2015年12月10日木曜日

HOSTELWORLDのレビューについて!


ホステルワールドでの予約受付を開始してから、今日でちょうど5ヵ月。そして、レビューの件数もちょうど50。これまでYAWP! backpackersは、1ヵ月に10件のペースで、様々なゲストからレビューをいただいたことになります。



というわけで、キリがいいので、またまた分析&検証しちゃいます。


【現状のレビュー採点平均】

①価格      :93.6
②セキュリティ  :90.8
③立地      :77.2
④スタッフ    :95.6
⑤雰囲気     :93.2
⑥清潔さ     :93.2
⑦施設      :92.8

7項目平均:90.1


【月別の評価平均】

7月 95.5
8月 87.5
9月 92.3
10月  89.2
11月  91.4


【レビュー点数あたりの件数】

66点:1
69点:3
71点:1
74点:3
77点:1
80点:0
83点:1
86点:4
89点:1
91点:3
94点:11
97点:9
100点:12

5ヵ月(50件)平均値:90.1
        中央値:94
        最頻値:100


とまぁ、理系っぽくベタに統計をまとめると、こんな感じです。



レビュー平均値は現状、90.1ですが、実はYAWP!はこの90.0〜90.4の間を、ここ二ヵ月ほどず〜っと彷徨っておりまして。90.0から、0.1ずつじわじわと登って行き、90.4 まで来て「おっ、あと少しで表示が91になるぞぉ(レビューの表示は、四捨五入のシステムです)」とワクワクしたところで、なぜか必ず低評価をいただき90.0らへんに逆戻り。そんなアップダウンを、何度も何度も繰り返しています。


上記の件数でも、86点以上が40件、未満が10件。これはまさしくイメージ通りで、YAWP!は4:1くらいの割合で、好き:嫌いが別れている印象です。よって、平均点数90の沼からなかなか這い出せないわけですし、逆に言うと安定して90をキープできているわけです。


まぁ、僕(オーナー)はクセのある人間ですし、元々“好かれるor嫌われる”が両極端に分かれる性格ですので、しかたないかなぁという気持ちはあります。受け身としてだけではなく僕自身、気が合わない友人とは積極的には関わりを持とうとしないタイプですので、ウチにやって来るゲストとの関係性においても、親密度に個人差があるのは事実です(差がなくなるように努力はしています)。



また、このレビュー採点は、はっきり言いまして、上記【現状のレビュー採点】の④⑤⑥以外は、スタッフの努力ではどうにもなりません。特に③の“立地”は、そこに作ってしまった以上は、どうしようもありません。

よって、③立地が77点と、足を引っ張りまくっていることは、僕は全然気になりません。高砂という街の魅力を伝える努力をもっともっとすれば、少しは改善されるのかもしれませんが、“東京の中心地?(多くのゲストのイメージでは新宿or渋谷)からの距離=立地の評価”という意識が固まっているゲストがあまりにも多く、これはかなりの難行です。“その宿がある、街の魅力度”で点数をつけてくれるゲストは、ほとんどおりません。

①の価格も、僕はコロコロ変えるのはよくないと考える人間ですし、現状で94点だということは、適正価格かむしろ安過ぎるとすら考えられます。90点を下回るようならば値下げも検討するかもしれませんが、現行の価格は様々な要素を複合的に判断した上で設定しておりますので、今のところは全く変える気はありません。

②のセキュリティは、鍵付きの大きなロッカーを設置すればあっさり改善するのでしょうが、ウチにはそんなスペースはとてもじゃないけどありません。現状は貴重品入れがあるのみですが、今のところ荷物の盗難の被害にあわれた方は一切おりません。

⑦の施設も、暖房機器等、まだ買うべき物がありますのでそういう意味では改善の余地ありですが、たとえばキッチンですとか、もう備え付けられちゃってる物に関してはどうしようもありません。


というわけで、僕は ④スタッフ⑤雰囲気⑥清潔さ の三項目以外を、実はほとんど気にしていないわけです。逆に、その三項目に関しては、僕はアップダウンを常に確認しておりますし、東京都内の他のホステルの評価もそれなりに気にしています。それが高いホステルのことは、素直に尊敬しております。尊敬ついでに、どの宿がすごいのか書いちゃいます。



④⑤⑥の三項目が高評価な宿
(12月10日現在、レビュー件数10以上の宿のみ)
数字は【スタッフ:雰囲気:清潔さ:計】の順


カオサン東京 カブキ     99:94:97:290
328 HOSTEL&LOUNGE       100:91:98:289
東京ゲストハウス・トコ    97:96:95:288
Kaisu             93:93:99:285
カオサン東京 侍カプセル    96:89:98:283
IRORI Hostel and Kitchen 97:90:94:281
カオサン東京 オリガミ     94:89:95:278
ケイズハウス東京        95:90:92:277
Space Hostel Tokyo    93:88:96:277
オークホステル ゼン      94:86:96:276
Nui. Hostel & Bar Lounge 92:92:92:276


↑↑↑
さすがにずらりと、人気宿が並んでいます。特にカオサングループさんの宿々は、軒並み高評価ですので、本当にスゴいと思います。


ウチもこの三項目は、すべてが95以上になれるように、もっとがんばろうと思います。“雰囲気”がどうすれば伸びるのかは、いまいちわからないですけどね・・・。



しかしこのレビュー、メチャメチャ親密になって「サイコーの宿だった!」と言ってくれたゲストが74点とかだったり、逆にほとんど交流がなく「もっと仲良くなりたかったなぁ(僕目線で)」だったゲストが100点だったりと、本当につかみ所がありません。

基本的には、100点からの減点方式で採点するゲストが多いのですが、60点(オール3)を基準に採点をつけるゲストもかなりいるため、例えば同じ80点(オール4)でも、不満足の気持ちからそうするゲスト(20点も引いた⤵)もいれば、絶賛の気持ちでそうするゲスト(20点も加えた⤴)もいるのです。


このへんの統一感のなさは、まぁどうしようもないですよね。先日、とある方から「タイでは100点を付けると“伸びシロがない”という意味になるので、彼らは100点をつけることを嫌う」ということを聞き、「なるほど、文化の違いも影響しているんだなぁ」と気付きました。


比較的ハイシーズンの5ヵ月でレビューが50件だったわけなのですから、100件に達するまでには1年くらいはかかるかもしれません。その頃にも、全体平均で90以上をキープできているように、これからも宿業をがんばります。


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