2020年8月11日火曜日

【1999年以前の映画、ベスト・セレクション!】




わかりやすく、真夏ですねぇ。Love & Roll が、通り過ぎ行きます〜


僕は最近は、汗をかく度に(日に二〜三度ほど)水風呂に浸かって、こらえきれないため息ばかりをつきながら、サザンを聴いています(なんのこっちゃ)。やることないし、意地でもエアコンつけないし。

相変わらず映画も観まくっておりまして、劇場では週1本、DVDは週5本のペースです。「ん〜、そういえば今年ってどれくらい見ているんだろう?」と思って調べたところ(僕は鑑賞済み映画リストを作っています)、すでに105本。およそ七ヶ月間でこれですから、一ヶ月あたり15本ですね。すると二日に1本なわけですが、途中、しばらく旅に出ていたりな期間があるので、それを抜くともっとハイペースです(笑)。


そういえば先日、高砂まで来てくれて一緒に飲んだ、とある友人(元ゲストさんです)から「4月の“オススメ映画まとめ”の記事が、すごく参考になった」「2000年より前の映画でも、やってほしい」とのリクエストを受けまして。よって今回は、彼へはもちろんのこと、主に「このお盆に帰省するのはビミョウだなぁ〜。ヒマだなぁ〜」という方々に向けて、1999年までのオススメ映画をここにまとめます!!

まずは念のため。改めてリストを見たところ、やはり僕の過去の鑑賞数2400本超の内訳は、8割近くが2000年以後の作品でして、1999年までのものは500本ほどしかありませんでした。さらに、その内の約300本が90年代で(僕が映画を観始めたのがその頃ですから、まぁ当然なのですが)、80年代以前の作品は200本ほどしか観ておりません! 要するに僕の旧作・経験値では、ド映画マニアの方々の足元にも及びません!! その点、ご容赦を!!!

また、先に言ってしまいますが、巷ではずいぶんと評価の高い「ライフ・イズ・ビューティフル」(1998) は、僕はむしろ大嫌いな映画ランクに入れたいくらいなので、ここには出て来ません。僕は戦争モノの作品には、懲悪なしのフラットな目線&リアルの追求を期待しますので、この映画の“軽さ”と“あざとさ”が、本当にダメでした。子供の100%ピュアっぷりにも「道徳の教科書か? こんな子いねぇよ!」とツッコミを入れたい。要は「アタシ、この映画のことだ〜い好き♡」という方々は、僕との感性の相性が確実に悪いので、この記事は全く参考にならないでっせ〜、という事前通達です(笑)!!


今回も、僕がたいして観ていない邦画と、アニメ映画は除外します。さらにこれまでと同様に、Yahoo!movieで評価点が4.00を超えていたもののみとします(「マイベスト20!」では、このルールは除外)。そして、シリーズ作品の内、誰でも知っているベタofベタなものは入れません(「スター・ウォーズ」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「ターミネーター」「ダイ・ハード」「ゴッドファーザー」)。その理由は、ほとんどの方がすでに観ているでしょうし、これらを入れるとそればかりでだいぶ埋まっちゃうからです(笑)。


というわけで、行きますよ〜! せぇ〜の、「シネマティーック!!」(がんばれ、有村昆さん!)




【☆これぞマイ・旧作・ベスト☆20本!】
(太字は、特に好きな映画です)

ペーパー・ムーン               (1973) 4.30 ★
告発                     (1995) 4.30 ★
ロック,ストック&トゥースモーキング・バレルズ(1998) 4.29 ★
ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア        (1997) 4.23 ★
道                      (1954) 4.22
恋はデジャ・ブ                (1993) 4.20
セブン                    (1995) 4.15
いまを生きる                 (1989) 4.12 ★
現金に体を張れ                (1956) 4.07
サイコ                    (1960) 4.06
レザボア・ドッグス              (1991) 4.06
トゥルー・ロマンス              (1993) 4.06 ★
ユージュアル・サスペクツ           (1995) 4.05
フルメタル・ジャケット            (1987) 4.01
ファイト・クラブ               (1999) 4.00
狼たちの午後                 (1975) 3.98
2001年宇宙の旅                (1968) 3.97
タクシードライバー              (1976) 3.95
キング・オブ・コメディ            (1983) 3.95
時計じかけのオレンジ             (1971) 3.81


【映画サイトのあるある系。ベタ過ぎて、薦めるのがなんだか恥ずかしい♡10本】

ショーシャンクの空に            (1994) 4.52 ★
十二人の怒れる男              (1957) 4.51
レオン/完全版               (1994) 4.51 ★
遠い空の向こうに              (1999) 4.51
スティング                 (1973) 4.49
ニュー・シネマ・パラダイス         (1989) 4.36 ★
グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち    (1997) 4.29
太陽がいっぱい               (1960) 4.28 ★
カッコーの巣の上で             (1975) 4.19
パルプ・フィクション            (1994) 4.15


【それ以外。ヒマな人にはいいんでない?・・な20本】

セント・オブ・ウーマン/夢の香り      (1992) 4.42
素晴らしき哉、人生!            (1946) 4.41
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ (1984) 4.40
シンドラーのリスト             (1993) 4.36
フォロー・ミー                (1972) 4.33
アメリカン・ヒストリーX           (1998) 4.33
お熱いのがお好き              (1959) 4.32
アパートの鍵貸します            (1960) 4.32
ミッドナイト・ラン             (1988) 4.32
レナードの朝                (1990) 4.30
羊たちの沈黙                (1991) 4.28
ミシシッピー・バーニング          (1988) 4.21
遊星からの物体X              (1982) 4.18
L.A.コンフィデンシャル           (1997) 4.15
パーフェクト ワールド            (1993) 4.13
レインマン                 (1988) 4.12
アンダーグラウンド             (1995) 4.11
パリ、テキサス               (1984) 4.08
永遠と一日                 (1998) 4.07
真実の行方                 (1996) 4.00



以上! 計50本!!(★は「昔の映画は、全然知らん」という方に向けての10本!)

・・・え?「チャップリン作品が1本も入っていない」って? ・・僕も、もちろん有名どころは全て観ましたし、尊敬はしておりますが・・・。どうもすみませんですっ!!

なお、Yahoo! movie は2000年頃にサービスが開始されたと記憶しているので、これらの作品たちは、タイムリーでの評価を受けておりません。もちろん旧作DVDを借りて観たり、TVで放映されていたのを観たりもあるのでしょうが、評価をする者の多くは、「好きな映画をわざわざ検索して点数をつけた」傾向があるように感じます。要は、昔の映画の方が総合評価点が高めになっているのは間違いないです。思い出補正、と言いますか。例えば「十二人の怒れる男」は充分に面白いですが、☆4.51が付くほど万人ウケはしないと思います・・・

あと、僕の大好物な韓国映画は、金大中大統領が「文化大統領宣言」を出したのが1998年、それを受けて「シュリ」(1999)の頃から映画産業が一気に発展するので、ここには1本も入りませんでした。逆に言うと、たったの20年でアカデミー作品賞(パラサイト)まで辿り着いたわけで、韓国の国策は大成功ですねぇ。助成金は年に150億円だそうですから、日本でもできそうなもんですけどね・・・


ちなみに、除外しちゃった王道シリーズ作品群は、

スター・ウォーズ              (1977) 4.32
スター・ウォーズ/帝国の逆襲        (1980) 4.32
スター・ウォーズ/ジェダイの復讐      (1983) 4.28
バック・トゥ・ザ・フューチャー       (1985) 4.59
バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2    (1989) 4.40
バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3    (1990) 4.34
ターミネーター               (1984) 4.42
ターミネーター2              (1991) 4.55
ダイ・ハード                (1988) 4.46
ゴッドファーザー              (1972) 4.46
ゴッドファーザーPART II          (1974) 4.40
ゴッドファーザーPART III          (1990) 4.01

・・・と、圧巻のスコアリングっぷりでした。さすがに全作品、すげぇ愛されとるわぁ〜

これら(↑)は欧米人に「観たことない」と言うと「信じられん。ありえん」って感じで返されます(笑)が、“ダイ・ハード”のみ、海外ではそこまでのレジェンド扱いではないかな。



ではでは皆さん、暑い日々でもポジティブに、お盆ライフをお楽しみくださいね〜!!





4 件のコメント:

  1. めっちゃ観てますねぇ!
    「バッファロー66」とか「トレインスポッティング」が入ってないのが意外でした。。
    キューブリックがお好きなのですか?

    今後も映画評を参考にさせていただきます。

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    1. 観てますよ〜。趣味というよりも、依存症ですかね。その通り、僕はリスペクト・キューブリックです。フルメタル・ジャケットの前半1時間なんて、50回を越えてます。

      「バッファロー66」と「トレインスポッティング」は、Yahoo!で 4.00を越えておらず。マイ・ベスト20に入れるほどのマイ高評価でもないです。

      いやぁ、映画って、本当にいいもんですね。

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  2. そうなんですね~自分はこの2つ結構好きですが。。
    ご存知かもしれませんが、ヴェンダーズの初期(『パリ、テキサス』よりも前の作品)けっこう面白いですよ!

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    1. ヴェンダースの初期は全く観ていないですねぇ。「ベルリン天使の詩」くらいでしょうか。

      むしろ2000年以降、「ミリオンダラーホテル」あたりからは、嫌いな監督です。最近も「世界の涯ての鼓動」が超つまらんかった・・・(嫌いなくせに観てる)。

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