2021年11月9日火曜日

「俺のこだわりを聞いてくれ!」Vol.5

 




はぁ・・・旅に出たい。旅に・・・旅に・・・・


人生でも最大のレベルに“旅してぇ欲”が暴走しっぱなしで、精神がもはや崩壊しそうです。ワクチンを打つ気が無いので手続きがややこしいけど、ルールにさえ応じれば観光ビザでも可の国はすでにそれなりにあるので、ちゃんと隔離されまっせ~でどこかへ行こうかな。ていうか日本は、いつになったら外国人観光客を受け入れるんだよぉぉぉ〜〜!!? ・・・やれやれ。


さてさて先週末、およそ一年ぶりに呑んだ友人は、僕のこのブログを最近は読んでいないそうですが「まぁ、会うし」で最新の1本だけ開いたそうで(素直ですね笑)。よってソースはイチ記事だけだっつぅのに、いろいろと聞かれましてね。その内の三つへの僕の回答を、ここにも書いておきます。

「今は引きこもりニートのような生活っていうけど、生活資金はどうしてるんだ?」

→1階店鋪からの収入である程度は賄い、あとはテキトウに日々を凌いでます。服を売ったりとか。僕がこの一年半の間に売った服の総額は、70万円くらい。1品の最高売価は18万。僕が基本的にアルチザン系の一点モノ高級服しか買わないのは、“いざとなったら高く売れる(なんならば買った額よりも)”からでもあり、いわばこれは資産運用。貯金ならぬ、貯服なのですよ〜。いやけっこうマジで。

「宿業への熱が冷め気味なん? 閉める感じか?」

→ぅん〜なこたぁな〜い!! 僕はもう、YAWPとの心中を決断しておりますよ!!! 僕が50歳になる2028年までの七年間は、確実に継続します。そんでもって2029年に足を洗い、無期限で再びの世界一周・独り旅に出るのだ! 持ちビルだから、家賃はかからないですしね。インバウンドの壊滅的な状況が今から二年後にも続いているようなら(逆に言うと、二年間はこのままでも耐え忍ぶ)、本業を別に持つ等のシフトチェンジはするかもしれませんが。それでも、宿は週末だけ開くとかにして、意地でも廃業はいたしません。

「1階店鋪の夜営業、やってないの?」

→コロナ禍が落ち着いたことですし、今後は開店頻度を増やそうと思いますが、僕の勢い?的にはまだしばらく(宿の再開の頃まで)は不定期のままですかね。まぁ、マイペースに。


・・・というわけで急に話が変わるようでちゃんと繋がっているのですが、今回のメインはタイトルの通り、約一年ぶりの“俺のこだわりを聞いてくれ!”です。フレグランス、靴、ズボン、上着、に続く第五弾。僕が1階店鋪のために購入した、主にビンテージの、家具類の紹介です!!「前回の記事ではテンション低めだったのに、今回は打って変わってドヤ系かよ」とツッコまれちゃうかもですが、実はこちらは、8月上旬に書き終わっていたストックでして(笑)。三ヶ月も寝かせていたわけですが、以前には半年以上寝てたり結局お蔵入りになったりの記事もそれなりにあるので、特別なことではなかったりもします。

ではでは、以降(↓)はズバッとコピペ&ちょい修正するだけの作業で! 楽に行きますよ〜!!!




5月25日に開店したYAWPビル1階店鋪 【ラザニアと世界の料理 ロカンタ】は、テイクアウト専門店ですが、こちらは平日の昼のみの営業(※8月からは木・金・土曜のお昼になりました)でして、夜にはバーというかカフェというかの飲食店になります。もちろん、店内で食べ飲みできます。とはいえ5月の時点では東京都は“まん防”、今(8月)は緊急事態宣言下にあり、夜営業がレギュラーになるのはもう少し先になりそうです。いちおう7月に、オープンはしましたけどね。

そんなわけで僕は、1階店鋪の起業に向けて、店内で使う椅子やテーブル等をたくさん購入しておりまして。6年前のYAWP!backpackersの際は、家具類への予算は100万で、ちょっとオーバーして110万くらい費やし。しかしあちらはイームズやジョージ・ネルソン等のデザイナーズ系のオリジナル、ビンテージな激レアものをオラオラ状態で集めまくりましたから、そりゃあ100万は越えるわいね、でして(詳しくは、6年前の記事「アピールポイントをはっきりさせる!」をご覧下さい)。

1階店鋪は別にYAWPと似た様な雰囲気にしたいわけでもなかったので、今回は“デザイナーズ系はあえて避ける”をマイルールとし。さらにもちろん、僕が新品家具を買うわけが無く、無印やニトリやイケヤに頼るわけも無く、、的なコダワリ縛りも継続。素材は木・革・鉄をベースとし、プラスチック類はNG。予算はざっくりとYAWP!の時の半分とし、50万〜55万と設定。その上で僕は、昨年11月頃から店舗オープンまでの半年間、ヒマさえあればヤフオク・メルカリ・日本中の好きな古家具店のHP等を開きまくり、ひたすらに良い家具の発掘を追求する毎日だったのです!! 一日3時間くらいは普通にディグっていたので、この作業、計500時間は優に越えていたことでしょう(笑)。


・・ってなわけでここに、家具9品を紹介します!!
()内は、僕が費やした品代+送料のだいたいの合計金額です!!



TRUCK FURNITURE のブーメランチェア(7万円)


知る人ぞ知る日本の家具メーカー、TRUCK FURNITURE。その商品たちを直接見たくて、僕は1月に大阪まで出向いております。そちらのショールームで一番気に入ったこの椅子は、中古市場に出ることは滅多に無いのですが、粘り強く探し続け、やっと購入。届いて座って大満足。こちらは新品であれば、TRUCK FURNITUREさんで直接、11万+送料1万あたりで今でも買えますよ。


DREXEL HERITAGE のキャビネット(5万円)


ドレクセル・ヘリテイジは、アメリカの有名な老舗家具メーカーです。レコードプレイヤー(もちろんビンテージです)を置く台が欲しいと思い、プレイヤーのサイズを基準に探しまくり、ジャストフィットでいい感じな物を見つけました。下部の扉を開けるとプリメインアンプが置いてありまして、配線類を外に出せるようにするため、裏に丸穴を開けちゃいました。


LETTERMAN のウォールアート(たしか2枚で10万円くらい)


予算の50万には入っておりません。前述のリンク(「アピールポイントをはっきりさせる!」)をわざわざ開いてくださった方にのみ伝わりますが、こちら、件の記事内の⑨の説明内にあった“もう一枚”です。7年前の購入から長らく眠り続けておりましたが、やっと日の目を見ることに。まるでこのために出撃の準備をしていたかのようで、見事に場になじんでおります!!


journal standard Furniture のレザーソファ(5万円)


すでに廃番のこちら、中古市場でたまに見ますが、定価20万超で中古相場的には10〜12万円くらいですね。ところが僕は、送料込みでこの価格。状態も良好の上で、です。実はちょっとした裏技を使いましてね、フフフ・・・。ここで書くとマズい気もするので(違法とか、そういうのではないですが)、直接会う方にのみ、興味があるようでしたらお伝えします。


メーカー不明の中古テーブル(3万円)と、ジャンカルロ・ピレティのカステリチェア×2(1脚5万円ほど)


おっと、先ほど「デザイナーズ系は置かない」と書いたくせに~ですが。この椅子のみ、1階の雰囲気にどハマりしそうだったので採用。元々、僕が個人的に所有していたものです。椅子を基準に、高さ等の詳細を絞りテーブルを探しまして、安価だけど古木で上質なものが見つかり、よかったです。


なんだかよくわからないディスプレイ棚(4万円)と、その上に置いた古ラジオ(1万円)


日本のどこかの駄菓子屋で、昭和30年頃から長らく使われていたとのこと。超、気に入っています。中にはドライフラワーを入れる予定です。これを先に手に入れ&置く場所を決めた上で店鋪の設計をしましたので、当然ながら棚の後ろのセメント網の壁と、横幅はピッタリ一致です。僕はYAWP!の時もそうでしたが、店の工事が終わった後に家具を揃えるのではなく、家具を揃えた上でそれに合わせて店をデザインするスタイルなのです。その順にする方が、変な隙間とかがなくなるので、カッコよくなりますよ~。


フランス産のクラブソファ(10万円)


「①④⑤の椅子&ソファだけでは、全体的に線が細めでインパクトに欠けるなぁ」と思い、店のアイコンになれそうなレザーでゴツい古ソファを探しまくり、こちらを購入。クラブソファには貴族的な圧というか、嫌らしさというかがある物が多いのですが、こちらはいい感じにくたびれていて野暮ったく、とても気に入っています。


同じくフランス産の、昇降機能付きのカフェテーブル(3万円)


上記⑦のソファに合いそうな、一人用テーブルを探しまくって購入。大きくないのに、超重いのが難点・・。こちらへの僕の愛は、まぁ普通かな。たまに意味も無く昇降させて、楽しんでいます。


はるか昔のテレビやら地球儀やら、のディスプレイ(合わせて4万円くらい)


はい、レトロで〜す。もちろん機械としてはブッ壊れ済みですので、完全にただのディスプレイ! 人によっては「ゴミじゃん」とか言いそうですが(笑)、僕はどんなボロ・アイテムでも、気に入ったら価格度外視で買うのだ!



・・・以上です!!

上記の①〜⑨(から③と、⑤の椅子を抜いて)の額を合わせると、42万円くらいですね。ここにさらに、床に敷くラグが二枚(写真では敷いておりません)で4万、小さいテーブル三つ(全て同じ物ですが説明がややこしいので今回はスルー)にも4万、それで計50万。レコードプレイヤーやスピーカーを含めれば(家電という扱いにしたため、今回はスルー)だいたい55万くらい。まぁ、いい感じにバランスのよい、予算の活用っぷりだったんじゃないでしょうか?


というわけで、YAWPビルの1階店舗では、これらの家具類が皆さまのお越しをお待ちしております〜!! 僕にはもう一点、現在進行形で購入を検討中の古椅子がありまして、それを家具屋さんで直接見るために、来月あたり再び関西方面へ行くかもしれません。

古き良き家具たちの発掘作業はすこぶる楽しく、いまだに頻繁にやってしまうのですが、底なし沼な世界で果てしないので、僕が変態なだけだと思います。皆さんには、この沼に足を踏み入れるのはあまりお勧めしませんです~


定員、たったの6名の、小さなお店





0 件のコメント:

コメントを投稿