このあいだ春一番が吹いたというのに、まだまだ寒いですねぇ〜。
僕は、宣言通りに15日から、三十日間のお休みに突入しております。再開は、3月17日です。この一週間は、ノンビリ・・と言いたいところですが、確定申告がらみで大忙しでした。旅に出る前に、終わらせなければいけませんでしたので(無事に、完了しました!)。
ところで実は今回は、「中国人の訪日観光客数が、一気に減った!業界に激震が走っている!!」という内容で書いていたのですが、まぁ、そういうネット記事をいくつか発見したというだけのことでして。たしかに、業界全体がますます厳しくなっているのは間違いないのですが、途中で書くのをやめて消しました(笑)。
それより、僕は明日から三週間、日本にいないのです。そしてその海外放浪旅の最中は、ブログを更新する気がないです(そもそも、僕はPCを持って行きませんし、スマホは持ってさえいません)。よって考えてみたら、旅の前のブログは今回がラストなわけで、今、書くべきことは他にあるなぁと。
それが何かといいますと、実は先日、YAWP! backpackersはテレビの取材を受けたのです。テレビ東京の「出没!アド街ック天国」です。東京都葛飾区高砂が、特集の対象になったのです。
「アド街」は歴史が長く、人気もあり、もちろん皆さんご覧になったことがあると思いますので、番組についての説明は必要ないかと思います。ウチがランキングの何位なのかは僕は知りませんが、撮影〜今日まで番組スタッフさんから何度も連絡をいただいておりますので、全てカットされるようなことは、確実にありません。けっこうな時間をかけ、なかなか面白い感じに撮っていただいた(ゲストと僕が裸になっています笑)ので、むしろけっこうフューチャーされるのでは、と思っています。TV番組情報誌のラテ欄にも、“ゲストハウス”という記載がありますしね。
放送は、2月25日(土曜日)の21:00〜21:54です(地方によってはその通りではありません)。・・・ここで、お気付きになった方がいるかどうかはわかりませんが、なんと我がYAWP! backpackers、せっかく全国に向けて放送されるというまさにその日は、ガッツリ長期休業中なのです(笑)! そして僕は日本にいないので観られませ〜ん(大笑)!! どこかの国の宿で、You tubeで見つけられたら、観ますっ!!!
というわけで、来たる2月25日に我が宿“YAWP! backpackers”は、日本中の多くの方々に存在を知っていただけることになる、と思われるわけです。なので今回は、そういった方々に向けて、改めての「ウチはこんな宿です!」をお伝えしたいと思います。とっくにウチのいろいろを知っている方からすれば、つまらない記事になるかもしれません。どうもすみませんです。
【屋号名】
YAWP! backpackers(ヨープ!バックパッカーズ)
「YAWP」は、日本人の方には読みにくいようで、いきなり正しく読んでいただけることはほとんどありません(涙)。よく「ヤップ」とか「ヤンプ」とか読まれます。「ヤンプ」と読む方は、WをMだと勘違いしているのでしょうね。正しい読みは、「ヨープ」です。「ヨゥップ」が一番近いのですが。
その意味や、僕がなぜこう名付けたかについては、はるか前に書いた記事
“オーキャプテン!マイキャプテン!!”
がありますので、ご興味がお有りの方はそちらをご覧になって下さい(リンクを繋げておきました)。
【部屋数】
1(ドミトリールームのみ)
ドミトリーというのは、簡単に言うと「ザコ寝」ということです。みんなで一緒に、一つの部屋で寝ます。ベッドはカプセルタイプで、前も閉じられますので、プライバシーの面で問題が生じることは、基本的にはありません。
【ベッド数】
15
市販のパイプベッド等ではなく、オリジナルで作成した、木製バンクベッドです。かなりの値をかけ、こだわりまくりましたので、快適さには自信があります。
【ゲスト最大受け入れ人数】
10(ローシーズン)・12(ハイシーズン)
ゲストの滞在延長希望をいつでも歓迎したいため、空きベッドを常に確保しておくシステムです。また、後述のチェックインタイム&チェックアウトリミットを設定するには、常に空きベッドがないことには成立いたしません。15人もゲストがいると、忙しすぎて疲れちゃう、というのもあります。個人的には、毎日安定して8人ぐらいが滞在している状態がベストかなぁ、と思います。
【一泊の料金】
タイプA: 2400円(ホームページから)
タイプB・C: 2600円( 〃 )
基本的には、値段は一年365日、ガッチリ固定です。ローシーズンには特別キャンペーンを開催し、割引することがありますが。僕には、
ゲストたち(主にバックパッカー)には、できるだけ宿泊費を安く抑えてもらい、浮いた分のお金で、美味しい物を食べたり、おもしろい経験をしたり、できるだけ長くその国に滞在したり、してもらいたい!
という確固たるポリシーがありますので、ハイシーズンでも週末でも、これ以上の値上げはいたしません。そもそも僕は、「マイペースに食べて行ければ、それでいいや」という考えですので、お金儲けの熱はほぼ、ありません。
【チェックイン可能時間】
11〜15時、18〜24時
【チェックアウトリミット】
22時
通常、同業施設ではインタイムは15時や16時から、アウトリミットは朝の10時に設定しているところが大半です。しかしYAWP! backpackersでは、イン可能は11時から、アウトリミットは22時です。これに関しては「業界に革命を起こす!」という意気込みのようなものが、それなりにあります(笑)。
【無料サービス】
飲食物(パン・お菓子・コーヒー・紅茶・ジュース等)
雑誌・漫画
WiFi
パソコン
TVゲーム・映画鑑賞(プロジェクターによる、巨大画面で)
ボードゲーム
シャワー
シャンプー・ボディソープ
貴重品ロッカー
調理器具
似顔絵(オーナー(僕)は、実は絵描きなのです)
【有料サービス】
洗濯機&乾燥機の使用(共に100円)
バスタオルのレンタル(100円)
歯ブラシ (100円)
【開業年月日】
2015年3月23日
およそ二年前、桜の開花日にどうしても合わせたくてこの日にオープンとしましたが、準備がまだ万全でなかったため、29日までの一週間は友人・知人以外の宿泊は、お受けできませんでした(笑)。初めっからテキトウですみません。
【初めてのゲスト】
2015年3月31日(フランス人の、マニュさん)
【初めてのフル】
2015年5月3日
【これまでに滞在していただいたゲストの総数】
1375人
オープン以来の23ヵ月で1375人なので、平均すると一月に60人ですね。リピーターの皆さまに関しては、チェックインした回数ではなく“1”としてカウントしております。
【滞在ゲストの平均泊数】
3.17
日本人ゲストはたいていが1泊ですので、外国人ゲストだけでの平均は、3.5泊を越えると思われます。
【稼働率平均】
71%(2016年)
【過去最高稼働率】
94%(2015年10月)
すべてをキャパ10に統一したとして計算すると、2015年8月の100%が最高です。
【ゲストの国籍傾向】
北米 30%
欧州 30%
オセアニア 15%
アジア(日本以外)10%
日本 10%
その他 5%
「なんで日本人やアジア人がこんなに少ないの?」とよく聞かれるのですが、その一番の理由は「欧米人を主なマーケット対象にしているブッキングサイトにしか載せていないから」ですね。hostelworldのことです。アジア人で、hostelworldを使う方はめったにいません。僕はもちろん、日本やアジアからのゲストも大歓迎なのですが、マーケットとは関係のない面での利があり、今のところはウチはhostelworld一択でやっている、ということです。
【過去最長泊】
39泊(アメリカ人の、RJさん)
このあいだ結婚し、奥さんを連れて再来日し、またしばらく泊まってくれました。お祝いのパーティーをしました。楽しかったです。
【1グループ過去最大人数】
8人組
【スタッフ】
現在は1名(オーナーのタクロウのみ)
「いい人が見つかれば・・」レベルの熱量という意味では、常にスタッフ募集中ではあります。
【スタッフが働いている(宿にいる)時間】
10〜15時、18〜25時
これはマストにはしておりませんので、日によってフレキシブルに、一時間前後のズレが発生することがあります。みたとこ12時間勤務ですが、その中でゲストと飲んだり遊んだりなので、そんなに真面目には働いていません(笑)。
【スタッフのシエスタお昼休み】
15〜18時
基本的には実際に、昼寝をします(笑)。
【休日】
無し
経営状況や僕の疲労の度合いを元に、テキトウに閉めて休んでいます。年に何度かは、長期休みもとります。今回の休みは、しばらく東南アジアを旅しています。
【スタッフ(僕)の労働スタイル】
いわゆる日本人的な、旧態依然な働き方はしません。ゲストとは、ゲストとスタッフという関係を築く気はなく、旅で出会った友達のような感覚で接しています。ほぼ毎日、ゲストと飲んだりゲームしたりカラオケしたりしています。ゲストに対して「今、仕事をしてますよ!」的な姿アピールをすることは、全くありません(掃除等は、ゲストが「あら、いつの間にやったの?」となるのがベスト、という考えです)。よくも悪くも、テキトウにスイッチをon-offさせながら、遊んでばかりいるようでそれなりにキチンとしているというスタイルで、ユル〜く働いております。
・・・まぁ、こんなもんですかね〜。
正直、日本には「旅行先で、他人と一緒に一つの部屋に寝るなんて・・・」という価値観が根強く残っており、なかなかこの、ゲストハウス文化は浸透して行きません。なので、一人でも多くの人が「ゲストハウスって面白そうだな」となってくれることを、僕は心より願っております。
今回の番組が、そういった方々がゲストハウスに泊まるきっかけに少しでもなってくれれば、僕はすごく嬉しいです!! もちろんYAWP! でなくても、他の宿でも全然かまいません。素晴らしいゲストハウスは、日本中にありますよ!! みなさんこの楽しい世界に、どんどん飛び込んで来て下さいね〜!!!
撮影風景! |
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