2020年12月21日月曜日

老い、来たろう!!




強烈に寒くなりましたねぇ〜。連日の大雪に見舞われている、谷川岳ラズベリーユースホステルのマサさんのことが、すごく心配です・・・


僕は、先週末に映画「ワンダーウーマン1984」を劇場で観まして(つまらんかった)、これで今年の映画鑑賞本数が200本に達しました。もちろん、DVDやネットフリックスを含んだ上での数字ですよ。劇場に限れば、18本のみです。3〜6月の三ヶ月間にボコッと「映画館に行けないや〜ん」期間があったせいで、例年よりも少なめですね。1月1日公開の「新 感染半島」までは特に観たい作品がないので、今年中の映画館通いはもう、なさそうです。



さてさて。


そういえば先日、久しぶりに富士急ハイランドに行って来ました。え? もちろん独り旅ですよ(笑)。前回の三年前には、約束していた外国人の友人たちが前夜に飲み過ぎ朝に起きれずバスに乗り遅れ、僕は独りで行くハメになりましたが、あれが結果的にすごく楽しかったんですよ。以来、「また独りで行きたいな〜」と、ずっと思っていたのです。

いやぁ、、メチャメチャ空いていましたよ。並んだのは「FUJIYAMA」と「高飛車」と「ド・ドドンパ」だけで、それでも待ったのは20〜30分程度。「ええじゃないか」に至っては並び人がゼロで、“そこそこ集まるまで待ってから出発”の状態でしたよ。僕は基本的には、この4大ジェットコースターしか興味はありませんので、それぞれ4度ずつ。さらに休憩がてらで観覧車等のユルいものにもいくつか乗ったので、全部で19度のヒャッホ〜イ!でした。

まだ、GoToが適用されていた頃でしたから、アトラクション乗り放題券と、新宿からの往復のバスを全部込みで、たったの5000円でしたよ。安っ!! こんなにも安いのに、この閑散っぷりかぁ、、と、ちょっとだけ寂しくもなりました。地代がどうこうで山梨県から訴えられたらしいし、廃業とかにならなければいいな・・・



んでもって、いきなり話は変わり。先日、誕生日がありまして、僕は無事に42歳を迎えることができました。今年42・・ということは後厄の年でして、あと十日ほどで僕は厄年から抜け出せるんですぜぃウェ~イ(笑)!!

僕はスピリチュアル方面のジャンルには知識も興味もないので、特に何もせずに、なんとなくこの三年間を通り抜けましたが。以前、とある人から「厄年ってのは要するに、人間の身体的な変化が起こる時期で、簡単に言うと身体が急激に衰える頃合い。それを自覚せずに抗うから、トラブルが起きる。事故とか起きる」という話を聞いたことがありまして。

それが事実なのか、ただの彼の自説なのかどうかは知りませんが。2020年の僕は、ちょっとビックリするくらいに、「ヤバい、俺、歳とった・・・」の沼に溺れました。


まずハッキリと自覚するのは、明らかに老眼の気が出て来ました。近視とは10代の頃からの付き合いなので、僕の眼鏡歴は30年になるのですが。遠視に関しては長らく、「近くのモノが見えないって、どういうことじゃい!?」と、理解不能な扱いをしていたのですよ。それが、「あぁ、こういうことか・・」と、しみじみ納得。遠くが見えないだけでなく、近くまで見えないという、、二重苦状態に完全に落ち入りました。マジで、眼鏡を外さないと小説とか読めない・・・


また、今のところ髪の毛では発見しておりませんが、ヒゲやシモの毛(すみませんね)に、白いのがあることが明らかに増えました。玉置浩二あたりを超カッケェと思っているので、毛が白くなる現象自体はウェルカムなんですけどね。単純に「あぁ、白いのがまた。俺もそんな歳か・・」と、これまたしみじみしています。

あとは、太腿に痣があったりスネに切り傷があったりを、いきなり見つける(いつぶつけたのかは分からない)ことも多いです。剣道家だったので、そもそも痛みには鈍感なのですが、それにしても気付かなすぎ。これは、歳は関係ないのかな?


そんなわけで。今までの僕は「歳は重ねたものの、身や心は若いままだッ!」という“まだまだ若いぜ〜”モードだったのですが、今年にそれが「歳相応に、身体が明らかに衰えたな・・・」という“もうジジイだぜ〜”モードに切り替わった感じです。うーん。みんなそういうタイミングがあるのかな?

そして・・・それに連動したのか。これまでの僕は、熱意があって行動しまくる面白い若者たちに対しては「俺も負けちゃいらんないぜぇ〜!」的な競争マインドがあり、発奮材料としていたのですが。なんというか最近は「いいねぇ、応援するよ! 資金的な援助は出来ないが、俺の知識や経験で役立つことがあれば、なんでもサポートするよ」な感じに変わりました。

考えてみたら、例えばプロ野球選手の多くは20代後半〜30代で引退し、40代には指導者の道に入っている。相撲やサッカーでもそうですね。親方や監督が僕より年下なことが、もはや普通の状況です。

それに、これまた考えてみたら。僕が大学を卒業し就職はせずに「漫画家になるぞ!」の旗印の元に街で似顔絵活動などをしていた頃、僕のことを「キミ、面白いね〜」と興味を持ち、僕の絵を評価し、いろいろなイベントやテレビ出演等の仕事に繋げてくれた方々は、おそらく皆さん、今の僕と似たような年頃でした。僕は漫画家としてデビューには至らず、イラストや似顔絵の方面も中途半端にフェードアウトし、いつの間にか人生の軸が“旅”へと移り変わってしまったわけで、彼らにはなんだか申しわけないのですが。


僕は結婚をせずに、子どももいない、ただの独り身のゲストハウス・オジさんです。しかし僕なりに「自分が活躍したい!」のステージから「次世代の活躍を支えたい!」のステージへ。育つ、から、育てる、へと比重の意識がステップアップしたっぽいのです。そして、僕以外の世の40代にも、そういう目覚めがある者は多いのかもなァ、と思ったわけです。


というわけで来年からの僕は、熱と行動力のある若者を見つけたら、その才能を見逃さないよう積極的に声をかけ、彼ら彼女らが面白いことをする手助けをしてみたいな、と考えております。実はそれに向けて、すでに、いろいろと動いております。とはいえ、表に出まくり「キュレーター」やら「プロデューサー」やらを名乗って、ドヤるつもりは全くありません(そういう人、けっこういますよね笑)。若者たちの活躍の陰に隠れる、ただのオセッカイな、正体不明の変なオジさんでいいです。20年前のあの頃に、僕を応援し支えてくれた彼らも、そんな感じでしたし(笑)。


僕には「“楽しい”とは、与えられるものではなく、自分で生み出すもの」という、絶対的な人生哲学があります。来年2021年も、宿業のみで日々を謳歌することは、なかなか難しくなりそうです。なので今後の僕は、宿業をはみ出す活動をどんどんと仕掛け、面白い日常を自らクリエイトし、例のあのクソくらえなウィルスなんて木っ端みじんに吹っ飛ばしてやりますよぉぉ〜〜〜!!!





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