2019年10月15日火曜日

無能っぷりが、バレちゃった人たち。





台風19号、スゴかったですね! 我が宿がある東京都葛飾区では、なんとか大ゴトにならずに済みましたが。通過後に外に出てみましたが、屋根や看板や街路樹が散乱していることもなく、先月の台風15号の方が、カオスっぷりは上でした。しかし日本全国で見ると被害は尋常ではないわけで。一人でも多くの方の、無事を祈ります。



さてさて。今回はズバリ、敵を作りまくりそうな内容!です。誰かを攻撃してその相手からピンポイントでムカつかれる、というよりは「偉そうに語っているお前こそ、だろうが!」という感じで、一般的に嫌われそう・・・。嫌われ慣れているので、それで全然かまわないっちゃが(笑)。



僕は学生時代は、どちらかというとイジられキャラでして。別にイケメンでもないし、運動神経も悪いし、テストも0点だし(高校時代)。クラス全体から一目置かれていたのは絵の才能くらいで、基本的に僕は、バカにされておりました(高校時代)。

なぜ、いちいち(高校時代)と書くのかといいますと。このブログにもたしか書いたことがありますが、僕は中学時代までは、テストの成績は学年でトップだったのですよ。それも、ほとんど勉強せずに。その流れで高校は県内有数の進学校に進み、するともちろん周りは頭のいい者ばかりでして。

僕は中学卒業のタイミングで、映画「いまを生きる」を観て、「俺がしたいのは勉強じゃない! 俺は漫画家になる!!」と完全に舵を切ったせいもあり、高校に入ってからはますます勉強をせず、漫画ばかり描いていました。なので当然、テストはビリ。中学では学年トップで、高校では学年ビリ。すごい落差(笑)。

すると高校時代から、イジられが始まり。中学時代までは、周りからイジられることは全くなかったんですけどねぇ。分かりやすい、大きな変化。しかし中学では、イジられがない一方で、僕には本当の意味での友達はいませんでした。お互いにどこか距離を置いていたというか、心を開かなかったというか。これは完全に僕が悪く、簡単に言うと、僕はクラスメイト達のことを「こいつらはバカすぎて、話が通じない。理解し合えない」と思っていたのです。そういう方面で、極めて幼い生徒でした。反省。

というわけで、僕の人生における楽しい思い出は、実は高校時代から始まるのです。今でも付き合いのある親友たちは、全てそれ以降に出会った者々です。なので、いまだにイジられますよ。「デブ」だの「オジさん」だの「そりゃモテねぇわ〜」だの、ヒドいもんです(笑)。もちろん楽しいですけどね。


しかしながら僕には、高校時代にやっていた極めて性悪な行為がありまして。僕をバカだとイジって来たクラスメイトの内、「コイツのはただのマウントで、イジりに愛がないな」と僕が感じてムカついた相手には、「俺って実はお前より頭いいよ」とガツンと言いました。そして、「次のテストの結果をお楽しみに〜」と宣言。僕はそういう時だけスイッチが入り、ババッと勉強して100点近い点数を取るのです。普段は0点、誰かをヤッつけたくなったら100点。はい、思いっきりマウント返しですよ。しかし、それで相手からのマウントはなくなり(「今までゴメンね」とか言われたりも)、僕はまた0点を取り続ける日々に戻るわけです。

僕の親友たちは僕のそれを知っているので、お互いにイジり合うものの、その根底にはリスペクトがあります。マウントではない、愛のあるイジりをし合える人間関係が、一番心地よいですね。これは信頼がないと成り立ちませんし。


というわけで話が長くなりましたが、何を言いたいのかというと僕は、「たいしたことないくせに優秀ぶってカッコつけている奴ら」が、大嫌いなのです。ブっ潰したくなるし、実際にブッ潰して来ました。逆に言うと僕は、「本当は優秀なのにバカを装っている人たち」が大好きです。自分を投影するわけではありませんが、憧れます。桑田佳祐なんかは、その部類かな。ウィ〜ッ!!!



最近、政治家の小泉進次郎氏が、まさに「なんだ、バカだったのか」と、日本中からネタにされまくっています。後付け感があるかもですが、僕はそもそも彼のことを「頭悪いなぁ・・。世間はなんで気付かないの?」と捉え、ずっとモヤモヤしておりました。ポエムでトンチンカンな受け答えなんて、彼が世に出てから、ず〜っとそうでしたよ。“無知&無能をそれっぽい表現ズラしでごまかす”のは、元総理の親父にそっくりで。ニュース等での彼へのインタビューを見る度に「何言ってんの、この人?」と、僕はいつも呆れておりました。

僕の友人たちともけっこう前に、小泉進次郎氏の話題になったことがありましたが、皆、似たような違和感を覚えていたんですよ。なのでこの「なんで気付かれないの?」のモヤモヤは、それなりに多くの人の中にもあったのではないでしょうか? その上での、この度の進次郎イジり祭りだと思いますね。「ついに世間が気付いた! やっと公に笑えるぞ!!」的な・・・(笑)。


あとは最近で言えば、高須クリニックの高須院長なんかもそうですね。先日、ニコニコ動画の企画で、NHKから国民を守る党代表の立花孝志氏との1対1の討論会がありましたが、これがビックリするほどに“成立しておらず”。討論どころか、まともな会話にすらなっていない。大局的に日本の未来や政治を語る立花氏と、個人的な感情論で「ボクは君が嫌い」的な返しばかりをする高須氏。噛み合わな過ぎて、一周まわって逆に面白かったですよ!!

高須氏には、視聴者からは「えぇ!? こんな人だったの?」な反応だらけで、しまいには「身体の具合が悪いのかな?」「お歳なんだからムリをなされずに・・」等と心配までされる始末。討論の結果は言わずもがな、立花氏の圧勝(視聴者投票で)。

ちなみに、NHKから国民を守る党代表:立花孝志氏は、エキセントリックすぎて好き嫌いは極端に分かれるでしょうが、確実に頭はいいですね。僕は別に支持をしているわけではありませんが、彼のような存在は、今の日本の政治には必要だと考えます。何よりも正直だし、徹底的に庶民の味方なのがいい。しかし策士すぎて、国民全てが彼の掌の上で転がされているような、得体の知れない感覚があります。波に乗ってそれなりの力を手に入れたら、どこかの巨大な何かから潰されそうですけど(笑)。石井紘基氏みたいな末路に、ならなければいいけどな・・・。



小泉氏も高須氏も、僕が先に述べた「たいしたことないくせに優秀ぶってカッコつけている奴ら」ではないですけどね。小泉氏は、世間が勝手に彼のことを優秀だと設定しただけのことで、彼自身が「俺は頭いいぜ〜」アピールをしていたわけではないですし。高須氏も、医院の経営者としては実際にスゴい人です。まぁ、優良企業の経営は、トップよりも実は周りのブレーンの方が有能だったってことが、よくありますが。

そんな“調子に乗っていたわけでもない”彼らですら、こんな感じで見事に堕とされてしまうのですから、やはり僕は、“普段からバカを装ってイジられている”ポジションの方が、居心地がいいよなぁ〜と思うわけです。こんなブログを書くと「お前だって“実は頭いい”アピールしてるじゃねぇか」とツッコまれちゃうかもしれませんが。そのパラドクスは否定するとズルい気がするので、しません。だって俺、頭だけはマジでいいもん。人として&経営者として優秀かどうかには、大きな疑問符が付くので、カッコつける気は全くありませんけどね(笑)。


有能な経営者ぶって、カッコつけてドヤ顔な発信をしまくっても、いいことなんてないよ。アンテナ感度の低い、似た者同士な者々から、空虚なチヤホヤをされて自己満足に浸るだけだ。いい加減に、それはオヨしなさいや。

あんたの無能っぷりは、すぐにバレる。

というかもう、バレてるぞ!




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