2021年2月13日土曜日

失敗小僧の、愛に溺れる!!!



こんちゃっ!!!!

・・・暖かくて過ごしやすい日々なのは嬉しいのですが、花粉がかなりヤバいですねぇ。去年の僕は東南アジアに避難したので平気でしたが、今年は常にwithティッシュでガマンするしかないかな・・・


そういえば先日、携帯を替えました。長らく愛用していたPHS(笑)が、1月末で完全廃止とのことで、解約を余儀なくされ。「これを機にそろそろスマホに」・・とは微塵も思わず、とりあえずY!mobileの店に行き話を聞いたら「PHS→ガラケーでは、一つの機種だけは機種代も手数料もゼロやで」と言われ、「ほな、それでええやん」と即決。機能どころか、見た目も色も知らずに購入しちゃいました。どうせ、ほとんど使いませんしね(買ってから二週間、一度も充電してないのに30%も残ってる笑)。

ガラケーの将来についても店員さんに聞いてみましたが、「とりあえず2026年までは廃止にはならない」とのことなので、僕はコイツをこの先5年間は持ち続けますかね。そしてその後に役目を終えるようなら、潔く携帯無し生活に突入しようかな。僕の生涯は、タバコを吸わず&スマホを持たずを、貫徹して終えるのですよ〜(笑)!!




さてさて、話は変わり。僕は昨年の2月頃から、YouTubeを観る頻度が明らかに増えておりまして。今はちょうど、歴1年の頃合い。観始めたきっかけは以前にも書きましたが、

とあるファッション・ブランドのDVDを1万円で購入→たったの15分で終了にガックリ→「ていうかこれ、誰かがYouTubeにUPしてたりしてな〜、だとしたらさらにヘコむな~」と無駄な検索→“オススメ”がファッション系の動画だらけに→観てみたら面白くてハマった

でして。そんな感じで僕は、YouTubeをしょっちゅう開く生活になったのですが、昨年内は基本的には“ファッション系ばかりを観る”スタンスでした。


ヒカキン氏やラファエル氏等の、いわゆる有名YouTuberの動画は一度も開いたことが無く興味も無く(名前は知っています)、芸能界からの流入系?のカジサック氏や宮迫氏あたりの動画も、観たことがありません。それ系では“エガちゃんねる”だけ登録していますが、たまに思い出して面白そうなのをまとめて観る感じなので、「次の動画を心待ちにしている」ってほどではないですね。

メンタリストDaigo氏やオリエンタルラジオ中田氏の動画は、一時期はそれなりに観ていましたが、なんだか変なモヤモヤ感を覚えるようになり、ここ半年ほどは全く開いておりません。このモヤモヤは説明が難しいところですが、簡単に言うと“金儲け欲の臭い”ですかね。その最たる者は、キングコング西野氏でしょうか。大まかにカテゴリ分けすれば、彼らは似たような分類かと思います。

僕は不思議と、Daigo氏や中田氏に対しては嫌悪感までは覚えていないのですが、西野氏は無理です。もはや、彼のあらゆる発信に拒否反応があります。肥大化した見栄とプライドから作られた、嘘と誇張だらけの虚像に感じ、全く信用しておりません。吉本興業を辞めたとか、素人さん相手に動画やブログでキレ散らかした、等の最近のニュースは知っておりますが、それらの記事を開く気にもならないほど不快です。映画文化を純粋に愛する者として、彼のなりふり構わずな「自身の映画のヒットのためのチートな仕掛け」にも、辟易しています。テレビ東京のゴッドタンで、劇団ひとり氏の尻穴に水を噴く姿だけは、爆笑できるので今後も欠かさずに観るつもりですが。


芸能人ではなくあくまでYouTubeの界内で、西野氏と似たような分類の者もおります。鴨頭嘉人氏や竹花貴騎氏、まこなり社長といった、経営者系の自己啓発な者々がそうです。彼らの動画は、僕は存在を知った際に数本を開きましたが、西野氏同様の強烈なキモチ悪さを覚え、以後は完全に距離を置いております。

こういった界隈の連中に共通すると僕が捉えるのは、「◯◯する奴はバカ!」「◯◯は無駄!」的な合理的思考・至上主義と、「オレは有能!」というポジション取り。それによって引き寄せを狙うターゲット層は、いわゆる“拗らせモラトリアム”な者々でしょうか? 例を用いて具体的に言うと「他とは違う優秀なオレ!・・が入った会社は旧態依然でムダだらけだったからそれを正そうとしたら無能な上司に怒られたから辞めてやったぜ」的な連中です。地獄のミサワ系、と言ってもいいかもしれません。


そんな「オレは優秀なのに社会から認められない!」環境に日々、鬱屈している者々からすれば、西野氏や鴨頭氏による発信は、「共感しかない!彼らこそオレの代弁者!オレがダメなんじゃない、社会がダメなんだ!」という自己肯定の免罪符、承認欲求を満たせてくれる慰めのバイブルになるのでしょう。そして、彼らのオンラインサロンに入会しせっせと月謝を払い、彼らが乱発するクラウドファンディングにも金を落としまくるのでしょう。「夢を共有する」等といった、ハッピーワードにのせられて(笑)。


とはいえ、そのような界隈の住民は明らかにマイノリティで、世間一般からすれば簡単に言うと“相手にされていません”。そういった彼らの関係を“教祖”“信者”“宗教ビジネス”と嘲け笑う者も巷にはけっこういるようですが。西野氏のオンラインサロンの会員は、約7万人とのこと。もちろん、その全員が彼に心酔する、まさしく“信者”ではないわけで。ネタ目的で入っている者や、なんならばアンチだっているでしょうし、7万人程度では宗教と例えるほどの大きな脅威ではないと思いますけどねぇ。当人たちがそれで幸せなら、小さな村の内側で相互褒め合いなプペルごっこをしていればいいのではないでしょうか? ハイ、勝手にどうぞ、です。


ただし、それら教祖さまたち(笑)の多くが強く訴える「行動しろ!」の発信には、僕は強い違和感が。僕も行動力はある方ですけどね。「行動しろ!」「行動する者が正しい!」的な発信はしたことがないですし、そう思ったこともありません。

以前、ウチに来たゲスト(このブログのファンだそうです。感謝)と一緒に飲んだ際に、「僕もタクロウさんのような、行動できる人間になりたいんですけど、どうしたらなれますか?」と聞かれたことがありまして。それに対する僕の応えは「いや、俺って“行動しなきゃ”と思って動いたことなんて一度もないのよ。その時やりたいことを、ただやってるだけ」でした。僕の人生では、世界一周の際にも起業の際にも、“そうだ!行動しよう!!”的な奮い立ちは全くないのです。TVゲームの電源をONにするのと、感覚は一緒です。

自分のやりたいことをやる人=行動力のある人、でしょう? そんなもんは、全くもってたいしたことじゃない。この点は、西野氏なんかも同じ考えだと思うんですけどねぇ。なんでそれが「皆も、行動すべし!」的なロジックに繋がるのかが、理解不能です。行動する者が正しいわけでも、行動しない者がバカなわけでもなく、行動力と社会的な評価には関連性は全くないのです。「行動できるオレはお前らより優秀☆」的な自惚れマウント君にいたっては、愚かすぎてもはや哀れです(強烈なアホがカンボジアに行っているようですが、現地の方々にマジで申しわけない・・・)。というか、矛先がそれぞれで違うだけで、世のサラリーマンも自営業者も主婦の皆さんも、あらゆる人々がすべからく「行動」していますよ。

結局のところ、教祖さまの発する「行動する者は正しい」の啓蒙には、「行動できるキミの存在を、ボクは認めるよ!」という表面と、「ボクの元にお金を運ぶ行動力もあるよね!」という裏面とがあるのです。自身の受粉(儲け)のために、甘い蜜の匂い(承認欲求を満たしてあげる)でモラトリ蜂を誘っているだけです。よって僕は、誰かがそのような発信をすれば「うわぁ〜、そっち系かい」となりゲンナリし、明確に距離を置きます。判り易くて、むしろありがたいくらいです。


そんなこんなで僕は現代社会に対して、「モラトリアム層をターゲットにした承認欲求ビジネスって、なんで日本ではこうもお盛んなんだろう?」「吸い取られる側の者々は、なんで目が覚めないんだろう?」というモヤモヤ感が常にありまして。ゲストハウス業界内にも、それ系のキナ臭い搾取は存在しますしね。しかし・・・そんな中でついに見つけてしまいましたよ! 僕にとっての“ザ・教祖”を(笑)!! それは56歳独身、無職でブサイク&デブ(自らネタにしているので、ここは遠慮なく)なオジさんYouTuber、失敗小僧さんです!!

「ちなみに、僕ちゃんはdevです!」


いやぁ、失敗小僧先生! あなた、素晴らしいよ!! 彼の言うことが“正しい”わけではなく(彼自身がそう断言している)、彼は特に有能でもなんでもない、ただの無職なオジさん(〃)。あくまでも、そんな“自称・凡人の彼の意見・見解”に対し、僕は「とことん共感しているぞぉぉぉ〜!」というだけの話なのですが。存在を知ってから僕は彼の動画を100本以上観ましたが、今のところ、全てのご意見に対して異議無しの、“仰る通り!感服や!!”状態です!!!


僕がここまで共感するくらいですから、彼はもちろん、アンチ自己啓発ですしアンチ合理的思考主義。「“行動しろ!”とか言う連中を警戒せよ!」というのも僕と同じ。長らく公務員として国に従事されていたという実戦経験を元に、「ボクを認めてよぉ〜☆」な層に対して、社会的リアルでもって強烈なビンタを放ち続けてくれております!! 連中が欲しがる表面的な“いいこ・いいこ”よりも、彼のビンタの方が遥かに愛があると思いますけどね。

中でも特に面白かったのは、「底辺」についての一連の動画でして。彼は

・真に有能な者は、自分の成功や経済力のアピールなんてしない。有能ぶらない
・成功アピールの連中は、その虚像を利用して金儲けしたいだけ
・金満アピール連中のほぼ全員が、実は借金まみれの、お釈迦ポンッ!状態なのよ
・そういう連中こそが、真の底辺。関わるべきではない!


と言い切っており、「悪魔に魂を売れば、金儲けなんて簡単だ」とまで。要するに「欲にまみれ悪魔に魂を売った、フェイクな連中を見抜き、騙されるな!」と発信しまくっているのです。そして一貫しているのが、「金や評価を得ることを幸福と捉えるな。人に喜ばれることをコツコツとし続けることこそが、幸福である。それを成し遂げた者が真の成功者」「他者の涙の上で手に入れた金なんぞに、価値はない。それをしてはいけないし、そういう関係とは縁を切れ」という根底のメッセージ。


いやぁ、マジでスゴいよ、失敗先生・・。とってもブサイク&デブ(尊敬の念を込めて!)な上に、下ネタだらけなのに、豊富な知識と経験によるリアルを武器に、全くブレずにフェイク界に戦いを挑み続けるその姿は、不思議とカッコよく見えて来るもんなぁ。動画は一日1〜2本、どれもが20〜40分もの長さで、固定カメラでノンストップな独演をしているだけなのに、必ず最後まで観続けてしまう。考えてみたら、最近の僕は毎日、一時間はこの人の動画に魅入っているのか・・・(笑)

いずれ彼がオンラインサロンを開始したら(するわけないっ笑)、僕は入会してしまうかもです! 皆さんも、彼の動画(「失敗小僧」で検索)をぜひ、観てみて下さい!! 見た目もキャラも強烈インパクトですが、彼はマジで面白いんです!!! そして僕と一緒に、失敗小僧教の信者になりましょうぜ(なんつって)!!!!






2021年1月28日木曜日

2020年、映画総括!!





今回は、年始(もう1月末ですが・・)の恒例記事である、前一年間に公開された映画の総括です!!!

毎年やってはいるものの、僕が書く記事連の中では断トツに“仕上げるまでの労力がハンパない”企画でして。普段の記事では2~3時間もあれば充分ですが、こちらはおそらく、合計で10時間を越えているかと・・・(笑)。超ヘロヘロで「キツいならやめればいいじゃん」と誰かに言われそうですが、僕はこれを書きたくて一年間、映画を観まくっているという一面もありましてねぇ。楽しいからやっているだけの、自己満足な作業なのです。

昨年の同記事で、僕は「2020年の目標鑑賞本数は“116本”」と書きました。しかしそれから間もなく発生した例のアレにより、僕の昨年の大半は「無職」で「ヒマ人」。なんと、目標より100本も多い、計216本の鑑賞数でした。この数字はあくまで、“初めて観た作品”の数でして、昨年の僕は“前に観たことのある作品”も50本ほどは再鑑賞しており、それも含めた合計だと260本を越えていると思います。


初見の映画216本の詳細は、劇場:18本、DVD:106本、テレビ:8本、ネット:84本、でした。ネット(アマゾン・プライム)での鑑賞数が、一昨年の3倍弱にハネ上がっていたのが、まさに昨年らしい傾向です。いずれ観る予定でウォッチリストに入れている作品が、現状でも150本ほどあるため、今年はDVDを越えてトップランナーになるかもしれません。

そのアマゾン・プライム(の、見放題サービス)では、基本的には“旧作〜ちょい古い映画”がUPされるので、昨年内に新規公開された作品で、ネットで観たものは1本もありません。というわけで、僕が劇場orDVDで鑑賞した作品の内、2020年に公開されたものの数を調べたところ、63本でした。これは例年よりも少ないのですが、そもそもの公開本数自体が激減した一年でしたので、まぁ仕方ないですかね。



ちなみに、一昨年に公開された映画も、僕はもちろん昨年中にDVDのレンタル解禁に合わせてたくさん観ておりまして。それを含めての2019年のトップ10ランキングは、このように修正します。

NEW⑩ 私のちいさなお葬式
NEW⑨ 宮本から君へ
  ⑧ ジョーカー
  ⑦ 工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男
  ⑥ フリーソロ
  ⑤ ゴジラ キング・オブ・モンスターズ
  ④ 家族を想うとき
NEW③ T-34 レジェンド・オブ・ウォー
  ② エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ
  ① グリーンブック

⑩位と③位に割り込んだ2本は、なんと・・どちらもロシア映画です! 近年のロシア映画界のクオリティ上昇っぷりは、本当に凄まじい!! 特に③位の「T-34 レジェンド・オブ・ウォー 」は、アクション映画のみで括れば僕の生涯でベスト5には入るであろう、大傑作!!! 昨夏に劇場でディレクターズカット版を上映していたので、それも観に行ってしまったほどです(作品としては同じものなので、“1本”とカウントしております)。




というわけで、前振りが長くなりましたが、ここからが2020年のランキングの発表!


まずは、惜しくも選外となった映画を5本(公開日が早かった順)です。

★フィッシャーマンズ・ソング コーンウォールから愛をこめて(1.10/英)
★グッドライアー 偽りのゲーム(2.7/米)
★ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(6.12/米)
★ランボー ラスト・ブラッド(6.26/米)
★WAVES/ウェイブス(7.10/米)

この中で特によかったのは、「WAVES/ウェイブス」ですかね。家族の崩壊と再生の物語を、美しい映像や音楽と共に綴る、繊細な作品でした。





それでは、ベスト10の発表!! タイトルの後の(〜/〜)は、日本での劇場公開日と製作国です。簡単なストーリー紹介はしますが、いわゆるネタバレはありませんとですよ!




【10位】


パラサイト 半地下の家族(1.10/韓国)

いわずもがなの、米国アカデミー賞受賞&日本でも大ヒット、した作品。僕は日本での公開日のはるか前から注目しており、公開初日の初回に観ているんだぜ〜ドヤッ!です(当時は、ガラガラでしたよ)。

しかし、僕の率直な感想としては「ドタバタなコントのようだなぁ」でして。あまり高評価ではなく、ここで10位に入れるほどではなかったのです。ところが、DVDが夏にリリースされ、なんとなくその気になったので再見したところ・・改めて気付いた仕掛けが多々あり。「この監督はやっぱすげぇや!」と、大きく覆りました。その流れで、彼の旧作を5本ほど連続で再見しちゃいました。

ポン・ジュノの何が非凡かって、なんといっても脚本力、緻密なストーリー構成のセンスですよ。特に2009年の映画「母なる証明」の伏線回収の妙には、圧倒されます。ほんと、すげぇ監督やっ!!





【9位】


ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2.7/米)

自分に子どもがいたなら、見せたかった映画:その①。まず、タイトルが好きです。ネタバレになるので由来については書きませんが、これをチョイスする感性がいいですね。

身寄りのないダウン症の青年が「ボクはプロレスラーになる!」と決意し、施設から脱走する。パンツ一丁であてもなく彷徨っていたところに、ヤンチャでワケありな漁師と出会い、二人で夢を叶えるための旅をする、というお話。

僕は元々、バディ系のロードームービーが大好物です。古くは「スケアクロウ」とか「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」とか。しかし今作は、相棒関係の片割れが障がいを持つ青年、という点が新しい(「レインマン」は、ちょっと違いますし)。

大号泣するような感動作ではありませんが、優しさに溢れ、「人間っていいなぁ」としみじみと思わせてくれる良作でした。何年か前に、中学生二人が貨物列車に飛び乗り警察沙汰になったとかいうニュースで、ネットでは「犯罪行為だから良くはないが、その志は応援したい」的なコメントが多くてほっこりしたことを、思い出しました。





【8位】


グランド・ジャーニー
(7.23/仏&ノルウェー)

自分に子どもがいたなら、見せたかった映画:その②。実話ベースの、冒険物語です。

絶滅危惧種の雁を人工で孵化させ、渡り鳥として自然に還すために、軽量飛行機に乗り、鳥たちと共にノルウェー→フランス間を飛ぶことを計画する、親子の話。ほぼ全編がCGではなく、実際に一緒に飛んで撮影しているため、鳥目線での空からの大自然の映像がとにかく美しい。

息子として、親として、渡り鳥として(?)。彼ら(&鳥たち)が大きく成長するのはもちろんですが。離婚した母の家族への愛や、彼らと出会い支援する人々のことも、とてもよく描けており、「旅って最高だな〜」と改めて思わせてくれた作品でした。





【7位】


ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像(2.28/フィンランド)

自分に子どもがいたなら、見せたかった映画:その③。知っている者はほとんどいないであろう、地味な作品ですが・・・まさに、掘り出しもの!!

上記の8位作品は“父と息子の冒険”でしたが、こちらは“祖父と孫の冒険”です。冒険といっても知識的な方面であり、旅ではなく“絵画の研究”をするのですけどね。美術商としての引退を決意した祖父が、何気なく発見した名もなき絵画に「とんでもない価値がある!」と信じ込むのですが、それを真に受けたのが孫だけで・・・。そんな、爺さんの人生最後の大勝負!with孫!!

家庭を顧みず、一直線に美術商としてのプライドを貫く祖父を、崇高な存在としては全く描かず。極めて面倒くさくて時代遅れの、周囲から疎まれまくりなガンコ爺で、思終期の枯れっぷりがヒリヒリと切ない。そんな祖父の想いを理解するようになった孫との信頼、協調関係は、とても清々しいものでした。





【6位】


ある画家の数奇な運命(10.2/独)

こちらも、絵画絡み。僕の人生ベスト5に入る大傑作「善き人のためのソナタ」を送り出した、フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク(長い名前!)監督の、待望の新作です。いやぁ〜、今回も素晴らしかった!!

第二次大戦の直後。東ドイツに生まれ、自由な表現活動が出来ないことに痺れを切らし、西ドイツへ亡命した実在の芸術家ゲルハルト・リヒターの、自伝的なお話。僕は元・絵描きですから、リヒターのことはそもそも知っておりましたので、その意味でも大注目しており公開初日の鑑賞でした。

東→西の亡命の話とはいえ、東ドイツ時代のエピソードは決してネガティブなものではなく。リヒターは魅力的な家族、恋人、友人たち、恩師に囲まれた、幸せな日々を送ります。彼はそれらを捨てて西へと旅立つわけですが、なんと、親友や恩師は理解を示す!

決して大げさにすることはなく、いい意味で淡々と、ひとりの芸術家の人生の機微を丁寧に紡いでおります。ベルリンの壁ができる前には、東西ドイツは列車で普通に往来できたんですねぇ(全く知らんかった・・・)。





【5位】


幼い依頼人(3.27/韓国)

実話がベース(と知った時は驚いた!)の、裁判系の映画です。こんな凄惨な事件が実際にあったとは・・・。お隣、韓国での出来事とはいえ他人事ではなく、「昨今の日本でだって似たような闇を抱えている者は多いのだろうな・・」と思います。

二人の子どもを虐待しまくる母親(実母ではない)の、DVっぷりがかなりエゲつなく、精神的にトラウマになりかねないので、オススメはしづらいです。なんせ、しまいには息子を蹴り殺してしまいますからね。そして「弟を殺しました」と、娘に自首させる! 暴力による支配下にあるので、娘は従ってしまう!!

そんな悲劇の少女を救うべく奔走する者たちも、元々は「虐待には気付くが、“見て見ぬふり”を選んでいた」のです。彼らのその贖罪の感情描写と、事実究明の戦いに向けて奮い立つ流れが、秀逸でした。ラストにはホロリと、感動しましたよ。





【4位】


黒い司法 0%からの奇跡(2.28/米)

こちらも実話ベース&裁判系。白人女性を殺害したとして死刑判決を受けた黒人男性の冤罪を晴らすために、信念を持って戦う青年弁護士のお話。凄まじいほどの完成度で、誰にでもオススメできる優良作です。抑えめな演出で派手な作品ではないですが、だからこそ際立つ、脚本や演技の質の高さ。

この裁判が実際にあったのが、1988年だというのがまず驚きです。アメリカの司法が、これほどまでに差別と偏見だらけのやりたい放題だったというのが、たったの32年前だとは・・・

僕は、裁判ものの映画では「告発」が最高傑作だと評価しているのですが、そちらに匹敵するほどの、類い稀なる素晴らしい作品でした!!





【3位】


レ・ミゼラブル
(2.28/仏)

自分に子どもがいたなら、見せたかった映画:その④。・・とはいえ、悪い方に感化されたら困りますが・・・。ブラジル映画「シティ・オブ・ゴッド」(生涯ベストランクに入る傑作!)を彷彿とさせる、強烈インパクトな作品でした。

実は当作品には、ストーリーらしいストーリーはなく。パリ郊外の貧困エリアに赴任した刑事の目線で、混沌とした街の姿を、まるでドキュメンタリーのようにリアルに捉えます(実際に、出演者のほとんどはその地区の素人住民だそうです)。

マフィアの抗争や、ギャング団の少年たちの悪行に翻弄されながら、それでもどこかに良心の芽があるはずだ・・という期待を、主人公の刑事と映画の観客とが共有するような構図でしたが・・・。怒りが、暴力が、、連鎖を続ける。カオスが止まらない。止めようがない・・・

映画的な着地をさせず、観客へのリアルの突きつけをここまで徹底した作品は、なかなか観られるもんじゃないです。初作でこれを発表したラジ・リ(短い名前!)監督は、ド天才だ!! アッパレ!!!





【2位】


悪人伝(7.17/韓国)

2020年、単純にエンタメとして一番面白かった映画が、こちらです。10位の「パラサイト」よりも、確実によかった。近年の韓国映画は、マジでいい作品ばかりだなぁ〜

連続殺人犯(韓国映画あるあるですね笑)がたまたま襲った相手は、ヤクザの組長でして。見た目通りの猛タフさで生き残った彼は、復讐のために犯人を捜し始めるのですが、簡単に言うとヤクザ組長(殺したい!)と青年刑事(捕まえたい!)とが、「どちらが殺人犯を先に見つけるか」の勝負をするような展開に。

この二人が、騙し・騙され・協力し合い・・が混在する、少し変化球のバディになるのです。その関係性のバランスが、斬新な上に素晴らしい!

脚本の上手さ、アクションの痛快さ、組長役マ・ドンソクの圧倒的な存在感。そして何よりも・・・オチの「そうきたか!」っぷりが、極めて秀逸な作品でした。チョンマル ポンッテガ インネヨ〜!!





【1位】


娘は戦場で生まれた
(2.29/英&シリア)

自分に子どもがいたなら、大人になった頃に見せたかった映画。僕は数年に渡ってこのような、年間の映画ランキングを書いて来ましたが、「劇場では観ていない」作品が1位になったのはこれが初めてです。もちろん気になる映画であったのですが、なんでスルーしちまったんだよ、、と激しく後悔・・・。公開が終わった夏頃に、友人(元ゲストさん)から「ぜひ観るべきだ!」との訴えを受けた作品でもあります。

中東はシリア、アレッポという街の病院で医療従事する夫婦が、カメラを回し続けた映像をまとめた、正真正銘&現在進行形の戦争映画です。ドキュメンタリーです。本物の爆撃と銃撃が行き交う、殺戮現場の映像です。そして「私たちが死んだら、娘にはいつか、この映像を見てほしい」という念を込めた、遺書のような存在です。

死者・・というか死体というか・・・は、僕のこれまでの人生で、映像でもほとんど見たことはなかったのですが。この映画では、爆撃を受けた一般市民が次々と病院に担ぎ込まれる様子を、ひたすらに見せますので、要するに、現実にある“死”が目の前に延々とさらけ出されます。モザイクやボカシなどは、一切ありません。

僕にとってのアレッポは、世界一周の途中に訪れ、たくさんの現地人と友人になった、思い出の地なのです。実は僕は、この映画の観賞後に二週間ほど、何も手につかない放心状態になりました。こんなことは、初めての経験です。

戦争とは、どういうものなのか。戦地では、何が起きているのか。世界の平和を希求する上で、この映画以上に突き刺さるものは、ないと思います。






以上です!!


まとめてから気付いたのですが、ベスト10の内、4本(①③④⑦位)もの作品の公開日が、2月28or29日でした! アベ氏が全国の学校を一斉休校させた、そんな時期に直撃していなければ、もっと世間に知られていただろうになぁ・・・

僕の2021年は、ヒマな日々はそれなりに継続でしょうが、いろいろ?とアクティブにやるつもりですので、目標鑑賞本数は181本と設定しましょうかね。四年間も増え続けましたから、今後も勢い止まずに300本を越えたりしたら、「オレって完全に依存症じゃん!」でウケるな〜



【タクデミー賞】
作品賞   娘は戦場で生まれた
脚本賞   イ・ウォンテ(悪人伝)
監督賞   ラジ・リ(レ・ミゼラブル)
撮影賞   エリック・ギシャール(グランド・ジャーニー)
編集賞   フローラ・ボルピエール(レ・ミゼラブル)
主演男優賞 マ・ドンソク(悪人伝)
主演女優賞 シアーシャ・ローナン(ストーリー・オブ・マイライフ)
助演男優賞 ジェイミー・フォックス(黒い司法 0%からの奇跡)
助演女優賞 ユソン(幼い依頼人)



【鑑賞映画63本を、公開日順に全採点!(劇)は劇場での鑑賞!!】

★(9本)
⑨2.07 ザ・ピーナッツバター・ファルコン
⑦2.28 ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像
④2.28 黒い司法 0%からの奇跡
③2.28 レ・ミゼラブル(劇)
①2.29 娘は戦場で生まれた
3.27 幼い依頼人
②7.17 悪人伝(劇)
⑧7.23 グランド・ジャーニー
⑥10.2 ある画家の数奇な運命(劇)

★(17本)
⑰1.03 エクストリーム・ジョブ
1.10 パラサイト 半地下の家族(劇)
 1.10 フォードvsフェラーリ
⑮1.10 フィッシャーマンズ・ソング コーンウォールから愛をこめて
⑲1.31 ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密
⑭2.07 グッドライアー 偽りのゲーム
 4.03 暗数殺人
 6.05 未成年
 6.05 ルース・エドガー(劇)
⑫6.12 ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語
 6.12 コリーニ事件(劇)
⑬6.26 ランボー ラスト・ブラッド
⑪7.10 WAVES/ウェイブス
⑳8.07 ディック・ロングはなぜ死んだのか?
 8.28 ブルータル・ジャスティス
⑯10.6 フェアウェル(劇)
⑱10.9 82年生まれ、キム・ジヨン(劇)

★(25本)
 1.17 ジョジョ・ラビット(劇)
 1.17 オリ・マキの人生で最も幸せな日
 1.24 イーディ、83歳 はじめての山登り
 2.07 ハスラーズ
 2.07 グリンゴ/最強の悪運男
 2.21 ミッドサマー
 3.06 ナンシー
 3.20 ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY
 3.27 最高の花婿 アンコール(劇)
 3.27 世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ
 6.05 罪と女王
 6.12 その手に触れるまで
 6.12 グッド・ボーイズ
 6.12 15年後のラブソング
 6.19 ペイン・アンド・グローリー(劇)
 7.03 カセットテープ・ダイアリーズ(劇)
 7.03 アングスト/不安(劇)
 7.10 透明人間
 7.17 リトル・ジョー
 7.17 WAR ウォー!!
 7.17 パブリック 図書館の奇跡(劇)
 7.24 ブラック アンド ブルー
 7.31 ブレスレット 鏡の中の私(劇)
 8.21 きっと、またあえる
 11.28 バクラウ 地図から消された村(劇)

★(9本)
 1.24 9人の翻訳家 囚われたベストセラー
 2.14 1917 命をかけた伝令
 5.22 21世紀の資本
 6.26 悪の偶像
 7.03 レイニーデイ・イン・ニューヨーク
 7.24 ストレンジ・フィーリング アリスのエッチな青春白書
 7.31 カラー・アウト・オブ・スペース ―遭遇―
 11.27 真犯人
 12.18 ワンダーウーマン 1984(劇)

★(3本)
 1.10 マザーレス・ブルックリン
 2.07 プロジェクト・グーテンベルク 贋札王
 9.18 TENET テネット(劇)



【観たかったけれどスルーしちゃった、DVDリリースが待ち遠しい映画たち!】

ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方
タイムリミット 見知らぬ影
マルモイ ことばあつめ
バルーン 奇蹟の脱出飛行
ぶあいそうな手紙
異端の鳥
ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ
靴ひも
ザ・ハント
シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!




「・・・あんた、昨年は邦画やアニメ映画は1本も観ておらず、観たいとすら思わなかったのねぇ」と気付いた方が、もしいらっしゃったら、それは確実に映画達人さんです(笑)!!!






2021年1月16日土曜日

今年の設定は、“ガンガンいこうぜ”だっ!!




新年の、最初の寄稿です。

とはいえ半月以上が過ぎ、今さら感が強すぎるので、「あけまして〜」の挨拶はしません! 初詣はいつもの柴又帝釈天ではなく、映画を観にアリオ亀有に行ったついでに、その目の前にある香取神社にサラッと寄って済ませました!!


いやはや〜、2021年。たったの二週間が経過しただけですが、知り合いの宿や飲食店の廃業の知らせをいくつか受け、すごく寂しいです。その一方で僕の私生活においては、嬉しい出来事が連発しており、年のスタートからすこぶる好調です。

嬉しい出来事が連発・・といっても、細かく小さなものばかりで、例えば「買いたいぞぇ〜と渇望していたビンテージの一品が、いきなり8万円も値引きされていて驚愕!&購入!」だとか、「昨日、観に行った映画がすごくよかった」とか「たまたま入った古着屋で、超絶カッコよくジャストフィットの服に出会った!&もちろん購入!」とか「久しぶりに漫画を描いたら、“すごくオモロいぜ!”的なDMがけっこう来た」とか、そういう類いですがね(笑)。あ、たまには漫画をリンクで繋げましょうか。

漫画〈ねどこはつらいよ〉第八話「そうなんだ、残念だよ」

僕はようやく、厄年から抜け出しましたからねぇ。別にそのおかげだとはネタレベルでしか思っておりませんが、しかし明らかに運気が上がりました。流れがいい感じだと性格も少しはマシになるのか、「善いことをしたぜぇ・・」と我ながらウットリしちゃう、他者のトラブル解決事案も数件ありました。このままこの調子で、一年を突っ走っていければいいな!!



さてさて。

今回は年の初めなので、毎年やっている経営状況の報告まとめです。とはいえ、皆さんご存じの通りにYAWP!backpackersは、昨年は1〜3月しか運営しておらず、4月から完全休業のまま今日に至りますので、報告するほどの内容ではないのですが・・・



はい。僕の年収は、2018年:350万、2019年:344万、2020年:ー100万、ということで! その一方で休日の数はというと、2018年:85日、2019年:74日、2020年:311日!! ワシゃ、去年は合計で55日間しか働いておらんのね・・・(涙)


もちろん、年収での〈−100万〉という計算結果は、思いっきりザックリのテキト~な数字です。この一年で僕の預金通帳から消えた額は、おおよそ100万円だったもので。

わざわざ画像を開き、詳細まで観察していただいた方(この表は基本的には“僕自身のためのデータ”ですので、開いていただかなくてかまいませんよ〜)は、お気付きになったかもしれませんが、僕は4〜10月までを〈−10万〉と記し、11&12月には〈−26万〉としています。10月までの〈−10万〉は、まさに維持費であり、宿を継続する上でかかる固定費が主です。閉めているわけですから、水道やガスなんかは止めてもいいんですけどね。「自分の家にはネットを繋げていない!」や、「友人が遊びに来る!」等の理由があり、僕はほぼ毎日宿に来ておりますので、止めずにそのままでした。

そして、それがなぜ11月から倍以上にハネ上がったのかといいますと。別に隠していたわけではないのですが、YAWP!backpackersのあるビルは僕が所有しておりまして、その1階にはずっと、テナントとして和食の居酒屋が入っていたのです。6年前にビルを買った時点で10年以上の歴があったお店で、ビルオーナーになってからの6年間は僕は毎月、家賃をいただいていたのです。僕がこのブログにたまに書いていた“不労所得”、“副収入”とは、まさにこのことです(これ以外にも少しありますが)。

その、、長らく僕の生活を支えてくれていた1階の居酒屋さんが・・・実は、先の11月末をもって廃業しました(号泣)。よって最後に僕に家賃が入ったのは10月末でして、11月からはその収入がプッツリと途絶えたのです。とても美味しく、常連さんの多い人気のお店だったのになぁ・・・。残念。

というわけで11月からを〈−26万〉としたわけですが、そうすると「おや、家賃は16万だったのね?」と連想されてしまいそうなので、いちおう「そこまでは貰っていないっす」とだけ書いておきます。あくまで、「年間のマイナスは100万くらいだったなぁ」がまず先にあっての、帳尻合わせ的なラスト二ヶ月の数字です。ほんと、テキトウですみませんね。


しかし、それにしても、、、あらためて&言わずもがな、家賃収入というのは強烈なアドバンテージでして、それがなくなったとたんに、この二ヶ月半の僕の貯金の激減っぷりがヤバいです。これまでは「借金の返済はないし、家賃も入るし、無職でも死にやしないさ〜」的なノーテンキ・モードでいられましたが、その大きな軸が消えて無くなった今は、ヒリヒリ感がとんでもないです。とはいえ、、それでもまぁ、なんとかなるっしょ! 一度ガッツリと凹み、すでに立ち直っておりますので、今は現状をポジティブにしか捉えておりません(笑)!!



最後に、例年通りに“YAWP!backpackersの今年の予定”を。

1月1日〜3月22日は、無期限休業を継続します。
3月23日の再開を切望しておりますが、おそらくムリでしょう。現実的には、東京オリンピック開会日の前日、7月22日の再開を目指します。
しかしオリンピックは、おそらく中止でしょう。その場合には、今後をどうするかは未定です・・・


そんな感じで相変わらず八方塞がりな感じですが、僕は“流れに身を任せる”受け身なキャラでは全くないのでね。昨年は例のアレのおかげでさんざん休ませてもらったので、今年はコマンドカーソルを「ガンガンいこうぜ」に設定しっぱなしで、HPやMPの消費は無視し、積極的に攻めまくってやりますよぉぉぉ〜〜〜〜!!!





2020年12月30日水曜日

年越しを区切りに「さらば、コロナ」を宣言する!!





年の瀬ですねぇ。皆さま、元気にお過ごしでしょうか?


さてさて、2020年の最後のブログ記事。これをもって、今年の更新数は36本になります。「年に36本!」と決めて&宣言して以降は、5年連続できっちり36本です。

一年の〆なので、去年と同様に今年の総括的な内容にしようかと思いましたが・・・特にまとめることがない。なんせ、宿をマトモに開いていたのは2月中旬までの一ヶ月半のみ、それからしばらく東南アジアに旅に出て、日本に帰って来たらコロナ禍の真っ最中で、宿はそのままずっと休業状態ですからね・・・(涙)

4月以降も仙台に行ったり、関西方面に行ったりしましたが。それに、例年以上に多くの友人と会い、多頻度で飲んでいましたが。「いつどこで、誰々と飲んだぜ〜」をここに記すと、気の合う友人たちを「こんな時期に不謹慎だ!」厨な輩からの攻撃ターゲットとして巻き込むことになるので、それを書く気はありません。僕一人が責められる分には、全くかまいませんけどね(笑)。


というわけで今回は、「俺は来年をこうするぜ!」というテーマにします。年始の一発目は例年通りに、経営状況的な一年のデータ総括をするつもりなので、今回:2021年の話、次回:2020年の話、という逆転な感じになってしまいますが(笑)。



まず、いきなりですがこのブログは、前述の通りに年に36本の更新と決めておりましたが、その個人的・自己満足ノルマを、来年からは24本に減らそうと思います。ブログを書く作業自体は、楽しいのですけどね。やはり宿を休業していると、話題のネタが“自分の趣味”や“普段の生活”方面に偏り、もはや宿業は関係なしの「オレの内面やプライベートをさらけ出す記事」ばかりでして。

ブッチャケ言いまして、閲覧数もだいぶ落ちました。以前は日に100を下回ることはほとんどなかったのですが、今は逆に、100を越えることがたまにある、という程度です。コロナの話に限らずですが、このブログは「マイノリティに刺さればいいや〜」のスタンスで僕の好き放題にクソミソに書いておりますから、そもそも大衆ウケするはずはなく、減るのは当然の流れだと捉えておりますが。だいぶ前には日に200越えが普通でしたし、むしろ、これまでが異常だったと思っております(笑)。

ブログを書く者々って、始めても1〜2年後には急激に更新頻度が減り、3年も経てば自然にフェードアウトで消滅、みたいなケースがほとんどでしょう? しかしこのブログは、スタートしてから6年半。その内の5年は36本更新を続け、さらに来年も24本は書くと決めたのですから「オレっち、けっこうがんばってるよねん」と、自分で自分を褒めたいと思います♡


また、「中国で原因不明の肺炎患者」というニュース報道が日本で最初にあったのが去年の大晦日だそうなので、今日でちょうど、満一年。僕は頑なにずっと「各々の判断で、好きにしましょうや」のスタンスを貫いておりましたが。一年もの長き間、この問題に振り回され続け、ウンザリが積み重なってもはや、そっちのストレスで死にそうです。コロナ自体は、たいしたストレス対象ではないです。自分と異なる対応をする他者層を、攻撃してくる人間たちの存在の方が、遥かにストレスです・・・

ズバリ、来年からの僕は、日々の生活を“コロナ禍が起きる前”の姿に完全に戻します。記事更新:年36本をやり続けた通りに、僕は基本的には「宣言したことはきっちりやる」、変に生真面目な性格ですので、今後も毎日の<手洗い:20回以上><うがい:5回以上><検温:2回以上(37度を超えていれば、外出しない)>は貫徹でやり続けます。これは風邪の予防等を含める、要は「健康な日々を送るため」ですし、これ以外のウィルス対策系の行動は今後一切、何もやりません。気にもしません。都の感染者数が千人を越えようが万人を越えようが、マジでどうでもいいです。


ネット上を中心に、巷では相変わらず「気が緩んでいるバカ連中のせいで〜」「自分が罹らないとわからんのか? 身内が死なないとわからんのか?」的な安易な叩きをしている輩が多いですが。少なくとも、僕や僕と飲む友人たちの中には、“気が緩んでいる”者なんて一人もいませんよ。それでも飲みに行くのは、コロナを甘く見ているとか、対策を怠けているとかいう理由からではなく、「経済を活性化すべし」という強い意志の元からです。大衆の意識が感染予防に偏った今年は、例年よりも病死の全体数が減少しています。しかしその一方で、自殺者の数が増えまくっています。僕はその事実に対して「自粛厨の連中のせいだ」とは言いませんが、あえてレベルを寄せてディスり合うとすれば、そういうことになります。先日、誰かが「人をより多く殺すのは、ウィルスよりもカネ」と言っていましたが、本当にその通りだと思います。

攻撃の際に、「医療従事者たちの苦労、心労を考えろ!」みたいな正義?論を振りかざす者も多いですが。僕の知り合いの医療従事者は、「持病アリの方を除き、60歳までは普通に生活し、それで体調が悪い時があれば治るまで家に引きこもってほしい。検査にも来なくていい」と言っていましたよ。現場が逼迫するのは「マスコミが不安を煽り、人々がトゥーマッチに押し寄せているせい」と言い切っていましたよ。もちろんこれは彼の個人的な意見として紹介しますが、“自粛しないバカのせいだ”と決めつけて医療従事者の声を勝手に代弁した気になる連中には、ぜひ知ってほしいですね。

また、「コロナは風邪」論を愚か者扱いする連中にも違和感が。この論は「風邪と同程度だから、たいしたことない」という意味ではなく、「風邪で死ぬ者だって年に何万といるのに、なぜにコロナだけ特別扱いするの?」ということでしょう。僕は完全に“風邪論”寄りですが、「そう捉える方が社会が健全になる」という意思が元です。「後遺症が〜」とか言う者は、「風邪やインフルでだって後遺症が残ることはある」という当然の事実に、なぜに辿り着かないのでしょう? マスコミが大げさに報じるか、報じないかの差でしかないですよ。

以前から僕は、ネタ的に「モチの方が怖い」とも書いておりましたが。「ICUが埋まるコロナの方が危険だろ!」とかいう反論には、マジで理解が出来ません。モチを喉に詰まらせて死ぬ者は1月だけで1300人、そのほとんどは呼吸困難による即死!なわけで、1300人(日に42人)の即死と、日に14人(昨日)のコロナ感染ICU行きとを比べて、後者の方が危険と捉えますか? もちろん、ICUに入るのは生還の可能性があるからなわけで、実際にその多くは回復し退院していますよ。


マジで、感情ではなく、数字データを起点とするファクト・ベースで語ってくれ!! コロナが他と比べて遥かにヤバいと訴えるのなら、それを明確に示すデータ的な根拠をくれ!! これは別に、「コロナなんぞ危険じゃねぇわい」という話ではないですし、僕はそう思ってもおりません。僕らが生きている以上、周りには危険なものがいくらでもある。その針山の中を僕らはずっと歩いて来て、これまでにあった針々には慣れ、いつの間にか気にせず進めるようになった。しかし今は、目の前に何やら目立つ色のした歪な形の“未知でヤバそうな針”が現れて、大衆が恐れおののいている。マスコミが煽りまくるせいで、それに拍車がかかっている。

その1本が危ないかどうかではなく「いや、あなたの周りには針がそもそも大量にあるんだって!見てみろって!」という話で、ざっくり言えば「特別扱いするな!」であり「これだけを過度に恐れるな!」ということです。元より他の針々を警戒していた者(普段から風邪等の感染対策をきっちりしていた者)ほど、僕と似たように「なんでコロナだけこんなに?」の想いが強いように感じます。コロナで一番怖いのは、死がどう、ICUがどうではなく、“過度に恐れる人々が暴走している”現象、いわゆる同調圧力の方ですよ。なので、僕は僕の主張を貫き、ここに明確に記します。元々嫌われ者ですから、これで人が離れたとしても何とも思いませんしね(笑)。



以上、一年の終わりだというのに、相変わらずの言いたい放題でした!!


「来年からの僕は、日々の生活を完全に“コロナ禍が起きる前”に戻す!」というのは、「もうコロナがどうこうを語るのもやめる!」という意も含みますので、最後ッ屁な感じです(笑)。年の変わり目を区切りとした、一足お先の“卒業宣言”ですので、今後の僕はコロナ関連のニュースや記事は基本的にはスルーしますし、しつこく語り続けたがる面倒な人とは距離を置きます。

これはあくまで個人的な区切りですが、同じように「そろそろ、コロナ問題からは卒業しようか~」を選ぶ方が一人でも多く増えていただければ、僕は嬉しく思います。



それでは皆さん、今年一年、当ブログならびにYAWP! backpackersへのご愛顧を、どうもありがとうございました!!

宿はいつ再開できるかわかりませんが、来年もまた、よろしくお願いいたします!!


よいお年を〜~!!!





2020年12月21日月曜日

老い、来たろう!!




強烈に寒くなりましたねぇ〜。連日の大雪に見舞われている、谷川岳ラズベリーユースホステルのマサさんのことが、すごく心配です・・・


僕は、先週末に映画「ワンダーウーマン1984」を劇場で観まして(つまらんかった)、これで今年の映画鑑賞本数が200本に達しました。もちろん、DVDやネットフリックスを含んだ上での数字ですよ。劇場に限れば、18本のみです。3〜6月の三ヶ月間にボコッと「映画館に行けないや〜ん」期間があったせいで、例年よりも少なめですね。1月1日公開の「新 感染半島」までは特に観たい作品がないので、今年中の映画館通いはもう、なさそうです。



さてさて。


そういえば先日、久しぶりに富士急ハイランドに行って来ました。え? もちろん独り旅ですよ(笑)。前回の三年前には、約束していた外国人の友人たちが前夜に飲み過ぎ朝に起きれずバスに乗り遅れ、僕は独りで行くハメになりましたが、あれが結果的にすごく楽しかったんですよ。以来、「また独りで行きたいな〜」と、ずっと思っていたのです。

いやぁ、、メチャメチャ空いていましたよ。並んだのは「FUJIYAMA」と「高飛車」と「ド・ドドンパ」だけで、それでも待ったのは20〜30分程度。「ええじゃないか」に至っては並び人がゼロで、“そこそこ集まるまで待ってから出発”の状態でしたよ。僕は基本的には、この4大ジェットコースターしか興味はありませんので、それぞれ4度ずつ。さらに休憩がてらで観覧車等のユルいものにもいくつか乗ったので、全部で19度のヒャッホ〜イ!でした。

まだ、GoToが適用されていた頃でしたから、アトラクション乗り放題券と、新宿からの往復のバスを全部込みで、たったの5000円でしたよ。安っ!! こんなにも安いのに、この閑散っぷりかぁ、、と、ちょっとだけ寂しくもなりました。地代がどうこうで山梨県から訴えられたらしいし、廃業とかにならなければいいな・・・



んでもって、いきなり話は変わり。先日、誕生日がありまして、僕は無事に42歳を迎えることができました。今年42・・ということは後厄の年でして、あと十日ほどで僕は厄年から抜け出せるんですぜぃウェ~イ(笑)!!

僕はスピリチュアル方面のジャンルには知識も興味もないので、特に何もせずに、なんとなくこの三年間を通り抜けましたが。以前、とある人から「厄年ってのは要するに、人間の身体的な変化が起こる時期で、簡単に言うと身体が急激に衰える頃合い。それを自覚せずに抗うから、トラブルが起きる。事故とか起きる」という話を聞いたことがありまして。

それが事実なのか、ただの彼の自説なのかどうかは知りませんが。2020年の僕は、ちょっとビックリするくらいに、「ヤバい、俺、歳とった・・・」の沼に溺れました。


まずハッキリと自覚するのは、明らかに老眼の気が出て来ました。近視とは10代の頃からの付き合いなので、僕の眼鏡歴は30年になるのですが。遠視に関しては長らく、「近くのモノが見えないって、どういうことじゃい!?」と、理解不能な扱いをしていたのですよ。それが、「あぁ、こういうことか・・」と、しみじみ納得。遠くが見えないだけでなく、近くまで見えないという、、二重苦状態に完全に落ち入りました。マジで、眼鏡を外さないと小説とか読めない・・・


また、今のところ髪の毛では発見しておりませんが、ヒゲやシモの毛(すみませんね)に、白いのがあることが明らかに増えました。玉置浩二あたりを超カッケェと思っているので、毛が白くなる現象自体はウェルカムなんですけどね。単純に「あぁ、白いのがまた。俺もそんな歳か・・」と、これまたしみじみしています。

あとは、太腿に痣があったりスネに切り傷があったりを、いきなり見つける(いつぶつけたのかは分からない)ことも多いです。剣道家だったので、そもそも痛みには鈍感なのですが、それにしても気付かなすぎ。これは、歳は関係ないのかな?


そんなわけで。今までの僕は「歳は重ねたものの、身や心は若いままだッ!」という“まだまだ若いぜ〜”モードだったのですが、今年にそれが「歳相応に、身体が明らかに衰えたな・・・」という“もうジジイだぜ〜”モードに切り替わった感じです。うーん。みんなそういうタイミングがあるのかな?

そして・・・それに連動したのか。これまでの僕は、熱意があって行動しまくる面白い若者たちに対しては「俺も負けちゃいらんないぜぇ〜!」的な競争マインドがあり、発奮材料としていたのですが。なんというか最近は「いいねぇ、応援するよ! 資金的な援助は出来ないが、俺の知識や経験で役立つことがあれば、なんでもサポートするよ」な感じに変わりました。

考えてみたら、例えばプロ野球選手の多くは20代後半〜30代で引退し、40代には指導者の道に入っている。相撲やサッカーでもそうですね。親方や監督が僕より年下なことが、もはや普通の状況です。

それに、これまた考えてみたら。僕が大学を卒業し就職はせずに「漫画家になるぞ!」の旗印の元に街で似顔絵活動などをしていた頃、僕のことを「キミ、面白いね〜」と興味を持ち、僕の絵を評価し、いろいろなイベントやテレビ出演等の仕事に繋げてくれた方々は、おそらく皆さん、今の僕と似たような年頃でした。僕は漫画家としてデビューには至らず、イラストや似顔絵の方面も中途半端にフェードアウトし、いつの間にか人生の軸が“旅”へと移り変わってしまったわけで、彼らにはなんだか申しわけないのですが。


僕は結婚をせずに、子どももいない、ただの独り身のゲストハウス・オジさんです。しかし僕なりに「自分が活躍したい!」のステージから「次世代の活躍を支えたい!」のステージへ。育つ、から、育てる、へと比重の意識がステップアップしたっぽいのです。そして、僕以外の世の40代にも、そういう目覚めがある者は多いのかもなァ、と思ったわけです。


というわけで来年からの僕は、熱と行動力のある若者を見つけたら、その才能を見逃さないよう積極的に声をかけ、彼ら彼女らが面白いことをする手助けをしてみたいな、と考えております。実はそれに向けて、すでに、いろいろと動いております。とはいえ、表に出まくり「キュレーター」やら「プロデューサー」やらを名乗って、ドヤるつもりは全くありません(そういう人、けっこういますよね笑)。若者たちの活躍の陰に隠れる、ただのオセッカイな、正体不明の変なオジさんでいいです。20年前のあの頃に、僕を応援し支えてくれた彼らも、そんな感じでしたし(笑)。


僕には「“楽しい”とは、与えられるものではなく、自分で生み出すもの」という、絶対的な人生哲学があります。来年2021年も、宿業のみで日々を謳歌することは、なかなか難しくなりそうです。なので今後の僕は、宿業をはみ出す活動をどんどんと仕掛け、面白い日常を自らクリエイトし、例のあのクソくらえなウィルスなんて木っ端みじんに吹っ飛ばしてやりますよぉぉ〜〜〜!!!





2020年12月12日土曜日

「俺のこだわりを聞いてくれ!」Vol.4





今回は、【俺のこだわりを聞いてくれ!】の第四弾。上着類の紹介です! このシリーズは、2月に香水、5月に靴、10月にパンツ(ズボン)をやりました。自己満足の度合いが極めて高いと自覚している企画なのですが、不思議と閲覧数は多いです。

前回、10月の記事では、僕は「パンツを50着は所有している」と書きましたが。上着の定義を“シャツより上に着るアイテム群”とすれば、こちらは軽く100着は越えているかと・・・。面倒なので数えてはいませんが。その内、今現在にレギュラーで着ているのは30着くらいかなぁ。50着以上は、部屋のクローゼットの中で眠り続けること、何年になりますかね・・・


今回は、前回のような“値段が安かった順”ではなく、話の流れに沿う形での、軸のない紹介順にします!

それでは、サクサクと行きますよ〜!!



① ウールニットのジップアップ・ポンチョ。世界一周旅の途中、南米はチチカカ湖畔にある、コパカバーナ(ボリビア)という小さな町の民芸品屋で購入。1000円もしないです。旅先で買った服は他にもたくさんありますが、これは10年以上経った今でも家でしょっちゅう着ています。思い出込みで、今後も一生、持ち続けることでしょう。




② 旅先で買って今もレギュラーなのは、こちらも。南米大陸の最南端、プンタ・アレーナス(チリ)という街で見つけた、ダウンジャケット。パタゴニアはアメリカのメーカーですが、「せっかくパタゴニア地方に来たし〜」ということで、シャレで購入(笑)。長らく着まくり、クッタクタになってます。当時はジャストサイズでしたが、太ったせいか、写真ではちっちゃく見えますね。以前、彼女に貸しっぱなしで、別れてから「あれは返して」と連絡したことがあります(笑)。




③ ダウンジャケットは、これも。アメリカ軍が採用したもので、超ハイテクの超防寒です。1年前に中古のものを購入、3万円ほど。モコモコ&ぼってりのシルエットがカッコ良いとは思えないので、僕的にはダウンジャケットの類はオシャレ・アイテムではないです。よそ行き用ではなく普段着で、自分の部屋や近所で着ています。暖房いらず!




④ ダウンはまだあった。4年ほど前に急に、オシャレ・ダウン・ブランドにチャレンジしたくなり、HERNOのものを購入。値段は忘れましたが、10万は越えていましたかね。モンクレールは嫌いなので、ハナから検討もせず。とある女性との逢瀬の際に着ましたが、見事に玉砕し(コクッてもいないのに・・)、それで八つ当たり的に2軍落ち(笑)。意図はありませんが、ここ数年は犬の散歩で着ていることが多い気が。




⑤ レザーのアイテムも、1点くらいは。10年ほど前〜5年ほど前まで、僕はジョルジオ・ブラットというブランドにハマっておりまして。革の質感が、ケタ違いに素晴らしい。このブランドの上着を10着以上は所有していましたが、太ったせいもあり、今でも着ているのはこのベストくらいですね。値段は忘れましたが、もちろん高いです。




⑥ 革のライダース類はクローゼットに眠っておりますが、これは現役。長い間、着ていませんでしたけどね。先月、パンク・ファッションな女性と会う日の朝に急に思い出し、探し出して着たら「おぉっ、カッケェじゃん!」となり1軍に復帰。ウール素材の様々な生地が混在する、スペシャルな古着です。10年以上前に買ったので、こちらも値は忘れました。たぶん4万円くらい。




⑦ 今年買った古着です。2万円くらい。オイルドジャケットを欲しくなったのですが、バブアーは嫌いなので、ハナから検討もせず。こちらは元々はロング丈だったのですが、「短くするとカッケェぞ~こりゃ」と企んだ上で購入し。実際にチョン切ってみたら、「超クールになったぜ!」と自負しています。




⑧ これも今年購入した、フランス産のビンテージ・ワークジャケット。同じく2万円くらい。胸にある円形プレートが、用途不明でいい感じ。襟はいらないと判断し、引っ剥がしちゃいました。元々のダメージ&リペアっぷりもカッコ良く、とても気に入っています。




⑨ 旧ソ連軍の、タンカース・ジャケット。つい最近、とあるビンテージ古着コレクターさんから5万円ほどで譲っていただきました。まだ街では着ておらず、ウズウズしています(笑)。来週から寒くなるようですし、〈おかえりびと〉の忘年会に着ていこうかな!!




⑩ 最後は相変わらず、ポール・ハーデンを。マックコートというアイテムで、新品だと30万近くします。僕はこのブランドのコートやジャケット類を、今は計5着の所有です。金欠の今年に、何点かを売った上でなので、実はこれでもピーク時よりは減っています。




⑪ 10点で紹介を終えるつもりが、、写真を撮り続ける途中で「んぁ!? 俺って上着は黒系かベージュ(キャメル)系ばっかりなんだな〜」と気付きまして。ポールのマックコートも、ベージュを持ってるし・・・(笑)。というわけで、ダメ押しでそれも。


ぜ~んぶ、ポール・ハーデン♡



以上!


ちなみに僕の、購入服(よそ行き用)の選びの基準は、「気合いが入っているかどうか」です(笑)。生地の素材や裁縫のクオリティ、考え抜かれたシルエット、、といった要素が重要で、要は、“手間ヒマかけてる、丹精が込められてる”の度合いを見ます。すると必然的に、コレクションはビンテージの古着か、ポール・ハーデンのようなアルチザン系ブランドばかりに偏ってしまうわけで、、強烈に値が張るのだぁ〜っ!! まぁ、僕は“服・変態”なので、仕方がないです。他に金のかかる趣味はないですしね。

あとは、消去法的な“オレは手を出さない!”のルールもあります。形だと、ロング丈。タートルネック系。パーカーのようなフード系。「オレには似合わない!」という理由からなので、「それを着ている人はダサい」とか、そんな目線は全くないですよ。

素材で嫌いなのは、コーデュロイやベロアといった、独特な質感のあいつらです。これらは触るとゾワッと鳥肌が立つレベルなので、生理的にダメなのでしょう。色には消去先がないつもりでしたが、所有が黒やベージュばかりなのを見ると、自然に偏っていたんだなぁ。大学時代には、赤とか普通に着ていたのですが・・・


また、僕は“他者が見たらすぐにわかる”ブランドものも、確実に着ません。ナイキのスウッシュやアディダスの三本線が、僕の着る服に載っているのを見たことがある人は、一人もいないでしょう。前述のモンクレールやバブアー、あとはバーバリーのコートなども、見るからにバレバレなので絶対に買わないですね。リーバイスのデニムなんかも穿きません。ユニクロ?・・・言わずもがなで100%着ません(下着類はアリですが)!! マルジェラは好きですが、タグの四つ糸はアピールしているようで恥ずいので、切っちゃいます。


別に意味はないのですが、なんというか僕は世間を相手に、“得体の知れない服を着ている、変な男”で居続けたいのです。以前にも書いたことがありますが、僕は他者からオシャレと評価された時点で、そのコーディネートがなんだか、つまらなくなる。誰からもオシャレだと気付かれないアイテム&着こなしだが、僕だけが内心ニヤニヤしている、そんなのが好きなのです。似たような変態系の者と出会い、「さてはyou、やりますね・・・」的にコソッと言われるのは、嬉しいのですが(笑)。



このシリーズの最終回は、所有数が70本を越える、眼鏡のコレクションです!

来年の2月頃に、UPしますよ~!!


我ながら、アッパレなコレクションだぞぇ!





2020年12月3日木曜日

惚れたぜ、ハマったぜ、スウェーデン! vol.3




今月から湯たんぽを採用したところ、三日連続で睡眠時間が12時間を越えましたっ! さすがに「やべぇ、なんか損した」な気持ちになるといえばなるのですが、どっこい、アラーム設定せずの生活は今後も継続します!! 起きていてもロクなことがないし(笑)、今後もコロナが終息するまではアホみたいに寝まくってやるぞ~!!!



さてさて、【スウェーデンって素晴らしいぜ!】三部作の、ラストです!! 今回は、前回の記事の“公園の話”の、直後からスタートします。



ストックホルムにて、早朝から刺激的な出来事があった公園を出た僕は、とりあえずは受けたアドバイスの通りに“ホステル”探しを。しかしインフォメーションセンターで聞くと、街には2〜3軒しかない(当時は)。そして教えられた全軒にまわりましたが、どこもフル。もちろん値が高過ぎるホテルは候補から外していますので、相変わらず泊まる場所が決まらずでして・・・

よって僕は「もう一泊、昨日と同じ公園で野宿して、明日の夜行バスでコペンハーゲン(デンマーク)に移ろう」と決断。バスのチケットを無事にゲットし終えた頃にはランチどきだったので、マクドナルドに入りまして。レストラン、超高いですからね。マックでも日本の3倍くらいしますが・・・

ビッグマックセットをモシャモシャと食べながら「この街には明日の夜までか。何しよっかなぁ~」と考え地図を開いていると、座る席を探している一人の青年の姿が目に入りまして。その彼には、何やら見覚えがある。数日前に、イベントでの僕の似顔絵描きブースに、お客さんとして来てくれた者でした。

もちろん彼も僕のことを覚えており、目が合うと「あっ」というリアクション。僕は「どうぞどうぞ」と同じテーブルに招き。僕は、似顔絵を描いている最中はお客さんとずっとしゃべるスタイルなので、その際にすでに15分ほどは会話していた関係でして。それもあってか、二人はナチュラルに話し始めまして。

「イベントは終わったのに、まだ帰っていなかったんだね」
「普通に観光とかもしたいな、と思って。他の参加者たちはみんな日本に帰っちゃったけど」
「どこに観光したの?」
「いや、まだしてない。明日の夜行バスをとったから、それまでブラブラする」
「どこに泊まってんの?」
「それがさぁ・・・ホテルは高すぎてムリで。昨日は公園で野宿だよ。ホステルもフルだったので、今日もおそらく・・・」
「ええええぇぇぇ! マジで!!?」

・・・から、おそらく読者の皆さんの多くが予想したであろう、

「じゃあ、ウチに泊まりなよ! ベッドは1台しかないけど、ソファに寝ていいよ!!」

を、いただきました!!! ありがたぁ~い! スウェーデン人、ほんと親切!!


彼は午後は用事があるとのことで、「家の最寄り駅(ホーカランゲン、という駅名。今でも覚えている)で18時に」と約束し、一旦お別れ。僕は独りで、王宮や旧市街あたりを、ベタな感じで観光。約束の18時にホーカランゲンに着くと、彼は同棲している彼女(タイからの移民さん)と共に、迎えに来てくれておりまして。

彼の名は、マックス。日本のアニメ(特にナルト)をこよなく愛し、遊戯王カードのコレクター。「Tokyo Style in Stockholm(件のイベント)のことはずっと楽しみにしていたので、その参加者の日本人アーティスト(僕)をウチに招けるなんて光栄だ!」・・・という、完全にスーパーウェルカムモード。なんと、ありがたい・・・

寝床はソファとはいえ、ちゃんと布団や枕を用意してくれましたし、「リラックスしてね」と部屋着まで・・・。そして、夕食はメチャメチャ気合いの入った大量のミートボール! スウェーデンといえばミートボール!! 僕はレストランを敬遠していたので、実はこれがストックホルムでは初でした。


三人で深夜まで語り明かし、二日ぶりにシャワーを浴び、気持ちよく就寝。翌朝、朝食をいただきながら僕は「今日は夜まで何も予定を決めていないんだけど、どこかオススメの場所はないかい?」とマックスに聞きまして。

すると彼から、一つの場所の名前を教えてもらいました。そこはストックホルムの港から、フェリーで30分ほどの小さな島。無人島だけれど、ビーチがキレイなのでこの時期(夏)には多くの人が行く、とのこと。

出発の際にも、サンドイッチやら飲み物やら、いろいろな物を手渡され・・・。マックスと彼女さんは、これまでに出会ったことのないレベルの、サイコーに親切なお二人でした。今、思い出してもちょっと泣ける。ほんと、優しい人たちだった・・・


その後の僕は、港のフェリー乗り場へと移動し、彼からオススメされた無人島へ向かいまして。順調に島に着き、少し歩いて広いビーチに出てみると・・・驚愕!!!

そこはなんと、、
な、な、なんと、、、

ヌーディスト・ビーチでした!!!!


皆さんご存知の通り、スウェーデン(北欧)の女性の多くは、メチャメチャ美人でスタイルもいい!! 造形としての美女度はロシアンの方が上でしょうが、ロシア女性はムスッとしている人が多いので、いつもニコニコで愛嬌のあるスウェディッシュの方がカワいい(僕の独断ですが)!! そんな絶世の美女達が・・・みんな素っ裸って・・・・

とはいえもちろん、そこにいるのは老若男女。全部で300人くらいはいたかなぁ。カップルの割合も高く、というかそんなのは関係なしで、なんにしても“ジロジロ見る”わけにはいきません。ましてや僕は、バックパックを背負った変なアジア人。異分子すぎて目立つこと、この上ない!! 自分も潔く脱いでしまえばよかったのかもしれませんが、当時の僕にそんな勇気はなく(今ならば確実にやりますが)、立ち止まることもできず、「たまたま通りかかっただけですぅ〜すんまへ〜ん」的なポーズを貫いてしまいました!!


小さな島なので、一周をグルっとまわるのに費やしたのは、30分ほど。波止場に戻り、次のフェリーの到着&出発時刻を確認すると、一時間半後・・。というわけで僕は一時間半ずぅっと、ぼんやりとそこで、帰りのフェリーを待ちましたよ!! しかし、大勢のヌード美女を一斉に見た脳内残像のおかげで、気持ちは清々しく、「この世に生まれてよかった・・」レベルのハッピーでした(なんじゃそりゃ)。素晴らしい提案を、ありがとう~、マックス!! あんた、サイコーの男やで!!!



今回の三部作は、〈おかえりびと〉にて、僕が過去にスウェーデンのイベントに参加したという話を披露した流れから派生しているため、すべてが2004年の当時のネタになりました。僕は2008〜09年に世界を一周していますが、その際にはもちろん“思い出の地”スウェーデンに再訪しましたので、マックス&彼女さんとも再会しております。その四年の間に、二人は結婚し、子供も生まれておりました! 再び家に招待していただき、あのミートボールをごちそうになりました!! 彼とは今でも、たまに連絡を取り合う仲です。



ちなみに、マックスの家に泊まった、件の日のこと。僕はテーブルになんとなく置いてあった新聞を開きまして。一面にはモノモノしい雰囲気で、WANTED的な表題と共に指名手配犯の顔写真がデカデカと。それを見た僕は、「最近なんか事件でも起きた?」と聞いたのです。

するとマックスは「あぁこいつ、恋人を殺したんだよ。何年か前にね」との返し。僕はちょっと驚き、「スウェーデンで殺人事件は、年間にどれくらいあるの?」と聞くと「多くても1〜2件かな。全くないこともある」とのこと。


人口は1000万人ほどで、日本の十分の一にも満たないとはいえ、その少なさです。数年前にテロ事件があったりもしました(あれには衝撃を受けた)が、普段のスウェーデンは、福祉と助け合いの精神が社会の隅々まで浸透し、すこぶる治安が良く、さらに美女だらけのヌーディストビーチまである(笑)、本当に素晴らしい国なのです!!!


以上! 大好きだぜ、スウェーデン!! 物価が高すぎて住むのはムリそうですが、今後もそれなりの頻度で遊びに行きます~!!!