2020年6月29日月曜日

“我は旅人なり” というアイデンティティー!!





もう6月も終わりですねぇ。

コロナ騒動さえなかったら今頃、サッカーのEUROに熱狂していたはずなのですが・・・。リバプールファンなので、無事に優勝に至ったことはハッピーです。



さてさて。

僕は2〜3月に三週間ほど東南アジアを旅して、帰って来てからおよそ四ヶ月が経ちました。最近の僕の、海外旅に出るリズムは“八ヶ月おき”で、だいたいで言うと

2月→10月→翌年6月→翌年2月→10月

なのですが。このペースを持続すると、次回は今年の10月頃になります。


普段だと、僕の“海外行きたい!欲”は、この八ヶ月のギャップの間の半年位は大人しいのです。半年を越えてから、暴発するんですよ。しかし今回は・・・帰国からたったの二ヶ月後の5月には、僕はすでに気が狂いそうになっておりまして。「毎日がヒマだ」「海外に行けない今の状況が、ますますの渇きを誘発している」など、いろいろな要因があると思いますが。

こういう時に、依存症を自覚するというか、「俺ってもはや、病気だなぁ・・」と思います。この、“旅に出たくなっちゃう病”は、おかえりびとメンバーでは、東京ひかりのユミコさんあたりも強めに罹っていると感じますね(笑)。

今年の10月は厳しそうですから、すると来年の2月かなぁ。行き先等は、全く決めておりませんが。まぁ、気長に状況を見守るしかない。海外はどうしようもないので、実は明日より、大阪に行ってきます。ちゃんとずっと、政府からの越境の自粛要請に従っていたんですよ(エラいでしょ?)。しばらくはそうやって、国内旅を散発させて、ささやかに渇望を潤すしかない。マイクロ・ツーリズム(笑)が流行ると、誰かさんが吹聴しまくってましたしね。


国内は、仕事ならば、新幹線や飛行機でチャチャっと移動しちゃいますけどね。あくまで旅気分を優先したいので、長距離バスを選択しました。さらには僕のマイ・旅・ポリシーを、概ね採用・・・というかそういえば、僕ってけっこう旅のスタイル傾向が強いタイプなのですが、それをこのブログで具体的に発信したことがなかったですね。ということで今回は、TV番組風に気取りながら(笑)、僕の旅人的セブンルールをここに書きます。



① 〈持ち物は、最少限〉

このポリシーのみ、世界一周後に確定したものです。僕が世界を周っていて一番後悔したのが、「荷物が多過ぎる」だったのですよ。そもそも持って行ったのが、容量100Lの巨大バックパックで、旅中のピーク時には25kgくらいにまで膨れ上がりましてね。めったに移動しなかったので大丈夫でしたが、背負うとマジで、重かった・・・。

今では基本的に、バックパックには最多でもTシャツ×3、ボクサーパンツ×3、替えの上着×1、小説×2、歯ブラシ類、タオル、カメラ、、しか入れません。サンダルなので靴下は必要ないですし。下着などは宿で洗い、足りない時には現地で調達します。


② 〈インターネットには触らない〉

僕は普段の生活では普通のネットユーザーですが、ON-OFFが極端にハッキリ分かれているタイプです。そして旅先では、自分でも不思議なくらいに、OFFのスイッチが入りっぱなしになるのです。スマホを持っていないので、そもそも見られる環境がなく、見たいとすら思いません。ザ・デトックス!!

先のアジア旅でも、僕がネットを開いたのは一度だけ(他の旅人からiPadを借りた)で、それも「帰りの飛行機がキャンセルbyコロナになっていないかを、チェックする」ためでした。連絡は来ておらず、無事に飛ぶのかと思っていたら、空港ロビーでキャンセルが判明しましたけどね・・・(涙)


③ 〈航空券以外の、予約はしない〉

そのまんまです。宿の予約、全くしません。テキトウに街をブラつき、よさげな宿を見つけ、ひたすらウォークイン(飛び込み)です。これは単純に、そっちの方が面白いからです。僕が世界を一周した2008〜2009年当時は、このスタイルが普通だったので、あの頃のよき思い出への懐古の意識が強いせいもあります。

事前予約しないということは、予約サイトを開くこともレビューも読むこともありませんので、当然ながら、当たりハズレがあります(笑)。経験値から、その辺の嗅覚は備わっていると自認しておりますが。たまにクソみたいな宿に泊まることになっても、それはそれで楽しいです。

先のアジア旅では、カンボジアのシェムリアップの、シティ・プレミアムさんにだけ予約をしました。東京ひかりゲストハウスのファミリーと、そこで落ち合う約束でしたのでね。約束がなくても、シティさんを自力で探して飛び込んだと思いますが。ノンビリ&オモシロ人々な、素晴らしいお宿さんでしたよ〜


④ 〈事前に、綿密な計画を立てない〉

③に連なる話ですが、僕がなぜ宿の予約をしないのかというと、“◯月△日にこの街にいる”というのを、事前には一切、確定させたくないからです。気に入った街や宿があれば長居をしたいですし、気になる場所が見つかれば、いつでもそちらに行ける柔軟性を保ちたいのです。

とはいえ、帰りの飛行機の日程は決まっているわけで、ザックリとしたプランは立てますけどね。シェムリアップのシティさんの件では、東京ひかりイサ・ユミコ夫妻には、「いちおう予約の通りに行くつもりですが、着けなかったらお許しを!」と伝えておりました。夫妻の方が旅行自体をキャンセルする、というオチになりましたが(笑)。あのコロナ禍の状況では、しかたないです〜。僕がラッキーだっただけです。


⑤ 〈地図を持って行かない〉

これまた、③④に似ておりますが。僕は旅先には、ガイドブックや地図は、一切持って行きません。これは「日本からは持って行かない」ということで、逆に言うと「情報は現地で入手する」という話です。例えば長距離バスで移動し、新たな街に着くと、僕はそのバスターミナルが街のどのあたりに所在しているのか、全くわかりません。街の規模や、距離感も、全く読めません。

僕が国や街を移った際には常に、情報ゼロからのスタートになるということです。地図は探せば、たいていでバスターミナル内にあるので、あっさりと解決なのですが。スマホもないので、「ここってどこ?」「宿が多いエリアは?」等々、現地の人々に聞きまくるしかない。

それが、、、楽しいッ!! 考えてみたら、これってリアル・ロールプレイング・ゲームなんですよ。まず地図を探し、街の人に話しかけまくり、宝物(良宿や良レストラン)を見つける。僕が日常でゲームをほとんどしないのは、僕にとっては現実の旅こそが、最も熱狂できるゲームだからだなぁ〜と思います。


⑥ 〈メシは宿主(orスタッフ)に、オススメの店を聞く〉

上記では、街の人に良レストランの在処を聞く感じになっておりますが、それは滅多にしません。例えば街で「この辺りに美味いカオマンガイ屋ないですか?」と、僕からいきなり聞かれたら、相手の人はびっくりでしょう(笑)。

僕がオススメを聞く対象は、基本的には泊まった宿のスタッフの方々です。いつも、「地元の人しかいないような、どローカルなメシ屋を教えて!」と言います。すると確実に教えてもらえますし、けっこうな確率で、「じゃあ今夜、一緒に行こうか〜」な展開になるのです。そして、そういうお店は本当に安くて美味い。汚い率もそれなりに高い・・けれど、それは全く気になりません。


⑦ 〈予算を旅の前に決め、全額を使い切る〉

行動は完全自由を好む僕ですが、実はお金の面だけは、縛りを設けるスタイルです。普段の生活でも言えることですが、買い物って、制限があるからこそ楽しいじゃないですか。欲しい物をなんでも買える富豪・・になんかなっちまったら、超つまらなそう。「今日はお金を使いすぎたから、メシは屋台の麺にしよう」「今日は全然使っていないから、飲み屋に行って気持ちよく飲み食べしよう」・・そんなやりくりが楽しいんですよ!!

先のアジア旅では、僕は予算を総額10万円と設定。航空券代込みですが、やっす〜いチケットだったので、旅先では8万円くらい使いましたね。東南アジアに三週間滞在、予算8万、一日4千円・・・いい感じにケチで豪華でしょう(笑)!?



他にも〈極力、歩きを選択する〉等々、入れようか迷ったものはありますが、これが僕の旅・セブンルールです!! 今どき、こんなにアナログでアホなスタイルを継続する奴なんて、そんなにいないと思いますが。これには「だってそれが俺の旅だもん」の念が根幹にあり、ただの自己満足で、まぁなんというか、オナニーみたいなもんなんですよ(笑)。全てを絶対的に守り通しているわけでもなく、それなりにフレキシブルですし。


今回の大阪旅は短期なので、ルール③(事前予約無し)④(事前計画無し)⑤(地図無し)は採用しません。本当は+奈良、もしくは+神戸をイメージしていたのですが、大阪だけで、行きたい服屋&家具屋がたくさんありましてね。7月からはセールのシーズンでしょうし。

滞在先は、もちろんゲストハウスです。実は僕が国内で、東京以外のゲストハウスに泊まるのは、久しぶりです。

ほんま、楽しみやで〜っ!!

雨、降らんといてや〜っ!!!





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