全体という括りでは、今年はすでに黒字が確定しておりますので、今年いっぱいは特に何もしなくてもいいかなぁ。来年3月の中旬、旅行から帰って来て再オープンするまでは数日の余裕がありますので、その頃に次の手を打とうかな。3月中旬って、今から四ヵ月以上も先ですけどね。その間に、僕は旅にも出るわけですし、どれだけ貯金が減りますかねぇ・・・(笑)。


“次の手”というのは簡単に言うと、以前から検討中とお伝えしていた通り、ブッキングサイトの登録先を増やすということです。ウチが、集客力弱めのhostelworldだけに載せているという現状が、極めて愚かなのは間違いないですからね。僕は、宿をフルにしたいとかいう欲は全然ないのですが、しかし稼働平均が50%を切ってしまうと、生活が出来なくなっちゃいます。月収が、20万を切っちゃいます(涙)。



ちなみに来週、6日〜10日の五日間は、僕はお休みをいただきます。この五日間は、元々は休む予定だったわけではないのですが、先月中旬の時点で予約が一件も入っていなかったので、そこで受付を止めちゃいました。今後も来年3月頃までは、そんな感じで予約の入り具合が芳しくなかった期間には、僕は受付を打ち切って、テキトウに休むと思います。

他の宿では、予約が全く入っていない期間を見つけると、焦ってしまったりするのでしょう(そして値下げしまくるのでしょう)が、僕の場合はいつも、「おっ、ここ、休めるじゃんかYo!」となってしまうんですよね(笑)。そして今回、ついに実際に休むという・・・。


初の赤字決済が目前に迫って来ていますし、そんなスタンスでやっていられるのは、今のうちだけかもしれないしれないですけどね。まぁ、あわてない・あわてない。




・・・と、ここまで文章を書き上げて「今回はまるで中身のない内容になったなぁ」とか思いながらUPしようとしたところ、先ほどビックリな情報が入って来たので、それを最後に書きます。「予想通りだけど、こんなに早くやって来るとは!」という意味での、ビックリなのですが。


【観光庁が公表した「宿泊旅行統計調査」(平成28年8月・第2次速報、平成28年9月・第1次速報)によると、8月の延べ宿泊者数(全体)は、5,513万人泊で前年同月比マイナス2.3%、9月の延べ宿泊者数(全体)は、4,184万人泊で前年同月比マイナス5.0%に。日本人延べ宿泊者数は、8月前年同月比マイナス2.1%、9月前年同月比マイナス6.2%であり、外国人延べ宿泊者数も、8月は前年同月比がマイナス3.6%で、43カ月ぶりに前年同月比がマイナスとなった】
(宿屋大学ホームページ http://www.yadoyadaigaku.com/news/data1/161104-074243.html より引用)


↑↑↑
観光庁が公表した・外国人延べ宿泊者数も・43カ月ぶりに前年同月比がマイナスとなった

つっ・・・ついにっっ、需要が減少傾向に突入しましたよ!!



この業界、今までは需要〈↗〉&供給〈 ↑ 〉で、この時点ですでにバランスが崩壊し供給過多の飽和状態になっていましたが、ついに需要が〈↘ 〉に突入。供給の〈 ↑ 〉は止まる気配を見せませんので、これが今後も続くようなら、はっきり言って壊滅的です。

さらには、来週火曜日のアメリカ大統領選挙が終わり次第、世界経済はまた、円高の傾向に進むと思われます。為替レートを気にするゲストはそんなにはいないのですが、それでも円高は、この業界にとっては確実にマイナスです。


「最近、外国人が増えてるし〜」には、そろそろ限界が来たということです。「今、宿が不足してるっていうし〜」も、間違いだ!と僕は何度も言い続けて来ましたが、今回やっと公のデータを元に、正式に否定されたということです。今後は、それらはもう、ホステル事業への新規参入の根拠にはならなくなります! 


こいつは、本格的にヤバ〜い!!



2016年10月28日金曜日

出口戦略についてを、考える!!




急に寒くなりましたね。日本の春と秋は、ホント短いなぁ。体感的には、合わせて三ヵ月くらいなのではと思います。

最近の宿泊客は皆、穏やか&フレンドリーでいい人ばかりなのですが、なぜだかちょっとおかしなトラブルが多いです。荷物を置いてアウトしたゲストが、約束の期日を破り、置きっぱなしでずっと帰って来ないとか。今朝にはついに、初の無銭宿泊が発生(涙)。これの詳細は、話が長くなるので割愛しますが。ウチは元々、後払いでの宿泊は受け付けていないんですけどね。今回は、どうしようもなさそうなケースだったので受け入れ(そして逃げられ)ましたが、これを教訓に、今後はこのルールをさらに徹底します。ゲストがどんな状況であろうと、前払いができないのであれば、宿泊はきっぱりとお断りします。



さてさて、上記のトラブル報告なんかもそうなのですが、僕のこのブログが最近「経営が厳しいぜ〜」という内容が多いのを見て、先日、友人から「素直すぎない?」「そんなことを発信してもメリットなくない?」と言われてしまいました。う〜ん、それはその通りかもですね・・・。


改めて考えると、僕はどこかで、業界を俯瞰で見ているのです。「厳しいぜ〜」と発信してはいるものの、実はそんなに切羽詰まっていない。ウチは賃貸ではなく持ちビルですし、借金もたいした額ではない。さらにウチはまだhostelworldにしか載せていないし、僕の収入源は他にもあるしで、他の宿オーナーさんたちよりは、確実に余裕がある。

そしてウチは、値段も設備も、オープン以来何も変えていない。僕の熱意や仕事っぷりも、良くも悪くも全く変わっていない。基本的には、改良も改悪も一切ない。


宿業界を海に例えると、ウチは今、そこにプカプカ浮いているだけの状態なのです。業界の大波に、ただ無抵抗に流されるだけなので、その波がどう動いているのかを知るには、ウチを見ればわかりやすいと思うのです。

要は僕は、ウチの宿をただ浮かばせることで、業界の波を俯瞰で見て、この、どこに流されるのかわからない状況を、ある意味では楽しんでいるのです。だから、ヒマさえあれば分析ばかりしているのだと思います。シミュレーションゲーム感覚、とでも言いましょうか。なので、経営状況がいい時も悪い時も、それを素直に発信しているわけです。

僕はゲーマーではないのですが、シム・シティとか、ああいった頭を使うゲームは大好きなのです。そして今は、シム・ホステルというオリジナルゲームを、現実世界でやっているような気分です。


ビジネスを舐めすぎですかねぇ・・・? 経営がもっとヤバくなって、赤字続きになったりしたら、そんな呑気なスタンスではいられないかもしれませんね。



そこで、この際ブッチャケついでに今回は、僕が、僕自身と我がYAWP! backpackersの未来をどう考えているのか、についてを書こうと思います。事業って、永遠に続くものではないです。起業家は、ある程度の出口戦略は常に頭の中にあるのが普通です。僕の起業家仲間の多くも、「とりあえずは10年やる」とか、そういったことをよく口にします。


僕は今、37歳です。12月に、38になります。このブログを読んでいる、僕と面識のない方々が、僕がどれくらいの年齢だと予想していたのかはわかりませんが。実はそこそこに、年を食っています。

僕はこの仕事は、“長くても50歳まで”と考えております。それまでは、およそ12年です。ホステル or ゲストハウスというものは、結局のところ若者向けのビジネスです。もちろん、年配の方のご利用は業界全体で着実に増えていますし、それ自体は大歓迎で嬉しいことです。しかし現状、ゲストの80%超は10〜20代。30代のゲストで、10%ほど。40代以上のゲストは、ほとんどいません。


年齢は決して重要ではないのですが、基本は若者の集う場だ、というのは現実として受け入れる必要があると、僕は考えます。僕はゲストからは、たいていで若く見られる(20台後半?とよく言われる)ので、今のところは彼らとフラットな関係を築けております。しかし、50歳にもなる頃には、確実に世代間ギャップが発生すると思います。要は、今でこそ僕とゲストたちは友達に近い関係を構築できていますが、いずれこれは、難しくなるだろうということです。


そもそも50歳になる12年後まで、YAWP!が存続できているのか?という問題はありますが(笑)。まぁ、経営が行き詰まったら、テキトウにどうにかします。これまでの人生も、なんだかんだでテキトウに乗り越えて来ましたので。なので、12年後もYAWP!は存続している、という前提で話を進めます。

というか以前に何度も書いていますが、厳しいのはおそらく、東京オリンピックまでです。それが終われば、一気に淘汰が始まります。宿業界のバブルは、そこで一気に弾けます。バブルと言っても、開業がバブルなだけで、ビジネス的には総崩れ状態(すでにそうなっています)。“オリンピック後に儲からなくなって一気に辞める”のではなく、“赤字続きだけれどオリンピックまで耐えていたところが一気に辞める”のです。オリンピックから二ヵ月経った、今のリオデジャネイロの宿業界の惨状を見るにつけ、これは確実に起こるであろう事象です。



よって、僕の今後をなんとなくザックリとまとめますと、

2017年(38歳):経営は厳しいがガマン。
2018年(39歳):経営は厳しいがガマン。
2019年(40歳):経営は厳しいがガマン。年末に借金完済。
2020年(41歳):借金が無くなり、余裕がうまれる。しかしまだガマン。東京オリンピック開催。業界の淘汰が始まる。
2021年(42歳):ガマンから解き放たれる。本格的な貯金を開始。
2022年(43歳)〜2028年(49歳):ほどよく順調。ガンガン貯金する。
2029年(50歳):業界から引退

で、2029年から年金受給開始の2044年までの15年間は、それまでの貯金が充分に貯まっていれば、それを資金に生活します。また、しばらく世界を放浪しようと思います(特にアフリカを周りたい!)。42歳〜50歳の8年間で、15年分の貯金なんて出来るのかよ?と思われちゃうかもしれませんが。

12年後の2028年の時点で、YAWP! の経営が順調なようでしたら、僕は経営権を誰かに売ります。もしくは誰かを雇って完全に運営を任せ、オーナーとして利益の一部を毎月、搾取します(笑)。経営が順調でないようなら、そこできっぱりと辞めてビルを売ります。どちらにせよ、8年間の貯金+上記の収入で、15年分の生活費にはなると計算しております。貯金は、今もしていますしね。


思いっきりテキトウで、フワッとしたビジョンですけどね。僕は独り身ですし、年に200万もあれば余裕で生活できるので、×15で3000万。引退までに3000万円、いい目標額だと思います。引退後は、世界放浪だけではなく、なんならば居心地のいい国に移住してもいいかな、と考えております。全部“順調にうまく行けば”の話なのですが、僕なりに現実的な目線で目標設定しています。

というか、ゴールを設定しておかないとキツいです、この仕事。楽しいのですが、一生やり続けるような仕事ではないです。これは多分、宿のオーナーさんの多くが考えていることだと思います。それに、僕が前回、世界を一周したのは8年前。12年後には、それから20年になるわけです。20年も経てば、世界の様相はだいぶ変わっていることでしょう。世界を、もう一周するのにいい頃合いでしょう。


これから僕とYAWP!に何が起きるのかは、もちろんわかりませんけどね。テロ等の、とんでもない事件が起きて観光客が激減し、あっという間に潰れてしまうかもしれないし。誰かをとんでもなく好きになって、やっぱり結婚しようという気になるかもしれないし。12年後までずっとこの考えを維持できるほど意志が強いとは、僕自身で思えませんし(笑)。


なので、これはあくまで現段階での目安設定です。これこそが「発信してもメリットないじゃん」な気もしますが。僕は、いわゆる世間でいうところの“真面目な生き方”を、する気はない。事業拡大とか、多店舗展開とか、そういう野心や向上心もない。ただただ、僕らしく自由で、ユルくのんびりとした人生を、今後も送ろうと思うだけです。

これからも僕は、シム・ホステルを楽しみますよ〜!!


シム・シティがこんなに進化してるとは知らんかった・・



2016年10月21日金曜日

業界がハチャメチャだぁ〜!!




10月! ズバリ、厳しいです!! 何がって、経営状況がです!!


昨年10月は、稼働が94%だったんですけどねぇ。今年は、さすがに50を切ることはなさそうですが、60%とか、その程度になりそうです。なんせ、7日に再開してからの二週間で、フルになった日が二日しかないので・・・。

近頃はウチは、ゲスト数5〜8人くらいの間を彷徨っているのですが、3人しかいなかった日も三日あり。なので、稼働は60%程度になると予想されるわけでして。そんな感じで余裕はないのですが、まぁ、ボーダーラインの50%を下回るほどではなさそうなので、とりあえずはOKですかね。先月は好調でしたし。



ところで先日、秋休みの最中に一度、実家へ帰ったのですが、ヒマだったので母親のipadを借りて、ネットサーフィンをしまして。たまにはhostelworld以外のブッキングサイトを掘り下げてみようかと、久しぶりに業界最大手のbooking.comに潜ってみまして。

すると、あらビックリ。知らない宿がいきなり大量に増えている!! 前回見たのは多分、7月の上旬でしたから、このたった三ヵ月の間に、10軒以上増えている!!(先ほど改めて開いて数えたら、14軒でした)


その多くが、最近の流れとは逆行する、比較的小さめの宿です。昨年末頃から、都内には100床以上の巨大ホステルばかりオープンしていましたので、それ自体はとても嬉しいことです。東京には小さい宿がもっと増えて欲しい、と僕は以前から言い続けております。


しかし、失礼を承知でハッキリ言いますが、それら最近オープンした宿の中には、見るからに残念なところが数軒ありました。残念な宿とは、いたって普通の何の変哲もない一般住居で、部屋にただベッドを並べただけ、という類いの物です。もちろんベッドはパイプベッド。立地もよくない。しかし値段は、3000円とかに設定しちゃっている・・・。


この業界の、どれだけ多くの宿が、開業までにどれだけの資金を投入し、内装や設備等にこだわりぬき、にもかかわらず今どれだけ集客に苦労しているのか、全く研究をされていないのでしょうか? これって例えば、ラーメン激戦区のとある街で、多くの優良店がギリギリの経営状況で、他店との価格競争の結果480円とかで売るようになった頃に、近くにインスタントラーメンを800円で売る店がオープンしたような・・・まさに「なんでやねん!」な状態。正直、突っ込まずにはいられません。


きっとすぐに現実を知るだろうと思われますので、完全に余計なお世話なのですが。それにしても、わかっていない人が多過ぎます! 前回の記事でも似たような事を書きましたが、今は、カッコよくて快適・立地もよく・スタッフの質も高く・文句無しで素晴らしい!・・・でオープンした宿でも、経営が全く成り立っていません。理由は単純です。市場が完全に飽和しているからです。

せめて、そういう残念なところは1000円台に設定するのならば、まだ理解が出来るのですが。それならば、とにかく質は度外視、価格のみで勝負!でわかりやすい。しかし今は、安けりゃ入る、というわけでもないのです。都内のホステル・ゲストハウス業界は今、すさまじい値下げ合戦中です。平均価格が、一年前ならば2800円くらいだったのが、今は2600円ほどに落ちています。


ブッキングサイトhostelworldでは、日付を入れずに“Tokyo”だけで検索すると、登録のある都内の全宿の、最低価格が表示されます。ここに、そのデータをまとめてみます。


hostelworldに登録中の ホステル or ゲストハウス
(ホテル、カプセルホテルは除く)
10月21日現在 最低価格まとめ
(100円未満の端数は四捨五入)

価格(円)  軒数
1600  2
1800  1 
2000  7 
2100  4 
2200  3 
2300  2 
2400  3 
2500  6 (←YAWP!)
2600  4 
2700  2  
2800  3  
2900  2  
3000  7 
3200  2 
3300  3 
3500  1 
3900  1
4000  1
4500  1

価格平均値:2614円
価格中央値:2500円
最頻値:2000円、3000円(7軒)


はい。ご覧のとおりです。平均値は2614円ですが、これは一部の宿が4000円以上のビックリ価格を継続しているせいもあり。中央値にいたっては、すでに2500円です。一年前には、3000円台の宿もかなり多く存在していたのですが、それらのほとんどはこの一年の間に軒並み2000円台に値下げされました。さすがに1000円台に突入した宿はまださほど多くありませんが、ギリギリの2000円で踏ん張っている宿がたくさんあります。

特に、大きな会社がバックについている巨大ホステルは、たいていは3200〜4800円でオープン。それがたった一年ほどの間に、2000〜3000円にまで値を落としている。何度も目にした、どこもかしこも「またそれかよぉ〜」のパターンです。


みなさんそれぞれで、素晴らしい宿を経営している上での、この価格設定状況です。1000円台の宿々には、さすがに値段勝負な一面も見受けられますが、2000円台の宿には、驚くほどのクオリティの宿がたくさんあります。2000円を出せば、けっこうな良宿の選択肢がたくさんあります。



これを読むと、僕が最近オープンした残念な宿々にケンカを売っていると思われるかもしれませんが、そういうつもりはありません。

僕はあくまで、今後のゲストハウスの起業を夢見ている方々に向けて、書いています。

ウチには、そういう方が今だに月に2〜3人はいらっしゃいますが、この業界の現状を、彼らにはもっともっと知って欲しいと思います。あなたのそのお金を、大切にしてください。この業界に参入するのであれば、業界の現状をとことんまでに研究し、綿密な事業計画と成功戦略を練り、完璧なオペレーションを組み、その上で挑んでください。何も調べず考えず、何も努力せずに、「ブームだから」「外国人が増えてるから」「楽しそうだから」といった安易な理由で参入するのは、もはや資金をドブに捨てるのと等しい、愚かな行為です。

ゲストハウス開業セミナー、ゲストハウス起業コンサルタント、といったものとも、距離を置いてください。それは巷に溢れる、“ひっかかっちゃう人”向けの商売の一種です。彼らは開業に至るまでがビジネスなわけですから、基本的にはポジティブなことしか言いません。キラキラした理想、机上の空論ばかりで、具体的な市場分析、経営における厳しい数字等は出してきません。そんなものには、騙されないでください。そんな無責任で胡散臭い連中に、あなたの大事なお金を落とさないでください。



僕は7月上旬に、都内のホステル&ゲストハウス数は、今年いっぱいで85軒ほどになる、と予想しました。それは、悪い意味でハズレました。開業のピークは、去年ではありませんでした。開業予定の宿で、僕の知らないところがこんなにあったとは。完全に調査不足でした。


都内ゲストハウス数(おおよそ)

〜2013年末まで   35軒
 2014年     +15軒
 2015年     +20軒
 2016年     +25軒
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
 2016年末予想  計95軒


稼働率平均も、来年は60%ほどになると僕は予想しておりましたが、このすさまじい増えっぷりに合わせて、50%に下方修正します。

稼働率は、スタッフの努力次第でどうにかなる、とお考えの方もいるかもしれませんが、それは確実に間違いです。東京都内の宿々のレベルの高さは、世界でも有数です。レビュー評価は、90%を越えるのが当たり前になってきています。どこの宿も、スタッフは最大限の努力をしています。ウチは、努力をしているかは何とも言えませんが、レビュー評価は90〜92%の間にずっと居続けています。よってこの稼働率の低下は確実に、供給があまりに増え過ぎたから、なのです。もはや、努力でどうにかなるレベルではないのです。


よって、価格は2500円、稼働率は50%。都内でゲストウス起業を目指す方は、まずはこれをベースに事業計画の利回りオペレーションを組んでください。都内には今や、20〜30%しか埋まらない宿がザラにあり、70%で回せれば大成功です。宿のオーナーさんたちは、みんな、苦しんでいます。その中には、現状を素直に伝えるこのブログを、応援してくれている方もいます。それが、正真正銘の、業界に浸かっている人間(僕)が訴える、紛れもない現実です。


さらにブッチャケると、ここに気軽に書けないほどの、極めて景気の悪い話&噂が最近、多発しています。それも僕が「もうヤバいぜ、この業界」と捉える、一因です。タイトルの“業界がハチャメチャ”を見て、この業界の現状に詳しい方は「えっ、あの話を書いちゃうの?」と思ったかもしれませんね(笑)。そういう意味では、この記事は期待ハズレ?だったかもしれません。



ウチはオープン以来、ハイもローも平日も週末も一律で、値段を2400円(hostelworldでは2500円)に固定し続けて来ましたが、都内の平均価格が落ち続けているわけですし、そろそろ値下げを検討しなければいけないのかもしれません。いろいろ面倒なので、たぶん結局、しないと思いますが(笑)。


前回のカラオケは、みんな歌ウマだった



2016年10月8日土曜日

さぁ、ネクストステップだ!!


12日間の秋休みが終わりました! 基本はノンビリ過ごしていたので、特に語れることはないです(笑)!!

というわけで、いつのまにかの10月。まずは月初めのいつものやつです!!

 

【YAWP!来泊ゲスト国籍 トップ10(2015年4月〜:計1137名
)】

 ①アメリカ     187名(+10)

↑②イギリス     128 (+8)
↓③オーストラリア  126 (+4)
 ④日本       125 (+12)
 ⑤カナダ      102 (+5)
 ⑥ドイツ       54 (+4)
 ⑦台湾        43 (+1)
↑⑧フランス      31 (+2)
↓⑨ニュージーランド  30
 ⑩インドネシア    27 (+1) 
 


【新規ゲスト数(泊数:日数平均:稼働率(キャパ))月別まとめ】

【2015】
4月:22(81 :3.68:22%(12))
5月:28(132:4.71:35%(12))
6月:11(60 :5.45:17%(12))
7月:65(205:3.15:59%(12))
8月:98(312:3.18:93%(12))
9月:79(278:3.52:93%(10))
10月:91(253:2.78:94%(10))
11月:74(227:3.07:84%(10))
12月:84(229:2.73:82%(10))
【2016】
1月:59(198:3.36:73%(10))
2月:55(194:3.53:78%(10))
3月:72(242:3.36:83%(10))
4月:83(275:3.31:85%(12))
5月:100(278:2.78:80%(12))
6月:26(72 :2.77:60%(10))
7月:45(139:3.09:61%(12))
8月:81(247:3.05:66%(12))
9月:64(215:3.36:90%(10))

計:1137(3632:3.19:78%)
※稼働率のみ、直前一年間の平均


8月後半の寂しい入りはどこへやら、9月はなかなか順調でした。総泊数だけを見ると8月より少ないのですが、8月は31日間で、9月は24日間です。何よりも、すごくゲスト数が安定していた印象なので、どんな感じだったのかをまとめてみたところ、やはり8月とは全然違いました。


ゲスト人数【8月】【9月】
  1  :1回  0回
  2  :1回  0回
  3  :3回  0回
  4  :4回  0回
  5  :3回  0回
  6  :3回  4回
  7  :0回  5回
  8  :1回  3回
  9  :2回  3回
  10 :0回  ①回
  11 :2回  2回
  12 :⑥回  5回
  13 :4回  1回
  14 :1回  0回

( ◯囲みはフル設定 )


8月は、フル&フルオーバー(12人以上)が計11回。しかし、稼働50%以下(6人以下)の日が15回もあったわけです。対して9月は、フル&フルオーバー(10人以上)が計9回。稼働50%以下(5人以下)は、ゼロでした。8月が、どれだけアップダウンが激しかったのかが、よくわかります。

そしてこの表からは、先月はとにかく滞在延長希望者が多かった、というのもわかります。なんせ、フル設定の10人ちょうどになった回数が、1回しかなかったという珍現象!逆にフルオーバーの日が8回もありまして、要は予約が10人フルの日に泊まっていた、延長滞在者の泊数は、合計で15泊もあったわけです。もちろん、フルじゃない日にも延長滞在はありますので、この9月の合計215泊の内、30泊ほどは延泊分だったと思われます。希望者はたしか、8人くらい。最長は、なんと11泊の延長。本当に、ありがたいことです・・・。

フル設定が10人だというのに、それをオーバーした日が8回もあったわけですから、なんだか毎月、僕が律儀に出している“稼働率”の、意味があまり無くなってきましたね。8月の稼働率66%は、キャパ12での計算なので、仮に9月も12として算出すると、75%になります。キャパ10での90%と、キャパ12での75%は、利益は同じだというのにイメージが全然違いますよね。まぁなんにしても、7〜8月に受けたガッカリが、9月はいちおう解消されたわけで、とりあえずはよかったです。



さてさて、ここから全然話は変わります。前回は、ウチがオープンから一年半だ、という内容の記事を書きました。そしてその半年前、3月23日の一周年の記事では、僕は最後にこう書いています。


【僕は、ゲストハウス経営を夢見る方々に対して、今まではその芽を摘んでしまってばかりいたわけなのですが、今後はその夢を叶えるサポート体制も、整えて行きたいと考えているということです】

と。

これは、“ゲストハウスの起業を本気で考えているが、資金はあるけど頼れる人脈がない、イケてる宿のイメージが湧かない、業界の知識や経験がない。今後はそんな方々の、受け皿になれるサポートチームのようなものを結成する”、という意図のものでした。実際に、具体的に数人のメンバーと共に、動き始めておりました。


しかし、それは一旦やめました。理由は、ズバリ言いまして「この業界にはもう、余裕がないから」です。以前は僕には、「日本に魅力的な宿がたくさん増えて、業界全体が盛り上がれば嬉しい」という気持ちがありましたが、もはやそんな時代ではない。これからこの業界に参入しようという方の、起業の手助けだけをする、しかしその方が経営に行き詰まり、破綻してしまう。・・・そんな無責任なことは、僕にはできません。手伝うからには、もちろん成功して欲しいのです。しかし今は、その可能性が、限りなく低いのです。

なんだか諦めちゃったみたいで、我ながら寂しいですけどね。とにかく、これからこの業界に参入する方は、十中八九失敗すると、僕は思っています。宿の質にかかわらず、です。この夏、新規でオープンしたホステル&ゲストハウスは、しっかりとお金をかけた、カッコよく魅力的なところばかりです。スタッフさんたちもがんばっているようで、評判もすごくいいです。しかし僕の知る限りでは、どこも驚くほど成功していません。全く儲かっていません。


しかし今後もオリンピックの前までに、都内にはホステルがガンガン増え続けます。僕はそれなりにアンテナを立てていますので、これからどの企業がどこに、どの規模のものをオープンする予定なのか、ある程度は知っています。特にインパクトが大きいのが、都心の人気街の超一等地(駅前)に、某・超有名企業が立てる、超巨大なタワーホステルです。もちろん僕がかかわっている事業ではないので、ここでは詳細は伏せておきますが。それが完成した暁には、業界全体のシェアを、確実にごっそりと持って行かれます。toco や nui を運営するバックパッカーズジャパンさんも今、都内に巨大なホステルを建設中ですね。彼らは公称済みですので、ここに書いちゃいます。


残念ながら、それが現実です。これから個人で小さなゲストハウスを開業しても、勝ち目は限りなく薄いという環境が、着実に整いつつあります。僕の中でこの業界は、以前は「そろそろヤバいかもなぁ〜」程度の認識だったのが、この半年の間に「こいつぁ確実にヤバい!」に変わってしまったのです。



というわけで、僕は今後はおそらく、自分の宿を生き残らせるのに精一杯です。もはや他の方のゲストハウス起業の、手伝いなんてしている余裕はない。ブッチャケ言うと、僕は今後はオリンピックまでは、オペレーションが回る稼働率50%以上をなんとか維持できさえすればいい、とすら思っています。おそらく、「オリンピックまではがんばろう」と考えている宿オーナーは多いでしょうから、それが終われば撤退が大量発生し、以降はそれなりに安定するでしょう。



ただ、前述の“受け皿チームの結成”は、僕にとっても刺激になる、というか刺激にしたい、そういう要素もあったんですよね。オープンから一年半が経って、運営には完全に慣れきっており、細かく見ればいろいろなゲストが来て紆余曲折ありますが、大きく見れば似たような毎日が続いておりまして。簡潔に、正直に言ってしまうと、「こりゃあ、飽きちゃうなぁ〜」な状況でして。そしてそれはもちろん、今も変わっておりませんでして。


僕は受け身な性格では全くありませんので、思考は常に「なんか面白いことが起きないかな」ではなく「どんな面白いことをしようかな」です。なので、この慣れきった日常を打開するためには、自分で何かをしようと思うのです。



・・・と、かなり回りくどくなりましたが、というわけで僕は今後は、

YAWP! backpackersの日常を綴った、エッセイ漫画を描こうと思います。




・・・はい、宣言しました。


そもそも僕は、絵描きです。プロの漫画家を志し、10〜20代の頃にはずっと描き続けていた者です。ただ、本気で漫画を描くとなると、それはそれで疲れてしまう。僕はどちらかというと、ペン先に魂をブチ込むタイプでしたので、なんというか、本気の漫画では筆圧が強すぎる。そこで、僕のホステルオーナーという立場と、漫画を描くスキル、この二つを掛け合わせる形で、日常のエッセイ漫画をユル〜い感じで描くのがベストだと判断いたしました。


ブッチャケ言うと、これはストレス発散も兼ねます。というか、それが主意かもしれない(笑)。今、僕の環境の何がキツいのかと言うと、レギュラーの話し相手がいないのです。今は僕には、恋人はいません。友人は皆、結婚し、子供がいます。僕は、外国人ゲストとは毎日くだらない会話で盛り上がっていますが、英語ですし、グチったりすることも基本はないですし、ストレス発散的なおしゃべりではなく。要は楽しい会話は毎日していますが、グチりまくってスッキリ出来る、そんな環境が今は、僕の元にはないのです。


なので僕は、漫画を描いてスッキリすることにします(笑)。たまにいる、トラブルメーカーなゲストの滞在中は、これまでは僕はストレスを溜める一方でしたが、今後は「いいネタになるぞコリャ」と思うようにします。ただしもちろん、個人攻撃はしません。トラブルメーカーとはいえ、ちゃんと料金をいただいた正式なゲストなのですから、それが誰か特定できるような形で揶揄するようなことは、絶対にしません。

そして、国籍攻撃もしません。例えば、イギリス人にはこういう人が多い、とかの傾向はある程度は確実に存在しますけどね。これを解禁すれば、ネタは尽きないほど山ほどありますが。しかし、いい気がしない方が多く発生する可能性があるため、これもやりません。


しかし、“欧米人はこうだが、アジア人はこう”的なことは、じゃんじゃんネタにしようと思います。というか、それすら制限してしまうと、ただのお利口さんな爽やか漫画になってしまいます。ネタや切り口も一気に狭まります。なので、「ギリギリこのラインは許して頂戴な、ゲストさんたち!」ということです。僕なりのバランス感覚で、これはギリOKでしょ皆さん? ということです。


ストレス発散を兼ねるといっても、毒をまき散らしたいわけではないです。この仕事の日常を、僕の素直な喜怒哀楽を交えながら、ハッピーなノリで書こうと思っています。ムカついたりガッカリしたりな出来事も、笑いに変えてぶちまけてしまおう、ということです。



しいては、この漫画を機に、ホステル&ゲストハウス文化に興味を持つ日本人がもっと増えればいいな、と僕は思っています(日本語で描くので、基本は日本人向けです)。前述の通り、僕は魅力的な宿を増やす活動を通して、業界の発展に貢献する、という方針はやめました。しかし僕は僕なりに、業界を盛り上げるためにできそうなことは、独りで勝手にやってやろうじゃないか、ということです。あえてカッコつけてみますと(笑)。


とりあえず、月に1話、1話は4ページ、これを3年間継続することを目標にします。4(ページ)×12(ヵ月)×3(年)で、計144ページです。この数字が何を意味するのかは、今は言わないことにします(笑)。初稿は、今月末頃〜11月のどこかになるかと思います。

さぁさぁ、楽しみますよ〜!!