2016年8月28日日曜日

エアコンの電気代についてを、真面目に考察する!!



昨日くらいから、暑さはだいぶ落ち着いたどころか、むしろ寒いくらいですねぇ。台風がやっかいだなぁ。やれやれ。



さてさて、話は変わりまして。実は少し前に、僕はfacebookの個人アカウントの方に、エアコンの電気代についての情報を書いたのですが、思ったよりリアクションが多くあったもので、今回はそれについてを書こうと思います。というか、facebookではアバウト過ぎたので、ここではもっと綿密に分析します。



昨年、夏の終わり頃にどこかのサイトでだったと思うのですが、「エアコンは、つけっぱなしにする方が電気を使わない!」と書いてあったんですよね。ちょうど、宿に請求が来た電気代のあまりの高さにガックリ来ていた頃合いだったもので、「マジかよ!?」「もっと先に言ってよ!」「来年、やってみよう!」と思ったわけです。


そして、今年。早めの夏休みを終えて運営を再開した7月13日の昼に電源を入れてから、本日8月28日まで、エアコンは完全につけっぱなし状態です。“人がいなくなったら自動的に電源オフ”的なセンサーの付いている、そこそこハイクオリティなやつなんですけどね。せっかくの機能がもったいないのですが、そのセンサーも当然、解除しまして。



その結果、7〜8月分の電気代はというと、

昨年:41,789円(7月17日〜8月18日、休日二日:31日間)
今年:23,010円(7月20日〜8月18日、休日なし:30日間)


だったのでした。



ここまではfacebookでの記述と同じなのですが、考えてみたら電気代の相場(燃料費とかが変動するため)って常に動いているわけで、値段よりも使用電気量の方が重要かなと。というわけで電気量も見てみると、そちらは

昨年:1292kwh
今年: 753kwh

でした。


一方、ハイシーズンだけれどエアコンを使わない時期はというと、

今年4〜5月(28日間):13,152円、378kwh

でして。



すべてを30日間ということにして、概算で表すと、

 昨年7〜8月 電気代:40,000円、電気量:1250kwh
 今年7〜8月     23,000円、     750kwh
(今年4〜5月     14,000円、     400kwh)

基本料金と1〜2段料金(300kwh)までの分はほとんど変わらない(11,000円)ため、そこを差し引くと、


 昨年7〜8月 電気代:29,000円、電気量:950kwh
 今年7〜8月     12,000円、    450kwh
(今年4〜5月      3,000円、    100kwh)

になります。



これを計算すると、月の電気使用が300kwhを越える場所での、1kwhあたりの電気代は、おおよそ

 昨年7〜8月:31円
 今年7〜8月:27円
(今年4〜5月:30円)

です。最近、電気代はちょっと下がっているんですね〜。



ウチがベッドルームで使っているエアコンの性能は、MAXの消費電力が冷房時:2200wなので、これを計算すると、起動後(1時間)にかかる電気代は、昨年は
2200÷1000(kw)×31(円)×1(h)≒68
となり、68円。同じく今年は、60円。


一方で、今年7〜8月と今年4〜5月を比較すると、+9000円、+350kwh。

今年は、エアコンを7月20日より前につけ、以降は今日までつけっぱなしなので、この7月20日〜8月18日の期間は、起動の回数はゼロ。よってこの9000円は、丸ごとエアコン運転を持続するのに費やした分、として扱います。少し電気代が下がっているという点は、他にも夏にしか使わない電気機器(サーキュレータとか)があることで、相殺とします。

それを30(日)で割ってさらに24(時間)で割ると、12.5。というわけで、今年にウチのエアコンが持続運転に使用した電気代は、一時間あたり平均して12.5円です。これは昨年ならば、電気代の比率的に14円くらいとなります。


なので、それらをまとめると、ウチの宿のエアコンにおける1時間あたりの電気代は、

起動時  :60〜68円
持続運転時:12〜14円

その差は、およそ5倍。5時間つけっぱなしにするのと、一度電源を入れるのとが、同じくらいの電気使用量だということです。

ということは、一日に五度の電源onよりも、24時間ずっとつけっぱなしの方が得!

ということなのです!なんじゃそりゃ!!
 ってか、普通の一般家庭では一日に五度もつけたり消したりしないですよね(笑)。なのでもっと簡単に言うと、

5時間以上の間隔をあけずに電源を入れ直すのなら、実はそのままつけっぱなしの方がいいんだぜ!

ということです!



ちなみに、ウチは昨年に比べてkwhが+500。一度の起動で使うkwhは2.2ですから、500÷2.2で、227。これを30(日)で割ると、7を越えます・・・。

なんと一日7回以上、エアコンを起動していたとは! 去年の僕は、どんだけアホだったんだよコンチクショー!って話です!!


というか起動だけではなく、
温度設定を変えるという行為も、かなりの電力を使っているはずです。去年の夏の前半は、僕は温度をちょくちょく変えていました。ゲストが設定を勝手に変えていることも、しょっちゅうありました。僕はさすがに一日7回ものon-offはしていないと記憶していますので、その辺りの事情も絡んでいるのでしょう。



(以降、後付け記述)
ちょっと不安になったので、こんなんでいいのかなぁと、念のためいくつかのサイトをのぞき、分析をしてみました。しかしどこも基本的には、スペック表示の数字から、計算しているだけでした。例えば、

「スペック表示に、(100w〜2000w)と書いてある場合。これは、安定時(持続運転時)の消費量が100w、起動時の消費量が2000wということ。なので、使う電気は20倍となり、20時間分の持続運転と一度の起動の際の、消費電力量は同じである。だから、つけっぱなしの方が得なのだ。」

といった、極めてシンプルなロジックで。って、いやいや、エアコンって安定時もブォ〜ってなったりシ〜ン・・ってなったり、なにやら忙しいじゃんか!! 100wとはあくまで、シ〜ン・・になってる時、なわけで。それが20時間もずっと続くエアコンなんて、どこにあるのさ!

なので、さすがに一度の起動と20時間の運転は同じ、はありえない。平常運転時は一時間3円?・・・んなわけない。


というわけで、他のいろいろなサイトの結論とはかなりズレましたが、とにかく、

①温度設定は変えない。
②5時間以上の間隔を空けるのならばoff、
 空けないのならばonのまま。

これが、エアコンの電気使用量を最も節約するポイントだと、僕は結論づけます!

「ずっとつけっぱなしの方がいい!」というのは、あくまでケースバイケースなので、これくらいの心構えくらいの方がいいはずです!!


今回は計算だらけで、読む方によってはわけがわからない内容だったかもなぁ。

正直、書いてて疲れました(笑)! ではでは!!!




0 件のコメント:

コメントを投稿